現代数学 -線形代数からコホモロジーヘ- 1
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レオポルド・ヴィエトリス (1891年6月4日 -2002年4月9日)はオーストリアの数学者、第一次世界大戦のベテランとスーパーセンテナリアンでした。彼はラドカーズバーグで生まれ、インスブルックで亡くなりました。 ヴィートリスさんはうちのジイちゃんよりチョイ上だなw チェックがマイヤー・ヴィートリスの一般化で
エタールはそれをさらに一般化したと思えばいいの? >>48
位相を圏の上に一般化したグロタン位相で考える >>51
グロタンディーク位相でチェックコホモロジーってどうやって考えるんだ? >>53-54
何をどう一般化するの?
具体的にオナシャス! 考えないというか、多様体のチェックコホモロジーより一般的な
代数幾何学的な設定で位相を入れて被服の圏を考えることになるが、わざわざ
そうまでしてチェックコホモロジー自体を調べるというのはあまりやらないんじゃね? >>52
位相空間上の層理論が圏の上でも使えるようになる
だから一般化された層係数コホモロジーが得られる >>56
被服じゃなくて被覆ね
ところでCechコホモロジーの場合
開被覆を単体複体のように扱うことで
Mayer-Vietorisの一般化が可能だけど
この方法自体、エタールコホモロジーでも可能なの? エタールな開・閉被覆それぞれのMVスペクトル系列はあるね >>53
チェックもドラムも層係数の一種と思えばいい
初めに層(もしくはトポス)ありきという訳だ >56
エタール被覆で、チェックコホモロジーを考えるのが、エタールコホモロジー。
一般ににチェックコホモロジーは、ハウスドルフのとき、うまく行く。
が、ザリスキー位相は、ハウスドルフじゃないから、コホモロジーを導来関手で定義する。
で、チェックコホモロジーと導来関手による定義の一致するときが役に立つ。
エタール被覆でチェックコホモロジーを考えると、一般のハウスドルフのときと同じようにうまく行く。
これをエタールコホモロジーという。 MV 系列を Cech に一般化するのって確か Bott-Tu の2章に書いてあるよな?(昔1章までしか読まなかった) リーマン面の不変被覆はリーマン面で、
複素平面、
単位円盤、
上半平面、
のどれかに同相である。
とかいう定理ありませんでしたっけ?
そうしてそれらは、平坦な空間、放物的空間、双曲的空間になるとかなんとか。 >>65
いろいろ違うので、修正箇所を『』で囲って、正解示しとくね
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リーマン面の『不変』被覆はリーマン面で、
リーマン球面(=複素射影直線)、
複素平面、
単位円盤(あるいは上半平面)、
のどれかに同相である。
そうしてそれらは、それぞれ
楕円的空間(正定曲率)、
放物的空間(=曲率0=平坦な空間)、
双曲的空間(負定曲率)、
になる。 >>69
>>『不変』被覆
これでは"invariant" covering
正しくはuniversal coveringなので普遍被覆
>>単位円盤
「単位円板」が多く使われる >>71
スマン、直したつもりで直し忘れた
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リーマン面の『普遍』被覆はリーマン面で、
リーマン球面(=複素射影直線)、
複素平面、
単位円盤(あるいは上半平面)、
のどれかに同相である。
そうしてそれらは、それぞれ
楕円的空間(正定曲率)、
放物的空間(=曲率0=平坦な空間)、
双曲的空間(負定曲率)、
になる。 複素平面と単位円板(=単位円盤)は同相
正確には
双正則同相(biholomorphic)
または
双正則同値(biholomorphically equivalent)
または
等角同値(conformally equivalent) 一意化定理って凄い大定理だよな
ポアンカレ予想は一意化定理無しには証明出来なかった
ペレルマンの手法を使って一意化定理の別証明を作れるんだろうか? ペレルマンはコンパクト多様体上のリッチフローの解析 >>76
スマン、そこ気づかんかった
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リーマン面の『普遍』被覆はリーマン面で、
リーマン球面(=複素射影直線)、
複素平面、
単位円盤(あるいは上半平面)、
のどれかに『等角同値』である。
そうしてそれらは、それぞれ
楕円的空間(正定曲率)、
放物的空間(=曲率0=平坦な空間)、
双曲的空間(負定曲率)、
になる。
※複素平面と単位円盤は等角同値ではない(これ豆なw) それでは、閉リーマン面(代数函数のリーマン面)と、閉ではないリーマン面の
それぞれの普遍被覆面の違いについて述べよ。 閉ではない場合、普遍被覆面がリーマン球面になることはない。 >>73
>複素平面と単位円板(=単位円盤)は同相
境界は? ショットキ被覆とか
ホモロジー被覆とか
普遍被覆以外にも面白い被覆は多い 代数トポロジーは大して詳しくないがRonald BrownのTopology and Groupoidsとか良さそう
現代の代数トポロジーでは空間の被覆射はgroupoid(任意の射が可逆な圏)を使って定義されるようで、
やはり現代では被覆空間、基本群の議論でも圏論をしっかり学んでおかないと置いていかれるみたいだな >>89
初歩的質問ですまんが、圏論つかうとどんなメリットあるの? >>90
詳しくないけどgroupoidを使うメリットは、groupoidによって空間の射がうまくモデル化される、基点に依存しない、持ち上げの結果が連結だけでない任意の位相群に一般化など色々あるらしい >>90
基本群だとホモトピーで割る、コホモロジーだとイメージで割るなど、割った分の情報が消えてしまうが、
圏として扱うと割る前の情報も扱えるメリットがある。
しかし、割らないで考える分、情報が多くて扱うのが難しくなる。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています