>>688
こちらが言っているノーゲームとはそういう意味ではない。

(1) 0が書かれたカードと1が書かれたカードがたくさんある山を用意する。
  山から1枚カードを引くとき、0が出る確率も1が出る確率も等しく1/2とする。

(2) A君は山から2枚のカードを引き、手元でシャッフルし、2枚の中から1枚を表にする。

(3) 表にしたカードが1なら、2枚を山に戻して(2)に戻る。
  表にしたカードが0なら、もう1枚のカードを表にして、そこに書いてある数字を紙にメモする。
  そして、2枚を山に戻して(2)に戻る。

この作業を延々と繰り返してメモに書かれたデータを蓄積していく。
データの総数を N として、N 回分のデータのうち 0 が書かれた回数を k とすれば、
k/N は N が大きければ大きいほど 1/3 に近づく。

条件付き確率での「1/3」ってのはこういうこと。
実際にシミュレーションするときも(1)〜(3)にならざるをえないので、
やっぱり 1/3 にしかならない。

こちらが言ってる「ノーゲーム」とは(3)の1行目の意味。
つまり、最初に表にしたカードが1のときに、もはやデータを取ることをやめて
2枚をすぐ山に戻して(2)に戻ることを「ノーゲーム」と言っている。