>>423
横レスだが、現実的に不可能な設定とはどういうことだ?
額面通りに「無限個の封筒」を用意する必要はないでしょ?

たとえば、(2^n,2^{n+1}) (n≧0) の封筒が (1/3)(2/3)^n の確率で
出現するとき、交換すれば常に得をする(はず)。

現実世界で (2^n,2^{n+1}) (n≧0) の封筒を (1/2)(2/3)^{n+1} の確率で
用意するためには、表が 2/3 の確率で出るコインを1枚用意して、
お客さんには見えないようにそのコインを裏が出るまで何度も投げ続けて、
裏が出た時点で、そのときまでに出た表の合計回数をnとして、2つのメモ用紙に
エンピツで2^nと2^{n+1}を書いて、この2つのメモ用紙を金額2^n, 2^{n+1}の
お金に見立てて、これらを封筒の中に入れて、これをお客さんに渡せばいい。

つまり、この設定を実現させるために用意すべき封筒は1枚だけでよくて、
大事なのは確率 (1/3)(2/3)^n を実現することであり、
この確率を実現するにはコイントスするだけでいい。
全て有限の手順で現実世界で実現可能。