今年の近大の数学コンテストの問題に関するものなのですが,
アドバイスをください.
次のような問題です:

nを3以上の自然数,定数aを|a|<1をみたす実数とする.
  z^n+az^(n−1)+az+1=0
この方程式の解はすべて複素平面上の円|z|=1上にあることを示せ.

以下のように考えました.

z=w^2とおく.w≠0から
  w^(2n)+aw^(2n−2)+aw^2+1=0
  w^n+aw^(n−2)+aw^(2−n)+w^(−n)=0
これの解がすべて複素平面上の円|z|=1上にあることを示せばいい.

f(θ)=cosnθ+acos(n−2)θ (0≦θ≦π)を考えると,
f(kπ/n)=(−1)^k+acos((n−2)π/n)
kが奇数のとき負の値をとり,偶数のとき正の値をとる.
k=1,2,…,nの,区間((k−1)π/n,kπ/n))で符号を変えるので,
各区間に1つずつf(θ)=0をみたすものをとることができる.
α_1,α_2,…,α_n (0<α_1<α_2<…<α_n<π)
とすると,w=cosα_k+isinα_kについて,
  w^n+aw^(n−2)+aw^(2−n)+w^(−n)=2f(α_k)=0.
ここで,α_kとこの複素共役なものは,すべて異なっていて,全部で2n個.
  w^(2n)+aw^(2n−2)+aw^2+1=0
この方程式の解すべてになっていて,
すべて複素平面上の円|z|=1上にある. □□

いかがでしょうか?