不等式への招待 第9章 [無断転載禁止]©2ch.net
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>>37 (1) >>40 G1=a,G2=√(ab),G3=(abc)^(1/3),…とおく。 コーシーで (a+a)(a+b)≧(G1+G2)^2, (a+a+a)(a+G2+b)(a+b+c)≧(G1+G2+G3)^3, (a+a+a+a)(a+a+b+b)(a+b+G3+c)(a+b+c+d)≧(G1+G2+G3+G4)^4, >>39 チェビシェフで {c(a+b)+a(b+c)+b(c+a)} {2/(a+b)+2/(b+c)+2/(c+a)}≦ 6(a+b+c), ∴ 1/H(A(a,b),A(b,c),A(c,a))≦ s/t, {(a+b)+(b+c)+(c+a)} {2ab/(a+b)+2bc/(b+c)+2ca/(c+a)}≦ 6(ab+bc+ca), ∴ A(H(a,b),H(b,c),H(c,a))≦ t/s, よって A(a,b,c))= A(A(a,b),A(b,c),A(c,a)) ≧ H(A(a,b),A(b,c),A(c,a)) ≧ A(H(a,b),H(b,c),H(c,a)) ≧ H(H(a,b),H(b,c),H(c,a))= H(a,b,c), >>44 さらに改造。 A(a,b,c))= A(A(a,b),A(b,c),A(c,a)) ≧ H(A(a,b),A(b,c),A(c,a)) ≧ A(H(a,b),H(b,c),H(c,a)) ≧ G(G(a,b),G(b,c),G(c,a)) = G(a,b,c) ← ココ ≧ H(H(a,b),H(b,c),H(c,a)) = H(a,b,c), もう一つ、私の計算に間違いがなければ… G(A(a,b),A(b,c),A(c,a)) ≧ A(G(a,b),G(b,c),G(c,a)) ≧ G(G(a,b),G(b,c),G(c,a)) = G(a,b,c) ≧ H(G(a,b),G(b,c),G(c,a)) ≧ G(H(a,b),H(b,c),H(c,a)) そして、この2つを合体させようと思いつつも、 >>37 (5)の m = min{a,b,c} を用いない解法を考えながら、 >>5 の M(a,b,c)に使えそうな次の問題の証明を考え中なのであった…。 [問題]-------------------------------- a, b, c >0 かつ a+b+c=2 に対して、 (a^2+ab+b^2)(b^2+bc+c^2)(c^2+ca+a^2) ≦3 ------------------------------------- これは、次数を揃えるには、右辺に {(a+b+c)/2}^6 を掛ければよいのかな? >>44 まとめて A(a,b,c)≧ H(A(a,b),A(b,c),A(c,a)) ≧(ab+bc+ca)/(a+b+c) ≧ A(H(a,b),H(b,c),H(c,a)) ≧ H(a,b,c), >>45 (上) (a,b,c)=(1,1,G^3)の場合を考えると… G < (√13 -1)/6 ⇒ H(A,A,A) > A(H,H,H) > G (√13 -1)/6 < G < (√13 +1)/2 ⇒ H(A,A,A) > G > A(H,H,H) (√13 +1)/2 < G ⇒ G > H(A,A,A)> A(H,H,H) (√13 -1)/6 = 0.434258546 (√13 +1)/2 = 2.802775638 (下) 等号成立は(a,b,c)=(1,1,0)とその巡回 {(1,1,1)では不成立} >>37 (3) (M_3)^3 = (a^3+b^3+c^3)/3 = 9A^3 -8G^3 -(st-9u) ≦ 9A^3 - 8A^3, (9A-8G)^3 - (M_3)^3 ≧(9A-8G)^3 - (9A^3 -8G^3) = 72(10A^3 -27AAG +24AGG -7G^3) = 72(10A-7G)(A-G)^2 ≧ 0, ∴ 9A-8G ≧ M_3, ただし、s = a+b+c = 3A、 u = abc = G^3、 >>39 近畿地方は昨晩通過しますた(ミサイルぢゃなくて台風18号) 快晴でつ。 >>41 について、載っている書名とか分かりませんか? 証明方法が知りたいでござる。 >>48 問題>>37 (3)は、面白いでござるな。 示すべき不等式が 9A-8G ≧ M_3で、9A^3 - 8G^3 ≧ (M_3)^3 も成立するという。 >>43 a+b+c=3, a>=b>=c とすると c=3-a-b, a+b-3 <= 0, 2a+b-3 >= 0, a+2b-3 >= 0 示すべき不等式は 12 >= (a^2-ab+b^2)(c^2-ca+a^2)(b^2-bc+c^2) R(a,b,c)=(a^2-ab+b^2)(a^2-ac+c^2)(b^2-bc+c^2) = (a^2-ab+b^2) (a^2+(a+b-3)(2a+b-3)) (b^2+(a+b-3)(a+2b-3)) <= (a^2-ab+b^2) a^2 b^2 = R(a, b, 0) よって c=0 のときに不等式を示せばよい L(a, b, 0) - R(a, b, 0) = 12((a+b)/3)^6 - (a^2-ab+b^2) a^2 b^2 = ((2a-b)^2 (a-2b)^2 (a^2+11ab+b^2))/243 >= 0 等号成立が (0, 1, 2) だから模範解答の BW が無難かと >>49 Kiran Kedlaya, Proof of a Mixed Arithmetic-Mean, Geometric-Mean Inequality, The American Mathematical Monthly, Vol.101, No.4., (Apr., 1994), pp.355-357 平均同士の mixture は結構研究されているみたい(この不等式自体20年も前の研究) 掘るとAM-GMバージョンとか色々と出てくる >>43 >>50 a+b+c=3 なんてする必要なかった R(a,b,c) = 4(a+b+c)^6 >= 4(a+b)^6 >= R(a,b,0) L(a,b,c) =243 (a^2-ab+b^2) (b^2-(b-c)) (a^2-c(a-c)) <= 243 (a^2-ab+b^2) a^2 b^2 =L(a,b,0) あとは c=0 のとき不等式を示せばよい なんて遠回りをしていたんだ >>51 ありがとうございます。 これはAMMの記事ですかな?知りたい情報がすぐにネットで読めるとは、よい時代になりましたなあ。 >>52 キタ━(゚∀゚)━!!! これで計算が一気に簡単になります。 >>45 下側を改造厨が改造中。 A(A(a,b),A(b,c),A(c,a)) = A(a,b,c) ≧ G(A(a,b),A(b,c),A(c,a)) ≧ (st/9)^(1/3) ≧ (t/3)^(1/2) ≧ A(G(a,b),G(b,c),G(c,a)) ≧ G(G(a,b),G(b,c),G(c,a)) = G(a,b,c) ≧ H(G(a,b),G(b,c),G(c,a)) ≧ (3u/s)^(1/2) ≧ (9uu/st)^(1/3) ≧ G(H(a,b),H(b,c),H(c,a)) ≧ H(H(a,b),H(b,c),H(c,a)) = H(a,b,c) 大丈夫かな? >>49 下 A(a,b,c)= A,G(a,b,c)= G,M_3(a,b,c)= M_3 と略記する。 A ≧ M_3(M_3,G,…,G)≧ A(M_3,G,…,G)=(M_3 + 8G)/9, 8個 8個 でござるな。 或いは、f(x)= x^3 が下に凸であることから、A≦G≦M に対して (A^3 - G^3)/(A-G)≦ 3AA ≦(M^3 - A^3)/(M-A), これと 8(A^3-G^3)≧ M^3 - A^3 より 8(A-G)≧ M-A, - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - >>46 最後 (2/3,2/3,2/3)では不成立 >>48 3行目あたり ≦ 9A^3 - 8G^3 >>54 H(A,A,A)≧ t/s ≧ A(H,H,H), >>46 と組み合わせれば … ≧(st/9)^(1/3)≧ H(A,A,A)≧ t/s ≧ A(H,H,H)≧(9uu/st)^(1/3)≧ … かな。 (現代語訳) はじめの A,G,H で大勢は決するんよ。 あとの A,G,H は狭い範囲内のことなんで微調整やなぁ。 >>55 中ほど …、G≦A≦M に対して 4(2X)+1Y<=(4^(3/2)+1^(3/2))^(2/3)((2X)^3+Y^3)^(1/3). >>57 (1 + 8)(1/3 + 8/3)((a^3+b^3+c^3) + 24abc) >= (((a^3+b^3+c^3)/3)^(1/3) + 8(abc)^(1/3))^3 n≧3 とする。(*) (a+b+c)^n ≧ a^n + b^n + c^n + 3(N-1)(abc)^(n/3), A^n ≧(1/N){(M_n)^n + G^n + … + G^n}, N-1 個 N = 3^(n-1)とおいた。 コーシーあるいは f(x)=x^n の凸性から A^n ≧(1/N){(M_n)^n + G^n + … + G^n}≧{(M_n + G + … + G)/N}^n ∴ A ≧(M_n + G + … + G)/N, 等号成立は M_n = G、a=b=c のとき。 * n=2のときも成り立つが緩い。 >>58-59 なるほど、さんくす。ようやく理解できた。 さっそく、>>37 (3)の類題を作ってみた。 【類題】 (自作なので間違っていたらゴメソ) a,b,c>0 の相加平均、相乗平均、2乗平均を A、G、Qとする。 (1) 3A ≧ 2G+Q (2) 9A ≧ 2G+5Q >>62 AM >= pGM + qQM (1) (0.6666666666666666, 0.3333333333333333) (2) (0.2222222222222222, 0.5555555555555556) 最適値は ((45-7sqrt(7))^(1/3)/9, 5/9) = (0.3311784484968155, 0.5555555555555556) (3) (1-sqrt(2)/3 sqrt(2)/3) = (0.5285954792089682, 0.4714045207910317) (4) (5^(2/3)/6, 1/2) = (0.4873362897021443, 0.5) a, b, c>0 とする。(a+b+c)^3 について。 [a] (a+b+c)^3 ≧ (27/8)*(a+b)(b+c)(c+a) [b] (a+b+c)^3 ≧ 27(a+b-c)(b+c-a)(c+a-b) [c] (a+b+c)^3 ≧ (27/4)*(a^2b + b^2c + c^2a + abc) [A] (a+b+c)^3 ≦ 9(a^3+b^3+c^3) [B] (a+b+c)^3 ≦ (a^5-a^2+3)(b^5-b^2+3)(c^5-c^2+3) [C] (a+b+c)^3 ≦ (a^3 +2)(b^3 +2)(c^3 +2) [a] と [b] は合体できるでござる。 [d] (a+b+c)^3 ≧ (27/8)*(a+b)(b+c)(c+a) ≧ 27(a+b-c)(b+c-a)(c+a-b) [疑問] (1) [c]の右辺と、[a], [b]の右辺との大小は定まるか? (2) [A], {B}, {C} の右辺の大小は定まるか? 参考--------------------- [b] [安藤、不等式 P.29] [c] >>16 [1999 CMO] [B] [第1章 352] [C] [第1章 367] >>65 [疑問](1)の訂正。 [a]の右辺と[c]の右辺の大小は一定でないことは、既に確認済み。 反例は、c=1 のときに、(a-1)(b-1)の正負で大小が変わる。 色々計算していたら、調べ終わったことをすっかり忘れていました。 >>66 重ね重ねすみません。 >>65 の訂正は無かったことに。ホント申し訳ないです。 別の問題とゴチャゴチャになっていました。 比較して大小が定まらなかったのは、次式の右辺の大小でした。 (a^2+2)(b^2+2)(c^2+2) ≧ 3(a+b+c)^2 (a^2+2)(b^2+2)(c^2+2) ≧ (1+a+b)(1+b+c)(1+c+a) 行き詰まったら別の問題へと、あれこれ弄っていたら、ゴチャゴチャになってしまいました。 ひとつ解決するごとに、ちゃんと清書しておくべきですね (切腹AA略) >>62 >>64 (1)(p,q)=(2/3,1/3) (p,q)=(3/5,2/5) >>37 参考[第8章.755、808] は緩く、最良値は (3)(p,q)=(1 -(√2)/3,(√2)/3) でござるな。 (p,q) =({1+√(1/3)}/3,{2-√(1/3)}/3)=(0.525783423,0.474216577) 等号成立は(a,b,c)=(1,1,1)と(1,1,(1+√3)/2) は無理? >>35 この補題の証明を教えてください <(_ _)> [1] (a^2+2)(b^2+2)(c^2+2) ≧ (1+a+b)(1+b+c)(1+c+a) ≧ 9(ab+bc+ca) [2] (a^2+2)(b^2+2)(c^2+2) ≧ 3(a+b+c)^2 ≧ 9(ab+bc+ca) [3] (a^2+2)(b^2+2)(c^2+2) ≧ (2a+2b+2c-abc)^2 (疑問) [3]の右辺 (2a+2b+2c-abc)^2 と [1],[2]の右辺の3式の大小は定まりますか? 試しにc=0にすると、[3]の右辺の方が大きいようで、定まりそうな希ガス。 差を s,t,u で計算したが無理で、u,v,wで試したが使い慣れていないせいか行き詰まりました。 (参考) [1] >>4 ,>>15 ,>>23 [2] 第8章456 [3] lhs - rhs = 2(ab+bc+ca-abc)^2 ≧0 [1],[2]の中辺の (1+a+b)(1+b+c)(1+c+a) と 3(a+b+c)^2 の大小は一定でないでござる。 c=1 のときに (a-1)(b-1)の正負で大小が変わるから。 >>68 その最良値は、どのようにして求めるのですか? 考え方を教えてください。 ------------------------------------------- >>62 を、>>57-59 の方法で証明するでござる。 AM-GMより (a+b+c)^2 = 2(ab+bc+ca) + (a^2+b^2+c^2) ≧ 3(2G^2 + Q^2) Cauchyより 3A = a+b+c = {(2+1)(2G^2 + Q^2)}^(1/2) ≧ 2G+Q 9A = 3(a+b+c) = {(2+25)(2G^2 + Q^2)}^(1/2) ≧ 2G+5Q >>65 [疑問1] [b]/27 =(a+b-c)(b+c-a)(c+a-b)= abc - F1(a,b,c)≦ abc, ∴ [a]≧[b]、[c]≧[b] [a]=(27/8)(st-u)=([c]+[c~])/2, [c]=(27/4)(L+u), >>30 [c~]=(27/4)(R+u), >>30 [a]と[c]の大小は定まらず。 [疑問2] (a^5 -aa +3)-(a^3 +2)=(a^3 -1)(aa-1)≧0, より [B]≧[A],[C] [A]と[C]の大小は定まらず。 >>19 (a-1)^2 + (b-1)^2 + (c-1)^2 ≧0 より、s^2 - 2s - 2t + 3 ≧0 とか… >>11 (a^2+ab+b^2)(b^2+bc+c^2)(c^2+ca+a^2) ≧ 3(a^2b+b^2c+c^2a)(ab^2+bc^2+ca^2 この証明を教えてください。 以前まとめたはずが見当たらず、自力で取り組んで挫折しました…。 >>65 をまとめて (a^5 -aa+3)(b^5 -bb+3)(c^5 -cc+3) ≧{(a^3 +2)(b^3 +2)(c^3 +2),9(a^3 +b^3 +c^3)} ≧(a+b+c)^3 ≧{(27/8)(st-u),(27/4)(L+u),(27/4)(R+u) ≧ 27abc ≧ 27{abc - F_1(a,b,c)} = 27(a+b-c)(b+c-a)(c+a-b), >>75 自己解決しました。見たことあるような無いような…。 (a^2+ab+b^2)(b^2+bc+c^2)(c^2+ca+a^2) - 3(a^2b+b^2c+c^2a)(ab^2+bc^2+ca^2 = 竸2 >>68 成り立ちます >>69 L-R = Aw^3 + B(u, v^2) A = sqrt(27/2), B は u, v の関数 よって (a, 1, 0), (a, 1, 1) のときに不等式を示せばよい あとは微分 >>70 いずれも定まらない a, b を十分大きくとって c = 2(a+b)/(ab-2) とすると [3] の右辺は必ず 0 となる 一方他の辺はすべて非負値を取りうるから考えられるとしたら [3] の右辺が最小 一方 a を大きく b = c = 0 としたら明らかに [3] の右辺が最大 よって定まらない >>71 一個目について L-R = Aw^3 + B(u, v^2) A = -p, B は u, v の関数 よって (a, 1, 0), (a, 1, 1) のときに不等式を示せばよい このときの p, q の領域の端点が最適 ただ解析はさほど知識がないので端点を求められず適当な値を当てはめて妥協したのが >>64 [5] Given real numbers a, b, c satisfying a + b + c = 3 and abc >= -4. Prove that 3(abc+4) >= 5(ab+bc+ca). [8] Given three circles (O[1]R[1]), (O[2]R[2]), (O[3]R[3]) which are pairwise externally tangent to each other at A, B, C. Let r be the radius of the incircle of ABC. Prove that r <= (R[1] + R[2] + R[3]) / (6sqrt(3)). [9] Given positive numbers x, y, z satisfying x^2 + y^2 - 2z^2 + 2xy + yz + zx <= 0. Find the minimum value of the expression P = (x^4 + y^4) / z^4 + (y^4 + z^4) / x^4 + (z^4 + x^4) / y^4. [10] Find the maximum value of the expression T = (a+b)/(c+d) * ((a+c)/(a+d) + (b+d)/(b+c)) where a, b, c, d belong to [1/2, 2/3]. 【Mathematics and Youth Magazine Problems - Sep 2017, Issue 483】 原文のままだけど [8] は R[1] とかが円の半径なのかな? >>70 [第8章.456] Asia-Pacific MO-2004改 文献 [9] 佐藤(訳)、問題3.85改 p.140 [1] (中辺)= 1 +2s +(ss+t)+(st-u)≧{1 +√(t/3)+√(t/3)}^3 ≧ 9t, [2] (aa+2)(bb+2)(cc+2)- 3(a+b+c)^2 = 3(a+b+c)^2 +(abc-1)^2 + 2(ab-1)^2 + 2(bc-1)^2 + 2(ca-1)^2 +(2G+1)(G-1)^2 +{aa +bb +cc + 3GG - 2(ab+bc+ca)}, {aa + bb + cc +3GG -2(ab+bc+ca)}≧ ss -4t +9u/s = F_1/s ≧ 0, [第8章.388(3)、403、432] あるいは f(x)= exp(2x)は下に凸だから Popoviciu を適用する。 文献[9]佐藤(訳)、演習問題1.90 p.41 [3](aa+2)(bb+2)(cc+2)=(2s-u)^2 + 2(t-2)^2, {a+√(-2)}{b+√(-2)}{c+√(-2)}= -(2s -u)+(t-2){√(-2),} のノルムをとる。 >>83 [9] (x+y+2z)(x+y-z)=(x+y)^2 +(x+y)z -2zz ≦ 0, 題意より x+y+2z > 0 ∴ z ≧ x+y, (反三角不等式) w ={2z/(x+y)}^4 ≧ 16, P(x,y,z)≧ P((x+y)/2,(x+y)/2,z) = 2 + 2{(x+y)/2z}^4 + 2{2z/(x+y)}^4 = 2 + 2/w + 2w (← w>1 で単調増加) ≧ 2 + 1/8 + 32 = 34 + 1/8, >>4 の (a^2+2)(b^2+2)(c^2+2) を弄っていて、妙なものができたんだけど… (1), (2)はよくあるけど、(2)を見た後の(3)がなんとも気持ち悪いのでござる。 (1) (a^2+2)(b^2+2)(c^2+2) ≧ (ab+2)(bc+2)(ca+2) (2) (a^2+2)(b^2+2)(c^2+2) ≧ (2√2)*(a+b)(b+c)(c+a) (3) (a^2+2)(b^2+2)(c^2+2) ≧ 8*√{(a+b)(b+c)(c+a)} [問題] a, b, c>0に対して a^2 + b^2 + c^2 + 2abc + 1 ≧ 2(ab+bc+ca) 出典:https://artofproblemsolving.com/community/c6h155443 タイトルが easy なのに、非同次は難しい。 あと、cosに置き換えるのは、おかしいと思う。 >>86 (1) {a+√(-2)}{b-√(-2)}=(ab+2)+(a-b)√(-2), (aa+2)(bb+2)≧(ab+2)^2 (2) {a+√(-2)}{b+√(-2)}=(ab-2)+(a+b)√(-2), (aa+2)(bb+2)≧ 2(a+b)^2, (左辺)≧(16√2)/9・st ≧(16√6)/9・t^(3/2) (3) (1+aa+1)(1+1+bb) ≧(1+a+b)^2 (コーシー) = 4(a+b)+(1-a-b)^2 ≧ 4(a+b), (AM-GM) (左辺)≧(16/3)√(2st)≧(16/3)√(2√3)・t^(3/4), (4) (aa+1+1)(1+bb+1)(1+1+cc) ≧{a^(2/3)+ b^(2/3)+ c^(2/3)}^3 (コーシー) ≧ ss +4t +6GG, 気持ち悪い… >>88 (4) (aa+1+1)(1+bb+1)(1+1+cc) ≧(a+b+1)(1+b+c)(a+1+c) (コーシー) ≧{a^(2/3)+ b^(2/3)+ c^(2/3)}^3 (コーシー) ≧ ss +4t +6u^(2/3) ≧ 8t +(9u + F_1)/s, >>4 [4] (a^2+2)(b^2+2)(c^2+2) ≧ 4(a^2+b^2+c^2) + 5(ab+bc+ca) + (abc-1)^2 下のリンクでは、b=c の場合と c=0 の場合に分けて証明しているのですが、 その場合分けだけでいい理由が分かりません。なぜでしょうか? http://artofproblemsolving.com/community/c6h581954p3439830 >>76 > (a^5 -aa+3)(b^5 -bb+3)(c^5 -cc+3) ≧ 9(a^3 +b^3 +c^3) この証明を教えてください。 >>76 > ≧(a+b+c)^3 > ≧{(27/8)(st-u),(27/4)(L+u),(27/4)(R+u) > ≧ 27abc (a+b+c)^3 ≧ a^3 + b^3 + c^3 + 24abc ≧ 27abc もありますね。 (a^3 + b^3 + c^3 + 24abc) - (27/8)(st-u) = F_1 - 19(st-9u)/8 大小は定まりそうになさそう? >>11 a, b, c >0 に対して、 (1) 3(a^2b+b^2c+c^2a)(ab^2+bc^2+ca^2) ≧ (ab+bc+ca)^3 ←>>11 (2) 3(a^2b+b^2c+c^2a)(ab^2+bc^2+ca^2) ≧ abc(a+b+c)^3 ←出典は下に。 右辺の2式の大小は定まらないですよね? 一息つく間もないでござるな。 (ab+bc+ca)^3 - abc(a+b+c)^3 = u^2 F_{-2} - uF_1 出典 (2) Old and New Inequalities 問42 >>90 そこが肝 次の強力な定理が成り立つ(厳密には存在性が必要) i) u, v^2 を固定すると w^3 は c=0 または c=b のときのみ最大・最小となりうる ii) u, w^3 を固定すると v^2 は c=0 または c=b のときのみ最大・最小となりうる iii) v^2, w^3 を固定すると u は c=0 または c=b のときのみ最大・最小となりうる リンク先は違う置換の方法だけど、一般的な(係数と次数を調整した)置換 3u=a+b+c, 3v^2=ab+bc+ca, w^3=abc をすると不等式は (2-12u)w^3+18v^4-15v^2+7 >= 0 となる。これは u, v^2 を固定すると w^3 についての一次関数。一次関数は区間の端点、つまり w^3 が最大・最小となるときに関数値が最小となる。定理 i) から右辺は c=0 または c=b のときに最小となりうるのでこのときだけ不等式を示せばよい 定理自体は uvw とは関係なく ABC Theorem として知られる。(洋書文献[3],p.155) この定理を用いると五次以下の対称不等式は (a, b, 0), (a, b, b) のとき、さらに斉次のときは (a, 1, 0), (a, 1, 1) のときに不等式を示せばよいことがわかる >>94 c=0 とすると正の値を取りうることは明らか abc = 1 とすると L -R は簡単に因数分解できて符号は因数 ab+bc+ca-a-b-c で決まる b = c -> 0 とすれば a -> inf でこれは負となる 実際 L-R = -(a^2-bc)(b^2-ca)(c^2-ab) となり符号は定まらない >>40-42 5文字のときもコーシーで >>44 (a+a+a+a+a)(a+a+G2+b+b)(a+G2+b+C'+c)(a+b+C'+D'+d)(a+b+c+d+e)≧(G1+G2+G3+G4+G5)^5, ここに G2 = √(ab)≦(a+b)/2, G3 =(abc)^(1/3)≦(a+b+c)/3, C ' = √(G3・c)≦(G3+c)/2 ≦(a+b+4c)/6, D ' =(G3・ccd)^(1/4)≦(G3+2c+d)/4 ≦(a+b+7c+3d)/12, 今回は非対角要素まで補正した。もちろん、実対称ではござるが。 >>94 (1) コーシーで (>>9 最後) 3LR - t^3 =(1+1+1)(aab+bbc+cca)(abb+bcc+caa)-(ab+bc+ca)^3 = 3u(s^3 -4st +9u)+ 2(t^3 -4stu +9uu) +2u(st-9u) = 3u F_1(a,b,c)+ 2 F_1(ab,bc,ca)+ 2u(st-9u), (2) 3LR - us^3 = 2u(s^3 -4st +9u)+ 3(t^3 -4stu +9uu) +2u(st-9u) = 2u F_1(a,b,c)+ 3 F_1(ab,bc,ca)+ 2u(st-9u), F_1(ab,bc,ca)= uu F_{-2}(a,b,c) 大小は定まらず。 >>94 続き F_1(ab,bc,ca)- u F_1(a,b,c) =(t^3 -4stu +9uu)- u(s^3 -4st +9u) = t^3 - us^3 =(ab)^3 +(bc)^3 +(ca)^3 -abc(a^3 + b^3 + c^3) = aab・abb + bbc・bcc + cca・caa - aab・caa - bbc・abb - cca・bcc の符号は決まらず。 >>95-96 詳しくありがとうございます。(未だ理解できていませんが) 洋書文献[3],p.155を調べてみます。 追加。 右辺が >>4 >>70 >>86 >>88 >> 90 の右辺のいずれかと大小関係があるのかはチェックしきれていないが (a^2+2)(b^2+2)(c^2+2) ≧ (1/2)*(a+√2)(b+√2)(c+√2)(abc+2√2) ≧ 16abc√2 >>92 これかなり強い不等式な気がするけどどうなんだろう 成り立ちそうだけど証明できない >>98 > (2) > 3LR - us^3 > = 2u(s^3 -4st +9u)+ 3(t^3 -4stu +9uu) +2u(st-9u) > = 2u F_1(a,b,c)+ 3 F_1(ab,bc,ca)+ 2u(st-9u), Schur の使い方に F_1(ab,bc,ca) を利用するとは!! これは、次数が高くなったときに、(su, t, u^2) → (s,t,u) と置き換えているんですね。 >>103 訂正 > > (2) > > 3LR - us^3 > > = 2u(s^3 -4st +9u)+ 3(t^3 -4stu +9uu) +2u(st-9u) > > = 2u F_1(a,b,c)+ 3 F_1(ab,bc,ca)+ 2u(st-9u), > > Schur の使い方に F_1(ab,bc,ca) を利用するとは!! > これは、次数が高くなったときに、(su, t, u^2) → (s,t,u) と置き換えているんですね。 > これは、次数が高くなったときに、(su, t, u^2) → (s,t,u) と置き換えているんですね。 すみません、誤送信です (誤) (su, t, u^2) → (s,t,u) (正) (su, t, u^2) → (t,s,u) >>76 >>92 >>102 (a^5-aa+3)(b^5-bb+3)(c^5-cc+3)≧(a+b+c)^3 USAMO-2004 A5 と比べたら、ずっと難しい希ガス。 [問題] a, b, c, d ≧0 のとき、 (1) {(a+b)(b+c)(c+d)(d+a)}^3 ≧ 16(abcd)^2*(a+b+c+d)^4 (2) (a+b)(b+c)(c+d)(d+a) ≧ (a+b+c+d)(abc+bcd+cda+dab) (3) (a+b)(b+c)(c+d)(d+a) ≧ (a+b+c-d)(b+c+d-a)(c+d+a-b)(d+a+b-c) 似たようなやつを集めたでござる。 疑問 [1] (2)と(3)の右辺の大小はどうなんだろう。 [2] (a+b)(b+c)(c+d)(d+a)の入った類題が他にあれば教えてください。 [3] a,b,c,d>0の面白いのがあれば、教えてください。 Old and New Inequalities 90など >>107 (2) (a+b)(b+c)(c+d)(d+a)-(a+b+c+d)(abc+bcd+cda+dab)=(ac-bd)^2 ≧ 0, 等号成立は ac=bd s = a+b+c+d, t = ab+ac+ad+bc+bd+cd, u = abc+bcd+cda+dab, v = abcd, とおく。 Newtonの不等式 (t/6)/(s/4)≧(u/4)/(t/6)≧ v/(u/4), から t を消して u ≧(16vvs)^(1/3), 変数の1つが飛びぬけて大きいとき、(3)は負。 ∴(2)≧(1),(3) (1)と(3)の大小は定まらず。 >>40-42 >>97 5文字のときもコーシーで >>44 2文字混合のみで可能でござった...orz (a+a+a+a+a)(a+m22+m23+m24+b)(a+m32+m33+m34+c)(a+m42+m43+m44+d)(a+b+c+d+e)≧(G1+G2+G3+G4+G5)^5, ここに m22 =(aaab)^(1/4)≦(3a+b)/4, m23 = m32 =(aab)^(1/3)≦(2a+b)/3, m24 = m42 =(abbb)^(1/4)≦(a+3b)/4, m33 =(b^5・c)^(1/6)≦(5b+c)/6, m34 = m43 = √(bc)≦(b+c)/2, m44 =(bbbc)^(1/4)≦(3b+c)/4, >>40-42 >>97 6文字のときもコーシーで >>44 (a+a+a+a+a+a)(a+m22+a+G2+m25+b)(a+a+m33+b+m35+c)(a+G2+b+m44+m45+d)(a+m52+m53+m54+m55+e)(a+b+c+d+e+f)≧(G1+G2+G3+G4+G5+G6)^6, ここに G2 = √(ab)=(a+b)/2, m22 =(a^3・b^7)^(1/10)≦(3a+7b)/10, m25 = m52 =(abbbb)^(1/5)≦(a+4b)/5, m33 =(bbbcc)^(1/5)≦(3b+2c)/5, m35 = m53 =(bbccc)^(1/5)≦(2b+3c)/5, m44 =(c^9・d)^(1/10)≦(9c+d)/10, m45 = m54 =(cccdd)^(1/5)≦(3c+2d)/5, m55 =(dddde)^(1/5)≦(4d+e)/5, >>109-110 m_{i,1}= m_{1,i}= a_1, … 略 … m_{i,n-1}= m_{n-1,i}=(a_{i-1})^{(i-1)/(n-1)}(a_i)^{(n-i)/(n-1)} m_{i,n}= m_{n,i}= a_i だが、残りをどうするか... >>108 (2)と(3)の右辺の大小は、どのようにして分かるのですか? >>112 >>107 より (1)=(16vv・s^4)^(1/3), (2)= su = 16v + cd(a-b)^2 + … + ab(c-d)^2, (3)=(a+b+c-d)(b+c+d-a)(c+d+a-b)(d+a+b-c), = 16v -(a+b+c+d)(a+b-c-d)(a-b+c-d)(a-b-c+d) = 16v +(a+b+c+d){(c+d-a-b)(a-b)^2 + … +(a+b-c-d)(c-d)^2}/3 さて、どうするか… >>76 >>92 >>102 >>106 x^5 -xx+3 ≧ 3(x^5 +4)/5, でも使うのでござるか? >>107 (a+b)(b+c)(c+d)(d+a) ≦ (1/16)*(a+b+c+d)^4 (a+b)(b+c)(c+d)(d+a) ≧ (a+b+c-d)(b+c+d-a)(c+d+a-b)(d+a+b-c) (a+b)(b+c)(c+d)(d+a) ≧ (a+b+c+d)(abc+bcd+cda+dab) ≧ {16(abcd)^2*(a+b+c+d)^4}^(1/3) (a+b)(b+c)(c+d)(d+a) ≧ (a+b+c+d)(abc+bcd+cda+dab) ≧ 4(ab+bc+cd+da)(abc+bcd+cda+dab)/(abcd) とりあえず、ここまで。 (a+b+c+d)(abc+bcd+cda+dab) ≧ (a+b+c-d)(b+c+d-a)(c+d+a-b)(d+a+b-c) が証明できない。 >>115 {16(abcd)^2*(a+b+c+d)^4}^(1/3) と 4(ab+bc+cd+da)(abc+bcd+cda+dab)/(abcd) の大小は、次数が高くて挫折… >>115 4つ目の式の訂正。 (誤) (a+b)(b+c)(c+d)(d+a) ≧ (a+b+c+d)(abc+bcd+cda+dab) ≧ 4(ab+bc+cd+da)(abc+bcd+cda+dab)/(abcd) (正) (a+b)(b+c)(c+d)(d+a) ≧ (a+b+c+d)(abc+bcd+cda+dab) ≧ 4(ab+bc+cd+da)(abc+bcd+cda+dab)/(a+b+c+d) [1999 USAMO] x, y, z>1 のとき、x^(xx+2yz)*y^(yy+2zx)*z^(zz+2xy) ≧ (xyz)^(xy+yz+zx) これって、x, y, z >0 でいいのでは? >>前スレ972- 第7章919-921 Carlemanの不等式 >>前スレ990 e >>107 Vasile の不等式 (Algebraic Inequalities Old and New Methods, pp.271, 6.3 problem 4a) Σx^3 + 3Σxyz >= Σxy(x+y) より強い(Vasile は n 変数で成り立つ) 解答自体は d=1 として三変数に持ち込んでuvwで終わりだけど、よい証明が見つからない https://artofproblemsolving.com/community/c6h1288719p6809821 https://artofproblemsolving.com/community/c6h605279p3595439 スレッドあっても解答ないのが見つかるだけ 等号成立は (a,a,0,0), (a,a,a,0), (a,a,a,a) and sym perm… 疑問[2] あんまないけど https://artofproblemsolving.com/community/c6h1184068p5743836 以下の同値変形で、赤い矢印の所、おかしくないですか? https://i.imgur.com/jKBqkLb.jpg Suppa_Inequalities from the word 1995-2005 P.67 >>121 の https://artofproblemsolving.com/community/c6h1184068p5743836 より。 a, b, c, d >0のとき、 (1) (8a+b)(8b+a)(8c+d)(8d+c) ≦ (6561/4)*(a^2+b^2)(c^2+d^2) (2) (8a+b)(8b+c)(8c+d)(8d+a) ≦ (6561/32)*(ac+bd)(a+b+c+d)^2 (3) (5a+b)(5b+a)(5c+d)(5d+c) ≦ (81/2)*(ac+bd)(a+b+c+d)^2 (1)は 2(pa+qb)(qa+pb) ≦ (p+q)^2 (a^2+b^2) で。 (2)(3)は分かりませぬ…。 実数a,b,c,dに対して、(1+a^2)(1+b^2)(1+c^2)(1+d^2) > a+b+c+d この証明で、左辺を平方和に変形するときに、画像の赤い矢印の部分の符号はマイナスになりませんか? https://i.imgur.com/YDlFNqJ.jpg >>123 0<x,y,z≦1 で等比数列のとき、不成立? >>125 (1+aa)(1+bb)(1+cc)(1+dd) ≧ 1 +(aa+bb+cc+dd) =(a+b+c+d)+(1/2 -a)^2 +(1/2 -b)^2 +(1/2-c)^2 +(1/2-d)^2 ≧ a+b+c+d, >>126 なんと! そんなに簡単に証明できたんですね。ありがとうございます。 実にゆるゆるな不等式ですね。 >>125 〔類題〕 (1+aa)≧ 2a, (3+aa)(3+bb)≧ 8(a+b), (5+aa)(5+bb)(5+cc)≧ 72(a+b+c), (7+aa)(7+bb)(7+cc)(7+dd)≧ 1024(a+b+c+d), (9+aa)(9+bb)(9+cc)(9+dd)(9+ee)≧ 20000(a+b+c+d+e), >>128 つまり (1+aa)(1+bb)(1+cc)(1+dd) ≧ λ(a+b+c+d) は、λ = 1024/{343(√7)} が最良値でござるか? >>37 >>119 >>37 参考(1)は Carleman でござるか。 等号成立の位置が異なるゆえ (1)の右辺と Carleman の右辺の大小は定まらぬ… [問題] a,b,c∈Rに対して、(a^3+b^3+c^3)^2 + 4(abc)^2 ≧ 2(a^3b^3+b^3c^3+c^3a^3) ゆるゆるの極みでは? どう改造するか… 出典 : crux 2839 http://cms.math.ca/crux/v30/n4/page235-256.pdf, P.244 a,b,c∈Rに対して、 (1) (a^8-a^2+3)(b^8-b^2+3)(c^8-c^2+3) ≧ (a^2+b^2+c^2)^3 a, b, c≧0に対して, (2) (a^5-a^3+3)(b^5-b^3+3)(c^5-c^3+3) ≧ 9(a^2+b^2+c^2) (3) (2a^-2a+3)(2b^2-2b+3)(2c^2-2c+3) ≧ 9(a^2+b^2+c^2) -------------------------------------------------- (1) x^8-x^2+3 ≧ x^6+2 より、 (a^8-a^2+3)(b^8-b^2+3)(c^8-c^2+3) ≧ (a^6+2)(b^6+2)(c^6+2) = (a^6+1+1)(1+b^6+1)(1+1+c^6) ≧ (a^2+b^2+c^2)^3 (2) (x^5-x^3+3)^3 ≧ 9(x^6+2) より、 {(a^5-a^3+3)(b^5-b^3+3)(c^5-c^3+3)}^3 ≧ (9^3)(a^6+2)(b^6+2)(c^6+2) = (9^3)(a^6+1+1)(1+b^6+1)(1+1+c^6) ≧ (9^3)(a^2+b^2+c^2)^3 (3) (2x^2-2x^2+3)^3 ≧ 9(x^6+2) が十分大きな x で成り立たないから、同じ方法は使えないでござる >>131 a^6 + b^6 + c^6 + 3(abc)^2 ≧ 2{(ab)^3 +(bc)^3 +(ca)^3}, AA + BB + CC + 3GG ≧ 2(AB+BC+CA), >>84 と同じだが... >>124 (2)(3) k>0 とする。 (ka+b)(kb+c)(kc+d)(kd+a)/(k+1)^4 は k=1 で最大となり、両側で単調。 k=2 が成立てば k>2 も成立つはず... (2a+b)(2b+a)(2c+d)(2d+c)≦(81/32)(ac+bd)(a+b+c+d)^2, >>134 訂正 (2a+b)(2b+c)(2c+d)(2d+a)≦(81/32)… >>134-135 k<5 では不成立でござった。。。死んでお詫びを…(AA略) 反例: k=4 (a,b,c,d)=(1,1/64,1/2048,√(1/2)) >>134 kについて降べきの順(?)に並べると (ka+b)(kb+c)(kc+d)(kd+a)/(k+1)^4 = abcd +{(aabc+bbcd+ccda+ddab-4abcd)k^3 +(abbc+bccd+cdda+daab+aacc+bbdd-6abcd)k^2 +(abcc+bcdd+cdaa+dabb-4abcd)k}/(k+1)^4, ここで、k/(k+1)^4,kk/(k+1)^4 は単調減少、k^3/(k+1)^3 も k≧3 で単調減少でござる。 ∴ k が 1〜2 の辺りで最大か。 >>92 > a,b,c>0 に対して、(a^5 -aa+3)(b^5 -bb+3)(c^5 -cc+3) ≧ 9(a^3 +b^3 +c^3) >>114 の x^5 -x^2 +3 ≧ 3(x^5 +4)/5 より、 (a^5 -a^2 +3)(b^5 -b^2 +3)(b^5 -b^2 +3) ≧ (27/125)*(a^5+4)(b^5+4)(c^5+4) したがって、以下が成り立てばよいのだが、分からない… (a^5+4)(b^5+4)(c^5+4) ≧ (125/3)*(a^3 +b^3 +c^3) … ★ >>132 の方法を使うには、x^5 +4 ≧ (125/3)*(a^9 +2) が成り立てばいいが、成り立たず。 遡って、x^5 -x^2 +3 ≧ 9(x^9 +2) が成り立てばいいが、これも成り立たず。 お手上げでござる。 >>92 (a^5-a^2+3)^3 >= 3(2a^9+3a^3+4) とかから a^3 -> a と置き換えて不等式に当てはめると (2a^3+3a+4)(2b^3+3b+4)(2c^3+3c+4) >= 27(a+b+c)^3 を示せばよい。 いま (a^5-a^2+3)^3 >= ra^9+(27-3r)+2r は r <= 8.98395 に対して成り立つ 特にもとの不等式に適用できそうなのは m = 9/2^(2/3) = 5.66964 <= r の範囲 r = 8, 7, 6, m に対して書き下してみると ・(8a^3+3a+16)(8b^3+3b+16)(8c^3+3c+16) >= 729(a+b+c)^3 ・(7a^3+6a+14)(7b^3+6b+14)(7c^3+6c+14) >= 729(a+b+c)^3 ・(2a^3+3a+4)(2b^3+3b+4)(2c^3+3c+4) >= 27(a+b+c)^3 ・Π(a^3+ka+2) >= 4(a+b+c)^3 where k = 3(2^(2/3)-1) このいずれかの不等式を示せばよい r=6 のときはきれいで頑張れば示せそう r=m の限界値も不等式自体は悪くないからうまく示せそう (uvw で表すと唯一 u^3 の項が消える) あとは任せたでござる >>139 a^9 -3a^3 +2 = (a^3 +2)(a^3 -1)^2 ≧ 0 ゆえ r a^9 +(27-3r)a^3 + 2r は r について単調増加 >>114 と比べると ・r < 6.59 のとき、a^5 -aa +3 ≧ 3(a^5 +4)/5 ≧{r a^9 +(27-3r)a^3 + 2r}^(1/3), ・r > 6.59 のとき、大小定まらず。 >>132 > a,b,c∈Rに対して、 > (3) (2a^2-2a+3)(2b^2-2b+3)(2c^2-2c+3) ≧ 9(a^2+b^2+c^2) > -------------------------------------------------- > > (2x^2-2x^2+3)^3 ≧ 9(x^6+2) が十分大きな x で成り立たないから、同じ方法は使えないでござる x=2a-1, y=2b-1, z=2c-1 とおくと、x, y, z ≧-1で、示すべき不等式は (x^2+5)(y^2+5)(z^2+5) ≧ 18{(x+1)^2 + (y+1)^2 + (z+1)^2} 等号が x=y=z=1 で成立することに注意して、未定係数法で力ずくで平方和に分解。 lhs - rhs = (u-s/3)^2 + (8/9)(s^2-3t) + (28/9)(t^2-3su) + 6(s-3)^2 + (17/9)(t-3)^2 ≧0 ┏━━━┓ ┃ Q.E.D. ┃ ┗━┳━┛ ( ゚∀゚) ノ この方法を >>92 に使おうと思ったが、よい置き換えが思いつかぬでござる。 [初等的な不等式U P.65 問36] a, b, c≧0に対して、{(a+b)(b+c)(c+a)}^2 ≧ 4(a^2+bc)(b^2+ca)(c^2+ab) 模範解答は、aを最小として b=a+p、c=a+q を代入して差をとり、 aの6次式の係数がすべて0以上であることを確認していますが、 手計算じゃ大変だから、別解があれば教えてください。 s,t,uで計算してSchurを考えたけど (自分では)うまくいかず、 Lhs - Rhs = (st)^2 - 4(s^3)u + 22stu - 4t^3 - 31u^2 次に b を中央の数として (a+b)(b+c) - 2(b^2+ca) = (a-b)(b-c) ≧0 より Lhs ≧ 2(a+b)(b+c)(c+a)^2(b^2+ca) だから、 (a+b)(b+c)(c+a)^2 ≧ 2(a^2+bc)(c^2+ab) が成り立つことが示せれば…と計算して挫折 さらに(c+a)^2 = (c-a)^2 + 4ca より、 Lhs ≧ 8ca(a+b)(b+c)(b^2+ca) として、 2(a+b)(b+c) ≧ (a^2+bc)(c^2+ab) が成り立つことが示せれば…と計算して挫折 >>52 みたいな、いい方法ないかなあ… >>142 (誤) 2(a+b)(b+c) ≧ (a^2+bc)(c^2+ab) (正) 2ca(a+b)(b+c) ≧ (a^2+bc)(c^2+ab) >>142 の不等式を改造するでござる。 a, b, c≧0に対して、 (64/27)(a^2+ab+b^2)(b^2+bc+c^2)(c^2+ca+a^2) ≧ {(a+b)(b+c)(c+a)}^2 ←[>>7 ] ≧ 4(a^2+bc)(b^2+ca)(c^2+ab) ≧ 4abc(a+b)(b+c)(c+a) 参考 [>>11 ] (64/27)(a^2+ab+b^2)(b^2+bc+c^2)(c^2+ca+a^2) ≧ [(a+b)(b+c)(c+a)]^2 ≧ (64/81)[(a+b+c)(ab+bc+ca)]^2 ≧ (64/27)(ab+bc+ca)^3 (a^2+bc)(b^2+ca)(c^2+ab) と (16/81)[(a+b+c)(ab+bc+ca)]^2 ≧ (16/27)(ab+bc+ca)^3 の大小も気になるでござる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる