線形代数学ムズすぎワロタw w w [転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
〔問題〕
(t1,t2,・・・,tn) = Π_[1≦i<j≦n] (t_j-t_j)
をtの差積という。(行列式の形で表わすことも可能)
I_n = ∫[0<t1<…<tn<1] (t1,t2,・・・・,tn) dt1 … dtn
に対して、
I_{n+1}/I_n = n!・n!/(2n+1)!
が成り立つでしょうか?
初めの方は
I_1 = 1,
I_2 / I_1 = 1/6,
I_3 / I_2 = 1/30,
I_4 / I_3 = 1/140,
I_5 / I_4 = 1/630,
I_6 / I_5 = 1/2772,
I_7 / I_6 = 1/12012, X = (a, b)
(c, d)
Y = (a', b')
(c', d')
とする。
(1)
Xの固有値は tr(X)=a+d と det(A)=ad-bc で決まることを示せ。
(2)
Xの固有ベクトルは (a-d):b:c の比で決まることを示せ。
(3)
XとYが交換可能(XY=YX)ならば、
(a-d):b:c = (a'-d'):b':c'
となることを示せ。
(4)
交換可能な行列は、固有ベクトルが一致することを示せ。
(5)
交換可能な行列は、同じ直交行列Tにより対角化できることを示せ。 訂正
(5)
〔対角化可能な行列について〕
交換可能な行列は同じ正則行列により対角化できることを示せ。
(6)
〔対称行列(b=c~)について〕
・異なる固有値に属する固有ベクトルは直交する。
・直交行列により対角化できる。
ことを示せ。 >>132
(4)
Aの固有ベクトルをuとすると、
A(Bu)= B(Au)= a(Bu),
∴ Bu もAの固有ベクトル,
∴ Bu = bu,
∴ uはBの固有ベクトルでもある。
>>133
(5)
固有ベクトルを並べた行列をTとする。
A、Bは正則行列Tにより対角化できる。 >>132
(1)
固有多項式
det(x・I-A) = xx−tr(A)・x+det(A),
>>133
(6)
Au = a1・u,Av = a2・v,a1≠a2
とする。
Aは対称行列だから
0 =(v,Au)-(A~v,u)=(v,a1・u)-(a2~・v,u)= (a2-a1)(v,u)
ここで a2-a1≠0 だから(v,u)= 0, このはしために教えてください。
正方行列Aを行基本変形を行い階段行列を行う際、掃き出し法によって(1,1)成分は必ず1にしないといけないのですか? 佐竹一郎さんがお亡くなりになっていたとはなあ
昔数学ガイダンスという日本評論社の数セミ付録の佐竹先生の
書いたものを読ませてもらった。写経をするといいと書いてあった。
手元にある数学セミナー2013年2月の小林昭七さん特集に佐竹先生は小林昭七くんの
思い出という記事を書かれておられる。
線形代数も解析学と同じ使い道の多い数学、ってことだわ。
理系教養レベルの線形代数(受験勉強に余裕があったら高校生でも独学可)
面白い。数学的な考え方が身につく。他の分野でも幅広く応用できる
特に実験データなども要らない。
となるとベースとしては最強。
ただしっかり深く理解して身につけようとするとなかなか。 冗談標準形が難しいなら、まあ仕方ない。最初は皆そういうものさ。でももし一次変換の行列表示
が難しいなら、君は向いていないかもしれん。 〔補題〕
Aはn次の正方行列
A_{i,j} = P_j(x_i) P_j は多項式
1≦i≦n,1≦j≦n,とする。
このとき、det(A) は差積(x) = Π[1≦i<j≦n] (x_i - x_j) で割り切れる:
det(A) = (x)・Sym(x),
(略証)
det(A) は{x}の交代式だから
〔系〕
さらに各P_j がn-1次以下のときは、det(A) = C(x)
(略証)
det(A) は各x_iについてn-1次以下で、(x)はn-1次だから、係数はx_iを含まない。
〔例〕
P_j(x) = x^(j-1) のとき
det(A) = (x) … Vandermonde の行列式 〔Krattenthalerの公式〕
Aはn次の正方行列
A_{i,j} = P_j(x_i),
P(x) ={Π[k=1,j-1] (x + b_k)}{Π[k=j,n-1] (x + a_k)}
1≦i≦n,1≦j≦n とする。
このとき、
det(A) ={Π[1≦i<j≦n-1] (b_i - a_j)}(x),
差積(x) = Π[1≦i<j≦n] (x_i - x_j), 「非交差経路の数え上げとその応用」
−3次元Young図形を巡って−
http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~kanehisa.takasaki/edu/shido/07mizoguchi.pdf
p.14〜p.17
高崎金久「線形代数と数え上げ」日本評論社(2012/June)
200p.3024円
http://www.nippyo.co.jp/shop/book/5939.html det(A)≠0 とする。
B := A^(-1) とおくと
det(B) = 1/det(A),
det(xI- B) = det(B) (-x)^n det((1/x)I - A),
分かスレ459-124 基本的な部分だけなら難しくないかもしれないけど
いくつか急激に難しくなる部分はあるんじゃないか
例えば複素数まで取り扱って計算するようになると結構な難度に 教科書を行間を埋めて読むしかない
イメージだの腑に落ちる説明だのなんて
単にいい加減な理解でごまかしているに過ぎない >>170
証明の論理を無視した説明は、百害あって一利もないね
証明の各ステップをイメージとして説明するのはあり
要するにイメージ=悪というわけではなく使いようなんだな
例えば行列の階段化と平行体の形状変更の対応を知れば
行列の操作と図形の操作の関係が分かるだろう 二次正方行列
A = [a,b]
[c,d]
を考える。
Aの固有値は2次方程式
0 = (x-a)(x-d) - bc = x^2 - (a+d)x + (ad-bc),
の根。
∴ a+d, ad-bc により 2つの固有値が決まる。
一方、固有ヴェクトルを (cosθ, sinθ) とすれば
tanθ = {-(a-d) ± √[(a-d)^2+4bc]}/2b, (b≠0)
cos(2θ) = {bb - cc ± (a-d)√[(a-d)^2+4bc]}/{(a-d)^2 + (b+c)^2},
∴ 2つの固有ヴェクトルθが (a-d):b:c の比により決まる。
逆に
a+d = α,
b/(a-d) = β,
c/(a-d) = γ,
ad - bc = δ,
のときは
a-d = ±√{(αα-4δ)/(1+4βγ)},
だから
a = {α + (a-d)}/2,
b = β(a-d),
c = γ(a-d),
d = {α - (a-d)}/2,
と決まる。(a≠d のとき) 相似変換
A ' = PAP^{-1}
により固有ヴェクトルは変更を受けるが、
a+d と ad-bc, 一般に det(xE-A) が保存するので固有値も保存する。
[分かスレ464.505,510,513] 固有値は
λ = {α - √(αα-4δ)}/4,
μ = {α + √(αα-4δ)}/4,
λ+μ = α, λ・μ = δ,
「固有」ヴェクトルは
tanθ = {-1 ± √(1+4βγ)}/(2β), (β≠0)
cos(2θ) = {ββ-γγ ± √(1+4βγ)}/{1+(β+γ)^2},
[分かスレ464.522] 3次正方行列
A = ( a_{i,j} )
については
|xE - A| = x^3 - αx^2 + εx - δ,
α = tr(A) = a11 + a22 + a33,
ε = a11・a22 + a22・a33 + a33・a11 - a12・a21 - a23・a32 - a31・a13,
δ = det(A),
∴ 3つの固有値は α, ε, δ の3つで決まる。
3本の「固有」ヴェクトルは、残りの6変数で決まる。 二次正方行列
A = [a,b]
[c,d]
と
A' = [a',b']
[c',d']
が可換となるのは
固有ヴェクトルが一致するとき
(a-d):b:c = (a'-d'):b':c' A A' - A' A = [ bc' - b'c, (a-d)b' - (a'-d')b ]
[ - (a-d)c' +(a'-d')c, b'c - bc' ]
AA' - A'A = O の条件は
(a-d):b:c = (a'-d'):b':c' ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています