X_α を利用せずに直接 A_α を定めるのも有りか。

0と1のみを値としてとる無限数列αを
 α = {α_1, α_2, ・・・・, α_k, ・・・・・} とする。
これに対して もう一つの無限数列α' を次のようにおく。
 α ' = { α1 ⋮ α1, α2 ⋮ α1, α2, α3 ⋮ ・・・・ }
すなわち
 α'_k = α_(k - (1/2)・[ (√(8k-7)-1)/2]・[(√(8k-7)+1)/2] )
とおく。 [ x ] はガウスの床函数
 各α_k は α'中に無限回現れる。

 α≠β ならば α_k ≠ β_k なる自然数k が存在し、
 α'_L≠β'_L なる自然数Lが無数にあるので
 α' 〜 β' ではない。    >>217

そこで
 A_α = { x∈R | (xの小数部の2進法表示) 〜 α' }
とおこう。