気がするっていうだけでまだ何にも決まってもないのに、
ギャーギャー言うからここの人等に揶揄されているだけでしょう。
危機感を持つのは悪いことじゃないけど、度が過ぎれば妄想だと言われるよ。

実際、今のルールを厳格化したとして、収入証明等の書類とか提出しても
平均年収から考えれば、普通に生きている一般人は問題にならないでしょう。
書類は援助できない証明になるだけだろう。
判例をみても兄弟なら生活扶助義務で生活に余裕があれば扶養してねって程度だし
自分の生活を壊す必要などないのだから、
年収数千万レベルの騒がれている芸人みたいなケースじゃなければ、
なにも兄弟が騒ぐ必要はない。

それはさておき、俺は逆に少しだけ期待もしているんだな。
日本は扶養の範囲が広すぎだから、
現実の社会生活を鑑みて範囲を見直ししてもいい頃だと思う。
(先進国で兄弟を含む傍系まで範囲に入るのは珍しい)

俺は信者ではないが橋下の言うように
「核家族化に合わせて扶養の範囲は考え直さないといけない」を前提に
破綻しない程度には生活保護のルールの強化をする、そういう時期がきたんだと思う。
本当は遅すぎるぐらいだが、政府の今までのやり方を考えると、
問題が大事になって初めて動き始めるという、いつもの展開だな。

とはいえ、俺が期待しているような三親等をやめて一親等までにしますとはいかないだろうな。
旧家制度信奉者や扶養の範囲を狭めると国の負担が増えると抵抗する人がいるから。
だからといって戦後70年近くも経過し、核家族どころか独居者が多いのが今の日本だから
一部の政治家の思惑どおりの旧家制度復活みたいな風にもできない。
人権に重きを置き個人が保障されている上に、同居の義務も夫婦にしかない。
直系に頼るのだって大変なのに、傍系に頼ることはさらに厳しい。
扶養についても他の法律や判例、制度との絡み(利権)もあって早急にどうこうできない。

なので、強化といっても現行ルールをやりやすい程度に
もう少しケースワーカーに権限を与える程度でお茶を濁すのではないかと予想。
この問題を掘り下げようとすると、タブーにも触れなきゃいかんしな。
赤裸々して大問題にされると困るのは、突き詰めると国じゃなかろうか。