長くなるが...
私はレナ(ひぐらし)と付き合っていた。
それを耳にした誠(スクールデイズ)は「レナと別れろ」としつこく私に言ってきた。
これは危ないと悟った私の友人は私の家でお泊まりに。
そして夜中、明かりを付けっぱなしで四人がベッドで寝ている時、あまりの恐怖でなかなか眠れずにいた私。
その時、ベッドの下からはっきりと物音がした。
それに気付いたのか、友人達は皆目を覚ましていた。
ゆっくりと皆でベッドの下を覗く。
見ればそこには顔だけの誠。
誠はまるで口癖のように「レナと別れろ」と何度も繰り返していた。
それで目が覚め、それが夢だった事に気付く。
その時、鍵を閉めている部屋のドアからノックの音がした。
1人の友人がドアに近づき、ドアの向こう側にいる人物に「誰?」と問いかける。
ドアの向こうの人物は「俺だよ」と返事をした。
皆が硬直した。
誠だった…。
誠は一向に開く気配のないドアを蹴り破ると部屋の中に入ってきた。
誠の背中には、黒い布に被せられた何かの物体を抱えている。
誠は私に近づくとこう言った。
「死ね」
誠は即座に後ろの物体に被せられている布を取ると、正体が現れた物体を私に近づける。
それはノコギリだっ