9世紀に関東でM8級の巨大地震 神奈川で証拠の地層 2018年5月20日 16時55分 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018052001001610.html

関東で約400年おきに繰り返すとされるマグニチュード(M)8級の巨大地震「関東地震」が、平安時代の9世紀にも起きていた証拠となる地層を、
神奈川県温泉地学研究所などのチームが20日までに神奈川県内で確認した。

関東大震災(1923年)などの関東地震は、太平洋―相模湾に延びるプレート境界「相模トラフ」沿いで起きるが、平安時代など古い時代の記録は少なく、
実態はよく分かっていない。温地研の萬年一剛主任研究員は「証拠が乏しかった発生時期を、確実に絞り込めた」としている。

(共同)