ジョーン・フォンテーン
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>>21 ルイ・ジュールダンという俳優は非常に美男子で、20世紀フォックス映画にも けっこう出演しているが、ちょっと印象が弱い。ヨーロッパ的な品の良さは あっても、ハリウッドの活劇なんかではエネルギーが今いちだった。 シャルル・ボワイエ、モーリス・シュバリエなどフランス系の男優は、そういう 役柄を得たら成功する。その点はジュールダンは役に恵まれなかった。 ジョーン・フォンテンが彼をこの映画に起用したのは成功した。彼はこのような 役のタイプなのだから。実際、この男性の雰囲気はこの映画で非常に重要だ。 「皇帝円舞曲」はカラーだからフォンティンはきれだけど、それだけという 感じもする。 「旅愁」「忘れじの面影」の方が作品としても上だし。 >>25 「忘れ児の面影」 フォンティンは役柄に合っていたし、彼女自身が一番満足できる結果になった のでは? ちょっと今の時代には理解できない女ごころ。明治や大正の小説を読むように 観客も50年、100年前の観客になったつもりで観たらいい。 >>30 言えてる。 あんなに想い続けるほどいい男じゃないし、ステファンって。 フォンテーン フォンティーン フォンティン フォンテン レスが30でもこれだけ出てるw 英語の発音で一番近いのってどれなんだろ >>31 発音的には「フォンティン」かな? 「忘れじの面影」はツヴァイクの原作を読なだ方がいいと言う人もいる。 たしかに映像はイマジネーションを縮ませることはある。 それでもこの映画な観終わって余韻が残る。 何年たっても心に残る映画は、そう多くはない。 姉さんだもの、それに映画界の先輩でもあるし・・ 妹は頭が上がらない どっちにしても、この姉妹まだご健在。 どちらも長生きしてください!!! 歳をとるとね、ま、いろいろ思いも変わるどるう J「もしもし、姉さん、ちょっと話があるのよ、 電話では話せないんだけど」 O「あら、ジョーン?誰かと思ったら・・何十年ぶりの電話かしら? そう? 私も少し貴方に話しておきたいことがあるのよ、あなたから 電話が来るとは思わなかったわぁ」 J「じゃ、来月の中ばごろどう? 場所はそうね、貴方の家へ行くわ」 O「ほほほ・・ ま、来てくれれば準備するわ 何十年ぶりかしら。。」 ってな調子で話しが・・・ 昨日廉価版レベッカを見て(何回も見てます)改めて 彼女の演技と美しさに参りました。 やはりしゃべり方がお姉さんに似ているような気がする・・。 ところで彼女の自伝を読んだ方いらっしゃいますか? 日本では翻訳されていないようですが。 このひと、見かけによらずと言っていいように思うけど行動派というか 清楚な美人ってだけじゃないよね。いろぉんなことしてるし、4回だか 結婚離婚繰り返してるし。それだけでも自伝おもしろそう。 imdb見たけど全部離婚してるねw 淀長さんなんかも断然ジョーン派だったね。普段でもさっぱりしてて自然体で。 だからってオリビエはそうじゃなかったってことはないだろうけど。 かなり昔だけどローレンス・オリビエとヴィヴィアン・リーの「レベッカ」 見た覚えがある。もちろんテストフィルムとかそんなんだろうけど。 キューピット壊したことをマキシムに話すシーン。 オリビエがどうしてもヴィヴィアンに「わたし」をやらせたかったらしい。 おかげでジョーンは撮影の時終始冷たく扱われたんだとか。 ヴィヴィアンでなくてよかったと思う。イメージ合わない。 原作の「わたし」は美人じゃないしジョーンでも綺麗過ぎると思った。 >>43 ヴィヴィアン・リーって女優は、そんなに巧いかね? 「風と・・」た良すぎて、あとは「哀愁」の可憐以外に印象に残る作品は ないね。 「アンナカレーニナ」も失敗作だし。 ヴィヴィアン・リーは身体も弱かったし、性格もだんだん歪んでしまって、 晩年は気の毒な人だった。 実質は「欲望という名の電車」が彼女の最後の作品と言ってもいいだろう。 巧い女優ではない。美貌だけじゃなかったの? ご姉妹、お二人とも健在なんだな お互いに「まだ生きてやがるのか! しぶとい奴め。 奴のいないこの世の空気を一日でも多く吸ってやる。 ええ、先になんか死ぬものですか、馬鹿らしい」と思っていたらアッパレ。 ヴィヴィアンリーは、早くに亡くなったね。 女優でも一般人でも、人間、晩年が寂しいと、寂しいわね。 いがみ合う相手がいるとは、なんと幸せなことかw >>47 仲の悪さは伝説的だからな。そうそう和解できないだろw 互いに意地もあるし。どっちかが仲直りしようなんて言い出したら、そっちが 負けだと思ってるんじゃね? でもさぁ、90とか100になって、 古い時代を共にしてきた友人知人もみんな死んで、 色々と懐かしく語り合える相手って、 お互いに「もうあいつしかおらん」状態じゃないのかねぇ。 まぁ、一応は、順番でねえちゃんが先に逝くのがいいかと思うが。 オリビアは小さい頃から活発で、病身でいつも家の中で詩集なんかを読んでる 妹と比較されて「オリビアはできる、ジョーンはできない」と言われ続けて きたんだそうだ。それもちょっと?な話だけど。 ジョーンが乗馬だの釣りだの上手で、インテリアデザイナーやパイロットの 資格持ってたりしたのってお姉さんへの対抗心みたいなものもあったような気がする。 いがみ合う相手だったかもしれないけどいいライバルでもあったんじゃないかな 美人度でいえばジョーンの方が上だと思うけど。 ジョーンの代表作は「断崖」と「レベッカ」だけど、役柄としては似ているね。 出演作では「忘れじの面影」が最高作品だと思う。 一方のオリビアは3回オスカーを取っているが、「遥かなるわが子」は知らない。 やはり「女相続人」が作品の出来からも彼女の演技という点でも一番だろう。 この作品なんか観ると、オリビアの方が演技力はあるように思うが。 女優業でいえば良きライバルでもあり、 そういうのは懐かしく思い出されるかもしれないけれど、 私生活で恋人を奪ったり、そういうのは根が深いかと。 ジョーンはソフトで日本人には好みだろ オリビアは目玉が大き過ぎて日本人には怖い感じがする女優。 日本的な言い方だと「華がある」のジョーン。 地味な演技はがオリビア。 目がデカイからとかはあまり関係ないと思うがオリビアはお姫様アイドル女優 みたいなイメージでジョーンは最初から文学的な映画に出てたから、オリビアは 軽く見られてる分損なとこはあると思う。 オリビアが好演したワイラーの「女相続人」はジョーンの出た多くの映画より 文芸的だし上質な作品だ。 ∩_ 〈〈〈 ヽ 〈⊃ } ∩___∩ | | | ノ ヽ ! ! / ● ● | / | ( _●_) ミ/ <こいつ最高にアホ 彡、 |∪| / / __ ヽノ / (___) / >34 姉を頼って一緒に住みだしてから女優始めた。 あまり仕事がなくて、 オリビアの車の運転手、家事やマネージャーとかみたいなことをしてた。 『風と共に去りぬ』のメラニーだけでもと思ってたら、姉に取られた。 自殺しようかと考えてた時に『レベッカ』のオーディションの話を知って… って本で読んだ。 姉のお手伝いさんのみじめさを身に沁みていたんだな たえず姉への対抗心を燃していた。 顔はやさしげだけど、腹も心も真っ黒い女 ジョーン。 デ・ハビランドはロンパリだし、 フォンテインは片方の眉を上げる表情をよくする。 フォンテインは片方の頬で笑うね あの表情は、なかなk魅力的だよ、 やや びっこと言えるね ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/2078/port2.jpg >>30-31 思い続けるほどの価値もない男を、慕い続ける女ごころのせつなさよ・・・ いい映画だよね ヒッチコック劇場で「裏切られた善意」という回でのジョーンはこれまでに 見たことのないほどのイヤなイヤな女の役だったけど実にうまかった。 顔は人一倍の優しさがあって、腹は黒いという女性の役ですね。 ジョーンは真はものすごい強い人ね、腹の色はわからない。 校正のいい加減な映画本で‘ジョン・フォンテン’て表記されてるのを見たことがある 一瞬、(゚д゚)…まあ、誰のことか判るけどさ、て思った 劇作家の加藤道夫(女優の加藤治子の旦那だった人)が学生の頃、毎朝電車の中で 見かける美しい外国の女学生のことが忘れられなかった。 その後、スクリーンでかの女学生を見たとき、まさか!と驚いた。 彼女の名前はジョーン・フォンティーン。 さぞ綺麗だったでしょうな、10代の頃のジョーンは。 東洋英和? 聖心? 双葉? どっかのお嬢学校でしょう。 >>74 wikではアメリカンスクールと聖心女子学院へ通った、となってるね。 姉のほうは4年くらい前のインタビューで日本語聞かれて イチ ニ サン と数を数えてたよ。 もう、姉妹の出ている映画を観ることは出来ないだろう。 >>69 白黒の? ずいぶん昔の記憶だが、 悪気はないが、善意で振舞う女の行動の結果が、 全て人を傷つけてしまう。 それを自分のせいだとわからない彼女を、 夫が毒殺してしまう。 最後、悪夢に苦しみながら死んでいく女の演技が 妙に印象的だった。 違ってたらすみません。 淀川長治さんがリトル・トーキョーで見かけて声をかけたら 「これからすき焼きを食べに行くところなの」と言ったそうな。 子供のころオリビアにあばら骨折られたんだっけ。仲悪いどころじゃねーなw 活発な子だったのがオリビア、 本ばかり読んでいたのがジョーン。 という話を昔の映画雑誌で読んだ記憶があるw Frenchman's Creekってのが観たい。 「レベッカ」のヒロイン候補にはオリビアも挙がっていたらしいが辞退したみたいだね。 妹に譲ったのか、また役を取り合うのがイヤだったのかは知らないけど。 オリビアのド・ウィンター夫人も観てみたかった気がする。 オリビア・デ・ハビランドはワーナー専属だったからRKOに出るにはまた社長の許可が必要になったのかも そしてヒッチコックってブロンドが好きだったって聞いたことあるw キム・ノヴァックやティッピ・ヘドレン、それにジョーンもブロンドだよw >>93 「ヒッチコックブロンド」っていうくらいだからね。 ただあのヒロインは地味で平凡な娘、という設定だから ブロンド美人のジョーンより容姿的にはオリビアの方が合ってたんじゃないかなあ、と。 かりにオリビアがスクリーンテストを受けていたとしてもジョーンが起用されたろうけどね。 ジョーンは本当にヒッチ好みだと思う。 >>94 「女相続人」でオリビアはレベッカヒロインとそっくりのキャラ(自信がなく、内気でおどおどした娘)をうまーく演じたじゃん。 >>95 でもヒッチは実際にはジョーンに興味なかったよね。 >>96 二度も主役に起用しているんだから興味ないわけはないと思うが。 ヒッチがどんな方法でジョーンを精神的に操ろうとしたかはジョーン自身が述べているよ。 ヒッチは興味のない女優には(それが主役級でも)必要以外口もきかなかったらしいよ。 単なるテレ屋ってのもあると思うが。 ポール・ニューマンやドリス・デイも困ってたらしいね。 >>97 興味というか女優としてあまり評価してなかったというか ヒッチはジョーンをただのお人形さん、と言ってる。 >>98 ポール・ニューマンは出たことあるのか・・・ だけど、ヒッチは出演者のことを不満ばかり言う人じゃなかったか? 褒めている人もいるが、大半は不満だ。 彼の意見に賛同できる人もいたが、大半はヒッチの勝手な毛嫌いみたいに 思えた。 >>99 ヒッチは役者は家畜だ、道具だ、と公言する人だもんね。 視線の方向まで指示する人だから、それをいうなら俳優すべてはヒッチの人形で自分は人形師のつもりなんだと思う。 おそらくバーグマンやケリーも。 完成された演技派より自分がすべて指示を与えて好きなように動かせるお人形さんの方が好きなんだよ。 >>102 う〜ん ヒッチはそういうキャラか。 だから文句を言った「私は告白する」のアン・バクスターを嫌ったんだ。 何かと自分の意見を言いたがるベット・デイビスなんかダメだな。 ベティは見た目からたいぷじゃない気がするなw ジョーンもだけどキムノヴァクも好みではなかったよね バーグマンやグレースには執着していたけど 共演のモンゴメリー・クリフトもうんざりしたらしい。 ヒッチは会社から押し付けられた女優に拒否反応を示したのだろう。でも 監督だったら、その気に入らない素材を上手に使うということも才能だろう。 キム・ノヴァクは巧く使った例ではない? ドリス・ディについては、ヒッチがどう言ったか知らないが、「知り過ぎた男」の 彼女も悪くない。 @ 「見知らぬ乗客」 A 「裏窓」 B 「レベッカ」 (ジョーン・フォンティン主演) C 「断崖」 (ジョーン・フォンティン主演) D 「サイコ」 E 「海外特派員」 F 「北々西に進路をとれ」 G 「めまい」 H 「パラダイン夫人の恋」 I 「鳥」 ヒッチの傑作というとベスト10は、こんなとことかな。 フォンティンの主演した作品ンは2作とも良い。 >>108 上の作品群のほかに「疑惑の影」と「バルカン特急」もぜひ入れたい作品。 「パラダイン夫人の恋」は失敗作じゃなかった? 「汚名」も入れてほしいな。 あと「フレンジー」も好き。 >>110 「汚名」はバーグマンの出たヒッチ作品3本の中では一番良いと思うけど、 どうかな? でも、さすがヒッチの作品と思えるシーンは多い。 「フレンジー」は傑作。 年をとってきてもヒッチ衰えずと認識した。 ロープ、三十九夜・・等などは? まぁフォンテイン贔屓だからしょうがないけど >>110 「パラダイン夫人の恋」が失敗作だという話は、実はヒッチ自身が喧伝した。 ヒッチは、この作品を出来に不満を持った。 だが、彼は自分が携ったことには自己批判をせず、スタッフやキャストを批判した。 夫人役のアリダ・ヴァリは会社から押し付けられた女優で、自分は気に入らなかったなど と述べた。また、恋人役のルイ・ジュールダンは野性味が不足していてミスキャストだ、 と決め付けた。 しかし、いま観るとヒッチの批判は全てマト外れだ。アリダ・ヴァリは適役だ。また ジュールダンも彼にしては珍しくこわ面の感じが出ていて適役だ。 ヒッチという監督は自分が気にいらない関係者をこきおろすことが大好きなのだ。 >>114 「間違えられた男」は面白かったです。 ストーリー展開の面白さでは「バルカン特急」「北北西に・・・」「海外特派員」 などと似たように、主人公が移動して行く先々で次々に謎の事件が起きる。 ロンドンからアラブの世界への背景も面白い。 普通の静かな街が、何か不気味な街に思えてくるマジックはヒッチ映画の妙味ですね。 いつの間にかヒッチ映画スレになってますな いまさらだけど 四季がレベッカ舞台化するのね >116 レベッカは日本的にリメイクしても面白そうだが。 >>108-115 ヒッチの作品から無理にベスト10を選択して押し込めてしまうこともない。 ここらのレスで上げられた作品は、書き手の好き嫌いで上下はあっても ヒッチコックの傑作群としていいのではないか。 ヒッチの作品。 衆目の一致する意見として『トパーズ』は間違いなく駄作だろう。 「間違えられた男」について書きましたが、私の”間違い”でした。 「間違いられた男」ではなく、「知りすぎた男」について書いたつもりでした。 「知りすぎた男」のドリス・デイはよかったな。 あれは歌えてしかも母親のシリアスな演技が出来てと難しい役だったと思うが ドリス・デイはぴったりだったと思う。 ヒッチもドリス・デイに関しては満足していたみたいだし、ストーリーも面白かったよね。 >>122 同感、 女優で失敗したのは「私は告白する」のアン・バクスターだろう。 他の映画では、概ね、成功と言っていい。 ただ、ヒッチの好き嫌いはあっただろう。勝手な男だったから。 >>123 まあ映画監督はほとんどが自己中心的な独裁型だよ。 スビルバーグも黒澤明もそう。 でもヒッチは特にエゴが強く不気味な感じがするね。 ヒッチは監督として成功しなかったら、社会の片隅で人を殺したかもしれないねぇ、 それも陰惨な殺しをね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる