従来のアイドルイメージを打破する“笑わないアイドルグループ”として、80年代の尾崎豊のような大人や社会への反抗曲を歌い続けた。
キラキラ衣装で笑顔のアイドルをやりたいメンバーもいる中、若者の代弁者=センター平手の心境を叫ぶ曲だけを出し続けた。
結果、ロックフェスでは普通のロックバンド以上に大歓声を浴びるようになり、平手は尾崎のような若者のカリスマになった。
ただ、自然と仲間との距離は広がっていき、平手は心身を崩しての休養を繰り返す。
2、3番人気のメンバーは、閉塞感に悩み先に卒業。仲良しこよしの楽しいグループにはなれなかった。

熱狂的なファンを生む前代未聞のアイドルグループになったが、平手らメンバーへの代償は大きかった。
シングルも昨年2月に発売してから、1年間もリリースなし。
もはや、平手のセンターでは、普通に新曲制作できないことを意味していた。
平手も周囲も限界だった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200123-00000243-spnannex-ent