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【物語】欅坂46orけやき坂46の小説 ★3【エロも可】
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0001名無しって、書けない?(やわらか銀行)
垢版 |
2018/03/11(日) 09:17:32.61ID:b3/LyH/X0
素人レベルからでも投稿できる小説スレです 
ただし投稿作品に対するすべての中傷は禁止です 

投稿者は多大な時間と労力をかけて 
作品を投稿していますのでご協力をよろしくお願いします 

この度小説スレと原案ありスレを統合しました 

以下は原案ありの簡単な説明です 

インスパイア、オマージュ、パロディ、パクリ、何でも結構です。 
その原案も小説、戯曲、映画、テレビドラマ、マンガ以外にも、ルポルタージュやテレビのドキュメンタリーとかでもかまいません。 
テーマだけでもOK、冒頭だけでもOKです。 
少しでもかすったから原案ありだと書いた当人が主張するのなら、そう見なしてあげましょう。 
「『パクった』と言ってるけどさ、全然パクってなく、それはお前のオリジナルじゃん」という非難はやめましょう。 

あとは作家さん各々の良心に従い思うままに書いてください 

最後に、このスレの投稿される作品はすべてフィクションであり 
実在する人物や団体や建物等との関係は一切ありません 
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0341名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/04/29(日) 18:57:15.20ID:7jIKJdqI0NIKU
>>340
たしかに次から次へと出てきますね
R18シーンは当分あのシーン以来でてきません
0342名無しって、書けない?(庭)
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2018/04/30(月) 19:24:30.05ID:EDs5DRyoa
投稿祭りで燃え尽きとるやないか!

という保守
0343幸福な食卓 ◆pZLaUoYPXc (千葉県)
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2018/04/30(月) 22:31:24.35ID:5ILIEqcm0
#1
「なぁー姉ちゃんまた本読んでんの?」
俺は机で黙って村上春樹の騎士団長殺しを読む姉に声をかける。
「うーん。」曖昧な相槌を打って、
姉は蜜柑で指先を黄色くしながら
本のページを捲る。
夕方六時のちょっとした階下の喧騒に
嫌気がさして姉の部屋に来た。
姉はいつも仕事から帰ると
こうして夕食の時刻まで本ばかり読んでいる。
ところで俺はまったく本を読まない。
母も姉も本をよく読む人だが、
父と俺はまったく本を読まない。
それでも父は時折、小難しい経済書
を睨みながら読んでいる。
だから結局、本を読まないのは
俺一人だ。

暫くして「ふー。終わった。」と言い
本を雑に閉じて姉は椅子をくるりと
こちらへ回す。
「ところでめいちゃんとはどうなの?」
僕はぬるくなった飲みかけのサイダーを
危うく吹き出しそうになった。
姉はいつでも突然だ。
脈絡がない。
「...なんだよ突然!」
「まぁーそんな驚くなって。」
姉はざらついた声で言う。
「めいとはまぁ、うまくいってるよ。」
めいとは。8ヶ月ほど前から
付き合っている東村芽依のことだ。
この子は泣き虫で、弱くて、
のほほんとしている。
そして優しい。姉いわく
「おまえにはもったいない。」
らしい。
しかしそんなことどうでもいい。
「まためいが姉ちゃんに会いたがってたよ。」
「ふーん。そう。」
姉はミカンの皮をゴミ箱に入れながら言う。
「今日はカレーかな。」
姉は鼻をひくつかせながら言う。
「相変わらず鼻がいいな。」
姉は誇らしげに「まぁね。」という。
「ご飯よ。」
階下から母の声が聞こえてくると、僕らは2人で返事をした。
0344幸福な食卓 ◆pZLaUoYPXc (千葉県)
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2018/04/30(月) 22:32:34.59ID:5ILIEqcm0
#2
「これ、ええやろ。」
姉は肩まで掛かったブラウンの髪を
すこし揺らしながら言う。
姉が手に持つのはDNAの螺旋が
描かれたストラップ。
「友達にもらった。手作りだって。」
聞いてもいないのに姉は続ける。
姉はかつて乃木坂46というグループ
にいた旭川の女、いや、火曜日の女、
と名前が同じだ。
しかしながら性格も何もかも違う。
愛読書は微生物が無数に載っている図鑑。
ガチガチの理系女子である。
そしてそんな理系女子、米谷奈々未
は微生物が大好きだ。
愛読書が微生物図鑑というだけでだいたい
察しはつくだろうが、
いったん話だしたら止まらないほど
微生物が好きだ。
以前、付き合っていた男子に
ボルボックスの魅力を延々と語って
ドン引きされ、ふられた。

そして僕は姉とは真逆の文系だ。
現在は大学で文化人類学を専攻している。
これがなかなか面白い。
然しながら、僕が姉のボルボックスの魅力を理解できないように、
姉も僕の話す文化人類学の魅力を理解できない。
そんな感じだから仲が悪い。
とよく話だけ聞くと友人に誤解されるが、
そうではない。
意外とバランスよく保っている。
姉も僕も思考回路もフィールドも違うのでそもそも、喧嘩にすらならない。
そんな僕は塩基なんとかについて語り始めた
姉に適当に相槌を打っていた。
0345hidamari(24) ◆pZLaUoYPXc (千葉県)
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2018/04/30(月) 22:37:50.96ID:5ILIEqcm0
発売されたばかりの推理小説を
読み終えた織田奈那はカウンターの
デスクへと乱暴にその推理小説を置く(それが乱暴な造作だと本人は考えては居ないらしい)。
ここは放課後の図書室。
自習をするものが数人と、おしゃべりをする数人いる。僕らは図書委員で、
今日は当番の週だった。
織田奈那もまた図書委員で伸びをしたあとで最近ゆいぽんがなにかに悩んでいる様だと僕に告げた。僕はたじろいで
「何かって...ゆいぽんっていつも何かしらに迷ってるような表情してない?」と言った。すると、「違う違う。微妙に違うの。」
織田奈那は僕に顔を近づけ、声高に反論した。
僕はその勢いに気圧され、「あっそうなんだ。」としか言えなかった。
「聞いてみたの?」
「聞けるわけないでしょ。しかも聞いても言ってくれるわけないでしょ。」
織田奈那はブラインドがかかった図書室の窓を見た。空はブラッドオレンジの果肉を垂らしたみたいに紅く、その下で部活の生徒が走り回っていた。
織田奈那は考え事をしているようで何も口にしなかった、ただその目の先にはサッカー部の生徒とブレザーを着てスカートをおった生徒が親しげに何かを話している姿を捉えていた。
「もしかして...好きな人でもいるのかな。」何故か淋しそうにそう呟いた。
「へぇ。」僕は微かにそう返す。
そんなとき扉が開いた。
僕らは息を飲んだ。
扉を開けたその生徒は茶色のポニーテールに八重歯を覗かせ、泣きそうな目をしていた。
「ゆいぽん...」僕と織田奈那はつぶやく。
ゆいぽんは不思議そうな顔をしてから僕らに「なに?」と訊いた。
0346檸檬 第2話(千葉県)
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2018/04/30(月) 23:43:55.39ID:5ILIEqcm0
第1話は前スレの247あたりに。

私は二人の関係を永遠のものと思っていた。しかしそれが単なる錯覚だと気づくのにはそう長くはかからない。
「わたしのことなんて忘れてください。」
私は晴れていたはずの街角から
突然降り注いだ宝石の雨を見た。
「わたしはもう貴方といれなくなってしまった。」
彼女はそう言って私をみた。
私は彼女から目をそらし、温くなったコーヒーをスプーンでかき混ぜた。液面は渦を描き、やがて穏やかになる。
「どうして?」
私は静かに尋ねた。
彼女は黙って私を見詰めた。
見詰めるその眼は愁いのなかに沈んでいた。
「私、結婚することになったの。」
「君が、如何して?」
「父が決めてきたの。」
「そうか。」
彼女の父はとある企業を経営している。
つまり生まれつきのお嬢様。
仕草や口調のひとつひとつからそれがわかる。

「君とはそもそも住む世界が違うからな……」私の声は冷たかった。こんな声が出るのかと自分自身驚いた。外はまだ雨。
彼女から目をそらした。
「そんな」
彼女はぽつりと呟いた。
生暖かい風が二人を横切った。
テーブルの上には幾つも水滴が零れていた。それが彼女のものだと理解するのに私はしばらくの時間を要した。
「本当は私だって……」
わかっている。彼女の本音ではないことを。私は沈黙した。選択肢はなかった。彼女を幸せにするのは私ではないと考え始めた。そして私は日もすっかり沈んだあと別れた。そのときの情景はなにも覚えていない。ただ夕闇に消える彼女の背中が酷く寂しかった。

互いに重たい何かを引き摺った別れだった。私は暫く乱雑になったアパートで世捨人のような暮らしをした。毎回、彼女が訪れる度にこの部屋を片付けていた。そしていまは、何日も読まずに溜まった新聞が山を築き今にも崩れそうだ。私の吐息が部屋に虚しく響く。
0348今夜、すべてのバーで[壱] ◆pZLaUoYPXc (千葉県)
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2018/05/01(火) 21:31:56.50ID:7DebC+3Q0
銀のシェイカーはバーテンの手によって芸術品の如く耀いている。
私はそのシェイカーを巧みに操るバーテンに目を合わせた。
バーテンは微かに黙礼をすると、またリズミカルにシェイカーを奏でた。
私は手元に置かれたブラック・レインの液面を見る。
このカクテルは映画、ブラック・レインをモチーフに作られた。
それを作ったのはどんな人物か知らないがこのダークな液面には松田優作の蠱毒な影が覗いて見える。

私はグラスを持ち上げる。
黒はほかのどの色にも染まることは無い。
ある意味一番綺麗な色だ。
カランとドアにかけられた飾りが来客を告げる。
頬に赤のさした男と恥ずかしそうに顔を下げた女が入ってきた。
男は女に親しげな笑を見せる。
人によってはその笑にたんなる「可笑しさ」以外の何かを感じさせるだろう。
真夜中の来客に対し、私は無関心だった。
酔客が入ってくることなど珍しいことではない。
その男は女の肩に手を回し
「理佐ちゃーん。」とやに下がって言い、
「理佐ちゃん」と呼ばれた女は
「酔っぱらうまで飲むんじゃねーよ。」と言いながら男を睨む。
矢張り酔うているようだ。
私の隣にいるスーツの男は
其方の2人組を認めて何かを言うた。
「あっ―さん。」
私の口から溢れた赤い液体のせいで名前を聴き逃した。
掌の細かな筋に赤は染み込むようだ。
そのスーツの男と二人組はカウンターでいつの間にか親しげに歓談している。
私はその様に一瞥を呉れて懐から取り出した千円札の幾つかを置くと、椅子から立ち上がる。
その刹那、私の視界は暗渠と化した。
0349名無しって、書けない?(千葉県)
垢版 |
2018/05/01(火) 21:34:08.98ID:7DebC+3Q0
過去スレを覗いた時に見かけた、いくつかの人が書いていたバーの話を私の視点?でちょこちょこと。
タイトルは中島らもさんの、同名小説。
文体はもろ車谷長吉さんから。
0350名無しって、書けない?(千葉県)
垢版 |
2018/05/01(火) 21:35:55.93ID:7DebC+3Q0
理佐ちゃんはなかなか書きおおせない。
0351名無しって、書けない?(庭)
垢版 |
2018/05/02(水) 01:57:57.05ID:DkGrclaXa
千葉県さん乙でありますm(__)m

理佐ちゃんが好き過ぎる俺は理佐ちゃんが出てる作品はノーコメントw


大阪府さんが行方不明や〜
0352名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
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2018/05/03(木) 00:16:08.15ID:60lC2Bf9K
昨日誕生日ということで
こんな保守
https://o.5ch.net/153fv.png
0353名無しって、書けない?(庭)
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2018/05/03(木) 06:26:38.20ID:xeJWss2Ja
>>352
誕生日だったんですねw
0354名無しって、書けない?(大阪府)
垢版 |
2018/05/03(木) 21:32:54.90ID:8s1VJxb+0
金曜日の雨(一)

恋人に対して、損得の感情を持つべきだろうか。ある程度は許容されるかも知れない。
相手の容姿が良ければ、周りから羨ましがられ、見栄を張れる。
しかし、自らの得のためだけに恋人を持ったりすれば、関係は崩壊へ向かうだろう。
そんな上っ面だけの関係に、本気の恋心など存在しない。

小坂さんの告白は脅しに近かった。
「私を振ったら、君は多分クラス中にイジメられるよ」
直接伝えてくれるならまだマシだ。そんな内容の手紙が下駄箱に入っていた。
文字は恋文にふさわしくなく、怪盗の予告状のようなものだった。
返事の期限は明日と書いてある。それも、学校が始まる前の、朝7時半だ。
「毎朝、7時半に菜緒を起こすこと」
それが付き合う条件らしい。告白を受けたはずなのだが、何故か同時に条件まで突きつけられていた。
はっきり言って、不平等条約である。

期限の朝は晴れていた。白い蝶が飛んでいる。
僕は公園のベンチに座っていた。周りに人が居ないことを確認する。電話を誰にも聞かれたくなかった。
テレフォンを発信する親指は震えていた。ゆっくりと携帯を耳元に持っていった。
小坂さんはワンコールで出た。「おはよう」とだけ言われて、電話が切られた。
もう一度電話しようと思ったが、怖くてできなかった。

小坂さんの家まで歩いた。5分ほど家を見上げて、インターホンを押した。
ドアはすぐに開いた。雰囲気からして、今起きた感じではなかった。
小坂さんは「おはよう」と言った。それだけ言って、先を歩いた。
学校まで一言も喋らなかった。
0355名無しって、書けない?(大阪府)
垢版 |
2018/05/03(木) 21:33:35.63ID:8s1VJxb+0
金曜日の雨(二)

「サインしてください!」
教室に飛び込んできた後輩に、小坂さんは困った表情をしている。
「写メ撮っていいですか」
また別の後輩が、小坂さんに肩を寄せた。

小坂さんは毎日のように囲まれていた。
現実離れした美しさが、人を呼び寄せていた。あれだけ綺麗なら誰だって目を向ける。

「ごめんね、今忙しいから」
小坂さんは手を振りほどいて教室を抜け出した。僕は座ってその様子を見ていた。ちょっと心配になって、探しに出た。
小坂さんは階段の踊り場にいた。手すりに座って携帯を触っている。白い脚が真っ直ぐに下へ伸びている。
「大丈夫?」僕は声をかけた。
「何が?」
「あ、いや。何か困ってそうだったから」
「別に」
小坂さんは少しジャンプして手すりから下りた。身軽なのか、地面を触れる音がしなかった。
僕の横を通り過ぎて階段を昇っていった。鋭い目が下を向いている。

「あ、雨や」
小坂さんは階段の途中で止まっていた。
「今日は夕方から、きつく降るらしいよ」
「何で、朝、言ってくれんかったん?」
「いや、傘持ってると思ったから」
小坂さんは教室に戻っていった。
0356名無しって、書けない?(大阪府)
垢版 |
2018/05/03(木) 21:36:21.80ID:8s1VJxb+0
金曜日の雨(三)

「どうせ帰るん一人やろ?」
授業が終わってすぐ、小坂さんは僕の机に肘を付いていた。
「仕様がないな、菜緒が一緒に帰ってあげる」
間髪入れずにそう言われた。

僕は黙ったままだった。
「ほら、一緒に帰るで」
少し焦ったような口調だ。
小坂さんに手を引っぱられて教室を出た。

廊下の窓は明るかった。白い光が壁に映っていた。
「あれ、雨降ってないやん」
小坂さんが僕の手を離した。窓についた水滴の影が、首をかしげる彼女の白い頬に映っていた。
しばらく動かなかった。
「帰らないの?」僕は言った。
「いや、一緒に帰るよ」

雨上がりのアスファルトに少女がそびえ立った。砂を浚うように指先が髪をはらっている。
小坂さんがこちらを向いた。鋭い目が僕を睨んでいる。
「私が嘘ついたから、そのお返し?」
「そうだね。僕が電話したときにはもう起きてたんだろ?」
「え、そこ?」
「ん、何が?」
「いや、何でもない」

小坂さんが背を向けた。手が前髪を触っている。
少しだけ顔を見せて、言う。
「明日も7時半にちゃんと起こしてな」
僕の返事を待たずに、ローファーが水滴を跳ね上げていった。明日は土曜日だ。
0357名無しって、書けない?(大阪府)
垢版 |
2018/05/03(木) 21:37:36.61ID:8s1VJxb+0
>>351
只今生還いたしましたw

>>352
誕生日なんか気にしたことなかったw
0358名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
垢版 |
2018/05/04(金) 00:51:44.17ID:k0tPPOchK
>>357
いや、だってそれに合わせてNHKでラジオやってるから(笑)

>>356
最初に読んだときには『彼女の本当の嘘』がさっぱりわからなくて
それで何回か読み返してみて、やっとわかりかけて来た気もするんですが、それもまだ自信ない(笑)
それにそれが正解だったとして、果たしてそれが本当に『嘘』なのか、それも実はわからなくなってくる

そうなると何だかもやもやすることこの上ないわけですが(笑)、このもやもやしたファジーな感じこそが、まさに人間の心の本質のひとつなのかな、なんてね(笑)

『好き』と『嫌い』、または『好き』と『無関心』は単純に二分できない
その間の、時に自分でも把握しきれない曖昧な部分を行ったり来たりするのが人間の心理であり、とくに思春期の特徴である、という感じなんでしょうか…

それと、何となく小坂さんに茜ちゃんと似た空気感を感じる部分がありました
大阪府先生のブレなさも流石だと思います(笑)
0359名無しって、書けない?(庭)
垢版 |
2018/05/04(金) 03:05:46.85ID:O/I+P7Qoa
>>357
お帰りなさいませw

本当の嘘がなんなのか分からず、こんな時間まで眠れない・・・
0360名無しって、書けない?(大阪府)
垢版 |
2018/05/04(金) 09:15:30.34ID:sBEZH20G0
>>358
>>359
へんてこなストーリーを何回も読んで頂いて申し訳ないんですが、
自分で読み返してみても何が本当の嘘か分からん…
多分チワンがいい所突いてると思うんですが、
読解力のない僕がそれを言語化しても結局同じ物語を書くことになりそうですw
出来ましたらお二人の見解もお聞かせ願いたいところです

ただ、ストーリーの大元は、昨日チワン画伯がお描きになった秋元先生の『ポニーテールとシュシュ』です

「束ねた長い髪 水玉のシュシュ 恋の尻尾は 捕まえられない 触れたら消えてく 幻」

これ聞いた時はやっぱり天才だと思いました
捕まえられないのが「君の」尻尾ではなく、「恋の」尻尾ですからね
単なる片想いより、もっと深いことを表現してますよね
人間の心理という点では、チワンさんの言う事がもっともです
0361名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
垢版 |
2018/05/04(金) 10:35:17.84ID:k0tPPOchK
>>360
小坂自身も実は本当の嘘が何なのかわからないのかも知れない、ってふと思った(笑)

でも一応リクエストにこたえてつまらない分析結果の発表を(笑)

小坂は学校のマドンナ的存在で常に後輩たちなどから言い寄られたりして、正直参っていた。
そこで、いわば虫除け代わりに彼氏的存在を作って彼ら彼女らが近づきにくいようにしようと思い立つ。
あの人が彼じゃかなわないや、と周囲に思わせないといけないので、白羽の矢が立った主人公もそれなりの男子であるはずである。
そこで強引な手法を使って彼に告白。朝7:30から拘束する理由は上記のように1日中虫除け代わりになってもらうためだ。
主人公はそうした小坂の魂胆に薄々気付きながらも話に乗った。それが冒頭の独白につながる。
つまり『本当の嘘』は小坂の手紙による告白そのものであり、純粋な恋愛感情からのものではなかったということである。

しかし、主人公が小坂に電話する指が震えていたり、小坂も7:30よりも遥かに早く目が覚めてしまった様子からわかるように、2人とも恋愛とか男女交際とかに関してはまだまだウブである。
なので、例えば人間の恋愛感情が『好き』『好きじゃない』に単純に二分されるものではないことをまだ実感できていないため、互いの中に芽生えた感情の正体に戸惑っている様子もうかがえる。

そう考えると、小坂の告白は本当に嘘だったのか?
これからの2人はどうなっていくのか?
目が離せませんね!(笑)
0362名無しって、書けない?(庭)
垢版 |
2018/05/04(金) 11:00:23.96ID:2yM1Bt1ia
>>361
チワンさんの解釈がもう1つの物語を産み出してしまうほどの深読みになっとる!?


しかし、大阪府さんの次は千葉県さんが行方不明・・・

地名シリーズの人たちは失踪癖があるなぁw
0363名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
垢版 |
2018/05/04(金) 12:00:07.08ID:k0tPPOchK
>>362
確かにw
自分も地名シリーズの端くれですしねw

ぽん民先生もそうでしたっけ
0364名無しって、書けない?(たこやき)
垢版 |
2018/05/04(金) 13:02:15.19ID:sBEZH20G0
>>361
ちょっと素晴らしすぎますね
こっちの批評のほうが面白いじゃないですか

確かに、「ホンマは好きやってんで」とか、「私、好きになっちゃったみたい」
みたいなセリフを言わせようとも思ったので、チワンさんの分析は正しいんでしょうね
ていうか、この説以外は立証ができないんじゃないかとさえ思います

そして、さり気なく続編を促されてるw

>>362
この前知ったんですけど、県名って変えれるんですね
でも、たこやきって…まあ確かに家にたこ焼き器はあるけども
他にもパターンありますが、大阪府は全部ダサいw
0365名無しって、書けない?(千早赤阪村)
垢版 |
2018/05/04(金) 13:12:39.50ID:sBEZH20G0
あ、すいません
>>360でチワンさん思っきり呼び捨てにしてたw
0366名無しって、書けない?(大阪府)
垢版 |
2018/05/04(金) 13:14:06.01ID:sBEZH20G0
これもダサいな
千早赤阪ってどこにあるかも知らないし
0367Sparky(A) ◆Zoid9F.x1IIw (千葉県)
垢版 |
2018/05/04(金) 14:22:29.46ID:o/BKhM3N0
「良いの...結婚記念日なのに」
守屋茜はため息を深くついていった。
僕は、茜の中に侵入しながら
「いいんだ別に」と答えた。
「エッチな人。大切な日に。」
茜は小さく喘ぎながら言う。
僕は「嫌い?」茜の、顎を触って言う
「ううん...好き。」茜がそう答えると、
僕は腰を強く振る。
茜は喘ぎながら僕の背中に手を回す。
僕は結合部を見ながら
果てるまで腰を振り続けた。
ため息が重なる。
僕は重なり合った体を離れ、
素肌のままで茜の横へ潜り込んだ。
僕は茜の潤んだ赤の唇に幾度かの
キスをした。



「奥さんにはなんて連絡してるの?」
素肌に安物のシーツが心地良い。
ベットサイドの時計は午後10時を指す。
茜は僕に後ろから抱き着きながら聞いた。
「仕事だって。普通に。」
「可哀想。」
僕は振り向いて茜の顔を見る。
薄く黒い笑みが肌色の光に照らされた。
「良いんだよ。お互い様だから。」
茜の首筋からは昨日僕が贈った香水が漂った
0368Sparky(B)(らっかせい)
垢版 |
2018/05/04(金) 14:26:55.91ID:o/BKhM3N0
茜と別れると僕は駅前に戻って
妻に連絡する。
「もしもし。いま駅。あと30分くらいでつく。」
「わかった。」
やや声の低い彼女はスマホを置いて茶色の髪を揺らし台所に向かう頃だろう。
僕は懐から煙草を取り出しライターで火をつける。
彼女は僕が煙草を吸うとは知らない。
周りに喫煙者がいてその付き合いで喫煙所まで行くのだと煙草の香りのわけを誤魔化した。

「ただいま。」
自宅へ帰ると仄かにビーフシチューの良い香りがした。
「おかえりー。」
台所の奥から声がする。
僕は駅で買ったケーキを提げて、彼女のもとへむかう。
「ただいま。」
エプロン姿で皿にダークブラウンの液体を注ぐ彼女にケーキを見せる。
「あっ。買ってきてくれたんだ。」
八重歯が嬉しそうにのぞく。
声が振動して室内に漂う。
彼女はただ無邪気に笑っていた。

「結婚して5年かー。」
天井を見上げて彼女はつぶやく。
「結構あっという間だったな。」
僕は彼女の口元についたビーフシチューを見ながら言う。
「そーだなぁー。うーん。」
出逢ったあの頃を思い起こして居るのだろうか。
あの頃はまだ幸せだった。
「由依。ついてるよ。」
唇の横をさして僕は言う。
「あっ。ありがとう。」
彼女は指先で拭ってから恥ずかしそうにした。
0369名無しって、書けない?(大阪府)
垢版 |
2018/05/04(金) 15:19:31.60ID:sBEZH20G0
>>368
らっかせい、いいですねw
ゆいぽんが妻なら死んでも浮気なんかしないけど、茜ちゃんにハニートラップ仕掛けられたらやっぱ浮気しちゃいますわな
不倫も捨てたもんじゃないと思わされる穏やかなみどりの日の午後です
0370名無しって、書けない?(庭)
垢版 |
2018/05/04(金) 15:24:12.40ID:PG4WtjaCa
>>368
千葉県さんお帰りなさいませm(__)m

>>369
人は誰しも結婚した当初は浮気する時間があったら嫁に使いたいと思うんですよね・・・
0371名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
垢版 |
2018/05/04(金) 15:27:39.59ID:k0tPPOchK
>>368
いやいや、そろそろ来られるんじゃないかなぁって皆で噂していたとこなんですよ←何のネタかわかる人はオッサン確定

自分の中のイメージだと、普通に考えちゃうとねんさんとぽんさんの配役が逆だったりするんですが
でもよく考えると、こちらのほうがこの後の展開が何倍も恐ろしくなりそう…

流石千葉県先生、恐るべし!
0372名無しって、書けない?(上総・下総・安房國)
垢版 |
2018/05/04(金) 16:50:25.57ID:o/BKhM3N0
>>369
不倫に何処か憧れのようなものを抱くのは男の性でしょうかね。
0373名無しって、書けない?(らっかせい)
垢版 |
2018/05/04(金) 16:52:22.02ID:o/BKhM3N0
>>371
ねんさんが「妻」でぽんさんが「不倫相手」でかつ、ねんさんに事が知れたら血を見るきがしましたので逆にしました笑
0374名無しって、書けない?(上総・下総・安房國)
垢版 |
2018/05/04(金) 16:55:14.24ID:o/BKhM3N0
>>370
ただいまです。じつはあの物語は当初、「妻」がりさちゃん「不倫相手」がてちこさんだったのですがこれはこれでちょっとあれかなー(なんだそれ)と思ったので変えたというどうでもいい裏話がありますw
0375名無しって、書けない?(らっかせい)
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2018/05/04(金) 16:56:18.73ID:o/BKhM3N0
このあとの話を書き込むのが恐ろしくなった...
0376Sparky(C)(上総・下総・安房國)
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2018/05/04(金) 17:17:45.49ID:o/BKhM3N0
彼女と僕は同じ職場で出会い、結婚した。
職場は有楽町にある全国にチェーン展開されている書店で、彼女は僕の一つ下だった。
転勤した前任者の穴を埋めるように
元々の担当に加え
コミックの担当を任されたことがあった。
その時に同じコミックを担当をしていた
のが彼女だった。
「小林由依」彼女の名前は狭い
書店業界の中で有名だった。
その整った顔立ちから選書のセンス(回文のようだ)まで知らない人はいないと言うほどだった。
そんな彼女と同じコミック売り場を担当することになった僕は憂鬱だった。
いままで文芸一辺倒で漫画には触れたことがない。
あの有名なワンピースやドラゴンボールだって、僕は読んだことがなかった。
逆に彼女は文芸書にあまり触れたことがなかった。担当遍歴は雑誌、ゲーム関連書籍、サブカルチャーで、うまい具合に文芸書をかわしてきた。
それを聞いて僕は少なからず驚いたし、安心もした。

そして初めて彼女と会話をして暫く、
互いに好きな本を貸し合うことになった。
そこから付き合うまでにあまり時間はかからなかった。
結婚をしたのは交際を初めてから1年半後の事だった。
0377Sparky(D)(上総・下総・安房國)
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2018/05/04(金) 17:20:35.25ID:o/BKhM3N0
そんな彼女の裏の顔を覗いたのは
結婚してさらに1年後のことだ。
高校の同窓会に行くといった金曜の夜の事。
僕は日頃あまり、外に出ない。
外に出たとしても書店か喫茶店に行くくらいなもので、その日自炊をするのではなく、錦糸町のラーメン屋に出かけたのもたんなる気紛れだった。

春色のコートをきた由依を見かけたのはラーメン屋で満たした腹を落ち着かせるために錦糸町の街角を歩いていたときの事だった。
最初は錯覚かと思うた。
しかし由依の髪には僕が贈ったバレッタがとまっていた。
それは僕がシンガポールで買った少し奇抜なものだった。
彼女は派手なネオンのホテル街へ行こうとしていた。

高身長の、男とともに。

由依は午前零時をすぎて帰宅した。
顔を赤くし、アルコールを香らせ
クラスメートとの再会を嬉しそうに語っていた。
僕はそんな由依をしてあの遭遇は
不気味な夢を見たのだと思い込むことにした。
しかしそれが夢ではないと
はっきり思い知らされたのは
2週間後のことだった。
0378名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/05/04(金) 18:11:32.62ID:sBEZH20G0
>>377
こうなってくると昼ドラお得意のドロドロした展開ですかね
でも結婚生活は一応5年続いているわけですから、それほどの修羅場は訪れないんでしょうか
個人的にはゆいぽんはキャラクター的に捨て駒にはできないので、この後どう進めていかれるのか気になります
0379名無しって、書けない?(庭)
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2018/05/04(金) 18:52:46.37ID:kTyPYpdWa
>>374
確かに理佐ちゃんを嫁にしたら常に一緒に居たいから浮気なんて出来ないですよね
なんだったら仕事だって辞めて理佐ちゃんと二人でお店屋さん始めるな

世界一の美人理佐ちゃんがお店に居ればどんな商売でも上手く行くから楽勝人生になるから油断してキャバクラ通いを始める俺

気づいたら理佐ちゃんのお陰で繁盛してるお店のお金に手をつける俺

怒った理佐ちゃんが実家に帰るとともに廃れていく俺と理佐ちゃんのお店

「世界一幸せにするなんて言っときながら何やってんだ俺は・・・」
なんて後悔先に立たずで泣き崩れる俺

「今ごろ反省してんじゃねーよ」ってドス効かせながら戻って来てくれた理佐ちゃん

「理佐ちゃんごめんよ〜今度こそ世界一幸せにするからね」
なんて泣きながら理佐ちゃんに抱き着く俺に

「なに言ってんのよ、俺君と出会った時からずっと世界一幸せだよ」
なんて言いながら俺の頭をいい子いい子してくれる理佐ちゃんだから好き
0380名無しって、書けない?(上総・下総・安房國)
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2018/05/04(金) 19:02:21.60ID:o/BKhM3N0
>>378
モチーフは昼ドラ幸せの時間です。
0381Sparky(E)(茸)
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2018/05/04(金) 21:34:57.48ID:+0mz2Hjwd
「いやあれはまじで奥さんでしたって。」
後輩、秋穂匠は力説した。
「まじかよ。」
内心の震えを隠して秋穂に訊く。

「あの俺、友達と新宿にいったんすよ。その、帰りに裏の通りで。最初は気づかなかったんですけど信号待ちで近くに来た時に声聞いたんです。今日は楽しかった。って。奥さんの声特徴があるから、すぐにわかって。黒いニットのセーターきた男と一緒でした。背が高めの。」

「...まじか。」
「はい。まじですよ。ほら。」
秋穂はiPhoneの画面を見せてきた。
そこには黒い服の男と由依が
楽しそうに横断歩道を渡る姿があった。
「お前、とったの?」
「はい。」
「普通そんなことする?」
「いやだって証拠無いと、先輩信じてくれないでしょ?それに馬鹿なまでに純粋な先輩を裏切るなんて赦せないっす。」
黒ホッピーを飲みながら秋穂は言った。

「もうこうなったら先輩も不倫するしかないっしょ。」
強か酔って秋穂は言った。
「あのな。」
「あー。先輩相手いないかー。」
秋穂は爆笑する。
秋穂は笑い上戸だった。
「いるわ。それくらい。」
僕は秋穂の喉仏を指で強く押しながら
言った。
0382名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/05/04(金) 23:09:51.45ID:sBEZH20G0
>>381
恥ずかしながら、ホッピーという飲み物を初めて知りましたw
これ、ジュースなんですかね?
0383名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/05/04(金) 23:11:28.86ID:sBEZH20G0
『朝霧のカチューシャ』第一話

咲き誇る林檎と梨の花 川面にかかる朝霧
若いカチューシャは歩み行く 霧のかかる嶮しく高い河岸へ


宇宙戦争が激化した頃の話だ。村には戦死者の報告が絶えず届いていた。
死者数を伝える新聞の見出しは一日を経るごとに増していた。
嘆き悲しむ残された家族の悲痛な叫びがあちらこちらの家で聞こえていた。

僕は郵便受けに向かった。このところの新聞は面白くも何ともない。
湿っぽい紙束を抱えて家に戻り、父親に渡した。
「お前、ちょっと待て」
父親は新聞を側に置いて、一枚の紙をテーブルの上に置いた。
右上に顔写真が載っている。綺麗な顔だった。
「隣村の子から縁談が来てる。一度顔を見せてきなさい」
「わかりました。すぐに行ってきます」

閑散としている村を抜け、静かな道を進み、また閑散としている隣村へ到着した。
住所と標識を頼りに目的の家を探したが、なかなか見つからなかった。
まだ太陽は高い位置になく、野原に朝霧が覆いかぶさっていた。
なだらかに下る野原の向こうには細い河が流れていた。河岸には小さな家が建っている。
錆びついた洗濯機の横に人が見えた。女が洗濯かごを河岸まで運んでいる。
「あの、すみません。この家を探してるんですけど」
僕は後ろ姿に話しかけた。女は振り返って、紙へ目線を落とした。
「それ、私の家ですね」
女は細い声で答えた。
年齢には似合わない可愛げな青いカチューシャが短い髪を留めていた。
0384名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/05/04(金) 23:12:09.97ID:sBEZH20G0
『朝霧のカチューシャ』第二話

「下の名前で呼ばないでくれますか。わがままなこと言って申し訳ないですけど」
女は河で洗濯をしながら言った。
「ああごめんなさい。それにしてもなぜ洗濯機をお使いにならないのですか」
「便利な道具は宇宙だけで沢山です。それに、今は水道を止められてて」

この辺りの地域はみんな家が小さかった。しかし河の水は綺麗で、そのまま飲水にも使えそうだった。
用水を引いた農地が土地いっぱいに広がっていた。

「で、私に何の用ですか」
「あれ、聞いてないんですか?お見合いのお話です」
「ああまた親が勝手に…すみませんけどお引取り願えますか」
「そうですか。わかりました」


家に帰り、断られたことを伝えた。父親は驚いていた。
「何だと?そんなはずはないんだけどな。そもそもウチのほうが裕福で、向こうから願い下げがあってもおかしくないんだがな」
「しかし、現に断られました」
「もう一度行って理由を聞いてこい。ついでにこの松茸も持っていけ」

松茸はこの村の特産品だ。お米半月分くらいの価値はある。その松茸を持っていけと言うのだ。

僕はもう一度隣の村へ歩き始めた。
0385名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/05/04(金) 23:12:56.79ID:sBEZH20G0
『朝霧のカチューシャ』第三話

盆地特有の朝霧はまだ色濃く残っていた。女はまだ河岸に立っていた。
「渡邉さん」
遠くから名前を呼んだ。それが女の名だ。
女は振り返った。目を凝らして僕を見ている。僕は近づいていった。
「また来たの?」
「ええ、なんで渡邉さんに断わられたのか聞いてこいと父親に怒られたので」
「もう理佐って呼んでいいよ。さっきは寝起きで機嫌悪かっただけだから。で、何だっけ」
「理由です、断った理由は何ですか」

理佐さんは河岸に歩み寄った。深く息を吸って空を見上げた。
ゆっくりとした口調で話し始めた。
「許婚者がいるのよ。今頃空高くで戦ってるわ。帰ってくるのは10年後」
「戦が長引いてますからね」
「俺はこの地球と理佐ちゃんの笑顔を守ってみせるよ。だから待ってて欲しいんだ」
「ん?」
「笑っちゃうでしょ。そう言って宇宙へ飛び立ったの」

理佐さんは空を見上げたまま目を瞑った。涙粒が目尻に付いていた。
僕はハンカチを渡すついでにお土産も渡した。
理佐さんは涙を拭って、不思議そうに松茸を見て、生の食べようとした。
僕は止めた。
「理佐さん、それは生で食べても味がしないんですよ。ご飯に混ぜたりして食べるものです」
0386名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/05/04(金) 23:13:26.37ID:sBEZH20G0
『朝霧のカチューシャ』第四話

「昨日の松茸おいしかったわ」
「そう、よかったです」
理佐さんは今日も河で洗濯をしていた。頭には青いカチューシャを付けている。

「あの、理佐さん。どうしても許婚者を待つんですか?僕ではダメですか?」
「うん、ダメ。あの人は私に松茸なんか食べさせてくれたことなかったけど、とにかくいい人なの。あなたとは比較にならないくらいに」

僕は芝生から腰を上げ帰ろうとした。その時、配達員が郵便を届けに来た。
理佐さんが笑顔で配達員へ駆け寄っていった。密閉された封筒を大切そうに抱えて戻ってきた。
「あの人から毎日手紙が届くのよ」
そう言って封を切って手紙を読み始めた。しばらくして便箋が芝生に落ちた。
「どうかされたんですか?」
「ううん、何でもない」

理佐さんは急いで便箋を拾って胸の前に抱えた。祈るように空を見上げていた。
0387名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/05/04(金) 23:14:30.25ID:sBEZH20G0
『朝霧のカチューシャ』第五話

次の日の朝、もうこれを最後の機会にしようと、理佐さんに会いに行った。
相変わらず濃い霧が盆地を包んでいた。河岸には普段どおり理佐さんの姿が見えた。

野原を下る途中の中腹に、封筒と紙が放ったらかしにされていた。
『本日未明、敵軍より攻撃を受け、行方不明』
愛するものからの手紙でないことは明らかだった。
宇宙での行方不明は、そのまま戦死をしらせるものだった。

河岸を見ると、青いカチューシャが空を向いていた。
僕は封筒を丁寧に拾い、理佐さんに近づいた。
「昨日ね、『もし俺が死んだら、理佐ちゃんはどうする?』って手紙が来たの」
僕の顔を一度も見ずに話した。その顔は不思議にも笑っているように見えた。
「それに何と返事を?」
「ずっと待ち続けるよって」

封筒には通知とは別に、もう一枚手紙が入っていた。
『ありがとう、それが聞けて嬉しいよ』と一文だけ添えられてあった。
僕は彼女の固く握られた手を開き、そっと手紙を置いた。そして帰った。


彼は想い起すだろうか、純真な乙女を
彼は聞くだろうか、カチューシャの澄んだ歌声を
彼は愛すべき祖国の地を守り抜き カチューシャは愛を強く守り抜く


白い手紙に顔を埋めた青いカチューシャは、今日の空にも似た色だった。

おわり
0388名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/05/04(金) 23:20:46.69ID:sBEZH20G0
>>351によると、> 理佐ちゃんが好き過ぎる俺は理佐ちゃんが出てる作品はノーコメントw
らしいので、勝手に悲劇の許婚者のモデルになってもらいましたw
まあ別に庭さんって書いてないからいいや
0389Virtual Insanity(1) (上総・下総・安房國)
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2018/05/05(土) 00:32:05.48ID:BAsD+LHY0
彼女と会ったのは全くの偶然だった。
国道沿いにある牛角に、仲の良い(と互いに思い込んでいる)何人かと出掛けたのは平成から新しい元号に変わってすぐのことだった。
天皇が代わり、元号が代わっても僕らは何か変わる訳では無い、去年も今年も精神状態は同じだった。特段変態する訳でもない。
「乾杯」
明るい声で(それが酷く虚勢を張っているようにもおもえた)周りにも聴こえるように告げた。
「乾杯」
手垢と冷気で汚れたグラスが重なり
不協和音を立てる。
「失礼します。」
そんな折、誰かが注文した豚タンが
2人前程、運ばれてきた。
「あ、すいません。」
出入り口に近い方へ座っていた僕は
その誰かの豚タンを受け取らねばならなかった。
その人は黒いTシャツの袖を捲っていた。
名札には「りさ」と書いてある。
僕と「りさ」は目を合わせた。
そして「あ。」と声をあげた。
0390Virtual Insanity(2) (上総・下総・安房國)
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2018/05/05(土) 00:33:25.08ID:BAsD+LHY0
「なんだ、ここで働いてたのか。」
トイレに行くと席を立った折、
カフェスタイルエプロンをたたむ
「りさ」に話しかけた。
「それが。」
「いや、別に。」
「そういえば今も付き合ってるの二人。」
「りさ」は振り向いた。
「ああ。」僕は彼女の首筋に
光る汗を見てこれから訪れる
夏を思った。

「りさ」は理佐と書き、正しくは
渡邉理佐という。
僕と理佐は高校の同級生だった。
そんな僕が理佐を好きで告白したものの、振られ
(その時はいつも理佐にくっついて行動していた幼なじみの彼が好きなのだと俯きがちに告げてくれた)
傷心の僕の近くに居てくれた
梨加と付き合いだしたのも
もう遠い昔で、さっきの今も付き合っているの?とはいまも渡辺梨加とは
付き合っているのか。
との問いかけを意味していた。
振られてもなお不器用に
そんな心配をしてくれる理佐を
「理佐ちゃん」と呼びながら
独り占めする「彼」。
僕はその彼が心底羨ましかった。
0391Virtual Insanity(3) (上総・下総・安房國)
垢版 |
2018/05/05(土) 00:34:23.51ID:BAsD+LHY0
「相変わらず仲いいの?」
僕は理佐に訊く。
「うん。まあね。」
理佐は少々詰まってから返答した。
恥ずかしかったのだろう。

そんな簡単な会話をしたのは
じつに2年ぶりだった。
「彼」とも「理佐」とも高校卒業以来
あっていなかったのだ。
「梨加によろしくね。」
あの空虚な集団の中へ帰ろうとした時
小さく「理佐」が言った。
「うん。」
僕は相槌をうち、背中を向けた。
0392名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/05/05(土) 00:37:05.74ID:BAsD+LHY0
理佐ちゃんの流れを受けて。
個人的に好きなJamiroquaiのvirtual Insanity
から。
JamiroquaiはSimon haleのストリングスが絶品。
0393Sparky(F)(上総・下総・安房國)
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2018/05/05(土) 00:38:43.49ID:BAsD+LHY0
夜の街を歩きながら僕は考えた。
たしかに僕には彼女以外、
女性の知り合いが居なかった。
僕はLINEをひとつずつ見ていく。
侘しいものだった。
しかし、下までスクロールして
思い出した。

茜は僕が大学生のときに同じサークルで活動していたときに知り合った。
大学のころはよく話したが、卒業後は
疎遠になり、それから5年はたっていた。
「いまから会いたい。」
僕は何も考えなしにそんなメッセージを送っていた。
驚くことに数分後メッセージが返ってきた。僕は何故か脈拍数が増えているのを感じていた。

「どーしたの、久しぶりじゃん。」
新宿ルミネの地下にあるカフェ。
白磁器のカップを持ち上げて
嬉しそうに言う茜の唇は搖れた。
僕は事の経緯を茜に話した。
茜は興味深々と相槌をうちながら聞いている。
0394名無しって、書けない?(庭)
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2018/05/05(土) 01:56:07.76ID:0y96RuEKa
>>388
理佐ちゃんを好き過ぎるからでしょうか?
人類史上希に見る美人である理佐ちゃんを描くにあたり過剰なまでの誉め言葉を求めてしまうんですよねw

>>391
理佐ちゃん祭りですな〜w
0395名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/05/05(土) 02:22:55.07ID:BAsD+LHY0
>>394
やっぱり理佐ちゃんは庭さんだな。
と先程の短編を繰りつつ思いました笑
0396名無しって、書けない?(庭)
垢版 |
2018/05/05(土) 02:43:30.12ID:0y96RuEKa
>>395
おそらく俺の描く理佐ちゃんは小説スレの歴史と共に歩んで来たから
皆さんへの刷り込みが上手くいった結果かとw
0397名無しって、書けない?(大阪府)
垢版 |
2018/05/05(土) 06:42:42.97ID:LW+A1LBo00505
>>396
変なウイルスに付き纏われて知らぬ間に感染し今では免疫が形成されてしまったような気分ですよまったくw
0398名無しって、書けない?(庭)
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2018/05/05(土) 10:39:59.90ID:Lu/+Vi7Ha0505
>>397
もれなく俺君もついてきますしねw
0399名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
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2018/05/05(土) 11:55:54.30ID:KBajGev8K0505
>>387
理佐ちゃんと地球を守るために宇宙に旅立ち、浜辺美波似の女性兵士や吉岡里帆似の航海士とかにしょっちゅう心奪われながらも、やはり心の奥底では一途だった兵士俺君の姿が容易に想像できてしまうのもウイルスのせいでしょうか(笑)
最後の理佐ちゃんの姿に思わず貰い泣きしそうになります

こうして繰り返し小説に描かれていると、作り事だというのはわかっていても、どうしても理佐ちゃん本人の好感度が上がっていきますよね
小説の不思議な力です

そして、いつもながらの静かな大阪府先生ワールドの中にかすかな下ネタも感じたのは、多分自分だけでしょう(笑)

>>391
千葉県先生もウイルスにやられているのか(笑)
無意識に「ああ、俺君が会社クビになっちゃったからすったもんだあって理佐ちゃんも働くことになっちゃったか」って考えてしまった自分はかなり重症(笑)

こうして見てみると、長い小説スレの歴史の中で理佐ちゃんを唯一、俺君抜きで完全に悪役として登場させたことのある自分の蛮勇を誉めたい(笑)

>>393
何かこちらも結構長編になりそうな予感…
楽しみです
0400名無しって、書けない?(千葉県)
垢版 |
2018/05/05(土) 13:25:42.09ID:BAsD+LHY00505
>>399
Virtual Insanityの「理佐」パートは
是非とも庭さんに書いて頂きたいなと思っているところです。本当は場面転換して「理佐」パートを書いたんですがやっぱりなんか腑に落ちなくて。

Sparkyはフジでやっていた昼ドラくらいの分量になりそう...。
0401名無しって、書けない?(大阪府)
垢版 |
2018/05/05(土) 13:29:47.56ID:LW+A1LBo00505
>>399
現実の理佐ちゃんと、だから好き理佐ちゃんを区別してしてるつもりですけど、やっぱ時々混同してしまいますね

で、なぜ下ネタをお感じになったかが甚だ疑問ですw
隠してるのが逆にムッツリでエロいんですかね
陰翳礼讃に見られるような日本的美意識が…とかそんな高度な話でもないかw

そもそもチワンさんは行間を読み取る力が無駄に高いように感じます
多分、国語の成績とか良かったタイプじゃないですかね?

>>392
ジャミロクワイいいですよね
初めてVirtual InsanityのPVを見たときは衝撃でした
0402名無しって、書けない?(千葉県)
垢版 |
2018/05/05(土) 13:31:34.13ID:BAsD+LHY00505
Sparkyは東京事変のただならぬ関係から思いついたイメージです。
ただしタイトルは山下達郎さんから。
書き出した頃は昼ドライメージでしたが、
いまは頭の中で東野圭吾や宮部みゆきもちらつき始めてミステリーな展開になりそう。
0403名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
垢版 |
2018/05/05(土) 13:51:10.21ID:KBajGev8K0505
>>401
多分下ネタを感じるのは自分含めてこの世に数人しかいないので気にしないでください(笑)
もちろん行間を読むとか空気感がどうのとかいう高度な話でもないですし

国語の読解とかはむしろ苦手でしたよ
なんせ小説なんてほぼほぼ読まないし、読書感想文なんて不得意中の不得意でして(笑)
0404名無しって、書けない?(庭)
垢版 |
2018/05/05(土) 14:17:10.93ID:+7yOQ99Ia0505
>>399
かなりウイルスに侵食されてますねw

理佐ちゃんが悪役する話ってどんな話てしたっけ?
小説スレも作品の数が膨大になり過ぎて再読したいんですが探すの大変そうw

>>400
是非千葉県さんワールドに挑戦したいので理佐ちゃんサイドのあらすじ教えてくださいm(__)m

>>401
俺もたまに現実の理佐ちゃんのエピソードと俺の妄想が混同してる時がありますw

俺は許嫁を待つ絶世の美女と松茸にそこはかとないエロスを感じましたw

>>402
俺もミステリーな要素を取り入れたいんですけど謎を作るのが難しそうでいつも避けてしまうんですよ・・・


>>403
俺も下ネタを感じとりました

というか無理にエロに結びつける俺ですw
0405名無しって、書けない?(catv?)
垢版 |
2018/05/05(土) 15:55:04.90ID:FcD/PKTj00505
>>404
「理佐」サイドのあらすじは
高校生の時に仲良かった「僕」に告白されるんですけど断って幼なじみ「彼」と付き合うんです。ちなみに「彼」も「僕」も親友。
だけど「僕」に告白されたあたりから理佐も接し方にぎこちなさが現れてしまい、結局、なんだか3人とも話すことが少なくなり卒業。
で、「理佐」は都内の女子大へ。「彼」は理佐と同じ女子大へ通おうと画策するわけですがもちろん無理で仕方なく推薦で大学に行きます。
そのタイミングで2人は同棲し、大学卒業後は理佐がニート状態の彼を支える。
そんなときにvisual insanityの、冒頭で「僕」と出会いその時彼と喧嘩していた理佐は彼から僕に揺らぎ始めるというもので
長くてすいません。
0406少年たちの季節(千葉県)
垢版 |
2018/05/05(土) 20:55:21.33ID:BAsD+LHY00505
青いノースリーブから伸びる腕。
ショートパンツから柔らかな太腿が
見える。季節はもう夏。
ゴムを口に咥え、髪を束ねるとき
白い腋が見える。
僕はそれが酷く官能的に思えた。
「...あんまり見ないでよ。」
小林由依は言う。
頬には朱が差し込む。
「ごめん。」
「うん。」
ポニーテールにした由依は
寝っ転がりながら本を読む僕の背中に
くっついてくる。
「何読んでんの?」
「これ。」
発売されたばかりのミステリー小説の
表紙を見せる。
「ふーん。」
鼻に由依の香水が薫る。
外では微かに風が吹き
風鈴が楽しそうに
体を揺らした。
0407少年たちの季節2(千葉県)
垢版 |
2018/05/05(土) 21:11:46.42ID:BAsD+LHY00505
蜩が遠くで鳴き
頬を撫でる風とオレンジ色の夕日に
夏の終わりを感じた。
家までのまっすぐな道。
買い物帰りにゆっくりと歩く。
この時間が好きだ。
「夏も終わりかぁ。」
僕は愛佳の横顔を少しだけ見ながら言う。
「何それ、ウケる。」
愛佳は突然スイッチが入ったように
笑い出す。
「どうしたの。」
「いやー、なんかウケる。」
涙目になりながら答える。
愛佳の笑いのツボはよくわからない。
僕が時折呟く、言葉で何故か大爆笑する。
理由はわからない。
ただ、何故か、ウケる。のだという。
「なんか毎年同じこと言ってない?」
いつの間にか
僕と愛佳は手を繋いでいた。
「そうだっけ。」
去年の夏をおもいだす。
しかしただ暑かったことと
笑う愛佳の顔しか思い出せず
曖昧な返事をした。
「アイス溶けちゃう。」
レジ袋をガサガサいじりながら
愛佳は心配そうに言う。
「歩きながら食べる。」
アイスは僕の持つレジ袋のなかにある。
2つ取り出して1つを愛佳に渡す。
袋を開けると、アイスは
先端の部分が溶けかけていた。
愛佳は慌ててその部分を口にする。
僕もそれを見、慌てて袋を開け齧る。
「冷った。」
僕と愛佳は同時に言う。
すると愛佳は僕の顔をみて
クスクス笑った。
僕はそんな愛佳を見て何故か
可笑しくなり、道の途中で
堰を切ったように笑ってしまった。
愛佳も同じように笑う。
笑い終わる頃にアイスはすっかり、
液体になっていたが、
なぜか心は不思議な充足感に満ちていた。
0408少年たちの季節3-1(千葉県)
垢版 |
2018/05/05(土) 21:56:09.31ID:BAsD+LHY00505
梨加はフランスパンが入った袋を
鼻歌交じりに抱えた。
風向きがかわると焼きたてのフランスパンが香る。
「いい匂い。」
僕は茶色い紙袋から覗く
フランスパンを見つめ言った。
「美味しそう。」
梨加は柔らかに笑んだ。
近所ではそこそこ人気なあのフランスパンが食べたいと日曜の朝から
僕と梨加は歩いて10分のパン屋に
1時間近くならんでそれを手に入れた。

梨加は欲張って2個買った。
「食欲の秋だから。」
どこか誇らげに僕の顔を見た。
パン屋には尚も人が列を作っていた。


雲ひとつ無い空。
そして、その空はいつもより綺麗に思う。
「寒くない?」
梨加は鳥肌が立った僕に訊く。
思えばすっかり肌寒くなった。
僕は手に携えた上着を着た。
0409少年たちの季節3-2(千葉県)
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2018/05/05(土) 21:57:03.45ID:BAsD+LHY00505
「フランスパンが食べたいー、」
僕らのすぐ前で小さな女の子が
泣きながら母親の、スカートを握る。
「でも売り切れなんだから仕方ないでしょ。」
フランスパンは僕らと吃り気味の
禿頭の男に買われて売り切れた。
その女の子と母親は男のすぐ後ろに並んでいた。そんな気がする。
つまりは目の前でそのフランスパンは
2人の眼前で「売り切れ」たのだ。
その小さな悲劇に梨加は何かを逡巡しているようだった。

女の子はついに座り込んで泣き出した。
母親は困った顔をする。
それを見た梨加は突然しゃがみこんだ。
そして女の子の背中を小さく叩いた。
女の子はびっくりしたように
梨加を見る。
「これ、食べる?」
梨加は茶色い紙袋から透明のビニールに包まれたフランスパンの1つを取り出して
女の子に見せた。
0410少年たちの季節3-3(千葉県)
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2018/05/05(土) 21:57:52.35ID:BAsD+LHY00505
「良いの?」
女の子の眼はまだ潤んでいた。
母親は「すいません。」
と頭を下げた。
「いえいえ。」
梨加は小声で言う。
「じゃあね!」
女の子の腕には大切そうにフランスパンが
抱きしめられている。
「じゃあね。」
梨加は柔らかに笑って手を振る。

女の子が去った後で僕は
梨加に、「よかったの?」と聞いた。
「うん、いいの。」
梨加はさっきよりも嬉しそうに
軽くなった紙袋を抱えた。
0411少年たちの季節4(千葉県)
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2018/05/05(土) 22:36:10.47ID:BAsD+LHY0
桜が目にしみる。
僕は長濱ねるの姿を探した。
たくさんの人が押し寄せる
弘前城公園。
ねるは橋の袂に置かれたベンチで
みたらし団子を頬張っていた。
「あ、いた。」
ねるは僕の姿を認めて団子を
プラスチックの箱に置く。
「人いっぱいやね。」
団子をまた口にしながら言う。
「そうだね。この季節は。」
老若男女、人の数はしれず。
桜は咲き乱れ、川面には
散った花びらで出来た桜のカーテン
が作り出される。
ねるは桜を見上げたり、川面を見たりしながら一々「綺麗」とか「凄い」とか
そんな、声を上げた。
僕はそんなねるの横顔を見て「綺麗」と
呟いた。
ねるは僕の方を振り向いて
「ん?なんやて。」
と顔を顰めた。その後で
ねるの頬は桜に色いた。
0412& ◆BvkN1.Vb7ue1 (千葉県)
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2018/05/06(日) 02:13:16.80ID:PYUhGWkH0
ひょんなことから1998年にタイムスリップしちゃった俺。
途方に暮れながら世紀末感漂う
渋谷を歩いていると同じようにタイムスリップしちゃった茜ちゃんが涙目で
「何ここ?」と困惑した表情で
俺を見つめそうだから好き。
0413名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/05/06(日) 02:15:40.06ID:PYUhGWkH0
⤴︎のもの。タイトルに箸休めがわりの文体模写コーナーと題して書いてみたのですが
文字化けしちった
0414少女はなぜ苹果を齧ったのか?(千葉県)
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2018/05/06(日) 02:37:09.43ID:PYUhGWkH0
荒廃したこの土地にはもう何も希望はない。物資を運ぶシャトル便も絶えて久しい。木は朽ち果て、空はいつでも灰に埋もれた。
精神も体も乾き切り自裁をしようにも最早道具も術もない。
「私は一体どうすれば...」
ショートカットの黒髪最早精彩を欠いている。

鋭く刺すような眼差しを荒野に向ける。
彼女の名は...。
もはや誰も知らない。
彼女自身も自分の名前などとうに
忘れていた。
「第2惑星完全移住計画」のテストとして
ここに運ばれたのは何年前のことか。
人が住むに耐えうる環境ではなくなりつつある地球から新たな惑星へ移住しよう
との計画が打ち出され、研究と検討がなされた結果この第2惑星、金星が選ばれたのだった。
彼女の耳の奥にはいつも不協和音
が流れ、瞳も濁りつつあった。
それがなぜなのかわからない。
0415少女はなぜ苹果を齧ったのか?2(千葉県)
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2018/05/06(日) 02:38:27.12ID:PYUhGWkH0
彼女自身、緩やかに自分が壊れ朽ちゆくのを肌で感じていた。
もともとここにはテスト人員として
30名前後が送られた。
彼女はその中の1人と結ばれ
この地で新たな命を産み出した。
然しながらその新たな命が生まれた
直後から定期的に送られた物資の到着が
遅れ始め、やがて届かなくなると、
人は弱り軈て死にゆき、
そしていまは彼女一人。
手には赤く光る果実が有った。
それが最後の食べ得るものだった。
彼女はそれをじっと見つめたあと
頷き、白い歯を光らせて果実を齧った。
酸っぱい果汁が喉を突き抜け
胃におりてゆく。
そんな感覚が心地よかった。
0416少女はなぜ苹果を齧ったのか?3(千葉県)
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2018/05/06(日) 02:39:10.76ID:PYUhGWkH0
その果実はものの3分もしないうちに
なくなってしまった。
途端に私はとんでもない事をしたと
思い始めた。
なぜ私はあの果実を齧ったのか?
育てて増やすこともできたのではないか?
しかし、この惑星には
もう水はなかった。
あったとしても酸性が強く、
人間も植物も吸収するに耐えうる
ものではない。
彼女は倒れ込みどこまでも続く黒い空を
眺めた。
そしてゆっくりと目を閉じた。
0417少女が苹果を齧ったあとで(千葉県)
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2018/05/06(日) 02:40:10.27ID:PYUhGWkH0
「ねぇ、なにこれ?」
平手友梨奈は僕の目をじっと見た。
「小説だよ。」
「わかってるよ。そうじゃなくて、なんで私が主人公なの?」
「いやそりゃ幼なじみだから?」
「はぁ?」
カワウソのような眼をしていると改めて感じた。

僕は勉強机に備え付けられた椅子
から立ち上がると、ベットに座る
平手の隣に来た。
「感想、聞かせてよ。」
今年の夏に開催されるSF小説のコンテストに応募するつもりでかいたものを平手に
読んでもらったのだ。
「んー。あのねー。」
平手は部屋にある木製の本棚を見つめつつ
なにか、言葉を探していた。
「ありがちじゃない?」
「やっぱり?」
ありがちだと言われて少なからず
ショックを、受けた僕は
その小説の束を平手から取り上げて
ゴミ箱へ投げた。
「良いの?」
「いいさ。また書き直すから。」
僕は平手によりかかった。
「重いんだけど。」
と言いつつ平手はその場から動こうとはしない。
「しばらくこうしてていい?」
平手は黙って頷いた。
0418名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/05/06(日) 02:42:17.96ID:PYUhGWkH0
モチーフは椎名林檎のAPPLEから。
「ねぇどうして 林檎かじったの?」
というフレーズから。
あとは筒井康隆要素が50%
0419地平線の名前 前スレ174からの続編(千葉県)
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2018/05/06(日) 02:54:22.76ID:PYUhGWkH0
ラーメンの丼からあがる湯気を胸いっぱいに吸い込む。
ここは本郷のラーメン屋。
「ここの味噌とんこつラーメン、本当に美味しいから。」
1年の齊藤京子その、特徴的な低い声で
何故かタメ口で僕に話しかける。
今日はサークル。
グルメ同好会の日。
といっても現地集合、現地解散、ただ食べるだけ。
サークルと言っていいのか甚だ疑問だ。
「美味しいじゃん。」
スープをレンゲで啜って、奈々未さんが言う。

サークルには一応顧問、担当教員が必要である。なので、こんなしょーもないサークルにも顧問がいる。
それが文学部演劇科教員の澤部佑だ。
去年までは心理学部の教授、
亜門虹彦が担当だったが、停年で退官した。担当教員が決まらないと活動もできない。なんと過保護な大学だろうか。困った僕たち。
そこで奈々未さんが目をつけたのが澤部だった。
0420地平線の名前(千葉県)
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2018/05/06(日) 02:55:29.96ID:PYUhGWkH0
一応、教員ではあるのだが、
その威厳のなさゆえか、
学生にいじり倒されている。
そんな澤部なら担当になってくれるだろうと、奈々未さんが名前だけでもいいから。と頼んだのだ。

澤部は意外と物好きらしく、
この同好会に思った以上の興味を示し、
毎回、どこか行く度に澤部も一緒についてくる。

「澤部さん、ごちになりまーす。」
そう。この同好会には志田もいる。
僕がいつだったか、
同好会の話をした時に興味を示し同好会に加わるようになった。
もっとも、志田は大学の金で美味いものが食えると錯覚したらしい。しかし実際は本人達の実費である。
それがわかった時点で志田ならば興味を失ってもいいはずだが、
なぜか毎回欠かさず参加している。
「おごりじゃねーからな!」
澤部が声を張る。
「うるさい。」
冷たい目で奈々未さんが睨む。
0421地平線の名前(千葉県)
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2018/05/06(日) 02:56:16.82ID:PYUhGWkH0
「すいません。」
なぜかこの同好会の人達は顧問も、揃って奈々未さんには逆らえない。奈々未さんが単純に怖いのだ。
「あんたも。この人お金ないんだからあんまり、そんなこといわないの。」
愛佳も居心地悪そうに肩を竦める。
「別にお金がないわけじゃ」
奈々未さんは引き笑いをした。
漣のように笑いが起こる。
僕はそれを笑ってみていた。

帰り道。
齊藤京子はこの近くのラーメン屋にはしご。澤部は車で、奈々未さんはバスで帰った。
僕と志田は駅までの道を歩く。
平坦で交わらない道をまっすぐ。
「そういえばあんた家どこなの」

僕は最寄り駅を告げた。
「なんだ、同じじゃん」
驚いたように志田が言う。
世界は意外と狭い。
「じゃあさ、駅前にめっちゃうまいそば屋あるんだけど行かない?」
渋めのチョイス。それに麺類を食べた上にまた麺類。しかし僕はこの上なく蕎麦が好きなのですぐその提案に乗った。
0422地平線の名前(千葉県)
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2018/05/06(日) 02:59:52.40ID:PYUhGWkH0
その蕎麦屋は駅から歩いて10分のところにあった。青い暖簾を潜って僕たちは店内に入る。店内はカウンター数席とテーブル席が十席ほど。小さな店だ。
「いらっしゃい。」
太った店員が志田に愛想笑いする。
「あっ、今日いたんですか。」
志田は少し驚いたように言った。
「知り合い?」
僕は聞いた。
「ここいつもくるからさ。」
説明になっていない気もするが深堀することでもないので僕は黙ってカウンターに座る。
「ここ、くるみ蕎麦が美味しいの。」
志田はそう言った。
それならば。
僕はくるみ蕎麦を頼んだ。
志田もおなじくるみ蕎麦を頼むかと思いきや、鴨蕎麦を頼んだ。僕は呆気にとられた。そんな僕の気持ちがわかったのか。
「これ、ほんとおいしいから」
同じことを繰り返した。
蕎麦が来るまで志田は徒に鼻歌を歌いながら何やら機嫌良さそうだった。
その理由は聞けなかった。
その蕎麦は僕が思ったよりもずっと美味しかった。
「おいしいでしょ。」
頬を膨らませて志田は言った。

蕎麦で満たされた腹を撫でながら
夜道を志田と歩く。
「じゃあ、この辺で。」
曲がり角で僕は志田に別れを告げる。
「あ、待って。」
志田は僕の手を強く引いた。
そして僕の唇にキスをした。
二人の姿が蛍光灯に照らされる。
突然の事で僕は言葉を失ってしまった。
0423地平線の名前(千葉県)
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2018/05/06(日) 03:02:50.85ID:PYUhGWkH0
翌朝。欠伸をしながらドアを開ける。
考え事をして眠れなかった。

「あ、おはようございます。」
殆ど同時に部屋を出た彼女が丁寧に頭を下げる。
「あ、おはよ。菅井さん。」
彼女は微笑んだ。
その瞬間微かに搖れた髪から、シャンプーが香った。僕はそれを、感じながら今日はやけに風が強いなと考えていた。

「1時間からですか?」
駅までの道を歩きながら彼女がきく。
「うん。菅井さんも。」
「そうです。一時間目からって大変ですよね。」
「たしかに。」
そんな会話をしながら駅へとむかう。
朝の東中野駅は酷く混雑していた。
僕らはそんな中をシルバーに黄の帯が着いた
E233系の中央・総武緩行線を乗りつぎ、中野駅から中央線快速に乗らなければならなかった。
「鮨詰め」というのはまさにこういうことを言うのか。
「混んでますね。」
彼女は心配そうに言った。
ホームにははみ出しそうなくらい人が並ぶ。
「あれ、いつもは?」
不思議なことを言うものだ。
0424地平線の名前(千葉県)
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2018/05/06(日) 03:03:41.53ID:PYUhGWkH0
この混雑をまるで初めて見たかのよう。
「いや時間が違うんです。いつもは2時間目からで、こんな混んでなくて。」
慌てて彼女はそう言った。
「怖い...。」
彼女は「荷物をおひきください!」
と叫ぶ駅員の声に怯えるかの如く呟き唇は色が薄くなっている。
「大丈夫?」
「はい。なんとか。」
はたして彼女はどのような暮らしをしてきたのだろうか。満員電車に慣れないとは。
扉が開く。僕と彼女は僅かに空いてるスペースに入り込む。
となりのサラリーマンの香水や、OLの髪の毛が近くにありいくら慣れているから。
と言っても嫌になる。
扉は駅員が2人がかりで閉め、重たそうにため息をして列車は駅を出る。
その、空間にはつり革が無かった。
僕はかろうじて天井にあるシルバーの横棒を掴む。
彼女は電車が揺れるたびよろけては誰かにぶつかって頭を下げる。
僕は咄嗟に「捕まって、僕に。」
と言った。
0425地平線の名前(千葉県)
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2018/05/06(日) 03:04:58.12ID:PYUhGWkH0
彼女はまっすぐを見た。
逡巡しているようだった。
とんでもないことを言ったと、刹那思った。
「よろしいんですか。」
彼女は言う。
「菅井さんさえよければ。」
「はい。では...」
彼女は僕のお腹に手を回して後ろから抱きついてきた。
温もりが、服越しに触れる。
そして彼女の胸が当たり、満員電車の人熱れどころではない。
いや。そもそもなぜ彼女はそんな風にしたのか。
そのうち中野駅に着いた。
草臥れたいくつかの人が吐き出される。
僕らはその波に乗って降りる。
幸い、中央線快速はすいている。
彼女は俯く。
「...すいません。」
騒がしい駅のホーム。
二人の間に沈黙の時が流れる。
「いや。こっちこそ。」
「どこに捕まっていいかわからなくて。」
だとしてもあんな捕まり方するかね。
僕は言いかけて黙る。
「行こうか。」
橙色のラインは鮮やかに映る。
「家はどんな感じなの?」
中央線快速は比較的空いている。
「うーん。」
彼女は言葉を選んでいる様子だった。
「普通ですよ。普通。」
そう言いつつも否定する仕草の右手には
並々ならぬ気品が漂う。
0426名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/05/06(日) 03:05:43.97ID:PYUhGWkH0
連投すみません。
久々に纏めて書いたもので
0427名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/05/06(日) 08:48:07.74ID:yP9qb4Cq0
千葉県さん祭りやー
全然読むの追いつかんw
0428名無しって、書けない?(庭)
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2018/05/06(日) 09:35:25.78ID:3G7E9+OEa
>>405
こんなにしっかりしたあらすじがあるなんて・・・

>>412
俺君がねんさんに浮気しとる・・・

めっちゃ投稿乙でありますw
0429名無しって、書けない?(庭)
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2018/05/06(日) 09:52:23.03ID:3G7E9+OEa
「理佐ちゃんだから好きスレ」をフランチャイズ制にして全てのメンバーの「だから好きスレ」を作りたいという俺の夢を叶えるために作家募集中です

欅坂板のマクドナルドを目指そうじゃないか!


千葉県さんの文体模写を見て野望が再炎しましたw
0430名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/05/06(日) 10:28:37.14ID:yP9qb4Cq0
>>429
開拓者精神旺盛なのは結構ですが、何ちゅう野望ですかw

現状でも作家不足で過疎ってるのに、そんなことしたら、庭社長さんが店を掛け持ちした挙げ句過労死してしまいませんかね…
でも、「だから好きスレ」の方が敷居が低いので、経営方針としては悪くないかも
人はみな何処かに執筆願望を隠し持ってると思うんですが、それを引き出すのは難しいものです

因みに僕は、田舎の国道沿いのモスバーガーみたいな方が落ち着いてて好きですけどね
駅前のマクド(関西人なのでw)はテイクアウトには適してますけど、そこに腰を落ち着けようとはならんですね
0431名無しって、書けない?(庭)
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2018/05/06(日) 11:45:51.30ID:3G7E9+OEa
>>430
最近の欅坂板も殺伐としてるので「だから好きスレ」みたいな自分の推しメンの魅力を伝えるスレを増やして雰囲気を変えていきたいんですよねw
0432名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/05/06(日) 12:24:47.48ID:yP9qb4Cq0
>>431
何なんでしょうね
最近の欅坂板には本当に応援している人なんて居ないんじゃないかってくらいですよ
愛のある叱咤激励とかなら分かりますけど、ただ罵倒してるだけですからね
0433オムニバス(2)(千葉県)
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2018/05/06(日) 13:07:02.09ID:PYUhGWkH0
外科医として病院に勤務する俺
手術をサボって志田ちゃんのいる病室でしゃべってるといつの間にかやってきて「サボってんしゃねーよ」とキレる美人看護師理佐ちゃん。
仕方なく志田ちゃんの病室を出て
医局に戻ろうとすると
「もう志田ちゃんの病室行くの禁止ね」とちょっと拗ねてそうだから好き。
0434オムニバス(3)(千葉県)
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2018/05/06(日) 13:14:23.48ID:PYUhGWkH0
漫画家志望のなーこちゃんと
付き合い始めた俺。
最初はエキセントリックななーこちゃんに
困惑気味だったけど料理も上手いし
優しいなーこちゃんに完全虜になっちゃう俺。
だけどある日突然なーこちゃんに別れを切り出されちゃう。
その理由がおだななが好きだからというなーこちゃんらしい理由だから好き。
0435オムニバス(4)(千葉県)
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2018/05/06(日) 13:16:08.13ID:PYUhGWkH0
久しぶりの大喧嘩してから険悪なムードの理佐ちゃんと俺
もしかしたらこのまま理佐ちゃんに
振られるんじゃないかなと思っていると
Wワタナベの梨加ちゃんに優しく話しかけられ
いとも簡単に梨加ちゃんに乗り換えようとするナンパな俺に
「仲直りしようと思ったけどお別れだね」とその様子をこっそりみてた理佐ちゃんが
来て言うんだ。
「ごめん!」と謝るけど
「もう知らない」と完全にご立腹な理佐ちゃんに「大丈夫?」と優しく
心配してくれる梨加ちゃんと結局付き合っちゃう俺。
理佐ちゃんはそれを見て
大親友志田ちゃんに抱きついて
泣いちゃいそうだから好き
0436オムニバス(5)(千葉県)
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2018/05/06(日) 13:22:57.60ID:PYUhGWkH0
理佐ちゃんに絶賛片思いな俺
どうしたら理佐ちゃんが振り向くか
おだななに相談中だ
「思い切って告白しちゃいなよ」と
最後に俺への恋心を隠して背中を押してくれるイケメンなおだななだから好き
0437オムニバス(6)(千葉県)
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2018/05/06(日) 13:23:35.61ID:PYUhGWkH0
じゃんけんで負けて図書委員に
なっちゃう俺とねるちゃん
理佐ちゃんと同じ委員会がよかったなー
と愚痴っているとねるちゃんが
わたしじゃ駄目と?と聞いてきて
ねるちゃんを好きになっちゃいそうな俺。
でも俺君にはりっちゃんがいるから駄目と。と結果的に悔しそうな顔で諦めるねるちゃんが好き。
0438メイキングな理佐ちゃん(千葉県)
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2018/05/06(日) 13:24:26.47ID:PYUhGWkH0
だから好きシリーズを理佐ちゃん以外のメンバーで書こうとしても、
どうしても途中で理佐ちゃんが
登場しちゃうから困る千葉県な俺。
書いたり消したりしてると後ろから
「やっぱり俺君には私が必要だね」
とメイキングにも理佐ちゃんが登場するから、好き。
0439オムニバス(7)(千葉県)
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2018/05/06(日) 13:30:06.49ID:PYUhGWkH0
理佐ちゃんという超美人な嫁が
いつつも志田ちゃんと浮気しちゃう俺
肌を重ねたあとにそろそろ理佐ちゃんのところに戻らないと、と志田ちゃんに言うと
また居てと珍しく甘えてくる志田ちゃんだから好き
0440オムニバス(8)(千葉県)
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2018/05/06(日) 13:39:17.59ID:PYUhGWkH0
えげつないくらいのお嬢な菅井様
様ってやめてください!と謙虚な菅井様
そしてその美貌とお金持ちゆえに嫉妬の、声が半端なく傷ついてついに泣いちゃう菅井様。
その姿が守ってあげたくなるほど可愛いから好き。
0441オムニバス(8)(千葉県)
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2018/05/06(日) 13:40:12.26ID:PYUhGWkH0
次のライブのため必死にギターを練習する由依ちゃん。
俺がそれを見ながらゴロゴロしてると
もう、邪魔!と由依ちゃんのストレスの源になっちゃう俺
仕方なく部屋から出ようとすると
やっぱ、いてほしいかな。
とツンデレな由依ちゃんだから好き
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