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【物語】欅坂46orけやき坂46の小説 ★3【エロも可】
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0001名無しって、書けない?(やわらか銀行)
垢版 |
2018/03/11(日) 09:17:32.61ID:b3/LyH/X0
素人レベルからでも投稿できる小説スレです 
ただし投稿作品に対するすべての中傷は禁止です 

投稿者は多大な時間と労力をかけて 
作品を投稿していますのでご協力をよろしくお願いします 

この度小説スレと原案ありスレを統合しました 

以下は原案ありの簡単な説明です 

インスパイア、オマージュ、パロディ、パクリ、何でも結構です。 
その原案も小説、戯曲、映画、テレビドラマ、マンガ以外にも、ルポルタージュやテレビのドキュメンタリーとかでもかまいません。 
テーマだけでもOK、冒頭だけでもOKです。 
少しでもかすったから原案ありだと書いた当人が主張するのなら、そう見なしてあげましょう。 
「『パクった』と言ってるけどさ、全然パクってなく、それはお前のオリジナルじゃん」という非難はやめましょう。 

あとは作家さん各々の良心に従い思うままに書いてください 

最後に、このスレの投稿される作品はすべてフィクションであり 
実在する人物や団体や建物等との関係は一切ありません 
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0139名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/02(月) 19:21:22.87ID:qhHwv/iy0
>>137
意味不明な奇書ですよね
読了までに1年半かかったんですけど、結局何も分からず仕舞いでしたw

>>138
『僕の将来に対する唯ぼんやりした不安』
90年も前の芥川の言葉ですが、彼の動機が分からないでもないです
0140名無しって、書けない?(庭)
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2018/04/02(月) 19:52:16.29ID:XniY+IAxa
>>139
芥川の不安は自我をもってしまった故の不安ですよね

その存在に生と死を内包している自我を根底として生きる我々にとっては他人事ではないですね、芥川の言葉は

我々現代人のほうが芥川の時代より自我がより確立されてるからより深刻かな

芥川の言ってるぼんやりとした不安に打ち勝つためには、自分がいつか死ぬという事実と向き合わなきゃいけないんだろうけど・・・

そんな死と対面する勇気のない私は日夜理佐ちゃんとの妄想に逃避することでぼんやりとした不安から逃避しているのですw
0141名無しって、書けない?(庭)
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2018/04/02(月) 20:39:57.36ID:XniY+IAxa
>>140
芥川のぼんやりとした不安に引っかかり数年間魂の彷徨したのを思い出してつい愚見を述べてしまった、、、涙

良かったら大阪府さんの見解も聞かせてください
0142名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/02(月) 22:22:46.70ID:qhHwv/iy0
>>141
芥川のぼんやりした不安と云う表現は、これ以上ない修辞であり、単に不安と表現するよりもどこか絶望感が感じられますよね
「ぼんやり」にどんな印象を持つかは人それぞれですが、僕は抽象的で大きいものという印象を受けます

感覚を別として、概念的に「人間の」生と死を区別すると、明らかに死の方がスケールが大きい
よりスケール大きいものがデフォルト状態に近い
自殺という形で生には抗えても、決して死には抗えず、人間はどこかの時点で必ず死に負ける

よく生存本能なんていう言葉を耳にしますが、僕は逆だと思っています
死ぬことを本能的に知っている、更には死にたいとさえ思っている
思考、言語に表れずともすでに悟っているのではないかと

「芥川君は病的で異常でしたね」
論争を繰り広げた谷崎の彼に対する印象です
しかし寧ろ彼の精神は正常であり、誰しも突き詰めれば芥川のような精神状態になるのではないかと、僕は思ってます

そして全ては机上の空論であり、人間は自己をある一例にのみ捉えて、
知識欲により哲学的議論を展開してるのであって、
その議論が生きることそのものとは直接結びつかないと思っとります

という暴論でしたw
0143名無しって、書けない?(庭)
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2018/04/02(月) 23:20:02.23ID:lKlWhYsYa
>>142
リクエストに応えていただきありがとうございますm(__)m

大阪府さんの見解を理解するには俺の読書量が足りないらしく消化するのに手間取っていますw
01441リットルの理佐ちゃん 第1話(庭)
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2018/04/03(火) 07:35:04.04ID:EgMC9bZ3a
「親に無理無理薦められた高校のテストなんて受けたくないな」
そう呟き今にも降りだしそうな空を見上げる俺

受験の朝だというのに気乗りしないまま駅前で時間つぶしてる俺

やはり受験なのだろうか?そんな俺とは対称的に急ぎ足で道行く女の子がよろめき放置自転車の列に

ガラガラガッシャーン!?

けたたましい音をたてて倒れる放置自転車たち

「やっちゃった・・・」そう呟いた女の子

とぼけて歩き去っちゃえばいいのに倒れた自転車たちを起こし始めた

「試験に遅刻しそうだったんじゃないの?」
そう言って手伝い始めたのはその女の子が世界一可愛くて美人に見えたからだ

「あなたこそ、手伝ってたら遅刻しちゃうよ」
学生服の俺を見て自分同様受験生だと判断したらしく、顔に似合わないぶっきらぼうな物言いながら俺を心配してくれる女の子

「俺は気乗りしないからいいんだ」って笑う俺

「なにそれ」って俺に釣られて笑う女の子

間違いない、世界一可愛くて美人だ

そう確信した俺

自分のチャリの後ろを顎で示し乗れよの合図送る俺

「チャリならまだ間に合うよ」
躊躇い勝ちに俺を見てる女の子を促す俺

「ありがとう・・・」小声でそう言って俺のチャリに乗る女の子

「どこの高校まで送ればいい?」って聞く俺に

「県立欅坂高校」って偶然にも俺の受験する予定だった高校の名前をつげる女の子

欅坂高校に着く頃にはどしゃ降りさ

しかも、最初のテストには間に合わないという不運

それでも諦めない女の子が先生に頼み込み保健室でテストを受けれることに

世界一可愛くて美人な女の子に釣られてテスト受ける俺

「あなたもここの高校だったんだ」って笑う女の子

「名前教えて?」
可愛い笑顔に釣られて聞いちゃう俺

「渡邉理佐、受かったらよろしくね」
なんて微笑む理佐ちゃんだから好き
0145名無しって、書けない?(庭)
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2018/04/03(火) 07:39:19.01ID:EgMC9bZ3a
>>144
原案である「1リットルの涙」からタイトルつけたんだけど・・・

変なタイトルになってしまった、、、涙

しかし、トリップの付け方がイマイチ分からないw
0146半分、青いA ◆pZLaUoYPXc (千葉県)
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2018/04/03(火) 11:40:05.84ID:aF7evEov0
彼女のことを、今、記憶しているものはどれだけ居るだろう?
エプロン姿の彼女は忙しそうに部屋のなかを動き回る。
ここは神奈川県の大和駅から徒歩15分のところにある男性向けクッキングスタジオ。オープンして3年ほどになる。
室内は広く、シルバーのテーブルが9つほど並び、それぞれのテーブルに調理器具がある。また、スタジオには換気のため、窓が多くある。そこからは青く塗りつぶしたような空が広がり、
その下にはジオラマのような街の風景を眺めることができる。
「みなさーん。みりんは大さじ一杯じゃなくて小さじ一杯ですからね」
このスタジオの講師を務める彼女は
音を立てて煮えるステンレスの鍋を心配そうに覗き込んでは頷く。
ぎこちない造作に似合わないエプロンの男達はバラついた声で返事をする。
柱にかかった時計は午後1時をさす。
そしてガラス張りの壁にはその講師の名前が書いてある。
その名前は「秋元真夏」。

彼女は鏡の前にある椅子に座っておよそ女性らしくない派手な嚔をした。およそ20畳くらいの控室にその音は空しく響く。
そのあとテーブルにあるティッシュをとり、強く鼻をかむと、ゴミ箱へ投げ捨てる。そのあとで、鼻をすすりながら隅の方に置かれた白い冊子を取り上げた。
左隅には放送するTBSの名前があり、右隅には生と控えめに書かれている。そして中央には大きく「オールスター感謝祭」と印刷されていた。
その冊子には何回も読み込まれた跡があるった。彼女はその冊子をめくりブツブツとつぶやく。
ノックの音が聞こえ彼女が返事をしたのは、何分かブツブツ呟いたのちの事である。
「高山さん、そろそろスタジオにお願いします。」
ドアを乱暴に開け、慌しくそう言うとまた出ていった。高山さんと呼ばれた彼女は返事をするまもない。彼女は軽く息を吐くと台本を手に控室をあとにした。
0147名無しって、書けない?(千葉県)
垢版 |
2018/04/03(火) 11:43:06.55ID:aF7evEov0
いつか乃木坂工事中で話に出てきた同窓会ネタ。どっかで欅ちゃんも絡む予定ですが書いても書いても出てこない😭
0148名無しって、書けない?(庭)
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2018/04/03(火) 18:28:10.56ID:BgpG8i8sa
>>147
ドンマイ!
01491リットルの理佐ちゃん 第2話(庭)
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2018/04/03(火) 20:05:17.43ID:BgpG8i8sa
「いやはや、また俺君と3年間一緒なのかぁ」
合格発表の掲示板を見て肩を竦める澤部

「こっちこそ貴様の顔にはうんざりなんだけどな」って憎まれ口叩く俺

「よく言うよ、親友の俺と別れがたくて名門進学校を蹴って欅坂高校来たくせに」って笑う澤部

そんな澤部を無視して入試の日に出会った理佐ちゃんを探す俺

「何をキョロキョロしてんだよ俺君?」って高校に合格してテンションが上がってるせいかうるさい澤部

「もしかしてあれかい?入試の日にあった娘を探してんのかい?」って鋭い澤部

「探してねえよ、クズ野郎!」って理佐ちゃんが見当たらない苛立ちを澤部にぶつける俺

「そうそう都合の良い偶然起きねえか・・・」って肩を落とす俺

「俺君さあ、惚れっぽいのもいい加減にしとけよな」って俺の様子見て呆れる澤部

「別に惚れてねえから!チャリの後ろに乗っけた時に俺の腰を控え目に掴んでた理佐ちゃんの手の感触忘れらんねえけど、惚れてねえから!」って澤部を怒鳴る俺

「理佐ちゃんまさか落ちてないだろうな・・・」って肩を落とす俺

理佐ちゃんが居なきゃなんのためにこの高校来たかわからんぞ・・・

「俺君やっぱり惚れてんだよ、会えなくてがっかりするのは恋の始まりだぜ」
なんて顔に似合わないこと宣う澤部

「ちきしょう!理佐ちゃんの受験番号聞いとけば良かったぜ〜!」
澤部の言葉で理佐ちゃんに恋してるって気づいて受験番号が並ぶ掲示板に遠吠えする俺に

「遠吠えしてんじゃねーよ」って背後から初めてのドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、私の受験番号がどうしたの?」って笑顔で聞いてくる理佐ちゃん

「いや、俺が受かってたから理佐ちゃんは受かったのかなと思って」って理佐ちゃんの笑顔が眩しすぎてドキドキが止まらない俺に

「お陰さまで受かりました」
なんて丁寧にお辞儀する理佐ちゃんだから好き
01501リットルの理佐ちゃん 第3話(庭)
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2018/04/03(火) 20:53:57.21ID:BgpG8i8sa
「理佐〜どうしたの?」
俺にお辞儀してる理佐ちゃんに声をかけるゴボウみたいな女の子

「こんにちは・・・?」
俺と澤部に気づいて戸惑いながら挨拶するゴボウちゃん

「あっ、葵・・・ごにょごにょ」って俺が入試の日にチャリで理佐ちゃんを助けた男だと小声で説明する理佐ちゃん

「親友の原田葵、小4に見えるけど同級生だから」ってクールに紹介する理佐ちゃん

「もう」って理佐ちゃんを睨み頬を膨らます葵ちゃん

「うーん」って睨み返す女王様な理佐ちゃん

「その節は理佐がお世話になりました」
理佐ちゃんとのコントをひとしきり終えて改まり俺に挨拶する葵ちゃん

見た目は小4だけど理佐ちゃんよりしっかりしてるみたいだな・・・

「俺君、俺君・・・」って俺の腕を引っ張り自分も紹介してくれとアピールしてくる澤部

「葵ちゃんよろしくね」って澤部を華麗にスルーして葵ちゃんに挨拶する俺

「俺君、この高校に興味無いとか言ってたから合格発表も見に来ないのかと思ってた」
俺に倣い澤部を華麗にスルーして話し始めるドSな理佐ちゃん

心配そうに澤部を見る常識人な葵ちゃん

「うん、なんとなく見に来ただけだよ」って理佐ちゃんの手前カッコつける俺に

「待てい!」って無理矢理会話に加わるめげない澤部

「本当は理佐ちゃん目当てに本命の高校を蹴って欅坂高校に入学する気満々のくせにスカしてんなよな」
なんてスルーされた怒りで暴露野郎な澤部

「バカ!?お前なに言ってんだよ」って澤部に腹パン入れて黙らす俺

「あはは、理佐良かったね」って無邪気に笑う葵ちゃん

怪訝な表情浮かべる俺に

「この娘ね、今日俺君のこと見つけられなくてがっかりしてたんだよ、もう会えないのかと思って」って無邪気に暴露しちゃう葵ちゃん

「ちょっと、変なこと言わないでよ」って慌てて葵ちゃんを黙らす理佐ちゃん

会えなくてがっかりするのは恋の始まりな理佐ちゃんだから好き
0151名無しって、書けない?(庭)
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2018/04/03(火) 20:59:06.48ID:BgpG8i8sa
1リットルの涙が原案だけど理佐ちゃんが不幸になるなんて許せないから多分病気にはならない・・・
0152名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/03(火) 21:38:27.38ID:v7xvMGtf0
>>143
実は自分でも書いた内容を理解してないので大丈夫ですw

>>151
たしかに変なタイトルw
葵ちゃんは初めての登場ですかね?
個人的には暴れ回って欲しいです
0153名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/03(火) 21:43:29.18ID:v7xvMGtf0
>>146
朝ドラ始まりましたね
お産に2日も費やすとは思いませんでしたが

乃木坂板には小説スレ見当たりませんからいいんじゃないですかね
僕は乃木坂ちゃんも好きなので、いいコラボ期待してます
0154名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/04/04(水) 00:20:41.81ID:IZEtVQ150
>>153
お産から始まる朝ドラは初めて見ました笑
0155名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/04(水) 23:43:24.16ID:iQ171Kvv0
『マヨネーズとって』

控えめに言っても理佐ちゃんは相当な美人な姉ちゃんだ。僕より五つも年上で、少し価値観が違う。
だから喧嘩になることもない。喧嘩は似たもの同士に起こりやすい。
そうかと言って仲良しでもない。話が噛み合わないことも多々ある。

夕食は一緒に食べることが多い。僕は部活で夜遅くに帰宅し、姉ちゃんはバイトで遅くなる。
どんなに遅くなっても、必ず家で食べる。健康に気を遣ってか、毎日サラダを食べている。
そして決まって僕に言う。
「マヨネーズとって」
僕は渡す。もちろんお礼なんか言われない。
「あのさ、お姉ちゃん」
「ごちそうさま」
僕が話しかけると、すぐにどこかへ行ってしまう。

普段はそんな感じだ。マヨネーズはバロメーター、ケチャップと違って安定している。
それでも、中身が無くなると空になる。空っぽになるのはきまって僕だ。

「どうしたの元気ないね」
姉ちゃんが僕に声をかけるのは、僕がほんとうに元気のない時だけだ。
「いや、明日試合でさ。緊張してるだけだよ」
「ウソばっかり。お姉ちゃん知ってるんだからね」
哀しそうに姉ちゃんは食器を持ち上げて行ってしまう。
姉ちゃんにウソを見透かされた日は眠れない。いつ鳴るか分からないアラームにおびえて朝を待つ。

「こんなとこで寝てんじゃねーよ」
気づけば姉ちゃんの部屋の前の廊下で寝ていた。自分でも意味がわからない。
「今日は試合じゃなかったの?」
「あ、そうだ。急がなきゃ」

姉ちゃんは「もう」って言いながらも、急いでエプロンをつけた。
いつの間にマスターしたのか、母さんと同じサラダが出てきた。
僕は言う。
「マヨネーズとって」
姉ちゃんは僕の皿に直接マヨネーズをかけた。ちょっと量が多い。

「帰ったら元気なかった理由聞かしてもらうからね」
なんて言ってるけど、僕はすっかり元気だ。


愛は食卓にある キューピー
0156名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/04(水) 23:46:45.93ID:iQ171Kvv0
お姉ちゃん居ないからどんな感じかわかんねえやw
0157名無しって、書けない?(庭)
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2018/04/05(木) 07:51:34.36ID:X7piTr+Ua
>>155
理佐ちゃんがお姉ちゃんなんて羨まし過ぎますね

絶対にお風呂とか覗いてしまう・・・
0158名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/05(木) 11:56:39.29ID:F+6lhdKo0
>>157
周りの友達に姉ちゃんいる人が多くて、エロい目で見ることはないとか言ってるんですけど、
どうも信じられないんですよね

そういえば庭さんは姉弟ものを書いたことなかった気がしますね
0159名無しって、書けない?(庭)
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2018/04/05(木) 20:41:46.30ID:4pxfA/5Ea
>>158
娘とお父さん設定はあるけどお姉さんになってもらったことは無いかな

俺の妄想は受動的妄想なので基本的には自分の経験談がベースになってるので姉が居ない俺には縁が無いのかも
0160名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/05(木) 22:03:16.85ID:F+6lhdKo0
>>159
地味に凄い事言ってますね
楽しそうな人生で何よりですw

現実の世界に嘘を一滴たらすと化学反応が起こるってある作家さんは言ってましたが、
庭さんの場合はその魔法の一滴が理佐ちゃんだったんでしょうね
0161名無しって、書けない?(東京都)
垢版 |
2018/04/06(金) 00:35:45.92ID:MIOORwLQ0
エロも可ならたまにはベッドインの話もほしかったり…( ˘ω˘ )
0162半分、青いB ◆pZLaUoYPXc (茸)
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2018/04/06(金) 08:48:21.98ID:EOpBesuHd
中央線の快速東京行は新宿あたりで
混み始めた。高円寺あたりは空いていたのに。私は列車の外から見えるいくつもの若葉が芽生え始めた桜の木を眺めた。

「花のない桜を見上げて満開の日を思うことはあったか?」
あの曲が発売されてもう何年すぎただろう?今でも時折テレビで取り上げられる。それを見る度、自分がそのなかにいたことが信じられない気持ちが起こる。
そのグループはいまどうなっているのか?
それを調べるのは容易い。然しながら忙しさを言い訳に調べようとしなかった。

列車がガクンと揺れ停車した。足元には冷たい風が吹く。いつの間にか転寝をしていたらしい。少しあくびをして、斜め上をみる。そこにはふたつの液晶ディスプレイがあり、そのうちのひとつが今何処に停車しているかを知らせた。
「ただいま阿佐ヶ谷」
どうやらかなり、乗り過ごしたらしい。私はその列車の終着駅、東京についたことにも気づかず睡り、折り返して神田、御茶ノ水を過ぎても尚気づかなかった。
ため息を大きくはいて周りを見渡す。
いつの間にか人はいなくなっていた。あんなに混んでいたはずなのに。あの頃だったら、こんな失敗もブログの冒頭にあるネタにしていたのだろうか。
小林由依です♪
を添えて。
0163半分、青いA(2) ◆pZLaUoYPXc (茸)
垢版 |
2018/04/06(金) 08:53:24.04ID:EOpBesuHd
銀座駅より数分、高級ブランドのショップが立ち並ぶ通りを歩くと、
とある建物にたどり着く。
その建物は博品館劇場といい、いままで数多くの劇団による公演がおこなわれている。
月曜日の真昼だというのにその博品館劇場の前には中年の男女が列をなしていた。当日券目当てである。
その公演は既にチケットが売り切れており残すのは僅かな当日券のみである。連日のようにこうして当日券を求めて並ぶ行列が発生する。
三百人ほどの収容人数の劇場には誰もいない。まだ開演二時間前である。
しかしながらすでにロビーには人が居る。その気配を背に黒いドレスを来た女性は透き通る声で自らのセリフを口にした。
するとそれに呼応するように白い口ひげを蓄えた男性がまた何やらセリフを
口にする。
どうやら直前まで練習をしているらしい。
その女性はそのセリフのあと、「すいませんありがとうございます。」と頭を下げた。これはセリフではない。
男性はいやいや、と手を振ってのち、
「じゃ、いくちゃん今日もよろしく」と微笑んだ。この男性の方が先輩らしい。いくちゃんとよばれた、黒く艶のある髪の女性は「よろしくお願いします」と返した。
どうやら間もなく舞台は始まるようだ。
0164名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
垢版 |
2018/04/06(金) 09:50:47.36ID:IWKDb6D9K
>>161
なーこ「というリクエストがあったんで、とりあえずサハラ砂漠に取材に行こうよ」
米さん「ベドウィンの話じゃねーよ」
なーこ「じゃ、ジーンズ工場に…」
米さん「エドウィンじゃねーよ」
なーこ「そういえばサハラ砂漠っていう名前、本当はおかしいんだよね」
米さん「急に流れ変えるんかい」
なーこ「サハラっていうのが元々は砂漠っていう意味なんだって」
米さん「なるほど。砂漠砂漠ってことになるんやな」
なーこ「そう。頭痛が痛い、みたいな」
米さん「ちょっと例えが違うやろ。美少女よねみん、みたいな」
なーこ「それはあらゆる意味で違う」
米さん「おい」
0165名無しって、書けない?(大阪府)
垢版 |
2018/04/06(金) 19:24:29.99ID:OBRna/f20
>>163
何とも言い難い文字だけの世界が広がっていますね

>>164
民族とダジャレを絡ませるとは博学ですな
ベドウィンなんて初めて聞きました
0166ぽん民(大阪府)
垢版 |
2018/04/07(土) 12:34:10.18ID:oT2fCUjE0
大通りから1本入った路地裏にその店はある。
蔦が絡まった白い壁、その一部がガラスケースになっていて、
古い壁鏡、金のおまる、戦国武将がつける甲冑が飾られている。
木で出来た背の低い立て看板には、白の浮き出し文字で
「アンティーク YUIPON」と書かれている。

僕は木のドアをギギッと押した。
店内に客は一人もいない。
ピンクの壺、赤い大きな靴、漢文の書かれた掛け軸たちが今日も
僕を迎えてくれる。僕はいつものように、乱雑に積まれた古い文芸雑誌の上の
書棚に並ぶ、茶色くなった背表紙を目で追いながら、
ときおりカウンターの方に視線を向ける。
あの子を見るために。
少し茶色の長い髪に二重瞼の彼女は、僕に気づいていないのだろうか。
暇そうに週刊誌をパラパラとめくっている。
僕は、近くにあった痩せた豚の貯金箱を手にとって眺めていた。
0167ぽん民(大阪府)
垢版 |
2018/04/07(土) 12:36:28.90ID:oT2fCUjE0
「変わった趣味でしょ?」
ハスキーがかった声にドキリとした。
笑顔の彼女が僕の前に立っていた。
声を聞いたのは初めてだった。
「その豚の貯金箱、私のお気に入りなんですよ。痩せた豚さん。
なんか愛おしくなっちゃって」
親しげに微笑みながら話す彼女に、僕の胸は高鳴った。

この店に初めて来たのはふた月も前のことだった。
親が離婚して僕は母親に連れられて上京してきた。
新しい父親に馴染めず、母も弟がお腹の中にいることが分かってからは
僕のことを煙たがるようになった。
東京の学校では虐められていて友達もいなかった。
家にも学校にも居場所のなかった僕は、
その日もいつものように、寄り道して帰っていたのだった。
偶然入った路地裏を歩いていて、気付けば僕は店の中にいた。
時の止まったようなこの店が、不思議と僕の心をあたためてくれた。

それから何度も通った。
店の雰囲気と骨董品が純粋に好きだったからだ。
でも初めから、僕は彼女に惹かれていたのかもしれない。
0168ぽん民(大阪府)
垢版 |
2018/04/07(土) 12:39:42.22ID:oT2fCUjE0
「これも見てもらえませんか」
彼女はそう言うとレジから一つの時計を持ってきた。
四角い枠に円形の文字盤が埋まった、小さなゼンマイ式の懐中時計だった。
「この子はね、捨てられてたのを拾ってきたんですよ」
時計を優しく撫ぜながら言った。
「まだ、動くんですよ」
彼女はそう言うと、ゼンマイを巻いてみせた。
時計が、ちっちっちっと音を響かせる。
「ほらね!」
彼女は嬉しそうに声を上ずらせると、ヤエバを見せて笑う。
それからそっと呟く。
「ゼンマイ仕掛けの夢の中へようこそ」

その言葉を合図に、
店の中がぱっと明るくなった感じがした。
商品たちに魂が宿り、今にも動き出しそうな気さえした。
「ここにある物はね。誰からも必要とされなくなった、
一人ぼっちたちなの。でもね、みんな一緒だから寂しくないの」
店の中を見渡しながら優しい笑みを浮かべる彼女を見ていると、
ここだけが僕の居場所のように思えた。

「あっお客さん!いつも来てくださるお礼にこの時計、差し上げます」
「いや、そんなの悪いですよ」
「お客さんだったら、この子のこと大切にしてくれそうな気がするの」
彼女はそう言うと、僕の掌にそっと懐中時計を置いた。
ちっちっちっと時を刻む音が鼓動のようで、心地よかった。
彼女から貰った時計を大事に胸のポケットにしまいこんだ。
「あの、また来てもいいですか?」
「はい!お待ちしています!」
ハスキーがかった声が、僕の鼓膜にいつまでも優しく響いていた。

それから僕は、学校や家で辛いことがあると懐中時計のゼンマイを巻いた。
ちっちっちっと時計が動き出すと、彼女の顔が浮かんでくる。
すると、僕の止まってしまった時間も動き出してくれるのだ。
0169ぽん民(大阪府)
垢版 |
2018/04/07(土) 12:43:58.84ID:oT2fCUjE0
数日後、僕は路地裏を歩いていた。
彼女に時計のお礼を言いにいくためだ。
いや違う。僕は彼女に想いを伝えたかった。

いつものように大通りから路地に入る。
僕は唖然とした。見えてくるはずの店がない。
駆け寄ると、そこには所々草の生えた、だだっ広い肌色の地面と
「立ち入り禁止」の看板があるだけだった。
なんで? どうして?
僕は何度も周りを確かめたけれど、ここに間違えなかった。
通りすがる人が、不審の目を僕に向けている。
「ここにあった骨董屋さん、どこにいったんですか!?」
自分でも狼狽しているのが分かった。
「何言ってんだ。ここはもう何年も空き地じゃないか」

僕は茫然とした。
そして思い出したように、胸のポケットから懐中時計を取りだした。
確かに彼女から貰った時計だ。
僕は急に不安になって、ゼンマイを巻いた。だけど針が動かない。
何度も何度もゼンマイを巻きなおした。
だけど二度と、時計は時を刻まなかった。

「ゼンマイ仕掛けの夢の中へようこそ」
ハスキーがかった声が遠くで聞こえた気がした。

出典
「ときめきアンティーク」 AKB48チームサプライズ
「ゼンマイ仕掛けの夢」 欅坂46ゆいちゃんず
0170 ◆.nO1rkdGpI (大阪府)
垢版 |
2018/04/07(土) 19:27:58.56ID:BTD8Y88a0
>>169
お久しぶりです
素敵なファンタジーですね
今にも消えてしまいそうな儚さを持つゆいぽんにはぴったりのストーリーで、
ゆいぽんに永遠に追いつけない憧れのような気持ちと、ラストの失恋にも似た虚無感に思わず心動かされました
0172 ◆VB3EeL1xw6 (やわらか銀行)
垢版 |
2018/04/07(土) 19:34:27.93ID:sicWNTMR0
『もし』自分が、〇〇だったならば……。

その途方もない夢の世界を求める人間は多い。
それこそ、前途多難な人間であれば余計にだ。
人は、自分にないものを求める。
もし、それを手に入れることができたならば、禁断の果実を口にするだろうか。
現実世界に地獄しかない状況でもなお、希望を見ることができるだろうか。


欅坂46怪異譚

今泉佑唯の場合A


欅坂46高校……。
それは存在しない学校、欅坂46メンバーが同じクラスに集う学校。
その中で、志田愛佳は目を覚ました。
本来ではありえない、その教室の中で、彼女は違和感を覚えながらも
渡邉理佐と平手友梨奈に付き従いながら学校の授業を受ける。
二人は、まったくこの学校に対して違和感を覚えてはいないようだった。
当たり前のように授業を受けているし、話しかけてもそれはいつもの平手で理佐であって……。
ただ、彼女たちの記憶にあるのは、この学園で過ごした記憶。
そこには欅坂46メンバーで過ごした記憶はない。
彼女たちの記憶は消えている。
欅坂46メンバーの誰もが同じ……。

「これは、間違いなく怪異」

放課後の教室で愛佳は叫んだ。
誰もいなくなった教室……。
これはすべて作られたものであり、誰かが自分を閉じ込めているのは明白であった。
だが、ここまでの影響を与える怪異は今まで知らなかったこともあり、驚きと恐怖も愛佳にはあった。
それに、愛佳にとっては誰がこの怪異の発信源なのかも知る必要がある。
愛佳は、教室で荷物をまとめて、霊媒師である忍野の元へと向かおうと思っていた。
荷物を持って教室を出ていこうと扉を開ける愛佳。
そんな愛佳の前にと立っている今泉佑唯。
彼女は扉の前にと立って、愛佳の道を塞ぐように足を延ばしていた。
愛佳は、今泉を見下ろす。

「どいて」

愛佳がはっきりと告げる。
そんな愛佳を見上げる今泉佑唯。
彼女の瞳には躊躇や迷い恐れがない……愛佳は彼女の目を見て、佑唯が今回の怪異の犯人であることを見抜いた。
だが、今泉佑唯自身も、自分が犯人であろうということを隠そうとしている気配はない。
実際、犯人であり見つかりたくないならばこうして表に出ることはリスクでしかない。
それが堂々と正体を見せるということは……。


「佑唯……、この事件の犯人は佑唯のせいなの?」

信じたくないが故の問いかけ。
だが、佑唯はそんな愛佳の問いかけに対して目だけは笑わずに頷いた。

「そうだよ、私がこの理想の世界を作り上げた」
「理想の世界?」
「そう」

佑唯はそう言い切り、愛佳の隣を通り過ぎながら教室を歩く。
振り返った愛佳は佑唯の堂々とした態度を見つめる。
0173 ◆VB3EeL1xw6 (やわらか銀行)
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2018/04/07(土) 19:35:07.36ID:sicWNTMR0
「私はメンバーが好き。ひらちが好き、ゆいぽんが好き、まなかちゃんが好き」
「……」

佑唯は愛佳の方にと振り返った。

「でも、私は私たちメンバーを否定する世界が嫌い。大嫌い!!
私はみんなと一緒に楽しく過ごすことが出来ればいい。それだけで私は幸せなの……」
「そのために、私達を……」
「安心して、愛佳ちゃん。この世界は私だけの理想の世界じゃない。愛佳にとっても、理想の世界だから」
「?」

佑唯の言葉の意味がわからない愛佳。
佑唯は、再び愛佳の隣を通り過ぎながら、教室を出ていく。
愛佳は、首をかしげながら佑唯の言葉の意味を探る。
この世界は、佑唯が求める理想の世界……。
欅坂46メンバーが一緒にいて、誰もが傷つけない世界……。
それ以外に、何の理想があるというのか。

「愛佳。ごめん、遅れちゃった」

教室にとやってきたのは渡邊理佐の姿である。

「あ、理佐」

そう声をかけた愛佳にと抱き着く理佐。
一瞬、何のことが起こっているかわからなくなる愛佳。
理佐がこうやって自分に抱き着いてくることはそうそうない……どちらかといえば、自分から抱きしめることのほうが多いくらいだ。
愛佳は、驚きながら理佐を見る。
理佐は、顔をあげた。

「今日、急におかしなこというから心配したんだよ?寝ぼけすぎ」
「あ、うん……そ、そうだね。ごめんごめん」

愛佳は話しを合わせながらそう答えた。

「付き合っている私のことも、忘れてたらどうしようって……」
「あ、うん……そ、そうだよね。ごめんごめ……え?」
「ん?」

何か今、とんでもないキーワードが入っていたような気がする。
愛佳は先ほどの会話を逆再生しながら、理佐を見つめる。

「えーっと、理佐。もう一度言ってくれる?」
「忘れたらどうしようって……」
「その前」
「寝ぼけすぎ」
「その後」
「付き合っている私のことも?」
「そこっ!!」

愛佳の言葉に理佐は首をかしげながら頬を染めつつうつむきながら、甘えた表情で
改めて愛佳の胸元に顔をうずめる。

「もう恥ずかしいから言わせないでよ」
「えー……あ、う、うん」
「愛佳……」
「り、理佐?」
0174 ◆VB3EeL1xw6 (やわらか銀行)
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2018/04/07(土) 19:35:53.67ID:sicWNTMR0
顔を見合わせる二人。
理佐は愛佳にと顔を近づける。

「好き」

今泉佑唯の言った理想の世界。
それは、個人の願いが叶う世界……。
愛佳が願った世界こそが、理佐と付き合っている世界。
実際は織田奈那のことが好きな渡邉理佐……だが、ここでは志田愛佳と渡邉理佐が付き合っている世界となっている。
今泉佑唯が作り上げた世界は、誰もがその願望の世界にと溺れるよう仕向けられていた。
誰も傷つかない、誰も苦しまない世界……。
そこでは、自分たちが主役になれる。
現実という理不尽で、曖昧で、残酷な世界など何の意味もない。

佑唯は、廊下を歩く。

誰もいない学校の廊下……。
彼女が歩く廊下の壁には、メンバーが選んだ様々な夢の世界がまるで壁に掛けられた絵画のように表示される。

守屋茜は、欅坂46メンバーのセンターに抜擢され
音楽番組で主役となり、周りからの歓声を受けている。

鈴本美愉は、織田奈那と付き合い、一緒の家に住み
彼女は織田奈那の前で料理を振舞いながら誰にも見せたことのない笑みを浮かべている。

土生瑞穂は、進撃の巨人の世界観で立体起動装置を手にしている
彼女は、巨人を前にしながら、他の欅坂メンバーと一緒に巨人征伐に乗り込んでいる。

それぞれが導き出した理想の世界。
それは彼女達だけのものだ……誰にも傷つけられるものではない。
誰にもその権限は存在しない。

「ねえ、そう思うでしょ?ゆいぽん」

佑唯が開けた教室に座っていたのは、小林由依。
彼女は疲弊した表情で、扉を開けた今泉佑唯を見る。

「……間違ってる、こんなのゆいちゃんらしくないよ」

由依は、佑唯の暴走にはっきりとNOを突きつける。
いつもポジティブな彼女らしくない……どんなことだって、彼女は自分の確固たる自信をもってやってきた。
それが由依にとっては憧れであり、一緒にいることでエネルギーをもらうことができた。
そんな佑唯が、今は全く別人だ。


「私らしい?私は、何も変わってないよ。私は欅坂メンバーが大好き。だから、それを否定する人間は、私が排除する。
見て由依。みんなすごく幸せそうなんだよ。由依の夢も私が叶えて上げる。言ってみて?
愛佳みたいに好きな人と付き合えるし、あかねんみたいにセンターにだってなれる。どんなことだって私は叶えることができるの!」

佑唯は、嬉しそうに周りを見渡しながら告げる。
彼女の小柄な体が教室の中心で回る……黒いショートの髪の毛が舞い、スカートが揺れる。
由依は、そんな彼女を見つめる。

「佑唯ちゃんは、そんなこと望んでない」

由依の言葉に、佑唯の動きが止まる。
由依は、辛そうな表情のまま佑唯を見る。
0175 ◆VB3EeL1xw6 (やわらか銀行)
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2018/04/07(土) 19:36:35.53ID:sicWNTMR0
「佑唯ちゃんは、私の知っている佑唯ちゃんは……『今』の欅坂46メンバーを愛していた」

由依は、言葉を続ける。

「このやり方はずるいよ。佑唯ちゃん。私達なら現実の世界で見返せる。だから、こんな方法はやめよう?」
「……ゆいぽん」
「ねえ、佑唯ちゃん」

由依の言葉に、佑唯はうつむく。
欅坂46メンバーで一緒にユニットを組み、一緒に過ごす時間も多かった。
だからこそ、佑唯ならわかってくれる……由依はそう思った。
今までやってきたことを無駄にしてはいけない……今までやってきたことを無意味にしてはいけない。
このやり方は結果、誰も幸せにはなれない。
由依はわかっていた、そして佑唯だってわかっているはずだって。

「ゆいぽん、私間違っていたよ」
「佑唯ちゃん……」

今泉佑唯が、由依のほうにと顔を傾け見つめる。
その表情は笑ってはいなかった……目を見開きながら、由依にと顔を向けている。

「ゆいぽんも、私の幸せを邪魔するんだね」
「佑唯……ちゃん」

届かない。
それだけ、悪魔と化した佑唯は、その悪魔の力に墜ちている。
由依の言葉は彼女の耳には届かない。
由依は力なく顔をうつむけた。
佑唯の世界への失望がここまで大きいとは思わなかった。
自分一人だけでは、佑唯を取り戻すことができない。

「人の幸せを勝手に決めないでもらえる?佑唯?」

その聞きなれた声にと顔をあげる由依。
扉の前にと立っているのは、愛佳であった。

「愛佳ちゃん……、理佐と一緒に」
「あれが私の幸せだって?はあー随分と甘く見られたものだね。私はね、『今』の理佐が好きなの」
「そう……それなら、愛佳ちゃんが願っている通りに……」

佑唯はそう告げて新たに世界を構築しようとする。
だが、愛佳は余裕の表情を浮かべながら、腕を組み、壁にと持たれる。
そうすると、扉から次々とメンバーが姿を見せる。
すべて、佑唯が彼女たちの理想の世界にと導いたはずのもの……。
それがこぞって、『理想』の世界を拒絶したというのだ。

「自分の夢は、自分で努力して叶えるものだから」

守屋茜はそうため息交じりに告げる。

「ま、まあーいい夢っていうのもあったけど、でも、それは私の知っている人たちの姿じゃないからね」

織田奈那は捕まっている小林由依を見ながらつぶやいた。
彼女たちの姿を見た由依は、目を輝かせる。

「佑唯、帰るよ?」
0176 ◆VB3EeL1xw6 (やわらか銀行)
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2018/04/07(土) 19:37:47.62ID:sicWNTMR0
愛佳が声をかける。
その声は優しく、レッスン終わりに声をかけるのと同じような日常の口調だった。
怒っているわけでもない、悲しんでいるわけでもない。
当たり前の、ありふれた言葉。
愛佳だけじゃない……ほかのメンバーも佑唯に言う。

「ゆい、帰ろう」
「ゆいちゃん……」
「いまゆい!」

佑唯は、そんな、みんなの言葉を聞いて、うつむく。

「どうして……理想を選ばないの?現実はみんなを傷つける。これからも……ずっと!!」

佑唯の濡れた声を聞いた愛佳は小さくため息をつきながら周りにいるメンバーを見渡す。
愛佳に見られたメンバーは、小さく笑った。
メンバーは、腰に手を当てながら、天井を見上げながらそれぞれ苦笑いを浮かべている。

「アンチなんていて当たり前」
「そうそう、言いたい奴は言わせとけばいいんだから」
「私達は、私達で出来る限りのことを精いっぱいやるだけ」

メンバーの言葉は、まるでアンチの言葉が傷ついていないようだった。
でも、そんなはずはない……どんな人間だって誹謗中傷されて普通でいられるはずがない。
そんな人間いるはずがない。

「ねえ、佑唯。なんで私達ってチームだと思う?」

顔をあげた佑唯の前にいる小林由依。

「チームだから共有できる。痛みは分けて、楽しさは倍になって。
だから私達はチームなんだ。欅坂46というチームだから……私達は、『今』を頑張れる」
「ゆいぽん……」
「さあ、帰ろう?佑唯ちゃん……一緒に」

腕を差し伸ばす小林由依の手を取る今泉佑唯。
メンバーに囲まれて、今泉佑唯は欅坂46へと帰る。
0177 ◆VB3EeL1xw6 (やわらか銀行)
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2018/04/07(土) 19:38:53.69ID:sicWNTMR0
「!!」

顔をあげた志田愛佳。
彼女は、周りを見渡した。
そこは、レッスン室のみんながよく寝ているマットレスの上。
愛佳は体を起こして周りを見る。
そこには平手友梨奈と渡辺理佐の姿があった。

「ね、ねえ?理佐って私と付き合ってるよね?」

唐突な愛佳の質問に理佐は大きく咽る。
平手友梨奈は思わず口元を両手で隠し、驚きの表情で理佐と愛佳を交互に見た。

「ち、違う!違うから!!」

慌てふためく理佐に、愛佳はその世界が元の世界へと戻ったことを確信する。
しかも、どうやらみんなにはあの時の記憶はないようだった。

「おはよう〜〜〜」

レッスン室へとやってくる今泉佑唯、そして小林由依。
平手友梨奈は、先ほどの愛佳の言葉を二人に言おうと駆けだす。
慌てて止めようとする理佐。

「ねえ!佑唯、ゆいぽん!聞いて聞いて!さっき、理佐と愛佳がね!?」
「やめて!!やめなさい!ひらて!」
「もう!!愛佳が変なこと言うから!」
「なに?なに?ききたーい!!」

そこいは嬉しそうに笑顔を向ける今泉佑唯の姿があった。
変わらない、いつもの笑顔の佑唯の姿。

彼女に似合うのは満面の笑顔。


もう……迷わない。
私は、みんなと一緒に『今』を生きる。
かけがえのないみんなにありがとう!


欅坂46は今日も平和だ。



以上です。
ありがとうございました!!
0178半分、青いA(3) ◆pZLaUoYPXc (千葉県)
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2018/04/07(土) 22:56:15.52ID:BbbqClwU0
「えぇ、同窓会?」
その男性はタバコを灰皿に押し付けて素頓狂な声を上げた。その男性の真向かいに座るメガネの中年男性は「設楽さんこれ...」と言いながらA4サイズの紙を渡した。
渡された設楽はその紙にデカデカの書かれた文字を読みあげた。
「乃木坂工事中 同窓会SP(仮)」
そのあとで小さく書かれたその文字を見て「ねぇ長尾さん、出演者未定ってなによ。」と訝しげに尋ねた。
「いやー、それが」長尾は頭をかいた。
「メンバーのスケジュールがなかなか合わなくて...それに芸能界を引退したメンバーも居るのでその人もどうしようかと。」と困惑の表情を浮かべた。
「っていうことはまだ放送日も収録も決まってないの?なにそれ、」
と薄笑いを浮かべた。
「収録は5月10日位を頭を目安にしてるのですが、出演者のスケジュール次第でずらすこともあるかと。なので一応まだ未定ですが、放送は決定してるので設楽さんの耳に入れて置いた方がいいかなと。」長尾は額に汗を浮かべ少し早口で言う。
「取り敢えず誰か出演の決まったメンバーはいるの?」設楽はタバコに火をつけ、長尾を見た。
「取り敢えず...高山と西野と齋藤飛鳥とあと深川の4名です。あ、あと秋元真夏と松村沙友理もです。」
「あれ、白石は?」
「映画の撮影でダメでした。」
「その5月10日?」
「はい。本人は出たがってるみたいですけど。」
「あ、あと桜井と若月は。」
「2人とも舞台が入ってるので...ですがいまスケジュール調整してもらってます。」
「そう...あ、あと生田は?」
「あ、そうだ忘れてました。さっき連絡があって出ると。」
「出るのは1期生だけなの?」
設楽はタバコを揉み消す。
「いや、ラジオのパーソナリティやってる新内とかには出てもらうつもりで交渉中ですがただもう芸能界引退したメンバーが多いので連絡に手こずって。」
「ふーん。あ、日村さんに話したの?」
「はい、昨日。」
「あ、そう。」
設楽は天井を見つめる。
煙は狭い楽屋に細く立ち上る。
0179名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/04/07(土) 23:25:31.58ID:BbbqClwU0
規制が
0180半分、青いC ◆pZLaUoYPXc (茸)
垢版 |
2018/04/07(土) 23:26:15.05ID:LhkDLjNUd
設楽「はいということでバナナマンのバナナムーンGOLD」
日村「やっておりますー」
設楽「ところで日村さん」
日村「なんですか、設楽さん」
設楽「乃木坂46というグループがあるんですけど知ってますか」
日村「知ってるよ!もう何年も一緒に番組やってるだろ!」
設楽「いやいや、そんなムキにならなくてもいいじゃん。」
日村「別にムキになってねえよ。」
設楽「ところでこんど乃木坂工事中のね、同窓会SPやるんですけど、日村さん、乃木坂工事中で同窓会の話したの覚えてる?」
日村「なんだっけ?思い出せねーや。」
設楽「オークラは?」
オークラ「いや、知らないっす。」
日村「なんで今オークラに訊いた?」
設楽「いやいや、なんとなく(笑)」
設楽「あの成人のメンバーでSPやったじゃん。生田と北野とひめたんと堀と四人だっけ?で、そのあとさ、スタジオで北野がすぐに好きになっちゃったとか言ってさ...」
日村「あー、なんとなく覚えてる。あのほらなるべく早くやらないと死んじゃうとかいって。」
設楽「あれ、そーだっけ(スタジオを見渡す)。...みんな、一斉に目、そらした。」
日村「だれもしらねーのかよ」
設楽「んで、本当に同窓会やるらしいのよ。」
日村「そーなの?」
設楽「知らないの?」
日村「いや。知らない。」
設楽「まぁ、いいや。とにかくまだ日付はわからないんだけどそれをともかくやるって、この前長尾さんから、聞いてさ」
日村「へー。でも同窓会くるのかね。深川とか朝ドラやって忙しいし白石も映画の主演だし。」
設楽「(笑)日村さんって深川推すよね。」
日村「いや、なんとなく」
設楽「つーか前もこんな話したような。まぁ、いいや一旦お知らせです。」
0181名無しって、書けない?(千葉県)
垢版 |
2018/04/07(土) 23:27:13.81ID:BbbqClwU0
日村さん結婚記念のスピンオフです。
0182名無しって、書けない?(庭)
垢版 |
2018/04/08(日) 12:55:36.55ID:WEVVCXP4a
久々に賑わっとりますな

良き良き
0183名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
垢版 |
2018/04/08(日) 14:52:38.20ID:HBbKbxgUK
やはりチワンが現れるとスレが賑わうというジンクスは生きていたか(笑)

>>169
乙です
私が言いたかった感想を大阪府先生に的確に表現されました(笑)

米さん「でもさ、ゼンマイ仕掛けの夢って、どんなもんかイメージしにくいな」
なーこ「私、そういう感じの夢を見たことあるよ」
米さん「え?どんなん?」
なーこ「お浸しがすごく美味しくて、感激してるうちに目が覚めた」
米さん「そっちのゼンマイじゃねーよ」
なーこ「(笑)ずいぶん昔に見た夢だけど印象的で未だに覚えてるんだよ」
米さん「どのぐらい昔なん?」
なーこ「ゼンマイだけに、3歳(山菜)の夢です(ドヤッ」
2人「お後がよろしいようで〜」

>>177
理想と現実、そして現実の苦しさというのは生きていく上の永遠の課題ですよね
配役も違和感無くバッチリで一気に読めました

うる星やつらビューティフルドリーマーもちょっと思い出したりしました

>>180
乃木坂vsバナナマンのまさに他に類を見ない関係性はもちろん素晴らしいですが
その根底には、バナナマンの2人のこれまた類を見ない関係性があるんだよなということを改めて感じさせてくれる作品でした

さて、ご報告ですが、お絵描きスレ@欅坂板は本日dat落ちしたっぽいです(笑)
続きはAKB裏サロン板でやってます
坂道関係の絵は極めて少なくなりますが興味あれば覗いてみてくださいm(_ _)m
0184 ◆.nO1rkdGpI (大阪府)
垢版 |
2018/04/08(日) 19:56:43.28ID:KPtWGBET0
>>183
単に週末だから賑わっているだけじゃないですかねw
チワンさん批評もなかなか読み応えあるのでまたお願いしますm(_ _)m
0185ぽん民(兵庫県)
垢版 |
2018/04/09(月) 18:58:05.70ID:WFj5JFBZ0
>>170
>>183
お二人とも、ありがとうございます。
そのように読んでいただけると、
ぽん推しとして、嬉しさもひとしおです。

僕の話はいつも切ない結末になってしまうので
誰かを楽しませることができないのが悪いところかもしれません。
ときにはエロくて楽しく爽やかな物語も紡いでみたいものです。
0186名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
垢版 |
2018/04/09(月) 19:28:44.43ID:erhnHIrDK
>>185
ぽん民先生が描くちょっとエロチックな楽しい作品っていうのも非常に楽しみです(笑)ワクワク

ただ、釈迦に説法ですけど、ストーリーが切ないことと、作品が楽しめるかどうかは全く別個な問題だと思います
例えば下ネタとダジャレで話を作ったとしても不快に感じられる人も多いですし←誰のことだい?

単に笑える・気分が上がるというだけではなく、
主人公や登場人物に共感する・切ない感情が満ちてくる・涙が流れる・考えさせられる・ハッと何かに気付かされる、などなど
こういった全てのものが、「作品で人を楽しませる」という言葉に含まれるのではないかと思います

普段から小説とかを全く読まない私が言っても説得力無いですが(笑)
そういう意味で先生の作品は楽しませるという面でも満点ではないかと思っとります
0187名無しって、書けない?(庭)
垢版 |
2018/04/09(月) 19:35:11.46ID:IoLY0sEqa
>>185
切ない結末でもぽん民さんの紡ぎ出す物語は俺の心を捕らえて離さないです

世界観というか人生観というか・・・なんだかよく分からないけど共感を感じてます

俺も理佐ちゃんと切ない話書きたいけど切ない経験ないんですよね・・・
0188名無しって、書けない?(熊本県)
垢版 |
2018/04/09(月) 23:01:44.69ID:OIFjmP+W0
※注意※
キャラ崩壊してます。二次創作のパロディです。


理佐「あー、ここの振り難しー」

志田「もうちょっと楽な振りだったらいいのにね〜」

理佐「今回、9人のユニット曲だからなるべく振りとか合わせたいじゃん?」

志田「わかる〜」


ガララッ


尾関「あれっ?まだ、理佐と愛佳だけ?」

理佐「あ、お疲れー……って…ッ」

志田「ん?どう……っ………」

尾関「二人ともどうかしたの?」ボイン

理佐「な、なんでもない……」

志田「う、うん。理佐の言うとおりだよ…」

理佐(ちょっとwwwwwwww尾関どうしたのwwwww胸の自己主張っぷりがハンパないんですけどwwwwwww)

志田(何なのwwwwあれwwwwww)

尾関「私の顔に何かついてる?」ボイン

理佐「な、何にもついてないよ」

理佐(胸には異物がついてるんだけどwwwwwwwwwwwwwww)

志田(尾関どうしちゃったのwwwwww)

理佐(わかんないwwww)

志田(これって、胸の話題を振ってあげた方がいいの?)

理佐(それもわかんないwwww)

志田(じゃあ、どうするのwwwwwwwwwww)

理佐(私が聞いてみるわって何言わせんのwwwww)

志田(wwwwwww)
0189名無しって、書けない?(熊本県)
垢版 |
2018/04/09(月) 23:02:35.98ID:OIFjmP+W0
尾関「さっきから、ぶつぶつと何を話してんの?まあ、いいや」ボイン

尾関「ねえねえ、二人とも、今日の私を見て、何か気が付くことない?」ボイン


理佐「え?」

理佐(聞いてきちゃったwwwww尾関wwwww)

志田(めっちゃ胸反ってるんだけどwwwww)

理佐(どうしようwwwwww触れてほしいのかなwwwww)

志田(理佐wwww触れてあげなよwwwwwww)


尾関「…………」ボインボインバインバイン


理佐(絶対ムリwwwww絶対笑っちゃうパターンだわ、これwwwwww)

志田(ほらwwwwでもwwww目の前でめっちゃ待ってるよwwwwww)

理佐(目の前のwwww尾関に言えwwwwwww握りしめた拳でおおーwwwwwww)

志田(やりたいことやってみせろよwwwwおまえはもっと自由でいいwwwwwふwwれwwろww)

理佐(うざいからwwwww)


尾関「え、えっと二人とも?さっきからコソコソと、どうしたのよ?」アセアセ

理佐「い、いや……あの……尾関、髪型変えたとか?」

尾関「ううん、変えてないよ」ボインボイン


理佐(無理だwwwwwwww無理wwwwww)

志田「そうだった。今日はブログに理佐と2ショットあげる予定だったんだ。理佐ちょっといいかな?どんなポーズで撮るか考えよう。尾関ごめんね」

尾関「え…うん……」シュン…ボインボイン
0190名無しって、書けない?(熊本県)
垢版 |
2018/04/09(月) 23:03:45.88ID:OIFjmP+W0
理佐(愛佳wwwww初耳wwwwwwwwww)

志田(ごめんごめんwwwwwwww窮地を脱出する嘘wwwwww)

理佐(wwwwwwさすが愛佳wwwwwww頼れるwwwwww)

志田(なんとかwwwあの場を離れることに成功したねwwwwww)

理佐(尾関すごく残念そうwwwwwwちょっとかわいそうwwwww)


尾関「……はぁ。みんな、おそいよ」ボインボイン


理佐(wwwwてかwwwwさすがに大きすぎない?wwwww)

志田(もんたやwwwwwずみこよりもwwwwww大きいwwwwwww)

理佐(対抗心wwwwwなのかなwwwww)

志田(ほらwwこの前ww莉菜含めて4人でお泊りしてたらしいじゃんwwwww)

理佐(あーwwwwww莉菜もwwww大きいもんねwwwww)


尾関「肩が凝っちゃうよ」ボイン


理佐(ならないwwwwwならないよwwwwww)

志田(PADはそんなに重くないもんwwwwww)

ガララ

石森「遅くなりましたー。!?」

織田「どうしたの、虹花……えっ?www」

尾関「あ〜二人とも、お疲れ様〜」

石森「え?え???」

織田「……wwww……w……」

理佐(固まっちゃってるwwwwwww)

志田(助けたいけどwwwww出ていきたくないwwwwwwwww)

理佐(でもwwww助けてあげないとwwwwww)


理佐「虹花、ダンス教えてくれるって言ってたよね」

志田「オダナナも、ゆいぽんのことでちょっといいかな?」

石森「ん?」

織田「虹花行こwwww」

尾関「あれ。みんな忙しいんだね」ボイン
0191名無しって、書けない?(熊本県)
垢版 |
2018/04/09(月) 23:04:57.45ID:OIFjmP+W0
理佐(尾関wwww胸のアピールに忙しいwwwww)

志田(てかwwwwオダナナwww笑うの早すぎwwwww)

織田(あれwwwwなんなのwwww尾関wwwww)

石森(いつもは貧相なのに……どうしたの?)

理佐(虹wwwww花wwwww辛辣wwww)

石森(一晩であんなに胸が大きくなるはずないし。病気かもしれないよ)

志田(めっちゃいい子だったwww天使だったwwwwwww)


ガララッ

理佐(あ、葵だwwww)

原田「遅れちゃった〜。あれ?なんか静か……」

尾関「葵〜、遅かったじゃ〜ん」ボイン

原田「学校あって……。あれ?おぜ?、なんか雰囲気変わった?」

尾関「うふふふ、気づいた?」ボインボイン


志田(葵wwwwwww)

原田「うぅーん…」

尾関「…………」ムネソラシー

原田「うーん……」

尾関「…………」ボインボイン

原田「おぜ、なんか胸が大きくなった?」

尾関「葵!よく気が付いたね!」バイン

原田「でも、急にそんなに大きくなる?」

尾関「成長したんだよ!」バイバイン

原田「そうなの。おぜすごいね」
0192名無しって、書けない?(熊本県)
垢版 |
2018/04/09(月) 23:05:46.01ID:OIFjmP+W0
理佐(成wwww長wwwww成長wwww)

志田(僕は嫌だwwwww)

理佐(名曲wwww汚さないでwwww)

志田(何かwww乱すwwことでww気づくwwもっとwww新しい世界wwwwwwwwww)

理佐(wwww愛佳wwwwwwww)

石森(やっぱり、尾関は病気なんじゃ……)

織田(虹花wwwwあれwwww多分wwwwPADwwwww)

石森(ぱっど?)

理佐(詰め物ってことwwwww)

石森(胸に詰め物wwwwwwうけるwwwww)

志田(やっぱりwwwww畜生だったwwwwww)

石森(尾関wwww意味不明wwwwww)


ガララッ

齋藤「みんな〜〜おっつ〜〜〜〜!」

尾関「ふーちゃんうるさいよ。もっと静かに入ってきてよ」ボインボイン

齋藤「そんなにうるさくしてないじゃん!それに……wwww……」

尾関「どうしたの?」ボインボイン

齋藤「わ、私、今日はねるの握手会行かないといけないからレッスン休むね」

尾関「は?」ボイン

齋藤「じゃあね!!!」ダダダダダダ

原田「ふーちゃん!!」

尾関「行っちゃった……」ボイン…ボイン…


理佐(めちゃくちゃな理由で逃げたwwwwww)

志田(wwwwねるの握手会ってwwwwwwww)

石森(wwwねるちゃんだけ握手会wwwwwwww)

織田(あwwww冬優花からwwwwwメッセージwww)
0193名無しって、書けない?(熊本県)
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2018/04/09(月) 23:07:25.76ID:OIFjmP+W0
齋藤冬優花:ちょっと!!尾関の乳の上にボールがくっついてる!!

理佐(wwww乳wwww言い方wwwww)

石森(wwwwwボールってwwwwwwww)


齋藤冬優花:私、今日は悪いふーちゃんだから、レッスン休むね。オダナナたちは頑張って!!

志田(悪い冬優花wwwwwwでもwwww最後に応援wwww)

理佐(やっぱりwwwwいい子wwww)


尾関「そういえば、ぺーとてちは用事があるから来ないんだったね」ボインボイン

原田「そうなの?それじゃ、全員そろったことになるね!」

尾関「そうだね。みんな、練習始めよー」ボイン


理佐たち「はーい…」


理佐(wwwこれでwwww練習できるのwww私たちwwww)

志田(wwwやるしかないでしょwwww)

織田(私はwww既にwwwヤバイwwwwww)


尾関「今日は、手をつないで帰ろうかでアップしようよ!」ボイン

原田「はーい」

石森(なんでwww小刻みに跳ねる曲wwwww)

志田(サビでwwww胸がwwww)

理佐(堂々と街を歩いて見せびらかそうよwwwwwwww)

織田(理佐wwwwwやめてwwww腹筋がwwww)
0194名無しって、書けない?(熊本県)
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2018/04/09(月) 23:09:56.31ID:OIFjmP+W0
尾関「じゃあ曲流すよ〜」ボイン


♪手を繋いで帰ろうか 誰かに見られてもいい 堂々と街を歩いて 見せびらかそうよ
君と僕はラブラブで 付き合ってるってこと いつもの二人のように 仲直りしようよ♪


バサッ

PAD「…………」♪つまらぬ照れ隠しをして♪


尾関「…………」ペラー

原田「!!!????おぜ、胸が!!!」


理佐(!!!!!!wwwww)♪君を傷つけたのなら♪

志田(ちょっとwwwwww)

織田(wwwもう!!!wwwww)♪家に帰っちゃう前に♪


尾関「…………」ペラー

原田「おぜ……?」♪罪滅ぼしさせて♪


尾関「あああああああああああああああああああああ!!!」ペラペラー


♪ぽっかりと空いたハート 何で穴埋めする?♪


おしまい

元ネタは、『春香「千早ちゃんがPADつけて事務所にきたwwwwwww」』です
別の作品でパロディしてる方がいて、面白かったので欅でやってみました。
お目汚し失礼しました。
0195名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
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2018/04/09(月) 23:37:37.28ID:erhnHIrDK
>>194
いやいや、原作は知らないんですが、もう配役が絶妙すぎてwwww
少なくとも私は大好きですwwww

ただ、
「ああ…現実の欅ちゃんたちの雰囲気がこうした明るいものでありますように」
「愛佳もこんな風にみんなと大笑いできますように」
と、ふと切なくもなってしまうのは…私が病んでいるのかなwwww
0196名無しって、書けない?(庭)
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2018/04/10(火) 00:55:09.17ID:kiWQizQFa
>>194
ワロタwww
01971リットルの理佐ちゃん 第4話(庭)
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2018/04/11(水) 08:02:03.43ID:C2TF25iga
「しかし、可愛いな〜」
窓際の席から廊下側の席になっちゃった理佐ちゃんに見惚れる俺

受験の日にたまたま知り合い同じクラスになった俺と理佐ちゃん

のっけから世界一の美人理佐ちゃんに恋している原案1リットルの涙の麻生くんとはひと味違う俺

「ねぇ、私のこと見過ぎ」
休み時間にわざわざ俺の席に文句言いにくる理佐ちゃん

理佐ちゃんの親友である葵ちゃんが都合良く隣のクラスになったお陰で人見知りの理佐ちゃんは休み時間になるたびに俺の席へとやってくる

無論邪魔な澤部も葵ちゃんと一緒に隣のクラスに追いやられたのは言うまでもない

「見てないよ・・・」ってクールを装う俺

言っても高校生活3年間は長い

入学したてで世界一の美人理佐ちゃんに振られでもしたら辛い3年間になってしまうのを危ぶんで気の無い振りするシャイな俺

「ねぇ、俺君は部活どうするの?」ってあっさり話が変わる気まぐれな理佐ちゃん

「俺は人には興味無いけど生き物が好きだから生物学部かな」って呟く俺

「人に興味無いんだ・・・」って戸惑う理佐ちゃん


「うん、なんかカッコ良くない、人に興味無いって」って独特なセンスな俺に怪訝な表情の理佐ちゃん

「変な奴・・・」って呟いて自分の席に戻る理佐ちゃん


「理佐帰ろう」
なんて理佐ちゃんを迎えにくる小4みたいな葵ちゃん

その葵ちゃんにくっついてきた俺の下僕澤部

「俺君、帰りに葵ちゃんたちとお茶してくよ」
なんてめっちゃ良い仕事してくれる頼りになる刎頸の友澤部

「なにそれ、聞いてないんだけど」って葵ちゃんを詰める理佐ちゃん

「澤部君がしつこいからさ・・・でも理佐が嫌だったら断るよ」って澤部の方を見る葵ちゃん

「別に嫌じゃないよ・・・」
なんて俺の方をチラチラ見ながら答える理佐ちゃん


廊下を並んで歩く葵ちゃんに熱心に話かけてる澤部

それを見ながら少し遅れてついてく俺と理佐ちゃん

「澤部君ってボウズなのに女の子に積極的なんだね」って呟く理佐ちゃん

ボウズにどんな偏見持ってんだ理佐ちゃん・・・

「ところでさ、俺、生物学部の部室に用があるから消えるね」って魚の世話をしに行かねばならない俺に

「ちょっと待ってよ、俺君も一緒に行くと思ったからあの二人に付き合ってんだけど・・・」
なんて慌てて俺の制服の袖を掴む理佐ちゃんだから好き
01981リットルの理佐ちゃん 第5話(庭)
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2018/04/11(水) 13:40:32.91ID:hB0TxmW5a
「うお!?生け簀の魚が全滅や」
理佐ちゃんの色香に負けて魚の世話を後回しにしたせいで生け簀に浮いてる魚たち

「ヤバイな・・・先輩たちにバレたらヤキ入れられちゃうよ」
仕方なく学校の池で泳いでる魚たちを捕獲に走る俺

「大漁!大漁!」
なんて網で簡単に救える魚たちにはしゃぐ俺

「魚ドロボウしてんじゃねーよ」ってドス効かせながら現れた理佐ちゃん

「見逃してください・・・かくかくしかじか・・・」って訳を言い理佐ちゃんの慈悲にすがる俺

「私にもちょっとは責任あるのかな・・・」
そう呟いて魚の捕獲に協力してくれる理佐ちゃん


「ありがとう、助かったよ」
生物学部の部室に戻りほっと一息つく俺

「どういたしまして、これでおあいこだよ」って笑う理佐ちゃん

「おあいこ・・・?」って聞き返す俺

「うん、受験の日に助けてもらったから・・・」
なんてそっぽ向いて呟く照れ屋な理佐ちゃん

「お陰で俺は来るつもりのない高校に通うことになっちゃったけどね」って笑いながら肩をすくめる俺

「そうなんだ・・・じゃあ助けてもらって良かった」って呟く理佐ちゃん

「うん?なんか言った?」って聞き返す俺に

「なんでもない」ってとぼける理佐ちゃん

「それよりさ、魚の世話を手伝おうと思って後つけて来てあげたんだからね」って話をすり替える理佐ちゃん

「ありがとう、お礼に送るよ」って紳士な俺

「もう暗いから送ってもらおうかな」
なんてもったいつける可愛い理佐ちゃん


「渡邉豆腐店・・・」
世界一の美人が商店街の豆腐屋の娘ってギャップに萌える俺

「なにボーっと突っ立ってんの」って俺に声かける理佐ちゃん

「お豆腐屋さんの娘さんってなんか意外で・・・」

「あーっ、お豆腐屋さんのことバカにしたね」って鋭い理佐ちゃん

「いや、してないよ」って慌てる俺に

「うちのお父さんのお豆腐は日本一美味しいんだからね」
なんて拗ねる理佐ちゃんだから好き
01991リットルの理佐ちゃん 第6話(庭)
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2018/04/11(水) 22:56:42.01ID:zJ8Og6D3a
「本当に美味しかった」
理佐ちゃんの家で豆腐を食べさせてもらった俺

「だから言ったじゃん、うちのお父さんのお豆腐は世界一だって」って得意顔の理佐ちゃん

「世界一美味しい豆腐を作り世界一可愛い娘を育ててるのか・・・」って理佐ちゃんのお父さんに感心する俺

「世界一可愛いってなに?」って耳ざとい理佐ちゃん

「うん?ああ、豆腐の形も世界一可愛いなあと思ってさ」って恥ずかしさからとぼける俺

「なにそれ」って笑う理佐ちゃん

「それよりさ、高校受かった恩人を店先で豆腐食べただけで追い返すって扱い悪すぎない」って話を変える俺

「仕方ないじゃん、私が男の子連れてきたの初めてだから、お父さんが過剰反応しちゃったみたいだから」って苦笑いの理佐ちゃん

「俺が初めてなの?」って聞き捨てならない理佐ちゃんに確認する俺

「うん、私は人見知り激しいから仲良くなった男の子は俺君が初めてかも・・・」って嬉しいこと言ってくれる理佐ちゃん

「それよりさ、世界一可愛いって私のことかと思ってドキドキしちゃった・・・」
なんて早口に言って歩き出す照れ屋な理佐ちゃん

「きゃっ」って躓き転ぶ理佐ちゃん

倒れた拍子にスカート捲れちゃった理佐ちゃんのパンツをめっちゃ見る俺

「見てんじゃねーよ」って照れ隠しにドス効かす理佐ちゃん

「ありがとう理佐ちゃん」って思わぬ眼福を与えてくれた理佐ちゃんにお礼を言いながら助け起こす俺

「お礼なんて言わないで」って顔が真っ赤な理佐ちゃん

「今日からピンクを俺のラッキーカラーにするわ」って瞳を閉じて理佐ちゃんのパンツ思い出す俺

「うるさい!黙って!」ってキレる理佐ちゃん

「ねぇ、そんな理由でラッキーカラー決めないでよ、明日からピンクのパンツしか履けなくなっちゃうじゃん」
なんて俺のためにピンクのパンツしか履かない決意してくれる理佐ちゃんだから好き
0200名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/11(水) 23:15:02.46ID:2udtK+w80
>>199
理佐ちゃんなら割烹着で店の前に立っていても、様になりそうですね
これは俺くんが跡継がされるパターンかなw
0201名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/11(水) 23:15:57.68ID:2udtK+w80
『ねるちゃんの麦わら帽子』(1)

畑の土は固かった。木製のスコップで掘ってみても、なかなかキャベツは出で来なかった。
ねるは立ち上がって麦わら帽子をかぶり直した。日差しは容赦なく照りつけていた。
収穫を間近に控える春キャベツは、まだ土のなかに眠っていた。
「ねるちゃんよー、うちからキャベツを盗まないでおくれー」
隣のおじいさんが弱々しく叫んでいた。
「しょうがないか、今回はご飯なしで。」
ねるは笑顔でおじいさんを見た。この顔で、大抵の人は許してくれる。
「ごめんなさーい」

次の日、ねるはたくさんの麦わら帽子を背負って家を出た。
夜遅くまで寝る間を惜しみ、丁寧に編み上げた帽子だった。
今日くらいの気温であれば帽子はよく売れるはずだ。相変わらず日差しが照りつけていた。

街まで30分ほど歩かなければならない。
その道の途中には、二体の地蔵があった。屋根のないところに野ざらしにされ、つるつるの石で出来ていた。
半年前にねるのかぶせた麦わら帽子からは、なぜか髪が伸びていた。地蔵というよりも石像に近い。

「ごめんね、今日は食べ物ないんだ。そのかわり、帽子を替えに来たよ」
ねるは手持ちの麦わら帽子のなかから、比較的小さいサイズのものを選んで、それを地蔵にかぶせた。
そう言えば、一ヶ月前にお供えした白菜は無くなっている。カラスに食べられたのだろうか。
ねるは二体の地蔵に手を合わせて、街へ出た。
0202名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/11(水) 23:17:02.13ID:2udtK+w80
『ねるちゃんの麦わら帽子』(2)

「誰か帽子はいりませんかー」
ねるは実際の年齢よりも下に見られることが多い。メイクをしてみても、素顔と変わりないので、最近はすっぴんで出かけている。
早起きの甲斐も虚しく、午前中は帽子が全く売れなかった。太陽が雲に身を潜め、通常の春らしい気温に落ち着いていた。

ねるはベンチに座った。帽子を売らないと昼食代が確保できない。しかし雲は増え続けるばかりであった。

お腹が鳴った。ねるは仕方なしに帰ることにした。
その時の気持ちによって、道の長さは決まる。今日は長く感じた。
不思議なもので、ねるが歩いているうちに、雲が流れ太陽が照り始めた。
やがて姿を現した二体の地蔵の真新しい麦わら帽子が、白く輝いていた。


「なぜじゃー、なぜなのじゃー」「パンは?パンはどこ?」
帽子が売れなかったためか、ねるの頭には幻聴が響いていた。
冬眠から覚めた蛙の鳴き声も、夜の田畑一帯に鳴っている。
ねるは茶を飲むために布団から出た。

冷蔵庫は台所の端にある。その付近で音がした。
白くぼんやりしたものが、低い位置を動いていた。
「誰だ!」
ねるは大根を持って構えた。突如、怒鳴り声がした。
0203名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/11(水) 23:20:49.83ID:2udtK+w80
『ねるちゃんの麦わら帽子』(3)

「なぜ食べ物をお供えしなかったのだ!」
暗闇のなかで、ナイフの光がはっきり見て取れた。大根ではとても太刀打ちできない。
一瞬にして目が覚めてきた。白くぼんやりと見えていたものは、麦わら帽子だった。

「わしらは毎回楽しみにしておったのじゃぞー!」
「ごめんなさい、家計が苦しくって。あなたたちにあげる食べ物がもうないの」
「嘘つけ。じゃあその右手の大根はなんだ!」
「これは…これはダメなの」
病気のお母さんのために買った大根だった。聞く所によると、万病に効くらしい。
お金がないのも、この大根が高価なためであった。

「その大根を渡せ。さもないと、お前を石にしてしまうぞ」
「ダメ!私なんか石になってもいいから、この大根だけは持って行かないで」
「じゃあ、石になってもいいんだな」
「うん、いいよ」
ねるは目をつぶった。
地蔵はナイフを捨てた。そして言った。
「よく言った。それでこそ仏だ」

ほとけーず誕生の瞬間であった。


大根ねるちゃんと、ほとけーず
http://cdn.keyakizaka46.com/files/14/diary/k46/member/moblog/201602/mobAdZCa5.jpg
https://cdn.keyakizaka46.com/files/14/diary/k46/member/moblog/201710/mobRvxCCd.jpg
0204群青日和なゆいぽん ◆pZLaUoYPXc (千葉県)
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2018/04/12(木) 00:17:30.35ID:TqazkoeH0
新宿3丁目。
「伊」と書かれたネオンを見上げる。
耳からはアッパーなギターチューンとともに女性の荒削りな歌声が聞こえる。「突き刺す12月と伊勢丹の息が合わさる衝突地点」
新宿に行くたび探してしまう。
突き刺す12月と伊勢丹の息が合わさる衝突地点。
吐く息は白く新宿の街を歩く人はいつもより早足だ。黒いコートの襟を立てる。
耳からは相変わらず同じ歌声が聞こえる。
「新宿は豪雨 誰か此処へ来て」
叫ぶような声が信号の音と人々が立てる足音に掻き消される。
僕はその曲が終わると耳につけていたイヤホンを外し、横断歩道を走ってわたる。
そこ、からしばらく歩く。
すると紀伊國屋書店新宿本店が見える。2階建ての建物だ。
茶色いポニーテールは冬場の暖かいというよりは暑い暖房の風に少し揺れていた。
僕はそのポニーテールの方へと向かった。
「お待たせ。」僕はそのポニーテールの彼女の肩を叩く。
振り向いた彼女は淋しそうに潤んだ瞳で僕を見つめた(よく人は彼女に悲しそうな瞳をしている。というが彼女からしてみればなぜ普通にしているだけでそんなことを言われなければならないのか訳が分からないという)。
そんな彼女が振り向くと白い項から柑橘系の香水が匂う。
少しだけ不満げな表情の彼女は静かな口調で「遅い。」と眉を顰めた。
「どうせ、また黄昏てたんでしょ。」
何も言わない僕にため息混じりで畳み掛けるように喋る。
「行こうか。」
僕はそう言って彼女の白く細い、そして柔らかな感触の手を握る。
彼女は掠れた鼻歌を口ずさんでから僕の手を握り返した。
彼女の唇に覗いた八重歯が書店の蛍光灯に照らされて光る。
自動ドアが開き僕らは外に出ると、
墨を塗ったような師走の闇から吹く風が突き刺すように吹き付けた。
青く冷えてゆく東京の日。
誰かが聞いているのだろうか?
あの歌声が耳元で流れてきた。
彼女のポニーテールはそれに呼応するかの如く幽かに二度揺れる。
「由依、どこいこうか。」
僕は由依に訊く。
「決めてなかったの?」
由依は僕を呆れた様な顔で見つめた。
「まぁ、いいや。」
由依はその後で何かに納得したようにそう言って握られた手を振った。
振り子のように握った手は多くの人通りの中を不確かに揺れる。
今日はどこで夕飯を摂ろうか。
僕はその振り子を見つめながらそんな事を考えていた。
0205名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
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2018/04/13(金) 00:41:31.94ID:ZMNL6AlrK
>>203
地蔵はぺーなーこだったのか(笑)
だったら食べ物を供えないとキレるのも納得(笑)

こういうちょっと童話風な作品とねるの親和性は異常だと以前から思ってまして
それは単に見た目がタヌキだからという理由だけではなさそうです

>>204
ゆいぽんとデートという誰もがうらやむ状況でありながら
きっと2人でいることも、そしてこうしたやりとりも、例の『小林化』の働きによって決して周りの人は気付かないんでしょうね(笑)

そう考えるとこの状況がすごい『秘め事感』に彩られて見えてきて、エロスさえ漂ってくる気がするという(笑)

これがある意味、椎名林檎ワールドにもつながったいくんでしょうか
元歌はもちろん聴いたことないんですが
0206名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/13(金) 07:21:50.72ID:m3EXHEGT0
>>205
チワン批評、クセになる面白さです
ステレオタイプに当て嵌めやすいメンバーとそうでないメンバーがいて、
ぺーなーこちゃんは明らかに前者、しかしねるちゃんは後者に分類してます
童話っぽい作品ですと、ステレオタイプ人間の方がしっくりきます
本来ねるちゃんは登場させなかったはずなんですが、彼女には朗らかさがあり、応援したくなるヒロインたり得る能力が備わっていますね

そして元ネタはかさじぞうなんですが、センサールマンの漫才から思いつきましたw
まだまだ荒削りですが、ツッコミを磨けばいいとこまで行けそうな気がします
https://youtu.be/IIgEDCJQyZ0
0207名無しって、書けない?(茸)
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2018/04/13(金) 16:01:10.71ID:5sYevF22d
運転士になった渡邉理佐と米谷奈々未の物語を書いているが、あまりにも専門用語が多いのでダウン。
0208名無しって、書けない?(茸)
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2018/04/13(金) 19:48:19.97ID:5sYevF22d
>>205
たしかにそう言われればどこか、アダルトな感じが漂ってきますねー。
0209名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
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2018/04/14(土) 00:11:23.74ID:Z7/OCCxhK
スレ保守妄想ネタ
『欅ちゃん・がなちゃんとデートしたら』
※あくまでも個人的イメージのみです(笑)

ゆいぽん→前記のごとく、秘め事感一杯の濃密な時間になる
ずみこ→夢の国を引き回されてヘトヘトに
てち→意外と普通のピクニックが似合う
なーこ→事前に完璧に下調べしてきて、店をハシゴして食べ歩き
ぺー→北千住推し
みぃ→デート中にアイスやらソースやら服にこぼしまくり
尾関→珍道中
ねん→自然食レストランで食事
しー→美術館デート
ねる→やたらと絡んでちょっかい出してくる
もん→服がセクシーすぎて目のやり場に困るがそれに負けじとしっかり目に焼き付ける
石森→一番ふつう
志田→お互いに意識しすぎてよそよそしい
土生→洋服選びに付き合わされて困惑
米さん→洋服選びを手伝わされて逆の意味で困惑
影山→日産スタジアムに付き合わされて声枯れる
きょんこ→おすすめのラーメンを食べたら間もなく帰る
理佐→恐れ多くて想像できない
0210名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/04/14(土) 12:28:30.68ID:zGiuhZNv0
>>209
恐れ多くて想像出来ないw
0211名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/14(土) 13:15:40.93ID:LAs28j9/0
>>209
神聖視してるのは庭さんだけと思ってましたw
逆に言うと、庭さんの紡ぐ物語がその答えでしょうかね

てちこさんは意外に春麗らかな陽気が似合いますね
いっしょにピクニックしたいなー
0212名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
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2018/04/14(土) 13:33:53.27ID:Z7/OCCxhK
>>210
>>211
いや、やっぱりここをずっと読んでるとこうなりますよ(笑)
頑張って妄想しようとしても、もれなく俺君が一緒についてくる絵しか浮かんでこないし(笑)
0213名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/14(土) 14:42:45.16ID:LAs28j9/0
>>212
僕も試しに妄想してみたんですけど、確かに俺くんが出てくるw

では、チワンさんの補足で残りの漢字メンバーです

ふーちゃん→デートにも男勝りな性格が表れ、グイグイ引っ張ってくれる。自然な笑顔と、たまに見せる女の子らしい仕草も忘れない。

ゆっかー→「ドライブデートに行きたい」なんて言われて、ボロい軽自動車でお迎えに上がるも、悠々と後部座席に座られてすっかり運転手気分。

むーちゃん→「スキー行こうよ」なんて誘われて運動音痴だからと舐めていると、まさかのエスコートされる側。なんだか恥ずかしいけど、一生懸命教えてくれて下手なのも絶対に笑わない。

葵ちゃん→買い物デートに出かけるもすぐにはぐれてしまい、なぜか迷子のアナウンスで呼び出される葵ちゃん。駆けつけると、小学生と間違われたれたことに拗ねてほっぺを膨らませている。

オダナナ→女の子の前ではカッコつけてるけど、男の押しには弱いんじゃないか。そう予想して、壁ドンを炸裂させるも、ただ黙って睨まれるだけ。それが照れ隠しなのか、単に鈍感なだけなのか分からずにバイバイ。

これ、短いセンテンスにまとめるの難しいですね
0214名無しって、書けない?(庭)
垢版 |
2018/04/14(土) 15:07:27.99ID:yNaJzPv5a
逆に俺は理佐ちゃんでしか妄想が広がらないから永遠にワンパターンの妄想しか書けないという悩み・・・
02151リットルの理佐ちゃん 第7話(庭)
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2018/04/14(土) 17:49:23.15ID:nZF+y866a
「なんだ〜立候補する奴は一人も居ないのか?」
学級委員を決める際に立候補する者が居ないのに業を煮やす担任の土田先生

「じゃあ、面倒くせえから出席番号が一番後ろの奴がやれ」

なんて土田先生の投げやりな提案で学級委員になってしまった愛しの理佐ちゃん

「さっそく音楽祭で何やるか決めろ」

土田先生の提案で前に出されてホームルームを仕切らされる理佐ちゃん

やべえ、恥ずかしがり屋の理佐ちゃんには大役過ぎて無理だろ

てな俺の心配をよそに真っ赤な顔して下向くだけのモジモジ理佐ちゃん

「なに言ってるか聞こえませ〜ん」
なんて頑張るも小声の理佐ちゃんをここぞとばかりにからかう意地悪なブス

ますます下向く理佐ちゃん

「なんだお前は見かけの割りに頼りない奴だな、仕方ないから助手つけてやるか」
なんて生徒を物色する土田先生

面倒くさい役を仰せつかっては大変と下向く生徒たち

「あのう・・・」って小声で土田先生になにか頼む理佐ちゃん

「おい俺、渡邉がお前を指名してるから書記やれ」って俺を指差す土田先生

先生の横で俺に両手合わせてごめんなさいポーズする理佐ちゃんだから好き
02161リットルの理佐ちゃん 第8話(庭)
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2018/04/14(土) 18:37:27.37ID:nZF+y866a
「まさか書記にされてしまうなんて」
他人には無関心な個人主義者を装う世捨て人なはずが、何の因果が理佐ちゃんに指名されて学級委員の助手である書記になってしまった俺

「ごめん、まだクラスで喋れるの俺君しか居ないからさ・・・」
なんて小声でささやく人見知りが重症な世界一可愛い理佐ちゃん

それはそれで嬉しいなって永遠に理佐ちゃんが喋れるのが俺だけなら良いのになって夢想家な俺

「それでは合唱の曲はどうするかだけど何か希望の曲ある人いたら言ってくんない?」
俺を頼りきり全然前に出ない地蔵理佐ちゃんを庇いながら進行役を買って出る書記な俺

しかし、何を聞いても返事をしてこないクラスメイトたち
結局何も決まらず授業開始の合図と共に時間切れなホームルーム


「困ったもんだな・・・」
休み時間に腕を組む俺に

「俺君に頼りきりでごめんね」って謝る理佐ちゃん

「違う違う、曲が決まらないのを困ってただけだよ」って理佐ちゃんの勘違いに慌てる俺

「そうなの、良かった、俺君に頼りきりだから怒ってるのかと思った」って微笑む理佐ちゃん

「大丈夫だよ、理佐ちゃんが見た目と違って軽くぽんこつで喋れないのは何となく察してたから」って優しい俺に

「さりげなくぽんこつ呼ばわりしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「馴れるのに時間がかかるけど馴れたらちゃんと喋れるんだからね」ってほっぺ膨らます可愛い理佐ちゃん

「確かに良く喋るかな・・・」って俺に

「俺君は特別だよ、なんか話しやすいんだ」ってて呟く理佐ちゃん

「ありがとう」って特別扱いにお礼を言う俺

お礼を言われて自分の呟きの意味に気づいて照れる理佐ちゃん

「それより曲どうしよう〜」
なんて話を逸らすために大げさに嘆く理佐ちゃんだから好き
02171リットルの理佐ちゃん 第9話(庭)
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2018/04/14(土) 19:06:55.29ID:nZF+y866a
「ねぇ、みんなちょっと待って!」
朝から合唱曲が決まらずに責任を感じていた学級委員の理佐ちゃんが1日の授業が終わり帰りを急ぐクラスのみんなに声をかける

「クラスでやる合唱の曲だからみんなにも考えて欲しいんだ」
そうでなくても蚊の鳴くような小声が緊張で震えてしまう理佐ちゃん・・・可愛い

「なに言ってるか聞こえないし、塾があるから、合唱なんて無駄なことは学級委員に任すよ」
なんて理佐ちゃんの呼びかけちも無関心なクラスの者共

人類史上最高の美人理佐ちゃんの呼びかに無関心なんて不敬罪で死刑にも値するぞと怒髪天な俺

「ちょっと待てよ、お前ら!」って小声理佐ちゃんに代わり演説始める俺

「俺のお義父さんは今でこそ世界一のお豆腐屋さんだけど、若い頃は腰がきまらず・・・かくかくしがじか・・・」
なんて理佐ちゃんから聞いたお父さんの話を巧みに取り込み演説ぶつ俺

「だからさ、クラスみんなで合唱なんて今しか出来ないんだから全力でやってみようぜ」って締める俺

「熱血なんて迷惑なだけだよ〜」
俺をからかいながら教室を出てく女子グループや申し訳なさそうに塾へ急ぐ男ども

「言葉はかくも無力か・・・」って虚しさを覚える俺に

「私のお父さんの話パクってんじゃねーよ」って優しい笑顔でドス効かす理佐ちゃん

「ごめん、理佐ちゃんが頑張ってるの見たら黙ってらんなくて」って頭を掻く俺に

「ありがとう、私は熱血好きだよ」って言ってくれる理佐ちゃん

「それよりさ、私のお父さんいつから俺君のお義父さんになったの?」
なんて笑顔で聞いてくる理佐ちゃんだから好き
0218名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/15(日) 09:17:09.11ID:dHvyhXt40
>>217
3月9日が凄いのは、卒業に関連した軽い言葉がほとんど出て来ないにも関わらず、強烈な別れの雰囲気を感じさせられるところでしょうかね

それより、意外と理佐ちゃんってキャプテンシーがあるんじゃないかと思うんです
いつの回か忘れましたけど、台の上に何人乗れるかゲームで仕切っているイケメンぶりを見て、心がときめいた記憶がありますw
0219名無しって、書けない?(庭)
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2018/04/15(日) 21:42:41.20ID:X76K6V84a
>>218
あの歌は元々結婚式の歌らしいですから卒業ソングとして定着してしまったのはレミオロメン的には複雑かも・・・

意外と真面目で熱血漢なとこはあるからもう少し自信が持てて引っ込み思案が治ればキャプテンシーを発揮出来るかも

大阪府さんの指摘してるけやかけのキャプテンシー理佐ちゃんと外仕事での地蔵理佐ちゃんを見比べて
「内弁慶の理佐ちゃん可愛いな〜」って感動するのが俺の流儀ですw
0220名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/15(日) 22:26:49.49ID:dHvyhXt40
>>219
結婚式の歌だったんですか
堀北真希さんのMVも卒業式から始まってるので、何となくそう思い込んでました
このドラマ13年前かぁ…時が過ぎるのは早いですね
0221ぽん民(SB-iPhone)
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2018/04/16(月) 09:48:47.02ID:hkYXGIhMp
>>186
>>187
お二人とも温かい言葉ありがとうございます
なるほど、切なさを共感してもらい楽しんで
いただくという視点は僕には新鮮だったように
思います。物語は書き手から離れたあとは、読者のものになりますよね。そこでどう読んでもらえるのかって楽しみも作者にはあるのだとも思いました。
0222名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
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2018/04/16(月) 18:03:37.86ID:Ml4ioU37K
スレ保守ネタその2
欅ちゃん・がなちゃんでヤッホー選手権をやったら
※あくまでも個人的イメージです(笑)

きくちゃん→優勝候補
きょんこ→低周波でセットが揺れる
ねる→僕は嫌だ!と同じ声でやって5chでまた叩かれる
もん→顔芸と声量が比例しない
ぺー→本気出せば優勝
てち→「ヤッホーって何ですか?Yahoo!じゃなくて?」
かとし→やっぱりへにょへにょしている
理佐→声がひっくり返る
ぽん→何故かなんか怖い
志田→ヤッホーというよりはイヤッハー!みたいな
ゆっかー→何か辛いことあったのかと心配される
影山→前日の味スタの後遺症で声カッスカス
石森→一番ふつう
ずみこ→何故か大股開き
なーこ→「いや、マジで雪崩起きるんで止めときます」
0223名無しって、書けない?(庭)
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2018/04/17(火) 07:12:37.69ID:P5SZXxd6a
>>222
保守乙でありますm(__)m
02241リットルの理佐ちゃん 第10話(庭)
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2018/04/17(火) 09:18:22.03ID:AtQR/AXSa
「俺君おはよう」
駅から学校への道をチャリを押して歩く俺に元気に挨拶してくれる愛しの理佐ちゃん

「どうしたの自転車?」って俺のチャリを覗き込む理佐ちゃん

「なんか調子悪くてさ」
とか言いながら、理佐ちゃんと並んで歩くために自転車が故障した振りして待ちぶせしてた理佐ちゃんに恋する健気な俺


「そろそろ買い替え時なのかな・・・」
理佐ちゃんにウソついた後ろめたさから余計な補足する小心な俺

「ダメだよ、大事に使いなよ」って俺のウソに乗ってくる純粋な理佐ちゃん

「そ、それもそうだね」ってなんか申し訳ない俺

「それにさ、この自転車には思い出があるから・・・」
そう呟き俺に微笑む理佐ちゃん

「初めて俺と2ケツした思い出?」って理佐ちゃんからのYESを待つ俺

「ううん、放置自転車総倒しでもう間に合わないよ〜、からの雨の中劇的に高校入試に間に合った逆転の思い出」
俺の期待をはぐらかす臍曲がりな理佐ちゃん

「ちぇっ、俺が逆転の立役者なのに・・・」って拗ねる俺に

「拗ねてんじゃねーよ」って嬉しそうにドス効かす理佐ちゃん

「俺君と初めての二人乗りも思い出だよ、あくまでおまけだけどね」
なんてイタズラな笑顔で軽快に歩きだすドSな理佐ちゃん

嬉し過ぎたのか突然転ぶ理佐ちゃん

ラッキー!?朝から愛しの理佐ちゃんのパンチラチャンス到来や〜

「理佐ちゃん大丈夫かい?」
なんてニヤニヤを隠しながら理佐ちゃんを助けに走る俺

「めっちゃ痛〜い」って泣いてる理佐ちゃん

「ひぇ〜!?」
顎から血が出てる理佐ちゃんにパンチラどころではない俺

「どけどけ!当たると痛えぞ!」
慌てて理佐ちゃんを自転車の後ろに乗せて学校の医務室にチャリを全力疾走な俺

「ねぇ俺君」って俺の後ろから小声で話しかけてくる手負いの理佐ちゃん

「どうした理佐ちゃん、どっか痛いの?」って心配半端ない俺に

「ううん違うよ、また俺君と二人乗りの思い出が出来ちゃったなぁと思ってさ」
なんて呑気な理佐ちゃんだから好き
02251リットルの理佐ちゃん 第11話(庭)
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2018/04/17(火) 09:30:11.60ID:AtQR/AXSa
「俺君ありがとうね」
なんて顎の絆創膏が痛々しい傷だらけの天使理佐ちゃんに胸が痛む俺

「お礼なんていいよ、それより傷残ったりしないよね?理佐ちゃんみたいな美人の顔に一生消えない傷が残ったりしたら世界的損失半端ないよ」
なんて神様の最高傑作理佐ちゃんの美貌に傷が残るのを心配する俺

「大げさ」って俺とは対照的に覚めてる理佐ちゃん

「多分大丈夫だよ」
俺を安心させようとことさら笑顔になる健気な理佐ちゃん

「多分なんてあやふやだな、もっとちゃんとした医者行った方がいいかな?」ってうろたえるばかりで無力な俺に

「平気だよ、万が一傷が残っちゃったら責任取って俺君のお嫁さんにしてもらうから」
なんて笑いながら冗談を言う理佐ちゃん

「本気にするからな」ってここぞとばかりに理佐ちゃんとの結婚にリーチかける俺に

「怖〜い」ってドン引きの理佐ちゃん

「それよりさ、自転車故障してたんじゃなかったの?」って慌てて話しを変える理佐ちゃん

ヤベー、理佐ちゃんが怪我したショックで自転車が故障してる設定をすっかり忘れてた迂闊な俺

「理佐ちゃんと一緒に学校行こうと思って・・・」って恥ずかしながら素直になる俺

「つまんないウソついてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ごめんなさい」って素直に謝る俺に

「やだ、許してあげない」って拗ねる振りする理佐ちゃん

「こんなに理佐ちゃんの怪我を心配したんだから許してよ〜」って理佐ちゃんの拗ねに付き合うすっかり骨抜きにされちゃってる俺に

「じゃあ、許してあげるよ」って上から宣う女王様な理佐ちゃん

「その代わり、今日から俺君の自転車の後ろは私の専用だからね」
なんて俺を喜ばせて照れ笑いする理佐ちゃんだから好き
02261リットルの理佐ちゃん 第12話(庭)
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2018/04/17(火) 12:27:19.37ID:Jr5KtODGa
「渡邉大丈夫か〜」
お昼休みに教室に駆け込んでくる松山ケンイチな先輩

何故お昼休みにバスケ部のユニフォーム着てんだコイツ
って引く俺やクラスの皆

「先輩・・・」って俺やクラスの皆とは逆に乙女な顔する愛しの理佐ちゃん

うっ、理佐ちゃん俺に気がある設定のはずだけどどうなってんだ?って心中穏やかじゃない俺

「私たちの中学の先輩で理佐の憧れの人」
さりげなく教えてくれる理佐ちゃんの親友の葵ちゃん

「じゃあ、くれぐれも無理すんなよ」
なんて俺の理佐ちゃんに偉そうに指示して教室を出てこうとする松山先輩

「はい、先輩ありがとうございます」
俺相手の時には見せない素直さでアピールする理佐ちゃん

「なに見てんの?」
俺の冷めた視線に気づき、後ろめたさから攻撃的になる理佐ちゃん

「あんな、いかにも女にモテるためだけにスポーツやってますみたいな男が好みとは・・・」って嫌みを言う俺を

「うるさい!黙って!」って瞬殺する理佐ちゃん

「なんだよちきしょう・・・」ってイジケル俺

「もう、中学の先輩と喋ったぐらいでいじけないでよ」って困る理佐ちゃん


「俺君ヤバいね、どう考えてもあの先輩の方が有利だよ、1年の時からミスター欅坂高校に選ばれてるハイスペック野郎だからね、そうそうに諦めるが吉だよ」
なんて下僕の分際で偉そうに講釈垂れる澤部

放課後の掃除当番が澤部となんて、松山ケンイチな先輩の出現から何か歯車が狂い始めたとしか思えない俺の人生

「うるせえ、俺のプロファイリングじゃ理佐ちゃんはハイスペックな男より、ダメな男に引っかかって苦労するけどそれでも幸せだって言ってくれるタイプなんだよ」って泣きながら澤部に言い返す俺

「なに戯言言ってんだよ、現に理佐ちゃん先輩に誘われてバッシュ見にいに行っちゃったじゃないかよ、きっと今ごろお揃いの紐なんてプレゼントされて顔赤くしてるよ」って高笑いする澤部

と、そこに

「誰が顔赤くしてんのよ」なんて教室に入ってくる理佐ちゃん

「すいません」って理佐ちゃんの威厳の前に食い気味の土下座で謝罪する下僕澤部

「先輩とバッシュ見に行ったんじゃなかったの!?」って突然の理佐ちゃん登場に戸惑う俺に

「俺君と一緒に帰ろうと思って引き返してきちゃった」って照れ笑いする理佐ちゃん

あまりの嬉しさに呆然と立ち尽くす俺

「ほら、手伝ってあげるから早く帰ろう」
なんて俺から箒を取り上げて掃除始める理佐ちゃんだから好き
0227名無しって、書けない?(庭)
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2018/04/17(火) 12:34:02.90ID:Jr5KtODGa
大阪府さん調べによると13年前のドラマなのか・・・

だから細かい部分を忘れてしまって所々原案の1リットルの涙と設定やストーリーの前後が違ってしまったわけだw

という事情ですので細かい部分の違いはご容赦くださいm(__)m
0228名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/04/18(水) 07:47:45.16ID:lyG+Pdng0
>>227
理佐ちゃんに過保護な扱いをする俺くんが好きです
恋と正義、熱いハートはどちらにも共通するものですね
0229名無しって、書けない?(庭)
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2018/04/18(水) 12:21:14.67ID:rMAjUz8ga
>>228
女の人はめちゃくちゃ気持ちいい存在ってだけじゃなくて子供を産むという人類の存亡に関わる重大な役割まで担ってくれてますからね

まして理佐ちゃんみたいな美人の最高峰ともなれば過保護になるぐらい大事に扱わねばバチが当たりますよ
02301リットルの理佐ちゃん 第13話(庭)
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2018/04/18(水) 20:12:37.47ID:RQ9nuWSSa
「流れる季節の真ん中で♪」
なんだかんだありながらも合唱曲も決まり練習に勤しむ我がクラス

何事も消極的なクラスの皆から押し出されるように学級委員って理由だけで指揮者を任されたマエストロ理佐ちゃん

タクトをふるう姿がカッコイイ愛しの理佐ちゃんではあるが・・・

「渡邉さんリズムが違うんだけど」
なんて愛しの理佐ちゃんにイチャモンつけるクラスの外道ども

その完璧な美貌とは裏腹に調子っ外れなリズムを奏でるやや音感に難のある理佐ちゃん

「お前ら理佐ちゃんにイチャモンつける前に理佐ちゃんのリズムに併せる努力しろよ、音痴な指揮者でも皆で庇えばきっと良いものが出来るよ」
多少強引な論法ではあるが書記として学級委員の理佐ちゃんを庇わねばならない俺

そんな俺の苦しい胸の内を知ってか知らず知らずか?

「音痴とか言ってんじゃねーよ」って小声でドス効かす理佐ちゃん

「俺君の言う通りだよ、理佐の指揮棒は飾りだと思って歌おうよ」って俺に賛同してくれるダブリの齋藤ふーちゃん

パンで買収されてピアノ担当になってくれた渡辺ぺーちゃんがピアノ弾き出して練習再開の我がクラス


「もう指揮者やんない」
合唱の練習が終わった帰り道、俺と二人だけになった途端に文句言い出す内弁慶な理佐ちゃん

「まあ、そう怒らずに気を鎮めてよ」って機嫌をとる俺

「だって皆がやりたくないからやってんのに文句ばっかり言われるからやりたくないよ」って駄々っ子理佐ちゃん

「でもさ指揮者やって様になるの理佐ちゃんしか居ないじゃん、実際タクト持ってる理佐ちゃんのかっこよさは際立ってるからね」ってさらに機嫌をとる俺

「おだててんじゃねーよ」ってドス効かすも俺に褒められてニヤニヤが止まらない理佐ちゃん


「あっ、可愛い」って仔犬を発見する理佐ちゃん

「犬はさ、1番古い人類の友達なんだよ〜なんたらかんたら」
原案の麻生君みたいに犬のウンチクを披露しようとするもさして知識があるわけじゃなく適当にごまかす俺

「ふ〜ん、よく分かんないけど可愛いな」って仔犬を抱き上げる理佐ちゃん

そこに降り出す雨

「俺君、濡れちゃうからうち寄ってきなよ」
なんて言いながら俺のチャリの後ろに座るちゃっかり理佐ちゃん

「送ってけってことかな?」って苦笑いする俺に

「うん、ついでにこの子飼えるようにお父さんのこと説得して欲しいんだ」
なんてなかなかの難題突きつけてくる理佐ちゃんだから好き
0231ナイツなてちねる ◆pZLaUoYPXc (千葉県)
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2018/04/18(水) 22:34:55.10ID:2rrvIBe90
てち「どーもお久しぶりです」
ねる「お久しぶりです、長濱ねるです」
てち「今日はね、インターネットのヤッホーを使って」
ねる「ヤフーね。しかもナイツさんのネタだし。」
てち「いやー、衣装批判されましたねー」
ねる「ナチスじゃないし。しかも覚えてる人誰もいない気がすると。そうじゃなくてナイツ。」
てち「あの人、痛風になっちゃって大丈夫なんでしょうかね」
ねる「あかつじゃないし。もはやツしかあってないじゃん。」
てち「そう、それで、そのYahooを使ってあることを調べてきたんですが みなさん欅坂46って知ってますか?」
ねる「知ってるばい、なんならてっちゃんがセンターでしょ」
てち「で、その山本フィフティーシックスは」
ねる「それじゃ、連合艦隊司令長官になっちゃうから。ちゃんとして下さい」
てち「その欅坂フィフティーシックスは」
ねる「フォーティーシックスね。五十六の部分だけ残っちゃった」
てち「代表曲がサイレンとマジョリティーって言うんですけど」
ねる「サイレントマジョリティーね 切り方間違えてるからそれだとなんかのサイレンになっちゃうから」
てち「で、その直木サーティーファイブは」
ねる「直木賞の人じゃないから。」
てち「そう、直木賞といえばね、今年の9月14日に響という映画がやるんですが、みなさん是非見てくださいね〜」
ねる「告知するタイミング下手くそか」
てちねる「どうもありがとうございましたー」
0232名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
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2018/04/19(木) 00:27:41.64ID:Wi7SRYulK
>>231
何か懐かしい感じのやつをありがとうございます(笑)
てちが響をやるって聞いたんで、てっきり髪型を元に戻してウエイト増やしてセーラー服を着るのかとおもったんですが、違うみたいですね(笑)
02331リットルの理佐ちゃん 第14話(庭)
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2018/04/19(木) 02:05:30.25ID:dJda5LdPa
「てめえ、また来やがったのか!」
再度渡邉豆腐店に来訪した俺にいきなり臨戦態勢な理佐ちゃんのお父さん

「ちょっと、雨が降り出したから自転車で送ってくれたんだから俺君のこと威嚇しないでよ」って俺を庇ってくれる理佐ちゃん

「お前、またうちの娘と2ケツしたのか?」
理佐ちゃんが着替えに行った隙に尋問開始の理佐ちゃんのお父さん

「はぁ、送ってけって言われまして・・・」って絡む気満々のお父さんに弱る俺

「お前、なに法律違反したのうちの娘のせいにしてんだよ」
やっぱり絡んできた理佐ちゃんのお父さん

「また威嚇してる」
俺がお父さんにイジメられてないか心配で慌てて戻ってきてくれた愛しの理佐ちゃん

Tシャツショーパンの理佐ちゃんに目が釘付けの俺・・・エロくて堪らん

「どうしたの顔真っ赤だよ」
お父さんをお店に追いやり聞いてくる理佐ちゃん

「なんでもない・・・」って言いながらも理佐ちゃんのTシャツショーパン姿を目に焼付ける思春期真っ盛りな俺


「理佐が高校に受かったのも俺君のお陰なんだからどんどん食べてね」
なんて俺をすき焼きでもてなしてくれる理佐ちゃんのお母さん

「ありがとうごさいます」って肉にがっつく俺

「そういえばさ、俺君うちのお父さんに頼み事があるって言ってなかったっけ?」
あからさまに仔犬を飼うための交渉を俺に丸投げする理佐ちゃん

「まさか嫁によこせなんて言うんじゃねえだろうな」ってめっちゃ勘違してキレる粗忽なお父さん

「ちょっと、なに急に言ってんの」って慌てる理佐ちゃん


「良かったね、飼えることになって」
庭で仔犬と遊ぶ理佐ちゃんに声かける俺

「うん、また俺君に助けてもらっちゃった」
なんて言いながら縁側に座る俺に嬉しそうに微笑む理佐ちゃん

すったもんだの挙げ句なんとかお父さんを説得することに成功した俺

「お義父さんめっちゃキレてたね」
勘違い野郎な理佐ちゃんのお父さんに思い出し笑いする俺

「本当恥ずかしい・・・」って照れる理佐ちゃん

「あの感じだと理佐ちゃんを嫁にもらう奴はマジで何発か殴られそうだな」って早くもビビる俺に

「ビビってんじゃねーよ」って笑いながらドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、まだ付き合ってもいないのに気が早くない?」
なんて言いながら隣に座ってきそうな理佐ちゃんだから好き
0234名無しって、書けない?(茸)
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2018/04/19(木) 08:37:58.85ID:l06Lk79jd
>>232
そうですね。
個人的に響は好きな漫画なので、てち主演の実写化は嬉しい限りです。
02351リットルの理佐ちゃん 第15話(庭)
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2018/04/19(木) 08:48:13.01ID:BnLQoiRPa
「付き合ってもいないのに気が早くない?」
なんて苦笑いしながら俺の隣に座る薄着の理佐ちゃんに胸が高鳴る俺

「確かに・・・」
すぐ横に居る理佐ちゃんのエロい身体が気になってしまって呟くのが精一杯な俺

邪しまな俺の視線に気づき唸る早くも理佐ちゃんに忠実な仔犬

「どうしたの急に唸りだして」って自分の足元で俺を威嚇する仔犬の頭を撫でる理佐ちゃん

「そろそろ帰ろうかな」
仔犬に威嚇されて神にも等しい理佐ちゃんをエロい目で見ていた自分に気づき恥ずかしさから引き上げることにした俺

「雨もあがったし、がんもの散歩がてら送ってあげるよ」って優しい理佐ちゃん

「がんも?」って仔犬を指差す俺

「うん、お豆腐屋の犬に相応しい名前かなぁと思って」って安易なネーミングセンス見せつける愛しの理佐ちゃん


「しかし、理佐ちゃんのショーパンは破壊力半端ないな」
先生に怒られあくびしながら席に着く俺

昨夜見た理佐ちゃんのショーパン姿のせいで寝坊してしまい遅刻の俺

「遅刻してんじゃねーよ」って休み時間と同時にドス効かす理佐ちゃん

「なんか寝れなくてさ」って不眠の原因である理佐ちゃんに苦笑いする俺

「今日も俺君が待ち伏せしてると思ったのにな」って拗ねる理佐ちゃん

「待っててくれたの?」って理佐ちゃんの言葉に嬉しさ隠しきれない俺

「人のこと待たせといて喜ばないでよ、拗ねてんだからね」って可愛い理佐ちゃん

「じゃあさ、明日から待ち合わせしようか?」
昨夜見た理佐ちゃんのショーパン姿を脳裏に描き性欲を勇気に変えて一歩踏み出す俺

「恥ずかしいからやだ」
なんて顔を赤くして逃げてく理佐ちゃんだから好き
0236名無しって、書けない?(庭)
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2018/04/19(木) 09:50:49.65ID:V5ayD4fma
悲劇を書くのがこんなに難しいとは・・・
0237落日(1) ◆pZLaUoYPXc (千葉県)
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2018/04/19(木) 20:42:04.30ID:/tEsPtNr0
細い煙が雲一つない空へ吸い込まれる。
黒い服を着込んだ人々はそれをただ、黙って見上げる。
いったいどんな気持ちで?
僕はスーツのポケットにしまったハンカチを取り出した。
白いタオル地にペンギンがあしらわれたそれは僕のものでもなかったし誰のものでもなかった。いま、このハンカチは所有者を失った。永遠に。

「ったく、葬式は悪天候になるかカラッと晴れるかのどっちかだな。丁度いいのがありゃしねぇ。」
黒いスーツを着ている。と言うより着られているという表現が正しいのか。
その男は節くれだった指を鳴らすと前後屈や屈伸をしだした。癖なのだろう。
その男はたい焼き屋を営んでいる。
僕もよくその店でたい焼きを買う。
ここのたい焼きはパリッとした皮に中はもっちりと柔らかく、近所でも評判の味だ。
しかしながら職人気質なのか何かと客とトラブルを、起こす。それが玉に瑕。傷と言ってもかなり深めの。

室内はどこまでも薄暗く、さっきまでの晴天が嘘のように暗い。火葬場の待合室には六組のボックスシートがある。
先に二組くらい待っていてその、二組はどれも、あの陰鬱な場所とは打って変わって待つものの雰囲気や会話がどこかカラッとしている。
おそらく八十位で世間一般的に大往生といわれる死に方をした人達の遺族なのだろう。
僕達はその真逆であった。
こういうとき何をいえばいいのか。
良い大人が四-五人揃っても無口な光景は傍から見ていて恐ろしささえ感じる。
僕は耐えかねてスマートフォンを取り出した。
ロック画面を見つめる。
黒いショートカットは内巻きになっていて、灰色のパーカーにぺんぎんのぬいぐるみを抱きしめている。
0238落日(2) ◆pZLaUoYPXc (千葉県)
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2018/04/19(木) 20:43:18.84ID:/tEsPtNr0
彼女と出会ったのは高校二年生の時だ。
はじめてあった彼女はスマートフォンで誰かが噂する「絶対につまらない育成ゲーム」をしていた。
鼻歌を歌いながら。彼女が隣の席だった。
だからそんな一挙手一投足もよく見えた(本なことを書くと気味悪がられるかもしれないけど)
そんな僕は唐突に彼女へ話しかけたい衝動にかられた。
その当時はまさか彼女に恋をしていたなんて気づいていなかったが、あとから思い返せば話しかけようか?と思ったその時にはおそらく恋をしていた。
「なにしてんの?」至極、フランクな感じで話しかけた。
すると彼女は「んっ。」と言いながらスマートフォンの画面を見せた。
そこには、二メートルはあるだろう巨大なペンギンが鎮座していた。
「なにそれ。」僕は画面をのぞき込みながら尋ねる。「ペンギン。」少し嬉しそうに言った。「知ってるけどさ。」僕は誰かが残した香水の匂いを感じながら「どんなゲーム?」と聞き返した。
「ペンギンを育てるの。」彼女はそう言って、よくわからないゲームの世界へ戻った。僕はひたすらペンギンを育てる彼女をみつめながらそういえば名前を聞き忘れたなと考えていた。
担任が入ってきたのは予定時刻を大分すぎてからだった。
0239hidamari(7) ◆pZLaUoYPXc (千葉県)
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2018/04/19(木) 20:49:14.79ID:/tEsPtNr0
僕は壁の方に背を向けて強く目を閉じた。
「それはキャベツやなくて白菜や。」
姉は寝息を立てながら変な寝言を呟く。
なぜ姉なのにこんな緊張しなければならないのか?
僕は頭を掻いた。

午前二時。時計の音が真夜中の部屋にはよく響く。
「ガチャリンコ...」姉は相変わらず変な寝言を呟く。
「うるさいな...」僕が小さく言うと、ふわっといい香りが走る。
姉が僕に抱きついている。
「獲物やで。」
姉は嬉しそうな口調で寝ながら言う。
どうやら姉は夢を見ているらしい。
姉はそのうち足も絡めて来た。
僕は身動きが取れなくなる。
すると、姉が急に「緊張しとんの?」
と耳元で囁いた。
僕は驚いて振り向く。
「起きてたのか。」
姉はニヤニヤしていた。
「今起きてん。気がついたらあんたに抱きついてしまった。ほんでよく見たらあんたすごい緊張してるやん?面白くて。」
「あのな姉ちゃん。」
「まぁ、ええやん。」
姉はそういって眠った。
僕はというとまた暫く眠れずにいた。
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