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【物語】欅坂46orけやき坂46の小説 ★1【エロも可】
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0001名無しって、書けない?(庭) (9級) (アウアウカー Sac1-cQEv [182.250.243.44])
垢版 |
2018/01/21(日) 22:45:08.20ID:XF5pCaR8a
素人レベルからでも投稿できる小説スレです
ただし投稿作品に対するすべての中傷は禁止です

投稿者は多大な時間と労力をかけて
作品を投稿していますのでご協力をよろしくお願いします

この度小説スレと原案ありスレを統合しました

以下は原案ありの簡単な説明です

インスパイア、オマージュ、パロディ、パクリ、何でも結構です。
その原案も小説、戯曲、映画、テレビドラマ、マンガ以外にも、ルポルタージュやテレビのドキュメンタリーとかでもかまいません。
テーマだけでもOK、冒頭だけでもOKです。
少しでもかすったから原案ありだと書いた当人が主張するのなら、そう見なしてあげましょう。
「『パクった』と言ってるけどさ、全然パクってなく、それはお前のオリジナルじゃん」という非難はやめましょう。

あとは作家さん各々の良心に従い思うままに書いてください

最後に、このスレの投稿される作品はすべてフィクションであり
実在する人物や団体や建物等との関係は一切ありません
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvv:1000:512:----: EXT was configured
VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvvv:1000:512:----: EXT was configured
0002名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])
垢版 |
2018/01/21(日) 22:47:19.90ID:XF5pCaR8a
作家さん募集中
よろしくお願いしますm(__)m
0003名無しって、書けない?(SB-iPhone) (ササクッテロル Sp45-mp8b [126.236.64.248])
垢版 |
2018/01/21(日) 22:48:42.67ID:iZyMFd4ep
ゆっかー「ホントに嬉しいです、夢のようです…
この仔も昔は気まぐれで、カイ食いも悪くて大変でした
いざパドックに姿を見せると厩務員に甘えてばかり
幼さを隠しきれていない漢字でしたね
デビュー後もなかなか勝てず条件戦を転々としてばかりで、お客さんの人気に応えることもできませんでしたが、
古馬となった今年、まさかG1を獲れるなんて…」
http://i.imgur.com/7J3YCqu.jpg
0004名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])
垢版 |
2018/01/21(日) 22:57:29.88ID:XF5pCaR8a
>>3
さっそく投稿ありがとうございますm(__)m

菅井様の競馬のスレの方ですね
僕もリサノンノとボッチポンの書かしていただいてましたw
0005名無しって、書けない?(SB-iPhone) (ササクッテロル Sp45-mp8b [126.236.64.248])
垢版 |
2018/01/21(日) 22:59:51.28ID:iZyMFd4ep
>>4
しょーもないネタですみませんが、また寄らしてもらいますw
0006帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:00:24.03ID:XF5pCaR8a
「ねぇ、早く持ってよ」
真っ青な空にかかる飛行機雲を見上げてる俺に声をかけてきたのは隣の席の理佐ちゃんだ

理佐ちゃんはおそらく学校一いやこの街一番の美人だ
これでもまだ控え目に言ってるほうで本当は世界一の美人だと俺は思っている

「ねぇ、いつまで空見てんの?授業始まっちゃうよ」
そう言いながら先生に頼まれた教材を俺に持たす理佐ちゃん

「学級委員なんてこんなに忙しいと思わなかったね」
教材を運びながら慌てて理佐ちゃんに話しかける俺

「俺君は立候補だからまだ良いよ、私なんて学校を休んでる間に学級委員にさせられちゃったんだよ」なんてこぼす理佐ちゃん

すまない理佐ちゃん・・・

理佐ちゃんと少しでも仲良くなりたくて立候補したついでに理佐ちゃんを推薦してしまったんだ・・・

「ねぇ、どうしたのぼーっとして?」
心の中で詫びるために黙りこむ俺を心配する理佐ちゃん

「うん?なんでもないよ」って理佐ちゃんの綺麗な瞳に己れの企みを見抜かれそうで教材で顔を隠す俺に

「しっかりしてよね」なんて声かけて歩き出しそうだから好き
0007帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:03:42.53ID:XF5pCaR8a
隣の席の理佐ちゃんと仲良くなりたくて理佐ちゃんを俺と共に学級委員にしちゃった俺

その甲斐あってそれなりに仲良くなった俺と理佐ちゃん

だが、付き合うとなると中々ハードルが高くてこんな風に学級委員の雑事を一緒にやるのが関の山だ

告白しようにも人類史にも名を刻むレベルの可愛さと綺麗さを併せ持つ理佐ちゃんだけに振られたら立ち直れないから無理な俺

そうこうしてる間にも超美人な理佐ちゃんは色んな奴に告白されてて気が気じゃない俺
今日もうじうじとして理佐ちゃんの隣の席に座ってるってわけだ!

「俺君、数学の教科書ちゃんと持ってきた?」
1時間目の始まる直前、いつものように聞いてくれる理佐ちゃん

「忘れちゃった」いつものように照れ笑いの俺

理佐ちゃんと隣の席になってからずっと続いてる儀式のようなものだ

「ねぇ、わざと忘れてんでしょ?」ちょっとイタズラっぽく聞いてくる理佐ちゃん

「何のことかな?」って横向く俺に

「とぼけてんじゃねーよ」
ってドス効かせながら机を寄せて教科書を見せてくれる理佐ちゃんだから好き
0008帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:05:52.71ID:XF5pCaR8a
「ねぇ、次の授業は教科書見せてあげないよ」
休み時間に意地悪な笑みを浮かべる隣の席の理佐ちゃん
高3にもなって子供みたいなとこが魅力的な理佐ちゃん

「そんなこと言わないで見せてよ〜」わざとらしく困るふりする俺

「やだ、絶対見せてあげないよ」困るふりする俺にますます嬉しそうなドS理佐ちゃん

困ったふりしながら理佐ちゃん以上に嬉しい俺

これが二学期の初めから共に学級委員をやって仲間意識を培ってきた成果ってやつだ

なんていつかは理佐ちゃんと結婚するという壮大な野望を持ちながら第一歩も踏み出してない段階なのに満足感を味わっちゃうダメな俺

「だって俺君思ってたより頼りないんだもん」って拗ねるふりする理佐ちゃん

「えっ!?俺に頼りになる男なんてイメージあった?」

「うん、覚えてないの?私が定期落として駅で困ってるの助けてくれたじゃん」

覚えてない訳が無いけどそれは高校に入学したばかりの頃の話だぜ理佐ちゃん

「1年の時のことよく覚えてるね」って本当は理佐ちゃんが覚えてくれてて嬉しいけどさりげなさ装う俺に

「覚えてるよ、本当に嬉しかったんだから」
なんて素直に言ってくれそうな理佐ちゃんだから好き
0009名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:08:12.68ID:XF5pCaR8a
>>5
大歓迎でありますm(__)m

僕もしょうもない妄想をダラダラ書いてるだけですからw
0010名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:12:36.39ID:iuM2gE790
>>1
乙です
0011名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:13:32.59ID:iuM2gE790
>>3
これいい写真ですね、愛を感じます
0012名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:15:42.26ID:iuM2gE790
『もんちゃんの相棒』第一話

警察官の卵たちが横一列に並び、教官に向かって敬礼をした。
今日で警察学校の訓練も終わり、晴れて警察官としての第一歩を踏み出すことが出来る。
「次、二七番。鈴本美愉!」
鈴本が大きな声で返事をして、教官と堅い握手を交わした。
彼女は受け取った警察手帳をまじまじと眺め、元いた場所に戻った。
規則スレスレのところで制服を着こなし、高身長でない割には全体のフォルムが整っていた。

苗字の五十音の関係から、彼女と共に行動することが多く、その度に運動神経のよさを魅せつけられた。
任務を適宜的にこなす臨機応変さで、警察学校トップの成績を残していた。
しかし、そのほとんどがセオリーを無視したものであり、教官から何度も怒鳴られていた。
「何ものにもとらわれず、何ものをも恐れず、何ものをも憎まず、良心のみに従い…」
誰もが入校式で唱える宣誓に従う意志のない、僕の知る限りでは唯一の人間だった。

鈴本は頻りに顔をこちらに向け、わざとらしく背筋を伸ばして僕の真似をしていた。
「こら鈴本!笑うな!」
教官から激が飛んでも、「ごめんなさい、あはは」と片手をあげて応えていた。
春一番が通り抜けるとともに、警察音楽隊の演奏が始まった。
0013名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:16:30.10ID:iuM2gE790
『もんちゃんの相棒』第二話

「あのー、私たちはどうすればいいですか」
鈴本が警部に聞いた。
「決まってんだろ、お前らはパトロールじゃ!」
警部がしゃがれた声で怒鳴った。
鈴本は小さく舌打ちをして、僕の腕を引っ張った。
「あ、ちょっと鈴本…警察手帳デスクに置いたまま…」
「そんなもん、いらん!」
「いるに決まってんだろうが、ボケ!」と地獄耳の警部がまた怒鳴った。

「鈴本、法定速度超えてる…」
「ん?ああ、ごめん」
彼女にハンドルを握らせたのが間違いだった。ハンドルを握ると性格が変わるというか、彼女の性格そのものだった。
「ちょっと…今、信号赤だったよ」
鈴本はアクセルを踏み続けている。車が無情にも加速していく。
「パトランプ点けて」
「は?」
「前の車、絶対おかしい」
確かに、先ほどから安い軽自動車が蛇行運転をしていた。初心者マークは貼られていない。
もし貼られていたとしても、免許を持っている走行とは言い難かった。
「早く点けて!逃げられるから」
僕は窓を下ろし、ルーフに手を伸ばした。
サイレンの開始とともに、メーターの針が大きく動き始めた。
0014名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/21(日) 23:17:33.48ID:iuM2gE790
>>8
隣のシリーズ、地味に好きですw
何ていうか平和ですね
0015名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])
垢版 |
2018/01/22(月) 00:32:33.59ID:DUmWmkSea
>>14
さっそく投稿ありがとうございますm(__)m

様々なメンを書き分ける手腕に敬服しています

過去に書いたものを書き直したい気持ちが前々からありまして
自分で書いたのほとんど読み返してなかったので覚えてるエピソードが少なくどうなることやら
気に入ってるエピソードは繰り返し頭の中で妄想してるから覚えてるんですけど・・・

以上、過去作とダブった時の予防線でしたw
0016名無しって、書けない?(千葉県) (シャチーク 0Cde-3Ttg [61.215.90.142])
垢版 |
2018/01/22(月) 14:57:32.25ID:QbkltH7IC

0017名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/22(月) 16:56:49.84ID:kEwm+FF30
>>15
私は結構読み返します
「この文をこう書き直せば……」とか後になって思うことが多いです

>>16
モノトーンも出来るんすかw
いい雰囲気出てますね

最近、アイデアが枯渇していたので、皆さんの妄想を参考にしようと思ってスレを立てたんですけど、
全然文学になりませんw

https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1516589920/l50
0018名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKde-8ieh [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/01/22(月) 19:10:54.87ID:i9O0wAI1K
>>17
そういう意図で立ったスレだったとは予想外すぎですw
0019名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.8])
垢版 |
2018/01/22(月) 20:21:03.80ID:0CgahW2La
>>16
汚さないでくださいw
新スレも引き続きご愛顧お願いしますm(__)m

>>17
0020名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.8])
垢版 |
2018/01/22(月) 20:30:52.18ID:0CgahW2La
>>17
書いてる時は沸き上がってくる妄想に呑み込まれてるからそうでもないんですけど
冷静に自分の書いたの読むと「何を書いてるんだ俺は・・・」ってなってしまうんですよね
それに量が多すぎて読む気力がわかないw

しかし、ちゃんと読み返したり創作のためにスレ立ててマーケティングする大阪府さんの向上心には頭が下がります
0021愛しの嫁理佐ちゃん 第10話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.6])
垢版 |
2018/01/22(月) 21:48:30.65ID:aD+Mt4GGa
「理佐ちゃん起きれ〜」
なんだかんだ理屈をつけて廊下に敷かれた俺の布団で寝てしまった愛しの嫁理佐ちゃん

「う〜ん、覚えてるよ〜むにゃむにゃzzz...」
寝言言ってる理佐ちゃんの可愛い顔を見ていたいのは山々な俺ではあるが
早く起こさねば会社に行く振りが出来ないのもまた事実

「理佐ちゃん起きれ〜」ってまたも理佐ちゃんを揺さぶる俺

「う〜ん、なに・・・?」ってやっと目を覚ました理佐ちゃん

俺が見せた時計を見て慌ててキッチンに走る理佐ちゃん

「理佐ちゃん、今日は外で食べるからいいよ」どうせパチンコで時間潰すだけの俺にお弁当などもったいないです

「ごめんね、1回起きたんだけど2度寝しちゃった」トーストを手渡しながら謝る理佐ちゃん

「全然平気だよ、でも珍しいね理佐ちゃんが2度寝しちゃうなんて」

「うん、なんか良い夢見ちゃったから続き見たくてさ」ってちょっと照れ笑いな理佐ちゃん

「どんな夢見たの?」理佐ちゃんの照れ笑いに釣られて聞いちゃう俺

「まだ俺君と付き合う前に二人で学級委員やってた時のことが夢に出てきて嬉しくなっちゃったんだよねぇ」ってニヤニヤする理佐ちゃん

「学級委員ってことは高3の頃かぁ、懐かしいな」
隣の席の理佐ちゃんと仲良くなりたくて理佐ちゃんが学校休んだ隙に学級委員に推薦しちゃったんだよな

その甲斐あってこうして理佐ちゃんと結婚したんだから天晴れな男だよ俺はってニヤニヤする俺

「懐かしいなじゃないよ!俺君に困ってるの助けてもらったの覚えてるって言ったでしょう、私」

「そんなことあったかな・・・?」必死に思い出そうとする俺

「ひどい」って唇尖らせて抗議する理佐ちゃん

「ごめん、ごめん」謝りながら玄関に向かう俺

「お弁当作れなくてごめんね」出かける俺にまたも謝る理佐ちゃん

「俺の方こそなんか・・・理佐ちゃんの思い出覚えてなくてごめんね」って謝る俺に

「許さないよ〜あれは私なりの告白だったんだからね」
なんて照れながら行ってらっしゃいのチューしてくれそうだから好き
0022名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 4157-fCGS [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/22(月) 23:17:12.65ID:kEwm+FF30
>>21
あぁ…繋がってたのか
何だか泣けてきました
頑張れ俺くん!

>>18
>>20
マーケティングの方法をちょっと間違えちゃいましたねw
ていうかチワンさんの絵、よく見たら真っ白な「スレ」だったのか…
完成度高くてうっかり見落としてましたw
0023名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.17])
垢版 |
2018/01/23(火) 19:16:20.75ID:Cw2secUea
>>22
なんか気まぐれで繋げちゃいましたw
0024愛しの嫁理佐ちゃん 第11話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.35])
垢版 |
2018/01/23(火) 20:32:45.65ID:WZInWrQ0a
「まさか理佐ちゃんも俺のこと好きだったなんてなぁ」
ひとり言を呟きながらパチンコ屋の前に並ぶ俺

無職に慣れてしまって仕事探しは一旦中止の油断な俺
それよりなにより理佐ちゃんが俺の事を学級委員やる前から好きだったことの方が大事な俺

ニヤニヤが止まらないわけで・・・幸せです、無職だけど

「俺君よぉ、外は凄い雪だぜ」なんて女にメシ食わせもらってるヒモの玄さん
ヒモのくせにパチプロでもあるらしくコイツの教えてくれる台は出る
お陰でパチプロやるぐらいは稼げるので頭が上がらない

「マジで!?」理佐ちゃんおわす我が家に帰れないのは困るとばかりにまだ夕方なのに帰宅の俺

「俺君!?なにやってるの?」
パチンコ屋を出たとこで理佐ちゃんと出くわす俺

「理佐ちゃんこそ雪降ってるのにどこ行くの?」なんて聞く俺に

「何時ごろ駅に着くかLINEしてんのに返事くれないから」ってほっぺを脹らまして拗ねる振りする理佐ちゃん

「LINE?」どうやらパチンコに夢中で気づかなかった俺

「仕方ないから早目に駅で待ってようかと思ってさ」ちょっと照れながらさしてる傘をくるくる回す理佐ちゃん

「俺のためにこの吹雪きの中を!?」

「大声出してんじゃねーよ・・・」大げさな俺に周りの目を気にして小声でドス効かす理佐ちゃんだけど

「ねえ、俺君の傘は持ってこなかったから相合い傘で帰る?」なんてニコニコして聞いてくる理佐ちゃん

「照れくさいな〜」って頭掻く俺

「でも俺君の傘無いよ」俄然イタズラな笑顔の理佐ちゃん

「うーん、策略家やなぁ」言いながら理佐ちゃんの傘に入れてもらう俺に

「いいじゃん、相合い傘好きなんだから」
なんて照れ隠しに拗ねた振りしそうだから好き
0025帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第4話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.35])
垢版 |
2018/01/23(火) 21:37:02.27ID:WZInWrQ0a
「わっ!?俺君どうしたの?」
学校に向かう俺を見つけた理佐ちゃんが驚いている朝の通学路

「うん?なにが?」驚く理佐ちゃんに負けじと驚く俺

「いつも遅刻寸前に駆け込んでくるのにどうしたの?」
どうやら俺が普通の時間に登校してるのが意外で驚いているらしい、失礼な理佐ちゃん

「昨日、友達の家に泊まって徹夜でゲームしてたからさ」アクビしながら答える俺

「もう、なにやってんのよ」なんて呆れる理佐ちゃん

そのまま俺と並んで歩き始める理佐ちゃん

ふむ、隣の席で並んで授業受けるのは慣れたけど並んで歩くのは初めてだわって嬉しい俺

そして幸せな気分のまま放課後

「ちきしょう、なんで学級委員だけ居残りなんだよ!」
先生の手伝いを命じられて教室で資料を作りながら文句止まらない俺

「はいはい、文句言ってないで早くやっちゃうよ」俺の文句を軽くいなす姉さん女房みたいな理佐ちゃん

「理佐ちゃん、学級委員嫌じゃない?」
意外と雑事が多くて理佐ちゃんを学級委員に無理くり推薦したことにちょっと良心が痛む俺

「最初は嫌だったかな、休んでる間に決められちゃってたから・・・」ノートから目を離さずに声だけで答える理佐ちゃん

「そうなんだ・・・今は嫌じゃないの?」

「うん、俺君が優しいの分かったから」やっぱりノートから目を離さず声だけで答える理佐ちゃん

「俺、優しい!?」思わぬ理佐ちゃんの言葉に食いつく俺

「うん、なんか・・・色々庇ってくれるから・・・」俺の勢いにたじろぎながらも答えてくれる理佐ちゃん

「そうなんだよね、俺優しいんだよね」って期待膨らむ俺に

「ねぇ、早くやって」浮かれる俺にノートを指差す理佐ちゃん

「すいません」って資料作りに戻る俺

「先生にはね、断ってもいいって言われたんだ
・・・学級委員」
しょんぼり資料作りする俺に同情したのか手を休めて話し始めた理佐ちゃん

「そうなの」
「うん、休んでる間に決まっちゃったから嫌だったら断ってもいいって言ってくれたんだ」

「そうなんだ、断っちゃえばよかったのにこんな面倒くさい役職」なんて心にも無いこと言う俺

「うん、断っても良かったんだけどさ、引っ込み思案な性格を変えるチャンスかなと思って、それに・・・」
そこまで喋って黙る理佐ちゃん

「それに?」なんとなく続きを促す俺に

「それに・・・私のこと推薦してくれた俺君ががっかりしちゃうかなと思って」
なんて言ってくれそうだから好き
0026帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第5話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.35])
垢版 |
2018/01/23(火) 22:37:58.01ID:WZInWrQ0a
「それに・・・私のこと推薦してくれた俺君ががっかりしちゃうかなと思って」
理佐ちゃんの言葉に凍りつく俺

ヤベェ理佐ちゃん俺が推薦したの知ってたのか・・・

「ねぇ、どうしたの?」凍りつく俺に不安がる理佐ちゃん

「うん?いや、なんでもない」って平静な振りする俺

バレてたみたいだけど理佐ちゃん怒ってる様子ないからやり過ごすことに決めた俺

「ねぇ、もう少し喜んでくれると思ったんだけど・・・私と学級委員やりたかったんでしょ」っていまいち反応の薄い俺に不満気な理佐ちゃん

「いやぁ、喜んでるよ」って慌てて喜ぶ俺に

「喜んでんじゃねーよ」って満足気にドス効かす理佐ちゃん

「あれ?理佐ちゃん雨降ってきたよ」
なんか良い雰囲気にドキドキしちゃって話を変えちゃう俺

「えっ!?天気予報は雨なんて言ってなかったよ」俺の思惑通りにあっさり雨に気を取られる単純可愛い理佐ちゃん

「もう、だから早くやっちゃおうって言ったのに、だいたい俺君が朝ちゃんと来てたから雨降ったんじゃないの」
めちゃくちゃなこと言いながら拗ねる理佐ちゃん


「理佐ちゃん、傘ゲットしてきたよ」
先生たちの傘置き場から傘をパクって下駄箱の前で待つ理佐ちゃんの元に無事帰還の俺

「えっ、盗んできちゃったの?」なんて人聞きの悪いこと言う理佐ちゃん

「いや、明日帰すからあくまで借りただけ」って強弁な俺

「良いのかなぁ・・・」雨に濡れたくない気持ちと良心の間でしばし悩む理佐ちゃん

なんか閃いたらしくやおら「ノートに傘をお借りします」って書いて俺に渡す律儀な理佐ちゃん

「理佐ちゃん、もう少しこっちこないと濡れちゃうよ」理佐ちゃんを濡らさないように傘を理佐ちゃんの方に傾ける俺

「ちょっと恥ずかしいね」
なんて言いながら俺にくっついてくる理佐ちゃん

駅までの道よ伸びて永遠に相合い傘でいさせてくれと祈る俺

「俺君は濡れちゃったね」
祈り虚しく駅に着いてみたら理佐ちゃんを庇うあまり結構雨に濡れちゃった俺

「大丈夫だよ、そんなことより理佐ちゃんを雨から守れて良かったよ」なんてちょっと誇らしい俺

「嬉しいな・・・」って小声で呟く理佐ちゃん

「うん?なんか言った?」聞き返す俺に

「ううん、なんにも言ってないよ」
なんて照れ隠しにすんって顔しそうだから好き
0027帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第6話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.1])
垢版 |
2018/01/24(水) 22:56:48.65ID:dStv2Jnsa
「ヤベェ!?寝坊しちゃった」
隣の席の理佐ちゃんと相合い傘した翌朝

いつも通りに遅刻寸前に学校に到着の俺

「皆さんおはよう!」
息を整えつつ教室へと滑り込む俺にざわつく教室

「なんぞ?」
なにがなんだか分からず愛しの理佐ちゃんの隣の席へ

うん?理佐ちゃんめっちゃ顔が真っ赤だぞ
相合い傘した俺の顔見て照れてんのか?

「理佐ちゃん、おはよう」って声かける俺に小さくうなずく理佐ちゃん

やはり様子がおかしい・・・いつもなら遅刻寸前の俺を注意するはずなのに・・・

しかも、俺が理佐ちゃんに話しかけただけで一層ざわつく教室

「俺君・・・」小声で呟き黒板を指差す理佐ちゃん

「うん?」って黒板ね方を振り向く俺の目に飛び込んできた俺と理佐ちゃんの相合い傘

誰かに見られてたのか?

「付き合ってんのかよ〜?」なんて囃し立てるクラスメイト

ますます真っ赤な顔で下向く理佐ちゃん

「ちょっ、ちょっと待てよ!理佐ちゃんが困ってんだろ!」
理佐ちゃんのために声を荒げるもクラスの皆に囃し立てられてちょっと嬉しい俺

「たまたま俺が傘持ってたから駅まで入れてあげただけだよ」
嬉しいながらも真っ赤になってる理佐ちゃんを庇うために言い訳する俺

「そうだよ、理佐が俺君みたいなダメ男なんかと付き合うわけないじゃん」
俺の言い訳にあわせて酷いこと言う理佐ちゃんの親友志田さん

志田さんの言葉に傷つきながらも事態が終息してほっとする俺

授業開始と共に俺に教科書見せるために机を寄せる理佐ちゃん

またもヒュ〜ヒュ〜ざわつく教室

「ちょっと止めろ〜よ」ってやっぱり嬉しくてはしゃいじゃう俺に

「はしゃいでんじゃねーよ」ってドス効かすもいまいち迫力の無い理佐ちゃん

「なんか・・・恥ずかしいから教科書見せない」
なんて言いながら机を離しちゃいそうだから好き
0028名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/24(水) 23:15:53.57ID:ikKo+vvV0
>>27
恋愛ドラマ、あるあるですねw
0029名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 4157-fCGS [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/24(水) 23:20:35.93ID:ikKo+vvV0
やべえ、書き込む所完全に間違えたw
0030名無しって、書けない?(やわらか銀行) (ワッチョイWW 9d62-nVvH [126.93.119.138])
垢版 |
2018/01/24(水) 23:27:55.25ID:RqMnKI3W0
俺庭生きとったんかワレ
0031帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第7話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.1])
垢版 |
2018/01/24(水) 23:47:28.85ID:dStv2Jnsa
「理佐ちゃんは世界で一番可愛いと言われた女♪」
また理佐ちゃんとの仲をクラスメイトに囃し立てられたくて
相合い傘を黒板に書くために朝も早から鼻歌まじりで学校に急ぐエノケンな俺

「しかし、誰が書いたか知らないけれど良いこと考えるよな
照れて真っ赤になる理佐ちゃんは可愛いし、皆に付き合ってるとか言われて俺は気分良いし最高かよ」
なんて独り言言いながら黒板にチョークを走らせるねるな俺

掻いてるうちに幸せの脳内麻薬が出まくってめっちゃハートマーク書いて
気づいたら昨日よりラブラブ感多目な相合い傘だよ


そうして、なに食わぬ顔で遅刻寸前に教室に駆け込む俺

「あ〜今日も遅刻しちゃった!ってなんだこれ!?」黒板見て大げさにわめく俺

ちらりと理佐ちゃんを見る

昨日よりもラブラブ感多目な相合い傘に昨日より顔を赤くして下向く理佐ちゃん

やっぱり可愛い〜って感動の俺

そしてヒュ〜ヒュ〜と囃し立てる声たちの心地好さ

次の日も相合い傘を書くために早起きな俺

「理佐理佐理佐理佐理佐理佐りぃさ〜俺の全てはお前のものさ〜♪」
快調に鼻歌唄いながら黒板に相合い傘を書く布袋寅泰な俺

ガラガラガラガラ〜

突然勢いよく開く教室のドア

振り向く俺の目には愛しの理佐ちゃん

「やっぱり俺君だった」立ち尽くす俺に理佐ちゃんの呟き

「違うんだ理佐ちゃん、イタズラされてたら消そうと思って・・・」
必死の弁解しながら黒板消しで相合い傘をこするも焦りすぎて俺の手から飛んでく黒板消し

ひぃ〜せっかく理佐ちゃんと仲良しになってきたのに台無しや...涙

理佐って字だけが消えちゃってこれからの俺と理佐ちゃんを暗示してるかのような不吉な相合い傘が哀しい・・・

「ウソついてんじゃねーよ」って不吉な相合い傘見て半べそな俺にドス効かす理佐ちゃん

「私が俺君の字に気づかないと思ってんの!」
なんて文句言いながらも黒板消しで消えかけた相合い傘に自分で理佐って書いてくれそうだから好き
0032名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.1])
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2018/01/24(水) 23:49:56.95ID:dStv2Jnsa
>>28
あるあるですw

>>29
誤爆ですねw
0033名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.1])
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2018/01/24(水) 23:53:07.30ID:dStv2Jnsa
>>30
俺庭って俺のことか?
それはそれで生きとったわい!

作家も読者も居なくなったから立ち寄ったついでになんか書いてってくれm(__)m
0034名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.1])
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2018/01/25(木) 00:09:29.77ID:8Frm2OP3a
>>29
出席番号順スレに誤爆してた〜w

大阪府さんの思った方向にスレが進み出してますよ
0035名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])
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2018/01/25(木) 08:39:23.47ID:l7rFvwk4K
>>29
スレチ芸の普及にご協力ありがとうございます(笑)

踊る大捜査もんの続きも楽しみだなあ〜
0036名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW c357-6fWl [58.94.38.100])
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2018/01/25(木) 12:17:21.34ID:+zsgxhUf0
>>34
おかげ様でいい方向に進んでますねw

>>35
チワンさんのスレチ芸もお待ちしております
0037名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.50])
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2018/01/25(木) 20:28:38.04ID:GpReqbFra
>>36
他の方たちの邪魔をしちゃいけないと思いつつ妄想を刺激するスレなものでついついm(__)m
0038愛しの嫁理佐ちゃん 第12話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.50])
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2018/01/25(木) 20:49:53.58ID:GpReqbFra
「あぁ寒いよ〜」
極寒の寒さに悲鳴をあげながらも相合い傘しながら雪の中を家路を急ぐ俺と愛しの理佐ちゃん

そのわりに
「俺君見てみ、芝生真っ白だよ」なんだかんだ相合い傘が楽しくて公園寄ったりもしちゃうわけで・・・

「ねぇ、雪だるま作ろうよ」なんて子供みたいな理佐ちゃん

「手が冷たくなるからやだ」って俺の返事を無視して雪だるま作り始めるワガママ理佐ちゃん

最初は嫌がるものの理佐ちゃんの喜ぶ顔が見たくて巨大雪だるまにチャレンジな俺

苦労して作った雪だるまを雪玉ぶつけて壊すドSな理佐ちゃん
「やめろ〜」って涙目な俺に

「半べそかいてんじゃねーよ」ってドス効かせながらツボっちゃって腹抱えて笑う理佐ちゃん

いじけて雪に「理佐ちゃんLOVE」って書く健気な俺

「うわっ!?なに書いてんのよ」なんて俺が書いた文字を必死に消す恥ずかしがりな理佐ちゃん

「もう帰るよ」理佐ちゃんLOVEを消し終えて満足した理佐ちゃんと家路に着く俺

「うわぁ、雪に濡れちゃう」
わざとらしく悲鳴あげながら傘に入りながら腕組みしてくる理佐ちゃん

かなりはしゃいでるな・・・

よっぽど雪遊びが楽しかったのか?

ご機嫌な理佐ちゃんを不思議そうに見てる俺に気づいた理佐ちゃん

「思い出しちゃってさ、俺君が教室の黒板に相合い傘書いてたの」ってデレ笑いする理佐ちゃん

「突然理佐ちゃんが教室に入ってきた時はびっくりしたなぁ、絶対に怒られると思ったもん」って今となっては笑い話な俺

「怒んないよ、字見たときにすぐ俺君の字だってわかったしね」
俺の方見て得意顔する理佐ちゃん

「ほんと、よく見抜いたよね、マジびっくりした」

「だって入学した頃からずっと好きだったんだよ俺君のこと、分かるに決まってるじゃん」
腕組みしたままさらに俺にくっついてくるデレな理佐ちゃん

これが絵に描いたような幸せってやつかい?

「ずっと好きだったから俺が消しかけた相合い傘に理佐って書き直してくれたんだもんね」なんて調子に乗って理佐ちゃんをからかう俺に

「うるさい!黙って」
なんてツンなふりするくせに、家に着くまでずっと腕組んでそうだから好き
0039愛しの嫁理佐ちゃん 第13話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.50])
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2018/01/25(木) 23:18:36.50ID:GpReqbFra
「ほら、早く入って」
家に着くなりお風呂に入れと俺を急かす愛しの理佐ちゃん

「俺より理佐ちゃん先に入りなよ、風邪ひいちゃうといけないから」
「私は体温高いから大丈夫なの」ってよく分かんない理由の理佐ちゃん

「それにさ、俺君風邪ひくと大げさに騒いで大変だから早く入ってきて」なんて優しく言ってくれる理佐ちゃんの手のひらで転がるようにお風呂に入る俺

俺のために雪の中を駅で待ってようとしてくれただけでなくお風呂の用意までしてくれてた優しい理佐ちゃん

「さすが理佐ちゃんだぜ、高校時代から『嫁にしたら幸せにしてくれそうな美人第1位』を守ってきただけのことはあるよなぁ」
あらためて理佐ちゃんの偉大さに感動する俺

「明日から真面目に仕事さがそうかな」ってちょっと反省する俺

「俺君、パンツとパジャマ置いとくから裸でうろちょろしないでね」
お風呂のドア越しに話しかける理佐ちゃん

「ありがとう」って返事する俺に

「は〜い、ちゃんと暖まってよ」なんてお母さんみたいな理佐ちゃん

「りっ、理佐ちゃん!理想も一緒に入ったら?」思いきって誘う俺

「恥ずかしいからやだ」って素っ気ない返事の理佐ちゃん

ちぇっ、連れないなぁ

「愛しの嫁理佐ちゃん」なんてタイトルなんだから多少アダルトな路線に行きたい俺

「恥ずかしかり屋な理佐ちゃんにちょっと幻滅だよ」なんてさっきの感動どこへやらの俺

「うーん?なんか言った」ってまだ脱衣場にいた理佐ちゃん

「理佐ちゃんと洗いっこしたかっただけ〜」ヤケな気分で男の夢をぶつける俺

「絶対にやだ!」って男の夢を超拒絶な理佐ちゃん

「なんで、いいじゃん」ってくいさがる俺に

「や〜だよ」って笑いながら去ってく理佐ちゃん

「ふむ、笑ってるあたり上手くやれば近い将来洗いっこはさせてくれそうだな」ってめげない俺


「今日は早く寝る」
お風呂入って理佐ちゃんのご飯食べて心入れ替えた俺
明日からは不退転の覚悟で仕事を見つけるために早寝宣言だよ

「まだ8時だよ」 
って不満そうな理佐ちゃんをかわしてお布団に入ってうとうとしてたら

「俺君、まだ寝ないでよ〜」なんて甘えながらお布団に潜り込んできそうだから好き
0040名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])
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2018/01/25(木) 23:21:19.06ID:l7rFvwk4K
着々と更新乙であります

前スレ(原作ありスレ)は先ほど、庭先生の最終書き込みから4日弱をもちまして無事dat落ちされたようです
(-人-)ナムナム
0041名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.50])
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2018/01/26(金) 00:03:04.78ID:Cyv0mgF9a
>>40
もって瞑すべしですね

しかしもうすぐ小説スレも一周年ですねw
0042名無しって、書けない?(SB-iPhone) (ササクッテロロ Spe7-zOoJ [126.255.197.228])
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2018/01/26(金) 02:19:54.23ID:Nnx40tjMp
>>3ですが、皆さま失礼します
このたび競馬スレの派生で「菅井様が淫乱だったら」というテーマで小説を書かせていただいております
しかしながら内容が少し過激すぎる部分があるため
恐れ多くもこちらにはお示しできない状況です
もしご興味おありの方は「淫乱」で板内検索の上お越しくださいませm(_ _)m

長文失礼しました
0043名無しって、書けない?(兵庫県) (ワッチョイW 57f5-eHki [180.9.7.96])
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2018/01/26(金) 09:08:57.81ID:PtIwnDaN0
>>1
先生お帰り(真夏お帰り♪風に)
0044名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.36])
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2018/01/26(金) 10:07:56.33ID:VEr2KnW6a
>>42
さっそく読ませていただきました

まかさ淫乱の相手が角居師とは恐れ入りましたw
0045名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.36])
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2018/01/26(金) 10:09:13.66ID:VEr2KnW6a
>>43
また理佐ちゃんと妄想したくなってしまいましたw
0046大阪府さんの立てたスレの理佐ちゃん(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.36])
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2018/01/26(金) 15:02:27.48ID:VEr2KnW6a
高校入学以来超美人の渡邉さんに片想い中の俺

3年になり同じクラスになったけど隣の席になれるなんて都合のいい話はなく
名前順の席順になってしまい渡邉さんは遥か斜め後ろの席に

「ちきしょう!これじゃわざと教科書忘れる作戦が使えないじゃないか・・・」頭抱える俺

それでもめげることなく渡邉さんになにかとちょっかい出しつづけた俺

その甲斐あって警戒心半端ない渡邉さんも少しずつ話してくれるようになって
今では理佐ちゃんなんて呼べるようなった今日この頃

そろそろデートに誘っちゃおうかな、なんて頃合いを見計らってたある日

たまたま教科書忘れて隣の席の今泉さんに見せてもらったんだけど

斜め後ろから理佐ちゃんの冷たい視線が・・・

ヤベエ、めっちゃ怒ってる・・・
でも待てよ?ヤキモチ妬いてるってこれ・・・めっちゃ脈ありじゃね

そんなわけで斜め後ろの席の理佐ちゃんの気持ちをさらに確かめるために今泉さんと楽しくお喋りする俺

気づけは今泉さんをずみ子と呼ぶまでに打ち解けてしまった俺

授業終了のチャイムとともにずみ子にお礼言い
『理佐ちゃんを嫉妬させ恋心に火を点ける作戦』の成果を確かめるべく理佐ちゃんのもとへ馳せ参じる俺

「ずみ子とか呼んでんじゃねーよ」
っていきなり理佐ちゃんにドス効かされて立ち尽俺・・・周りは昼休みだ

理佐ちゃんにドスを効かされて片想い強制終了の俺

哀しみにくれながら机に戻ると隣の席のずみ子から一緒にお弁当食べようとのお誘いだ

どうやら理佐ちゃんに振られた俺を慰めてくれてるみたいだ

遠い席の理佐ちゃんより隣の席のずみ子とあっさり乗り換える俺
ずみ子と一緒に食べようと慌てて学食に三色そぼろ弁当を買いに走る

いつかは理佐ちゃんの手作り弁当食べたいと思ってたけど過去は振り返るな俺

そんなこと考えながら教室を出ようとして何気なく理佐ちゃんを見たら

半べそかきながらお弁当を二人分ヤケ食いしてそうだから好き
0047名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.36])
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2018/01/26(金) 15:06:41.59ID:VEr2KnW6a
>>46
大阪府さんの立てたスレに投稿したものを小説スレ用に加筆修正しました
0048帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第8話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.35])
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2018/01/26(金) 20:07:18.31ID:ICukROfUa
「どうせ今日も教科書忘れてるんだよね」
授業開始とともに笑顔で俺の机に自分の机を寄せてくる理佐ちゃん

そんな理佐ちゃんにざわつく教室

「やっぱり付き合ってんじゃないの?」なんてひそひそ声が聞こえてきて嬉しい俺

相合い傘を書いてたのが俺だとバレてお怒り理佐ちゃんかと思ったら
消しかけの相合い傘に自ら理佐って書いてくれた理佐ちゃん

昨日までと違ってクラスの連中が囃し立てても恥ずかしがるどころか、むしろ堂々としてるような・・・

「なに見てんの?私の顔じゃなくて教科書見て」なんて俺を優しく諭す理佐ちゃん

しかし、授業より相合い傘に自分の名前を書いてくれた真意が知りたくて授業どころじゃない俺

「さっきさ、相合い傘に名前書いてくれたのって・・・」

「うるさい!黙って」俺の言葉を遮る理佐ちゃん

なんだ、やっぱり怒ってんのか?

恐る恐る理佐ちゃんの顔を見る俺

クラスの連中に囃し立てられても堂々としてたのに今度は一転真っ赤な顔してうつむく理佐ちゃん

「理佐ちゃんどうしたの?顔真っ赤っかだよ」熱でもあんのかと心配する俺に

「熱とかにぶいこと言ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「もう〜なんであんなことしちゃったのよ〜」なんて真っ赤な顔で嘆く理佐ちゃん

よく分からんが相合い傘に名前書いたのを激しく後悔してそうだから好き
0049帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第9話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.35])
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2018/01/26(金) 20:39:12.47ID:ICukROfUa
「俺君のせいだからね」
半べそ寸前の顔で俺に恨み言言う理佐ちゃん

授業中に理佐ちゃんが突然嘆いたせいで両手にバケツ持って廊下に立たされる俺と理佐ちゃん

「いやいやいや、俺の方が完全に巻き添えだよ」って理佐ちゃんのとんだ難癖に言い返す俺

「難癖じゃないよ、俺君が変なこと聞くから私がおかしくなっちゃったんじゃん」って拗ねる理佐ちゃん

「ほんと、どうしちゃったんだろ・・・」ってため息ひとつ

「俺君と隣の席になってからよく分かんなくなっちゃったよ」ってまたも嘆く理佐ちゃん

「理佐ちゃんもしかして俺のこと・・・」なんとなくは気づいていたけどやっぱり確かめちゃう俺に

「言わない」ってへそ曲がりな理佐ちゃん

「いやいや、隠すなって理佐ちゃん、もろバレだよ」って素直になれない理佐ちゃんが可愛くて笑顔な俺

「そんなの俺君の勘違いかもしれないよ」って負け惜しみを言いながら俺に背中を向ける理佐ちゃん

どっからどう見ても俺に恋する理佐ちゃんにニヤケてしまう俺に

「笑ってんじゃねーよ」って悔し紛れのドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、廊下に立たされてる時に聞かれても素直になれないよ」って拗ねちゃいそうだから好き
0050帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第10話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.35])
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2018/01/26(金) 21:40:47.19ID:ICukROfUa
「廊下に立たされてる分際でイチャイチャすんなバカもんが!」
あと一歩で理佐ちゃんから「俺君好き」を引き出せるところで先生の雷炸裂

「ちっ、いいとこで邪魔しやがって先生なら生徒が生涯の伴侶を捕まえんの邪魔すんじゃねぇってんだよ」

理佐ちゃんが押しに弱そうだと当たりをつけて勇気出して理佐ちゃんに告白しようかと
一緒に帰ろうって誘おうとしたけど照れ屋な理佐ちゃんに逃げられて先生の悪口止まらない俺  

イラつくからゲーセンで超荒ぶる俺

散々荒ぶって帰ろうかとしたら外は雨さ...泣

濡れて帰った翌日36.9度の微熱であっさりダウンな病弱い俺

理佐ちゃんに会えないのは寂しいけどダラダラ過ごす誘惑に負けて学校はお休みな俺

昼まで寝てダラダラとマンガとゲームしながら理佐ちゃんもそろそろ帰宅時間だな
昨日の今日で俺が居ないからますます恋心を燃やしてるかな

なんて考えたら階段をあがってくる足音

さては母ちゃんだな、ちょっと大げさに騒いで明日も学校バックレる布石を打っとくか

「あぁ・・・熱で体が辛い、元気な体に戻りたいよ・・・何が幸せなんて病になって初めて分かるなぁ」って嘆きの演技する俺

「36.9度ぐらいで大げさに騒いでんじゃねーよ」なんてドス効かせながら母ちゃんの変わりに理佐ちゃん登場

「なっ、なんで理佐ちゃん居んの?」って目が点な俺に

「先生に頼まれてプリント持ってきてあげたのになんて顔してんのよ」
理佐ちゃん来訪に俺が最大級の大喜びすると思ったらしくちょっとがっかりしてる理佐ちゃん

「ありがとう」って気を取り直して理佐ちゃんにプリントが入ったファイルを受けとる俺

昨日あんなことがあったせいか、二人きりはちょっと気まずくて沈黙多目な俺と理佐ちゃん


「そろそろ帰るね、今日のうちにプリント見てよ」結局ぎこちないまま帰る時間の理佐ちゃん

「うん」盛り上がらないままの理佐ちゃん帰宅に適当な返事の俺に

「ねぇ、ちゃんと聞いてる?絶対に今日中に読んでよ」
念を押す理佐ちゃんに気圧されて素直にうなずき理佐ちゃんにを玄関で見送る俺

「なんか緊張しちゃってごめん」わざわざプリント届けてくれたのに盛り上げれなかったことを謝る俺

「ううん、私こそ俺君の顔見たくなっちゃってごめんね」ってイタズラな笑顔でバイバイする理佐ちゃん

うん?どうゆうこと?

首を傾げながら部屋に戻り理佐ちゃんが持ってきたプリントをファイルから出す俺

「明日の朝から、駅で待ち合わせしよ」なんて理佐ちゃんの字で書いてありそうだから好き
0051名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])
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2018/01/26(金) 22:16:09.18ID:6GSRXztv0
>>47
やってる事自体は、隣の理佐ちゃんシリーズとあまり変わらないですよねw

>>50
プリントに書き置きするあたり、いかにも理佐ちゃんらしいですね
ちなみに今の時代は、廊下に立たせた時点で体罰になるらしいですよ
0052名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])
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2018/01/26(金) 22:22:32.50ID:6GSRXztv0
>>42
私も時々競馬スレ見てますよー(全然わからんけど)
ゆっかー大活躍ですね
0053名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.35])
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2018/01/26(金) 22:45:28.96ID:ICukROfUa
>>51
高校の入学式で先生に馬乗りになられて半殺しにされたんですけど・・・
今なら裁判すれば勝てますね

当時はお父ちゃんにどうせてめえが悪いんだろ!とか言われてさらにお父ちゃんに殴られたのは良い思い出・・・

それより今ですね風俗きてんですけどめっちゃパネマジに引っかかってしまいまして・・・
理佐ちゃん似は恐れ多いので葵ちゃん似を指名したんですけど、ただの色黒ガリがでてきまして
ためしにツインテールさせたんですけど全然ダメ...涙

ふてくされてスマホ弄ってる俺に嬢も不機嫌ですわ 

それでは皆さん楽しい花金を
0054愛しの嫁理佐ちゃん 第14話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.40])
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2018/01/27(土) 13:19:20.07ID:IvIogzhIa
「ちきしょう!心入れ換えてどんな仕事でもやるつもりになってんのに仕事無いってどうゆうことだよ!!」
献身的に尽くしてくれる理佐ちゃんに感動した俺
真面目に仕事探しをしようと思ったら紹介してもらえる仕事が無くて怒りの俺

おまけに積雪で転ぶし踏んだり蹴ったりな成り行きに負けてパチンコ行って厄を落とす俺

お昼は理佐ちゃんの作ってくれたお弁当でリフレッシユしようと公園へ

「寒さで冷えてるけど温かく感じるのは理佐ちゃんの愛情かな・・・うう、泣きそう」真面目に仕事探そうとした分みじめさがつのり涙を堪えるのに必死な俺

「はい、お茶」そんな俺にお茶を差し出す聞き覚えのある愛おしい声

「うん?」って顔をあげたら緑茶持った女神理佐ちゃんだ

「なんで!?」驚く俺

「なんか最近様子がおかしかったからさ、今日も急に張り切って出かけたから・・・」話ながら俺の横に座る理佐ちゃん

「心配してくれてたんだ」理佐ちゃんが開けてくれた緑茶飲みながら感動する俺

「うん、心配してた、そしたら泣きながらお弁当食べてるからさ・・・」情緒不安定な俺に下向いちゃう理佐ちゃん

ありゃ、堪えたつもりだったけど泣いてたかぁ

ってどっからつけてたんやろか?

「ハローワーク入ってくとこから」ボソッと呟く理佐ちゃん

ヤバイ、愛が深まり過ぎて以心伝心が過ぎる理佐ちゃんに心が読まれとる

「あっ、あのさ・・・」咄嗟過ぎて言い訳が出てこない俺に

「仕事探してんだよね?」っていつになく優しく聞く理佐ちゃん

「うん、クビになっちゃったんだ」って理佐ちゃんに優しくされて素直になっちゃう俺

「知ってたよ、俺君がお弁当忘れた日に会社に届けに行ったんだよね・・・」って苦笑いしながら呟く理佐ちゃん

「知ってたのか・・・」ため息とともに何故か溢れ出す涙な俺

理佐ちゃんが知っててほっとしちゃったみたいだ

横隔膜に泣き癖がつくほど号泣が止まらない俺に

「泣いてんじゃねーよ」って優しくドス効かせる理佐ちゃん
口は悪いけど優しく俺の頭をなでてくれそうだから好き
0055名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])
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2018/01/27(土) 13:30:14.79ID:IggSR2cLK
>>54
思わず貰い泣きしそうになった(;_;)
0056名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])
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2018/01/27(土) 15:22:38.24ID:neuV/HPy0
>>54
泣いてんじゃねーよに多大な愛を感じる土曜日の午後ですね
0057名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])
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2018/01/27(土) 15:27:53.46ID:neuV/HPy0
『ドクターナーコ』

全身麻酔を打たれ中枢神経にまで作用するような女性に出会うことがある。
些細な動きで大変な量の微睡みを周囲へ振り撒き、何気ない言葉で男を支配してしまう。
チームに加わった女性外科医は、底なしの謎に包まれていた。
「長沢、失敗しません」その一言で命の全責任を担い、宣言通り失敗しない。
人呼んで『ドクターナーコ』、弱冠三十歳にも満たない天才外科医である。

その日、僕は麻酔医としての激務を終え、午後二時を回った頃に昼食へありつくことができた。
疲労の溜まった眼球に、ラーメンのナルトが襲いかかる。
一瞬起こった目眩を堪え、閑散とするテーブルに目を向けた。
長沢菜々香の後ろ姿が確認できた。
「はい、ラーメンセット」
食堂のおばちゃんが、半チャーハンをトレイに乗せた。
「ありがとうございます」
僕はトレイを持ち上げ、菜々香の元へ向かう。
「おつかれ〜」と背後から声をかけ相席しようと思ったが、やめた。
テーブルにトレイが二つあり、どちらもまだ手が付けられていなかった。
どうやら先客がいるようだ。

僕は菜々香の横を通り過ぎ、二つ離れたテーブルへ座った。
菜々香はまだ食べ物に手を付けていない。おいしそうな笑顔で二つの料理を見比べていた。
手術中には見せない顔だ。
「あ、先生。一緒に食べますか」
菜々香がこちらに気づいた。
「遠慮しとくよ、誰かが一緒なんだろ?」
「いいえ、私一人です」
「じゃあ何でカレーとトンカツ定食があるんだ」
「食べるからです」

「お前、オペした後によく食えるな」
僕が半チャーハンを食べ終えるよりも前に、菜々香はトンカツ定食とカレーを平らげていた。
「そのラーメン貰ってもいいですか」
もうここまで来ると、怖い。気の狂いから食欲が暴走しているようにしか見えない。
「長沢くん、君、今日で七連勤だろ。そろそろ休んだほうがいいよ」
「大丈夫ですよ」
ラーメンをすすりながら平気な顔をしている。一体この華奢な体のどこに、別腹が存在しているのだろうか。
菜々香はスープを飲み干すと、立ち上がって言う。
「長沢、失敗しません」

そう、彼女は絶対に失敗しないのだ。
長い白衣は華麗に靡いて遠ざかっていった。

(おわり)
0058名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])
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2018/01/27(土) 16:10:43.51ID:IggSR2cLK
>>57
なーこちゃんは意外と鉄人で行動力あるから、なかなかはまり役ですね

ところで>>42のスレにちょくちょくお邪魔していたことを一応ご報告しておきます
0059名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.49])
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2018/01/27(土) 18:51:07.40ID:+OQcbPeSa
>>55
1年近く書いてきて結局最初の頃と変わらない妄想書いてる自分に泣ける

>>56
いったい何度理佐ちゃんに優しくされたら成仏出来るんでしょうか・・・
0060名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.49])
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2018/01/27(土) 19:07:14.59ID:+OQcbPeSa
>>57
あのキャラで女医ファッションが様になってたなーこちゃんは不思議すぎる・・・

>>58
淫乱ネタ書きまくりですかw
0061名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.49])
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2018/01/27(土) 19:09:45.42ID:+OQcbPeSa
>>57
あのキャラで女医ファッションが様になってたなーこちゃんは不思議すぎる・・・

>>58
淫乱ネタ書きまくりですかw
0062名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.49])
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2018/01/27(土) 19:18:04.90ID:+OQcbPeSa
すいません連投してしまいましたm(__)m
0063帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第11話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.39])
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2018/01/27(土) 20:14:25.46ID:j242++PJa
「理佐ちゃん遅いなぁ風邪がぶり返しちゃうよ」
駅で待ち合わせしよなんて理佐ちゃんからのお誘いにのこのこと登校な俺

約束の時間より1時間も早く来てしまったのはさすがに勇み足だったか?

しかし、駅で待ち合わせしてる学生多いな

さっきからブスと待ち合わせした野郎どもが俺に憐れみの視線なげてくる

待ちぼうけ喰わされてる間抜け野郎扱いかバカ野郎
わしゃ己らみたいに一山なんぼのブスで満足出来んのじゃ
なんて腹の中で毒づく俺

そうこうするうちに「俺君早いね」なんて言いながら理佐ちゃん到着

さっきまで俺に憐れみの視線を投げかけてたカップルたちの驚いた顔が心地良い俺

「理佐ちゃんをひとりぼっちで立たせとくわけにはいかないから1時間前に来てたよ」
言いながらカップルどもに良く見えるように理佐ちゃんを誘導する俺

勝ったw

駅にいるカップル全てに美人ジャンケン大楽勝の俺

「ねぇ、なにやってんの?」勝ち誇る俺を不審がる理佐ちゃん

「この辺のカップル全てに美人ジャンケン挑んで全勝して喜んでんの」って高笑いの俺

「美人ジャンケンってなに?」美人ジャンケンという聞き慣れない言葉に訝しげな表情の理佐ちゃん

「男ってのはね、カップル同士ですれ違う時は何時だって相手の連れてる女と自分の連れてる女がどっちが美人かジャンケンしてるんだよ」って理佐ちゃんに美人ジャンケンの説明してあげる俺

「くだらないことしてんじゃねーよ」って呆れながらドス効かす理佐ちゃん

「ほらっ遅刻しちゃうから早く行くよ」俺を促し歩き出す理佐ちゃん

「は〜い」って理佐ちゃんのあと連いてく俺に振り返って

「ねぇ、全勝したってことはさ、俺君には美人なのかな?私」なんてぎこちなく聞く理佐ちゃん

「うん」ってぎこちなくなく答える俺に

「それは・・・嬉しいかも」なんて恥ずかしそうに呟きそうだから好き
0064帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第12話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.39])
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2018/01/27(土) 21:21:28.75ID:j242++PJa
「理佐ちゃん」
学校に向かいながら理佐ちゃんに話しかける俺

「うーん、なに?」

「誘ってくれてありがとね」あらたまって理佐ちゃんにお礼言う俺

「突然なに?」って照れ隠しにツンな理佐ちゃん

「いやぁ、なんか嬉しかったからお礼言いたくて・・・」理佐ちゃんの照れ隠しが伝染してしまい頭を掻く俺

「ねぇ、勘違いしてない?俺君が学校サボらないように誘ってあげただけだからね」って素直じゃない理佐ちゃんも可愛い

なにかと言い訳してるけど理佐ちゃん俺のこと好きだと思うんだよな

そう思うとニヤニヤが止まらない余裕な俺

「ちょっと、なにニヤニヤしてんの!」照れ隠しにますます絡んでくる理佐ちゃん

「素直じゃないなぁと思ってさ」って理佐ちゃんをからかう俺

「イジワルな俺君は嫌いだよ」なんて負け惜しみな理佐ちゃんだけど

学校着いたら教科書見せてくれるしいつもと変わらぬ俺と理佐ちゃんだ

「ねぇ、クラスのみんな騒がなくなったね」
学食で買ってきた三色そぼろ弁当食べてる俺に話しかけてくる理佐ちゃん

言われてみれば俺と理佐ちゃんが一緒に学校来たのに囃し立てらんなかったな

「みんな飽きっぽいからね、もう俺と理佐ちゃんはクラス公認カップルなんじゃないの」
図々しく公認カップル宣言しちゃったもののまた天の邪鬼理佐ちゃんが発動するかとビビる俺に

「じゃあさ、帰りも一緒に帰りたいな」
なんて今度は素直な理佐ちゃん出てきそうだから好き
0065名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])
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2018/01/27(土) 23:14:15.73ID:neuV/HPy0
>>58
>>60
なーこちゃんも気付かぬうちに大人っぽくなりましたね

>>64
NO理佐ちゃん、NO俺くんみたいになってきましたねw
0066名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])
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2018/01/27(土) 23:16:07.61ID:neuV/HPy0
『中1の軍曹』

試合に負けた時は、いつも泣いている気がする。
今日の練習試合は僕と同じ時間帯に重なっていて、結果は知らない。
でも、みんなで帰っている間、ずっとタオルで顔を覆いながら後ろの方を歩いていたから、負けたはずだ。
「あの、キャプテン」
僕は菅井先輩を呼び止めて、話しかける。
「守屋、負けたんすか?」
「うん負けたよ…いつもああなるの?」
「はい、今日いっぱいは引きずると思います」

前も見ないで歩く茜ちゃんを引き連れて帰らなければならないのは、最終的にはこの僕しかいないのだ。
やっと二人きりになった頃、僕はパン屋の前で立ち止まった。
「茜ちゃん、ここで待っててね」
僕はカバンから小銭入れを出して、パン屋へ入った。
「いらっしゃいませ」
この街で一番美人の渡辺店長が出迎えた。僕は小銭入れを見る。
80円で買えるパンはきな粉パンぐらいであり、それ一つだけをトレイにのせた。
すると、渡辺店長が勝手にもう一つのせた。
「もう店閉める時間だから、サービス」
僕は急いで店を出た。本当は千円札も入っていた。

その嘘が神様を怒らせたのか、はたまた因果応報かもしれないが、涙ときな粉でむせ返る茜ちゃんに結局ジュースまで買うことになってしまった。
いつも茜ちゃんは、そうやってちょっとずつ笑顔になってくれる。
0067名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.48])
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2018/01/28(日) 00:44:35.02ID:hEXF20m4a
>>66
軍曹シリーズ若返ってるw
0068名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])
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2018/01/28(日) 07:32:33.74ID:XvPvE0KsK
>>66
キャプテンといえば菅井でパンといえば渡辺ですね(笑)
このシリーズも大好きなんで嬉しいっす
0069名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW c357-6fWl [58.94.38.100])
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2018/01/28(日) 12:46:36.48ID:nuzm4UIw0
>>67
若くなりましたw
>>68
青マリ全員を出すつもりなんですけど「街一番の美人」をぺーちゃんにしてしまったので、
理佐ちゃん位置づけをどうしようかと悩んでいるところです
庭さんのお許しが出るならば、二番目でもいいかな
0070名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])
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2018/01/28(日) 12:55:57.17ID:XvPvE0KsK
>>69
その後に隣町とかから引っ越ししてきた設定にするとか(笑)
0071名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.45])
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2018/01/28(日) 13:00:25.33ID:T4vBrHp4a
あるいは天地開闢以来の美人として殿堂入りしてるとかw
0072名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])
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2018/01/28(日) 13:08:46.15ID:XvPvE0KsK
やっぱり2番目は許されない雰囲気(笑)
0073名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])
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2018/01/28(日) 15:20:49.22ID:nuzm4UIw0
>>72
そうみたいですねw
0074名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])
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2018/01/28(日) 15:21:35.88ID:nuzm4UIw0
『中1の軍曹』第2話

風そよぐ爽やかな五月晴れを日中に見据えた夜明け前の五時のこと、鳴り響いた携帯電話に嫌な予感が胸を過ぎった。
スタンドライトの明かりをつけ、眩しい光に目を凝らしながら携帯電話のモニターを確認する。
『守屋茜』
僕は電話に出た。
「もしもし、どうかしたの?」
「いや、あんたが電話かけてきたんだろうが」
「ん?じゃあ、何よこれ。不在着信の数」
「え、俺!?何もしてないよ」
「嘘つかないでよ、別に起きてからいいけど。それよりさ、ランニング行かない?」
「あ〜いいよ。でも、本当に俺は何も…」

本当に身に覚えがなかった。茜ちゃんとの電話を切ってから通話履歴を確認すると、こちらからの発信履歴が7つもあった。

「茜ちゃん、本当に俺知らないからね」
「ふん、どうだか」
まだ暗さ残る河川敷を走りながら、茜ちゃんに許しを乞うた。心なしかいつもよりペースが早い気がする。
そのうち、付いていけなくなり、僕は歩いた。
「はぁ…ちょっと休もうよ」
茜ちゃんが振り返って、歩いて戻ってきた。

僕が自販機で水を買ってベンチへ戻ってきた頃、やっと東の地平線が白くなり始めた。
ポニーテールを解いた茜ちゃんは、ストレッチをしていた。ゆるく巻かれた毛先は少しずつ赤みを帯び始めている。
藍色の空の果てからは、流星群の一筋とみられる光がこちらに向かって……あれ?
確かにこちらに向かって来ているように見える。
「どうしたの?」
僕の不審がる視線に、茜ちゃんも空を見た。
超低空飛行の流星群が、スピードを上げながら火花を散らしている。
あっという間に轟音が近くなり、茜ちゃんが僕の手を握った。
0075名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])
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2018/01/28(日) 15:26:07.91ID:nuzm4UIw0
『中1の軍曹』第3話

流星群は河川敷の土手に突き刺さった。正体は黒いミサイルであり、それほど大きくはない。
思いっきり西を向いて刺さっているから、北朝鮮からの宣戦布告で無いことだけは確かだった。そう言えばJアラートは鳴ったのだろうか。

ミサイルの先端がパカっと取れた。
中から黒革ハードスーツの人物が現れた。
生地が体のラインに吸い付くように張り巡らされているため、スタイルの良さが際立っている。
顔はヘルメットで見えないが、女性のような出で立ちだった。右手には大きなタブレットを持っている。

「このバショは、ジパングでごわすか?」
直立不動のハードスーツ女は、ミサイルの中で大河ドラマでも見ていたのだろうか。
タブレット端末に日本地図を表示させ、なぜか九州を指差していた。
「その通りでごわすが、もっと北のこの辺でごわす」
恐らく間違っている薩隅方言を駆使して答えた。茜ちゃんは、僕の後ろに隠れている。
ハードスーツ女はヘルメットを取り、丁寧にお辞儀をした。
「アイガトサゲモシタ」
彼女がお辞儀から立ち直った瞬間、その美しい瞳に胸を打たれた。
0076名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])
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2018/01/28(日) 15:30:20.71ID:nuzm4UIw0
>>74
修正〜
> 別に起きて「た」からいいけど
0077名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.15])
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2018/01/28(日) 19:57:53.24ID:EIn2JIRza
>>72
>>73
小さい男ですいませんm(__)m
0078名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.15])
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2018/01/28(日) 20:11:02.38ID:EIn2JIRza
>>75
まさかのSF!?
0079帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第13話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.15])
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2018/01/28(日) 21:45:39.92ID:EIn2JIRza
「一緒に帰りたいな」
なんて理佐ちゃんに言われて有頂天な俺

公認カップルに異を唱えないってことはもうカップルだよな俺と理佐ちゃん
今日の帰りにでもサクッと告白して完全に俺の彼女になってもらうかな

そんな計画を胸に改めて隣の席の理佐ちゃんを見る俺

こんな美人が俺の彼女なのか〜デレデレする気の早い俺

そんな俺のデレな視線に気づいた理佐ちゃん

「ねぇ、なにニヤニヤしてんの?また廊下に立たされるよ」なんて小声で注意してくれる

「今日の帰りさ寄り道していい?」いつもより3割増しイケメンな雰囲気で切り出す俺

話しかける俺にまたも注意しかけた理佐ちゃんだけど俺のイケメンな雰囲気になにかを感じたらしく
「どっか寄ってくの?」なんて小声で聞いてくる

「大事な話があるんだ」さらにイケメン度アップな俺に

「うん、わかった」素直にうなずく理佐ちゃん

そして放課後公園目指して歩く俺と理佐ちゃん

「ねぇ、なんでなにも喋んないの?」
いざ理佐ちゃんに告白を、なんて考えたら緊張しちゃって無口になるチキンな俺

落ち着け俺、今までの理佐ちゃんの態度から断られる心配は無い
むしろ告白して彼女にしてしまえば理佐ちゃんも理佐ちゃんの体も好きに出来るんだ!勇気だせ!

理佐ちゃんの体を好きに出来るって言い聞かせた途端に勇気が湧き出る下心で動く俺

「理佐ちゃん大事な話ってのはね」公園が見えてきたとこで逸る気持ちから理佐ちゃんを振り返る俺

「うん・・・理佐ちゃんどこ行った?」
どうやらメンタル整えてるうちに理佐ちゃんを置き去りにしちゃった俺

「理佐ちゃんや〜い!」って慌ててもと来た道を引き返す俺

やっと見つけた理佐ちゃんが男と喋ってる!?

咄嗟に物陰に隠れて様子うかがう俺

理佐ちゃんと喋ってる男がなかなかのイケメンなので心中穏やかじゃない俺
背後になってしまって理佐ちゃんの表情がうかがえないのがもどかしいが必死に聞き耳たてる

「なんや?あいつ馴れ馴れしく理佐とか呼び捨てにしやがって、俺の女やぞ」
直ぐにでも飛び出して行きたいところだが・・・

相手のイケメンの方が超美人の理佐ちゃんにはお似合いな気がしちゃってビビる俺

イケメンと喋ってる理佐ちゃんがなんだか遠くに感じてしまったけど好き
0080名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])
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2018/01/28(日) 22:27:03.14ID:nuzm4UIw0
>>79
やはりこちらの物語も順調には行かないんですね
嫁シリーズと合わせて展開が気になります
0081名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])
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2018/01/28(日) 22:33:56.63ID:nuzm4UIw0
>>77
>>78
ぺーちゃんの顔どストライクな私にとっては、絶対に街一番の美人でいて欲しいので、
美人の座のダブルブッキングをどうすれば回避できるか考えた結果がこれですw
0082帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第14話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.15])
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2018/01/28(日) 22:55:03.99ID:EIn2JIRza
「出ねぇじゃねぇかこの野郎!」
パチンコ台のガラスをガンガン叩いて店員を怒鳴りつける俺

昨日、絶対に両想いだと思ってた隣の席の理佐ちゃんに告白するつもりだった俺

ところが告白場所と定めた公園に向かう途中にとある事情からイケメンと喋ってる理佐ちゃんを目撃

超美人の理佐ちゃんとお似合いのイケメンにビビり逃げた俺

自暴自棄に陥り学校をバックレて現実逃避のパチンコに勤しむ俺ってわけだバカ野郎!

「ちっ、面白くねぇなバカ野郎」
イライラしなから隣のオッサンのタバコつかんで火をつけオッサンを睨む俺

俺の発する自暴自棄なオーラにビビって下向くオッサン

「しかし、超美人だからって俺の心を弄ぶなんてエグい女だったな・・・完全に俺のこと好きなのかと思ってたもんな」ガラスの向こうのパチンコ玉を見ながら呟く俺


「なまじ隣の席だから学校にも行きたくなくなっちゃったよ」
結局駄々捏ねすぎてパチンコ屋の店員に叩き出された帰り道、未だ愚痴鳴りやまずな俺

通りの角曲がったら我が家の前に佇む理佐ちゃん

「置き去りにしてんじゃねーよ」なんてドス効かす理佐ちゃんだけど今の俺には可愛くは見えない・・・

「そっちこそなんか急用みたいだったからさ」素っ気なく答えて家に入っちゃう俺

「ちょっと待ってよ」なんていつもと違う弱々しい声で俺を呼び止める理佐ちゃんに

「悪いけどヤボ用あるから」って突き放すやさぐれな俺

そっと窓から覗くと悲しげな理佐ちゃんの後ろ姿が
ちょっと心が痛いけど仲良しのイケメンがいると分かったからには仕方ないやねって諦めのいい俺

翌日も学校バックレてお昼過ぎからパチンコへ赴く俺

「2度と来るかバカ野郎!」なんだかんだ今日もやさぐれて店員に追い出され以後出禁を告げられる俺

仕方なく公園で暇を潰す俺に

「やっと見つけた」なんて声かけてきたのは理佐ちゃんだ

「なっ、なに?」さすがに驚く俺

「俺君の家に行ったらパチンコ行ったって言うからさ・・・」なんて言いながら隣に座る理佐ちゃん

「わざわざ捜しにきたの?」

「大事な話聞いてないから・・・」迷惑そうな顔の俺に下向く理佐ちゃん

「もういいよ、俺の勘違いだったみたいだからさ」立ち上がる俺

「勘違いってなに・・・?」立ち上がった俺を不安そうに見上げる理佐ちゃん

「イケメンと仲良くね」
理佐ちゃんの疑問には答えず歩き出す俺を寂しそうに見送ってそうだから好き
0083名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])
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2018/01/28(日) 23:17:44.47ID:nuzm4UIw0
『中1の軍曹』第4話

「そう言えば、茜ちゃんはどうしたの?」
イートインコーナーでクロワッサンをかじっていると、渡辺店長が話しかけてきた。
店の中はゆっくりとしたクラシックが流れている。
「びびって、家にこもってます」
「何にびびってるの?」
「ミサイルで女の子が飛んできたんですよ」
「え?」

店長は顎に手をおいて、深妙な顔をした。
「もしかして、黒い服着てた?」
「はい、でも何でわかるんですか」
「それ、たぶんモナ王国のミサイルだよ」
店長は裏から分厚い資料を取り出してきた。
「まだ私が若かった頃の話だけどね…」

少し昔のこと、店長が「ぺーちゃん」と呼ばれていた頃の話である。
ぺーちゃんは街一番の美人として、神童扱いをされていた。
それがある日のこと、僕が見たミサイルと同じようなものに乗って、一人の少女がやってきた。
後のモナ王国の王女、モナ・シダである。
ここからは店長の話が要領を得ず、よくわからないのだが、どうやら「美」の暴力というものが存在するらしい。
モナは、ぺーちゃんの行き過ぎた「美」を摘み取るために、この街へやって来たそうだ。
ぺーちゃんは小一時間、神隠しに遭った。
意識が戻ると、この街の神童ではなくなっていたらしい。
その後、モナ・シダは国へ帰り、「美」を分け与え、髪型もショートカットが大流行したとか。

「それでも店長は相当美人ですよね」
「そんなことないよ〜」

僕は残りのクロワッサンを口に放り込み、店を出た。
ちょうど、茜ちゃんから電話があった。
0084帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第15話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.15])
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2018/01/29(月) 00:09:33.17ID:RqNNTqlya
「あ〜イライラする」
理佐ちゃんを公園に置き去りにした罪悪感からゲームに八つ当たりする俺

「そんなにイライラするならちゃんと話してきな理佐ちゃんと」なんてテレビ画面にパンチする俺に怒る母ちゃん

「今さら遅いよ、それにあんなイケメンと比べられたら勝てねぇもん」なんてちょっと理佐ちゃんに未練がある俺

「情けないね、勝負する前から諦めるような子に育てたつもり無いんだけどね、どっちにしろ明日は学校に行きなよ」なんて厳しい母ちゃん

「分かってるよ」って言い捨てて部屋に籠る俺

むしゃくしゃするから通行人に消しゴムでも投げようかと窓開ける俺

「うわっ!?なにやってんの?」窓の下に佇む理佐ちゃんに驚く俺
マジか?ストーカーみたいになってるぞ理佐ちゃんってちょっとビビる

「ストーカーとか思ってんじゃねーよ」って近所迷惑にならないように小声でドス効かす理佐ちゃん

おっ!?俺と理佐ちゃんまだ以心伝心状態じゃん

「なにやってんの?もう8時になるよ」俺も小声で聞く

「お〜い!どうしたの?」なかなか返事しない理佐ちゃんに声かける俺

「俺君のバカ・・・勘違いしてんじゃねーよ」泣きながら小声を絞り出す理佐ちゃん  

「どうした理佐ちゃん」泣き声の理佐ちゃんに動揺して慌てて階段降りて外に出る俺

「理佐ちゃん大丈夫?」って駆け寄る俺

「俺君がイジワルするから大丈夫じゃないよ」って泣き止まない理佐ちゃん

ひぃ〜どうしよう

「なにやってんのうるさいね」なんて母ちゃんに怒られて取り合えず理佐ちゃんを俺の部屋に・・・

「これって?」俺の部屋に入るなり額に入れて飾ってある『明日の朝から、駅で待ち合わせしよ』を発見する目敏い理佐ちゃん

「理佐ちゃんが初めてくれた手紙だから・・・」言い訳するがさすがに恥ずかしい俺

「ありがとう」恥ずかしがる俺にお礼を言う理佐ちゃん

「お礼言われるようなことかな?」って疑問の俺に

「うん、飾ってくれて嬉しいから」ってめっちゃ笑顔の理佐ちゃん

「あのさ、さっきの勘違いって何のこと?」落ち着いた理佐ちゃんに疑問を切り出す俺

「俺君の言ってるイケメンって一昨日私と喋ってた人だよね、あの人全然仲良くないよ」

「そうなの?」

「うん、何回か告られて困ってたんだけど、一昨日ね私は好きな人いるから2度と話しかけないでってちゃんと断ったんだけど・・・」
なんて言いながら俺を可愛く睨む理佐ちゃん

「そうなの・・・」ほっとすると同時に自分のバカさ加減に脱力半端無い俺に

「ねぇ、私の好きな人って誰のことか分かってくれてるんだよね?」
なんて聞いてくる理佐ちゃんはいつものイタズラな笑顔してそうだから好き
0085名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.15])
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2018/01/29(月) 00:17:29.67ID:RqNNTqlya
>>81
俺が理佐ちゃん至上主義者なために気を使わせてしまいすいませんm(__)m
0086名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.15])
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2018/01/29(月) 00:20:02.76ID:RqNNTqlya
>>83
俺のせいで先の見えない展開にしてしまったんじゃないかと戦慄しています・・・
0087愛しの嫁理佐ちゃん 第15話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.15])
垢版 |
2018/01/29(月) 00:44:44.70ID:RqNNTqlya
「ねぇ、いつまで泣いてんの?」
涙が出ちゃうのは寒いから、なんて言う理佐ちゃんに従って入ったファミレスでもまだ泣いてる俺

「だって・・・ヒック・・・ヒック・・・」ってもう完全に横隔膜の泣き癖にやられてる俺

「泣き癖つけてんじゃねーよ」ってドス効かすものの子供に帰ってしまった俺にお手上げの理佐ちゃん

「心入れ換えて仕事探そうと思ったんでしょう?」って子供をあやすように聞く理佐ちゃん

「うん、最初はやさぐれてギャンブルしたりダラダラすんの楽しかったけど
理佐ちゃんにお弁当作ってもらったり雪の中を迎えに来てもらったりしてるうちに申し訳なくなってしまって・・・」
白状するうちに自分の不誠実さに情けなくなる俺

「それでお弁当作らなくていいって言ってたんだ」思わず苦笑いの理佐ちゃん

「やさぐれるとパチンコに走るのは高校生の頃のままだね」ってまたも俺の頭をなでるママみたいな理佐ちゃん

「いつか理佐ちゃんにバレると思って怖かったんだ、ごめんなさい」素直に謝る俺

「うん、自分で気づけたから怒んないよ」って良い子良い子してくれる理佐ちゃんに

うっかり「ママ〜」とか抱きついちゃう俺

「ママとか言ってんじゃねーよ」ってドス効かせて逃げる理佐ちゃん

「すいません、つい」って謝る俺

「ううん、私の方こそ知ってたのに黙っててごめんね」なんて逆に謝る理佐ちゃん

「いやいや、謝るのは俺だよ、会社クビになっちゃって理佐ちゃんに心配ばっかりかけてるから」なんて再びしょげる俺に

「ううん、心配はしてなかったよ、俺君なら自分で気づいて立ち直るって信じてたから」

「理佐ちゃん・・・」こんな俺をまだ信じてくれてる理佐ちゃんに感動の絶句捧げる俺に

「それに俺君は私のためなら頑張ってくれるの知ってるしね」なんて得意顔しそうだから好き
0088名無しって、書けない?(大阪府) (ニククエ c357-rgA5 [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/29(月) 18:11:51.80ID:NGgvtk+b0NIKU
『中1の軍曹』第5話

「助けてー!」
僕が教室のドアを開けると、茜ちゃんは椅子に座らされていた。
手足を縛られ、目隠しをされている。微妙なエロさがある。
「あ、この前の!」
茜ちゃんの側に、パワースーツの女がいた。
「我、モナ王国より来たりし、リサ・ワタナベにござる。モナ王女のご勅令で、この街から『美』を頂戴し参った次第だ」
やはり、店長の言うことは正しかったようだ。
そして、ショートカットの髪型がよく似合っている。

「茜ちゃんに何をした」
「だから美しさを剥ぎ取ったのよ」
「じゃあもういいだろ、離せよ」
「そうはいかなくてね、まだ足りないのよ。誰か連れてきてちょうだい」
「誰かって…」
「美人の子よ、できればこの子ぐらいの。分かったらさっさと行く!」

というわけで美人探しの旅に繰り出したわけなのだが、そう簡単に美人は見つからない。
店長は一度、美を剥ぎ取られてしまったため、無効らしい。
「あ、そういえば…」
思い当たる人物がいた。でも、尊敬する先輩だからなぁ…
0089名無しって、書けない?(大阪府) (ニククエ c357-rgA5 [58.94.38.100])
垢版 |
2018/01/29(月) 18:44:29.43ID:NGgvtk+b0NIKU
>>86
確かに先は見えなくなりましたね
もっと純文学的な雰囲気で行こうと思ってましたからw

>>87
やったこと無いから分かんないんすけど、パチンコって高校生でも行けるものなんですか
0090名無しって、書けない?(大阪府) (ニククエ c357-rgA5 [58.94.38.100])
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2018/01/29(月) 18:44:57.97ID:NGgvtk+b0NIKU
『中1の軍曹』第6話

「あらどうしたの、こんな場所で」
菅井家の門構えが余りにも巨大なため、インターホンが見つからず、ウロウロしていると、ちょうど菅井先輩がタクシーで帰ってきた。
麦わら帽子を都会的に着こなすセンスと、休日に出会えたというプレミアム感で、僕は思わず見惚れてしまった。
「あの、先輩、ちょっとここじゃ言いにくいことがあるんすけど…」
「あら、まあいいわ。上がってちょうだい」
「すみません、失礼します」

「あのですね…」
ゴディバのチョコレートでもてなしを受けたせいか、なかなか頼み事が口から出ない。
「なに?私、キャプテンなんだから、なんでも言って」
「そうですか…じゃあ、言いますね。先輩って、美しいですよね」
「えっ、ちょ…ちょ…なによ急に。告白だったら、もっとちゃんとした場所で」
「あ、そういう話じゃ…」
先輩は続きを聞かずに、部屋を出ていった。
爺やを呼び出して、何やら指示を出している。
「今からランチするから、私のお父様も一緒に」
「お父様!?」
「うん、じゃあ30分くらいで出来ると思うから、ここで待っててね。おとうさま〜」
0091名無しって、書けない?(庭) (ニククエ Sa8f-uKVv [182.250.243.6])
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2018/01/29(月) 20:10:43.13ID:7ME2UbJkaNIKU
>>89
純文学とは真逆な方向ですね・・・
再度申し訳ありませんm(__)m

俺の行ってた学校はブレザーだったんでネクタイと校章外してタバコなんて吸ってたらまず平気でしたね
なんか高校生になったら大人ぶりたくてゲーセンからパチンコ屋に昇格するのがトレンドだったんですw
0092名無しって、書けない?(庭) (ニククエ Sa8f-uKVv [182.250.243.6])
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2018/01/29(月) 20:17:20.25ID:7ME2UbJkaNIKU
>>90
ここから純文学に軌道修正ですね


ところで話は変わりますが大阪府さんの立てたスレを以前の欅学園スレみたいに育てようと思ってたんですけど見失ってしまってる間に落ちてしまいました...泣
0093愛しの嫁理佐ちゃん 第16話(庭) (ニククエ Sa8f-uKVv [182.250.243.6])
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2018/01/29(月) 20:38:26.81ID:7ME2UbJkaNIKU
「私のためなら頑張ってくれるしね」
なんて愛しの理佐ちゃんに言われっちゃったからには頑張らない訳にはいかない俺

前いた会社の上司に頼み込んでなんとか隙間に無理矢理潜りこんで再就職に成功

「良かったね」なんて理佐ちゃんに頭撫でてもらって平穏な日々を取り戻したのだ

会社に復帰して1週間も過ぎようかというある日

「なんか頼もしいね」なんて張り切って出社準備の俺に笑顔の理佐ちゃん

「どうした理佐ちゃん、なんか鼻声だよ」心に余裕があるせいか理佐ちゃんの異変に気づく俺

「うーん、ちょっと熱っぽいだけだから心配しないでいいよ、それより仕事頑張って」なんて言いながら愛妻弁当を俺に渡す理佐ちゃん

「今日は熱っぽいから行ってらっしゃいのキスは無しだよ」
なんイタズラっぽく笑う理佐ちゃんを無視して行ってきますのキスしちゃう俺に

「もう、風邪がうつっても知らないからね」って拗ねる理佐ちゃん

そのわりに超ご機嫌で手を振ってくれてるあたりは可愛い女だぜって余裕かます俺

会社着いてお茶飲みながら書類の整理する俺

「ヤベエ〜理佐ちゃんにキスするのに頭いっぱいでお客さんとこ持ってく書類を忘れた俺
やる気になっただけで能力は変わってね〜涙


「もう、明日から行ってきますのキス禁止だよ」
1時間後、ぷんぷん怒りながら書類持って会社に到着の理佐ちゃん
「ありがとう、助かったよ」って理佐ちゃんを会議室に案内するなり抱きしめる俺

まさか会社で抱きしめてくるとは思わずに油断して俺に抱きしめられちゃう理佐ちゃん

「ちょっと、誰か来ちゃうよ」って声をひそめる理佐ちゃん

「理佐ちゃん堪らん」鼻にかかった声が妙に色っぽくて俄然さかる俺に

「さかってんじゃねーよ」
って理佐ちゃんのドスに我に返り理佐ちゃんから離れる俺

次の瞬間ふらふら倒れこんじゃう理佐ちゃん

ヤベエ強く抱きしめ過ぎて怪我させちゃったか・・・

「ごめん理佐ちゃん、痛かった」

「ちょっと無理しちゃったみたい」
なんて弱々しい理佐ちゃんのおでこに手をやる俺

「熱い、めっちゃ高熱じゃねーか!無茶しやがって」って喚く俺

いや待て、無茶させたのは俺か・・・


愛しの理佐ちゃんの一大事に事務員にすぐさま救急車手配させる俺

「理佐ちゃん大丈夫か?」救急車に同乗して理佐ちゃんの手を握ってあげる俺に

「大げさにしてんじゃねーよ」ってドス効かすとともに気を失う負けず嫌いな理佐ちゃんだから好き
0094愛しの嫁理佐ちゃん 第17話(庭) (ニククエ Sa8f-uKVv [182.250.243.6])
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2018/01/29(月) 22:45:57.71ID:7ME2UbJkaNIKU
「理佐ちゃん大丈夫かな・・・」
愛しの理佐ちゃんに目の前で気絶されちゃって不安が半端ない俺

「先生よう、理佐ちゃんどうなっちゃうんだよ?気絶なんて普通じゃないよ」
説明するからって先生のとこに案内された俺

「美人薄命って言うじゃん、理佐ちゃんみたいに美人の中の美人みたいな超美人はヤバイのかな〜」
募る不安から捲し立てる俺

「はっはははは、大げさですよご主人、奥さんはただの風邪ですよ、たまたま心労がかはなって抵抗力が弱って高熱が出ただけですよ」
なんて笑いながら気楽なこと言うお医者さん


「はい、ありがとうございます」理佐ちゃんの寝てるベッドの横で電話する俺
なんとか事情を話して先方に約束の時間をずらしてもらう俺

電話切ってほっとため息の俺

「病室で電話してんじゃねーよ」布団に半分顔を隠しながらドス効かす理佐ちゃん

「ごめん、起こしちゃった?」 
優しく話しかける俺にかぶりをふる理佐ちゃん

「お客さん怒ってた?」自分のことより俺の仕事を心配する理佐ちゃん

「ううん、事情を話したらあっちの方から時間ずらしてくれたから心配すんなよ」理佐ちゃんを気づかう優しい俺

「俺君のためになんかしたかったのに迷惑かけちゃった・・・」布団から出てる瞳をうるうるさせて呟く理佐ちゃん 

「迷惑なんてかかってないから心配すんなって、万が一迷惑かかったとしてもまだ俺のかけた迷惑の方が多いからさ」

「俺君の方が多いの?」

「うん、高3で隣の席になって以来迷惑かけた勝負は俺の圧勝だからさ、まだまだ理佐ちゃんは俺に迷惑かけて大丈夫だよ」って理佐ちゃんを励ます俺に

「勝手に変な勝負に巻き込まないでよ」って苦笑いする理佐ちゃん

「なんか買ってこようか?」理佐ちゃんの気持ちが落ち着いてひと安心な俺

「食欲無いからプリンがいいかな」って答える理佐ちゃん

「ちょっと待ってて買ってくるから」って立ち上がる俺に

「あっ、待って!まだいいや」なんて遠慮する理佐ちゃん

「遠慮すんなよ、プリンぐらいお安い御用だよ」って売店に行こうとする俺に

「ねぇ、にぶいよ」って拗ねる理佐ちゃん

「うん?にぶい・・・」

「うん、プリンより俺君にそばに居て欲しいの」
なんて言いながら布団に隠れちゃいそうだから好き
0095名無しって、書けない?(大阪府) (ニククエ c357-KBPY [58.94.38.100])
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2018/01/29(月) 23:42:05.87ID:NGgvtk+b0NIKU
>>92
物語を書いてて一番楽しいのは、自分の意に反して筋が逸れていく時ですから、全然気にしてませんw
でもやっぱり恋を描くと純文学風になりますね
ふと思ったんですが、庭さんの作品は全て純文学でも通用しますね
0096名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.6])
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2018/01/30(火) 00:12:21.36ID:QAlpFmrla
>>95
純文学とゆうのがどうゆうものか分からないのですが
俺のは理佐ちゃんを騎士道における生涯の思い人、あるいは武士道における忍ぶ恋の相手として
純粋な思いを捧げる愛の詩みたいなもんですかね
0097赤い糸の理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.17])
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2018/01/30(火) 12:07:15.55ID:/VSomAwoa
「ねぇ、私と俺君の記念日だいぶ増えたよ」
暦を見ながら笑顔で話しかけてくる理佐ちゃん

「暦にしるしつけてんの?」興味なさそうに呟く俺

「うん、初めてデートしたり俺君が初めて名前で呼んでくれたりは嬉しい記念日だからね」なんて微笑む理佐ちゃん

俺との記念日を数えて嬉しそうにする理佐ちゃんに戸惑う俺

「まだ忘れられないの?」俺の様子に不安気な顔する理佐ちゃん

「うん?忘れてなかったら理佐ちゃんと付き合わないよ」
不安気な理佐ちゃんを安心させようと心にも無いことを言う俺

あの日、俺の渡したプレゼントを投げ捨てて去っていった前の彼女
ほぼダメ男の俺が迷惑かけまくったのが原因だけに責めるどころか、未練ありありな俺

たまたまその現場を見てた花屋の店員だった理佐ちゃん

優しい理佐ちゃんは投げ捨てられたプレゼントを拾ってくれて俺を慰めてくれた
そんなたわいもないきっかけでなんとなく付き合い始めた俺と理佐ちゃん

美人で気立ての良い理佐ちゃんに魅かれ初めてるのは確かだけど
美人のわりにキスの仕方さえ知らなかった純粋な理佐ちゃんに
前の彼女を引きずってる俺はどこか距離を縮めるのを躊躇っていた

「ねぇ、ちなみに今日は何の日か覚えてる?」笑顔で聞いてくる理佐ちゃん

「前の彼女の誕生日・・・」戸惑いながらうっかり答えちゃう俺に

「未練残してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、なんで私が前の彼女さんの誕生日を記念日にすんのよ」って俺を詰めてくる理佐ちゃん

「ごめん、咄嗟だったから一番印象に残ってる誕生日が出ちゃった」って謝る俺に

「聞きたくない、聞きたくない、ふああああぁ〜」耳を塞いで首を横に振る理佐ちゃん

「やっぱり前の彼女さんとの3年の想い出にはまだかなわないのかなぁ・・・」
なんてため息ついてそうだから好き
0098赤い糸の理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.17])
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2018/01/30(火) 12:09:56.87ID:/VSomAwoa
「しばらく会わない方がいいと思うんだ」
2ヶ月付き合ってはみたものの前の彼女の事が忘れられない俺のせいですれ違う二人

そんな日々に理佐ちゃんが距離をおきたいと思うのは当然のことだろう

「なんかね・・・私と喋ってても俺君がここに居ないみたいに感じちゃったんだ」って淋しそうに話す理佐ちゃん

「うん、ごめんね」

「謝んないでよ、俺君が悪いんじゃないんだからさ、人を好きな気持ちを責めらんないよ」
俺の中途半端さのせいて自分が傷ついたにも関わらず優しく庇ってくれる理佐ちゃん

申し訳ない気持ちでなんも言えない俺

「そんなに哀しい顔しないでよ、俺君の心が答えを出すの待っててあげるから」
なんて言いながら俺の頭を撫でてくれる優しい理佐ちゃん

こうして理佐ちゃんが俺の元を去っていった

そして翌日

ヤベエな、理佐ちゃん居なくなっちゃった淋しさで前の彼女のことなんてどうでもよくなっちゃった

「俺って馬鹿だな理佐ちゃんのこと大好きになってたのに気づかないんだもんなぁ」
なんて愚痴りながら理佐ちゃんの働く花屋の回りを彷徨く俺

「ねぇ、なにやってんの?」
当然のごとく理佐ちゃんに見つかる俺

「答えが出たみたいだから来ちゃった」って軽い俺

「昨日今日で答え出してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、しばらく会わないって決めたんだからちゃんと考えて、私は5年先だって待っててあげるから」
なんて大げさなこと言って花屋に戻って行っちゃいそうだから好き
0099赤い糸の理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.17])
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2018/01/30(火) 12:13:27.09ID:/VSomAwoa
「5年先とかウソだろ〜」
理佐ちゃんに5年先までだって待ってるから二人のことをちゃんと考えるように言われて頭抱える俺

「理佐ちゃんのことこんなに好きだって答え出てるのに、あとなに考えろってんだよ〜」ただただ嘆くしかない俺

こうして時間ばかりが過ぎてしまい

あの頃つぼみだった花はあでやかな色をつけ
秋が過ぎ冬を越え枯れ果ててしまった
まるで理佐ちゃんを失い途方に暮れる俺のように・・・

「結局は前の彼女を引きずってる俺のこと嫌いになっちゃったのかな?なんだかもう2度と理佐ちゃんに会えない気がするなぁ」

なんて愚痴りながら街を歩いてたら理佐ちゃんが男と歩いてるの発見

思わず駆け寄り声をかける俺

振り向いたら理佐ちゃんと髪型が似てるだけのブス

「良かった髪型似てるだけのブスだ」
ほっとして余計なこと言ってブスの彼氏にボコボコにされちゃう俺

痛んだ体引きずって帰って来たら理佐ちゃんからの手紙だ

あわくって開いたら「会ってくれますか?初めて二人が出会った場所で待ってます」
なんて文字が飛び込んできて涙ちょちょぎれちゃう俺

約束の場所に駆けつけたら理佐ちゃんが待っててくれた

「遅いよ」なんてしばらくぶりの再会に照れ隠しに拗ねる理佐ちゃん

「うん・・・」理佐ちゃんが目の前にいる感動で言葉失う俺

「5年先まで待っててあげるなんて言ったのに、私の方が俺君に会いたくなっちゃったんだ」
なんて俺の胸に飛び込んできそうな理佐ちゃんだから好き


おわり
0100名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.17])
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2018/01/30(火) 12:16:53.38ID:/VSomAwoa
タイトル通りに原案はコブクロの赤い糸です
0101帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第16話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.3])
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2018/01/30(火) 18:26:19.83ID:1sdQCbJZa
「ねぇ、なに見てんの?」
放課後の教室で熱心にスマホをいじくる俺に声をかける理佐ちゃん

慌ててスマホを隠そうとするが間一髪で理佐ちゃんに奪われるスマホ

「見ないでくれ〜」悲痛な叫びも虚しくスマホの画面を覗き込む理佐ちゃん

「赤い糸の理佐ちゃん・・・こわあ・・・」俺が書いた理佐ちゃんを題材にした小説を読んでドン引きの理佐ちゃん

「あんた、人の名前使ってなに書いてんのよ!」
色々あって仲が深まったせいかたまに口調が乱暴になる理佐ちゃん、可愛い

「理佐ちゃん待ってる間、暇だったからつい書いてしまった、ちなみにコブクロの赤い糸が原案だよ」って言い訳する俺

「名前使われるの恥ずかしいんだけど・・・」って顔を赤める奥ゆかしい理佐ちゃん

恥ずかしいのは心に秘めた妄想癖を世界で一番好きな理佐ちゃんにバレてしまった俺のほうだよ

「それより先生に用事ってなんだったの?」さりげなく話題を変える俺

「うん?たいした用事じゃないから気にしないで」って用事には触れて欲しくないらしく、そそくさと帰り支度する理佐ちゃん

「先生がね文化祭で舞台やるから学級委員が率先して話を進めろとか言ってんだよね・・・」
学校の薄暗い廊下を歩きながら先生の無茶ぶりに困り顔の理佐ちゃん

「舞台!?あいつなに考えてんだ・・・」
理佐ちゃんに調子併せるものの心の中は理佐ちゃんと手を繋ぎたい欲でいっぱいの俺

「ねぇ、なんか目がギラギラしてて怖いんだけど・・・」
警戒心の強い理佐ちゃんだけに俺の野心を察知してそうだから好き
0102愛しの嫁理佐ちゃん 第18話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.8])
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2018/01/30(火) 20:11:47.84ID:R+PGQcExa
「理佐ちゃん今日帰っていいってよ」
お客さんのとこに書類を届け、理佐ちゃんの待つ病室へとトンボ返りした俺

病院に泊まりたくないと言う理佐ちゃんの願いを叶えるために交渉、見事満額解答で理佐ちゃんに報告の俺だ

「本当に?やった〜!」喜ぶ理佐ちゃんを目を細めて見つめる俺

「その代わり絶対に無理させるなって言われたからしばらくはのんびりしててね」

「うーん?それが一番難しいかな」なんて笑う理佐ちゃん

点滴が効いたせいか元気な理佐ちゃんが戻ってきて嬉しい俺


「なんか掃除したくなっちゃう」
家につくなり掃除大好きな血が騒いじゃう理佐ちゃん

「今日は俺がやるから理佐ちゃんは指示だけしてくれ」

「えっ、俺君が掃除してくれるの?」驚く理佐ちゃん

「うん、夕飯も俺が作るから今日はもう
ゴロゴロしててな」そう言って掃除始める俺


「あ〜気持ちいい」
夕飯を食べ終わり俺に肩を揉んでもらう理佐ちゃん

「風邪引くと俺君が優しくなるから嬉しいな〜」ってのたまう理佐ちゃん

「俺の方こそ理佐ちゃんに心配かけたから罪滅ぼしだよ」って理佐ちゃんの胸チラを盗み見ながら一生懸命肩を揉む俺

本当は他のとこも揉みたいけど病み上がりの理佐ちゃんは大事にせねばと自粛する俺

「ありがとう」なんて至れり尽くせりな待遇に上機嫌に眠りにつく理佐ちゃん

「いつも優しい俺君大好きだよ...むにゃむにゃzzz」
なんて寝言言ってくれそうだから好き
0103愛しの嫁理佐ちゃん 第19話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.8])
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2018/01/30(火) 20:41:23.68ID:R+PGQcExa
「じゃあ、帰ってきたら俺が夕飯作るから大人しくゴロゴロしてるように」
朝も早から理佐ちゃんに朝ごはんを作り片づけまでテキパキ済ませて出社の俺

「過保護すぎだよ」って呆れる理佐ちゃん

「理佐ちゃんは普段頑張り過ぎるから過保護なぐらいでちょうどいいの、それよりご褒美ちょうだい」っておねだりする俺

「バカ・・・」なんて照れながら行ってらっしゃいのキスしてくれる理佐ちゃん

理佐ちゃんが心配だからマッハの早さで仕事を片づけ退社の俺

駅ついたら買い物してる理佐ちゃん発見

「なにやってんだよ理佐ちゃん、また倒れるぞ」って駆け寄る俺

「わっ!?なんで居んの?まだ5時前だよ」突然の俺の登場に驚く理佐ちゃん

「心配だから仕事てきぱき片づけて帰ってきたんだよ」

「俺君・・・掃除やご飯の時も思ったんだけど、やれば出来る人だったんだね」なんて俺のことどう思ってたんだ疑惑の理佐ちゃん

「理佐ちゃんのためなら有能にもなりますよ」って言いながら理佐ちゃんが両手に持ってる荷物を持ってあげる俺

「そっか、私のためだからか」って嬉しそうな理佐ちゃん

「ねぇ、荷物半分持つからさ、たまには手繋いで歩こうよ」って手を出す理佐ちゃん

しばらくぶりに手を繋いで歩く二人 

「なんか照れくさいな」って呟く俺を

「照れてんじゃねーよ」ってからかう理佐ちゃんだけど

「私は俺君と手繋いでると凄く幸せなんだけどな・・・」
なんて言ってくれそうだから好き
0104名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.8])
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2018/01/30(火) 20:47:57.92ID:R+PGQcExa
久々の連投規制発動w
0105帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第17話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.8])
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2018/01/30(火) 20:48:07.59ID:R+PGQcExa
「なんかこわ〜い」
俺のギラギラを怖がって距離をとる理佐ちゃん

まずい、理佐ちゃんはこうゆうとこ敏感なの忘れてた・・・

「理佐ちゃん待ってくれ誤解だ、変なことしようなんて思ってないよ」って慌てて弁解する俺

「本当に?」めっちゃ眉間にしわ寄せて睨む理佐ちゃん

「うん、変なことじゃなくて手繋ぎたいなぁなんて思っただけ」どさくさ紛れにチャレンジャーな俺

「手繋ぎたいの・・・?」って戸惑う理佐ちゃん

おっ!いけんじゃねぇか?

押せばいけそうな雰囲気の理佐ちゃんに
「理佐ちゃんと手繋ぎたい!」って渾身のお願いする俺

「どうしようかな?」なんて考える振りする理佐ちゃん

ドキドキが止まらない俺

「手繋いであげるから私のお願い聞いてくれる?」ってなんか恥ずかしそうな理佐ちゃんにますます高鳴る胸の鼓動

まったく恋ってやつは心臓に悪いや・・・

なんて俺の気持ちを知ってか知らずか

「この前寄れなかった公園に寄ってもいい?」なんて真剣な眼差しの理佐ちゃん


「もう秋だね」
公園に向かいながら夜空を見上げて呟く理佐ちゃん

「うん、秋だよ」初めて理佐ちゃんと手を繋いでることに緊張して棒読みな俺

理佐ちゃんも慣れてないらしく緊張で固まってる俺の手に遠慮気味にそっと手を添えてるだけ状態だ

そんな「これで手繋いだって言えんのか!」状態だけど俺は凄く幸せなのだ、理佐ちゃんと手繋いでるだけで時間よ止まれ!ってなぐらい幸せなのだ

「ねぇ、私に大事な話あるんだよね」
公園のベンチに座ってからも俺と手を繋いだままの理佐ちゃん

公園に寄りたいのはそのためだったのか!?

「今さら告白必要?」って照れてはぐらかす俺を

「照れてんじゃねーよ」ってドス効かせて追い込みにかかる理佐ちゃん

「ちゃんと俺君から付き合おうって言われたいの」なんて小首かしげる理佐ちゃん

「理佐ちゃんのこと世界一好きです、俺と付き合ってください」
真っ直ぐ俺のこと見つめる理佐ちゃんに勇気もらってやっと告った俺に

「うーん?どうしようかな」なんて照れ隠しにツンかましてきそうだから好き
0106突然ですが、洋楽クイズの時間だよ(大阪府) (ワッチョイWW c357-6fWl [58.94.38.100])
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2018/01/30(火) 21:35:39.49ID:fBcjUpOa0
ベリカ2号機「で、あなたはどうなりたいの?」
ぺーちゃん「優しい人になりたい」
2号「あっそ、でもそのために可愛い顔して嘘をつくことになるよ」
ぺー「嘘つきは嫌だなぁ…」
2号「いい?誠実であることは難しいのよ」
ぺー「何で?」
2号「寂しい言葉よね、『誠実』って」
ぺー「いい言葉じゃん」
2号「本気でそう思ってるなら世間を見渡すことね。みんな不誠実よ」
ぺー「でも、世の中には優しい人もいっぱい居るよ」
2号「それは誠実な人とは言わないね。誰にでもできる」
ぺー「そっか…じゃあ誠実になるにはどうしたらいいの?」
2号「本気でそう思った時に私のところへ来なさい」
ぺー「うん、そうするよ。私、2号機ちゃんのこと頼りにしてるよ。じゃあね」
2号「あぁ、行っちゃった。誠実こそ君に求めたいものなんだ。難しいけどね」
0107名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW c357-6fWl [58.94.38.100])
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2018/01/30(火) 21:52:52.65ID:fBcjUpOa0
>>105
手を繋ぐ行為は恋愛の全てを含有しているんでないかと云うくらいに、
甘くて、繊細で、緊迫感がありますね
0108名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])
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2018/01/30(火) 22:43:50.97ID:Nc2/wFXkK
>>106
男「あのぉ…番台さん」
米「うわ!びっくりしたぁ…急に声かけないでくださいよ」
男「あ、すいません…じゃあどうすれば良かったんですか?」
米「声をかけるまえに目配せとかするのが先でしょ。あなたみたいなナイスガイなら当然知っておくべき常識ですよ」
男「そうなんですか…?」
米「昔から言うでしょ、『合図、番台さん(会津磐梯山)』って」
男「…」
米「まあとにかく、ご用は何ですか?その肉体美を私にただ見せに来たんですか?(笑)」
男「いや、あの…私の脱いだ服をどこに入れたか覚えられてないかなと思いまして」
米「え?でもそこのロッカーのどこかに入れて鍵を自分で閉めたんでは?」
男「風呂から上がって気が付くとその鍵が見当たらないんですよ。それで困ってしまって。覚えておられたら合い鍵かなんかで開けていただけないかと」
米「鍵の紛失ですか?だったらその場合鍵の作り直し費用100万円いただきますが」
男「100万円!?なんでそんなに?」
米「これから鍵職人になる修行に出ますのでその費用で」
男「お願いですから鍵屋さんに頼んでくださいよ」
米「冗談ですよ(笑)。ていうか、そのタオルの先に引っかかってるものは何ですか?」
男「え?あ、あった!鍵ありました!ありがとうございます」
米「良かったですね。…52番のロッカーだったのね…つまり…入浴で52番のガイだったわけね…」
男「さっきはどうもありがとぅ〜ん♪また来るわねぇ〜ん♪」
米「ええぇぇ?あんなナイスガイ風なのに、実は…『オネェでスッテェ〜』!?」

m(_ _)m
0109名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])
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2018/01/30(火) 23:19:05.49ID:fBcjUpOa0
>>108
お〜すげぇ〜正解です
ご丁寧にアルバムまでご指定いただき有難うございます
個人的な話なんですが、今日の未明に壊れた掛け時計のメロディーがこの歌だったもので…
いい歌だったので、クイズにしました
0110名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.7])
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2018/01/31(水) 07:19:34.27ID:04ncfClra
チワンさんの推理力超半端ないっす

しかも漫談で解答するというストロングスタイル
0111名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.7])
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2018/01/31(水) 07:23:02.41ID:04ncfClra
>>107
初めて手繋いだ時のトキメキはヤバイですよね
0112名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW c357-6fWl [58.94.38.100])
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2018/01/31(水) 07:41:42.44ID:x7G5QfdO0
>>111
おはようさんです
あの感覚は本当に何なんでしょうかね

ちょっくら理佐ちゃんスレにお邪魔して、妄想リレーに参加させて頂きました
毛布とジェントルと洗濯は、私ですw
0113名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.7])
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2018/01/31(水) 08:05:31.63ID:04ncfClra
>>112
マジっすか!?
俺も妄想リレー繋げてこよう

お礼スレも人が少ないんで遊びに来てくださいm(__)m
0114帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第18話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.7])
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2018/01/31(水) 08:09:44.77ID:04ncfClra
「なんでバレてんだ?」
俺が理佐ちゃんに告白したことがクラス中にバレてることに懸念を抱く俺

「参ったな、理佐ちゃん照れ屋だからまた変な空気になっちゃうよ」なんて独り言言いながらトイレでオシッコする俺

やっと理佐ちゃんに告白してちゃんと付き合い始めったてのによ
もっとも多少偏屈な気がある理佐ちゃんは「どうしようかな?」とか言って返事してくんなかったけど・・・

そんな複雑な心境を抱えながら教室に戻ると

「うん、急に大事な話があるからって公園に連れてかれて告白されたの、入学した時からずっと私のこと好きだったんだって」
なんてクラスの女友達に嬉しそうに話してる理佐ちゃんだ!

マジか?

まさかの噂の元が理佐ちゃんだったことにドン引きな俺
しかもちょっと脚色されてる・・・

俺が戻ってきたことに気づき笑顔で去ってく女友達

「理佐ちゃん、喋っちゃったの?めっちゃ恥ずかしいんだけど」って軽く注意する俺

「うん、嬉しくて昨日の夜まなかに話したら詳しいこと教えろって言われちゃってさ、ダメだった?」
なんて嬉しそうに話す理佐ちゃん

「うーん?理佐ちゃんが嬉しいんじゃいいか」って理佐ちゃんには甘い俺

おもむろにカバンから教科書を出す俺

「ねぇ、どうしたのそれ?」俺の教科書を見て不思議がる理佐ちゃん

「いや、なんか毎日見せてもらうの悪いからさ」理佐ちゃんと付き合い始めたので教科書忘れた作戦は終了の俺

「ふーん、忘れてないんじゃ見せてあげなくてもいいね」
俺がちゃんと教科書持ってきたことに不服そうな顔する理不尽な理佐ちゃん

そして翌日

理佐ちゃんに気を使って教科書忘れてく俺

「理佐ちゃん、教科書忘れちゃったから見せてくんない」白々しいけどそれが恋だと頼む俺に

「ごめん、私も俺君に見せてもらいたくて忘れてきちゃった・・・」
なんて恥ずかしそうに言いそうだから好き
0115名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.7])
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2018/01/31(水) 08:13:04.39ID:04ncfClra
時系列の異なるのを並べて付き合い始めと新婚生活を対比させようかと思ったけど難しい・・・
0116名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])
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2018/01/31(水) 10:20:52.12ID:rp4CBaV0K
>>115
いやいや、期待してますよ
庭先生ならできる!
0117洋楽クイズ作ったよ(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])
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2018/01/31(水) 10:22:49.78ID:rp4CBaV0K
てち「寒いね〜」
もん「ほんと寒いね〜…ってさ、なんでよりによってこんな日に私たちここにいるわけ?」
てち「いや、たまには外に出て気分転換も必要かなって思って。天気も最高だし」
もん「でもわざわざこうしてボートで川下りしなくてもよくない?てちこは腕傷めてるから漕ぐの私だけだし」
てち「いや、これがインスタ映えするんだって」
もん「インスタやってないじゃん」
てち「いいからいいから、ここで自撮りしよ。ほら」

カシャ

てち「ほら、川の上のボートで自撮りって最高でしょ」

もん「思いっきり寒そうだけど…今、何度ぐらいかな」
てち「まあまあ0度ですかい」
もん「寒すぎだろ!こんな日に川に来る人なんかいない…」

オ〜イ…

もん「あれ?誰か呼んでる?だ〜れで〜すかぁ〜?」

てち「あ!あの川岸にいるの、ねるじゃない?」
もん「本当だ…なんでわざわざこんなとこでカレー食べてんだろ」
てち「あれ?カレーを脇に置いた?」
もん「え?え?今度は四股踏みはじめたよ?」
てち「なんかの合図なのかな?」
もん「少女が、カレー…どすこい…合図?」

てち「そろそろ帰ってこいっていう意味かな?」
もん「帰るって…どっちに向かえばいいんだっけ?」
てち「空を見ればわかるよ」
もん「空を?…わっ!?なんか記号がいっぱい浮かんでる!何これ?」
てち「ダイヤモンドの記号の隣にある目印を目指して帰るのよ」
もん「ダイヤモンドのそばにある印(しるし)インザスカイだね」
2人「さあ、みんなで考えよう!」
0118@出先の大阪府(茸) (スププ Sdf2-6fWl [49.98.45.3])
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2018/01/31(水) 12:21:07.43ID:B1nr5RPvd
ゆいぽん「また、ずーみんの奇声…お兄ちゃん譲りなのかな」
ずみ子「ねぇゆいぽん。これ見てかわいいでしょ」
ゆい「ちょっと、何やってんの。これペーパーアシッドじゃん!」
ずみ「というわけで、この間NHKでもアルバム特集やってた、あの曲ですね」
ゆい「たまたま、頭文字が薬物になってしまったというね…」
ずみ「ゆいぽんもやってみれば?」
ゆい「麻薬、ダメ、ゼッタイ」
ずみ「でも、ゆいぽん、LSDは身体依存ないし、大丈夫だよ」
ゆい「そう?じゃあやってみるか」
ずみ「あとね、覚醒剤もあるんだ」
ゆい「何でそんなもの持ってるんですか…さすがにそれはダメだよ」
ずみ「でもゆいぽん、覚醒したら6thセンターいけると思うんだよね〜」
ゆい「そう?じゃ…スーッ…ゴホッ!って何これ?」
ずみ「塩(salt)と胡椒(pepper)だよ」
ゆい「私、鼻炎持ちなんだから止めてください。くしゃみ止まんなーい」
ずみ「みなさんも止めましょう。LSD には、身体依存こそほとんどありませんが、強い精神依存があります」
ゆい「土田さんも、『変な薬物やってる?』とか厳しく取り締まってますからね」
0119@出先の大阪府(茸) (スププ Sdf2-6fWl [49.98.47.239])
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2018/01/31(水) 12:23:31.46ID:jvjInOISd
>>115
今のところ、上手いですよ
0120名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])
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2018/01/31(水) 12:32:57.70ID:rp4CBaV0K
>>118
さすが大阪府先生m(_ _)m

タネ明かし↓

てち「ほら、川の上のボートで自撮りって最高でしょ」
Picture yourself in a boat on a river

てち「まあまあ0度ですかい」
marmalade skies

もん「あれ?誰か呼んでる?だ〜れで〜すかぁ〜?」
Somebody calls you,you answer quite slowly,

もん「少女が、カレー…どすこい…合図?」
A girl with kaleidoscope eyes.

もん「ダイヤモンドのそばにある印(しるし)インザスカイだね」
Lucy in the sky with diamonds

まあまあ0度ですかい、が書きたかっただけのために無理やりこじつけてみました(笑)
0121名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.7])
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2018/01/31(水) 12:53:12.62ID:04ncfClra
凄い凝ったクイズ合戦w
0122帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第19話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.7])
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2018/01/31(水) 12:58:51.21ID:04ncfClra
「私がシンデレラ・・・」
満場一致でシンデレラ役に推挙された理佐ちゃんが困った顔してる

先生が学園祭で舞台やりたいなんて言うから配役決める進行係を学級委員の俺と理佐ちゃんがやってるってわけだ
もっとも内気な理佐ちゃんに司会なんて出来るわけもなく俺の後ろに立ってるだけの理佐ちゃんなわけだが・・・可愛いからそれでいい

「理佐ちゃん、不安になるのは分かるけど王子役の俺がフォローしてあげるから心配しないで」って優しくささやく俺

「じゃあ、王子役も開票すっから誰が選ばれても恨みっこ無しで頼むよ」
なんて理佐ちゃんがシンデレラに選ばれるの見越して買収工作バッチリで余裕の開票始める俺


「ちきしょう!なんで俺の1票しか入ってねぇんだ、裏切りやがって」
投票に負けて投票箱叩きつけて悔しがる俺
あれほど頼んどいたのに誰も俺に投票してくれてないなんて
思ったより理佐ちゃんと付き合ってるのを妬まれてんのか?

「俺君、悔しいの分かるけど今は学級委員なんだからちゃんと司会して」俺に耳打ちする理佐ちゃん

「理佐ちゃん司会して」ってふて腐れる俺

「無理だよ、司会なんて出来るわけないじゃん」とか言って俺の背後で小さくなる理佐ちゃん・・・やっぱり可愛い

ふて腐れてはみたものの引っ込み思案な理佐ちゃんに司会を出来るわけもなく・・・
結局司会に精出す俺なのであった


「王子の役やりたかったな・・・」
学校帰りに立ち寄った公園で愚痴る俺

「私だってシンデレラなんてやりたくないよ・・・」負けじと愚痴る理佐ちゃん

「理佐ちゃん、ちょっと聞きたいことあんだけど?」改まる俺

「なに?」って可愛い理佐ちゃん

「怒ってるわけじゃないんだけど、なんで俺に投票してくんなかったのかと思って」って小さい俺

「だって私がシンデレラに選ばれると思ってなかったから・・・」って口ごもる理佐ちゃん

「うん?どういうこと」って理佐ちゃんの言ってるが意味わかんない俺

「俺君にぶいよ・・・俺君がシンデレラ役の娘の相手役になったら嫌だから投票しなかったの」
なんてヤキモチ妬いてくれそうだから好き
0123帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第20話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.7])
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2018/01/31(水) 13:42:39.02ID:04ncfClra
「なんか恥ずかしくてやだな・・・」
先生の書いてきた台本をもとに舞台の稽古開始とともにビビる理佐ちゃん

ビビる理佐ちゃんを助けてあげたいが、『木の3』なんてどうでもいい役を与えられてしまって動けない俺

「なんで私だけ毎日掃除嫌になっちゃう」ってめっちゃ棒読みな理佐ちゃん

ざわ・・ざわ・・ざわ・・・

理佐ちゃんの予想外の棒っぷりにざわつく教室

「理佐ちゃんちょっとふざけてるだけだからざわつくなよ」馴れない演技に戸惑う理佐ちゃんを庇い皆を落ち着かせる俺

「うん?全然ふざけてないよ、本気でやってんだけど」って俺の言葉全否定の理佐ちゃん

ざわ・・ざわ・・ざわ・・・

理佐ちゃんの本気宣言にまたもざわつく教室

頭抱える舞台監督気取りの土田先生

やっぱり主演はルックスだけで選んじゃダメだな・・・


「もうやんない!」
自分の演技が棒だと気づいてへそ曲げる帰り道の理佐ちゃん

へそは曲げているがちゃっかり手は繋いで歩く理佐ちゃんにちょっと嬉しい俺

「理佐ちゃん気にすんなよ、素人の舞台なんてみんな演技下手なんだから理佐ちゃんの棒も紛れちゃうよ」先生に言われて主演女優理佐ちゃんの機嫌とる俺

「女の子に棒とか言ってんじゃねーよ」恥ずかしさと怒りで動転してるらしくちょっと下ネタっぽいドスの理佐ちゃん

「まあまあ、そう怒らないで、毎日稽古してれば上手くなるよ」
文句言うたびに理佐ちゃんが手をギュッって握ってくるので内心嬉しいどうしようもない俺

「やだ、やだ、絶対やだよ!俺君の横で『木の2』やる、それなら台詞無いから簡単に出来るもん」
なんて『木の2』役の人が聞いたら木の演技舐めんなって怒りそうなこと言っちゃう理佐ちゃん

「それにさ舞台なんて心細いよ、俺君そばにいてくんないしさ・・・」
なんて最後に可愛い本音聞かせてくれそうだから好き
0124名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])
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2018/01/31(水) 16:16:18.53ID:x7G5QfdO0
『Nobody knows her』

額は汗ばみ、頬は白く染まっていた。少女は固まった顔を南風にさらし、髪をなびかせていた。
遠い国からやって来たのであろうか、船舶の揺れる水平線をじっと眺めている。海の青さに対を成すように、赤い口紅が浮いている。
微笑みこそ無いが、柔らかい表情を保っている。不自然にも思えるほどの堅みの取れたその表情は、血の気を感じない。
穏やかに吹く南風は、少女の服と髪だけを延々と撫で続けた。

レンガ造りのホテルからは、海が一望できた。開いた窓からは、潮風が吹き込み、波音も聞こえる。
その窓から斜めに向かって砂浜が続き、海岸沿いにはヤシの木が並んでいる。砂浜の端には岩壁がそびえ立ち、打ちつける波は白いしぶきを上げている。
雨の日であれ、曇りの日であれ、起床して一番に飛び込んでくる景色は海だった。

「では、今日もお客様に最高のおもてなしをするよう、心がけましょう」
チーフの言葉で、ボーイの朝は始まる。
レストランに朝食バイキングを並べ、テーブルクロスの上にナイフとフォークを揃える。
机のなかに椅子を収め、BGMの調整が終わった頃には、午前六時半まで少し。
今日も、待ち構えていたように入り口に現れた。上村莉菜が一番乗りのお客だ。
「もう入ってもいいですか」

彼女のチェックインを手伝ったのは、僕だった。
五日前の午後一時、本来ならば一時間早いのだが、チーフに許可を取ってから手続きを済ませたのをよく覚えている。
リゾート地には不似合いのガーリーな衣装に身を包み、貝殻のようなポーチを提げていた。
「すみません、無理言っちゃったみたいで」
「いいえ、もう部屋の準備は出来ておりましたので」

七泊分のキャリーバックはカートで運んでも重さを感じるほどで、一体何が入っているのか気になった。
ただ、彼女のファッションセンスを見れば自然な重さにも感じた。そもそもこの場所に七泊もした人の前例はない。
僕が荷物を部屋へ運び込んでいる間、彼女はずっと窓の外を眺めていた。

「おはようございます、どうぞお席へ」
今朝も彼女はピンク色のポーチを提げている。僕は窓際の席へ案内した。
彼女は席に座るとしばらくの間は動かずにいる。毎日、何かを待っている表情で海を見据え、それからバイキング料理を取りに行く。
そう言えば、彼女が誰かと一緒にいるところを見たことがなかった。

その日の夜、0時半にフロントの電話が鳴った。彼女の部屋からだった。
「こちら、フロントです。どうなさいましたか」
「あの、金庫が開かなくなっちゃって…」
「すぐに向かいます」

機械トラブルかと思われたのだが、単に彼女が番号を忘れただけであった。
フロントに戻り、解除キーを持って再び部屋へ向かった。
「ありがとうございました。すみませんね、夜遅くに…」
彼女はわざわざ頭を下げて謝った。髪とパーカの紐が垂れた。
部屋着も女の子らしいものであり、昼間の世界観と統一されている。
室内にはテレビの音が響いている。

「えー、『私は今“私を知っている人が1人もいないところ”に行きたい』、大丈夫ですか(笑)」
「だいぶやられてますよね。ただここにマイナス付けることもできないので、スルーで」

「この女の子、お客様に似ておいでですね」
「ほんとですね。でも私、この子知らないんですよ」

0125名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW c357-6fWl [58.94.38.100])
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2018/01/31(水) 16:28:30.84ID:x7G5QfdO0
>>123
理佐ちゃんが追い込まれるの久しぶりですね
拗ねちゃうのも魅力的だなぁ
0126名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.14])
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2018/01/31(水) 20:39:43.14ID:asMoL5fha
>>124
理佐ちゃんは別格として
最近可愛いと思ってるむーちゃんを主役に抜擢とはお目が高い

>>125
たまには困る理佐ちゃんも見たいので・・・
基本甘やかし過ぎてしまうのでw
0127シンデレラな理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.14])
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2018/01/31(水) 21:28:06.75ID:asMoL5fha
「ねぇ、魔法使って私もお城の舞踏会に連れてってよ」
お義母さんとお義姉さんたちに置き去りにされたシンデレラ理佐ちゃんが俺を呼び出してのたまう

「いいけど、お義母さんたちが帰ってくるまでに掃除終わってないと怒られるんじゃない?」なんてシンデレラ理佐ちゃんを心配する俺

「あんた魔法使いなんだから魔法で掃除してよ」って俺の魔法に頼る気満々のシンデレラ理佐ちゃん


「なにこれ?こんなの乗りたくないよ」
シンデレラ理佐ちゃんの願いを叶えるために俺が用意したカボチャの馬車に因縁つけるシンデレラ理佐ちゃん

「我慢してよ、シンデレラには付き物だからさ」
我が儘なシンデレラ理佐ちゃんに手を焼く俺

こんな我が儘だからお義母さんやお義姉さんに嫌われてんじゃないのかな・・・

「やだよ、お洒落な馬車じゃなきゃやだ、カボチャに乗って舞踏会なんていったら馬鹿にされるじゃん」
おもむろに馬車のカボチャ部分を壊しちゃう理佐ちゃん

俺の魔法で出したカボチャの馬車が・・・

「ほら、早く乗って」呆然と立ち尽くす俺を急かすシンデレラ理佐ちゃん

「ねぇ、なんでガラスの靴なんて用意してんのよ、嫌がらせ?」
必死に馬車を御する俺にまたも因縁つけてくるシンデレラ理佐ちゃん

馬を急かすために振るうムチが頬に当たって痛い上に理佐ちゃんに絡まれて散々な俺
世界一の美人じゃなかったら職務放棄して逃げちゃうとこだな・・・凄く我が儘な女だわ

「着いたよ理佐ちゃん、急ごう」ってお城に着くなり走り出そうとする俺

「あっ、俺君待って」懐から絆創膏取り出すシンデレラ理佐ちゃん

「ムチが当たっちゃったみたいだよ」
なんて俺の頬に張ってくれそうだから好き





「」
0128シンデレラな理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.14])
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2018/01/31(水) 22:03:16.04ID:asMoL5fha
「案外優しいとこあるんだな・・・」
お城に向かって駆けってくシンデレラ理佐ちゃんを頬の絆創膏触りながら見送る俺

「ガラスの靴のせいでたどたどしい走り方が可愛いな・・・」
なんてシンデレラ理佐ちゃんのツンデレに恋してしまった俺

「理佐ちゃん慌てると危ないよ〜」って声かける俺

「うるさい!黙って!」
舞踏会に間に合わないかもと言う焦りとわざわざ魔法でガラスの靴なんて出した俺へのイラつきで不機嫌なシンデレラ理佐ちゃん

さっきまであんなに疎ましかった理佐ちゃんの性格が可愛く感じる俺、恋って怖いな・・・

理佐ちゃんが帰ってくるまで馬車で寝てようかと思ったら理佐ちゃんからLINEだ

「知らない人ばっかりで不安だから直ぐに来て」なんてLINEの文字

大事な理佐ちゃんが心細い思いしとるなんて駆け出す俺

絆創膏1つでこんなに理佐ちゃんに惚れちやうなんてどんだけ惚れっぽいんだ俺


「俺君、こっちこっち」
俺を見るなりほっとした顔する理佐ちゃん、ヤバイぐらい可愛いな

「こんなに人が居るなんて知らなかったからさ、知ってたら心の準備しといたからなんてことないのにさ」
俺がそばに居ることでちょっと強気になる内弁慶理佐ちゃんが可愛い

「理佐ちゃん、落ち着いたのはいいんだけどさ、魔法の時間が切れちゃうから帰るよ」今頃12時限定魔法だったの思い出す俺

「今頃思い出してんじゃねーよ」ってドス効かすシンデレラ理佐ちゃん

「えーん、王子様と知り合えないで終わっちゃったよ〜」
なんて泣き出しちゃうシンデレラ理佐ちゃんだから好き
0129シンデレラな理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.14])
垢版 |
2018/01/31(水) 22:37:40.33ID:asMoL5fha
「理佐ちゃん急げ!12時過ぎると魔法が解けて素っ裸になっちゃうよ」
愛しの理佐ちゃんの裸を舞踏会に集まる連中に見られたくない俺

「ちょっと待ってよ」
走りやすいようにガラスの靴を脱ぎ捨てるシンデレラ理佐ちゃん

裸足になったお陰でなんとか時間ギリギリで馬車に滑り込むシンデレラ理佐ちゃん

馬車の隙間から魔法が解けて素っ裸になった理佐ちゃんを覗く俺

「覗いてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

俺が調達してきたセカアイ衣装に着替えたシンデレラ理佐ちゃん

「残念だったね、王子様と知り合えなくて」って笑う俺

「うるさい!黙って!」なんてキレるシンデレラ理佐ちゃん

「それよりさ、舞踏会でひとりで不安だった時に俺君の顔見たらときめいちゃったんだよね」なんて呟くシンデレラ理佐ちゃん

「理佐ちゃん・・・」

「好きになっちゃったのかな?俺君のこと・・・」
なんて言ってくれそうだから好き

おわり
0130帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第21話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.14])
垢版 |
2018/01/31(水) 23:49:42.17ID:asMoL5fha
「うーん、眠い」
駅前広場で理佐ちゃんが来るのを待ってる俺
徹夜仕事したせいてついウトウトと・・・

「わっ!?なに寝てんのよ」
ベンチで寝てる俺を見て悲鳴あげる理佐ちゃん

「うーん、朝、理佐ちゃんに起こしてもらうのが夢だった...ムニャムニャzzz」って寝言な俺

「もう、なに寝惚けてんのよ、そんな夢見なくても将来毎朝起こしてあげるしお弁当作ってあげるから早く起きて」
俺が寝てると思って大胆にも将来設計を語ってしまう俺ラブな理佐ちゃん

「ほらぁ、早く走ってよ、遅刻しちゃうよ」徹夜明けにはキツいよ理佐ちゃん
だいたい誰のために徹夜したと思ってるんだよ理佐ちゃん

教室に着くなり無言でスマホ見せる俺

「うん?・・・シンデレラな理佐ちゃん?」
なんて怪訝の表情で読み始める理佐ちゃん

「これ書いてて徹夜しちゃったの?」

「先生の台本だと口調が硬いからより棒に感じると思ってさ、普段の理佐ちゃんの口調に書き換えたんだ」って説明する俺

「口調だけじゃなくて内容も変わってるような・・・」徹夜した俺の努力に免じて遠慮気味に言う理佐ちゃん

「俺が王子様の役じゃないからね、あとは先生にねじ込んで魔法使いの役を俺に差し替えてもらうだけだよ」

「俺君、ありがとうね」って俺の手をとる理佐ちゃん

「でも土田先生が台本変えるの許してくれるかな?」俺と手を繋いで歩きながら不安そうな理佐ちゃん

「大丈夫だよ土田先生も副担の澤部先生も理佐ちゃんにメロメロだからこの台本じゃなきゃ理佐ちゃんが嫌だって言えば楽勝でしょう」って余裕な俺

「えっ、先生たち私にメロメロなの?」って驚く理佐ちゃん

「メロメロだね、同じ理佐ちゃんに恋する男だから俺には分かる、理佐ちゃんを知って理佐ちゃんに恋しない男なんて居ないよ」って自信満々に言い切る俺に

「そんなに色んな人に恋されなくていいよ、私は俺君が恋してくれてるだけで嬉しいだから」
なんてさらりと言っちゃいそうだから好き
0131愛しの嫁理佐ちゃん 第20話(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.37])
垢版 |
2018/02/01(木) 21:13:00.69ID:gO1bOsCja
「朝だよ〜早く起きて」
愛しの理佐ちゃんの声で目覚めるいつもの朝だ

やっちまった・・・心労と風邪のWパンチでダウンしてしまった理佐ちゃん
しばらくはのんびり過ごしてもらうつもりだったのに・・・油断して朝寝坊な俺

「理佐ちゃん申し訳ない」って土下座する俺

「うーん?なに?」
キッチンからこっち見る理佐ちゃん

「うわっ!?なんで土下座してんの?」って驚く理佐ちゃん

「病み上がりの理佐ちゃんより遅く起きたうえにお弁当まで作ってもらって面目無い・・・」

「そんなこと気にしないでよ」なんて言いながらご飯よそってくれる理佐ちゃん


「私の方こそ約束守れなくて悔しい〜」
朝ごはんをパクつく俺の横に座りながら笑う理佐ちゃん

「約束?」

「うん、学園祭でシンデレラやったの覚えてる?」って懐かしそうな理佐ちゃん

「あぁ、理佐ちゃんの棒演技ね」って思い出す俺に

「よけいなこと思い出してんじゃねーよ」
ってドス効かせながら俺の頬についたご飯粒とってくれる理佐ちゃん

「あの時さぁ、俺君が私のために徹夜で先生の台本書き直してくれたじゃん」

「書いたなぁ、あの頃理佐ちゃん主役で妄想小説書くのにハマってたんだよね」って笑う俺

「書いてたねぇ、キモいやつ」って毒舌理佐ちゃん

「あの時に毎朝起こしてあげてお弁当作ってあげる約束したんだ、俺君と」なんて嬉しそうな理佐ちゃん

「そんな約束したっけ?」って覚えてない俺

「俺君は知らないよ、私が寝てる俺君と勝手に約束したんだから」ってイタズラな笑顔浮かべる理佐ちゃん

「なんかよく分かんないな」って呟く俺に

「いいの分かんなくて、学園祭の俺君が格好良くて私が勝手に約束守りたくなっただけだから」
なんて言ってくれそうだから好き
0132帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第22話(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.37])
垢版 |
2018/02/01(木) 22:32:18.36ID:gO1bOsCja
「なんだか上手く行きそうな気がしてきた」
学園祭を明日に控えて最後の稽古を終えた理佐ちゃん
俺の書いた台本のお陰でそれほど酷い棒演技にならなそうで安心する理佐ちゃん

「でも本番はまた違う緊張感あるから油断禁物だよ」って諌める俺に

「俺君の台本だと話す相手も俺君だけだし、普段のままでいいから簡単だよ」なんて少々調子に乗ってる理佐ちゃんもまた可愛い

そして翌日

「ひぇ〜俺君どうしよう・・・」
本番直前、見なきゃいいのに舞台袖から観客席覗いて腰抜かす理佐ちゃん

「どうしたの?」理佐ちゃんを助け起こす俺

「お客さんが多いし近いよ、やっぱ無理」なんて超ビビる理佐ちゃん

「今さら逃げるなんて無理じゃないかな・・・」

「だって怖いよ・・・」なんて震える理佐ちゃん

完全にビビっとるな・・・

無言で理佐ちゃんの肩を抱き寄せる俺

「俺君・・・?」不安そうに俺の顔を見上げる理佐ちゃん

「何があっても理佐ちゃんには俺がついてんだから心配すんなよ、例え失敗して世界中が敵になっても守ってやるよ」言いながら理佐ちゃんを強く抱きしめる俺

「うん」俺の言葉にうなずく理佐ちゃん

安心したのか俺の腕の中で理佐ちゃんの緊張が溶けてく


「ねぇ、なんで拗ねてんの?」
教室で学園祭の後片づけしながら聞いてくる理佐ちゃん

「だってさ、あんなにビビってたのにいざ本番になっとら全然堂々として俺の出る幕まったく無しじゃん」 
世界中相手に理佐ちゃんを守る覚悟を返せ気分な俺

「ごめん、私も自分が本番に強いタイプって知らなかったからさ・・・」なんて困る理佐ちゃん

「ちぇっ、俺なんか要らないじゃん」ってまた拗ねる俺

「そんなことないよ、俺君が守るって言ってくれたから逃げないで舞台に立てたんだよ」
そう言いながら俺にくっついてくる理佐ちゃん

「それに・・・今日の俺君格好良かった」
なんて俺の肩に遠慮気味に頭を乗せてきそうだから好き
0133名無しって、書けない?(庭) (アタマイタイー Sa49-ZfQa [182.250.243.12])
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2018/02/02(金) 14:19:35.47ID:KeJYcX/Ha0202
書き手が増えない問題・・・
0134愛しの嫁理佐ちゃん 第21話(庭) (アタマイタイー Sa49-ZfQa [182.250.243.12])
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2018/02/02(金) 14:22:10.11ID:KeJYcX/Ha0202
「うん、分かった」
電話の向こうで愛しの理佐ちゃんの声が曇る

再就職以来出世より理佐ちゃんと過ごす時間の方が大事とばかりに巧みに立ち回り残業を避けてきた俺

しかし、ついに残業しなければならない日が来てしまった俺
帰りが遅くなりそうだと理佐ちゃんに電話してるってわけだ

「ごめんね、終電までには帰れると思うんだけど先にご飯食べてて」って理佐ちゃんを気づかう俺

「うん、会社出る時にLINEでいいから教えて」なんてなかなか俺の動向チェックな理佐ちゃん

「ひとりでご飯は寂しいだろうけどごめんね」って謝る俺に

「大丈夫だよ」
ぶっきらぼうな返事が大丈夫じゃないことを教えてる
俺を心配させないようにするためにぶっきらぼうになる不器用な優しさの理佐ちゃん

「まったく素直じゃないなぁ」
電話切ったあと理佐ちゃんの不器用な優しさの余韻に浸り独り言の俺

思った以上に長時間余韻に浸ってしまい残業終わったのが終電ギリギリで焦る俺

なんとか終電に飛び乗りほっとする俺

駅に着いてから理佐ちゃんにLINEするのを忘れてたことに気づく手遅れな俺


「会社出る時にLINEしてって言ったのに!」案の定お怒りの理佐ちゃん

「仕事の邪魔になるから私からはLINEしづらいんだからさ・・・」

神妙な顔しなきゃいけないんだろうけど・・・
ほっぺふくらますプンプン理佐ちゃんも可愛くて頬が弛む俺に

「笑ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「せっかくご飯食べないで待っててあげたのに」って文句言いながらお味噌汁温めなおす理佐ちゃん

「先に食べててって言ったのに・・・」って言いかける俺を

「うるさい!黙って!」って言論封殺する理佐ちゃん 

不器用な優しさ・・・どこ行った?


「ほらぁ、早く食べよう」部屋の隅でいじける俺に声かける理佐ちゃん

「俺君が寂しいと思ってご飯食べないで待っててあげたんだから機嫌直してよ」なんていじける俺に困る理佐ちゃん

「自分の方が寂しいくせに・・・」ポツリと呟く俺に

「見抜いてんじゃねーよ」
なんて恥ずかしそうにドス効かせそうだから好き
0135名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (アタマイタイー KK8b-ZbXD [05004013125393_vg])
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2018/02/02(金) 17:10:03.58ID:0lGxskWWK0202
ミニストーリーを巧みに挟み込んでの怒涛の更新乙です

作者の減少は確かに寂しい気もしますね
…ていうか私自身がなかなか書けなくなってるのに何言ってんのって話でもありますが
ちょっとずつでも復帰できたらなあとは思っておりますm(_ _)m
0136名無しって、書けない?(庭) (アタマイタイー Sa49-ZfQa [182.250.243.12])
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2018/02/02(金) 17:59:49.80ID:KeJYcX/Ha0202
>>135
気を使わせてすいませんm(__)m

なんかひとりで書いてると狂人だと思われないか不安になってしまいましてw

俺の場合は書いてる内容が内容なのでw
0137愛しの嫁理佐ちゃん 第22話(庭) (アタマイタイー Sa49-ZfQa [182.250.243.12])
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2018/02/02(金) 18:01:43.23ID:KeJYcX/Ha0202
「見抜いてんじゃねーよ」
なんて恥ずかしそうにドス効かせた理佐ちゃん

「もう少し素直になるともっと可愛いと思うんだけどな」ってからかう俺

「じゃあ離婚してあげるから素直な娘と再婚すればいいじゃん」からかう俺に対抗してくる気の強い理佐ちゃんも可愛い

「それは無理!理佐ちゃんと離れ離れだった時に地獄見てるから絶対に無理!」
理佐ちゃんが高校を卒業してから東京に上京してしまった悪夢の日々が甦る俺

「地獄って・・・ちょっと大げさ過ぎない?俺君ちょくちょく会いに来てたじゃん」って苦笑いの理佐ちゃん

「大げさじゃないよ、理佐ちゃんと毎日会えない日々は地獄だよ!絶対離婚なんてしたくないよ〜」って5体投地して駄々こねる俺

見たか理佐ちゃん、これが素直ってやつだ!

「ちょっと、冗談言っただけでしょう」俺の素直な過剰反応に慌てる理佐ちゃん

「本当に冗談?」

「冗談に決まってるでしょ」って答える理佐ちゃん

「素直な俺可愛かった?」ってどさくさ紛れな俺

「うーん?・・・可愛かった・・・かな?」なんてやや素直な理佐ちゃん


「理佐ちゃんが思ってる以上にトラウマになってんだから気をつけてくれよな」
ようやく落ち着きを取り戻して理佐ちゃんに注意する俺

「変なトラウマで威張ってんじゃねーよ」
苦笑いしながらドス効かせる理佐ちゃんが床に座る俺に寄り添ってくる

「私だって俺君と離れて暮らすなんてもうやだよ」なんて素直に言ってくれそうだから好き
0138上京理佐ちゃん再び 第1話(庭) (アタマイタイー Sa49-ZfQa [182.250.243.12])
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2018/02/02(金) 19:26:47.01ID:KeJYcX/Ha0202
「また暗くなってる」
電車に乗った理佐ちゃんが俺の手を握りしめながら呟く

「暗くなるに決まってるじゃん」ってふて腐れる俺

「別れる訳じゃないんだから・・・そこまで暗くならなくても」って言い澱む理佐ちゃん

「分かってんだけどやっぱり寂しいんだよね」

本当は俺も東京の大学に進学して理佐ちゃんと一緒に上京する予定だったのに・・・
見事に受かった理佐ちゃんと落ちた俺

明日には理佐ちゃんは東京に旅立ち俺は田舎で浪人生活ってわけだ

「寂しいの分かるけど勉強頑張ってよ、遠距離1年以上は無理だからね私」なんて悲しいこと言う理佐ちゃん

「俺は理佐ちゃんとなら何年だって遠距離恋愛出きるけどね」って拗ねる俺

「バカ、そういう意味じゃないよ」ってそっぽ向く理佐ちゃん

「来年俺君が・・・」何か言いかけた理佐ちゃんを阻むように閉まる電車のドア

慌てて電車のドアを叩く俺だけど無情に動き出す電車

「マジか!?理佐ちゃんなんか言おうとしてたぞ」って次の電車待って理佐ちゃんを追う俺

「遅いな〜まだ理佐ちゃん家の駅まで2駅もあんのかよ」って苛立つ俺

気休めに窓の外見る俺

間の悪いことに逆方向の電車がホームに入って来て風景を塞ぐ

ますます苛立ちながら窓叩いてたら逆方向の電車に理佐ちゃんが!?

俺に気づいた理佐ちゃんが慌てて電車を降りようと立ち上がるが無情に走り出す俺を乗せた電車

「戻って来るから待ってて」窓開けてホームの理佐ちゃんに必死に叫ぶ俺

駅着いて逆方向の電車を待ちきれず駆け出す白線流しの長瀬みたいな俺

青春って好きな娘に向かって走るってことだろ

途中の踏み切りがうぜぇ、早く走り去れ電車って怒鳴る俺

電車が走り去った踏み切りの向こうに息切らせた理佐ちゃん

「待ってろって言ったのに」って俺も息切れ半端ない

「電車来たけど俺君乗ってなかったから・・・もしかして走ってくんのかと思って」やっぱり息切れな理佐ちゃん

やっぱり電車待ってた方が早かったのか・・・

「それにしても、もう8時近いんだから女の子が一人は危ないよ」てなこと言って電車に負けた気恥ずかしさを誤魔化す俺に

「俺君が勘違いしたからだよ」って拗ねる理佐ちゃん

「勘違い?」

「うん、来年俺君が上京してこなかったら私が田舎に帰って来たくなっちゃうって言いたかったの、俺君と1年以上離れるなんて耐えられないから・・・」
なんて言ってくれそうだから好き
0139名無しって、書けない?(庭) (アタマイタイー Sa49-ZfQa [182.250.243.12])
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2018/02/02(金) 19:55:54.88ID:KeJYcX/Ha0202
>>138
白線流し見ながら書いたせいかモロに影響されてしまったw
0140帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第23話(庭) (アタマイタイー Sa49-ZfQa [182.250.243.12])
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2018/02/02(金) 20:06:54.92ID:KeJYcX/Ha0202
「ねぇ、俺君は進路どうすんの?」
学園祭も終わり季節が秋から冬に変わり始めた日曜日
理佐ちゃんが映画見たいなんて言うから映画デートした帰り道

「たぶん大学に行くんじゃないかな・・・」ってアバウトな俺

「そんな曖昧な進路で平気なの?」心配顔の理佐ちゃん

「人生の最大目標がきっちり定まってるから過程に関しては心配してないんだよね、俺のお爺ちゃんが男は細かい目標を持つより人生の最大目標だけ腹に納めとけって言ってたから」
そう言いながら理佐ちゃんを見つめる俺

「最大目標って・・・」自分を指差す理佐ちゃん

「うん、当たり、理佐ちゃんを世界一幸せにして大勢の子供や孫に大事にされてる理佐ちゃんを見ながら息を引き取るのが俺の人生の最大目標」
なんて理佐ちゃんとの明るい未来を笑顔で語る俺

「それは・・・嬉しいかも」小さな声で呟く理佐ちゃん

「理佐ちゃん」幸せな未来を共有した喜びに堪らず理佐ちゃんを抱きしめちゃう俺

「きゃっ!?」なんて小さな悲鳴あげるけど抱きしめられてくれる理佐ちゃん

「私も俺君のこと幸せにしてあげられるかな?」なんて呟く理佐ちゃん

「もうしてくれてるよ、理佐ちゃんと出会ってからずっと幸せ」って理佐ちゃんの良い匂いにますます幸せな俺

「俺君・・・なんだか泣いちゃいそう」なんて呟く理佐ちゃん

ついにキスしちゃいそうだから好き
0141帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第24話(庭) (アタマイタイー Sa49-ZfQa [182.250.243.12])
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2018/02/02(金) 21:28:58.59ID:KeJYcX/Ha0202
「俺君遅いよ!」
駅前広場で待っててくれた理佐ちゃんが俺を見つけて手を振る

「ねぇ、たまには私より早く来てようと思わないの?」って呟く理佐ちゃん

「ごめん・・・」昨日キスしちゃったせいか気恥ずかしくて理佐ちゃんをまともに見れない俺

本当はキスした興奮で寝れなくて早く来てた俺
どんな顔で理佐ちゃんに会えばいいのか分からずに
物陰から俺を待ってくれてる理佐ちゃん見ながら悶々としてたってわけだ

「ねぇ、聞いてる?」心ここに在らずな俺の手を握りしめる理佐ちゃん

「うん?」ってうわのそらな返事する俺

下校の時は手を繋ぐけど登校の時は人目を気にして手を繋がなかった理佐ちゃん

「やっぱり聞いてなかった」
理佐ちゃんの心境の変化に戸惑う俺を見て微笑む理佐ちゃん

キスしたせいでちょっと大胆になったみたいだ・・・


「学園祭終わったら言おうと思ったんだけど、東京の大学に進学したいんだ」
教室に着くなり重大発表する理佐ちゃん

「それで学園祭前に先生に相談してたんだ」って納得な俺

「うん、それでね俺君は進路どうすんのかなぁと思って昨日聞いたんだよね」
昨日って言った途端に色々思い出して真っ赤になってうつむく理佐ちゃん・・・可愛い

「うーん、俺も東京の大学に行こうかな」
照れてる理佐ちゃんの姿に決意する俺

「本当に?」って嬉しそうな理佐ちゃん

「うん、昨日も言ったけど俺の人生の最大目標は理佐ちゃんだからね、当然の進路だよ」 

「じゃあ、今日から放課後勉強しよう」って急に現実的な理佐ちゃんに

「え〜〜っ」ドン引きな俺

「だって俺君の成績じゃ合格難しいよ」シビアな理佐ちゃん

「いや、俺気づいたんだけど理佐ちゃん理佐ちゃん言ってれば人生なんとかなるんだよね」って2ちゃんのヲタみたいなこと言う俺に

「人のことおまじないみたいに言ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「とにかく今日から私の家で勉強するから」
なんてさりげなく理佐ちゃんのお家に招待してくれそうだから好き
0142名無しって、書けない?(大阪府) (アタマイタイー a557-wbgk [58.94.38.100])
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2018/02/02(金) 21:35:41.88ID:sexcRDaF00202
>>140
めっちゃ進んでる!?
しかも新しいシリーズ始まってる

長瀬くん、イケメンですよね〜
男でも惚れそうになります
理佐ちゃんに手を出したとしても、許せる

>>126
この間の莉菜ちゃんがめっちゃ可愛かったんで書いちゃいました
0143名無しって、書けない?(庭) (アタマイタイー Sa49-ZfQa [182.250.243.12])
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2018/02/02(金) 21:49:22.06ID:KeJYcX/Ha0202
>>142
最近理佐ちゃんにガチ恋なので長瀬くんでも許せないかも・・・お似合いだとは思いますが・・・

上京理佐ちゃんは隣の席の理佐ちゃんの後に始める予定だったのですが
同時進行で絡めたら面白いかなと始めたんですが・・・やはりちょっと早かったかなと後悔していますw

むーちゃんはもっと人気出てもいいと思うんですよね 
理佐ちゃんいなかったらたぶんむーちゃんの妄想が湧き出してたんだろうなと思うぐらい好きなメンバーです
0144名無しって、書けない?(庭) (アタマイタイー Sa49-ZfQa [182.250.243.12])
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2018/02/02(金) 21:54:20.12ID:KeJYcX/Ha0202
ここ何日か妄想湧き過ぎて自分が怖い・・・
0145名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ a557-wbgk [58.94.38.100])
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2018/02/02(金) 22:27:14.78ID:sexcRDaF0
>>144
不思議なもので、妄想って爆発的に湧いてくるんですよね〜
湧かない時は、ほんとに湧かない
0146名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ a557-wbgk [58.94.38.100])
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2018/02/02(金) 22:28:02.53ID:sexcRDaF0
俺のID、何か卑猥…
0147名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ a557-wbgk [58.94.38.100])
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2018/02/02(金) 22:30:54.31ID:sexcRDaF0
『看板に偽りなし』

第一章 違うんだ、わかってよ、みいちゃん。

女子トイレの空気は少し軽い感じがした。男子トイレと構造は変わらないはずだが、なぜか明るい。
小池が目の前にいたからかもしれない。
「何してんの、ここ女子トイレやで」
小池は言った。ハンカチを持った右手が強く握られている。
「あ、ごめん。間違えた」
僕は女子トイレから出ようとした。
振り返ると、女子数人の声が近づいていた。まだ顔は見えない。
突然、小池は僕の手を引っ張った。個室の中へ連れ込まれた。

女の子の話は長い。どうでもいいことを延々と喋り続ける。
その間、僕と小池は黙っていなくてはならなかった。
「ごめん、助けようと思ったんやけど」
小池が耳元で囁く。僕は首を振る。
まだギリギリのところで窮地には陥っていない。
そう考えると、悪くない状況に思えた。
肩が触れ合うたび少し離れて、再び僅かな感触がする。
「小池、髪切ったんだね」
「それ、だいぶ前やで」
「ああ、そうごめん」
「それより、何で女子トイレ入ったん?」
「ぼーっとしてただけだよ」
「おや、ホントかな?実は隠しカメラ持ってたりして」
「持ってないよ」
僕は両手を上げる。小池は「冗談やって、別に疑ってへんよ」と笑った。

「先、出ていきーや」「サンキュー、助かったよ」
女子グループの声がなくなり、小池が外を覗くと、もう誰もいなかった。
僕は教室に戻った。遅れて小池も入ってきた。
女子グループは噂話をしている様子はなく、いつもと変わらない。
小池は自然を装いそのグループに近づいた。二言三言、言葉を交わしてから、僕にうなずいた。

(つづく)
0148名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ a557-wbgk [58.94.38.100])
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2018/02/02(金) 22:31:56.56ID:sexcRDaF0
第二章 折りたたみ傘は小さいんだよ、みいちゃん。

放課後、クラスが騒がしくなった。梅雨空が当たり前のように雨を降らせたのだ。
この時期の降水確率なんて、高田純次の発言くらい適当だ。折りたたみ傘はマストアイテムだ。
雨は一向に止む気配がない。下駄箱を出てダッシュする者もいれば、そのまま教室でたむろしている者もいた。
僕は傘を持っていたので、帰ることにした。

「あ、みつけた」
下駄箱を出たところに、小池がいた。
「何してるの?」
「待ってた」
「なんで?」
僕は靴をはきながら聞いた。
「傘、忘れたから入れてもらおうと思って」
「いや、でも家が逆の方向じゃなかったっけ」
「うん」
「あぁ…俺じゃなくて他の人に頼めば?」
「そっか…仕様がないね。女子トイレのこと全部バラすとしますか〜」
「あ…ちょっと待って!」

「小池、折りたたみは小さいんだよ」
雨が、お互いの半身をずぶ濡れにした。久しぶりに雨に濡れたためか、悪寒がする。
「自分が女子トイレに入ってきたんが悪いんやで」
「もう、わかったから。勘弁してください」
「じゃあ、ちゃんと私の言うこと聞いてな」

数分後に雨は止んだ。雲の間に青い空が見えた。
「たこ焼き食べたいなあ」
小池が言った。一つ向こうの角にたこ焼き屋がある。
「ねえ、たこ焼き買ってきて」
「え、俺が?」
「買ってこんかったら、トイレのこと言うで」
「わかりましたよ」

束の間の晴れ空の下、小池が五つ、僕が一つ、たこ焼きを食べた。
小池はもう一つお願いがあると言った。
「みいちゃんて呼んで」
僕は呼ばなかった。逃げてしまった。

小池が引っ越す二日前のことであった。

(つづく)
0149名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ a557-wbgk [58.94.38.100])
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2018/02/02(金) 22:32:59.76ID:sexcRDaF0
第三章 そんな時代もあったね、みいちゃん。

「初恋のことって、意外と覚えてるもんですね」
僕は熱燗を傾け、女将に全てを話していた。「いい店があるから」と誘ってくれた同僚はすでに帰っていた。

「素敵な思い出ですね」
女将は作業を止めて、話を聞いてくれていた。
色白な肌に、着物が似合っている。

「でも、なんで逃げ出しちゃったんだろうなあ」
「きっと可愛かったからですよ、その子が」
「そうだったかなあ…覚えてないや。今なら『みいちゃん』って呼んであげるのになぁ」
「じゃあ、呼んであげればよかったのに〜」

急に馴れ馴れしくなった口調に居心地が悪くなった。頃合いを見計らい、僕は勘定を払った。
店を出ようとすると、女将が引き止めた。

「お客さん、入る時はちゃんと看板を見ないとね」
「ん?」
僕は看板を見る。
『小料理屋みい』のプレートが白く光っていた。

「今、みいちゃんって呼んで」

(おわり)
0150名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.5])
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2018/02/03(土) 07:37:28.29ID:g9PREkrHa
>>146
IDは人を表すと言いますが・・・

>>147>>148で淡く切ない恋が始まると思いきや

>>149の見事な変化球に三振してしまいました

乙でありますm(__)m
0151名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ a557-wbgk [58.94.38.100])
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2018/02/03(土) 12:14:43.45ID:nr+b7Nmq0
>>150
どうもです
ちなみに僕の好きな変化球はオーソドックスなカーブですね
最近はMLBでも被打率が低いと証明されていますし、アストロズのマクラーズは24球連続で投げました
なかでもクレイトン・カーショーのカーブは途中までファストボールと同じ軌道を辿り、ガクンと落ちますね
何の話してるんだろう…

> IDは人を表すと言いますが・・・
確かに官能小説を書いてみたい欲望がないこともありませんが…
0152名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.6])
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2018/02/03(土) 14:31:28.89ID:ofxeXrcka
>>151
たかがカーブされどカーブって言いますもんね

大阪府さんの卓越した文章テクニックでエロに振り切ったら凄いことになるかも・・・
0153帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第25話(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.6])
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2018/02/03(土) 19:23:26.16ID:ofxeXrcka
「ちょっとこっち向いて」
理佐ちゃん家の駅に着くなりホームで俺の服装をチェックする理佐ちゃん

「ネクタイもちゃんとしてよ」なんて俺のネクタイを直してくれる理佐ちゃん

「ちょっと窮屈かな」って呟く俺

「我慢してよ、私ん家に着くまでに知り合いに会うかもしれないんだからね」俺に注意する理佐ちゃん

「知り合いに会ったらなんて挨拶しようかな?」って理佐ちゃんに意味ありな視線を送る俺

「私の彼って紹介してあげるからちゃんとしててよ」って俺の視線の意味を読みとる理佐ちゃん

「私の彼か〜」って感動を噛みしめる俺

「ほらっ、バカやってないで行くよ」って俺の手を引っ張る理佐ちゃん

ついに理佐ちゃんの家がある街に降り立つ俺
思わず身震いひとつ

そんな俺の感動をよそに改札の手前で手をほどく理佐ちゃん

「ごめん、地元で手を繋いで歩くのは恥ずかしいや・・・」って謝る理佐ちゃん

「そっ、そうだよね・・・」理佐ちゃんの気持ちに理解を示すもがっかりを隠せない俺

「がっかりしないでよ、家着いたらお楽しみあるから」って歩き出す理佐ちゃん

お楽しみって・・・まさか!?

前を歩く理佐ちゃんの胸騒ぎの腰つきに高まる俺の期待

よく見りゃエロい理佐ちゃんの後ろ姿をガン見な俺・・・ムラムラです

「ねぇ、なんでさっきから後ろ歩いてんの?」訝しげに振り向く理佐ちゃん

「うん!?なんでもないよ」慌てて誤魔化す俺

「ねぇ、変な期待してないよね?」鋭い質問の理佐ちゃん

慌てて首を横に振るも目の血走った俺の姿見て

「なんかこわ〜い」って怯える理佐ちゃん

「ごめん、ちょっとだけエロい期待したかも」怯える理佐ちゃんに驚きのあまり本音が出ちゃう俺に

「変な期待してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「今日はお母さん居るから俺君の期待通りにはいかないよ」ってイタズラな笑顔で言いそうだから好き
0154頼まれてもないご要望にお応えしてw(大阪府) (ワッチョイ a557-wbgk [58.94.38.100])
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2018/02/03(土) 22:27:55.65ID:nr+b7Nmq0
『Please leave a message after the tone』

「発信の後にメッセージを残してください」

いつもと同じく、友香が留守番サービスのボタンを押した。これで電話がかかってきても安心だ。
僕はソファーに座り、赤ワインのコルクを抜く。甲高い音が室内に響く。そっとグラスを近づけた。
「帰ってきたらどうするの?また、”説明”しなきゃならないんじゃない?」
「お父様とお母様、今日は帰って来ないんだって」
友香がわざとらしく僕の内腿に手を置いた。
僕はその上に手を重ね合わせ、もう片方の手で彼女の長い髪を耳に掛けた。顎の輪郭を指でなぞる。
「電気消してもいいかな、ちょっと恥ずかしい」
急に友香が下を向いた。
頬が赤い。薄暗いダウンライトの照明でもよくわかる。

友香がスイッチを消す。それと同時に、僕は後ろから抱きついた。
「ちょっと、落ち着いてよ」
「顔、赤いね」
「もう暗いから見えないでしょ」
話している間にも、友香の体温が上昇していくのが服越しに伝わる。
僕は、黒いレースを床に落とし、彼女の耳に息を吹きかける。
「ひゃー」
友香が肩を竦め、膝から崩れ落ちた。
「大丈夫?」
「もう、そこ弱点だからやめてよ」
僕は手を貸す。友香は、お嬢様特有の柔らかい手の掴み方をした。

「ねぇ、ちょっとやって欲しいことがあるんだけど」
友香はメガネを持ってきた。
「メガネがどうかしたの?」
「それ掛けてさ、『あんま心配させんなよ』って言って」
僕はメガネを掛けた。そして、ガクトのような低音を効かせて囁く。
「あんま心配させんなよ」
頭を撫でると、友香は笑う。
「もう大好き!」
僕は抱き留める。首と襟の隙間から香水の匂いがした。
首筋にキスをすると、やっぱり肩がピクッと竦む。
「この前ね、ジャクジー新しく作ってもらったの」

(つづく)
0155名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ a557-wbgk [58.94.38.100])
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2018/02/03(土) 22:29:07.73ID:nr+b7Nmq0
僕はジャクジーのドアの前で待たされた。
「今、お湯貯めてるから待ってて」
では、なぜ君は先に服を脱いだのかと問いたくなる。変に真面目なところがあるから、羽目を外している感じがしない。
裸のシルエットがドアの向こうで忙しなく動き続けている。
「友香、風邪引くよ」
「大丈夫、中は暖かいから」
「じゃあ、俺も中に入れろよ。ここ寒いんだよ」
「いや、なんか裸で掃除してるとこ見られるの恥ずかしいから」
友香が準備している間、僕はバスローブを羽織って待つ。暇を持て余して、ブラジャーを吊るすように持ち上げた時、ジャクジーのドアが開いた。
「もう何見てるの」
友香はドアの隙間から顔だけを出している。
「いや、何か可愛いなと思って」
僕はブラジャーを吊るしたまま答える。
「そういうのいいから、早く入るよ」

ジャクジーのシャワーは、外国のホテルに見られるような固定式のものだった。
僕はワインの酔いを覚ますため、シャワーを強く顔に当てる。
突然、背中に肌を感じた。友香の手が胴に巻き付いた。
「今度は私が攻めるよ」
僕は顔を左に傾けて、ちょっと気取ったこと言った友香に冷たいシャワーをぶち当てた。
「ひゃ、冷たい」
友香が急いでジャクジーに戻った。ほっぺたを膨らませている。
ジャクジーの中は泡が吹き出ていて、体が隠されている。
僕は広い浴槽の端に身を浸した。
友香がニヤついて、お湯をかける。
そんな大人になりきれない君だから好きなんだ。

(終)
0156名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ a557-wbgk [58.94.38.100])
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2018/02/03(土) 22:31:56.45ID:nr+b7Nmq0
一応洋楽クイズも兼ねてまして、今回はR&Bです
チワンさん、もしわかるようでしたら答えをどうぞw
0157名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.6])
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2018/02/03(土) 23:08:03.40ID:ofxeXrcka
まさかこのまま官能路線に行ってしまわれるのか・・・

洋楽全然分からん、、、涙
0158名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KK8b-ZbXD [05004013125393_vg])
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2018/02/03(土) 23:14:21.71ID:hHtYzKgAK
>>156
R&Bの歌詞はほぼほぼお手上げでm(_ _)m
勉強させていただきますm(_ _)m
0159帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第26話(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.1])
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2018/02/03(土) 23:49:27.17ID:NG3F+9CNa
「誤解されたくないんだけどさ、俺の理佐ちゃんへの思いはめっちゃピュアだから」
理佐ちゃん家への道を歩きながら必死の弁解する俺

「本当かな?」なんて疑いの眼差し半端ない理佐ちゃん

「本当だよ、理佐ちゃんを騎士道精神における生涯の思い人に決めてんだから」って言い訳が斜め45度の方向に加速する俺

「あんたいつから騎士になったのよ」って呆れ顔の理佐ちゃん

「まぁとにかく、俺は理佐ちゃんに恥ずかしくない人生を生きるって決めてるから」ってカッコいい俺

「はいはい、頑張ってください」って苦笑いする理佐ちゃん

「俺君が言い訳してる間に着いたよ」なんて自分家を指差す理佐ちゃん

「ちょっと待って!」叫ぶ俺

「なに?急に・・・」思いがけない俺の叫びにビビる理佐ちゃん・・・可愛いな

「知り合いに会ってないじゃん!」っ地べたを叩く俺

「なに?知り合いって・・・」鈍感な理佐ちゃん

「知り合いに会ったら彼って紹介してくれるって言ったじゃん」って半べそ待ったなしな俺

「仕方ないじゃん、知り合いに会わなかったんだから」って素っ気ない理佐ちゃん

「駄々こねますよ」って理佐ちゃんを脅迫する騎士道精神とはほど遠い俺

「ちょっと、家の前で止めてよ」って軽くキレる理佐ちゃん

そこに突然開く玄関ドア

「家の前でなに騒いでんの?」なんて理佐ちゃんのお母さん登場

「あら、あなた?」なんて俺のこと珍しげに見る理佐ちゃんのお母さん

なんて挨拶していいか分からずにもじもじしてたら

「私の彼だよ」
なんて理佐ちゃんがぶっきらぼうに紹介してくれそうだから好き
0160帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第27話(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.1])
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2018/02/04(日) 00:52:09.55ID:83mMiqxEa
「ねぇ、なにニヤニヤしてんの?」
お母さんに俺を彼と紹介したものの恥ずかしさから俺の手を引っ張って自分の部屋に逃げ込んだ理佐ちゃん

「いやぁ、いきなりお義母さんに彼なんて紹介されたらてれるよ理佐ちゃん」ってデレデレな俺

「なに言ってんのよ、さっきまで駄々こねるとか言って半べそかいてたのに」まだ照れて不機嫌装う理佐ちゃん

「早く勉強して」ってクールな理佐ちゃん

「勉強の前にお義母さんにちゃんと挨拶してこようかな?初対面だし」って勉強したくない俺

「ねぇ、さっきからなんでお義母さんて呼んでんの」って分かりきったこてと聞いてくる理佐ちゃん

「そりゃあ理佐ちゃんのお母さんは将来俺のお義母さんになる人だからね」ってなにを当たり前なって胸を張る俺に

「私のお婿さんになりたいなら勉強頑張ってあくまで勉強を優先させる気の理佐ちゃん・・・手強いけど可愛い

「終わったら私が答え合わせしてあげるね」なんて言いながらファッション雑誌読み出す理佐ちゃん 

うつ伏せで足をパタパタするもんだからパンツが見えそうで見えない
見えそうで見えないほど目を離せなくなるもんで・・・無意識に身を乗り出す俺

「パンツ見てんじゃねーよ」何かを察した理佐ちゃんが振り向き様ドス効かせてくる

「パンツじゃないよ、ロマンス布だよ」って咄嗟過ぎて変な言い訳になっちゃう俺に

「マジ・・・キモ〜い」って逃げてく理佐ちゃん


「真面目に勉強するなら許してあげるよ」土下座で謝り勉強の再開を願い出た俺に理佐ちゃんからのありがたいお言葉

そして30分後

「はーい、良く出来ました」俺のドリルの答え合わせに満足して褒めてくれる理佐ちゃん

なんだろ理佐ちゃんに褒めてもらえるって分かったら勉強楽しくなったぞ

「俺君、勉強頑張ったからご褒美あげる」
俺を残し部屋から出てく理佐ちゃん

すかさずタンスの引き出し開けてロマンス布探す俺

ちっ、鍵がかかってる・・・

「お待たせ〜」って上機嫌で戻ってくる理佐ちゃんに慌てて居ずまいをただす俺

「うん、どうしたの?」ロマンス布を発見出来ずに落ち込む俺を気づかう理佐ちゃん

「ううん、なんでもない」って誤魔化す俺

「それより理佐ちゃんそれ?」理佐ちゃんの持ってるスイーツを目敏く発見する俺

「本当はね昨日から俺君のこと誘うつもりで準備してたんだ」なんて手作りスイーツをご馳走してくれる理佐ちゃん


「美味しい?」って小首かしげて聞いてくる理佐ちゃん

「美味しい!最高のお楽しみだよ」って答える俺に

「良かった」って心から嬉しそうな笑顔を見せてくれそうだから好き
0161愛しの嫁理佐ちゃん 第23話(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.1])
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2018/02/04(日) 01:42:25.33ID:83mMiqxEa
「俺君!朝ごはん出来たよ〜」
今日も今日とて理佐ちゃんが寝坊助な俺を起こすために奮闘してる

「うーん、最高のお楽しみだよ〜ムニャムニャ...zzz」って寝言な俺

「ほらぁ、寝ぼけてないで早く起きて〜」って俺を揺さぶる理佐ちゃん

「俺のスイーツ」ってガバッと起きる俺

「どんな夢見てんのよ」急に起きた俺にびっくりする理佐ちゃん

「うん?夢か・・・」辺りを見回してアクビする俺


「今日さ実家に行かなきゃ行けなくなっちゃったから夕飯外で食べて来てもらっていい?」
寝ぼけ眼で朝ごはん食べてる俺に青天の霹靂だ

「会社から帰ってきても理佐ちゃんが居ないなんて・・・」途方に暮れる俺

「大げさに嘆いてんじゃねーよ」ってドス効かせながらお弁当を用意する理佐ちゃん

「夜遅くなるようだったら心配だから泊まってきてもいいよ」って優しい俺

「ありがとう」って言いながら背中越しに抱きついてくる理佐ちゃん

朝から積極的な理佐ちゃんに心躍りながら出社の俺

そして時は流れ帰宅の俺

「ただいま〜」って愛しの理佐ちゃんが待つ我が家に帰ってきた俺

返事がないことで理佐ちゃんが実家に行ってるの思い出す俺  

「寂しい・・・」うっかりして夕飯も食べずに帰宅してしまった愚かな俺・・・

やっぱり理佐ちゃんが居てくれないとダメだ・・・寂し過ぎる

泣くのを我慢してテーブル見たら理佐ちゃんの置き手紙と手作りスイーツが

「俺君が初めて私の家に来た時の思い出のスイーツだよ、今日の朝、夢に見てたスイーツこれで正解だよね」
なんて俺の見た夢までお見通しの理佐ちゃんだから好き
0162名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW a557-TETQ [58.94.38.100])
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2018/02/04(日) 08:24:20.53ID:BwcZgNzV0
>>157
物は試しです
イマイチエロ方向に振り切れていませんけどね

>>158
クレイグ·デイヴィッド『Fill Me In』です
以前、桜井玲香ちゃんが紹介してましてね
歌詞を見て、そのエロさに愕然としました
0163名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW a557-TETQ [58.94.38.100])
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2018/02/04(日) 08:25:03.09ID:BwcZgNzV0
>>160
予想通り過ぎる展開ですw
0164名無しって、書けない?(空) (ブーイモ MM71-uppE [210.148.125.150])
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2018/02/04(日) 08:50:37.17ID:fDyZT+I6M
「どうよ、さっきのお寿司、美味しかったろ?」
紫色の煙を燻らせて男は言う。
「はい、とっても美味しかったです」
黒いドレスに身を包んだ女は笑顔でそれに応えて、
「ありがとうございます。あんなに美味しいお店、初めてです」
「そうだろ。二十歳のお祝いだからね。大将にとっておきの出してもらったからさ」
男が言葉を吐く度に、僅かばかりの裸電球が、煙草の煙が揺れながら昇るのを照らしている。その煙は、電灯のシェードを越えたあたりで暗闇に溶けた。
「で、どうよ、この店は。せっかく二十歳になったんだから、ほら、飲もうよ」
男は続ける。その瞳は井戸のように深く、奥に水でも湛えていて、それが店内の薄がりの光を集めて反射しているような、そんな不気味な煌めきを持っている。
私は思わずぎょっとした。
「そうですね。でも、こんなお店、初めてですし、お酒も初めてだから、一体何を飲んでいいかわからなくって。それに、私、家の用事があってあまり長居できなくて」
彼女が言い終えるよりも先に、男はそれを遮って、
「じゃあ、アレキサンダーにしなよ。お酒が苦手な人でも飲みやすいから、初めてに丁度いいよ」
女は少し怯えた様子で、しかしそれを表には決してださまいとしているようなそんな健気な笑顔を浮かべて肯く。
男が手慣れた様子でオーダーを通して間もなく、二人に酒が届けられた。
「どう?美味しいでしょ?俺もそれ、好きなんだ」
「美味しいです!チョコレートの味が濃厚で」
女は眼を見開いて言う。上唇に付いた生クリームが幼げで、それでいてどこか妖艶な印象を与えた。
「ほら、牛乳を飲んだ後みたいにヒゲが生えてるよ。もっと飲んでいいんだよ」
男はジントニックを傾けて笑う。氷を打ち付けてカラカラと静かに泣くグラスの音が、薄暗い店内に悲しげに響く。

つづく
0165名無しって、書けない?(空) (ブーイモ MM71-uppE [210.148.125.150])
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2018/02/04(日) 08:51:10.61ID:fDyZT+I6M
それから一体どれだけ時間が過ぎたろうか。彼らはずっと飲んでいる。
「お酒に強いんだね。オレ、吃驚したよ」
男はわざとらしく驚いてみせる。女の顔は、ほの暗さのなかでも容易にそうとわかるほど赤い。
「え、そうなんですか。もうフラフラですよ。これがお酒に酔うってことなんですかね」
「そうかもね。でもそうは見えないな。まだまだいけるよ」
男の眼はいよいよ燃えている。
「そうですかね。でも、もう、ちょっとしんどくって」
俄かに女は頭を抱えて緩く揺れている。強いお酒をあんなに飲んだのだから、それも当然であろう。
「大丈夫?」
男は、パーティドレスから露わになった女の肩を抱いて、繰り返す。
「大丈夫?休憩する?すぐ向かいに横になれる場所があるけど」
「でも、家の用事があって、どうしても帰らないと」
女は寝言のように、酩酊であってもそれだけは決して避けねばならないといった様子で言う。
「俺は心配なんだよ。長い収録もあったし、俺と言えども一応先輩じゃん。食事でも気を使わせちゃっただろうし」
男は口早に続ける。
「それに、そんな高いヒールじゃ絶対転けちゃうって。怪我なんてしてほしくないしさ。少し休憩してから、それからタクシーで帰ればいいよ。俺が送っていくから」
「そうですね。でも、早く帰らないと」
男は畳み掛ける。
「危ないよ。俺は心配してるんだって。ほら、店の前の狭い道を挟んだすぐ向かいに少し休憩できる店があるからさ、そこまでなら行けるでしょ。ほら、肩に掴まってよ」
「そうですよね。こんなフラフラじゃ、危ないですよね」
女は申し訳なさげで、しかし困惑した、そして悲しさに打ち沈んだ表情を浮かべている。
「ほら、早く」
男は強引に女の腕を己が肩に回して、マスターに会釈したのち、女を外へと牽いていく。
道中、男が何か言う度に「そうですね、そうですね」と繰り返す女の小声が物悲しく、私の耳に付いて離れない。
外を見やると、向かいのホテルのけばけばしい電灯が、寒空の下、二人が曳く白い吐息を照らしていた。
とあるバーでの話である。

おわり
0166名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.1])
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2018/02/04(日) 10:11:14.31ID:83mMiqxEa
>>165
澤部に潮ちゃんがお持ち帰りされてしまった・・・

投稿ありがとうございますm(__)m
0167名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ a557-wbgk [58.94.38.100])
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2018/02/04(日) 18:00:16.76ID:BwcZgNzV0
>>165
久しぶりに普通の文章の人が来たw
いわゆる神視点に近い書き方ですね
客観的な描写でわかりやすいです
0169名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.45])
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2018/02/04(日) 20:56:05.22ID:4svIrR5ya
>>168
小説ブームが去ってしまったらしく淋しい限りです・・・
0170帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第28話(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.45])
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2018/02/04(日) 22:21:46.42ID:4svIrR5ya
「明日から俺君ひとりで留守番なの!?」
勉強させられてる俺の横でファッション雑誌読んでた理佐ちゃんが目をキラキラさせて聞いてくる

「うん、お父ちゃんとお母ちゃんは温泉旅行に行っちゃうから」って答える俺

「そうなんだ・・・」何事かを考えながらファッション雑誌に顔を戻す理佐ちゃん

もう2週間近く理佐ちゃんの部屋で勉強見てもらってる俺

最初の何日かは理佐ちゃんと二人だけの空間にムラムラしてしまって落ち着きなくした俺だけど
肝心の理佐ちゃんが全然相手にしてくれないので諦めて賢者モードってやつだ

存在自体が媚薬なみに俺を誘惑してるくせに罪な女だぜ理佐ちゃんは・・・

そして今日もうつ伏せでファッション雑誌読みながら足をパタパタさせてる理佐ちゃんをガン見する俺

ふむ、今日の俺のラッキーカラーのピンクと同じ色

やっぱり理佐ちゃんと俺はリズムが合ってるわ

「ねぇ、なにニヤニヤしてんの?」
気づいたら理佐ちゃんが起き上がって俺の顔を覗きこんでる

顔が近くてドキドキが止まらん・・・

「占いのが理佐ちゃんと俺のリズム最高だって」照れ隠しにドリルに目を落とす俺

「本当に〜なんの占い?」嬉しそうな理佐ちゃん

「俺が開発した理佐ちゃん占い」際どいとこ攻める俺

こうやって少しづつエロい話にもっていって理佐ちゃんにエロに慣れてもらう作戦の俺

うぶい彼女持つと苦労するぜ・・・

「理佐ちゃん占いってなに?やな予感しかしないんだけど・・・」って眉を曇らす理佐ちゃん

「理佐ちゃんのパンツの色で・・・」さらに際どいとこ攻めようとした俺に

「うるさい!黙って!」って食い気味にキレる理佐ちゃん

「あのね・・・」って挫けずに理佐ちゃんにエロに慣れてもらう作戦続行の俺

「黙って」眉間にしわ寄せる怒理佐ちゃん

「すいません」
慌てて謝罪する理佐ちゃんにエロに慣れてもらう作戦失敗の俺

「俺君エッチだからもうスカートはかない」なんて冷酷な宣言する理佐ちゃん

「それは勘弁してよ、なんのために理佐ちゃんの部屋に毎日来てるか分からないよ〜」って泣きが入っちゃう俺に

「私の部屋に来てる目的変わってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃんだけど

「そんなことばっかり考えてると明日夕飯作りに行ってあげないよ」
なんて、まさかのサプライズ発表してくれそうだから好き
0171上京理佐ちゃん再び 第2話(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.45])
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2018/02/04(日) 23:36:28.38ID:4svIrR5ya
「俺君、雪だよ」
俺と繋いでた手をほどいて理佐ちゃんが空を見上げながら走りだす

理佐ちゃんが東京に旅立つ朝

雪が降るなんて出来すぎだよ・・・って心の中で呟く俺

「また拗ねてる」
立ち止まったままの俺を振り返って理佐ちゃんが呟く

「拗ねてないよ・・・」って言い返す声がやっぱり拗ねてるガキな俺

俺君と1年以上離れるなんて耐えられないから・・・
なんて言ってくれた理佐ちゃんを笑顔で送り出してあげるって決めたのに・・・

「本当はね、私も俺君と離れるの寂しいんだ・・・」 
 
ふいに俺に抱きついてくる理佐ちゃん

「俺君が受験失敗した時からずっと我慢してたけど・・・やっぱり離れたくないよ・・・」って泣き出しちゃう理佐ちゃん

「理佐ちゃん・・・」

俺が受験失敗したせいで離ればなれになっちゃう俺と理佐ちゃん
その事で俺が自分を責めないようにことさら平気な振りしてくれてた理佐ちゃん

俺なんかよりひとりで上京しなきゃ行けなくなっちゃった理佐ちゃんの方が寂しくて不安だったろうに・・・

泣き止まない理佐ちゃんに何もしてあげられなくてそっと抱きしめるだけの無力な俺


「落ち着いた?」
公園のベンチで隣に座る理佐ちゃんに優しく声かける俺

「うーん?もう少しこうしてたいかな・・・」
なんて俺の肩にもたれて甘える理佐ちゃん

「こうしてるとさ、初めて俺君に教科書見せてあげた時を思い出すね」静かに呟く理佐ちゃん

「今だから言っちゃうけど本当はわざと忘れてたんだ、理佐ちゃんと仲良くなりたくて」って苦笑いしながら白状する俺に

「わざと忘れてんじゃねーよ」って微笑みながらドス効かす理佐ちゃん

「私も今だから言っちゃうけど、初めて俺君に教科書見せてって言われた時ね・・・凄く嬉しかったんだ」
なんて言ってくれそうだから好き
0172名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.45])
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2018/02/04(日) 23:38:23.37ID:4svIrR5ya
ついに理佐ちゃんが東京に旅立ってしまった、、、涙
0173名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KK8b-ZbXD [05004013125393_vg])
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2018/02/05(月) 11:06:06.60ID:MCoxcSK5K
皆様乙です

やっぱりメインになる庭先生と大阪府先生の作品のクオリティが高いので
他の方が投稿を躊躇しちゃうようなところもあるんですかね

全体的にヲタが離れ始めてるのかなという懸念もありますが
0174名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.4])
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2018/02/05(月) 14:27:36.14ID:GMESWrfYa
>>173
クオリティ高いと褒めてもらえて凄く光栄なんですけど・・・

それは俺の手柄じゃなくて俺の脳から妄想引き出す理佐ちゃんがただただ偉大なだけかと・・・
0175帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第29話(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.12])
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2018/02/05(月) 21:09:16.11ID:YV9u4LBMa
「俺君、なに食べたい?」
今日も今日とて机を寄せて教科書見せてくれる隣の席の理佐ちゃんがひそひそ声で聞いてくる

「理佐ちゃんが作ってくれるならなんでも良い」って当たり前ですよな俺

「せっかくだからさ、なるべく俺君の好きな物作ってあげたいんだけど・・・」
照れてさらにひそひそ声が小さくなる理佐ちゃん・・・可愛く過ぎんだろ!

「なに言ってんだよ理佐ちゃん、理佐ちゃんが作ってくれるなら犬のエサだって好物にするよ、俺は」って理佐ちゃんが作ってくれるならなんでも良い状態の俺

「犬のエサなんて作るか!」ってひそひそ声でつっこむ理佐ちゃん

そして浮かれる二人はあっという間に放課後を迎える

駅までの道を手を繋いで歩く俺と理佐ちゃん

「理佐ちゃんが我が家にやってくる♪」
なんて竹内まりやのすてきなホリデイを替え歌にして浮かれる俺

「はしゃいでんじゃねーよ」ってドス効かすもどこか浮かれてる理佐ちゃん

「愛する俺のため飯を作りに♪HEY〜」って続きを理佐ちゃんに委ねる俺

「えっ!?無理、無理、無理、絶対無理!!」慌てて拒否る恥ずかしがり屋な理佐ちゃん

冷たい眼差しの俺

「なによ!その目」って俺の目つきに絡む理佐ちゃん

「理佐ちゃんなら機転効かせて続き歌ってくれると思ったんだけどな・・・」って肩をすくめる俺

「無理言ってんじゃねーよ」って今度は浮かれていないドスの理佐ちゃん

「俺君みたいに簡単に替え歌浮かぶわけないじゃん・・・」って文句言う理佐ちゃんだけど

「私のためだと天才になっちゃうからさ、俺君は・・・」
なんてノロケてきそうだから好き
0176愛しの嫁理佐ちゃん 第23話(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.12])
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2018/02/05(月) 22:08:07.58ID:YV9u4LBMa
「おっ!?理佐ちゃん発見」
会社に戻らず営業先から直帰したせいで早めに駅についた俺 
夕飯の買い物してる愛しの理佐ちゃんを見つけて喜んでるってわけだ

「お嬢さん取りましょうか?」
なんて棚の上の調味料を取ろうとする理佐ちゃんに声かける俺

「俺君、どうしたの?」って声だけで俺を見抜く理佐ちゃん

「たまたま出先がこっちだったから直帰させてもらっちゃった」
調味料を手に取りながら理佐ちゃんの持つ買い物カゴを持ってあげる俺

「ありがとう」素直にお礼を言う理佐ちゃん

「理佐ちゃんのそうゆうとこ好き」ってさりげなく手を繋ぐ俺

「うん?どんなとこ」って微笑みながら問い返す理佐ちゃん

「世界一美人なのに荷物持ってもらったりするとちゃんとお礼を言える謙虚なところ」って答える俺

「世界一美人・・・俺君高校生の頃から私を褒める時に大げさになるの変わんないね」って苦笑いする理佐ちゃん

「ちょっと待てよ、俺が初めて理佐ちゃん見たのが高1だから理佐ちゃんもう10年も世界一の美人の座を防衛してるってことだよ、強すぎだよ!」って感動する俺

「スーパーで大きい声出してんじゃねーよ」って恥ずかしがりながらもドス効かす理佐ちゃん

「10年防衛なんてみんな俺君のえこひいきじゃん」
言いながら俺から買い物カゴ奪ってレジに並ぶ理佐ちゃん

「ねぇ、もしかして今でも美人ジャンケンやってんの?」
高校時代に理佐ちゃんと一緒に歩く度に俺がやってた美人ジャンケンを覚えてた理佐ちゃん

「理佐ちゃんが圧倒的過ぎて飽きちゃったよ」ってつまんさそうに呟く俺

「私が悪いのかな・・・」って苦笑いする理佐ちゃん


「うわっ寒い」
買い物終えて外に出てみたら凄い寒さにたまらず悲鳴あげる俺

「マフラー半分こしようか?」自分のマフラーを指差す理佐ちゃん

「いや、照れくさいから我慢する」ってクールな俺

「なんでよ〜昔は半分こしたくて駄々こねてたの俺君の方だよ」ってほっぺ膨らまして抗議の理佐ちゃん

「だってもう26才だよ俺たち、さすがに恥ずかしいよ」なんて生意気な俺に

「うるさい!半分こするよ」
なんて無理矢理自分のマフラーを半分俺に巻いてくれそうだから好き
0177帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第30話(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.12])
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2018/02/05(月) 23:05:48.40ID:YV9u4LBMa
「俺君、それ取って」
棚の上の調味料を指差す理佐ちゃん

「は〜い」理佐ちゃんに言われて調味料に手を伸ばす俺

「ありがとう」って俺の渡した調味料を買い物カゴに入れる理佐ちゃん

「理佐ちゃんポテチも買っていい?」聞くが早いかお菓子売り場にダッシュする俺

「ちょっと待ってよ〜」持ってる買い物カゴに邪魔されて置き去りにされる理佐ちゃん


「やっぱりポテチはコイケヤののり塩だよな」なんて独り言呟く保守的な俺

ポテチを理佐ちゃんの持つ買い物カゴに放り込もうと理佐ちゃんの元へ

うん?理佐ちゃんなにぼーっと突っ立ってんだろ?

しかし、理佐ちゃんは前から見ても超美人だけど後ろ姿も超美人だなって感動しながら理佐ちゃんに近づく俺

「どうしたの?」って声かける俺

「うん?なんでもないよ・・・」
って誤魔化す理佐ちゃんだけど、俺は見てしまった

若い夫婦の旦那さんが奥さんを気づかって買い物カゴ持ってあげてるのを羨ましそうに見てる理佐ちゃんを・・・

「俺君もポテチは胡コイケヤののり塩なんだ」って俺の持ってるポテチを買い物カゴに入れる理佐ちゃん

その買い物カゴをぎこちなく取り上げる俺

「どうしたの?」突然の俺の行動に驚く理佐ちゃん

「いや、別に」照れくさくてとぼける俺

「俺君・・・」って不器用な俺の優しさに言葉失う理佐ちゃん

「次はもっとスマートに優しくしてあげるね」って笑う俺に

「ありがとう、でも俺君にはスマートなの似合わないから無理しないで」ってちょっとツンな理佐ちゃん

「どうせ俺はガキだよ」って拗ねる俺に

「拗ねんなよ」って笑いながら腕組んでくる理佐ちゃんに戸惑う俺に

「スマートじゃなくても嬉しい」なんて微笑んでくれそうだから好き
0178名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ a557-wbgk [58.94.38.100])
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2018/02/05(月) 23:20:40.04ID:OAf+lhcn0
>>176
スーパーでこんな会話が聞こえてきたら思わずぶん殴りたくなりますw
コイケヤのポテチが何を意味するのか気になります
深読みしすぎて、みいちゃんの影がちらつく寒い夜です
0179名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ a557-wbgk [58.94.38.100])
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2018/02/05(月) 23:21:46.19ID:OAf+lhcn0
『Flower』

植物園は独特な匂いがする。
ビニール内に濃縮された自然の香りが半発酵を繰り返したのちに、芳ばしくも優しい淀みとなり地面に染み付く。
高湿度の空気はその香りを重たく発散させ、人間の吐息さえも軽く舞い上がってしまうほどだ。
その女性の息に任せて流れ出た声は環境に溶け込んだ質のものであり、どこか人間らしくない透き通った声だった。
「いつも、歌ってますね」
「あ、聞いてたんですか。こうやって歌っていると花が元気になってくれる気がするんですよ」
「相当お上手なようですが、ご職業は?」
「ええ、歌手です。て、言っても全然有名じゃないんですけどね。良かったら今夜ストリートライブやるんで見に来てくれませんか?」

「よかったですよ」
ストリートライブは思いのほか見物人が多く、ギターケースにコインを入れて帰る者もいた。
すべての客が去ってから声をかけると、彼女は嬉しそうに微笑んだ。
「見に来てくれたんですか〜」
「ええまあ、よかったらこの薔薇もどうぞ」
「ありがとうございます」
彼女は薔薇を胸ポケットに差し、ギターケースを片付けた。本当によく花の似合う女性だった。

また次の日の朝、彼女は花の前に座り込み、歌声を響かせる。
花びらに調子を窺いながら誰にも負けない太陽のように明るい笑顔で、話すように歌いかける。
彼女の歌声に揺られながら、僕を含める幾つもの生物が今日も夢を見続けている。
「いつでも君の笑顔に揺れて〜太陽のように強く咲いていたい〜♪」

さて、ここでクエスチョンです。
ヒロインは誰でしょう?ヒントは最後の歌。
0180名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.12])
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2018/02/05(月) 23:53:28.21ID:YV9u4LBMa
>>178
深読みし過ぎ・・・

>>179
いつもながらクイズが苦手過ぎる俺・・・
0181帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第31話(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.12])
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2018/02/06(火) 00:05:20.55ID:jt3WkYEGa
「どう?似合う?」
我が家の台所でエプロン姿を俺に披露する愛しの理佐ちゃん

「似合う!世界一エプロン似合う!理佐ちゃんはエプロンするために生まれてきたぐらい似合う!」って大絶賛の俺

「エプロンするために生まれてきたって微妙だな・・・」俺の褒め言葉に苦笑いする理佐ちゃん


「ねぇ、見られてると恥ずかしいからあっちでテレビ見てて」
料理する理佐ちゃんから片時も離れたくない俺に理佐ちゃんからの非情な離れてろ指令だ

「うん、分かった」
制服にエプロンした幼妻仕様の理佐ちゃんはなんかエロくて素直に従っちゃう俺

ポテチ食べながらゲームするぐうたら亭主みたいな俺

「夕飯前にポテチ食べてんじゃねーよ」
ゲームやりながらポテチ食べてる俺にドス効かす制服にエプロン理佐ちゃん・・・やっぱりエロいな

「ねぇ、美味しかった」
台所で夕飯の後片づけする理佐ちゃんが食べ過ぎて牛のように転がる俺に聞いてくる

「美味しかった〜そしてなにより幸せだった!」って浮かれる俺に

「なに言ってんだか」って苦笑いの理佐ちゃん

「幸せだな〜なんか俺と理佐ちゃんの間に永遠が見えた気がしたな」ってひとりごちる俺

「そんなに幸せならまた作りに来てあげようかな」なんてさらに俺を幸せにする理佐ちゃん

「マジで!?超嬉しい〜」ってビールマンスピン決めちゃいそうな俺

「俺君素直に喜んでくれるからなんかしてあげたくなるんだよね」なんてちょっと照れながら言う理佐ちゃん

「じゃあさ、じゃあさ、今日泊まってけば」って明らかに暴走な俺に

「調子に乗ってんじゃねーよ」ってやっぱりドス効かす理佐ちゃん

「すいません」って全力謝罪の俺

「許さないよ〜」って笑いながら帰りじたくの理佐ちゃん

気づいたらとっくに8時近いじゃないか

「送ってくよ」って俺に

「うーん?じゃあ送って」  
なんて珍しく素直な理佐ちゃん

「電車に酔っ払いいたらヤバイから理佐ちゃん家まで送ってもいい?」って貪欲な俺

「えっ、それじゃ俺君が大変だよ」って遠慮する理佐ちゃん

「大変じゃないよ、理佐ちゃんと少しでも一緒にいたいだけだから」って本音が出ちゃう俺に

「じゃあ・・・甘えちゃおうかな」
なんて可愛く言ってくれそうだから好き
0182帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第32話(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.250.243.12])
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2018/02/06(火) 00:27:58.92ID:jt3WkYEGa
「寒い・・・」
外に出てみたらあまりの寒さに震える俺

「大丈夫?私なら一人で帰るの平気だよ」
なんて寒さに弱い俺を気づかってくれる優しい理佐ちゃん

「なに言ってんだよ理佐ちゃん、俺は愛しの理佐ちゃんをひとりで帰らすような鬼じゃないぜ」って言いながらマフラー巻く俺
 
「うん?理佐ちゃん今日マフラーどうしたの?」

「朝、寒くなかったから・・・」ってマフラー無しの理佐ちゃん

なんて無謀な女なんだ・・・やっぱり生涯俺が側で守ってあげなきゃダメだな

「よし、俺のマフラー半分こしよう」
瓢箪から駒の理佐ちゃんとマフラーを半分こ出来る喜びに寒さ忘れる俺

「恥ずかしいからやだよ」あっさり拒絶な理佐ちゃん

「風邪引いたら後で泣くの理佐ちゃんだぜ、恥ずかしいなんて気持ち捨てよう」って諦めない俺

「やだ、絶対にやだよ」 
なんてすたすた歩き出しちゃう理佐ちゃん

諦めきれずに立ち尽くす俺

「俺君、早く行こう」なかなか歩き出さない俺を急かす理佐ちゃん

「マフラー半分こするまで動かない!いや動けない!」って伝家の宝刀駄々こねを繰り出す俺

「もう、本当バカ・・・」
なんて怒りながらも戻ってきてくれるなんだかんだ俺には甘い理佐ちゃん

「ありがとう理佐ちゃん」って喜ぶ俺に

「俺君のマフラー短くて半分こ出来ないじゃん」って呟く理佐ちゃん

悲しい現実に立ち尽くす俺

数日後

「俺君、ちょっと早いけどクリスマスプレゼントあげる」
待ち合わせの駅前広場で紙袋に入ったプレゼントくれる理佐ちゃん
  
「理佐ちゃんこれ?」
紙袋の中から出てきた理佐ちゃん手編みのマフラー見て泣きそうな俺に

「泣いてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「これで半分こ出来るね」
なんて照れ笑いしながら俺の首にマフラー巻いてくれそうだから好き
0183名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KK8b-ZbXD [05004013125393_vg])
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2018/02/06(火) 13:00:01.66ID:L6UYFshLK
>>178
花とかフラワーとかいうタイトルの曲の更新はミスチルとKinKi Kidsと喜納昌吉あたりで停止していることもあり(前田あっさんのフラワーも聴いてません)、今回も降参ですm(_ _)m

ググるのもガマンします(笑)
0184名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW a557-TETQ [58.94.38.100])
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2018/02/06(火) 19:38:05.31ID:M+RD07cQ0
>>183
クイズって知識問題ですから、ググったら負けな気がしますよね
て言うか、そんだけ知識あれば絶対分かってるでしょw
歌詞はL'Arc~en~Ciel『Flower』ですから…
あとは日本語に訳していただければ、それが答えです

>>182
理佐ちゃんのマフラーになりたい

とか言い出さなくてよかったε-(´∀`*)ホッw
0185名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.251.247.4])
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2018/02/06(火) 19:48:21.73ID:KPA97c80a
>>184
ラルクだったか・・・

理佐ちゃんの個スレでは何回かマフラーになってるんですけどねw
0186名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW a557-TETQ [58.94.38.100])
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2018/02/06(火) 20:32:12.68ID:M+RD07cQ0
庭さん、僕の貼ったフェイクニュースに速攻で引っ掛かって頂いて何だか申し訳ないです…
まだまだ寒い時期が続きそうですので、風邪引かないよう気を引き締て行きましょw
0187名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.251.247.4])
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2018/02/06(火) 20:37:58.42ID:KPA97c80a
>>186
僕に恥かかせたね・・・
01892ちゃんの理佐ちゃん (庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.251.247.4])
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2018/02/06(火) 22:34:24.17ID:KPA97c80a
「ちきしょう!」
理佐ちゃんの個スレを見てスマホを投げる俺

「なに怒ってんの?」俺の投げたスマホを拾いながら聞いてくる愛しの理佐ちゃん

「理佐ちゃんの写真集出るってレス見て喜んでたらフェイクニュースだった」って泣きながら床を叩く俺

「わっ!?信じてレスしちゃってるじゃん、恥ずかしいね〜」って俺をからかう理佐ちゃん

喜びのあまりよく確かめもせずレスしちゃったうかつな俺

なんのためにAmazonまで予約しに行ったのか!

「ちきしょう、ぬか喜びさせやがって!なんや家宝にしたいって!」って怒る俺

「家宝にしたいってレスしてんのはあんたでしょ、それに私の個スレにブラ紐とか書かないでよ」って釘を差す理佐ちゃん

昨日、理佐ちゃんの写真集が出るとか噂になってたからあっさり引っ掛かってしまったのだ・・・

「まだ小説スレあるんだ」なんて俺のスマホを操作しながら理佐ちゃんが呟く

「わっ!?」って悲鳴あげる理佐ちゃん

「あんた・・・まだ私の小説書いてんの」俺の書いてる理佐ちゃんシリーズ見てドン引き理佐ちゃん

「キモ〜い」って俺のスマホ投げ捨てて干してある洗濯物を取り込み始める理佐ちゃん

ちっ、人のスマホ乱暴に扱いやがってってスマホ拾って画面を覗き込む俺

「大阪府の野郎・・・許せん」
小説スレに残る犯人の告白に歯軋りする俺

「駄目だ!悔しいからお風呂入って頭冷やす、理佐ちゃん一緒に入ってくれ」って理佐ちゃんを誘う俺に

「どさくさに紛れてんじゃねーよ」ってドス効かすクールな理佐ちゃん

「すいません、理佐ちゃんとお風呂入って洗いっこしたかったもんで」って謝る俺

「洗いっこなんしません」って洗濯物をたたみ始める理佐ちゃん

理佐ちゃんみたいな超美人のアイドルと同棲してんのに一緒にお風呂入れないなんて切ないな・・・

お湯に浸かりながらなんとか理佐ちゃんと一緒にお風呂入れないもんかを思案してたら
大阪府さんへの怒りはどうでもよくなっちゃった単細胞な俺

お風呂上がったらビール入れてくれるご機嫌な理佐ちゃん

「なんか機嫌良いね」って警戒する俺

「私に水着仕事やらしたくないってレスに愛情感じたからサービス」って嬉しそうな理佐ちゃん

「じゃあサービスついでにお風呂もいい?」って再びチャレンジする俺に

「調子に乗ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ちきしょう、大阪府さんのせいで理佐ちゃんに怒られた」って悔しがる俺に

「八つ当たりしてんじゃねーよ」って再びドス効かす理佐ちゃん

「私は俺君からあのレス引き出した大阪府さんに感謝してるよ」なんて言いそうだから好き
0190名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.251.247.4])
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2018/02/06(火) 22:36:05.96ID:KPA97c80a
>>188
もんちゃんや〜
0191名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.251.247.4])
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2018/02/06(火) 22:49:14.46ID:KPA97c80a
>>189
たまに短編も書きたくなる
0192名無しって、書けない?(兵庫県) (ワッチョイW 9d57-AM9y [60.36.116.119])
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2018/02/06(火) 23:53:48.45ID:pOZdCozS0
>>189
娘?のスレからの流れで久しぶりに?声出して笑ったわ、いつもありがとね先生
0193名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.251.247.4])
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2018/02/07(水) 00:04:24.80ID:PkDpfC/Ja
>>192
お義父さん、こちらこそ理佐ちゃんにはいつもお世話になっておりますm(__)m
0194名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW a557-TETQ [58.94.38.100])
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2018/02/07(水) 07:17:51.71ID:lkR67xTV0
>>189
理佐ちゃんの口から僕の名前が出るの3回目ぐらいですかね
いつも肩を持ってくれるので嬉しいです

>>192
お父さん、また書き込みに来てくださいね
何せ過疎スレなもので
0195名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.251.247.5])
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2018/02/07(水) 15:40:41.69ID:rJX0Dc06a
>>194
もしかして大阪府さん最多登場ですかねw
0196名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KK8b-ZbXD [05004013125393_vg])
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2018/02/07(水) 16:06:47.62ID:cYBFLXFSK
>>195
私は確か2回のはずなのでそうだと思います(笑)
0197名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.251.247.5])
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2018/02/07(水) 19:26:28.43ID:rJX0Dc06a
>>196
チワンさん2回に大阪府さん3回かぁ

なんだかんだ俺が一番理佐ちゃんと競演してるんですよねぇ
しかも彼氏役や旦那さん役で・・・照れるわw
0198帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第33話(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.251.247.5])
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2018/02/07(水) 20:56:19.71ID:rJX0Dc06a
「はぁ・・・」
俺の隣でさっきからため息つく理佐ちゃん

クリスマスも近づきサンタクロースが街を賑わす冬のある日

理佐ちゃん家で勉強するために二人で電車を待つ駅のホーム

ベンチに並んで座る俺と理佐ちゃん

「ごめんね、クリスマスなのにバイトなんて・・・」今日何度目になるか覚えてないけどまたも謝る俺

「ううん、謝んなくてもいいよ、俺君は毎年クリスマスはバイトだもんね」って努めて明るく言ってくれる健気な理佐ちゃん

そうなのだ・・・中坊の頃からクリスマスは親戚の酒屋でこき使われてる俺

うん?なんで理佐ちゃん俺が毎年クリスマスはバイトなの知ってんだろ?

「理佐ちゃんなんで俺が・・・」って聞こうとした瞬間

「はぁ・・・」ってまたもため息つくガッカリが隠し切れない理佐ちゃん

ヤバイな・・・俺に気を使わせないために平気な振りしてるけどかなり楽しみにしてたみたいだ・・・

「本当、全然平気だから気にしないでよ、クリスマスは友達とパーティするから」気まずそうな俺に気づいてまたも健気な理佐ちゃん

「はぁ・・・」そしてまたもため息の理佐ちゃん

かなり情緒不安定だな・・・

理佐ちゃんの編んでくれたマフラーを半分こして理佐ちゃんに巻いてあげる俺

「このマフラー温かいだろ?ただのマフラーじゃなくて編んでくれた人の愛情が温かくしてくれてんだよ」

「編んだの私だけど愛情なんて込めてないよ」ってこんな場面でツン出してくる空気の読めなさも魅力な理佐ちゃん

落ち込む理佐ちゃんを励まそうと良いこと言おうとする俺の気持ちを台無しにする理佐ちゃんのぽんこつに負けんな俺!

「俺も理佐ちゃんを温めてあげたいからクリスマスの予定空けといてよ」って理佐ちゃんに宣言する俺

「無理しなくていいよ」
言葉とは裏腹に嬉しそうな笑顔を見せてくれる理佐ちゃん


「俺君ここ違うよ」
炬燵に座る俺の横にくっついて勉強見てくれる理佐ちゃん

密着理佐ちゃんにムラムラが込み上げてくる俺

「俺君・・・鼻息が怖いんだけど・・・」オオカミに変身寸前の俺の気配を察知する理佐ちゃん

「理佐ちゃん」って理佐ちゃんに抱きつく俺

「え〜っ!?」って悲鳴あげる理佐ちゃん

ついに俺と大人の階段昇っちゃいそうだから好き
0199帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第34話(庭) (アウアウカー Sa49-ZfQa [182.251.247.5])
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2018/02/07(水) 21:43:41.31ID:rJX0Dc06a
「俺君・・・鼻息が怖いんだけど・・・」
なんて怯える理佐ちゃんの言葉を男と女の夜の会話に訳すと『俺君と大人の階段昇りたい』ってことだろって誤訳した俺

「いいじゃん!いいじゃん!ねっいいじゃん!」って中坊の時に先輩から教わった口説き文句連発で理佐ちゃんに迫る俺

「発情してんじゃねーよ」ってドス効かすと同時に俺の金玉蹴りあげる理佐ちゃん

「ひぃ〜」って悲鳴あげて悶絶する俺

「こわ〜い」とか言って逃げてく理佐ちゃん

やっぱり理佐ちゃんはひと味違うぜってゆっくり深呼吸して上がっちゃった金玉を下ろす

その様子をドアの隙間から窺う理佐ちゃん

「俺君大丈夫?」ってドアの向こうから聞いてくる理佐ちゃん

「うん、なんとか」って答える俺


「本当に大丈夫?」なんて俺の腰を叩いてくれる理佐ちゃん

「理佐ちゃんに金玉下ろしてもらえるなんて思わなかったな」って感謝する俺

「うるさい!黙って!」って顔が真っ赤になる理佐ちゃん

「あんたたち何やってんの?」そこに騒ぎを気にしてお義母さん登場

「あっはははは〜」って事情を聞いて大笑いするお義母さん

さすが理佐ちゃんのお母さん・・・笑いの沸点が低い

「笑ってんじゃねーよ」って恥ずかしそうに小声でドス効かす理佐ちゃん


「俺君心配だから駅まで送ってくるね〜」お義母さんに声かけて俺の手を取る理佐ちゃん

「あれ?そのマフラー」理佐ちゃんの巻いてるマフラーに気づく目敏い俺

「お揃いで作っといたんだけど、学校では恥ずかしいからさ」なんて照れながら話す理佐ちゃん

理佐ちゃん怒ってないみたいだと胸を撫で下ろす俺

「ねぇ、クリスマス本当にいいの?」って確認する理佐ちゃん

「うん、毎年手伝ってんだから大丈夫だよ」理佐ちゃんと繋いでる手に力を込める俺

負けじと握り返してくる負けず嫌いな理佐ちゃん

「痛たた〜理佐ちゃんにはかなわないや」って負けてあげる俺

「優しいな」って呟く理佐ちゃん

「いやいや、理佐ちゃんの握力はなかなかだよ」って褒める俺に

「違うよ、私のためにクリスマスの予定を変えてくれたこと言ってるの」って笑顔の理佐ちゃん

「今年は私のためにクリスマスのバイト休んで欲しいなってずっと思ってたから」なんて言ってくれそうだから好き
0200名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KK8b-ZbXD [05004013125393_vg])
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2018/02/07(水) 23:45:12.43ID:cYBFLXFSK
>>197
念のために申し添えますと
私の場合は理佐ちゃんが私の書き込みを読んで怒ったり喜んだりというシチュエーションだけですので
厳密な意味での共演は0でございます(笑)
0201名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.251.247.12])
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2018/02/08(木) 07:14:59.58ID:cvM2t9t8a
>>200
マジですか!?
チワンさんと大阪府さんには1話ぐらいちゃんと出演してもらおうかなw
0202帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第35話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.251.247.12])
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2018/02/08(木) 08:18:07.36ID:cvM2t9t8a
「えっ!?俺理佐ちゃん家出禁なの?」
今日も学校終わりに理佐ちゃん家で勉強だと張り切る俺に理佐ちゃんからの思いもよらぬ理佐ちゃん家出禁宣告

「うん、お母さんが面白がってお父さんに喋っちゃったんだよね、私が俺君に襲われたの」なんて人聞きの悪いこと言う理佐ちゃん

「うわっ、ババア空気読めねえな」

「うちのお母さんのことババア呼ばわりしないでよ」
思わず本音が出ちゃった俺にほっぺ膨らまして抗議の怒理佐ちゃん

「やべえな・・・将来のお義父さんにめっちゃ心証悪いじゃん」って理佐ちゃんとの明るい未来が見えなくなってきた俺

「どさくさ紛れにお義父さんとか言ってんじゃねーよ」ってドス効かす笑顔の理佐ちゃん

「お父さんには私から許してあげてってお願いしてあげるから反省してね」なんてのたまう理佐ちゃん

「こんなことならオッパイぐらい触っとけば良かった」って地団駄踏む俺に

「だから反省しろよ」って呟く理佐ちゃん

と、そこに

「朝からイチャイチャしてんな!コラ〜!!」
なんて絡んでくる酔っ払い二人組

「このチワン様の目が黒いうちは不純異性交遊禁止やぞ」って叫ぶ酔っ払いの片割れ

「そうやでこんな超美人女子高生連れて歩くなんてこの大阪府さんが許さんど」それに併せて叫ぶもう一人の酔っ払い

「こわ〜い」って怯える理佐ちゃんを守る振りして抱きしめるどさくさ紛れな俺

「朝から高校生に絡んでくるなんて絶対ろくでもないおっさんたちに決まってるよ、理佐ちゃん無視して行こう」
理佐ちゃんの手を引っ張って歩き出す俺

「帰りもいたらやだね」って俺の手をしっかり握りしめる可愛い理佐ちゃん

「大丈夫だよ理佐ちゃん、誰かが通報したみたいだからもう安心だよ」

パトカーに乗せられて連行されてくろくでもない二人組を指差す俺

「良かった」ってほっとする理佐ちゃん

「心配すんなよ、理佐ちゃんに変なことするやつは俺がボコボコにして川に放り投げてやるよ」
危機が去ったことを確認してから大言壮語する俺

「うん、さっき私を守ってくれた俺君カッコ良かった」なんて言ってくれる理佐ちゃん

目がハートマークになってそうだから好き
0203名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.251.247.12])
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2018/02/08(木) 08:19:14.42ID:cvM2t9t8a
>>202
さっそく競演してもらう俺w
0204名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KK4b-HG2Y [05004013125393_vg])
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2018/02/08(木) 10:17:47.23ID:bv1d8hlQK
予想よりは酷い役柄じゃなくてよかった(笑)
0205名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ f557-jA6l [58.94.38.100])
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2018/02/08(木) 17:32:56.17ID:EnKQH6Bj0
予想より酷い出演の仕方だった…

>>200
私も生身の人間として出演したのは、今日が最初ですw
0206名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ f557-jA6l [58.94.38.100])
垢版 |
2018/02/08(木) 17:37:37.76ID:EnKQH6Bj0
『太陽を持って帰れるだろうか』

金色に染まる稲穂畑に風車の影が長く伸び、回転する度に太陽の光を遮っていた。
夏の終わりを知らせんとばかりに耳の側を風が通り過ぎ、赤とんぼが空中から影を落としている。
人差し指を立てた。とんぼが止まる。
「理佐ちゃんには全然止まらないね」
梨加は得意気に語りかけた。
「きっと私が美人で近づけないのよ」
理佐の言葉に、梨加は高い声で笑う。笑い声に誘われるように、二匹目が止まる。
理佐はカバンを持った。
「もう帰る」
「えー、待ってよ」
梨加もカバンを持って、追いかける。柔らかい土手の上を全速力で駆けてゆく。
何でもない石ころに蹴躓いて、転んだ。怪我はないけど、なぜか立つ気力もなくなった。
理佐が早歩きで遠ざかっていくのが見える。その姿が黄金に輝く太陽に重なっている。
風に短い髪が流されて、首のうしろが見えている。
「きれいだなぁ」
理佐に吹く風と同じ平行な角度で、梨加にも風が吹く。梨加は風に向かって目をつぶった。

「ねえ、ぺーちゃん、いっしょに帰ろうよ」
いつの間にか理佐が横にしゃがんでいる。
「帰ったんじゃなかったの?」
「あっち、家と逆の方向だった…」
梨加は笑う。
「もう、そんなに笑わなくてもいいじゃん」
怒った理佐の顔の上には、とんぼが乗っている。

美人で近づきにくいと評判の理佐に、初めて声をかけたのは梨加だった。
それから二人はずっと一緒にいる。でも、そんな日々は、やがて過ぎ去ってしまう。
もう終わりの時だった。

二人の前に影が伸びている。案山子の影も伸びている。
「ぺーちゃん居なくなったら、私、一人になっちゃうよ」
理佐が言った。下を見ている。梨加は顔を覗き込んだ。
「泣いちゃダメだよ」
「そうだよね…でもどうしたらいいんだろう」
「忘れればいいよ、私のことなんて」
「そっか…」
「辛くなったら連絡して、いつでも戻ってくるから」
理佐がうなずいた。梨加は左手で目を擦った。
二人を見送った太陽は、沈んでいった。


Can you catch a bird as she flies?
Can you steal the sun from the golden sky?

あの素晴らしい愛をもう一度 ブラザース・フォアVer.
https://www.youtube.com/watch?v=bxL1ql21Xks
0207名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KK4b-HG2Y [05004013125393_vg])
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2018/02/08(木) 17:45:11.44ID:bv1d8hlQK
>>205
大阪府先生は紳士ですからショックなんですね

私はきっと、道端で似てない似顔絵を描くぼったくりのオヤジ役で、客にダジャレと下ネタを乱発した挙げ句に理佐ちゃんの逆鱗に触れて俺君にボコボコにされるに違いないと戦々恐々としてたので
ほっと胸をなで下ろしました(笑)
0208名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.251.247.7])
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2018/02/08(木) 18:04:44.61ID:aez2PDRQa
>>205
マジですか・・・
理佐ちゃんの目に映り認識してもらえるとゆう俺の妄想世界においてはこれ以上無いであろう最上級の待遇なのにw

>>207
敬愛するチワンさんをそんな酷い扱いするわけないじゃないですかw


ちなみにまだお二人の出演終わってませんからw
0209名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.251.247.7])
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2018/02/08(木) 18:15:24.59ID:aez2PDRQa
>>206
ぺーちゃんと二人で仕事の時の拙いながらインタビューで頑張る理佐ちゃんが面倒見の良いお姉さんみたいでもっと見たいから運営にはWワタナベ諦めないで欲しいなぁ

しかし、大阪府さんは音楽にも造詣が深いですなぁ
0210愛しの嫁理佐ちゃん 第24話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.251.247.7])
垢版 |
2018/02/08(木) 19:07:53.86ID:aez2PDRQa
「ねぇ、お母さんがたまにはご飯食べに来てって言ってるよ」
休日だと言うのに部屋でゴロゴロしてる俺に蔑んだ瞳の理佐ちゃん

「夜は明日から月曜日で仕事やだよ〜ってウダウダしたいからパスだね」って嫁の実家なんて気を使うだけの場所に行きたくない俺

「わざわざウダウダすんなよ」って厳しい理佐ちゃん

復職した直後こそ張り切って働いたもののすっかり元の腰かけ社員に戻ってしまった俺

月曜日なんて嫌いだ・・・

「またクビにされて泣いても知らないよ」って嫌み言う理佐ちゃん

「じゃあ、理佐ちゃんだけ夕飯ご馳走になって来なよ」
機嫌が悪くなりそうな理佐ちゃんの機嫌をとる俺

「私だけじゃやだ、それに俺君も連れてこいって言ってたもん」って駄々っ子な理佐ちゃん

「でも俺いない方がねぇ三郎も喜ぶでしょう、俺嫌われてるし」ってちょっと拗ねるふりするどうしても理佐ちゃんの実家に行きたくない俺

「お父さんのことねぇ三郎とか呼んでんじゃねーよ」ってすかさずドス効かす理佐ちゃん

「だいたい受験控えて大事な時期に理佐ちゃん家出禁になったせいで大学落ちたようなもんだからな」ってまだねぇ三郎を許した訳じゃない俺

「私ん家来てもエッチなことばっかり考えてちゃんと勉強してなかったじゃん」ってねぇ三郎を庇う理佐ちゃん

「だいたいあん時だって金玉蹴られたんだから俺の方が被害者なんだけどね」ってささやかな抵抗する俺

「うるさい!それより出かけるよ」気づいたらおめかし完了の理佐ちゃん

「どこ行くの?」おめかしして一段と綺麗になった理佐ちゃんに見惚れる俺

「やっぱり忘れてた・・・」って拗ねる理佐ちゃん


「本当に約束したかな?」理佐ちゃんに無理矢理着替えさせられ映画に付き合わされる俺

「約束したよ、もっとも俺君酔っ払ってたから忘れてんのかもね」なんていたずらっ子みたいに笑う理佐ちゃん

やりやがったなこのアマ・・・

どうやら酔うと理佐ちゃんの言うことは全部叶えてあげたくなっちゃう上戸につけこんで約束させられた様子の俺

奸計を用いて俺の競馬行く予定を潰すとは許せんな・・・
今後のこともある一丁ふて腐れて目にもの見せてやるか?
なんて考えてた俺だけど

「俺君とお出かけ嬉しいね」
なんて理佐ちゃんが腕組んで来たらどうでもよくなっちゃいそうだから好き
0211愛しの嫁理佐ちゃん 第25話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.251.247.7])
垢版 |
2018/02/08(木) 20:41:34.94ID:aez2PDRQa
「良い映画だったね」
映画館を出るなり理佐ちゃんに感想を聞かれる前に機先を制する上映中ずっと寝てた俺
 
「ねっ、しばらくぶりに映画で泣いたかも」って感動してる理佐ちゃん

「俺も泣いちゃったもんなぁ」って理佐ちゃんに合わせて感想言う俺

「本当良かったよね、俺君はどのシーンが良かった?」

「良いシーンばっかりで絞るの難しいな・・・理佐ちゃんは?」

「私は断然ヒロインが好きな人と再会するシーンかな」って恋する乙女に戻ってる理佐ちゃん

「俺もそのシーンが一番だよ、理佐ちゃんも同じシーンだったのかよ、このデスティニーに乾杯」って理佐ちゃんと握手求める俺に

「調子合わせてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「あんたはずっと寝てたでしょ」って丸っとお見通しの理佐ちゃん

と、そこに

「昼間からイチャイチャしてんな!コラ〜!!」 なんて酔っ払いのくだ巻くダミ声

「このチワン様の目が黒いうちは不純異性交遊禁止やぞ」って叫ぶ酔っ払いの片割れ

「そうやでいくらブスな女子高生でも連れて歩いとったらこの大阪府さんが許さんど」それに併せて叫ぶもう一人の酔っ払い

「うわっ、日曜日の昼間から高校生カップルに絡んでるなんて、きっとろくでもない奴らだね、関わらない方がいいよ」
ろくでもない二人組のダミ声に怯える理佐ちゃんの肩をそっと抱いてあげる優しい俺

「ねぇ、あの人たち見たことない」って俺に聞いてくる理佐ちゃん

「さあ、どうだろう?いずれにしろ理佐ちゃんは今回の人生はご褒美で観光旅行に来てるようなもんなんだから、わざわざあんなゲスな輩は目にしちゃダメだよ」
なんてとんでも理論で理佐ちゃんを過保護にしちゃう俺

「訳わかんないこと言ってんじゃねーよ」
って俺の陰に隠れながら記憶の糸を手繰る守ってあげたくなる可愛さの理佐ちゃん

「無理に思い出さなくても」って理佐ちゃんが知恵熱出しちゃうんじゃないかと心配する俺に

「やだ、なんか俺君がカッコ良かった気がするから絶対思い出すの」って言ってくれそうだから好き
0212愛しの嫁理佐ちゃん 第26話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.251.247.7])
垢版 |
2018/02/08(木) 20:56:29.66ID:aez2PDRQa
「思い出した!高校生の時に私たちに絡んできた人たちだよ」
モヤモヤが晴れて目を輝かす理佐ちゃん

俺のカッコ良かった思い出はどうした?
なんて思いながらも

「あぁ、あいつらか」ってまったく覚えてないけど理佐ちゃんに調子合わせる俺

「俺君、あの子たち助けてあげなよ」って無茶ぶりしてくる気まぐれ理佐ちゃん

「助けてあげたいけど彼氏が彼女を守るチャンス潰したら悪いだろ」ってカッコ良く危機回避する俺

「なんでよ〜私に変なことしたらボコボコにして川に放り投げてやるって言ってくれたじゃん」

おい、おい、おい、俺が覚えていないの良いことにまたも話をでっち上げてるとしか思えない理佐ちゃん

「言ったとしたらそれは俺が世界一大好きな理佐ちゃんだからだよ、少なくとも彼氏がいるブスな女子高生を助けるためではないよ」 
君子危うきに近寄らず、ただし理佐ちゃんのためなら例外ありを地で行くクールな俺

「人の彼女をブスとか言ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、助けてあげて」って頑張る理佐ちゃん

「ダメ、取りあえずは彼氏がひとりで頑張らないと助けてあげない、これは女の考えの及ばない世界の話だから理佐ちゃんも我慢して」
って危険に巻き込まれたくない一心で理屈を捻り出す俺

「うん、分かった・・・」って俺の屁理屈に納得しちゃう可愛い理佐ちゃん

そうこうするうちに誰かが通報したのだろう、あっさりパトカーで連行されるろくでもない二人組

「俺君もお酒飲んで競馬ばっかりやってるとあんなんなっちゃうよ」って哀れな二人組を見ながらマジトークの理佐ちゃん

「それは怖いな、あの人たちあれから8年もあんなことしてるんだもんな・・・反面教師にするわ」
って高3で初めて見た酔っ払いがそれから8年後にまだ同じことやってる事実に真人間になろうと思い直す俺

「でもお陰で私を守ってくれたカッコ良い俺君思い出したからちょっと嬉しい」
なんてまた俺の腕にしがみついて来る理佐ちゃんの目はやっぱりハートマークになってそうだから好き
0213お礼を言うスレの理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.251.247.7])
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2018/02/08(木) 21:44:51.08ID:aez2PDRQa
高校入学とともに世界一の美人理佐ちゃんに一目惚れした俺
なんとか仲良くなりたいとは思うものの美人過ぎる理佐ちゃんにビビってるうちにもうすぐ卒業だ

そんなある日の放課後

先生に呼び出されて説教される俺
「こんな時間まで説教されてトホホだよ」って情けない俺に

「愚痴ってんじゃねーよ」なんて声かけてきたのは理佐ちゃんだ!?

可愛い顔してドスの効いた声だったな・・・なんて気持ちを隠しながら
「理佐ちゃんも居残り説教受けてたの?」って聞く俺

「あんたと一緒にしないで」ってクールな理佐ちゃん

「そうなんだ・・・」憧れの理佐ちゃんと放課後の教室に二人

いつか告白するぜなんて思ってた俺だけどいざ二人っきりになったら
ビビちゃって告白どころか早くこの場を去りたいと帰り仕度急ぐ俺

「じゃあ、帰るわ」って理佐ちゃんに声かけて教室を出ようとする俺に

「ねぇ、俺君のこと待っててあげたんだけど」なんてぶっきらぼうに言ってくれそうな理佐ちゃんにありがとうございますm(__)m
0214お礼を言うスレの理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.251.247.7])
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2018/02/08(木) 21:57:37.87ID:aez2PDRQa
「俺君のこと待っててあげたんだけど」
なんて言ってくれた理佐ちゃんと一緒に駅までの道を歩いた昨日の俺

ちきしょう、なんで昨日みたいなチャンスをものに出来ないんだ!俺

情けないことに超美人の理佐ちゃんと二人で歩いてるだけでドキドキしちゃって・・・
結局、一言も言葉を交わすことなく反対のホームに消えてく理佐ちゃんの背中を見送った俺

しかし、そんなことがあったせいか理佐ちゃんに告白したい欲は高まるばかりの俺

授業中ことさら騒いぐ俺

先生を怒らせて今日も居残り説教を喰らう作戦の俺

もし今日も理佐ちゃんが待っててくれたら・・・

そんな期待を胸に居残り説教から教室に戻る放課後の俺

「居ねえじゃねーか!」って思わず叫ぶ俺

これが逃した魚はでかかったってやつか・・・

哀しみと寂しさを友に放課後の校庭を抜けて駅への道を歩く俺

昨日は隣に理佐ちゃんが居てドキドキ半端なかったな〜なんてあのドキドキが懐かしくなる俺

「あ〜理佐ちゃん戻ってこい」って思わず呟く俺の耳に

「置き去りにしてんじゃねーよ」って理佐ちゃんの声

慌てて振り向くと

「今日は部活あったから」なんて照れ隠しにそっぽむきながら呟く理佐ちゃん

帰っちゃったんじゃなくて部活出てた理佐ちゃん、真面目で可愛い

可愛すぎる照れ理佐ちゃんにビビってなんも言えない俺に

「わざと居残り説教されてんじゃねーよ」
なんて言ってくれそうな理佐ちゃんにありがとうございますm(__)m
0215名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.251.247.7])
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2018/02/08(木) 22:01:34.03ID:aez2PDRQa
片思い以上両想い未満も書きたいとお礼を言うスレでスレチネタ始めました

迷惑がられたらこっちに撤退してきますm(__)m
0216名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.251.247.7])
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2018/02/08(木) 22:34:45.57ID:aez2PDRQa
気づいたらチワンさんと大阪府さんで3話も書いてしまった
本当は隣の席の理佐ちゃんとロマンチックなクリスマスを過ごす予定だったのに・・・

貴重な1日を返して欲しい気分です・・・
0217帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第36話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.50])
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2018/02/09(金) 10:42:18.57ID:RU2P0lgVa
「なんてこった〜」
あれほど理佐ちゃんに大見栄切ったのにクリスマスのバイトを休めなくなった俺

「ちきしょう、バイト代2倍までは断れたのに3倍なんて言われたら断れないよ」
欲に目が眩んで理佐ちゃんを裏切った自分自身に憤る俺

ざわざわざわ

回りの群衆が騒ぐ俺を遠巻きに見ている

「ちっ、なに見てんだよ愚民どもが」って文句言う俺に

「愚民はあんたでしょ」なんて理佐ちゃんが群衆の波を掻き分けて俺の元に

「ちょっと目を離した隙になにやってんの、図書館で騒がないでよ」
俺に注意しながら群衆に謝る理佐ちゃん

理佐ちゃんのお父さんに出禁にされてしまった俺
仕方なく図書館で勉強することになったってわけだ

「意外と人多いね」って小声で喋る俺

「うん、分かったから勉強して」って連れない理佐ちゃん

「理佐ちゃん、理佐ちゃん、あそこに居る娘さ、本当は幽霊で俺たちにしか見えてなかったらどうする?」って集中力の無い俺

「どうもしない」ってやっぱり連れない理佐ちゃん

ちっ、つまんねぇな・・・

勉強に集中する理佐ちゃんの背中を突っつく俺

俺の手を無言で振り払う理佐ちゃん

挫けずに再度理佐ちゃんの背中を突っつく俺

「きゃっ!?」って可愛い悲鳴あげる理佐ちゃん

ガッツポーズ決める俺に

「ブラのホック外してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

そして図書館を追い出される俺と理佐ちゃん

「もう帰る」って完全にへそ曲げる理佐ちゃん

「ごめんなさい、思ったより人が多くてはしゃいじゃいました」って謝る俺

「はしゃいだぐらいでブラのホック外されたら迷惑なんだけど」ってまだご機嫌斜めな理佐ちゃん

「でも彼女のブラ外す時は大概はしゃぐんじゃない」ってもっともなこと言う俺に

「うるさい!黙って!」ってキレる理佐ちゃん


「はぁ・・・どっか落ち着いて勉強出来るとこないかな〜」
って俺のために勉強するとこ探してくれそうだから好き
0218名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KK4b-HG2Y [05004013125393_vg])
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2018/02/09(金) 12:18:57.77ID:ZbNLypvnK
>>206
ブラザースフォーがカバーしてたとは知りませんでした
ついでにWikipedia見たらなんと最初はシモンズのデビュー曲用に作られたと知って二度びっくり

正直言って自分はWワタナベっていうくくりがあまりしっくり来てなかったんですが
これを読んで初めてイイじゃん!って思えました

>>216
申し訳ありません
…って何で自分が謝ってるの(笑)
0219名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.50])
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2018/02/09(金) 17:38:17.17ID:RU2P0lgVa
>>218
こちらこそ不充分なプロファイリングしかできずお二人の人物描写がいまいちで申し訳ねえっすm(__)m
0220帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第37話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.50])
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2018/02/09(金) 18:05:23.60ID:RU2P0lgVa
「どっか落ち着いて勉強出来るとこないかな〜」
俺のために勉強出来る場所を求めて嘆く理佐ちゃん

理佐ちゃん家を出禁になり、さらに図書館では回りに迷惑をかけてしまい四面楚歌な俺と理佐ちゃん

「理佐ちゃんからお義父さんに俺の出禁解くように頼んでよ」って嘆く理佐ちゃんに乗じて頼み込む俺

「無理だよ、私お父さんとあんま喋んないもん」って冷えた親子関係を吐露する理佐ちゃん

「そうなんだ」って相づち打つ俺

「うん、なんかお父さんって呼べなくてさぁ、ねぇってしか呼んだことないんだ」ってため息つく理佐ちゃん

なんや急に・・・?お父さんをお父さんって呼べないってなかなか闇が深そうだな・・・

「そう言えば、さっき図書館でなに騒いでたの?」お父さんの話題から話を逸らす理佐ちゃん

「理佐ちゃんごめん、クリスマスのバイトやっぱり抜けらんないんだ」
ここは誠意見せる時だとばかりに凄い勢いで土下座する俺

俺を見下ろす無言の理佐ちゃん

めっちゃ怒ってんのか?って恐る恐る顔をあげる俺に

「パンツ見てんじゃねーよ」って笑う理佐ちゃん

怒ってないのかな?

「たぶんこんなことになると思ったから愛佳たちの方断ってないから気にしないで」って優しく言ってくれる理佐ちゃん

「理佐ちゃん許してくれんの?」ってほっとする俺に

「クリスマスプレゼント期待してるからバイト代いっぱい貰ってきてね」なんて言ってくれそうだから好き
0221名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ f557-jA6l [58.94.38.100])
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2018/02/09(金) 19:05:37.43ID:qlbh8wkH0
>>216
不当な扱いを受けた上に、無駄だと言われるなんて…
菅井さん、一言↓

https://i.imgur.com/ccVgZVM.jpg
0222名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ f557-jA6l [58.94.38.100])
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2018/02/09(金) 19:07:32.55ID:qlbh8wkH0
『パブロック』

「ちっ、これやばいな」
僕はモニターとにらめっこをして、会社の行く末を占っていた。
パウエルFRB議長の就任日、NYダウ平均株価が大幅な下落を見せたのだ。
そのように書くと、パウエルさんが悪いかのような印象を与えてしまうが、別にパウエルさんの責任ではない。
アメリカにおける長期金利の急上昇が原因だ。株安は日本にも連鎖し、日経平均の下げ幅は一時1600円を超えた。

「何がやばいんですか?」
話しかけてきたのは、同僚の米さんだ。
僕の一年後輩でありながら、その能力を社長に買われ、すでに一年後の課長のポストを約束されている。
「株価、見た?」
「ええ、見ましたよ。これから先、大幅な変動が続くでしょうね」
「やばくない?」
「どうせ、うちの会社には関係ありませんよ」
「そうだといいんだけどね…」

始業のベルが鳴った。これから朝の定例会議が始まる。


「えー、見ての通り、うちの会社は危機的な状況にあります」
部長がスクリーンを棒で差し示した。収益のグラフは、今週の株価と同じ折れ線を辿っている。
「部長、やはり株安が原因ですか?」
僕は思い切って聞いた。会議の出席人数はそう多くないから、発言がしやすい。
と言うか、そもそも会社が少数精鋭という(小規模を隠したいだけにしか思えないのだが)方針のため、社員が少ない。
「あほ、うちはそんな大企業じゃないから関係あらへんわ」
部長は関西訛りで自信満々に言うが、業績が振るわないのは部長のせいだ。
可愛すぎる部長として雑誌に取り上げられ注目を浴びたまではよかったものの、その後調子に乗りすぎて会社を破綻寸前にまで追い込んだ。

「というわけで、今週のタスクは一発逆転のアイデアをプレゼンすること。期限は金曜日の午前十時」
「滅茶苦茶じゃねえか…」
「そこ、何か言うた?」
「いえ、何も言ってません」

部長はその「一発逆転のアイデア」で一度失敗した。というか、現在進行形で失敗している。
結局のところ、身の程をわきまえ、真面目に稼ぐのが一番である。
しかし、赤字を黒字にまで持っていくためには、画期的なアイデアで爆発的な利益を生むのが必須であることもまた事実だった。

つづく
0223名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ f557-jA6l [58.94.38.100])
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2018/02/09(金) 19:08:01.19ID:qlbh8wkH0
「そういえば何で今泉さんは部長になれたんだろう」
アイデアなど浮かぶわけもなく、僕は愚痴をこぼしながらとんがりコーンを指にはめて遊んでいた。
割りと自由な勤務スタイルのため、基本的に何をしても怒られない。
米さんはメモ帳にアイデアを書き出している。
「部長は上に媚びを売るのが上手かったんですよ」
「ああ、そんな感じするね。米さんは下手なの?実力あるのに」
「私、出世には興味ないんで。それに、媚び売るほど口達者でもないんで」
米さんはアイデアを書き続けている。使えそうなアイデアは山ほどあるが、部長は全て否定するだろう。
噂ではアップルのジョブズに憧れているらしく、会議では部下を頭ごなしに否定するスタイルを模倣している。
コンピューターも、高額なiMac proを導入し、性能を持て余している。

「先輩、今晩時間ありますか」
「お、何?珍しいね、米さんからお誘いなんて」
「違います、仕事です。マーケティングをしましょう」

うむ、実に頼もしい。彼女はまるでウォズニアックみたいだ。

つづく
0224名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ f557-jA6l [58.94.38.100])
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2018/02/09(金) 19:08:22.33ID:qlbh8wkH0
春の夜は、風が気持ちいい。
飲み屋街の道を通り抜ける間に、その風は汚れる。
僕と米さんは、比較的大きいパブに入った。
「いらっしゃいませ、何名様ですか」
スーツを着たウェイターがお辞儀をして出迎えた。
「客じゃないんだ、店長呼んでくれるか」
「かしこまりました」

僕たちは側のテーブルに座った。店内は、他のところに比べれば大きい方だ。
ステージでは、ロックバンドが音合せをして、来客に備えている。
「あぁ、マーケティング部の方ですか」
店長が出てきた。
「すみません、忙しい時間に。どうですか最近の調子は?」
「微妙ですね。やはり若い人にパブロックは受けませんよ」
「そうですか、ちょっと店内で様子を探ってもいいですか」
「どうぞご自由に。飲み物はまけときますから」

米さんはオレンジジュース、僕はビールを頼んだ。
マーケティングの基本は客と同じ目線になってみることであり、アルコールを体内に入れることで手っ取り早くそうなれる。
米さんはきょろきょろしている。前に来た時もそうだった。こういう店が苦手なように見える。
「米さんは座ってたらいいよ。俺が一人で行ってくる」
「え、でも…」
「変なやつに絡まれたら、大変だからね」

つづく
0225名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ f557-jA6l [58.94.38.100])
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2018/02/09(金) 19:09:08.98ID:qlbh8wkH0
僕はグラスを片手にステージの方に近づいていった。
まだ演奏は始まっておらず、客も疎らだ。
「あのすみません…ここいいですか?」
客の一人に声をかけた。
「おおいいぜ、ちょうど暇だったから。庭だ、よろしく」
「俺、こういう店は初めてだからどうすればいいかわかんなくて」
「なーにこの店は自由なのだよ。飲むもよし、演奏を聞くもよし。でも最近はパッとしないな」
「パッとしない?」
「ああ、レベルが低い。これなら理佐ちゃんの歌声の方が千倍いいよ」
「りさちゃん?誰ですか」
「お前さん知らないのか。今人気急上昇中のアイドル理佐ちゃんだよ。あぁ〜愛しの理佐ちゃーん」

僕は離れた。
夕方から酔っ払ってアイドルを応援しているような人に用はない。


「収穫ありましたか?」
4時間ほど店でマーケティングを続けたが、客が居ないのではどうしようもない。
米さんは米さんで色々やっていたらしい。ステージから離れて座っている若い女の子に声を掛け、調査をしていた。
そして調査を終え、お互いの口から出た共通のワードが、『アイドル』だった。
ロックバンドは古いらしい。


後編は明日にでも
0226名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/09(金) 19:22:13.73ID:dzYv+cuPa
さりげなくリベンジされてるw
0227帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第38話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/09(金) 19:48:47.85ID:dzYv+cuPa
「クリスマスに理佐ちゃんがやって来た♪」
朝から我が家にやって来た理佐ちゃんにテンション上がる俺

「朝から替え歌歌ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃんもちょっぴりテンション高めだ

「それに今日はイブで本当のクリスマスは明日だよ」って得意顔する理佐ちゃん

うっ・・・理佐ちゃん・・・そんなことたいがいの奴は知ってると思われ・・・無論俺も知ってる

「へぇ〜そうなんだ、俺全然知らなかった」
たまにぽんこつになっちゃう理佐ちゃんのために全力のへぇでうかつな俺を演じる優しい俺

満足気な笑顔浮かべる理佐ちゃんに報われた気がする俺

「ところで朝からどうしたの?」笑顔の理佐ちゃんの可愛さに見惚れながら聞く俺

「うーん?やっぱり顔ぐらいは見ときたくなっちゃって」ちょっぴり照れる理佐ちゃんにますます見惚れる俺


「明日は朝から私とデートなんだからはしゃぎ過ぎないでよ、未成年なんだから絶対にお酒なんて飲んじゃダメだからね」
バイト終わりの打ち上げに参加させられるだろう俺に釘を刺しバイトに送り出す理佐ちゃん


「やい!バイトの女子大生辞めちゃったってどうゆうことやねん?」って親戚のオッサンに文句たれるサンタコスの俺

「仕方ねえだろ、イブを一緒に過ごしてくれって告白したら音信不通になっちまったんだから」って逆ギレ気味な親戚のオッサン

「女房子供に逃げられた40過ぎのオッサンがクリスマス目指して女子大生に告ってんじゃねえよ、バカ野郎」って負けじとキレる俺

女子大生のミニスカサンタを密かに楽しみにしてた俺に

「てめえ、表出るかこの野郎!」ってマジギレの親戚のオッサン

「うっ・・・」元武闘派ヤンキーの迫力にビビる俺

逃げるように店の外に作られたケーキの特売売場に

「だいたい酒屋がクリスマスに便乗してケーキ売るってどうなんだよ」って愚痴る俺

こんなことなら理佐ちゃんとクリスマスを楽しみたかったなって哀しみの俺に

「サンタコスしてんじゃねーよ」ってドス声が

まさか!?

なんて振り向いたら理佐ちゃんが立ってそうだから好き
0228帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第39話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/09(金) 20:29:08.54ID:dzYv+cuPa
「サンタコスしてんじゃねーよ」
クリスマスにサンタコスして酒屋特製ケーキ売ってる俺

そこに響くドス声

「まさか!?」って振り向いたら

俺を指差してギャハハ笑いする理佐ちゃんの親友志田愛佳・・・

「似てた?ねっ理佐に似てたっしょwww」ってゲラゲラ笑う志田

「うるせえ、俺が理佐ちゃんの声間違うわけねえだろ」って言い返す俺

「ジャンケンで負けちゃってさ買い出し」って勝手に喋る志田

「じゃあ、ケーキ持ってけよタダで良いから」って太っ腹な俺

「マジで」って喜ぶ現金な志田

「その代わりみんなで理佐ちゃんに優しくしてやってくれよな、今日は寂しい思いしてるから」ってどこまでも理佐ちゃん思いな俺

「うん?あんたなに言ってんの」って怪訝な顔する志田

「理佐ちゃんお前らとクリスマスパーティーしてんだろ?俺がバイトになっちゃったから」

「えっ、理佐来てないよ、あんたとデートだからってお店の予約キャンセルしちゃったから理佐の分」

「うん?理佐ちゃん俺がバイト休めないの見越して断らなかったからって言ってたんだけど・・・」

「あちゃ〜あんたに気を使ってそう言ったんだねきっと、理佐は優しいから」

「マジか・・・?」志田の言葉に立ち尽くす俺

「あんたバイト何時までか知んないけど電話ぐらいしてあげなよ」なんて言い残して帰る志田愛佳

なんてこったい・・・このままじゃ理佐ちゃんの高校生活最後のクリスマスが寂しい思い出になっちまう

居ても立ってもいられず理佐ちゃん家に駆け出す俺

きっと理佐ちゃん寂しくて泣いてるだろうから好き
0229帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第40話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/09(金) 20:56:58.08ID:dzYv+cuPa
「ヤベエ〜理佐ちゃん家出禁なの忘れてたよ」
志田愛佳から理佐ちゃんがひとりぼっちかもなんて匂わされて駆け出したサンタコスの俺

理佐ちゃん家の駅まで走ってきた青春な俺

しかし、理佐ちゃんのお父さんから出禁にされてるの思い出し駅前で頭抱える俺

「ママ、サンタが頭抱えて喚いてるよ」俺を指差す子供

「しっ、指差しちゃダメ」って子供の手を取り早足で歩き去る母子

「そうだスマホで理佐ちゃんを呼び出そう」ナイスアイデアな俺

「って、スマホ置きっぱなしだよ〜」またも頭抱える俺

酒屋を飛び出して2時間近く 

ようやく理佐ちゃん家まで来た俺

うん?理佐ちゃんの部屋電気点いてないな・・・

なんとか理佐ちゃんに気づいてもらう方法はないもんかと理佐ちゃんの部屋を睨む俺

そうこうするうちに理佐ちゃんのお母さんが玄関に出てきた、ラッキー!

「お義母さんすいません」って声かける俺

俺を見るなり腹を抱えて笑う理佐ちゃんのお母さん

「お隣がサンタがずっと理佐の部屋見てるって電話くれたから、もしかしてと思ったら」って笑いが止まらない理佐ちゃんのお母さん

「はあ、ストーカーだと思われたんですかね」って笑い過ぎな理佐ちゃんのお母さんをどうしていいか分からない俺、理佐ちゃん早く出てきてくれ〜


「えっ、出かけちゃったんですか?」
理佐ちゃんのお母さんから理佐ちゃんが2時間ほど前に出かけたと聞いてまたも立ち尽くす俺

もしかしたら理佐ちゃんも俺のこと探してくれてそうだから好き
0230帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第41話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/09(金) 21:34:53.62ID:dzYv+cuPa
「愛しの理佐ちゃんどこ行った〜」
取りあえずスマホを取りに戻ろうと酒屋へ引き返す俺

「財布ぐらい持って出りゃ良かったな、そもそも理佐ちゃん家に駆け出す前に電話しとけば良かったんだよな」ってそれじゃドラマチックにならねえだろな俺

疲れ果てて酒屋に戻るとケーキ売ってるミニスカサンタの後ろ姿が

マジか!?女子大生戻って来たやんって急に元気出る俺

しかしミニスカサンタの威力は凄いなめっちゃ行列してるじゃん・・・

「お疲れ様で〜す、配達から戻りました」ってめっちゃスタイルの良いミニスカサンタの後ろ姿に声かける俺に

「ウソついてんじゃねーよ」って正真正銘なドス声

「理佐ちゃん・・・」事態が飲み込めずに立ち尽くす俺

「なんかおじさんが一人で困ってたから・・・」なんて説明になってねえよな理佐ちゃん

完璧過ぎる理佐ちゃんのミニスカサンタに見惚れる俺に

「ジロジロ見てんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃんだけど

俺にミニスカサンタコス見られて顔が真っ赤です


「なんでここ分かったの?」確か理佐ちゃんには酒屋の場所教えてないはずの俺

「愛佳が素直になれバカって電話くれたんだ」ってケーキ売る合間に教えてくれる理佐ちゃん

あいつ・・・良い奴だなって志田を見直す俺

「それで俺の代わりにバイトしてくれてたんだ」って納得な俺

「俺君がバイト放り投げて私の家に行っちゃったからね」ってイタズラっぽく笑う理佐ちゃん

「なんで知ってんの!?」ってびっくりな俺

「お母さんから俺君がサンタになって私にプレゼント持ってきたみたいって電話あったんだ」って笑う理佐ちゃん

「私も愛佳から電話もらってすぐ飛び出しちゃったからすれ違いになっちゃったんだね、俺君もでしょ?」  

「うん、俺も志田から聞いて理佐ちゃんひとりぼっちなんじゃないかと思ったら居ても立ってもいられなくなっちゃって・・・」

って俺の言葉が終わらないうちに

「ありがとう」
なんて俺の肩に頭預けてきそうな理佐ちゃんだから好き
0231帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第42話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/09(金) 22:43:17.49ID:dzYv+cuPa
「お〜い朝だぞ〜早く起きて〜」
眠ってる俺の耳に響く世界一心地良い声

「う〜ん、ミニスカサンタの理佐ちゃんとスカートめくりごっこは止められないムニャムニャzzz」 
見てる夢と心地良い声の相乗効果で天国に居るみたいな俺

「ちょっと夢で私に変なことさせないでよ」って俺を揺すり起こす理佐ちゃん

「うーん、なんで理佐ちゃん居んの・・・?」って寝ぼけ眼の俺

「今日は朝から私とデートの約束でしょ」って俺から布団を剥ぎ取る理佐ちゃん

「まだ7時だよ」ってあんた何時に家出てきたんだよな俺

「いいから起きて、朝ごはん冷めちゃうよ」って布団をたたみ始める理佐ちゃん

よく見たらエプロン姿の理佐ちゃん

「昨日の朝俺君のお母さんに頼まれたの日帰りで出かけるから俺君のことよろしくって」

「また二人だけで出かけたのかよ〜理佐ちゃんにまで迷惑かけて」って呆れる俺

「別に迷惑じゃないよ」って楽しそうに朝ごはんの用意してくれる理佐ちゃん

うむ、確かに迷惑じゃないかも・・・いや、むしろ嬉しい

「はい、どうぞ」ってご飯よそってくれる理佐ちゃん

「うむ、ありがとう」ってちょっと旦那様気取りの俺

「ところで俺の枕元になんかなかった?」って理佐ちゃんに聞く俺

「えっ、なんにもなかったよ」って答える理佐ちゃん

「そう」
って答える俺を見つめる理佐ちゃん

目と目が合うとどちらともなく自然に微笑みが漏れる二人

幸せだ、枕元に置いといた昨日理佐ちゃんが着てたミニスカサンタコスがどっか行っちゃったけど幸せだ

せっかくバイト代負けるかわりにゲットしたのに・・・お母ちゃんがどっかにしまったのかもしれないから帰ってきたら聞いてみよ

「理佐ちゃんこれ、昨日渡しそびれちゃったから」って理佐ちゃんにクリスマスプレゼント渡す俺

「わあ、嬉しい」ってピョンピョン跳ねて喜ぶ理佐ちゃん

「そんな大したもんじゃないから期待しないでね」って予防線張る俺

「ううん、俺君が私のために選らんでくれた物ならなんでも嬉しいの」なんて健気な理佐ちゃん

「開けてもいい」って目を輝かせて聞く理佐ちゃん  

「どうぞ」ってうなづく俺

「地下鉄・・・路線図・・・」固まる理佐ちゃん

「理佐ちゃん電車の路線図好きだろ」って得意顔の俺に

「うん・・・好き・・・」って微妙な表情しそうだから好き
0232名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/09(金) 22:44:42.37ID:dzYv+cuPa
プレゼントがNGワードとか、クリスマスや誕生日の話が書きづらい・・・
0233名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KK4b-HG2Y [05004013125393_vg])
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2018/02/10(土) 07:58:28.13ID:hA5u6HWwK
>>232
プレゼント は1レスで2個まででしたっけね
厄介ですよね
0234名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ f557-jA6l [58.94.38.100])
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2018/02/10(土) 18:29:14.45ID:23JU1kXU0
>>226
売られた喧嘩は積極的に買っていくスタイルな大阪府ですw
0235名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ f557-jA6l [58.94.38.100])
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2018/02/10(土) 18:34:32.54ID:23JU1kXU0
>>231
もなちゃんの口調がリアル
クリスマスはまだまだ先ですね〜
0236名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ f557-jA6l [58.94.38.100])
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2018/02/10(土) 18:35:11.57ID:23JU1kXU0
「じゃあ、次、六番の方どうぞ」
会社では、アイドルのオーディションが終わろうとしていた。
あの今泉部長が、アイドル企画にOKを出したのだ。
さらに、この企画に対する予算も、予想を上回るものであり、社内では部長に奇異の目を向ける者もいた。

「オーディションの合格者には、後日、郵便を送ります」
今泉部長が、若い女の子たちに言った。

受験者の運命は、部長の独断により決定した。以下、その寸評である。
石森『歌は上手いが、これといって長所がない。不合格』
上村『歌は上手くないが、かわいい。合格』
小林『歌は上手いが、地味。不合格』
長沢『歌は上手くないが、不思議なオーラがある。合格』
平手『歌もダンスも高いレベルにあり、表現も素晴らしいが、年齢制限により不合格』
渡辺『歌は上手くないが、絶世の美女。合格』


そして、オーディションからわずか5日後のこと。
会社に合格者が集められた。
今泉部長が咳払いをした。
「えー、早速ですが君たちには、今日、ライブをやってもらいます」
上村、長沢、渡辺の三人はポカンとしていた。


「やっぱりね、下手な子ばかり集めて上手く行くわけがないんですよ」
僕がテーブル席に向かうと、米さんはカシスオレンジを飲みながら、部長に悪態を付いていた。
「歌なんか、練習すれば上手くなるでしょ」
今泉部長も反撃に出た。
「なりませんよ。才能がものを言う世界です」
「二人とも止めてください。まだお客さんいますから」

つづく
0237名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ f557-jA6l [58.94.38.100])
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2018/02/10(土) 18:37:22.64ID:23JU1kXU0
僕は再びステージの方へ向かった。
この間のおじさんが一人でビールを飲んでいた。
僕は近づく。
「すみません、よろしいですか。」
「ああ、この前のお兄ちゃんだね」
「実は、こう云う者でして…」
僕は名刺を渡した。おじさんは酔って目の焦点が合っていない。
「今日のステージどうでしたか?」
「まだまだだね。成長の余地はあるけど。」
「どうすれば売れますかね…」
「あのな、アイドルってそんな簡単なもんじゃねぇんだよ。なんで、近頃のアイドルが大人数編成か分かるか?」
「ダンスをきれいに見せるためですか?」
「ノン、ノン…」
おじさんが人差し指を振った。かなりウザい。
「ファンに可能性を与えるんだよ。人によってな、好みは違うんだよ。だから、もし誰かさんの目に一人の子が引っかかれば、グループ全体の利益になる。」
「じゃあ、多い方がいいんでしょうか」
「ノン、ノン。何事もバランスだよ。人数は自由だが、似た子ばかり集めてもダメなんだ。」
「でも、統一感が失われてしまうのでは?」
「アイドルって、不思議だよな…グループには特定の色があるのに、メンバーは誰一人その色に染まってなかったりするもんなんだよ。君、理佐ちゃんって知ってる?彼女はね…」

つまらない戯言に付き合っている暇はなかった。

「可能性か…」僕はつぶやく。
誰にだって可能性はある。そう彼女たちにだって。
部長と米さんのところへ向かった。


「人生って、わからんもんやね」
米さんがカーテンを開けた。
かつてデスクワークに従事していた彼女は、今や誰もが知っている歌手になっていた。
「今日は?」
「収録、歌番組の。夕方には帰ってくるから」
「あの子たちも一緒?」
「うん、もちろん。みんなでやらなきゃ意味ないから」

パブロックに始まったアイドルグループは、今日もファンたちを熱狂の渦に巻き込むだろう。
彼女たちに幸あれ、Rock you!

おしまい

にしても、ニャンコ先生凄いですね
Rock you を言い当てたなんて
0238名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/10(土) 22:03:55.92ID:PSRjGf19a
>>237
俺の口を使って大阪府さんの渡邉理佐論聞きたかった・・・

ニャンコ先生のは予言と言うよりあのスレに神が宿っててニャンコ先生が書いたことを実現させてると信じてる!
ニャンコ先生僕のお願いたのんますm(__)m
0239お礼を言うスレの理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/10(土) 22:45:27.96ID:PSRjGf19a
「理佐ちゃんまだかな?」
2日連続で幸運が微笑んだせいか、理佐ちゃんと並んで帰る喜びを知ってしまった俺

放課後誰よりも早く教室を抜け出して校門で理佐ちゃんを待ち伏せしてるってわけだ

「おかしいな?今日は部活無いはずだぞ」って首を傾げる俺

すると4、5人でこっちに向かってくる女子たち

最後尾に理佐ちゃんを発見する俺

どうやらどこぞのファミレスで駄弁ってくようだ

俺のことなど眼中にないかのように楽しそうに話す女友達たちと理佐ちゃん

俺の前を通りすぎて遠ざかる理佐ちゃんの後ろ姿・・・

「今日も理佐ちゃんが追いかけてきてくれるかも」
なんて淡い期待がシャボン玉のように弾けて立ち尽くす俺に

女友達たちに見えないように振り向いた理佐ちゃんが手でごめんねのポーズしてくれそうだから好き
0240名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/10(土) 22:47:47.02ID:PSRjGf19a
>>239
終わりを「ありがとうございます」でしめるはずが
癖で「だから好き」と書いて完全にスレチしてしまいました、、、涙
0241名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-Fo8Z [182.251.247.47])
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2018/02/10(土) 23:36:09.29ID:WgjEh2pZa
>>233
2個までOKとは知らなかったです
次は上手く使いたいですね
0242名無しって、書けない?(空) (ブーイモ MM71-60VJ [202.214.230.63])
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2018/02/11(日) 09:37:36.44ID:veQOflCsM
青く高い空を画す巻き雲が、晩秋の微風に幾つもの白い尾を棚引かせていた。
河川敷の公園は澄み渡る秋空から垂れ込む冬の気配でひどく冷えていたので、尾関はベンチコートを脚下まで閉めて寒さに震えている。
そんな様子を見て、齋藤は不意に遠く土手の電信柱を指差して、
「ねえ、尾関、競走しない?あそこの電柱まで」
尾関は驚いた。
「急に何言い出してんの?走ったら髪の毛が乱れるじゃん。もうすぐ私たちの撮影の番だよ」
「いいじゃん。負けた方がスタバ奢りね」
そう言い残して齋藤は駆け出した。
「あ、待ってよ」
尾関もそれに続いて堤の階段を駆け上がる。
「ねえ、待ってってば」
土手道を二人はひた走る。
そのとき追い風が立った。背中を風が押しているのがわかる。浮いているような、空を飛んでいるような、そんな気がした。
電柱の少し手前で齋藤を追い抜いて、柱に手を付ける。
「勝った!私が先に着いたよ!」
「尾関スタイル健在じゃん。私の奢りね。今のうちに頼むもの決めておいてよ。いつもみたいに後ろに人が並んで気まずい思いをしたくないし」
齋藤は息を弾ませながら笑う。
路端の尾花をさらさらと騒がせる木枯らしの風はそのまま二人の背中を吹き過ぎて、遠くの空へ溶けていった。
「そう言えば、ふーちゃん」
尾関は肩を上下させて、
「少し前、永遠が欲しいって言ってたよね。今ね、その気持ち、何だかわかった気がする」
齋藤は柔らかい顔で黙って頷いて、少ししてから、
「そろそろ戻ろうか。またヘアメイクさんに整えてもらわないとね」
二人の頭上を舞う一朶の赤い葉が、間近に冬が迫っていることを知らせていた。
0243名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KK4b-HG2Y [05004013125393_vg])
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2018/02/11(日) 11:35:28.84ID:qZjSxellK
>>242
欅ちゃんは土手を駆け上がる姿が日本一似合うアイドルだと密かに思ってます(笑)
まさに一片の絵のような作品ありがとうございます
0244名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW f557-G7on [58.94.38.100])
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2018/02/11(日) 12:01:35.07ID:GJT3iTLE0
>>242
文体そのものに印鑑でも押しておられるんではないかというくらいに、
特徴的な造形をした美文ですね
しかし、やっと冬も終わりかけ、梅も花ひらく準備をしているこの時期に、
哀愁漂う晩秋の物語を読むと悲しい気持ちになります
庭さんのクリスマスもそうですけど、人はみな、現在とはズレた季節感のものを書きたくなるもんなんですかね
0245大阪府の俺くんによる庭さんのためのスピンオフ(大阪府) (ワッチョイWW f557-G7on [58.94.38.100])
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2018/02/11(日) 12:52:17.56ID:GJT3iTLE0
米さんはレコーディングのため、出かけていった。
室内に一人取り残され、暇だった。僕は小銭入れを携え、店に向かった。

流石に午後三時から飲んだくれるほど暇では無いのか、庭のおじさんはまだ来ていなかった。
僕はステージに目を向け、自分の目を疑った。
おじさんが、ステージに上がり、設営の準備をしていた。
テキパキと指示を出していた。
深夜の酔っぱらいとは、全く別の人に見える。

「いやぁ、腰が痛い。理佐ちゃんに揉んでほしいものだよ」
おじさんがステージを降りてきた。
「もしかして、毎日手伝っておられたのですか?」
「うん、まあ手伝いというか義務だよね。俺、社長だし」
「社長…あ!もしやあなた、あの正体不明の社長ですか」
「いかにも。ところで今日は君に話したいことがあってね」
「何ですか?」
「愛しの嫁、理佐ちゃんについてだよ」

「その昔、秋元康という人物がいただろ?」
「ああ、AKBとかやってた人ですね」
「俺は生まれ変わりなのさ。かつて彼がアイドルに手を出したように、俺は理佐ちゃんと結ばれた」
「クズ野郎ですね」
「まぁ、聞け。理佐ちゃんは、アイドル概念を変えた、言わばアイドルの革命児なのだよ」
「聞いたことありませんね」
「それもそのはず。彼女はアイドルでありながら、最もアイドルには遠い存在だった

「ん?理佐…あ、あの世界を股にかけるリサワタナベですか!」
「な、知ってるだろ。ポストシャネルの誕生に世界は湧いたものだよ」
「ああ…そうでしたか。とんだ御無礼を」
「なーに構わんよ」

そう言って、庭のおじさんはタブレット端末を取り出した。
スカイプの画面を開き、その大成功者と会話を始めた。
「どうしたの急に?」
「理佐ちゃん、今からそっち行っていいかな。ちょっといい気分なんだ」

おわり
0246名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW f557-G7on [58.94.38.100])
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2018/02/11(日) 12:53:50.92ID:GJT3iTLE0
何か、こういうことではない気がする…w
0247名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.44])
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2018/02/11(日) 16:55:03.47ID:XZxq/W/Ea
>>242
投稿ありがとうございますm(__)m

美しい文体が作り出す余韻がまだのこっています
0248名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.44])
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2018/02/11(日) 17:00:54.31ID:XZxq/W/Ea
>>245
理佐ちゃんがとんでもない大物に成り上がってるw
0249愛しの嫁理佐ちゃん 第27話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.44])
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2018/02/11(日) 19:06:00.43ID:XZxq/W/Ea
「うん、わかった、なるべく早く行くよ」
映画見終わってご飯食べてたらお義母さんから電話かかってきてなんか話してる理佐ちゃん

早く行くよとか言っちゃってるってことは実家に行くのはもう規定路線か・・・

「お母さんが持って帰って欲しい荷物があるから車で来てくれって」


そして理佐ちゃんを乗せて故郷茨城に車を走らせる俺

「心から好きだよ理佐ちゃん♪抱きしめたい♪茨城の天使を見つけたのさ♪」って車の運転には理佐ちゃん替歌が必須な俺に

「替歌歌ってんじゃねーよ」ってドス効かす助手席の理佐ちゃん

「お義母さんとねぇ三郎誘ってカラオケ行く?」って乗り気じゃなかったけど理佐ちゃんとドライブしてるうちに自然とテンション上がる俺

「親の前で替歌歌われたら最悪だからやだ」ってにべもない返事の理佐ちゃん

まぁいいや、お義母さんを誘い込んで無理矢理カラオケの流れをつくっちゃるって前向きな俺

「あれは理佐ちゃんのGスポットGスポット♪」って軽快にステアリングをさばきながら替歌再開の俺に

「人の名前で卑猥な替歌歌ってんじゃねーよ」って再びドス効かす理佐ちゃん

「理佐ちゃん・・・」俺の天使にして女神たる理佐ちゃんがGスポットの意味を知ってることに愕然とする俺

「なっ、なによ・・・」ショック受けてる俺に戸惑う理佐ちゃん

「理佐ちゃんがGスポットの意味を知ってるのがちょっと・・・」って落ち込み隠せない俺

「なんでよ、こっちは26才愛しの嫁設定なんだから多少はいいでしょ」って開きなおる理佐ちゃん、ほっぺ膨らませて拗ねる仕草が可愛い



「げっ!?めっちゃ片づけの真っ最中じゃん、絶対手伝わせるために呼ばれてるじゃん、俺ハメられてるよ〜」
理佐ちゃんの実家に着いてみたら理佐ちゃんのお母さんとねぇ三郎が荷物を絶賛仕分け中で頭抱える俺に

「うるさい!うちのお母さんが悪巧みしたみたいに言わないでよ」って文句言う理佐ちゃん

「思ったより早かったわね」って俺と理佐ちゃんの到着を喜ぶお母さん

「お義父さん、お義母さんお久しぶりでごさいます、本日はお招きいただきありがとうごさいます」

理佐ちゃんの両親には気に入って貰いたくて態度一変して深々お辞儀する俺

そんな俺に冷めた視線むけてそうな理佐ちゃんだから好き
0250愛しの嫁理佐ちゃん 第28話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.44])
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2018/02/11(日) 19:55:08.48ID:XZxq/W/Ea
「疲れたよ〜ねぇ三郎ずっと俺のこと無視だし・・・たぶん明日は仕事行けない、いや・・・行かない」
日曜日だというのに渡邉親子の奸計にはまり理佐ちゃんの実家の荷物整理を手伝わされ疲労困憊の俺

理佐ちゃんのお母さんとねぇ三郎の目を逃れて理佐ちゃんの部屋で愚痴ってるってわけだ

「お疲れさま〜」なんて陽気にビール出してくれる理佐ちゃん

なんか良いことあったのか?

「なんかね、お父さんとお母さん出かけなきゃいけないから帰りに好きなもの食べてけってお小遣いもらっちゃった」って笑顔の理佐ちゃん

「お義父さんすいません、大してお役にも立てなかったのにお心遣いしていただきまして」って早速ねぇ三郎におべっか言う俺

「理佐にあげただけでお前にあげたわけじゃねーよ」

「うっ・・・」ねぇ三郎の大人げない態度に心折れる俺


「俺君〜どこ行ったの〜帰るよ〜」
理佐ちゃんが俺を探してる声が聞こえる

ねぇ三郎に心折られ理佐ちゃんの部屋の押入れでいじけてる俺

理佐ちゃんが部屋に入ってきた気配に息を潜める俺

愛しの嫁に半べその顔なんて見せたくないのだ

そんな俺の気持ちとは裏腹に静かに開くふすま

「見つけた」ってささやく理佐ちゃん

その優しい笑顔を見たら辛抱たまらず泣いちゃう俺

「うん?どうしたの?」って優しく聞いてくれそうな理佐ちゃんだから好き
0252愛しの嫁理佐ちゃん 第29話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.47])
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2018/02/11(日) 20:46:04.68ID:etR+ySbsa
「俺君のことイジメてんじゃねーよ」
心無い言葉で俺の心を折ったねぇ三郎にドス効かす理佐ちゃん

「今度俺君泣かしたら絶交だからね」ってねぇ三郎に最後通牒突きつける理佐ちゃん

理佐ちゃんの剣幕にタジタジのねぇ三郎

理佐ちゃんの手前仲直りする俺とねぇ三郎


「大事なの忘れてるわよ」って帰ろうとする俺と理佐ちゃんを呼び止める理佐ちゃんのお母さん

「これは理佐のだからそっちで引き取ってね」言いながら俺にダンボール箱預けるお母さん

「うん?私のってなに?」ってお母さんに聞く理佐ちゃん

「あんたの宝物でしょ、高校卒業して上京する時に大事に保管しといてって言ってたじゃない」って答えるお母さん

「あっ!」って何かを思い出した理佐ちゃん

なにげなくダンボール箱覗き込む俺に

「俺君見ちゃダメ」って叫ぶも時遅し

俺の目に飛び込んできたあの日のミニスカサンタのコス

「あいたたた・・・」っておでこに手を当てる理佐ちゃん

「なんで理佐ちゃんがこれ持ってんの?」って事態が掴めない俺

「イブの翌日に俺君の家に行ったら俺君が枕元に置いて寝てたから・・・」困った顔して話す理佐ちゃん

通りでいくら探しても出てこなかったわけだ・・・


「クリスマスじゃないけど理佐ちゃんがやってきた♪」帰りの運転もやっぱり替歌歌ってる俺

「字余りで歌ってんじゃねーよ」って楽しそうにドス効かす理佐ちゃん

しばらくぶりにお母さんとねぇ三郎に会ってたのしかったのかな?

「理佐ちゃん、ちょっと真面目な話いいかな?」楽しそうな理佐ちゃんに賭けることにした俺

「なに?急に真面目な顔して」って理佐ちゃん

「ラブホ寄ってかない」ってラブホテルのネオンにやられちゃった俺

「珍しく真面目な顔してるかと思ったら」
苦笑いする理佐ちゃんだけどNOじゃないのは一目瞭然

ハンドル切ってラブホに突入しながら
「ミニスカサンタさんになってくれる」ってちゃっかりお願いする俺に

「調子に乗ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃんだけど

ミニスカサンタになってくれそうだから好き
0253名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.47])
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2018/02/11(日) 20:47:36.35ID:etR+ySbsa
>>251
アダルト理佐ちゃん登場w
0254名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW f557-G7on [58.94.38.100])
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2018/02/11(日) 20:50:50.01ID:GJT3iTLE0
>>248
理佐ちゃんの根には優しさがいっぱいなので、その性格上社長とかは無理でしょうね
0255名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW f557-G7on [58.94.38.100])
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2018/02/11(日) 20:52:58.10ID:GJT3iTLE0
>>251
謎の完成度w
0256名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.47])
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2018/02/11(日) 21:06:56.12ID:etR+ySbsa
>>254
そうですね、理佐ちゃん頭悪いわけじゃないけど答え出すまでちょっと時間かかるから
今の時代にビジネスで成功するのは難しいかも・・・

あと基本ビビりで流されやすいからリーダーには不向きですかね

ただ打ち解けると気の強さが出てきたり負けず嫌いな一面もあるので良き会社員になれそう

最も理佐ちゃんなら社長秘書になってもらって業務は社長である俺がやるので
横から褒めてくれたり励ましてくれるだけの楽な仕事だけしていただきたい
0257名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.47])
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2018/02/11(日) 21:08:35.42ID:etR+ySbsa
理佐ちゃん早く元気になってくれ
0258お礼を言うスレの理佐ちゃん 第4話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/12(月) 07:45:53.41ID:VXrxUqJ+a
昨日の放課後理佐ちゃんと帰りたくて偶然を装おうために校門で待ち伏せしてた俺

しかし、世の中そんなに甘くはなくて理佐ちゃんは友達たちと俺の前を通り過ぎて行っちゃった
もうダメや〜って試合終了かと思いきや去り際理佐ちゃんからのごめんねポーズ

「あれは一緒に帰れなくてごめんねってことだよな・・・」
世界一美人と言っても言い過ぎどころか言い足りない状態の理佐ちゃんへの淡い憧れが恋心に変わり始めた俺

そんなこと考えてたせいか電車乗り過ごして遅刻する俺

みんなの前で先生に怒られる俺

憧れの理佐ちゃんに情けない姿見られちゃったなって落ち込みながら自分の席に向かう俺

クールビューティな理佐ちゃんの視線が辛くて下向きながら理佐ちゃんの横を通り過ぎる俺に

「遅刻してんじゃねーよ」って小さな声でドス効かす理佐ちゃん

ビビって振り向いたら優しい笑顔で俺を元気づけてくれそうだからありがとうございます
0259【On The Dunes・1】(広西チワン族自治区) (ガラプー KK4b-HG2Y [05004013125393_vg])
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2018/02/12(月) 16:18:14.47ID:vpHjdZDGK
サク、サク、サク、サク

足元から乾いた音がする。
一面に広がる真っ白な砂。

ヒュウウ…

時折、強めの風が吹いて私の髪を揺らす。
ポニーテールにしてこなかったら髪が目に入っちゃって大変だったわ(笑)。

そして地面にはその風で巻き上げられた砂が作ったきれいな紋様が。
砂紋とか風紋とか言うやつだね。
とっても綺麗で、たくさん出来てる。

「砂紋豊作か(笑)」

おっと、バカなこと言ってる場合じゃなかった。
どこに向かってるんだろ、私…?

上を見ればどこまでも真っ青な空。
でもなんか…青空が違う(笑)。
そして目の前にはどこまでも続くかのような一面の砂丘の風景。

その中を1人でパーカー姿で歩いてる私。
とりあえず、とりあえず…目の前にある丘を目指すことにした。
丘の向こうに何かがある気がするから。
0260【On The Dunes・2】(広西チワン族自治区) (ガラプー KK4b-HG2Y [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/02/12(月) 16:20:01.25ID:vpHjdZDGK
予感は当たった。

丘の上にたどり着くと、向こう側には砂浜と海が広がっていた。
海にはいくつもボートが浮かび、カップルらしい人たちが語り合っている。
砂浜にも幸せそうな親子連れが。

…その風景がみるみるうちに涙で歪んでいく。

アイドルになって3年目。昨日も握手会があった。
もうすぐ18歳を迎える私にもたくさんのお祝いの言葉やお花をいただいて
4月から始まる大学生としての生活にもたくさんの励ましをいただいて
本当に嬉しかった。

その一方で
心無い言葉を投げかける人もいる。
自分では気づいてない人もいるんだろうけどね。

人間は残酷な生き物だ。
自分はもちろん、他のメンバーの話を聞いても、私はすごく心が苦しくなる。
言葉は人の命を奪うことだってできるんだ。

悔しいから平気な顔して振る舞ってるけど
私だって普通の女の子なんだよ。

目の前の風景を見ていると、こうした普通の幸せが海の彼方に流れて消えていってしまうような錯覚に陥りそうになる。

いや…錯覚じゃないのかな?

その時、また一陣の風が吹いた。
0261【On The Dunes・3】(広西チワン族自治区) (ガラプー KK4b-HG2Y [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/02/12(月) 16:23:54.65ID:vpHjdZDGK
次の瞬間、目を開けると
海は消えて
一面の砂丘に変わっていた。

再び青空と砂丘だけの風景になった。
その時…

男「紫外線は大丈夫ですか?お嬢さん」

急に声をかけられて振り向くと、黒い帽子に黒いスーツの白髪混じりの紳士が立っていた。

米「は、はい…紫外線…ですか?」
男「砂丘は意外と紫外線が強いですからね。天気が良ければなおさらです。ここではご婦人は日傘を使われる方が多いものですから」
米「あ、そうなんですか。私、初めて来たもので…」
男「だと思いましたよ。あまりお見かけしないお顔だったものですから」

そう言うと紳士は微笑んだ。

米「おじさんはよく来られるんですか?」
男「ええ、人生に疲れると来るんですよ」
米「ここに来ると元気が出るんですか?」
男「そんなこともないですがね。何せ空と砂しかないですから(笑)」
米「じゃあ、どうして?」
男「言われてみれば…なぜですかね(笑)?」

私の質問に紳士は首を傾げながらそう答えた。

男「でも確かに何もないのがいいのかも知れませんね。ここに来るとね、人生ってジョークみたいだなって思えるんですよ」
米「ジョーク…ですか?」

男「人生、深刻に考えるだけが能じゃないってことです。例えばここは一面の砂丘です。どっちに行けばいいかなど全然わからない。それに空を見てください」

紳士が指差した真上の空には燦々と輝く太陽があった。

男「あの太陽、あそこから動かないんですよ。だから東西南北だってわからない」

なるほど、さっき感じた「青空が違う」はこのためだったのか。

男「だから立ち止まってどこに向かうかじっくり考えててもほとんど意味がないんです。とにかく自分が何となく行きたいほうへ進めばOK。つらいことが多少あったって歩き続けるだけ。それが人生だって実感するんですよ」

なんか上手いことまとめられた気もするけど、確かにそうなのかな(笑)。
気づくと私の涙は乾き、笑顔になっていた。
0262【On The Dunes・4(終)】(広西チワン族自治区) (ガラプー KK4b-HG2Y [05004013125393_vg])
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2018/02/12(月) 16:26:44.77ID:vpHjdZDGK
男「じゃ、私は先を急ぎますから、これで」
米「え…?」

紳士は私に黒い帽子を差し出した。

男「紫外線除けにでも使って下さい。あまり足しにはならないかも知れませんが」
米「でも…おじさんは…?」
男「私はもうあまり先がありませんからね(笑)」
米「そんな…」
男「では、またいつかお会いできたら…あ、いや、ここで会わなくて済むほうがいいのか(笑)」

紳士はそう言うと、しっかりした足取りで砂丘を登っていった。

米「どうかお元気で」

私はピースサインで紳士を見送った。
http://o.5ch.net/12sqq.png

―了―

※実は洋楽ネタでもあります
ドナルド・フェイゲン『On The Dunes』
http://www.youtube.com/watch?v=7t_sYFblCvM
0263名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ f557-jA6l [58.94.38.100])
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2018/02/12(月) 17:59:45.52ID:1B/hopLb0
>>262
昨年の夏、砂の美術館までの日帰り旅行を強行し、強風のせいで髪ベタベタになりながら帰宅した私にとっては、好きな題材ですw
フェイゲンさんのこの歌は初めて聴いたんですが、ビリー・ジョエルの『Just the Way You Are』にどことなく似たオシャレな音楽でございますな
にしても、だんだん米さんが綺麗な女になっていくなぁ
https://www.youtube.com/watch?v=HaA3YZ6QdJU
0264名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/12(月) 18:00:14.33ID:VXrxUqJ+a
お久しぶりの投稿乙でありますm(__)m

おっさんと一緒に米さんも三途の川渡らされちゃうのかと思いました
0265名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ f557-jA6l [58.94.38.100])
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2018/02/12(月) 18:11:17.08ID:1B/hopLb0
庭さんとわずか30秒のニアミスでちょっと気持ち悪い振替休日の夕暮れだよ
このスレにも変な神がいるかもしれませんねw
0266名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KK4b-HG2Y [05004013125393_vg])
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2018/02/12(月) 18:23:30.30ID:vpHjdZDGK
>>263
>>264
ありがとうございます
昨日お絵描きスレに上げた絵を使って何か書きたくなってでっち上げてみましたが
全く勘が戻りませんね(笑)

ちなみに曲のほうはさすがにスティーリーダンの片割れだけあってジャジーにおしゃれに仕上げておりますが
中身は孤独と人生の行き詰まりを歌ったいかにも私が大好きな曲です(笑)
0267名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/12(月) 19:01:06.12ID:VXrxUqJ+a
>>265
小説スレに宿りし欅の神様!
理佐ちゃんを僕のお嫁さんにくださいm(__)m

浮気もしません、キャバもおパブも風俗も金輪際足洗います!
僕の生涯は理佐ちゃんを大切にし幸せにすることに捧げます
よしんば幸せに出来なくても理佐ちゃんが僕を幸せにしてくれると思います
いや、理佐ちゃんをお嫁さんに出来たら即幸せになってます
よろしくお願いしますm(__)m

その代わりと言ってはなんですが・・・

大阪府さんとチワンさん
それと>>251の画伯さんとたまに声かけてくださる理佐ちゃんのお父さん

この4人に一山いくらのブスを与えてくれてかまいません

よろしくお願いしますm(__)m
0268名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/12(月) 19:06:47.99ID:VXrxUqJ+a
>>266
なかなか考えさせられる歌詞ですよね
しかし、復帰作に米さんとドナルドフェイゲンの組み合わせをもってくるあたりが流石のチワンさんです
0269名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/12(月) 19:19:53.61ID:VXrxUqJ+a
>>267
理佐ちゃんをお嫁さんにする引き換え条件が大阪府さんとチワンさんの不幸2人分では足らない気がしたので
罪の無い画伯と理佐ちゃんのお父さんまで不幸にしてしまった・・・
0270名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KK4b-HG2Y [05004013125393_vg])
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2018/02/12(月) 19:24:47.92ID:vpHjdZDGK
>>268
過分なお言葉ありがとうございます
まあ現実はこうなんですが(笑)↓
毎回ブログ写真とかを絵に描くだけじゃ能がないじゃん?

何か他の題材とかないかな?

他の有名な絵と組み合わせるとかどうかな?

そんなさなかに、たまたま5chでAKB48のチーム8の中野郁美ちゃんのスレが目につく

そうだ!鳥取砂丘の植田正治の写真なんかいいかも

誰を組み合わせるか考えながら欅ちゃんブログをチェック

米さんの写真が後ろ向きだから描きやすそう

絵が完成

なかなか気に入ったから久しぶりにこれを題材に何か書いてみるか

そういえば砂丘が題材の大好きなあの曲があるじゃないか

なので全てたまたまですm(_ _)m
0271名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/12(月) 19:32:01.23ID:VXrxUqJ+a
>>270
米さんをチョイスした理由が不憫だぁ、、、涙
0272冬の華の理佐ちゃん(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/12(月) 20:29:24.43ID:VXrxUqJ+a
聳え立つ大きな門が道に影を落とし始めていた

「そろそろか・・・」
そう呟いて稔侍は煙草の火を消して車から降りる
あと数分後に目の前の門から出てくる男を待つために

車の横に直立不動で立つ稔侍

今年で37になる男、それもその筋の男である稔侍が顔に緊張感を走らせて待つ相手が
いかな者であるのか想像に難くはない

稔侍が時間を確かめようと時計を見るのと同時に大きな門の横にある鉄製のドアが嫌な金属音とともに開く

「お疲れ様でした」
ドアが開くと同時に中腰になり膝に手を置きドスの効いた声を出す稔侍

その稔侍を無視して看守と一言二言話し頭を下げる男

男の荷物を慌てて引き取り車の後部座席のドアを開ける稔侍

「すまねえな」稔侍に一言声をかけて車に乗り込む男


「兄貴、15年間ご苦労様でした」車を走らせると同時に改めて男に挨拶する稔侍

15年・・・その月日が長いのか短いのか塀の中で何度も男は考えていた
その間に元妻は死にその妻との間に出来た子供が18才になったことを思えば、やはり長いのだろう

「理佐ちゃんのアルバイトしてる花屋見ていかれますか?」稔侍か男に声をかける

男は15年前に対立組織のトップを弾き塀の中に入る際、
妻に離婚届を送り当時3才だった理佐にも生涯名乗り出ないと決めていた
それが愛する妻子への男なりのケジメだったのだろう

「理佐ちゃん、姐さん生き写しの凄い美人になりましたよ」
離婚して2年後不慮の事故で元妻が亡くなり施設に預けられた理佐
塀の中の男の代わりに陰になって見守ってきた稔侍がまるで自分の娘を自慢するように話す

今、理佐が通う大学の学費も施設への寄付とゆう名目で稔侍が出していた

「お前まさか?」一瞬男の表情が険しくなる

「大丈夫です、兄貴は離婚してすぐ死んだことになってます、無論ヤクザだということも理佐ちゃんは知りません」
男の険しい表情に緊張しながら答える稔侍

稔侍の言葉に男の表情が弛む

「すまねえな、お前には何から何まで世話をかけちまって」
窓の外を流れる景色を眺めながら男が稔侍に侘びる

「なに言ってんですか、本来ならば俺が殺らなきゃいけなかった相手です」ハンドルを握り絞めながら呟く稔侍

街角にはぽつりぽつりと雨が落ち始めていた
0273名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.48])
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2018/02/12(月) 20:30:30.71ID:VXrxUqJ+a
俺が出ないの書いてみたけど難しいなw
0274名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KK4b-HG2Y [05004013125393_vg])
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2018/02/12(月) 20:59:05.41ID:vpHjdZDGK
>>273
いや、イケてますよ。大丈夫です(笑)
私もさっきのでダジャレ入れまくるのをガマンできましたから(笑)←それとこれとは違う?
0275名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW f557-G7on [58.94.38.100])
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2018/02/12(月) 21:12:12.45ID:1B/hopLb0
>>273
アカン…庭さんが本気出してもうた
そして今気づいたんですが、庭さんの文章には句読点がなかった
もうこれ僕にとっては驚愕の事実ですよ
なぜ、1年も気づかなかったんだろうか
固有名詞体言止めのせいかな

>>267
レス数を御賽銭とするならば庭さんが一番納めておられるはずなので、
神様はいざという時に味方しそうですね
そしてお絵かきを絵馬の数とするならばチワンさんがその方面で技術力を発揮しておられるので、
やはり神様は微笑むでしょうね
僕は地道に祝詞をあげて、美しい雅楽を考え出すのみにございます、神様
0276名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.3])
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2018/02/12(月) 21:38:46.61ID:uzypSBqja
>>274
俺は理佐ちゃんを呼び捨てしてるのがとんでもなく不遜なことしてる気がして罪悪感が・・・

>>275
なにを隠そうこのスレで皆さんの読むまで「、」や「。」で文章を終るの知らなかったんです
で使い分けがまだイマイチなので「。」は一切使わず「、」は気分で使ってます

学校ほとんど遊びに行ってただけなんで文章のルール知らないんですよねw
0277冬の華の理佐ちゃん2(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.1])
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2018/02/12(月) 22:24:19.66ID:I7Mf9gsQa
組織の本部に着く頃には雨は本降りになっていた

「すぐに出てくるからここで待っててくれ
」稔侍にそう言って車を降りる男に本部の玄関前に待機していた若い者が駆け寄り傘を差しかける

「ありがとうよ」
若い者から無理矢理傘を奪う男

偉ぶった態度は極力避ける、それが男の流儀だ

「相変わらず意固地だぜ・・・」15年前と変わらない男の姿に苦笑いしながらも嬉しそうな稔侍

ここに着くまでの道中でなんとか理佐のアルバイトしている花屋に行くことを男に納得してもらった稔侍

男の代わりに理佐を13年間見守ってきた稔侍である
今も何かあると相談してくる理佐に父親のような愛情を持つのも無理はない

それに稔侍は知っていた
理佐の母親が理佐に父親が生きていると亡くなる直前に話してしまったことを

さっき話が出た時にいっそ話してしまおうかと思った稔侍ではあったが
自分が生きていることを理佐が知っていると知ったらますます意固地になって理佐には会わないだろう
長年男の舎弟としてともに修羅場を潜ってきて男の生き様を知り尽くした稔侍にはそのことが痛いほど予見出来た

遠目でも良い、亡き妻に生き写しの理佐を見れば男の心境にも変化が起きるかもしれない
今はそう願うばかりの稔侍であった


「待たせたな」そう言って車に乗り込んできた男

男を追って若頭補佐二人が若い者を従えて本部の玄関まで出てくるのが見えた
待った方がいいかと躊躇する稔侍

「構わねえ、出せ」静かに呟く男

「何があったんですか?」ちらちらとバックミラーで本部の方を気にする稔侍に

「気にしてんじゃねーよ」小さくドスを効かせてシートに身体を沈める男

「なんだよ?」
稔侍が笑いを堪えているのに気づき怪訝な顔で尋ねる

「すいません、あまりに似てたもんで」

「似てる?」稔侍の言葉に再び怪訝な顔になる男

「理佐ちゃんもたまにそうやってドス効かすんですよ」そう言って嬉しそうに笑う稔侍

そんな稔侍に苦笑いするしかない男 

理佐のアルバイトする花屋に着く頃には雨はあがっているだろうか?
0278冬の華の理佐ちゃん3(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.1])
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2018/02/12(月) 23:09:52.87ID:I7Mf9gsQa
理佐の居る花屋に向かう間、ひっきりなしに稔侍の携帯が鳴る
その度にバックミラー越しに男に訴えかける稔侍

「電源切っちまえ」稔侍に命じる男

どうせ用件は分かっている
男は本部で若頭に引退する旨を伝えていた

これは妻と幼い理佐を残して服役することになった時から決めていたことだ

もとより命を奪った相手への改峻の情など男は持ち合わせていない
しょせん殺らなけれぱ殺られる世界に生きる修羅同士のことだととうに思い極めていた

しかし、妻と理佐は違う

二人のことを考えたら組織が自分への功績に報いるために用意した椅子に安穏と座ることなど男には到底できるはずもない


「おかしいな今日は居るはずなんですが・・・」
理佐がアルバイトしている花屋の向かい側にあるカフェで稔侍が呟く

「帰るぞ」若い大学生や社会人の中で居心地の悪さを感じていた男が不機嫌に呟く

「すいません」男に侘びながら後をついてくる稔侍

男の背中が心なしガッカリしてるように見えたのは稔侍の気のせいばかりではあるまい

カフェの外に出ると雨はあがっていた

ふと騒がしさに気づき目をやると花屋の横にあるガレージに人だかりが出来ていた

「止めてください」
そう言ってチンピラに掴まれた手を振りほどく美しい娘

理佐・・・亡き妻に生き写しの娘に思わず心の中で呟く男 

「そんな言い方ねえだろ!お前目当てにどんだけ花買ったと思ってんだよ!なあ〜」
理佐を怒鳴り仲間に向かって声かけるチンピラ

「兄貴、理佐ちゃんです」稔侍が絡まれてるのが理佐だと気づき慌てる

「なんでお花買ったからってあなたと付き合わなきゃいけないんですか」
チンピラたちに囲まれながらも気丈に言い返す理佐

「稔侍、あの気の強さは俺じゃなくて母親似だろ」そう言って笑う男

15年ぶりに見た理佐の中に亡き妻と自分に似たものを感じたのだろうか

遠くで車のクラクションが鳴り響いていた
0279冬の華の理佐ちゃん4(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.1])
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2018/02/13(火) 00:03:42.98ID:zRHje7ixa
街の喧騒は男を15年前に戻すかのように続いていた
対立組織のトップを狙い潜伏生活に入る日の朝

「すぐに帰ってくるから良い子にしてろよ」そう言って頭を撫でる男に
「うん、良い子で待ってる」満面の笑みで答える理佐

その時だった、

「きゃっ!?」理佐の悲鳴に我にかえる男  

どうやらリーダー格の男に背後から何かされたらしく
さっきまでの気の強さが嘘のように怯えた表情の理佐
本能的に理佐の元に歩き出す男

そのまま背後からリーダー格の頭を掴みビルの壁に顔面を叩きつける男
4発5発、地面に転がるリーダー格
その顔面を靴の先で蹴りあげる
動かなくなるリーダー格

「なにされた?」突然のことに息を呑む理佐に尋ねる男
「こいつ何した?」理佐が答えられないと見ると立ち竦むチンピラたちに尋ねる男
「尻触りました・・・」男と目を合わすこともできずに下を向いたまま震えながら答えるチンピラたち
「こっちの手か?」そう言ってリーダー格の右腕の肘に踵を打ちおろす男
生木を割ったような音とリーダー格の悲鳴が鳴り響く
「それともこっちか」無表情に左腕の肘にも踵を打ちおろす男

またもリーダー格の悲鳴が鳴り響く
泣きながら許しを乞うチンピラたち

「いいか良く聞け、あの娘に手が触れたら手を折る、足が触れたら足を折る、分かったらとっとと消えろ」
リーダー格を抱えて逃げ出すチンピラたち

「大丈夫か?」そう言って理佐の頭を撫でる男

「やり過ぎ・・・」小さい声で呟く理佐

「えっ?」理佐の声が小さすぎて聞き返す男

「いくらなんでもやり過ぎ、両腕折っちゃうなんて可哀想じゃん、それにおじさんが逆に捕まっちゃうよ」 聞き返した男に思い切り声出す理佐

「そりゃあ、気づかなかった」チンピラを気づかう理佐に苦笑いする男に

「笑ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐

遠くからパトカーのサイレンが聞こえてくる

「理佐ちゃん後で連絡する」理佐にそう言って男の手を引っ張る稔侍


「ちょっと気は強いけど良い子に育ったな」そう呟いて車のシートに深々と身を沈める男

その様子をバックミラー越しに見て満足そうな笑みを浮かべる稔侍

窓の外をパトカーのがすれ違って行く
0280冬の華の理佐ちゃん5(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.1])
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2018/02/13(火) 01:34:19.45ID:zRHje7ixa
朝早くからドアを叩く音が鳴り響いていた

すでに起きていた男が鍵を開けると同時に血相を変えた稔侍が飛び込んでくる
「兄貴、足洗うってどういう事ですか?」そう言って男に詰め寄る稔侍  
「ずっと前から決めてたことだ」言いながら着替え始める男

「オヤジさんなんと言ってました?」
組長への挨拶に本家へ訪れた帰り道
稔侍がバックミラー越しに聞いてくる

「喜んでくれてたよ、めでたいってな」素っ気なく呟く男

実際オヤジの本音だろう
自分が今の地位に就くのに最も功績のあった男
そいつがどれだけの地位を求めてくるか戦々恐々としている所に足を洗いたいと言ってきたのだ

「ところで、昨日のことだけどよ」稔侍に誘いかけるように男が水を向ける
「あの連中ならうちの者に身元調べさせて2度と理佐ちゃんに近づかないように脅かしときます、最も昨日の様子じゃそんな必要ないかもしれませんが」バックミラー越しに男の顔を見て笑う稔侍

「ありゃ、足洗う人間のやることじゃないですよ、それとも娘を思う親心ってやつですかね」稔侍が男をからかうように笑う

「俺は死んだことになってんだ、今さら親心なんてねえよ」そう呟き外を見る

「理佐ちゃんには俺の恩人ってことにしましたから、それと俺は理佐ちゃんには輸入家具を扱う会社の経営者ですから」
確かにヤクザというよりは会社経営者の方が合っている風貌の稔侍ではある

「しかし、なんだって俺まで連れて来いなんて言ってんだ?あいつ・・・」
男が何者か理佐に聞かれた際に稔侍に男をもう一度連れて来て欲しいと頼んだ理佐

もう理佐には会わないと決めていたはずの男の気持ちを揺るがすには充分過ぎた


「自分で呼んどいていつまで待たすんだあいつは?」不機嫌に男が呟く

やはりカフェは落ち着かないのだろうか?

 「ごめんなさい」そう言いながら男と稔侍の待つテーブルに待ち合わせの時間よりきっちり1時遅れてやってきた理佐

窓の外は雪がちらつき始めていた
0281冬の華の理佐ちゃん6(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.1])
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2018/02/13(火) 01:54:11.44ID:zRHje7ixa
理佐がコートの肩に乗った雪を払うたびにカフェに居る男たちの視線が集まる

理佐がコートを脱いで座るのを待ちかねたように男の説教が始まる

「自分が呼びつけておいて遅れてくるなんて社会人失格だぞ、待ち合わせ場所より早く来て待ってるぐらいじゃないとダメだろうが」

最初は自分が遅れたこともあり大人しく聞いてる理佐だったが

「ねぇ、お父さんみたいなこと言わないでよ」男に言い返す理佐

理佐の言葉に動けなくなる男
無意識に父親として振るまってしまっていた自分に驚く

「そうだな、すまん」そう言って黙る男

「ねぇ、急にどうしたの?」男の態度に戸惑う理佐

「理佐ちゃん、それより今日はどうしたの?」慌てて助け船出す稔侍

男の態度の豹変に後ろ髪引かれながら稔侍に答える理佐 

「頭をね、撫でて欲しいの」ちょっと恥ずかしそうに呟く理佐
「頭を撫でる?」理佐の言ってる意味が分からず戸惑う稔侍

そのやり取りをそっぽ向いて聞いている男
15年間会っていなかったのが嘘のように理佐に情が移っていくことに戸惑いを覚えていた

「ねぇ、聞いてる」理佐が突然男の耳元で声を出す

「ああ、すまん」

「今度はおじさんが撫でてみて」そう言って頭を出す理佐

何がなんだか分からないまま理佐の頭を撫でる男

理佐の頭を撫でた瞬間甦る15年前の記憶に慌てて手を離す

「やっぱり」そう呟く理佐

「おじさんの手、私のお父さんの手にそっくり」嬉しそうに呟く理佐 

理佐の呟きになんと答えていいか分からず戸惑う男

15年前と同じ雪の季節が近づいていた
0282名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.1])
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2018/02/13(火) 01:55:34.64ID:zRHje7ixa
頭痛くなってきた・・・
0283冬の華の理佐ちゃん7(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.1])
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2018/02/13(火) 02:53:05.34ID:zRHje7ixa
駅前の大時計か正午を告げていた
待ち合わせの時間にやや遅れ気味の男は自然に足早になる

「遅刻してんじゃねーよ」男の姿に気づいた理佐が小さな声でドスを効かせてくる

「待ち合わせは早く来て待ってるぐらいじゃないとダメだろうが」1週間前の男の説教を真似する理佐
「お前から誘って来たんだから俺が早く来て待ってる義務は無いだろ」会うたびに子供っぽくなる理佐に苦笑いする男

「屁理屈言ってんじゃねーよ」イタズラっぽく笑う理佐

理佐からランチに誘われるようになって今日で3回目だ
最初は断りを入れていた男だったが理佐が自分に死んだと聞かされてる父親の面影を見ていることが嬉しくて抗えなくなっていた

「ねぇ、聞いてる」ランチの間も理佐の話は続く、まるで15年間の空白を埋めるように


そんなある日
稔侍が相談あるから時間を作って欲しいと電話をかけてきた

「すいません勝手言いまして侘びを言いながら部屋に入ってくる稔侍
稔侍の難い表情に嫌な予感を覚える男
「筋者が堅気に相談なんて穏やかじゃねえな」稔侍をリラックスさせるために軽口を叩く
「実は理佐ちゃんのことなんですが・・・」そう言って重い口を開き始める稔侍

「ストーカーか・・・」稔侍の車が走り去るのを窓から見送りながら呟く男

気味の悪い男につきまとわれていると理佐から相談を受けた稔侍が調べたところ
理佐につきまとって居る男はある組織のトップに近い幹部の倅で稔侍でもなんとかすることが出来ないらしい

「さて、どうしたもんか」呟く男

「おじさんが先に来てくれたの始めてだよ」待ち合わせ場所に男が来ているのを見て理佐が大げさに驚く
「今日は俺にご馳走させてくれよ」そう言って理佐を最高級レストランに連れていく男

「おじさん高そうだからやっぱり割り勘でいいよ」目の前に並ぶ料理を見て理佐が呟く
「気にすんなよ、俺が理佐にしてやりてえんだ」そう言って理佐の頭を撫でる男

「始めて名前呼んでくれた」
理佐に言われて、名前を呼ぶのを避けていたことを思い出す男
15年前のように理佐を名前で呼んでしまたらもう戻れなくなると分かっていたから・・・
0284名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.1])
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2018/02/13(火) 03:51:32.51ID:zRHje7ixa
終わらない・・・
0285冬の華の理佐ちゃん8(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.1])
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2018/02/13(火) 03:51:53.75ID:zRHje7ixa
お昼休みを過ぎた公園には人もまばらで冬の寒さをひとしお感じさせた
天気予報どおりに夜は雪が降るのだろう

「ご馳走様でした」
公園のベンチに座ると改めてお礼を言う理佐

「ねぇ、なんで急に名前呼んでくれる気になったの?」何かを期待するような理佐の眼差しに気づいた男の脳裏にある疑惑が閃いた

まさか・・・父親が生きてるの知ってるのか・・・
そして俺をその父親だと思っているのか?

確かめたい誘惑に耐える男

確かめてどうする?

今さら人殺しが父親だと知って理佐にとってなに一つ言いことなどあるまい
そう自分に言い聞かせて15年間圧し殺した思いだ

「たまたまだよ」男の素っ気ない言葉に気落ちする理佐

「バイト戻るね」そう言いながら立ち上がろうとする理佐を男の手が引き戻す

「なあ、なんでストーカーのこと俺に話さなかった?」男の目が理佐の目を見据える

「俺は稔侍より頼りねえか?」何も言わない理佐に捲し立てる

「痛いよ」男に握られた手を振りほどく理佐

「大したことじゃないから」そう言い訳する理佐

「部屋に盗聴器しかけられてアパートのドアやポストにイタズラされて何回か襲われかけてんのにか?稔侍の話しじゃかなり危ない奴らしいじゃないか」
「稔侍さんなんでおじさんにそんなことまで話してんの?」

再び沈黙する二人

「おじさん・・・私のお父さんなの?」絞り出すように聞く理佐

「君のお父さんは何年も前に亡くなってるだろ」つとめて冷静な声で話す男

「君なんて呼ばないでよ、お父さんに君なんて呼ばれたくないよ・・・」そう言って泣き出す理佐

「残念だけど俺には子供なんていないよ」理佐に言って公園を立ち去る男

親子だなんて名乗らなければ一時悲しむだろうがいずれ俺のことなど忘れる

予報より早く降りだした雪がアスファルトを覆い始めていた
0286地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
垢版 |
2018/02/13(火) 04:06:51.41ID:ar2MhTST0
ここの皆様に影響を受けて書いてみました。


ここは中央総武線東中野駅から徒歩20分のボロアパートけやき荘。その一室で眠る男がいる。

ノックの音で目を覚ました。僕は友達がいない。だから、この部屋をノックするのは家賃の催促をする大家くらいだ。頭を書きながら軋るドアを開けた。
淡い色のワンピースにつば広の帽子。手には紙袋を下げ、艶のある長い黒髪の女性が立っていた。
「はじめまして。私こんど隣に引っ越してきた菅井友香と申します。」友香が風 に攫われそうなつば広の帽子を手で抑えながら言った。
「あっ、ああ」言葉が喉の奥で絡まって出てこない。しばらく人とコミュニケーションをとっていないからだ。
「よかったらこれどうぞ。」友香は紙袋を僕に渡した。風月堂。たしかそう書かれていた。忘れもしない五月二日。これがはじめての出会いだった。
0287冬の華の理佐ちゃん9(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.5])
垢版 |
2018/02/13(火) 04:38:09.08ID:q90Wht4na
お昼過ぎに降りだした雪は夜半過ぎには積もり辺り一面を白銀の世界に染めていた

ストーカーの部屋を見張りながら稔侍に電話をかける男
「ああ、連れて帰ってくれたか?理佐な父親が生きてるの知ってたよ、いや言ってねぇ、俺は一時理佐の前を横切っただけの存在で良いんだよ、俺になんかあったらよお前理佐の父親になってくれないか・・・」
話しの途中でストーカーが出てきたことに気づき電話を切る

「お前誰だ?」前に立ち塞がる男に警戒心を露にするストーカー

「お前ヤクザの倅なんだって、胸ポケットの膨らみは拳銃か?」ポケットに手を入れたままストーカーに近づく男

「てめえ、サツか?」ストーカーの狼狽から察するにやはり胸の膨らみは拳銃のようだ

「どこ行くつもりだ」ストーカーの目を見据えながらさらに近づく男

「あん、てめえに関係ねぇだろ、狙ってる女をこいつで脅かして物にしに行くんだよ」
激高するストーカーの狂気を孕んだ瞳に1日遅れていたら理佐の命が危なかったと胸を撫で下ろす男

男の声に辺りの家の灯りがつき始める

もっと騒げ、目撃者は多いほど良いんだ
もうすぐ警察も来るだろう

ポケットに入れた手をストーカーに向けてさらに踏み出す男

誰かか通報したのかパトカーのサイレンが近づいてくる

「てめえ、何考えてんだ?」身の危険を感じて叫ぶストーカー

「お前の親父が対立してる組織のもんだよ」そう言ってさらに近づく

「サイレンの音聞こえねえのかよ」怯え始めるストーカー

「もうそこまで来てるな、早いとこケリつけるか」
男がそう言った瞬間

ストーカーが拳銃をぶっ放す

弾かれたように後方に倒れる男

ポケットから手を出しストーカーに見せる

「丸腰の相手に全弾打ち込んだんだ、下手したら一生刑務所暮らしだな、お前余罪もたくさんありそうだしな」苦しい息の中からストーカーに呟く男

駆けつけてきた警察がストーカーを逮捕したのを見届けると同時に男の息も絶えていた



0288名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.5])
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2018/02/13(火) 04:40:22.28ID:q90Wht4na
投稿ありがとうございますm(__)m

新しい作家さん大歓迎です
0289名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.5])
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2018/02/13(火) 04:44:29.47ID:q90Wht4na
>>287
高倉健の冬の華を原案に始めたはずが最後はクリント・イーストウッドのグラントリノになってしまったw

やっぱり文体や創作スタイル変えるって難しいw
0290名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.5])
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2018/02/13(火) 04:47:01.92ID:q90Wht4na
>>286
名作めぞん一刻を彷彿とさせる雰囲気ですね
0291地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 05:07:13.41ID:ar2MhTST0
雨は昨日からふり続ける。どんよりと重たい雲が私を見下ろす。タクシーに乗って街へ出ようか。黒いコートを着込んで赤坂見附のマンションを出る。タクシーの泊まる繁華街へ歩くあいだ雨はやんでしまった。傘を閉じる。
0292地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 05:08:48.95ID:ar2MhTST0
その間に信号は赤へと変わってしまった。私の前には手を握る老夫婦。二人は一体どんな景色をみてきたのだろう?握り合う手を見つめながらもう2度と会えない彼女の名を呟いた。不思議だ。瞼を閉じると鮮やかに蘇るあの日の花火。
0293地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 05:10:12.52ID:ar2MhTST0
「ねぇ、由依」握り合う手、カランとなる下駄。
「何?」朱色と黄の混じった簪が音を立てる。いつもよりずっと綺麗な彼女の瞳を見つめる。
「もうすぐ、花火始まるよ。」
「急がなきゃ。」
私は彼女の柔らかい右手を握り返した。二人に確かなものはなにもない。
0294地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 05:10:58.02ID:ar2MhTST0
父からのお下がりでもらった黒の甚平が宵闇に溶ける。
人混みの中。午後7時。大きな爆発音が響いた。叫び声。花火よりはずっと、生々しい音。
「由依」
彼女の手が離れた。
0295地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 05:11:43.94ID:ar2MhTST0
青信号が点滅する。老夫婦はもう居ない。右手の温もりが生々しく残る。あれからもう14年も経つ。煙草とアルコールの匂い。タクシーを見つけ乗り込む。行き先を告げると白髪の運転手は黙って発進した。
助けをもとめる声。泣き叫ぶ女の声。新聞の地方面に小さく乗ったその記事。いまでも諳んじることができる。
「花火大会で爆発 露店のガスタンクが原因か 死亡者20名」
また雨は降り出した。タクシーのガラスにたくさんの水滴が付く。夜は長い。
0296地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 05:14:01.64ID:ar2MhTST0
終わりです。好きな曲を小説にしてみました。タイトルは66db。YUKIさんの曲です。
https://youtu.be/pjJhFTeEyoY
0297名無しって、書けない?(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 05:15:41.14ID:ar2MhTST0
>>290
ありがとうございます
文章をかくのは初めてですがお手柔らかにお願いします。
0298名無しって、書けない?(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 05:18:33.48ID:ar2MhTST0
291から295はけやき荘の話とは別のものです。
すいません!!!
0299名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW f557-G7on [58.94.38.100])
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2018/02/13(火) 07:49:30.26ID:k7hpnBiP0
>>296
千葉県さん、グッドモーニングでございます
短文で切っていく文章が小気味よく物語を展開させていながらも、
ボヤけた記憶の中に揺れ動くゆいぽんが切なく浮かび上がって、
幻想的ですね
けやき荘の続きも気になるので、またご投稿願います
0300名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW f557-G7on [58.94.38.100])
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2018/02/13(火) 08:08:51.52ID:k7hpnBiP0
>>287
乙です
高倉健のかっこよさはちょっと異常ですな

理佐ちゃんが喫茶店に入り雪を振り払うところ、
男たちの描写が見事ですね
語らずとも、彼女が相当な美人であることを表現できていて、
個人的に好きです
0301名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-Fo8Z [182.251.247.46])
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2018/02/13(火) 10:41:53.55ID:Ix8cVEl0a
>>298
急に話の雰囲気変わったからびっくりしたw

>>300
健さんの映画はヤクザ役やってるのはあまり好きじゃなくてほとんど見ないんですけど冬の華は好きなんですよね
俺的には普通の男を演じてる健さんの方が格好いいと思うんですよね
0302名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KK4b-HG2Y [05004013125393_vg])
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2018/02/13(火) 12:28:27.37ID:Gypc17g+K
>>289
言われてみれば確かにグラントリノw
でも庭先生の新境地を見せていただきましたm(_ _)m

2月12日は庭先生の読点記念日ということでよろしいでしょうか

>>298
けやき荘の続きを含めてこれからも参加を期待しています
本当に文章初めてですか?っていうくらいに“読ませる”力があると思います
やっぱりセンスなんですかね

それにしても、チワンが書き始めると新規さんが寄ってくるというジンクスは生きていたんですな←初耳だなオイ

ただ、大阪府先生の評を読むまでは、作品に出てきた“由依”という名前から某アイドルグループの総監督を務める実質奈良出身のあの方しか思い浮かばなかった(笑)
私はやはり欅ヲタじゃないんだなと実感しました(笑)
0303地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 14:05:03.58ID:ar2MhTST0
東中野駅から電車で20分のところに僕の通う大学がある。この大学で教鞭をとる今野義雄に文学を学びたくてここに入った。今野はまるで芸能界にいる一昔前の怪しいプロデューサー。そんな風貌だ。今野が歩く度ジーンズのポケットにつけたウォレットチェーンが揺れる。
0304地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 14:05:58.21ID:ar2MhTST0
そして今どきウォレットチェーンをこの大学でつけているのは今野ただひとりだ。学生はみんな今野のことをウォレットチェーンとよんでいる。
0305名無しって、書けない?(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 14:07:19.17ID:ar2MhTST0
>>302
ありがとうございます
由依…たしかに総監督も由依ですね。書いている時は全く気づきませんでした。
0306名無しって、書けない?(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 14:08:28.54ID:ar2MhTST0
>>298
書き込み終わったあと気づいて焦りました。
0307名無しって、書けない?(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 14:10:06.86ID:ar2MhTST0
>>299
ありがとうございます。幻想的なのは曲の世界観に影響を受けていますね。そしてけやき荘はだいぶ長くなりそうです。
0308名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.4])
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2018/02/13(火) 14:50:32.95ID:KbLmoRPqa
>>302
本当は冬の華みたいに相手を殺す予定だったんですが理佐ちゃんの父親をいくら妄想とはいえ人殺しはさせられんなと急遽グラントリノしてみましたw
0309名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.4])
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2018/02/13(火) 15:30:30.09ID:KbLmoRPqa
>>307
お願いなんですけど・・・
出来れば1レスをもうちょっと長くしてタイトルつけてもらえるとありがたいです

あんまり細切れだと時間あいて次の話を投稿していただいた時になんの話か分からないので読者が戸惑うと思います

けやき荘が長編になるの非常に楽しみです
これからもよろしくお願いしますm(__)m
0310名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.4])
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2018/02/13(火) 15:42:21.71ID:KbLmoRPqa
「冬の華の理佐ちゃん」で視点の違う文章書いたせいか仕事中ずっと頭痛と高熱で辛すぎる・・・

やっぱり情景とか考えて書いちゃダメだな・・・どっちにしろ情景描写下手だし
0311名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KK4b-HG2Y [05004013125393_vg])
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2018/02/13(火) 15:49:59.82ID:Gypc17g+K
>>305
いや、欅坂板なんだからそれが正常です(笑)
ただネタを書くためだけに来てる私が特殊なだけで(笑)

>>310
いやいやマジな話、それほぼインフルエンザじゃないですかね
直ちに早退して病院行きなはれとマジレス
0312東京(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 15:52:16.02ID:ar2MhTST0
街の灯が滲んで見える。雨音は強く窓を叩く。心にも雨音は強く響く。心は雨で濡れている。しかし心にさす傘はない。たった一度の夜。わかっていた筈なのに。体の中が熱くなる。肌に触れるあの瞬間。繋がった二人の吐息は荒い。
私の名前を呼ぶ低い声。タクシーは名前も知らない川沿いを通る。この思いを全てあの川に投げ込みたい。東京は今日も雨が降る。梅雨は未だ長い。スマートフォンを開いてLINEを見る。返信は来ない。
0313名無しって、書けない?(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 15:53:13.85ID:ar2MhTST0
>>309
わかりました!
ですが、長すぎるも出てしまって……
なるべく長くします。
0314東京 ◆Mjk4PcAe16 (千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 15:55:16.95ID:ar2MhTST0
あれっきり顔も見ていない。あの香水もどの街を歩いても漂わない。夢の中。夢の中でもいいからもう一度。タクシーは長い渋滞に巻き込まれている。ミラー越しに私の顔が映る。涙を流し、纏めたはずの髪は乱れている
0315東京 ◆lnkYxlAbaw (千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 15:56:14.17ID:ar2MhTST0
ハンカチで慌てて拭う。ファンデーションも付くが気にしない。
溜まっているLINEを消化する。マネージャーからスケジュールの確認、いつまでも過保護な親。そしてメンバーから。
可愛らしいスタンプとともに「あかねん、またご飯いこ」と、ある。
平手からだ。いこー。といまの感情とは裏腹のスタンプを送る。
0316東京(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 15:57:52.65ID:ar2MhTST0
スマートフォンの時計は午後9時を示す。
明日は新曲の振り入れがある。ランニングもしなきゃ。やらなければならないことが次々頭に浮かぶ。渋滞を抜け出したタクシーは軽快に飛ばす。
はぁ。何かを吐き出すような溜息。
「すいませんね。この時間は混んで。」タクシー運転手がぼそぼそと詫びる。
「いや、そういうことじゃ。」
勘違いされたらしい。
0317東京(完結)(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/13(火) 15:59:03.54ID:ar2MhTST0
斜めにすぎる黄昏の街の景色を眺めると引いた涙がまた流れ出す。しかし、もうその涙を拭う気持ちは起こらなかった。まだ涙を流していたい……
0318名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.4])
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2018/02/13(火) 17:10:42.49ID:KbLmoRPqa
>>311
病院怖くて行けない・・・

>>313
よろしくお願いします
0319名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KK4b-HG2Y [05004013125393_vg])
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2018/02/13(火) 17:21:08.32ID:Gypc17g+K
>>318
完全に1人仕事ならいいですけど
もしも同僚とかが同じ現場にいたり客商売だったら
万が一の場合周りに広めることになりかねないからね…
とマジレススマソ

でもインフルエンザで休みながら5chやってるのも楽しいですよ(←過去の実体験w)
0320名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.4])
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2018/02/13(火) 17:21:23.03ID:KbLmoRPqa
>>275
「固有名詞体言止め」ってなんか必殺技みたいでカッコいいw
0321名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.4])
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2018/02/13(火) 17:33:49.69ID:KbLmoRPqa
>>319
幸いなことに特殊な技術がないと出来ない仕事なので俺一人で黙々と作業しています
俺以外の人を行かせるとお客さんに怒られちゃうんで休めないんです、、、涙

その代わり仕事は楽なんですけどねw

独立して何年かたって仕事の依頼は増えるんですけど俺以外の人が同じクオリティの仕事出来ないので伸び悩んでます

技術の世界で儲かる会社作るって難しいですよね・・・
0322お礼を言うスレの理佐ちゃん 第5話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.4])
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2018/02/13(火) 17:37:20.42ID:KbLmoRPqa
朝から高熱と激しい頭痛に襲われてる俺

いつもなら学校休めると喜ぶ俺ではあるが今日は2月13日
明日のバレンタインデーに備えて最近良い感じになってきた理佐ちゃんとの関係に何か決定的なものをとお母ちゃんの手を振りきり学校へ

授業始まってからは回りに迷惑をかけまいと気丈に振る舞う武士な俺
その甲斐あって回りの友達や先生は俺が高熱と激しい頭痛に苛まれてるとはまったく気づいていない

授業中もチラチラ俺の方をたまに見てくる理佐ちゃん、やはり脈ありだろ

「ねぇ、どうしたの?」1時間目の休み時間に理佐ちゃんが俺の席にやってきた
目立つことが苦手な理佐ちゃんが人前で自分から話しかけてくるなんて珍しいことだ

「うん?なにが」って調子の悪さをおくびにも出さない俺に

「とぼけてんじゃねーよ」
ってドス効かせながら俺のおでこに自分のおでこくっけてくる理佐ちゃん

「やっぱり、俺君凄い熱だよ・・・」ってちょっと赤い顔する照れ理佐ちゃん

「なんかいつもと違うからおかしいと思ったんだ」
なんて俺の手を引っ張って保健室に連れてってくれる理佐ちゃん

「理佐ちゃんありがとう」保健室のベッドに横たわりお礼言う俺

「保健委員だから私」なんて照れ隠しにぶっきらぼうに言う理佐ちゃん

俺の体調が悪いのに気づいてくれそうだからありがとうございますm(__)m
0323帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第43話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.4])
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2018/02/13(火) 18:39:19.19ID:KbLmoRPqa
「チョコ、チョコはしゃいでんじゃねーよ」
放課後、学校の図書室に理佐ちゃんのドスの効いた声が響きわたる

理佐ちゃん家を出禁になったままの俺

俺の家での勉強を提案したけど・・・
ここのところの明らかに理佐ちゃんの身体に興味津々な俺
身の危険を感じた理佐ちゃんからやんわり拒否され新学期からは学校の図書室で勉強してるってわけだ

「ねぇ、本当に大学受からなくなっちゃうよ」

そもそももう手遅れな気もする俺ではあるが理佐ちゃんの手前一応うなだれる俺

明日はバレンタインデー、しかも理佐ちゃんと付き合い始めて初めてのバレンタインデーだ
はしゃがないほうがどうかしてんだろ?

「本当に大学行きたいの?」厳しい表情で俺を詰める理佐ちゃん

言われてみた理佐ちゃんが東京の大学行くからなんとなくついてきたいだけの俺

「はぁ・・・やっぱり」答えられない俺にため息の理佐ちゃん

「なんのために放課後勉強してんの?」

「放課後も理佐ちゃんと一緒に居たいからかな・・・」って理佐ちゃんの問いかけに素直に答えちゃう俺

「意味ないから帰る」俺の方を見ずに鞄に教科書をしまい始める理佐ちゃん


「理佐ちゃん!待ってくれ!話しを聞いてくれ」
図書室を出て階段を足早に降りる理佐ちゃんの手をつかみ引きとめる俺に

「触ってんじゃねーよ」ってドス効かす泣き顔の理佐ちゃん

「俺君が一緒に大学行くって言ってくれたの本当に嬉しかったんだよ」しゃくりあげながら喋る理佐ちゃん

「理佐ちゃん・・・」理佐ちゃんを慰めるために肩を抱こうとする俺

「もういい」そう言って俺の手を拒否して階段をかけ降りてく理佐ちゃん

なんだか今の俺じゃ理佐ちゃんを追いかけちゃいけない気がするから好き
0324名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW f557-G7on [58.94.38.100])
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2018/02/13(火) 20:53:02.49ID:k7hpnBiP0
スレめっちゃ進んどるw

>>305
ゆいはん、好きどすえ〜
Not yet『ペラペラペラオ』の2番Bメロを何度繰り返したことか…

>>323
明日ですね〜
女の子の「手当たり次第に義理チョコ配っとこ」みたいな風潮どうにかならないんですかね…
ホワイトデーに返すのが面倒くさいです
0325帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第44話(庭) (アウアウカー Sa19-Fo8Z [182.251.247.46])
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2018/02/14(水) 00:56:26.01ID:3uOx+NLxa
「理佐ちゃん怒ってたな・・・」
怒って先に帰っちゃった理佐ちゃんを追うことが出来なかったダメな俺
校門出たとこで理佐ちゃん待ってないかな〜なんてキョロキョロ

「待っててくれてないな・・・」って肩落とす俺
駅のホームで反対側のホームに理佐ちゃんを探す未練がましい俺

「明日はバレンタインだってのに最悪なタイミングで怒らしてしまったな」なんてため息ひとつ


「おい!この超美人めっちゃ泣いてるぞ」駅のホームに響き渡る知性のかけらも感じられない下品な声

「おう、本当だ世界一の美人が泣いてるぜ」それに応えるこれまた下品な声

超美人に世界一の美人・・・?
そんな言葉この世界で理佐ちゃんにしか当てはまらないだろ
慌ててベンチから跳ね起きて声の方を見る俺
うおっ!?愛しの理佐ちゃんが反対側のホームの端っこで見たことない制服のヤンキーに絡まれとる

ヤンキーになんか言われても下向いて耐える理佐ちゃん

「理佐ちゃ〜ん」叫びながら反対側のホームに駆け出す俺

「俺君」俺をすがるような目で見る理佐ちゃん

「うおおお〜」理佐ちゃんをいじめる奴許さじ

「理佐ちゃん今そっち行くから」反動をつけて線路をひとっ飛びしようとする俺

「俺君危ないから階段使って」ってヤンキー2人組に絡まれてる自分より俺を心配してくれる優しい理佐ちゃん

「階段使ったら理佐ちゃん見えなくなっちゃうからダメだよ、理佐ちゃん待っててくんねえから」なんてもう理佐ちゃんを見失いたくない俺に

「今度はちゃんと待っててあげるから危ないことしないで」
なんて言ってくれそうだから好き
0326帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第45話(庭) (アウアウカー Sa19-Fo8Z [182.251.247.46])
垢版 |
2018/02/14(水) 01:01:31.39ID:3uOx+NLxa
「いたたたた〜」
威勢良く理佐ちゃんを助けに来た俺
しかし冷静に考えたらヤンキー2人相手に俺如きが勝てるわけもなく
理佐ちゃんを守るのに精一杯な俺

理佐ちゃんに覆いかぶさる俺の背中や脇腹にパンチや蹴りを雨のように降らす外道ヤンキー

「なんだコイツ、威勢よかったけどめっちゃ弱いな」拍子抜けしたヤンキー2人組
そのまま丁度入って来た電車に乗り込む

「おい、お前ら明日からこの駅使う時は覚悟しろよ」って格好だけはつける俺

「たまたまダチに用があっただけでこんなダサい駅二度と来ねえよ」

俺の迫力にたじろいで答えるヤンキー2人組を乗せて走り去る電車

「どおりで見たことない制服なわけだわ」って精根尽きてホームに寝っ転がる俺

「俺君大丈夫?」寝っ転がっちゃった俺にかけより俺のこと抱きしめる理佐ちゃん

顔にオッパイにが当たってます

「理佐ちゃん泣くなよ、あいつら普段はこの駅使ってないからもう怖くないよ」って理佐ちゃんを安心させる俺

「怖くて泣いてんじゃないよ・・・俺君のこと好き過ぎて泣いてんの」
なんていつまでも泣きじゃくってそうだから好き
0327名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-Fo8Z [182.251.247.46])
垢版 |
2018/02/14(水) 01:06:24.95ID:3uOx+NLxa
>>324
今年は義理チョコは止めよう的な風潮があるらしいけどどうなんですかね
確かにお返しが大変w
0328地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/14(水) 02:11:12.07ID:/q2iEPHL0
授業開始2分前。ギリギリで到着した。額から汗が滲む。ポケットに入れたタオルハンカチで拭いながら、前から三番目の左端。いつもの席につく。それと、同時に授業開始のチャイムがなる。
「おはよう。では始めます。」
この大学の教員は時間にルーズな人間が多く、大抵5分から10分遅れて来る。しかし、今野は時間ピッタリに来る。あの風貌では凡そ信じられないが、時間に正確だ。
大学に入ってから一年がたつ。ようやく今野にも駅から遠い大学もエアコンが効かない教室にも慣れた。思い描いた理想よりだいぶ悪いが仕方ない。
0329地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/14(水) 02:12:30.90ID:/q2iEPHL0
今野の趣味なのか。今日は泉鏡花を取り上げている。泉鏡花の作品、高野聖について熱く語っている。それに耳を傾けながら、僕はペンケースからシャープペンシルをとりだした。
「では続きはまた明日。」
チャイムとほぼ同時に今野はそう告、足早に教室を出た。僕はため息をつき、教室を出ようと立ち上がった。
すると、肩を叩かれた。
振り向くとそこには茶髪でショートヘア、黒いワンピースの女性がいた。
0330地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/14(水) 02:26:05.82ID:/q2iEPHL0
「ね、ノート。貸して。」
眠たそうな声で小さくそう言われた。
「また寝てたんだろ。」
僕はそう言いながらノートを渡した。
「ありがと。」
そう言いながらノートをめくる。するといつものように
「めっちゃ字汚いじゃん。」と言う。
「悪いかよ」
「もうちょい綺麗に書きなよ。」
もう何回このやり取りをしただろう。
ため息をつく。
その瞬間ドアが開く。
0331地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/14(水) 02:27:39.98ID:/q2iEPHL0
黒髪ショートを後ろで小さくまとめ、水色のノースリーブにスカートの女性が入ってきた。
「愛佳ー行くよー。」
ノートを手に持った志田は振り向いて
「いまいく。」と告げた。
「ま、いいや。明日返す。」
慌ただしくそう言いながら僕に手をふり教室を出ていった。
気がつけば誰もいない教室。
そういえば彼女の名前を聞いていない。志田はいつも彼女と一緒にいる。僕はたびたびそれを見かける。志田は彼女のことを理佐と呼ぶ。名前は理佐というのだろう。しかし、苗字はわからない。
0332箸休め、自己紹介がわりに(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/14(水) 02:42:15.59ID:/q2iEPHL0
てち「ねぇ、ねる千葉県って知ってる?」
ねる「知ってるよ。東京はおろか、ドイツの名前まで借りて商売してる東京ドイツ村があるところでしょ?」
てち「ねる、千葉県に何か恨みでもあるの?」
てち「違うの、ほら今度からこのスレで小説を、投稿しはじめた千葉県のことだよ。」
ねる「へぇー。」
てち「ねる、興味無いでしょ」
ねる「バレた?」
てち「でね、その千葉県は、いままで小説スレを見てきてついに自分も小説かきたくなったんだって」
ねる「・・・」
てち「それではじめて地平線の名前って小説書いたんだけど書けば書くほど登場人物が増えて前もって考えた結末にたどりつかなくて困ってるんだって」
ねる「……(-_-)zzz」
てち「長濱、ねる……ボソッ」
てちねる「もういいだろどうもありがとうございましたー!」
0333温めますか? (ぽん民)(大阪府) (ワッチョイ e387-eLB8 [219.115.86.232])
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2018/02/14(水) 03:25:38.53ID:DSS2blXk0
そのコンビニは、
周囲を明るく照らす大きな箱のようだった。
僕は引き寄せられるように、自動ドアをくぐった。
「いらっしゃいませ!」
入店を告げるチャイムの音と一緒にハスキーがかった声が耳に入ってくる。
声の主は、レジの中の茶色い髪を一つぐくりにした二重瞼の女の子だ。
閑静な住宅街のコンビニに客は少なく、
僕を含めて数人程度だった。
僕は弁当売り場に向かい、幕の内弁当を手に取る。
雑誌コーナーでアイドル雑誌を立ち読みしてから、レジに向かった。

「いらっしゃいませ!」
二重瞼の彼女が笑顔を向けてくる。
「こちら温めますか?」
「あっ、お願いします」
新人だろうか。制服の胸には「研修中」の札がついていた。
名札には「小林由依」と書かれてある。
彼女は慣れない手つきでレンジを操作して戻ってくると、
「560円です」と僕に弁当の値を告げた。
0334温めますか?(ぽん民)(大阪府) (ワッチョイ e387-eLB8 [219.115.86.232])
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2018/02/14(水) 03:27:42.44ID:DSS2blXk0
突然、醤油の焦げるような異臭が鼻をついた
「あっ!」
彼女が慌ててレンジに駆け寄る。
使い捨て醤油を付けたまま、温めてしまったようだ。
弁当のフタに醤油がべっとりとついている。
彼女は何度も「すみません、すみません……」と謝りながら醤油をふき取る。
「お取り替えいたすますね!」
言葉を噛んでしまうほど慌てる彼女を僕は制して
「そのままでいいよ。俺、醤油、嫌いだし」
と言った。ほんとうに醤油は嫌いだった。
「えっ、でも」
申し訳なさそうにする彼女に、
「気にしないで。俺、醤油、嫌いなんだ」
と言い、ベトベトの幕の内弁当を手に取りお金を置いて店を出ようとした。
0335温めますか?(ぽん民)(大阪府) (ワッチョイ e387-eLB8 [219.115.86.232])
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2018/02/14(水) 03:30:37.06ID:DSS2blXk0
「ほんとうにすみませんでした!」
彼女が駆け寄って来た。
「ほんとうに気にしなくていいよ。俺、醤油、嫌いだから」
僕がそう返すと、彼女は八重歯を見せてクスッと笑った。
「あれ。俺、何かおかしかったですか?」
素朴な疑問をぶつける。
「いえ。そればっか言ってるんで。醤油嫌いって」
彼女はそう答えると、両手で口を押さえ肩をすくめてまた笑った。
そんな彼女を見ていると、なんだか僕もおかしくなってきて
二人は顔を見合わせて声を出して笑った。

その日から住宅街のコンビニに通うのが僕の日課になった。
幕の内弁当が、特別に美味しかったわけじゃない。
彼女の笑顔を見るのが楽しみになっていたのだ。
0336温めますか?(ぽん民)(大阪府) (ワッチョイ e387-eLB8 [219.115.86.232])
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2018/02/14(水) 03:35:14.35ID:DSS2blXk0
その日、僕は会社で大きな失敗をした。
怒りにまかせて得意先の社長にラリアットをしてしまったのだ。
プロジェクトは白紙になり、僕は上司に怒られ同僚には陰で笑われた。
女子社員は僕にだけコーヒーを入れてくれなかった。
僕にはこんなことがよくあった。
その度に周囲は、世界の珍獣を見るような侮蔑に似た目を僕に向けた。
それが僕には辛かった。

帰り道、無性に彼女の顔が見たくなって、
僕は住宅街のコンビニに立ち寄った。
粉雪の降る寒い夜だった。

「いらっしゃいませ!」
ハスキーがかった声が僕を迎えてくれる。なんだかほっとした。
いつものように弁当売り場にいき、幕の内弁当を手に取る。
それから雑誌コーナーで、彼女のレジが空くのを待った。

「あっ、こんばんは」
変わらない笑顔が、僕のささくれ立った気持ちをやわらげる。
「こちら温めますか?」
「お願いします」
彼女だけはいつも通りだった。それが嬉しかった。
財布からお金を取り出そうとした時だった。
「あの……こちらも温めますか?」
(あれ?俺、他になんか買ってたっけ?)
僕が戸惑っていると、
彼女は恥ずかしそうに下を向いたまま、僕の手を包み込むように握った。
その手はあたたかくて、僕の心まで温めていくようだった。
「あの……」
そう戸惑う僕に、
「元気、なさそうだったから……」
彼女はそう言うと、顔を上げて八重歯を見せてにっこり笑った。
それからレンジが鳴るまでの間、僕の手を握っていてくれた。

幕の内弁当が温まる3分が、
こんなに幸せだったなんて、知らなかったんだ。
0337ぽん民(大阪府) (ワッチョイ e387-eLB8 [219.115.86.232])
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2018/02/14(水) 03:46:51.26ID:DSS2blXk0
御無沙汰しております。以前、投稿していたぽん民です。
バレンタインの夜に妄想が抑えきれなくなり、
投稿させていただきました。どうもゆいぽんが叩かれているので、
せめて物語の中では、彼女を守ってあげたい想いもありました。

このスレが生き残っていてよかった。
庭さん、大阪府さん、チワンさんありがとうございます。
千葉県さんは初めましてでしたね。
みなさんの物語をこれからも楽しみにしております。
0338名無しって、書けない?(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/14(水) 04:11:44.24ID:/q2iEPHL0
>>337
ぽん民さんの描く小林由依さんはほのかな優しさと可愛らしさが相俟ってとても素敵です。ずっと小説スレで読んでました。
御挨拶が遅れました。
これから宜しくお願いします。
0339名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.5])
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2018/02/14(水) 06:35:37.39ID:On8vmibGa
>>331
乙ですm(__)m
なにやら群像劇な気配ですね
主人公の華麗な女性遍歴に期待w

>>332
チワンさん風の自己紹介www
0340名無しって、書けない?(庭) (中止 Sa19-MKfN [182.250.243.5])
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2018/02/14(水) 07:01:03.38ID:On8vmibGaSt.V
>>337
やっぱりぽん民さんの作品好きですわ
淡く熱いこれが恋ですよ

欅坂も短期間で色々あったから歪みが出てきてるんですかね?
だからといってメンバーを叩くという発想は理解出来ないですね
0341名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (中止 KK4b-HG2Y [05004013125393_vg])
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2018/02/14(水) 13:00:02.19ID:u0qnpAxeKSt.V
ぽん民先生まで復活とは…やはりジンクスは生きていた(笑)

このような心も手もお弁当も暖まるような話を読んでいたら
何故か自分のこの過去1位2位を争うドイヒーなネタを思い出してしまった自分が情けないw
http://echo.5ch.net/test/read.cgi/nogizaka/1478511381/382
0342名無しって、書けない?(庭) (中止 Sa19-MKfN [182.250.243.5])
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2018/02/14(水) 13:30:40.20ID:On8vmibGaSt.V
>>341
ヤバイwww
0343なんでもないや(千葉県) (中止W bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/14(水) 17:23:29.75ID:/q2iEPHL0St.V
高校生。屋上でこっそり友達とパンを食べ青空を眺める。教室に戻ると学年一の美女が告白してくる。
そんな日々を夢見ているとしたらとんだ夢想家だ。現実はそう、巧くは行かない。
屋上は事故防止のため、施錠されているし、友達も自分が受け身体制ならまず出来ないし、学年一の美女はすでにサッカー部のエースと付き合ってるかそうでなければとっくに別の高校に彼氏を作っている。
高校になると何かが変わる。多くのものはそう思うだろう。嘗ての僕もそうだった。何かが変わり等はしない。変えるのはあくまでも自分だ。
0344なんでもないや(2)(千葉県) (中止W bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/14(水) 17:25:56.63ID:/q2iEPHL0St.V
高校二年生の初夏。衣替えがある。しかし、衣替えをしたところでなにか心境の変化があるわけでもなく、ただ肌がベタつくだけだ。湿気を帯びたこの国の夏は嫌いだ。
0345なんでもないや(3)(千葉県) (中止W bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/14(水) 17:26:52.55ID:/q2iEPHL0St.V
そしてこの学校のエアコンはおかしい。効きすぎるのだ。朝、冷房を付けたら昼、ジャージを上から着なければいけないほど寒い。一事が万事そんな調子だ。
授業が終わる。担当教員が教室を出た途端騒がしくなる。僕は頬杖をつきながらぼんやり窓の外をみる。ここから海が見える。はるか遠く滲むように、少しだけ。この学校は海沿いにある。
0346なんでもないや(4)(千葉県) (中止W bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/14(水) 17:27:45.97ID:/q2iEPHL0St.V
それだけでここに来た。我ながら浅はかだ。
この海はどこに繋がってのだろう。海は遠くから母のように見守る。時が過ぎ、生徒が入れ替わっても海は静かに変わらぬものを生徒に教え続ける。
0347なんでもないや(5)(千葉県) (中止W bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/14(水) 17:28:55.16ID:/q2iEPHL0St.V
「ねぇ。」
僕は驚いて、びくっと震えた。
彼女は可笑しそうに口を手でおさえた。
「ワーク貸して。」
「ああ、うん。」机の中から取り出して彼女に渡す。
彼女は身体が弱く、休みがちで、なせかずっと僕に休んだ分のノートやワークを見せてと言ってくる。といったってただ、カメラでとるだけだ。
「あ、なんだこれだけじゃん。すぐ写しちゃお。」
茶色の髪を耳にかけ、水色の可愛らしいシャープペンシルでワークをうつしてゆく。
0348なんでもないや(6)(千葉県) (中止W bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/14(水) 17:30:18.67ID:/q2iEPHL0St.V
「なんで僕なの?」
毎回聞こうとする。だけど聞けない。聞いてしまうともうそれで終わりになってしまう気がして。
「ありがと。」
彼女は凪だ。いつも穏やかに、そこに居る。
「小林さんは身体大丈夫?」
舌で転がして、おかしくないか。当たり障りのない会話か。たしかめてやっとそんなことを聞いた。
0349なんでもないや(7)(千葉県) (中止W bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/14(水) 17:31:22.37ID:/q2iEPHL0St.V
「やめて、それ。」
波が音をたてる。彼女は少し顔を顰めた。
「どうして。」
波がさらに大きく音をたてる。
「小林って嫌いなの。」
「そうなんだ。」
「ごめん。」
「いや、こっちこそ。」
「じゃあなんて呼べばいい?」
「うーん。そうだな。」
彼女は暫く考え込んだ。頬を膨らませたり、天井を見つめたり。
「由依かな?」
0350なんでもないや(8)(千葉県) (中止W bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/14(水) 17:32:52.43ID:/q2iEPHL0St.V
今度は僕が顔を顰める番だ。
「そっか。それかゆいぽんかな?」
チャイムが鳴る。
クラスメイトは慌ただしく席につく。
口を開いて少しだけ、ゆいぽん。と読んでみる。それが聞こえたのか。彼女が振り向く。
なんでもないや。僕はそう言い笑った。
0351帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第46話(庭) (中止 Sa19-MKfN [182.250.243.49])
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2018/02/14(水) 21:51:38.98ID:D9sKEhr+aSt.V
「俺君のこと好き過ぎて泣いてんの」
さっきの理佐ちゃんの言葉を頭の中でリフレインしてニヤニヤしてる俺

「ねぇ、なに笑ってんの?」ヤンキーたちにボコられて綻んでしまった俺の制服を縫ってくれてる理佐ちゃん

「鞄にお裁縫道具入ってるなんて大和撫子の鏡だな」って理佐ちゃんを褒める俺

「そんなことないよ」って照れ笑いする褒められるのに弱い理佐ちゃん、めちゃめちゃ可愛い

しかし、理佐ちゃんが制服直してくれてる間、薄着の俺に駅のベンチは寒い・・・

案の定翌朝風邪引いてグロッキーな俺

「39度近くあるから無理だね」なんて早々と諦めるお母ちゃん

「今日だけは行かなきゃならねえ」って行く気は満々だけど息も絶え絶えな俺

「バレンタインのチョコならあとで理佐ちゃんに持ってきてもらいな」

「バカ野郎!自分からチョコ持ってきてくれなんて頼めるか!みっともねえ」意気る俺

「てめえ!親にバカ野郎とはどういうことだ」なんて高熱の俺の頭に鉄拳制裁する無神経なお父ちゃん

お父ちゃんの鉄拳が致命傷になってそのまま夕方まで前後不覚な俺


ドアに背を向けて寝てる俺

背後に人の気配を感じて寝返りをうち薄目な


理佐ちゃん・・・?

慌てて元の体勢に戻る

まだ熱で幻見たのかな?ってもう一度寝る俺

「ちょっと、もう起きてよ」俺を揺さぶる理佐ちゃん

・・・!?夢じゃね〜

「俺君目覚ますまで1時間以上待ってたんだからね」拗ねる理佐ちゃん

「1時間以上・・・」って時計みたら5時近いやん

「起こしてくれれば良かったのに」
理佐ちゃんと1時間以上二人っきりで居たのに不覚にも寝てた自分が悔しい俺

「私のせいで熱出ちゃったのに起こせないよ」
そう言って布団をかけ直してくれそうたから好き
0352帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第47話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.49])
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2018/02/14(水) 22:24:51.58ID:D9sKEhr+a
「私のせいで熱出ちゃったのに起こせないよ」
なんて言ってしょんぼりしてる理佐ちゃん

ちきしょう、俺が熱出て学校休んだら絶対自分を責めちゃう理佐ちゃんだから学校休みたくなかったのに・・・

そんな気持ちとは裏腹にたまには理佐ちゃんを困らせたくて拗ねったふりする俺

「本当にごめんね、私が変に意地はって一人で帰ろうとしたせいで俺君ボロボロになっちゃって・・・」なんて謝る理佐ちゃんに

「謝られてもしょうがないよ、入試直前に学校休む羽目になるなんて」ってさらに拗ねたふりする俺

「もう許してよ、これあげるから」鞄からチョコレート取り出す理佐ちゃん

「マジ!?これ理佐ちゃんの手作りチョコ?」
理佐ちゃんの手作りチョコの喜びで拗ねる演技忘れる俺

「手作りだし、生まれて初めての本命チョコだから・・・」ぶっきらぼうに横向く照れ理佐ちゃん

「マジかよ〜」ってデレデレな俺に

「機嫌直った」って聞く理佐ちゃん

しまった!?嬉しすぎて演技忘れてた

慌てて布団かぶって拗ねたふり再開の俺

「え〜〜っ!?なんでよ〜」困る理佐ちゃん

「チョコぐらいでは許せない」呟く俺

「いやいや、喜んでたろ」って苦笑いの理佐ちゃん

「キスぐらいしてくんないと・・・」って困る理佐ちゃんに要望がエスカレートする俺

「調子に乗ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

ヤバイ!?怒らしちゃった

「ほら、いつまでも拗ねてないでこっち向いて」って俺に命じる理佐ちゃん

「やっぱり理佐ちゃんには勝てないな・・・」
なんて振り向く俺にキスしてくれる理佐ちゃん

驚きで声を無くす俺に

「機嫌直った?」って小首傾げて聞いてきそうだから好き
0353バレンタインデー特別編(千葉県) (ワッチョイW bbb2-wqQv [111.103.249.206])
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2018/02/14(水) 22:44:35.50ID:/q2iEPHL0
てち「さて、今日はバレンタインデーですが、みなさんはもらいましたか?ですよねー。」
ねる「返事するの早すぎるでしょ。」
てち「私はひとつだけチョコあげました。」
ねる「誰に?」
てち「はい、ねる(チョコを差し出す)。」
ねる「てっちゃん」
てち「ねるちゃーん」
てち「さて。ここにもバレンタインデーが貰えずに蹲っている人がいますよ。早速見てみよー!」

志田「ねぇ、どうして蹲ってんの?」
僕 「バレンタインデーのチョコ貰えなかった」
志田「いや、貰えると思ったの(笑いながら)ウケる」
僕 「(泣く)」
志田「えっ、ちょ、泣いてんの」
僕「(泣く)」
志田「嘘だよ。ほらあげる。」
僕「わーい、ありがと。もなちゃん」
志田「その呼び方やめてきもい」
僕「(泣く)」
志田「(耳を赤くして、無言で立ち去る)」
0354愛しの嫁理佐ちゃん 第30話(庭) (アウアウカー Sa19-MKfN [182.250.243.49])
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2018/02/14(水) 23:18:29.43ID:D9sKEhr+a
「ねぇ、今年こそ捨てるからね」
愛しの理佐ちゃんが冷蔵庫開けて呟く

「俺の宝物を捨てるなんて認められません」
去年聞かれた時と同じ返しをする俺

「バレンタインのチョコなんて毎年作ってあげてんだからいいじゃん」って俺を説得にかかる理佐ちゃん

「理佐ちゃんの生まれて初めての本命チョコはこの世にそれしかないから永久保存して家宝にするからダメ」譲らない俺

8年前のバレンタインデーに理佐ちゃんが作ってくれた本命チョコを食べずに冷凍保存してた俺

「てっきり食べたと思ってたからびっくりした」って苦笑いする理佐ちゃん

「食べようかと思ったんだけど勿体ないやら畏れ多いやらで・・・」照れる俺

「変なタイミングで照れてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「もう、分かってたらもう一個作ってあげたのに」
なんて優しいこと言って俺を会社に送り出す理佐ちゃん


仕事中もチョコが気になってちょくちょく理佐ちゃんに電話する俺に

「何度も電話かけてきてんじゃねーよ」って受話器の向こうでドス効かす理佐ちゃん

「ちゃんと作ってあるから仕事に集中して!」なんてお説教するくせに

「仕事の関係で帰りが遅れそう」ってLINEしたら

出来立てのチョコや俺の好物テーブルに並べた写メ貼って

「早く帰ってきてよ」なんてLINEめっちゃしてきそうだから好き
0355お礼を言うスレの理佐ちゃん 第6話(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.49])
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2018/02/15(木) 00:42:01.26ID:R2olD5gta
思いもよらぬ高熱にやられて憧れの理佐ちゃんに決定打を打ち出せぬままバレンタインデーを迎えてしまった俺

「頭が痛い」なんてふらふらながら理佐ちゃんから義理チョコでも良いからもらいたい一心で学校に来た俺

「俺君おはよう、熱引いた」教室に入ってくるなり自然に俺に話しかける理佐ちゃん

「うーん?まだ少し熱っぽいかな」理佐ちゃんのおでこ期待する俺

「無理しないほうがいいよ」なんて言いながら俺のおでこに掌を当てる肩透かし理佐ちゃん

「あんた、昨日より熱いじゃん」思ったより高熱だった俺に持ち前の乱暴な口調が出ちゃう理佐ちゃん

俺を心配した理佐ちゃんの機転で我が家に強制送還な俺

「ちきしょう!チョコどころかカバンからなにから学校に置いてきちまった」って我が家のベッドで愚痴る俺

最悪のバレンタインデーじゃ

翌朝

「あれ?なんで俺のカバンあるんだ?」

「昨日、同級生って娘が届けてくれたよ、凄い美人な娘」って教えてくれるお母ちゃん

まさか理佐ちゃん・・・

「今日は大丈夫?」教室にいる俺を見つけるとおでこ触って熱計る理佐ちゃん

「うん、下がってる」って微笑む理佐ちゃん
 
「理佐ちゃんカバンありがとう」お礼言う俺

「ありがとう・・・ってカバンにだけ?」って聞く理佐ちゃん

まさか!?

慌ててカバンの中探る俺

「理佐ちゃん!もしかしてこれ!?」チョコ掴んで叫ぶ俺に

「大声出してんじゃねーよ」ってドス効かせながら唇に人差し指当てる理佐ちゃん

どう見ても手作りの本命チョコなのに

「たまたま余ってた義理チョコだから」
なんて照れ隠しに言いそうだからありがとうございますm(__)m
0356不協和音(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/15(木) 01:03:34.63ID:cSBuDNvT0
僕「ねぇ、てち、地平線の名前、登場人物に乃木坂のメンバー入れるのどうかなあ?」
てち「ね、いっこいっていい?」
僕「何?」
てち「ただでさえ登場人物増やしすぎて困ってるのにまた登場人物増やすなんて収拾つかなくなるよ?」
僕「そうかな?」
てち「私的には欅坂板なんだから乃木坂メンバー出すのはダメだと思う」
僕「乃木坂メンバー出せない地平線の名前なんて僕は嫌だ!」

♪不協和音を僕は恐れたりしない

てち「さて地平線の名前はどうなるんでしょー!」
0357ショートコント& ◆L7GiIxE6aw (千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/15(木) 01:14:47.79ID:cSBuDNvT0
てち「ねぇ、ねるのくちぐせって何?」
ねる「昨日焼肉食べたからねー。」
てち「くちくせぇじゃないから」
ねる「そうなん?」
てち「あのね、口癖!」
ねる「私の?」
てち「そう。」
ねる「やっぱ最高かよ!かな」
てち「でも最近言わなくなったよね」
ねる「そうかな?ね、てちは?」
てち「私?うーん。」
てち「なんかー」
ねる「それ!」
てち「?」
ねる「それだよ、それ?」
てち「それってどれ?」
ねる「だからそれ、だって」
てち「まだ続ける?」
ねる「わかってるじゃん。」
てち「たしかに。それはよく言うかも」
ねる「ところでなぞかけをひとつ」
ねる「経費とかけてこのショートコントと解く」
てち「その心は?」
ねる「どちらもおちないでしょう」
てちねる「おあとがよろしいようで〜」
0358名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.45])
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2018/02/15(木) 06:13:23.13ID:8xnvAzH7a
>>356
乃木メンとっくに解禁されとりますw
0359名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/15(木) 10:19:07.49ID:iWFHgS74K
スレに活気が出てきた感じで嬉しいですね
ちなみに私は乃木メンどころかパフュームさんまで登場させましたが何か?(笑)
そんな今日2月15日はあ〜ちゃんの29歳の誕生日ですね〜♪
0360名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.35])
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2018/02/15(木) 10:49:54.91ID:my0l8AKya
>>359
あ〜ちゃんも来年は30才か・・・
0361名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/15(木) 12:00:12.56ID:iWFHgS74K
>>360
のっちかしゆかは今年後半に30歳ですからね

ちょうど10年前の2008年はパフュームが初めて武道館で単独ライブを行った年です
その時20歳だったあ〜ちゃんは、武道館公演を特集したNHKの番組のインタビューで
『10年後、20年後…続けられてたらすごいですね。30歳になってもダンスできてたら、カッコいいですよね』
と言っていました。

カッコいいパフュームさんに乾杯♪
(完璧なスレチww)
0362名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/15(木) 12:03:16.00ID:iWFHgS74K
>>361
あ、そのとき20歳、じゃなかったww
すんまそんww

お詫びに昨日描いたやつで
http://o.5ch.net/12vkv.png
0363地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/15(木) 15:27:29.45ID:cSBuDNvT0
午後一時過ぎの学食。学生でごった返す。人混みが嫌いな僕はいつも近くの喫茶店で昼食をとる。
喫茶チューニング
錆びた看板が風に靡いてカラカラと音を立てる
「いらっしゃい。」マスターの土田がこちらの顔もみずに言う。
いつもと同じ。焼肉定食と珈琲を頼んだ。来るのを待つ間ふと志田とはじめてあった日のことを思い出した。
0364地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/15(木) 15:30:03.15ID:cSBuDNvT0
教室の窓から見える桜は殆どが葉桜に変わっていた。五月の中頃。気温は七月上旬並。気象予報士がテレビで言っていた。とんとんとなんの意味もなく机を指で叩く。昔からの癖だ。文学の発祥についてが今日の授業のテーマだった。
0365地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/15(木) 15:31:18.19ID:cSBuDNvT0
(なぜか長文が投稿できないのでみじかくなりますが失礼します)
今野は黒板にびっしりと文字や図を書く。生徒はそれを写しながらも話に耳を傾けなければならないからなかなか忙しい。
0366地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
垢版 |
2018/02/15(木) 15:32:06.79ID:cSBuDNvT0
肩の凝りを覚える頃授業は終わった。足早に教室を出る今野。喧騒が波を打つ真昼の教室。僕はカバンを手に帰ろうと立ち上がった。すると突然指先で背中をつつかれた。僕は恐る恐る振り向く。
そこにはピンクのショートヘアに英単語の書かれた黒いTシャツを着、顔立ちの整った女性が居た。それが志田愛佳との出会いの瞬間だった。
0367地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/15(木) 15:32:58.33ID:cSBuDNvT0
「ノート見せて。」ニコリともせずにそう言った。僕は黙ってノートを差し出した。
「ありがと。」志田はパラパラとノートを捲り軈て「字、きたな。」と言った。
だから人に貸すのは嫌なのだ。
「ま、いいや。」そう呟くと真っ白なノートを取り出し僕のノートをうつし始めた。
「スマホで撮らないの?」
手を止めて志田は僕を見つめた。
「だって、スマホで撮ったところで汚すぎてよめないじゃん。だから今ここで写しちゃおうかなと思って。だから写し終わるまでまって。」
僕の都合も考えずに告げた。
「そういえば名前聞いてなかった。」
僕は尋ねた。
顔もあげずに
「志田愛佳。」と言った。
「あんたは。」
僕は自分の名前を言った。額にはうっすら汗をかいた。だが、これは暑さのせいではない。葉桜が風に揺れる。緑の葉がいくつも青い空の向こうに飛んでゆく。
0368ぽん民(やわらか銀行) (ワッチョイW 0162-a+UI [126.21.180.90])
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2018/02/15(木) 15:33:48.69ID:K3avB1IV0
>>338
そう言っていただけると、嬉しいです。
ありがとうございます。千葉県さんの描く
ゆいぽんも可愛らしいと思います。ゆいぽんにノートを見せてあげる青春、、
過ごしてみたかったなあ。
こちらこそ、よろしくお願いしますねm(_ _)m
0369名無しって、書けない?(やわらか銀行) (ワッチョイW 0162-a+UI [126.21.180.90])
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2018/02/15(木) 15:44:25.84ID:K3avB1IV0
>>340
庭さん、ありがとうございます。
物語の中でしか恋できないダメぽん民です。
ほんとダメ野郎です。

欅ちゃんも大変な時期にさしかかっています
よね。そこでメンバーを叩いたところで、憎しみしか生まれないというのに。悲しいですよね

千葉県さん物語の途中で割り込んでしまいました。すみませんm(_ _)m
0370地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/15(木) 16:42:26.31ID:cSBuDNvT0
志田は時折僕に
「これ、なんて書いてあるの?」と訪ねながら30分くらいでうつし終えた。
「ふー。終わったー。」
背伸びをしながら言った。すっきりとした面持ちの志田。しかしながら僕は空腹のなか30分も待たされ、志田とは対極の面持ちだ。
「あ、あんたさ。」
思い出したように志田は口を開いた。
僕はあんたという名前ではない。ちゃんとした名前がある。しかし、そんな風に雑に扱われるのにはもう慣れていた。
「字、もうちょっと綺麗に書きなよ。」
そう言い残し志田は去った。


「はい焼肉定食。」
土田が能面のような顔でテーブルに焼肉定食を置く。頭を左右に少しふった。随分長い間追憶に浸っていたようだ。
時計を確認してから箸を動かす。
といっても時計を気にする用事などないのだが。
0371名無しって、書けない?(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/15(木) 16:49:52.32ID:cSBuDNvT0
ストックはここまで……
蛇行してなかなかたどり着かない
0372名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.35])
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2018/02/15(木) 17:13:11.83ID:my0l8AKya
>>371
コンスタントに投稿乙で〜す

ここは俺も含めてなかなか終着点にたどり着かない人の集まりだから思うさま蛇行しちゃってくださいw
0373名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.35])
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2018/02/15(木) 17:23:22.63ID:my0l8AKya
あとですね、投稿してるうちに出くわすと思うんですけど
このスレには我々を苦しめる2つの呪いがあるんですが

それは俺は説明下手なので呪いの伝道師ことチワンさんが絵つきで説明してくれると思いますw

チワンさん千葉県さんに説明よろしくお願いしますm(__)m
0374名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/15(木) 17:44:13.51ID:iWFHgS74K
ん〜…そう?じゃ、しょうがないか(笑)

【このスレにかかっている2つの呪い(笑)について】

◆文字数制限◆
スレの性質上、長文レスが多くなることが災いして、スレの途中から1レスあたりの文字数制限が発動します。
この制限はスレが進むにつれ更にどんどん厳しくなり、最終的には1レスあたり3〜5文字までになる予定(笑)

この呪いに対抗する術はありませんので、発動後は、長い作品の場合は適宜分割レスを活用してください。

また、この制限がある程度進んだところで次スレが立つかも。

◆埋め立てですか?◆
ある程度の長文のレスがいくつか続くと(目安としては4〜5レス程度)、このようなメッセージが出て次に長文レスが書き込めなくなる事態が出現します。
この場合は1回短いレスを挟むと、また書き込み可能になります。
自分自身で書き込んでもOKです。

http://o.5ch.net/11efl.png

※ただ、現在千葉県先生が長いレスを書き込めないとすれば別の理由の可能性もあるかも?
(利用中のブラウザの事情とか)
0375名無しって、書けない?(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/15(木) 17:51:50.34ID:cSBuDNvT0
>>374
ありがとうございます!
0376お礼(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/15(木) 17:52:22.65ID:cSBuDNvT0
てち「ってことでこのスレにはふたつの呪いがあるという説明でした。」
もな「チワンさんありがとうございます」
てち「棒読みだね」
もな「..」
てち「千葉県、わかったー?わかったってー。」
もな「1人でなにやってんの?」
てち「ともかく。」
てちもな「説明ありがとうございましたー!」
0377名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.35])
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2018/02/15(木) 18:46:15.79ID:my0l8AKya
>>374
さすがチワンさん、ありがとうございますm(__)m
0378名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.35])
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2018/02/15(木) 20:00:34.12ID:my0l8AKya
言ってるそばから文字数制限の呪いが発動したみたい、、、泣
0379上京理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.35])
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2018/02/15(木) 20:03:04.02ID:my0l8AKya
「週末には時間作れそうだから遊びに行くよ、うん、理佐ちゃんこそ風邪引かないようにね」
東京に旅立った理佐ちゃんからの電話を切りため息の俺

上京してまだ3日しか経っていないのに頻繁に電話してくる理佐ちゃん
上京前は「電話は面倒くさいから極力LINEにしてよ」なんて俺に命じていたのに・・・

やはりホームシックってやつだろうか?

人見知りする理佐ちゃんが花の都大東京で友達作るのは難しいのかな?

本来そこの橋渡し役をしてあげたくて一緒に東京の大学目指した俺ではあったが・・・

理佐ちゃんの居る東京に遊びに行くために軍資金稼ぎのため勉強そっちのけで親戚の酒屋でバイトに精出す俺

来年こそ合格目指している俺だがやはり目先の理佐ちゃんの方が大事って訳だ

「あ〜今日はまだ火曜日か、早く週末になって理佐ちゃんに会いて〜!」なんて配達中のトラックの助手席で叫ぶ俺

「わっ!?びっくりした!」突然叫ぶ俺に驚く日頃から覚悟を練ってない平和ボケな親戚のオッサン

「お前その発作なんとかなんないのかよ、心臓にわるいよ」なんて弱音吐くオッサン

「うるせえ、理佐ちゃんが着てたミニスカサンタコスネコババしたの許してねえからな、俺の理佐ちゃんに邪な気持ち抱きやがって」って親戚のオッサンを睨み付ける俺

「だから勘違いだよ、お前枕元に置いて寝るって喜んで持って帰ったじゃねえか」ってぶつぶつ文句言ってるオッサン

と、そこに鳴り響くスマホの呼び出し音

きっと理佐ちゃんからの電話だろうから好き
0380上京理佐ちゃん 第4話(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.35])
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2018/02/15(木) 20:09:05.94ID:my0l8AKya
「どうしたの理佐ちゃん?」
ホームシックの理佐ちゃんをきづかって極力優しいトーンで話す俺

「ごめんね、予備校の時間だったね」って謝る理佐ちゃん、健気だ〜

「気にしなくて良いよ、俺が地上に存在してる間の時間は全て理佐ちゃんに捧げるための時間だから」って本当に優しい俺

「ありがとう、嬉しいな」
なんてホームシックのせいか妙に素直な理佐ちゃんが愛おしい

「なんか用だった?」って聞く俺に

「うーん?声聞きたくなっただけ」なんて理佐ちゃんじゃなかったら俺は絶対に許さない理由な理佐ちゃん


「理佐ちゃんちょっと声が変じゃない?」

「うーん?ちょっと風邪ひいたみたい」って疑いもなく鼻声な理佐ちゃん

「大丈夫?」って聞く俺に

「うん、全然たいしたことないから」
なんて俺に心配かけまいと気丈に答えそうだから好き
0381名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.35])
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2018/02/15(木) 20:10:09.84ID:my0l8AKya
いきなり30行も書けなくなってる!?
0382上京理佐ちゃん 第5話(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.35])
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2018/02/15(木) 20:40:51.33ID:my0l8AKya
「オッサン生涯一度の頼みだ、駅で降ろしてくれ」
理佐ちゃんとの電話を切るなり親戚のオッサンに愛しの理佐ちゃんのピンチに居ても立ってもいられない俺

「おいおい、勘弁してくれよ、午後からの配達どうすんだよ?」慌てるオッサン

「馴れない東京で一人ぼっち淋しくしてる理佐ちゃんが風邪で倒れちまいそうなんだよ、配達ぐらいひとりでしてくれ」って頼む俺

「ちきしょう、姉貴のやつどんな教育してんだよ〜」なんて泣き言言いながらも駅まで送ってくれる人の良いオッサン

しめしめ、今からなら3時前には着くぞ

なんて東京行きの電車に飛び乗る俺


窓から見える景色にも飽きた頃

LINEの着信が

「おっ、理佐ちゃんからだ」って喜んで開いて見たら

「私のこと心配して東京に来ようとしてないよね?」なんてLINEしてくる理佐ちゃん

「本当にたいしたことないからダメだよこっち来ちゃ」なんて立て続けな理佐ちゃん

「ごめん手後れ、もう電車に乗っちゃってる」って返信する俺に

「いちいち東京きてんじゃねーよ」なんてドスの効いたLINEしてくる理佐ちゃんだけど

さりげなくハートマーク散りばめてきそうだから好き
0383上京理佐ちゃん 第6話(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.35])
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2018/02/15(木) 21:21:13.15ID:my0l8AKya
「私の部屋分かる?」
来なくていいなんて強がってたけど実際に俺が東京に向かってると分かったら嬉しさ隠しきれずに電話かけてくる可愛い理佐ちゃん

「うん、部屋の下見についてった時にちゃんと覚えといたから」って下心が役にたった俺

「あんた、そう言うとこは抜け目無いね」って呆れる理佐ちゃん

「うん、いつか夜這いさせてね」ってさりげなく頼む俺

「させません」って言って電話切るクールな理佐ちゃんだけど

「やっぱり心配だから駅まで迎えにいってあげるから到着時間教えて」
なんてLINEしてくる優しい理佐ちゃん

「無理しないでいいよ」って返信したら

「気使ってんじゃねーよ」
って返してくる理佐ちゃんに甘えちゃう俺


「理佐ちゃんどうしたのかな・・・」
駅前の広場で待てど暮らせど現れない理佐ちゃん

30分後理佐ちゃんから電話が

「ねぇ、俺君の居る駅の名前教えて?」
なんて昼間より鼻声が悪化してそうな理佐ちゃんだから好き
0384上京理佐ちゃん 第7話(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.15])
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2018/02/15(木) 21:37:32.59ID:u8eLX195a
「俺君、その駅最初に見た部屋の駅だよ」
風邪を引いた理佐ちゃんを心配して東京にやってきた俺

迎えに来てくれる理佐ちゃんと駅前で待ち合わせをしたはいいけど
ちゃんと覚えていたはずの理佐ちゃんの部屋がある駅を間違えた俺、なんてこったい・・・!

慌てて電車に飛び乗り理佐ちゃんが待ってる2つ隣の駅へ


「俺君こっち」
駅前でキョロキョロする俺を見つけて手を振る理佐ちゃん

たった3日会わなかっただけなのに目の前に現れた理佐ちゃんの可愛さと美しさに感動する俺

「うお〜理佐ちゃん」って駆け寄り理佐ちゃんを抱きしめる俺

「わっ!?」って不意打ち喰らって完全に抱きしめられちゃう理佐ちゃん

「俺君・・・恥ずかしいんだけど」って小さな声で呟く理佐ちゃんだけど

「会いたかった」って半べそな俺見て

「たまには良いか・・・」
なんて抱きしめさせてくれそうだから好き
0385地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/15(木) 21:51:42.99ID:cSBuDNvT0
大学図書館は恐ろしい位の静寂に包まれている。午後二時。開放的なロビーを通り抜けカウンターにある機械に学生証をタッチする
0386地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/15(木) 21:52:24.96ID:cSBuDNvT0
すると、間抜けな電子音とともに目の前のゲートが開く。静寂を切り裂くその音に僕は毎回顔を顰めなければならなかった。パソコンのキーを叩く音。ページをめくる音。ただ、それらだけが聞こえてくる。
0387地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/15(木) 21:53:12.99ID:cSBuDNvT0
なんのあてもなくただ、館内を歩く。昔からの癖だ。歩き回る。そのうちに読みたい本が出てくる。
日本文学の棚を見る。
か行。か、か。かん……
上林暁の聖ヨハネ病院にてという短編の入った講談社文芸文庫を探していた。
くまなく探したが見つからずにため息をつく。そのとき。
0388地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/15(木) 21:54:09.58ID:cSBuDNvT0
「あっ。」小さな声がした。
「ん?」僕は声のある方を見た。
そこにはついこの間、引っ越してきた。という彼女の姿があった。
「ここの大学だったんですね。」
嬉しそうに笑う。その笑にはただならぬ気品が存在した。
「何年生?」
「一年生です。」
「僕は二年生。」
「あっ、じゃあ先輩なんですね。」
「そういえばこんなところでなにしてんの?」
「ここの図書館、広いと聞いてどんなところかな?って見に来たんです。」
「そしたらお隣さんがいて驚いちゃって。」
「そうなんだ。」
「そういえば。なんか喉、渇きません?宜しければ何処かでお茶しませんか?」
僕は暫し口を閉じた。
僕の人生において女性からお茶をしませんか?などと言われるのは初めてだったからだ。
「駄目、ですか?」
僕の顔を伺う彼女。
「いや、いいよ。」
「やったー。」
図書館に響き渡る。といえば大げさだが、そこそこ大きい声で無邪気に喜んだ。
しーっ。といいながら唇に人差し指をあてて、微笑む彼女。エアコンの風が僕の前髪を揺らし、窓の外ではアヤメが咲いている。
0389名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.15])
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2018/02/15(木) 22:18:52.84ID:u8eLX195a
>>388
乙で〜すm(__)m
0390上京理佐ちゃん 第8話(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.15])
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2018/02/15(木) 22:19:22.92ID:u8eLX195a
上京理佐ちゃん 第8話

「ねぇ、もうそろそろいい?」
理佐ちゃんの住む街で感動の再会を果たした俺と理佐ちゃん

「いや、もう少しこうしてたい」って理佐ちゃんと離れたくない俺

「いや、離れろよ」ってちょっとイラつく理佐ちゃん

危険を察知して理佐ちゃんから離れる変わり身の早い俺


「なんか懐かしいな」って人通りが少なくなったら俺にくっついてくる理佐ちゃん

「まだ3日しか経ってないのにな」なんて俺の顔を覗き込んで微笑む理佐ちゃん

「理佐ちゃん、体、熱くない?」

「うーん?そう」なんて答える理佐ちゃんだけどよく見たら顔真っ赤だしなんだか目もとろんとしとる

慌てて理佐ちゃんのおでこに手を当てる俺

「めっちゃ高熱やん」って心配する俺に

「俺君に会えた嬉しさでちょっと熱出ちゃっただけだよ」
なんて俺を喜ばすこと言ってくれそうだから好き
0391上京理佐ちゃん 第9話(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.15])
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2018/02/15(木) 22:24:18.83ID:u8eLX195a
「俺君に会えた嬉しさでちょっと熱出ちゃっただけだよ」
なんて呑気なこと言ってくれる理佐ちゃんに喜んだのもつかの間

熱のせいでふらふらの理佐ちゃんを担ぐようにして理佐ちゃんの部屋にたどり着く俺

「理佐ちゃん鍵貸して」って理佐ちゃんから鍵借りて部屋に侵入するちょっとドキドキな俺

「あ〜疲れた」理佐ちゃんをベッドに運んでやっと一息つく俺

「俺君」って呼ばれて振り向いたら起きてる理佐ちゃん

「びっくりした!?」

「ふふ」
驚く俺を見て嬉しそうに笑う理佐ちゃん

「着替えるから」ってバスルーム指差す理佐ちゃん

「もう良いよ」
理佐ちゃんに言われてバスルームから出て来たらベッドの中の理佐ちゃんだ

「夕飯何か作ってあげるから少し寝てな」
理佐ちゃんに声かけて買い物に出かける準備する俺

「うん、甘える」
なんて素直に返事しそうだから好き
0392地平線の名前の予告編みたいなもの(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/15(木) 22:36:15.21ID:cSBuDNvT0
ゆっかー「みなさん、はじめまして。菅井友香です。」
ゆっかー「さてさて地平線の名前。いろんな登場人物がいますね、まずは整理してみましょう。」
あかねん「ねぇ、なにしてんの?」
ゆっかー「ん。登場人物の整理。」
あかねん「なんの?」
ゆっかー「だから地平線の色の」
あかねん「なにその秋元康が考えそうなタイトル」
ゆっかー「だから(あかねんに説明する以下略)」
あかねん「そういうことね。」
ゆっかー「まずは私、菅井友香が登場人物します。そしてりさとまなか。」
あかねん「えっ、茜は?」
ゆっかー「まだ出てきてませんね。」
あかねん「どうなってるのよ千葉県!」
ゆっかー「えー。更にここからは乃木坂のメンバーも登場します。お楽しみにー!」
あかねん「(軍曹モード)茜は?」
0393名無しって、書けない?(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/15(木) 22:38:57.45ID:cSBuDNvT0
あっ、しまった。登場人物します。じゃなくて登場だ。すいませんm(_ _)m
0394能面って、知らない?(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/15(木) 22:51:17.75ID:cSBuDNvT0
ナレーター「今日の欅って書けない?は土田のある悩みから始まります」
OP
TMCの全室
土田はスマホを手に持ちため息。
土田「俺ってさそんな能面みたいな顔してる?」
澤部「なんですか、急に」
土田「いや、さっきそう書かれててさ」
澤部「べつに気にしなくていいんじゃないですか なんだか知りませんけど」
土田「だけど、なんか気になるんだよなー」
スタッフ「そろそろ収録始まります。お願いします。」
土田、澤部「はーい。」
0396名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.15])
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2018/02/15(木) 23:16:33.64ID:u8eLX195a
>>395
俺のは勢と量だけが取り柄ですからw

また気が向いたら書きに来てくださいm(__)m
0397上京理佐ちゃん 第10話(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.15])
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2018/02/15(木) 23:16:59.92ID:u8eLX195a
「ねぇ、どういうこと?」
眉間にしわ寄せて不機嫌モードな理佐ちゃん

ホームシックで寂しがったり、甘えてみたり忙しい娘さんだぜ

「ねぇ、聞いてる」ってなおも絡んでくる理佐ちゃん

「聞いてるから温かいうちに食べな」って優しい俺

「やだ、サッポロ一番じゃなくて普通のご飯が食べたい」って駄々こねる理佐ちゃん

「普通のご飯なんて俺作れないから諦めな」ってあくまで優しく諭す俺

「期待させてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ちぇっ、俺君を初めて招待する時はご馳走作ってあげたかったのにな・・・」って申し訳なさそうに呟く理佐ちゃん

「それで機嫌悪いんだ」って笑う俺に

「独り言聞かないで」って拗ねちゃう理佐ちゃん

「あの鉢植え何か植えてんの?」ってベランダにある小さな鉢植えを指差す俺

「なんにも植えてないよ、前の人が置いていったみたい」

「スーパーでひまわりの種買ってきたから植えていい?」って理佐ちゃんに聞く俺

「ひまわりの種・・・?」

「うん、なんか理佐ちゃん寂しがってんじゃないかなと思って、気休めになんねえかなと思ってさ」
さすがに照れくさくてベランダの方見ながら言う俺に

「気づいてくれてたんだ」
ってちょっと嬉しそうに言いそうだから好き
0398上京理佐ちゃん 第11話(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.15])
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2018/02/15(木) 23:38:44.74ID:u8eLX195a
「連絡はLINEでって言ってた人があんだけ頻繁に電話してきたら、さすがに気づくでしょ」
ラーメンのドンブリ片づけながら苦笑いする俺

「ごめん、迷惑だったよね」ってしょんぼりする理佐ちゃん

「理佐ちゃんのためなら俺には迷惑なことなんか何も無いよ」言いながら理佐ちゃんの隣に座って肩を抱く俺

「風邪が移るからキスはダメだよ」って流されない理佐ちゃん

キス諦めて台所の片づけ始める俺

「じゃあ、そろそろ終電無くなるから帰るわ」
俺の言葉と同時に寂しそうな理佐ちゃん

「理佐ちゃんこれ見て」ってポッケからとっときの物を取り出す俺

「俺君・・・これ」
地元の駅と理佐ちゃんの駅が書かれた定期券見て呟く理佐ちゃん

「これさえあれば理佐ちゃんが寂しくなったらいつでも2時間ちょいで駆けつけれんだぜ、なんだったら明日の朝から始発で来てやろうか」って笑う俺に 

「俺君のバカ・・・」って泣き笑いする理佐ちゃん

「風邪移しちゃってもいいよね」
なんて強引にキスしてくれそうだから好き
0399名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.15])
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2018/02/15(木) 23:46:08.93ID:u8eLX195a
愛しの理佐ちゃんの名曲「青空が違う」を混ぜてみました

余談ですがテレ朝サマステライブの時の青空が違う理佐ちゃんは別格に世界遺産レベルです
0400お礼を言うスレの理佐ちゃん 第7話(前編)(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.15])
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2018/02/16(金) 01:48:40.05ID:h//bU+J0a
「ねぇ、チョコのお礼に付き合ってよ」
授業終わって帰り仕度してる俺に愛しの理佐ちゃんから突然の告白キタ〜

「えっ!?・・・」あまりに突然過ぎてテンパる俺

「ダメ?」
なんて小首かしげて俺を覗きこむ理佐ちゃんが超可愛い過ぎる

「ダメなわけない、よろしくお願いします」って早口で挨拶する俺

「良かった、私一人じゃ不安だったんだ」って何の話だ理佐ちゃん

「うん?どうしたの?」話が見えなくて訳分からん状態の俺に疑問形の理佐ちゃん

「いや、付き合ってって言ってたから・・・」

「うん、文化祭の協賛金集めでOB訪問しなきゃ行けないんだ」ってそっちの付き合ってかよ理佐ちゃん

「嫌だったら私一人で行くからいいよ」
なんて明らかにガッカリしてる俺に強がる理佐ちゃん


「うわっ!?大会社だよ俺君」
訪問先の会社にビビり俺の背後に隠れる理佐ちゃん

一人で行くからいいよとか言ってた強気はどうしたんだ・・・?

そして高校のOBである会長さんとの面会中もひたすら地蔵に徹する理佐ちゃん、それはそれで可愛い

そんな調子で5件ほど回った俺と理佐ちゃん

「俺君ありがとう、私一人じゃとてもじゃないけど無理だった」身の程はわきまえてる理佐ちゃん
0401お礼を言うスレの理佐ちゃん 第7話(後編)(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.15])
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2018/02/16(金) 01:49:56.90ID:h//bU+J0a
「うん、じゃあ俺あっちだから」
そう言って理佐ちゃんとは反対側のホームへ歩き出す俺

「俺君!」って俺を呼び止める理佐ちゃん

「うん?」って振り向く俺に

「わざとなんだ」って横向く理佐ちゃん

「わざと?」

「うん、わざと俺君が間違うように付き合ってって頼んだの」

理佐ちゃん・・・?

「勘違いしてくれて嬉しかったかも」
なんて言ってくれてありがとうございますm(__)m
0402【風に吹かれても】(※単発)(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/16(金) 10:00:41.86ID:gi0Skke2K
2月になった。
いよいよ私たちのデビューの日が来た。

これからみんなで頑張って
私たちの存在が全国で知られるようにならなきゃね。
欅さんとかには悪いけど
私たちがこれから天下をとるくらいの勢いでいきますから。

さあ、心地よい風を受けて、東京へ向かおう。
行ってきます!



あ…あれ?ここはどこ?
さっきまで東京にいたと思ったのに…
ここは森の中?ジャングルか何か?
真っ暗で怖いよ〜…

あ…水が急に来た!洪水!?なんで!?
助けてえぇぇ…!



もん「ハックション!!」
もな「うわ!きったね!」
もん「ごめんごめん、花粉がもう始まったみたい」グシュグシュ
もな「花粉センサーだね〜」
りさ「花粉からあなたを守りマスク!(棒」

―興和・三次元マスク―
0403名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 11:52:08.14ID:p4DStrqPa
>>402
欅ちゃんにライバル出現かと思ったら花粉が主役だったw

しかも理佐ちゃんだけさりけなく棒w
0404帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第48話(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 12:33:49.75ID:p4DStrqPa
「落ちてんじゃねーよ」
いままでで一番ドス効かせてるかもしれない怒りの理佐ちゃん

「理佐ちゃん理佐ちゃん言ってたら人生なんとかなるなんて言ってたけど、あっさり落ちてんじゃん!」

理佐ちゃんの言葉にぐうの音も出ない大学入試に失敗した俺・・・

しかし、綺麗な女性の怒り顔は美しい

「ねぇ、なんか言うことないの?」黙ってる俺にイラつく理佐ちゃん

「せっかく可愛いんだからツンツンするより最後にプンプンってつけて両手で自分の頭叩くふりした方が・・・」って提案する俺

「だからちゃんと勉強してって言ったのに!プンプン」って怒りのあまり逆にやってみる理佐ちゃん・・・めっちゃ可愛い〜

「変なことさせてんじゃねーよ」って照れ隠しにドス効かせる理佐ちゃん

「ねぇ、分かってんの?離ればなれになっちゃうんだよ・・・」
だんだん元気無くしてくしょんぼり理佐ちゃん

「離れるのやだ〜」
なんて泣き出しちゃいそうだから好き
0405帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第49話(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 13:08:27.33ID:p4DStrqPa
「泣きたいだけ泣きな」
離れるのやだなんて泣き出しちゃった理佐ちゃんの肩を優しく抱いてあげる俺

公園のベンチで寄り添う俺と理佐ちゃんの間に永遠はあるのだろうか?

「ごめんね怒って、大学落ちた俺君が一番辛いのに」
涙が強ばった心を溶かしたのか素直に謝る理佐ちゃん

「気にすんなよ、悲しみを怒りで誤魔化すなんてへそ曲がりな理佐ちゃんにはありがちなことだ」って包容力な俺

「うるさい!黙って!」
言葉とは裏腹にますます俺に身を預ける理佐ちゃん

「来年は絶対受かるから1年だけ寂しさに耐えてくれ」って理佐ちゃんにお願いする俺に

「私より俺君の方が心配だよ」

「そんな強がり言ってる理佐ちゃんの方が心配だけどね」って呟く俺に

「優しいこと言ってんじゃねーよ」って消え入りそんな声の理佐ちゃん

また泣き出しちゃいそうだから好き
0406名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/16(金) 14:14:46.85ID:gi0Skke2K
>>403
理佐ちゃんは敢えて棒読みキャラを演じてるということでm(_ _)m

>>405
着々と更新乙です
受験生には体に気をつけて頑張ってもらいたいっす
0407名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 14:32:14.66ID:p4DStrqPa
>>406
いっそ理佐ちゃんには棒演技を極めてもらって笠智衆みたいな棒のまま名優と呼ばれる存在になってもらいたいです
0408帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第50話(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 14:42:26.37ID:p4DStrqPa
「良いこと?」
卒業式まであとわずかなある日

待ち合わせ場所の駅前広場で顔を合わせるなり良いことクイズ仕掛けてくる理佐ちゃん

「うん、俺君が一番喜ぶこと」って嬉しそうな理佐ちゃん

俺が一番喜ぶことって言ったら・・・

理佐ちゃんの身体に舐め回すような視線を這わせる俺

「やだ〜、こいつ最低〜」俺の視線から何かを感じて距離をとる理佐ちゃん

「ごめんね、教えて」邪な思いを理佐ちゃんに見抜かれて気恥ずかしい俺に

「やだ、エッチなこと考えたから帰りまで教えてあげない」拗ねて俺を置き去りにして歩いてっちゃう理佐ちゃん

そして帰り道

「えっ!?東京行かない」理佐ちゃんの予想外な言葉に戸惑う俺

「うん、私もこっちで予備校通う」ってなに考えてんだ理佐ちゃん

「ねっ、嬉しいでしょ?」
なんて戸惑う俺に聞いてくる理佐ちゃん・・・

自分の方が嬉しそうだから好き
0409地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/16(金) 14:48:38.36ID:t9KsbD3u0
大学の中にあるスターバックス。ここに入るのは初めてだ。
僕はアイスティーを頼み、彼女はアイスカフェラテを頼んだ。
カラカラ。ストローでアイスティーをかき混ぜる。彼女は口に泡をつけながら、美味しそうにアイスカフェラテを啜る。
白のワンピースと整った顔立ちのせいか。彼女を見る人の目は多い。大概は僕と彼女を交互に見つめる。
0410地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/16(金) 14:49:23.86ID:t9KsbD3u0
「なんであんなのがこんな綺麗な子を連れているのか」
目線は語る。
その目線に耐えかね、僕は目を伏せる。
彼女もなんだか居心地の悪そうな顔をしている。
「場所を変えようか。」
そういいかけたとき。
「あれ?」
びっくりした顔で僕を見つめる女性。
「奈々未さん?」
天使のリングがかかったブラウンのショートヘア。白のバンドTにジーンズ。黒いジャケットを着ている。
「珍しいね。」僕を見てニヤニヤしているこの人は僕と同じ、ただ美味いものを食べるだけのしょうもないグルメ同好会の先輩だ。現在僕の一つ上、三年生だ
0411地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/16(金) 14:50:27.42ID:t9KsbD3u0
「はじめまして。」奈々未さんが彼女に微笑む。
「あっ、どうも英文科一年の菅井友香です。」
「へぇ。英文科なんだ。」
「はい。英語を学びたくて。」
「で、こいつとはどんな関係なの」
奈々未さんはズケズケと聞いてくる。彼女は少し顔を赤くした。
「同じアパートなんです。」
「えっ、あんなボロいところ?」
「えっ、あのアパート知ってるんですか」
「1回いったことあるからさ」
「へー。そうなんですね。」
僕は説明をしようかどうか迷った。
しかし、奈々未さんが勝手に喋り始めた。
0412地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/16(金) 14:51:26.68ID:t9KsbD3u0
奈々未さんはケラケラ笑いだした。人の不幸が飯の次に大好きなのだ。

「ごめん。それで私が具合悪そうだから、今日は帰りなよっていったの。んで、帰ろうとしたんだけどすごいフラフラしててさ。心配になって送っていったの。アパートまで。」

もう、随分前のことのようだ。だが、実際は半年前。つい最近だ。
0413地平線の名前(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/16(金) 14:54:31.92ID:t9KsbD3u0
勝手に喋り始めた。と笑ったの間にあるセリフが抜けてましたm(_ _)m

「たしか、去年の秋くらいかな。こいつが風邪ひいてさ。その日同好会で、北青山にあるラーメン屋に行こうってことになっててさ、授業終わりに同好会の部屋、まぁ、そんなのがあるんだけど、そこに来たこいつがすごい顔色わるいの。それでね。」
0414名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/16(金) 15:34:37.79ID:gi0Skke2K
>>412
さっそく元乃木坂の元祖奈々未さん登場ですか
波乱の予感(笑)
0415帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第51話(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 15:49:30.02ID:p4DStrqPa
「嬉しくないの?」
東京行かないで俺と一緒に予備校通うなんて言い出した理佐ちゃん
俺が手放しで喜ぶと思ったのか戸惑い顔の俺を訝しげに見つめる

「嬉しいよ、けど・・・それはダメだよ」
理佐ちゃんと予備校に通いたい誘惑に逆らいながら話す俺

「理佐ちゃんには理佐ちゃんの人生が在るんだから俺のために自分を犠牲にして欲しくない」誘惑を断ち切るためにあえてきっぱり言う俺

「やだよ、もう決めちゃったもん」って聞く耳持たない理佐ちゃん

「そんなの決めたって言わねぇよ、こっちで予備校通うなんて俺は許さねえ」って譲らない俺

「なんでよ、私が自分で決めたんだから俺君に関係ないじゃん」って強情な理佐ちゃん

「マジで怒るぞ」って理佐ちゃんのために鬼になる俺

「喜んでくれると思ったのに・・・」って泣き出す理佐ちゃん

もうすぐ卒業で涙脆くなっちゃったみたいだから好き
0416名無しって、書けない?(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/16(金) 15:52:48.08ID:t9KsbD3u0
>>414
結構、重要な役割が……
という感じにするつもりです。
0417【帰ってきた図書館の2人[1]】(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/16(金) 16:13:06.35ID:gi0Skke2K
早いもので暦の上ではもう春になり、受験生にとってはまさに正念場を迎えた。
そんな中、僕たちの図書館通いは続いている。

僕「ねえ、この数学の問題なんだけど…」
米「え?この時期になってまだこのくらいのに苦戦しとるの?自分で証明してみなさいよ」

問題集と格闘中の僕を尻目に、余裕の表情の彼女。
なぜなら大学もすでに決まり、春からの大学生活に胸を膨らませているからだ。
そう、実は案外巨にゅ…

米「何をぶつぶつ言うてるの?」
僕「いや、別に…」

彼女とは幼いころからずっと一緒にいるけど、悲しいかな、頭の出来が全然違う。
春から東京の大学に行ってしまう彼女と一緒に僕もなんとか東京へ、と頑張って勉強してるんだけど、大苦戦。
ていうか、正直、赤信号点灯中だと思うんだ…
0418帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第52話(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 16:14:50.74ID:p4DStrqPa
「ちきしょう〜なんで素直に喜ばなかったんだ!俺」
さっきは理佐ちゃんの前でカッコつけたものの・・・
我が家に帰り夕飯食べたら一気に後悔が襲ってきて部屋の床を叩きながら大声で喚き散らす俺

「本当は理佐ちゃんと一緒に予備校通いたいよ〜!絶対離れたくね〜!」ってさらに遠吠えな俺

「うるせえ!母ちゃん電話中なのにでけえ声で喚くなバカ息子!」
なんて怒鳴るお父ちゃん、俺よりあんたの声の方がでかいですよ


「おはよう」
待ち合わせ場所で俺を待ってる理佐ちゃんに手を振る俺

「ねぇ、お父さんがご飯食べに来いって言ってるんだけどどうする?」
昨日の気まずさが多少あるらしくぎこちなく聞いてくる理佐ちゃん

「えっ!?俺出禁じゃないの?」

「うーん?昨日俺君に怒られたからやっぱり東京の大学行くって言ったらお父さんがお礼言いたいって」なんてのたまう理佐ちゃん

俺のせいで親まで困らせてたみたいだから好き
0419【帰ってきた図書館の2人・[2]】(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/16(金) 16:15:41.57ID:gi0Skke2K
僕「これがわからないようだと、本当にヤバい?」
米「イエ〜ス。基礎中の基礎やんか」
僕「どうしよう…」バサバサッ

僕は落胆して問題集を床に落としてしまった。

米「…取れば〜?本」
僕「うん…」

米「そんな先のことばっかりウダウダ考えててもダメやで。結果はともかく、チャレンジするしかないやろ」
僕「でも…大学に全部落ちたら…僕がこっちで1人になっちゃうよ…」

僕はどうしても彼女と一緒に東京に行きたいんだ。

米「そうなったらなったで、まあ、仕方ないやん」
僕「あっさり言うなあ」
米「私にふられるよりはマシでしょ」
僕「え?え?ど、ど、どういうこととと?」
米「動揺しすぎや(笑)。大学落ちて孤独感じるのと私にふられるのとどっちがマシかってことや」
僕「え、そ、そりゃあ…ふられるほうが…つらい…」
米「な?そ…そうやろ?だから…もっと腹据えてどっしり構えなあかんよ」

こんな話しながら2人で顔真っ赤になっているのを周りの人はどう見ていたのか想像したくない。
0420名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 16:16:11.95ID:p4DStrqPa
>>417
バッティングすまんですm(__)m
0421【帰ってきた図書館の2人・[3(終)]】(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/16(金) 16:18:12.84ID:gi0Skke2K
米「入試落ちたら浪人するか就職するかどっちかしかないやろ」
僕「…ニートという選択肢も」
米「ふられるで」
僕「いや、冗談だよ、冗談(笑)」

米「最大限努力しても落ちたんなら、しょうがないやろ。その先は自分の意志で決めて自分の足で動くしかないんや。自分を疑ったらあかん」
僕「…すごいな」
米「え?何が?」
僕「いや、よく男は理性とか論理で動いて、女性は感覚や感情で動くって聞くけどさ、なんか逆だなって(笑)」
米「いや、男だから女だからっていう決めつけやパターン化はナンセンスや」
僕「確かに」
米「男、女、女、論理派、感覚派、右脳、左脳…聞き飽きたわ(笑)」
僕「何で女だけ2回言うの(笑)」
米「種明かしや」
僕「へ?」

米「まあとにかく、今年落ちたら浪人すりゃええやん。今を頑張ろうよ」
僕「それなんだけど…もしも僕が一浪して大学に入っても、卒業がずれちゃうからまたすれ違いに…」
米「そこまで心配なんや(笑)…あのな、私がどうして大学に行くかわかっとるやろ?」
僕「微生物の勉強…」
米「そうや。だから私は大学院にも進む気満々やねん」
僕「そうか!だから学生生活は続くはず…」
米「だから頑張りや」
僕「うん」
米「まあ大学院は海外かも知れんけど」
僕「ええぇぇ!?」

―了―
0422名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/16(金) 16:19:27.63ID:gi0Skke2K
>>420
いえいえこちらこそm(_ _)m

実は洋楽クイズにもなっとります
種明かしは後ほど(笑)
0423名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 16:23:52.80ID:p4DStrqPa
>>422
洋楽クイズの答えが全く浮かばん

またも大阪府さん頼りになってしまうか・・・
0424帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第53話(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 16:45:58.71ID:p4DStrqPa
「今理佐ちゃん東京の大学に行くって言った?」
理佐ちゃんが親まで困らせてたのと出禁を解かれたコンボで聞き逃すとこだったけど・・・

「うん、俺君に怒られたくないからね」ってイタズラっぽく笑う理佐ちゃん

あぁ〜理佐ちゃんと手繋いで歩けるのもあと僅かか・・・

なんてちょっとガッカリする俺に

「ガッカリしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「してねえし」って強がる俺

「本当は私と一緒に予備校通いたかったんだよね」って笑う理佐ちゃん

なんで俺の本心知ってんだ?ってエスパー理佐ちゃんにビビる俺

「なんのことだか・・・」って動揺する俺

「とぼけんなよ、私と離れたくないくせに」なんて繋いだ手をギュッってするエスパー理佐ちゃん

ひ〜心が読まれてる、なんてビビる俺に

「でけえ声で喚くなバカ息子!」
って俺のお父ちゃんの真似する理佐ちゃんだから好き
0425クイズもどき(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/16(金) 16:51:21.69ID:t9KsbD3u0
もな「艱難辛苦を乗り越えて あなたとならばどこまでも」
てち「青い月の夜」
ねる「もう大丈夫 あなたにあえたから」

てち「さてクイズです」
もな「いま私たちが歌ったの曲は」
ねる「なんという曲でしょうか」
てち「さぁ、考えてみよー」
澤部「いや、わかるかよ!」
0426帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第54話(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 17:07:21.04ID:p4DStrqPa
「お母ちゃんの電話の相手理佐ちゃんだったんだ」
理佐ちゃんから種明かししてもらってほっとする俺
マジでエスパー理佐ちゃんだったらほぼ毎日理佐ちゃんをエロい目て見てるのバレまくりだよ

「うん、せっかくご飯食べに来てもらうからさ、俺君のご飯の好みをお母さんに教えてもらってたんだ」

なんて超理想の嫁な理佐ちゃん

「ありがとうね」急に改まる理佐ちゃん

「うん?」

「やせ我慢して東京の大学に行けって言ってくれてありがとう」って素直な理佐ちゃん

「改まってありがとうなんて言われると照れるな・・・」って動揺する俺に

「俺君のこと好きになって良かった」なんて言ってくれる理佐ちゃんだけど

俺がめっちゃ感動してたら

「いちいち感動してんじゃねーよ」
なんて照れ隠しでドス効かせてきそうだから好き


0427名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 17:10:44.34ID:p4DStrqPa
「帰ってきた隣の理佐ちゃん」完結しました

過疎スレではありますが読んでくれてた皆様ありがとうございますm(__)m
0428名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 17:13:03.57ID:p4DStrqPa
>>427
隣のじゃねえやw

隣の席ね
0429ジュブナイル(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/16(金) 17:28:06.02ID:t9KsbD3u0
8月の終わり。長い坂道の先に、陽炎が立ち上り、海が向こうに顔を覗かせる。道端に咲く向日葵。君を追いかけて歩く僕に微笑む。君は時々僕の方を振り向きながらいたずらっぽく微笑む。蝉の音が響く。
君が好きだ。心が叫ぶ。だけど口には出して、言えない。
0430ジュブナイルその2(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/16(金) 17:28:44.28ID:t9KsbD3u0
「待ってよ!」
突然走り出した君を僕は息せきかけて追いかける。
砂浜。サンダル越しに伝わる熱。膝に手を置き呼吸を整える。
「遅い!」そう膨れる。
「てち、早いよ。」
昔からてち、とよんでいる。いつから呼び始めたのか。覚えていない。だけど、ある時なぜか君は、てちと呼んでいいのは二人だけの時にして。と言った。
如何して?とは聞けなかった。
0431ジュブナイルその3(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/16(金) 17:29:27.99ID:t9KsbD3u0
言葉を飲み込んで隠した。
日差しが強い。君はサンダルを脱ぎ捨てて、海に向かい走る。
僕もそうした。
あれから何回も夏が巡った。
日差し、ひまわり、陽炎。かわらないものはそれだけ。あの日の僕と君はもういない。だけど、蝉の声を聞く度思い出すんだ。
0432名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 17:59:17.77ID:p4DStrqPa
文字数制限が気になって妄想が妄想を呼んでくれないので新スレ立てようかと思うんですけど

皆さんどうでしょうか?
0433名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 18:00:23.60ID:p4DStrqPa
さすがにまだ早いか?
0434名無しって、書けない?(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
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2018/02/16(金) 18:42:07.19ID:t9KsbD3u0
>>432
立てても良いと思います。
色々制限が出るとやりにくいでしょうし。
0435名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 19:41:51.52ID:p4DStrqPa
>>434
素早いお返事ありがとうございますm(__)m

俺の場合書く時に妄想の湧くまま書くので文字数制限に引っ掛かった時に文章を書き直す作業が苦手過ぎまして・・・
0436お礼を言うスレの理佐ちゃん 第8話(前編)(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 19:48:40.89ID:p4DStrqPa
「昨日の嬉しかったかもってのはどうゆうことなんだろ?」
なんて理佐ちゃんがわざと勘違いするように誘ってくれた意味をイマイチ掴めてない恋愛下手な俺

今日も今日とてなんとか憧れの理佐ちゃんとの距離を縮めたいもんだと頭を捻ってるってわけだ

「ねぇ、なにやってんの?」
そんな恋する俺の気持ちも知らずに休み時間に話しかけてくる理佐ちゃん

まったくドキドキだよ

俺の机の前の席にちゃっかり座って俺を見つめる理佐ちゃん

至近距離理佐ちゃん可愛い過ぎて耐えられん・・・

「別に・・・」
理佐ちゃんの眩しい視線から逃れるように趣味のジグソーパズルを始める俺

「手伝ってあげようか?」って目をキラキラさせる理佐ちゃん

「いや、もう完成しちゃうから」
至近距離理佐ちゃんの超絶な可愛さにやられて思わず断っちゃう気の弱い俺

本当は理佐ちゃんとジグソーパズルやりたいのに・・・
0437お礼を言うスレの理佐ちゃん 第8話(後編)(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 19:51:35.44ID:p4DStrqPa
「イジワルしてんじゃねーよ」
ってドス効かせながらジグソーパズルをぐちゃぐちゃにしようとする理佐ちゃん

「やめてくれ〜」ってお願いする俺

「やだ」
困る俺を見てますます楽しそうなドS理佐ちゃん

「あぁ〜」
完成目前だったジグソーパズルが元の木阿弥状態になったの見て落ち込む俺

「ごめんね」
落ち込む俺を見てさすがに悪いと思ったのか謝る理佐ちゃん

「最初からになっちゃったから手伝った方がいいよね?」なんて聞いてくる理佐ちゃん

「うん」ってやっと素直にうなずけた俺に

「完成しそうになったらまた崩しちゃうから最初からだよ」
なんてイタズラな笑顔で言ってくれる理佐ちゃんにありがとうございますm(__)m
0438名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 19:57:52.91ID:p4DStrqPa
規制に引っ掛かってスレ立て失敗

ただただ無念、、、涙
0439名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/16(金) 20:09:52.80ID:gi0Skke2K
私は今やお絵描きスレの人間なので(笑)スレ立て云々はお任せします

スレを立てるだけだったら後ほどお手伝いはできるかもできないかも?
0440名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 20:37:54.39ID:p4DStrqPa
>>439
スレチを芸にまで高めたチワンさんは全てのスレが本籍地なのかと思ってましたw

ちょっと時おいて再度チャレンジしてきます
万が一の時は泣きつくかもですw
0442名無しって、書けない?(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
垢版 |
2018/02/16(金) 20:47:45.84ID:t9KsbD3u0
勝手に立ててよかったのかな..
0443名無しって、書けない?(千葉県) (ワッチョイW 1bb2-jLw6 [111.103.249.206])
垢版 |
2018/02/16(金) 20:50:22.68ID:t9KsbD3u0
次スレの最初の【 】が抜けてた(><)
すいませんm(_ _)m
0444名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
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2018/02/16(金) 21:02:35.76ID:p4DStrqPa
>>441
ありがたしm(__)m

>>442
>>443
全然大丈夫です
0445名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.18])
垢版 |
2018/02/16(金) 21:19:27.11ID:p4DStrqPa
皆様日頃よりお世話になっております
庭ですm(__)m

今現在書いている「愛しの嫁理佐ちゃん」と「上京理佐ちゃん」が長文じゃないと上手く妄想が浮かんで来ないので
続きは千葉県さんが立ててくれた次スレで書きたいと思います

過疎スレゆえ居るかどうかはなはだ疑問ではありますが
万が一読んでくれてる方がいらっしゃいましたらこれからもよろしくお願いいたしますm(__)m
0446名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/16(金) 22:07:07.48ID:gi0Skke2K
>>440
てんとうむChu!スレが無くなってからはホームレスです(笑)
しかしお絵描きスレは自分で立てちゃった手前、一応そちらを本拠として(笑)
ダンボールハウス的な

>>441
スレ立て乙でした
あちらに過去スレ一覧と呪いの解説を貼っておきました

このスレはまた適当な時期に落とす感じですかね?
0447名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.46])
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2018/02/16(金) 22:23:15.36ID:XgGEGXRfa
>>446
ホームレスw

こっちは短編書きに来ようかと思ってます
0448名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.46])
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2018/02/16(金) 22:29:52.07ID:XgGEGXRfa
ちなみにチワンさんが貼ってくれた過去スレみたら明日で小説スレ立って丸1年ですね

それから5日後に俺が初見参w

ほぼ理佐ちゃんだけで1年か・・・

やっぱり理佐ちゃんは偉大だな
0449名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/17(土) 01:01:12.18ID:IOLmbpUQK
日付変わって今日で1周年ですか

庭先生の理論を引用すればダジャレと下ネタも偉大ってことか(笑)

ところで初代スレをパラパラ見直していたら402のところに初代スレ主さんの描いたゆいぽんの絵を発見
やはり真夜中の画伯はスレ主さんだったんですね?
0450名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-I9gJ [182.251.247.51])
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2018/02/17(土) 01:37:42.03ID:tAsC9K4Ja
>>449
あの隠しきれない変態性はきっと同一人物ですねw

しかし、神の最高傑作理佐ちゃんをダジャレや下ネタと同じ扱いとは天罰が恐ろしいw
0451名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 2957-5Exq [58.94.38.100])
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2018/02/17(土) 11:58:55.03ID:AigavHib0
>>337
ぽん民さん、お久しぶりです
忘れた頃にやって来てくれるので、ちょっとした感動があります
またゆいぽんのお話をお願いしますm(_ _)m

>>448
>>449
もう一年ですか、早いですね
その庭さんの2日後に僕は現れてますね
我ながらてちちゃんの話は上手いなぁと感心していますw
ヘタウマみたいな感じで

クイズは全くわかりませんでした(泣)
0452名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/17(土) 12:09:58.17ID:IOLmbpUQK
>>451
大阪府先生の歌世界にのっとった正統派クイズと違って
無理やり直訳とダジャレ(空耳)+α込みのやつなので解るほうがおかしいかもです(笑)

ということで種明かし↓

自分で証明してみなさいよ
→Prove yourself【歌詞(訳としては間違いですw)】

イエ〜ス
→イエス【歌っているバンドの名前】

取れば〜?本
→トレバー・ホーン【曲のプロデューサーの名前】

そんな先のことばっかりウダウダ考えててもダメやで。結果はともかく、チャレンジするしかないやろ
→Never thinking of the future/Take your chances win or loser【歌詞より抜粋】

私にふられるよりはマシでしょ
→Much better than a owner of a broken heart【歌詞】

自分の意志で決めて自分の足で動くしかないんや。自分を疑ったらあかん
→Give your free will a chance/You are the move you make/Don't deceive your free will at all/Just receive it/My love said never question your will at all【歌詞より抜粋】

女、女、論理派
→Owner of a lonely heart【タイトル・歌詞】

ということで
イエス「ロンリーハート」
でしたm(_ _)m
http://www.youtube.com/watch?v=9O6e7cgkeqw
0453名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.48])
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2018/02/17(土) 12:17:25.31ID:24REEiYRa
>>451
乙ですm(__)m

あっちのスレではお断りして申し訳ありませんでした

ちょっと自分だけでどのぐらい行けるか確かめたいのと保管しておきたいと思いましてw

小説スレも今まで通りに書きに来ますんでよろしくですm(__)m
0454名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 2957-T3WU [58.94.38.100])
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2018/02/17(土) 12:17:29.09ID:AigavHib0
>>452
すごいですね。これはわからんですよ
大阪弁の部分は関係ないと思ってスルーしてましたからw
0455名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 2957-T3WU [58.94.38.100])
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2018/02/17(土) 12:17:57.57ID:AigavHib0
>>453
いえいえ、個人スレはそういうもんですので
0456名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.48])
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2018/02/17(土) 12:23:27.20ID:24REEiYRa
>>455
ありがとうございますm(__)m
0457帰ってきたイタコの理佐ちゃん(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.47])
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2018/02/17(土) 20:42:00.00ID:BzUEonuCa
「俺君!俺君!お〜い俺君〜!」
理佐ちゃんが俺を呼んでいる
いや、呼んでるんじゃなくて居ないことを確認してるんだな

俺が愛しの理佐ちゃんを残して死んだ未練から見事に理佐ちゃんの背後霊になって半年

風呂に入るたびに覗かれるのを警戒するのが当たり前になってしまった理佐ちゃん

「舐めんなよ、うっかり返事したら居るのバレちゃうじゃねぇか」って理佐ちゃんの上手を行く俺

天井に張りついて気配を殺した甲斐あってお風呂に入る理佐ちゃん

「うひょ〜理佐ちゃんの裸いただき」
なんて歓喜の雄叫びあげて理佐ちゃんの居るお風呂に一直線な俺

「ちきしょう!なんでだ!」
何度チャレンジしてもガラスに跳ね返される背後霊な俺

「ばーか、お札貼っといたんだよ」ってアッカンベーする理佐ちゃん

バスタオル巻いただけの姿で充分過ぎるから好き
0458名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.47])
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2018/02/17(土) 20:44:24.38ID:BzUEonuCa
>>457
こっちに書いたやつって後で再編集して自分の個スレに貼って良いんでしょうか?
0459帰ってきたイタコの理佐ちゃん2(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.49])
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2018/02/17(土) 22:42:07.72ID:5jt+Yzl2a
「ねぇ、さっき思ったんだけどさお札に弱いってことはあんた悪い霊なんじゃないの?」
お風呂上がりにアイス食べながら酷いこと宣う理佐ちゃん

「お札に弱いのが悪い霊だけなんて理佐ちゃんたち生者の考え違いだよ」って適当なこと言って誤魔化す俺

「本当かな?試しにお祓いしてもらおうかな」
なんてとんでもないこと言い出す理佐ちゃん

「お祓いなんてしたら俺成仏しちゃうぜ、理佐ちゃん俺に会えなくなったら寂しいだろ?」って訴える俺に

「うーん?まだ寂しいかな」なんて軽い理佐ちゃん

もしかしてもう愛してくれてないのか・・・?
ってマジへこみな俺に

「幽霊が落ち込んでんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ほら、俺君の好きなどら焼きだよ」
なんてどら焼きを供えてくれそうだから好き
0460名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/17(土) 23:13:02.47ID:IOLmbpUQK
>>458
個人スレだから自分で決めていいんじゃないでしょうか(笑)
ちなみに私は板違いもはばからずお絵描きスレにアーカイブ貼りまくりですが(笑)
絵だと再編集できないのが残念
0461名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.49])
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2018/02/18(日) 02:07:33.40ID:LKjYAMm3a
>>460
ちょっと前までは自分の書いた物に愛着無かったんですが
この前大阪府さんの話を聞いて自分の書いた物をちゃんと読んでみたら自分の才能に気づきましてw

愛着湧いちゃってなるべく残そうかと画策しとりますw
0462名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/18(日) 05:20:00.78ID:h1EXqnWRK
>>461
自分の書いたやつを読み直すの楽しいっすよね

まず基本は自己満(笑)
それがないと、って思ってます
0463帰ってきたイタコの理佐ちゃん3(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.37])
垢版 |
2018/02/18(日) 17:39:41.10ID:u2jrPs0wa
「ねぇ、なにやってんの?」
宙に浮いて瞑想している俺に声かけてくる愛しの理佐ちゃん

「昨日、指導霊にお札パスする方々聞いたら邪念を捨てて高い波動だせばパス出来るって教えてもらったから瞑想で邪念を捨ててんの」

「お札パスしたいのって私のお風呂覗きたいから?」

「うん、覗きたいから」って素直に答えるあたりもう波動が上がってきてる俺

「そんな邪な動機で波動上げてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、あんたなんて邪念の塊なんだから邪念無くなったら消えちゃうよ」ってイジワル言うドS理佐ちゃん

それから3日後

「ねぇ、薄くなってない?」
ほとんどの邪念を捨てた結果影が薄くなっちゃった俺を心配する理佐ちゃん

「もう理佐ちゃんのお風呂覗きたい邪念しか残ってないんだけど、これ捨てたら消滅しちゃうかも・・・」

「え〜〜っ!?」って俺の理佐ちゃんのお風呂覗きたい執念に驚く理佐ちゃん

「もう、お風呂のお札剥がしてあげるから消滅しないでよ」なんて言ってくれそうだから好き
0464【西へ・1】(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/02/20(火) 22:34:56.69ID:YLwsXivYK
高速道路の運転は、緊張するものだ。
しかも今日は初めて運転する車で、おまけに人まで乗せている。
僕はうっすら汗ばんだ手でハンドルを握りながら、夕焼け空に向かって高速道路を疾走してした。

後部座席に座る女性は、今をときめくアイドルグループのメンバー。
都内のスタジオでのバラエティー番組収録を終えて、他のメンバーとは別に、1人でこの車で移動中だ。
こんな美人と車で2人きりなんて、僕の人生でもう二度とないだろう。
この時間が永遠に続いて欲しいって心から思うけど、現実はそうはいかないんだ。時間がない。先を急がないと。
0465【西へ・2】(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/02/20(火) 22:35:49.88ID:YLwsXivYK
「次は…どこへ行くんですか?」

突然そう話しかけられて僕は心臓が飛び出そうになった。先ほどの収録中にも一言も発言しなかったという彼女が、声をかけてきたのだ。

「あ…は、八王子です」

予期せぬ出来事に僕は声が裏返ってしまった。
バックミラーに写った彼女はちょっとはにかんだように笑顔を見せてくれた。

「ごめんなさい…驚かせてしまったみたいで…」
「いえ、大丈夫です」
「私、いつも予定とかあんまり把握できてないんです(微笑)」
「そうなんですか」
「今日も1人で急に車に乗せられたんで、ちょっとびっくりしました」
「すいません…」
「でも…運転のお上手な方でよかった」
「え…そ、そうですか…?」
「車内で目薬が差せますもん」

そう言いながら彼女はいつものヒアレイン点眼薬を振って見せていた。
僕にも気を使ってくれるなんて本当に素敵な人なんだと実感した。
そんな彼女を僕は…
0466【西へ・3】(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/02/20(火) 22:36:25.22ID:YLwsXivYK
その時だった。僕が車の異変に気がついたのは。

フットブレーキが利かないのだ。

別にブレーキ内に気泡が出来るような使い方はしていないはずだ。でも、少し時間おいて踏み込んでみても、全く反応がない。
時速は現在時速100kmを超えている。
…ヤバすぎる。

今は道が空いてるからいいが、前に渋滞が来たらどうするんだ?
ハンドブレーキは利くかもしれないが、変なスピンがかかるかもしれない。
このスピードのままセカンドやローに入れるのも危険すぎないか?
突然のことにプチパニックに陥った僕は、信じられないくらいの冷や汗に襲われていた。

幸い、後部座席の彼女はまだ異変に気づいてないようだ。
今のうちになんとかしなければ。
そう、急がないと時間がないんだから。
0467【西へ・4】(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/02/20(火) 22:37:04.94ID:YLwsXivYK
僕の願いが通じたのか、その後に車は運良く登り坂に差し掛かり、徐々に減速。
そしてギアチェンジとハンドブレーキを駆使して、なんとか最寄りのPAに無事に入ることができた。
ありがとう、神様。
僕は明治神宮の交通安全御守りにお礼を言った。

「休憩ですか?」

彼女が話しかけてきた。

「は、はい。ちょっと休憩させてください」
「汗すごいですもんね。すいません…」

彼女の優しい眼差しを受けながら、僕は考えていた。
これからどうする?このまままた発車しても状況は同じだろう。でもここで時間ばかり過ぎていくのも無駄だ…

僕は意を決して彼女に言った。
0468西へ・5(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/02/20(火) 22:37:39.84ID:YLwsXivYK
「実は、さっきエンジンのほうからちょっと変な音がしたんです。点検してきますから車内で少し待っててください」
「あ…はい。お願いします」

僕は外に出てボンネットを開けた。
とは言え、中を見たって僕には正直何がなんだかわかるはずはない。
でも何もしないではいられなかった。
記憶を頼りにブレーキオイルの様子を確認したが、異常があるのかどうかすらわからない。
それに本当はここだけ見たってダメなんじゃないか?

結局その後も10分ほどいろいろ格闘した後、僕はボンネットを閉めて車内に戻った。

もう、行くしかない。
0469【西へ・6】(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/02/20(火) 22:48:33.17ID:YLwsXivYK
「…どうでしたか?」

彼女が恐る恐る訊いてきた。

「大丈夫みたいです。出発しますよ」
「あの…JAFとか呼ばなくて大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ。異常無かったですから」

僕をまっすぐ見つめている彼女の目にどぎまぎしながら僕はそう答えた。
今から思えば若干声が震えていたかもしれない。
彼女がJAFというものを知っていることにも正直驚いてしまったからだ。(驚くようなことじゃないのかもしれないが)

その言葉を聞いて、彼女が下を向いてしまった。少しもじもじしている。
しまった…ちょっと言葉が強過ぎたか?泣かせちゃったかな?
そんなつもりじゃなかった…

コンコン

その時、外から窓を叩く音がした。
0470名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.2])
垢版 |
2018/02/20(火) 22:55:52.48ID:/y/8mLqpa
これは・・・
0472名無しって、書けない?(千葉県) (シャチーク 0Cab-xgEu [61.215.90.142])
垢版 |
2018/02/20(火) 22:59:57.05ID:NoPkkiI0C

0473【西へ・7】(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/02/20(火) 23:01:06.31ID:YLwsXivYK
窓の外を見て僕は目を丸くした。JAFの人が立っていたからだ。

「すいません。先ほどご連絡いただいた渡辺さんですね?」
「えっ?」

僕は思わず振り返って彼女を見た。彼女の手にはスマホが握られている。
どうやら僕が外でエンジンとかを見ている間に彼女が電話をしたらしい。
だからもじもじしてたのか…

「JAFの会員の方ですか?」
「あ…いいえ、まだ…」
「では免許証を拝見できますか」
「はい…」

隊員は免許証を一瞥して、僕に返した。

「エンジンの異音とうかがったんですが」
「は、はい…」
「よくあるんですか?こういう異常は」
「いえ…今日初めて乗ったので…」
「初めて?では、どなたの車なんですか?」
「会社の車です」
「なるほど。あと…その他の異常はないですか」
「あ、あの…ブレーキが…」
「急にブレーキが利かなくなるんですね」
「えっ…?」

なぜ?僕が途中までしか言ってないのになぜこの人はブレーキが利かないことを知ってるの?

しかし、この疑問はすぐに解けた。
0474【西へ・8】(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/02/20(火) 23:02:15.26ID:YLwsXivYK
それは、すぐ後から警察がやってきたからだ。
JAFの隊員が僕にあれこれ訊いてきたのは、この時間稼ぎだったのか…

「君、これ、盗難車だよね」
「はい…」

万事休す。僕は観念した。

・・・・・

実はこの車、外出中にブレーキが時々利かなくなるということで、持ち主の男性が公園の駐車場に停めてJAFを呼んでいたらしい。
その持ち主がちょっと車から離れたところに、運悪く?通りかかったのが僕。なんと車には鍵まで刺さったままだった。
就職試験に落ちまくってムシャクシャしていた僕は、それを見てふらふらと車に乗りこみ、都内へと走り出した。
もちろん故障車とは知らなかった。

そして走り出して間もなく、某スタジオへ行くことを思いついた。
現地に着き、スタッフの車両に紛れて車を停めることに成功し、さらにどさくさに紛れて彼女を車に乗せて走り出すことにも成功した。

ここまでは嘘みたいにトントン拍子だったんだ。
0475【西へ・9】(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/02/20(火) 23:03:55.91ID:YLwsXivYK
でも当然、この車の持ち主からは盗難届けが出された。
現場の公園に警察が検証に来ている最中にJAFも到着。ブレーキが利かなくなる危険車両が盗まれたということで広域捜査が始まっていたそうだ。

一方、彼女のほうも行方不明ということで、捜索願が出されてたみたいで、それらが彼女からJAFへの連絡があったことですべてが徐々に繋がり始めたらしい。

最終的に彼女が乗せられていたのがその盗難車だと確認されて、僕は御用に…

自分で言うのも変かもしれないが、当然といえば当然な幕切れだ。

もちろん時間の問題でこうなるだろうとは自分でもわかっていたんだ。
だから急いでた。
捕まるまえに出来るだけ遠くへ行って、出来るだけ人目につかないところに行って、そして彼女を自分のものにして、そして…

でも、ダメだった。

無事にPAに入れた時には神様が僕を守ってくれたと思ったんだけど、実は神様が守ったのは彼女のほうだったんだね…
まあそれも当たり前か…
0476【西へ・10(終)】(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/02/20(火) 23:06:17.09ID:YLwsXivYK
そして僕はパトカーに乗せられ、署まで連行されることになった。いかつい体格の警官が横に乗ってきた。
いやいや、もう逃げる気力も残ってないから心配ないですって。

その時ふと窓の外に目をやると、JAFの隊員に付き添われて彼女が立っているのが見えた。
驚いたことに僕のほうを見て手を振っている。

どうして…?
自分の命も脅かされていたかもしれないのに…?

しかし、その微笑みと眼差しを見ているうちに
『ああ、僕はこれからきちんと罪を償ってまたここに戻ってこよう』
『そしてまた彼女に会ってきちんと謝りたい』
という気持ちが自然に溢れてきた。
その気持ちは涙に姿を変えて僕の頬を伝った。

本当に素直に、彼女が女神様に見えた。

神様ごめんなさい。そしてありがとう。
やっぱり僕も守られてたんだ。

―了―
0477【775号室・1】(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/02/21(水) 14:48:33.46ID:Zu/v6LjpK
郊外の小高い丘の上に立つ7階建ての病院。

コンコン…

最上階にある病室のドアが開くと、着ぐるみの少女が立っていた。

「こんにちは」
「あら、久しぶりじゃない。どうしたの?今日は」
「近くでお仕事があったんで、会いたいなって思って」
「いつもそんな着ぐるみを持ち歩いてるわけ?(笑)」
「おばさんの笑顔が見たかったから(笑)」

そう言うと、コリラックマの着ぐるみを着た少女はベッド脇の椅子に座った。

「ずいぶん来れなくてごめんなさい」
「いいのよ。あなたが元気にやってることはTVとかネットとかで見て知ってるから」
「え…?見れるんですか!?」
「まあ、前と違ってね、両手が吹っ飛んじゃって目も片方潰れちゃって不自由だけど、こうしていろいろ工夫して器械もいろいろ操作できるようになったのよ」
「…」

着ぐるみの少女は切なそうな表情でベッド上の女性を見つめた。
0478【775号室・2】(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/02/21(水) 14:53:40.51ID:Zu/v6LjpK
「そんな顔しないの(笑)。こうしてリハビリしていろいろできるようになるのは本当に楽しいのよ。生きてるって素晴らしいって思える」
「私も…私もおばさんが生きて…生き残ってくれて本当に嬉しいです…」

少女の目からはポツリポツリと涙がこぼれ落ちた。

「自分でもよく生き残ったと思うわ。大事故だったし。命は大事よね」
「はい。私も心からそう思えるようになってきました」
「そう、あなたも変わったわよね。山形にいたときよりも表情が柔らかくなったし」

女性の右目はまっすぐに少女を見つめている。

「はい。自分では、お母さんと適度な距離ができたのが良かったのかなって、時々考えます」
「しょっちゅう喧嘩してたわよね」
「カウンセリングの時にも言われたんですけど、私もお母さんもお互いに依存しすぎだったみたいです」
「お互いに?」
0479【775号室・3】(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/02/21(水) 14:55:37.83ID:Zu/v6LjpK
「お母さんにとっておばさんは憧れの存在で、私にもそうなってほしくて、おばさんと同じ読みの名前をつけました。」
「その時は私も少しは止めたんだけどね…」
「でも私はそこまで出来がよくなくて…それで私は自分を責めるようになりました。期待に応えられないから。
それと同時に、期待されることへの拒否反応も出てきて、そのはけ口が食べるほうへ…」
「つらかったわよね」
「今もつらいのはつらいんですけど、前よりは自分をいたわれるようになってきました。自分なんて消えちゃえばいいなんてあんまり思わなくなったし」
「あんまり…なのね?(笑)あ、ごめんなさい、笑っちゃって。相変わらず正直だなあって思って」
「このくらい正直なのはおばさんの前だけです(笑)」
「ああ…無性に頭を撫でてあげたいのに、私には手がないわ(笑)」

2人は声を上げて笑いました。
0480【775号室・4】(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
垢版 |
2018/02/21(水) 14:56:48.56ID:Zu/v6LjpK
「私、昔はストレス発散のために食べてたところがあるんですけど、最近は本当に食べるのが好きで、美味しいんです」
「それにしても、アイス食べ過ぎじゃないの?(笑)」
「ブログチェックすごいですね(笑)」
「あと、この前のジンギスカンも美味しそうだった」
「最高でしたよ」
「羊との記念写真とのあとにジンギスカンだからね、インパクトもあったわね(笑)」
「それなんですけど…」

少女は急に真顔になって、女性に問い掛けた。

「羊と写真撮ったあとに、よく羊肉食べられるなっていう批判の書き込みがあるんですけど、どう思います?」
「あなたはどう思うの?」
「意味が分からないです」

少女の語気が強まった。
0481【775号室・5(終)】(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/21(水) 15:00:24.49ID:Zu/v6LjpK
「だって例えば釣りをされる人だって、釣り上げた魚をその場でいただいたりするじゃないですか。それにそもそも牧場って食肉生産の場でもあるわけで」
「うんうん」
「イチゴ狩りだってやりましたけど、植物だって生き物には変わりないでしょう。どこが違うんだって思います」
「そうよね(笑)」
「イチゴはOKで魚釣りはOKで羊はNGなんて御都合主義にしか聞こえません。むやみにイルカ漁を否定する人たちと一緒じゃないですか」
「過激ねえ(笑)」
「…でも、この考えって…」
「そう。私が常々主張してきたことよね」

女性の目がキラリと光った。

「その考えのせいでこんな体になっちゃったんだけどね」
「そんなこと…」
「でもね、私はこれから必ず再起して、あの事故で一旦暗礁に乗り上げたパーフェクトヒューマンプロジェクトを復活させるわ。その時は是非私の右腕になってちょうだいね」
「はい」
「文字通りにね(笑)」

少女は深く頷いた。

―ここからはじまる―

※参照
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1505368663/8-23
0482名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 2957-5Exq [58.94.38.100])
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2018/02/21(水) 20:44:30.09ID:Hemu7Ws80
>>481
近い将来、やっぱクローンは登場するんすかね
ターミネーターみたいな世界は嫌ですね…
ていうか、なーこちゃん自体にターミネーター感を感じることもありますなw
0483名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 2957-5Exq [58.94.38.100])
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2018/02/21(水) 21:07:29.64ID:Hemu7Ws80
>>480
これ何の事かと思って、なーこのブログ読んだんですけど、結構なサイコパスですねw
0484名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/21(水) 21:54:52.91ID:Zu/v6LjpK
>>483
もちろんそのブログとそれに対する反応を見たのが、書いた動機のひとつです

でも、田舎では自分の家で育てて可愛がってた鶏をしめて食卓にあげるみたいなことは普通にあったし、
この点については彼女がサイコパスだっていう感想は自分は持たなかったです(笑)
あの写真の羊があの肉になったわけでもなさそうだし

…って、やっぱり自分もおかしいのかな(笑)
0485名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.8])
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2018/02/21(水) 22:19:58.05ID:MMvtLgBZa
俺も縁日で買ったヒヨコがニワトリに育ったので田舎に預けたら普通に食べられててカルチュアショック受けたことあります
0486名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 2957-5Exq [58.94.38.100])
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2018/02/21(水) 22:23:36.99ID:Hemu7Ws80
>>484
あの流れでジンギスカンの写真を持ってこられると、
4コマ漫画みたいな軽さを感じてしまうんですよねw
まあ文面でも命の重みを感じましたとありますし、
なんの分別もなくインスタに投稿する人よりは、
物事考えてて好感持てますね
あんまネチネチ言うと、シーシェパードみたいになっちゃうんでこの辺でお暇します(_ _)
0487名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKab-pPS0 [05004013125393_vg])
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2018/02/21(水) 22:34:02.20ID:Zu/v6LjpK
>>485
まあ確かに縁日のひよこはオスだから卵も産まないし…ってことなんでしょうね

>>486
確かにそう言われれば、軽いかも(笑)
それもわかりました

みなさん旧スレまで見に来ていただいてありがとうございます
両方ともちょいとダークな感じなのでこちらに投稿しました
もう少しまともなのがもしもできたら、新スレに行きます(笑)
0488名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 2957-5Exq [58.94.38.100])
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2018/02/21(水) 22:40:59.04ID:Hemu7Ws80
>>485
アイドルのブログでこんな事考えさせられるとは思いませんでした
なーこちゃんはブログの更新頻度が高くて、文章からも本当にファン想いなのが伝わって来ます

そういえば、縁日のひよこって最近ではあまり見かけないですね
にしても、よく鶏まで育ちましたね
0489名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 2957-5Exq [58.94.38.100])
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2018/02/21(水) 22:42:08.91ID:Hemu7Ws80
>>487
内容、しっかりしてますよ
ちゃんと構成されたお話ですし
0490名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Saad-awLR [182.250.243.8])
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2018/02/21(水) 22:58:32.93ID:MMvtLgBZa
うちにいたシーズーのあっちゃんが優しい女の子だったんで懐に入れて育ててくれました

やっぱり子供産んでる犬は面倒見良いですよね
0491名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KK1f-vS9P [05004013125393_vg])
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2018/02/22(木) 08:08:39.02ID:hRPna6nwK
>>489
ありがとうございます
自分自身でも出来自体は悪くないと思ってるんですがテーマがどちらもダーク過ぎるかと思ったので

そういえばターミネーターを題材に書いたこともありましたね
あれの続編は…難しそう(笑)
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