>>77のつづき

あと、打鍼法も元々は鍼の柄を小槌で叩いて1〜2分ほど刺入する方法だったけど、
刺痛(切皮痛)が激しいため、刺入しない鍼(提鍼)を使うことが多くなった。

そこで江戸幕府五代将軍の徳川綱吉の検校だった杉山和一が作り出した刺鍼法である管鍼法が
鍼を世間に普及させ、鍼管の刺激によって切皮痛を激減できるため日本では主流となった。
つまり太径の鍼管が先に皮膚に触れることにより侵害刺激が加わると、
侵害受容器(Aδ侵害受容器とC侵害受容器)が興奮し、活動電位が伝導路を上行する。
その過程で細い鍼の切皮痛は軽減される。これはすごい発明やん、ノーベル賞ものやで、まさしく。
杉山和一は、昨日に亡くなってることが判明した第60代横綱の北尾光司と同じ三重県津市出身。
安くて美味しいウナギの蒲焼き特産地で、ウナギはビタミンAが豊富で目に良いんやけど
盲目だった杉山和一は管鍼法を開発したことから五代将軍徳川綱吉から
「何か欲しいものないか?」と尋ねられ、「一つでも良いから目が欲しい」と答えて
墨田区の本所一ツ目を拝領できた。

今、鍼灸師が機能訓練指導員になった理由は、今までの機能訓練指導員が何ら効果を出せず慰安に終わってること、
それで日本の認知症患者は世界で断トツに多くて、少しでも鍼灸師に改善を期待してる。
そのキーワードは、transcranial Direct Current Stimulation 略して「tDCS」。以下参照
http://itest.5ch.net/rio2016/test/read.cgi/kampo/1541224556/765