H-IIA/B,H3ロケット総合スレ part80
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>>43
そもそも,H-IIB は GTO 打ち上げ自体をやってない.
>>34
のようにユーザーズマニュアルも公開されてないので,
商業静止衛星ユーザーが検討すらできない.
というか,MHI は GTO 打ち上げように売り込む気が無かったのだろう.
なので,H-IIB を基準にして予想すると,おかしなことになる. >>36
衛星ベンダーはそんなにしょっちゅうバス設計を変更できるわけではないので、
衛星ベンダーが設計を合わせたというよりは、Falcon 9の打上費用の安さを見て、
衛星オペレータがFalcon 9に最適化した衛星を発注した結果だと思う。
無論、衛星ベンダーの既存のバスでそうした発注に対応できたからそうした
衛星を打ち上げられたわけだが。
衛星バスは一度作ると10年以上使う。今後出てくる新型バスは今までのように
赤道上から打ち上げるアリアンを主要なターゲットとはせず、フロリダからの
打上を主要なターゲットとするだろうから、H3にとっては悪い話ではない。 H3-24L の能力で,
GTO デルタ V 1500m/s で 7 ton 弱なので,
GTO デルタ V 1800m/s なら 8ton 程度は可能.
GTO デルタ V 2000m/s なら 10ton 程度行くかも(PAF の強度が十分ならば)
これくらいの速度増分なら,全電気推進衛星なら容易にカバーできるので,
デュアルローンチを議論している.
数日前の JAXA 資料にもわざわざ書いてある.
「2段エンジンの複数回着火による複数軌道への投入、複数衛星搭載用アダプタ等の
発展性を検討中」
PAF は大事みたい.
>>45
全電気推進衛星だと,割と容易にロケットの切り替えができる.
SES-12,SES-14
はその例
(契約上の拘束はあるが) >>46
全電化衛星は極論しちゃうと、東向きに打ち上げてくれれば、バイコヌールからの打上でも構わないからねぇ…
比推力は正義! いっそ静止衛星と極軌道衛星をデュアルローンチしてみるか?
極軌道で衛星を下ろした後、再加速して月軌道を目指し
月スィングバイとホールスラスタを使って軌道面を90度近く変更して
静止化する、とか一応可能だよね? >>48
さすがに極軌道とのデュアルは無駄が多すぎかと。
だから「東向きに打ち上げてくれれば」という前提を付けたのだが。
東シナ海に南向けに打ち上げないといけない韓国や西向きに打ち上げないといけないイスラエルなら
やる可能性は否定できないわな。 化学推進と電気推進のハイブリッド衛星なんてどうだろう。
化学推進部は増速完了後切り捨てる。 SSO と GTO は厳しいとは思うが,
LEO と GTO とか月遷移軌道投入の組み合わせならありえる.
H-IIA 3 号機(2024)の USERS と「データ中継技術衛星 こだま」とか,
X線天文衛星ひとみ代替機と 月着陸機 SLIM とか
アメリカでも.Atlas 5 で Cygnus (ISS) と Peregrine 1 (月着陸戦)の相乗り 電化電化言ってるけど、ホールスラスタの入手にITARの制約があって、電化に踏み切れる衛星はまだ当分限られるのでは。 衛星の価格が高いと、たとえロケットが高くなっても保険料が安くなる信頼性の高いロケットが、
保険料込みでトータルで安くなる
衛星の価格が安いと、保険料が多少高くてもロケットが安いほうがトータルで安くなる
なおFalcon9はロケット価格と信頼性を両立させてる >>52
ホールスラスタはロシアが元祖だし
他の国でも作ってるからアメリカが規制してもしゃーないやろ >>16
>H2B は GTO で上げたことが無いから,かなり怪しい計算値
仮にもロケット開発機関が、上がりもしない数値を書くとは思えない。
そんなことをしたら、ロケット開発は成り立たない。
H2Bの能力は、H2Aと比べても不自然のない数字だ。
H3の数字が不自然なんだよ。
1800m/sの数字が、1500との比較で異常に控えめだ。
H2A高度化やH2B高度化と同じように上がっていくなら、
H3では、1800で9トン近くあってもおかしくないはず。
1800に近づく時の、途中からの急激な角度上昇が、緩やか過ぎる。
H3-24は、15.5トンのHTV-Xを積むので、PAFの強度というのも変だ。
上段の設計の最適化にでも何か問題があるんだろうか?
もしそうなら、「これからは1500m/sの世界だぜ! 1800m/s? 知らんがな
2000m/s? アホ、そんなもん需要あるかいな! 想定せんでええ」
という発想だったのか? 輸出入どちらも規制されるからホールスラスタを使用した衛星はアメリカの国境を跨げず、ロケットが縛られる制約が生じると思う。
また衛星をアメリカ国内で作ってアメリカ国内で打ち上げても、国外に運用を引き渡すと輸出とみなされるらしい。
あっこれってAriane代替として気軽にFalconは使えないということで、電化はH3のビジネスチャンスなのかしら。 >>55
でも.H-IIB は GTO 上げたことないし(商業衛星のみならず,官需も),
ユーザーマニュアルも公開されてないので,検証のしようもない.
(H-IIA の方はユーザーマニュアル公開されているので,その気になれば,
>>30
みたいに打ち上げ能力だけでなく,何がボトルネックかまで詳しく検証できる.
(フェアリングによって打ち上げ能力変わるとか,
ペイロードアダプタの設計強度による制約とか)
H3 ロケットの方は,今のは概略の値だけど,試験機上がった後くらいに,
ユーザーマニュアルが作成公開されるだろう.
詳細な議論はそれまで待っても良いんじゃない? >>54
ホールスラスターの寿命を決める重要な部品に中和機があるんだが,
これの設計開発と試験が結構大変.
数年前に UAE の地球観測衛星「ドバイサット2」にJAXAのマイクロ波放電式中和器とかあったけど,
http://www.jaxa.jp/press/2016/03/20160322_uaesa_j.html
「2013年に打ち上げられたUAEの地球観測衛星「ドバイサット2」にJAXAのマイクロ波放電式中和器を搭載するなど、」
これは ITAR 規制に引っかかったので,日本製部品を使ったとか.
(衛星自体の製作は韓国)
https://repository.exst.jaxa.jp/dspace/bitstream/a-is/20455/1/61856168.pdf >>55
まず,H-IIB では HTV 以外の衛星を上げてないし,将来上げる予定もないので,
ちゃんとした比較のしようがない.
H3-24 については,HTV-X 用の PAF と,通常の人工衛星用の PAF とは
別設計であることが公式資料で言及されている.
(HTV-X 用の PAF の方が特別仕様)
第2段の機体強度には余裕がある.ので,
今後通常の人工衛星用の PAF の方の設計変更で
打ち上げ能力の上限が上がることは十分考えられる.
(もちろん,Delta V 2000 m/s とか前提だけど) >>55
>>59
通常の衛星用の PAF と HTV-X 用の PAF が異なるという資料
http://www.jaxa.jp/press/2016/07/files/20160714_htv-x_01_j.pdf
の
6.HTV‐X搭載用インターフェース部の開発について
HTV‐Xを搭載するために、通常衛星用の
PAFよりも外径が大きく、耐荷重の高いPAF
の開発が必要。 ・202 10トン 4トン → 3トン
・204 15トン 6トン → 4.8トン
・H2B 19トン 8トン → 5.5トン
・H3-24 不明 7.3トン → 6.5トン
多少の誤差はあるが、H2AとH2Bの数値に不自然なところは特に無い。
ユーザーマニュアルが無いH2Bの数値も、さほど無理のないものだ。
H3の6.5トン(7トン弱?)も、まぁ正常進化だろう。
ただ一つ、H3の1800m/sだけが、明らかに傾向からズレている。
グラフのH3の儼の斜線を見ても、1500から減らす方向(右方向)では、
H2Aと平行になっているが、増やす方向(左方向)では、一気に効率が低下してる。
しかしこれは、逆に言えば、「H3は、必要儼を下げても、能力低下しにくい」とも表現できる。
高度化による斜線の角度変更が、H2Aでは1700から始まっているのに対し、
H3では1750で始まっている。早期に能力低下が緩やかになって来る、ということだ。
つまり、H3はそれだけ高度化(儼を下げやすい方向)に振った設計になっているのだろう。
必要儼を下げた方が、H3は真価を発揮するということだ。
逆に言えば、高儼領域では、それほど能力は上がらない、とも表現できる。
推測だが、基本設計の段階で、アリアンを意識し過ぎて、
全電化衛星の流れを読み切れていなかった、ということだろうか。
あるいは、確実にアリアンに狙いを絞って、仕事を奪う、という方向性か。 競合を意識しているのか、最新のH3能力図は政治的な意図があるっぽいがね。
30S 2.0t -> 2.0t
22L 3.5t -> 5.0t
24L 6.8t -> 6.8t 22型が3.5トンだった頃のグラフを見たこと無いんだけど、
以前から俺が知ってる22型は、既に4.5トンだった。
5トンの32型との差がほとんど無くて、「これ2種類も要るかな?」って思ったことも。 >>63
H3-22 で GTO 1500m/s で 3.5 ton と言うのは,数日前に出されたグラフでしたみたことが無い.
(それ以前の資料のグラフでは,指摘のように H3-22 と H3-23 の差はほとんど無かった)
あれは,グラフをわかりやすくするために,H3-22 と H3-23 の差を誇張して書いた可能性が高い. 過去の資料
http://fanfun.jaxa.jp/jaxatv/files/20160720_h3.pdf
http://www.jaxa.jp/press/2018/01/files/20180124_h3.pdf
GTO 1500 m/s の能力をグラフから読み取ると,
>>63
>以前から俺が知ってる22型は、既に4.5トンだった。
>5トンの32型との差がほとんど無くて、
といってよい.
これらの資料に,例えば 4.5トン --> 4.7トン とか
書き加えようとすると図が非常に読み取りにくくなる.
あと,プレゼンテーション資料の他の部分のグラフや図の時系列を追うと,
(変更箇所をのぞき)結構使いまわしているように思われる. >>61
1800m/sの数字の上限はどのロケットもPAFの強度に左右される。
H3-24Lが「一機」の静止衛星を打ち上げる上限は今の所は7.3トンなんでしょ。
ただし衛星の重心によってはそれ以上も可能だし、PAFを新規開発すればそれ以上行ける。
それ以上に重要なのはデュアルロンチする場合には一機ごとの重量はPAFの制約範囲内だから2機合わせた重量は7.3トンの制約は受けない。1800m/sなら9トンぐらいいるんじゃね? PAF以前に、H-IIBの大型フェアリングは低加速度専用品。
ISASが太陽-地球L2点に赤外線天文衛星を検討したたころ、HTV用フェアリングでは衛星打ち上げ不可と判明したはず。
H3がフェアリングの数を絞って万能設計にしたのは、そこらへんの事情もあるらしい。月ステーション絡みもあるし。 >>68
H-IIA用にデュアルロンチ用の4/4D-LCフェアリングを開発運用した実績あるから開発する気になれば開発は問題なくできるかと。
4/4D-LCだとたしか850kgほど打上能力が落ちたはず。 また面白い謎理論を唱える奴が出てきたな。
PAFから切り離されてから増速するのに…
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscm1975/18/1/18_1_39/_pdf
衛星分離部の設計荷重条件はロケット打上時に人工衛星が受ける静加速度,
振動加速度と人工衛星の重量,重心位置高さから算出され,PAF-Iの場合,
衛星分離面で軸圧縮力12tonf,曲げモーメント2.5tonf・m,剪断力2.4tonf(以上制限荷重)となる. 2030年のビジョンとしては、再利用ロケットで低軌道(シャトルの到達高度程度)まで
全電化衛星を打ち上げる形式、かな?
スクラムジェットによるスペースプレーンにもワンチャンある? 電気推進の上昇速度は緩やかだから、
低軌道スタートだとバンアレン帯越えの間にかかる負荷がきつい。
一方で今のGTO投入も、遠点付近でしか増速できないので
衛星側の事情だけで考えるならGPS衛星くらいの中軌道に直接投入して
螺旋上昇させるのが理想的だろう。 >>72
バンアレン帯だけは突破しとけというのは、まぁそうなんだろうね… スクラムジェットはミサイルですらようやく採用始まったレベルなのに何夢見てるんだレベル
かなり楽観的に見ても10年は先 E 革新的クリーンエネルギーシステムの実用化
サブ課題A:超臨界タービン燃焼器:
超臨界燃焼挙動を詳細に解明し、高熱効率・低環境負荷(CCS、ゼロNOx)に寄与する
超臨界タービン燃焼器の実用化を加速。
サブ課題B:ICエンジン:
エンジン内の乱流噴霧燃焼挙動を解明し、熱効率の飛躍的向上(40%→50%以上)に貢献。
サブ課題C:超大型風車:
最重要課題である立地アセスメントで必要な100ケース/アセスメントの
高精度風況予測を実現し、実用化を加速。
サブ課題D:核融合炉:
核融合炉の実用化に必須となる核燃焼プラズマ挙動の解析技術を確立し、国際熱核融合実験炉
ITERの炉心設計に貢献。
ポスト「京」利用の必要性
超臨界タービン燃焼器では亜臨界状態に比べて雰囲気圧が10倍(300気圧)になり
解析規模が約100倍になるため。
・ICエンジンでは予測精度を飛躍的に向上させることが可能な気筒内噴霧燃焼の
第一原理解析(DNS解析)が必要なため。
・超大型風車の立地アセスメントでは、100ケース以上の詳細な風況予測シミュレーションを
実施することが必要なため。
・核融合炉心の核燃焼プラズマ挙動の解析では、「京」の成果を重水素など多種イオン系
かつ、長時間スケール(10ms→1s)に拡張することが必要となるため。
占有日数は7日〜53日程度と見積もられるが、詳細は具体的な研究課題に依存する。 スクラムジェットは、途中まで弾道ミサイル、途中からスクラムジェット、
みたいなタイプ向けだろ
いままともにスクラムジェットを研究開発してるのは中国くらいなので、
中国のミサイルがスクラムジェット化するのでは? 途中まで弾道ミサイルとかそういうのじゃなくて単に動作速度までブースターで加速してるだけだから
結局H3は打ち上げ可能ペイロード幅が広いから今回のファルコンに合わせた電気推進衛星側の変化の恩恵をそれなりに受けれてる気がする >>71
JAXA の再使用ロケットの研究と,近未来構想としては
・ 第1段再利用化(垂直離着陸)
・ 第2段使い捨て(低価格化,軽量化)
・ 地上メンテナンスの簡素化
で当面進んでいるので,2030 年より前に2025年などに再使用開発する場合は
スクラムジェットはまずない(それ以降なら可能性ある).
というか,技術的な進展度から上記のようなスケジュールになっている
(軌道速度からの回収は,可能だけど経済的には厳しい事も含め)
>>77
後半,確かに11月29日の資料では,H3 ロケット側の変更は少なかったな.
(H3-32L の廃止は以前から示唆されていた)
新規のものは複数ローンチ対応のアダプター開発が検討課題として上げられたくらい. H3 ロケットは打ち上げ質量の幅の広さだけでなく,
大型フェアリングに容積の余裕があるので,対応しやすいのだろう.
大型フェアリングはもともと HTV-X 向けだったが,
複数ローンチ対応への余裕にもなっている.
(H-IIB で一番開発に苦労した部分が大型フェアリングだった)
GTO での電気推進衛星だけでなく,
低軌道インターネット衛星コンステレーションの
多数衛星同時打ち上げにも適しているだろう. このスレじゃH3のデュアルロンチはもう当然のことになってるんだなw >>80
H2Aで当たり前にやってるから、H3でやらない理由がない
ただ、H2Aではやってない静止衛星のデュアルローンチに手を出すかは未知数
H2Aのデュアルローンチは全て極軌道向けの地球観測衛星や偵察衛星絡みだからな
X線天文衛星と月着陸機の組み合わせは前代未聞だけど >>81
H-IIA 3号機(2002年)の USERS と 「こだま」は入れないのか?
USERS 低軌道,1500kg
「こだま」 GTO,打ち上げ時点 2.8t 静止化 1.5t >>82
いや、トン単位の静止衛星のデュアルローンチ
アリアンがやってるような感じのを日本でやるのかって話
もっと低い軌道へは今までもこれからもやるでしょ
小型情報収集衛星(リアルタイムで東シナ海監視なんて口実で)を
一度に10機打ち上げなんてミッションは当然出てくると思われるし 「X線天文衛星と月着陸機の組み合わせは前代未聞」
とあったので,
USERS と 「こだま」 の前例を持ち出した.
前代未聞では無いでしょ.
トン単位の静止衛星のデュアルローンチの方は,H-IIA では能力的にほぼ無理,
やるとしたら H-IIB か H3-24L だが,H-IIB は結局 HTV 専用機.
H3-24L は質量でも容積でもデュアルローンチの余裕はあるので,
あとは専用アダプターの開発くらい. そういえば,
H-IIA 17号機(2010年)で 「あかつき」と IKAROS のデュアルローンチもあった.
両方共金星遷移軌道で,あかつき 500kg, IKAROS 300kg
あかつき単独では軽量過ぎて神童条件がシビアになるんで, IKAROS 加えたとか
http://www.isas.jaxa.jp/j/column/akatsuki/04.shtml
また、「あかつき」が軽量であることに起因して、打上げ中の正弦波振動が従来よりも厳しくなることが、ロケット側の解析により明らかになりました。
構造モデルの設計がほぼ終了した時点でのことでした。「あかつき」のほかに800kgの質量を搭載して
振動を緩和するという検討が始まりましたが、暫定的に「あかつき」の振動条件が厳しめに変更されたため、
構体の強度を解析で確認した上で、構造モデル試験ではその条件で振動試験を行いました。
振動緩和のための800kgの質量は、その後、小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」と
その搭載アダプタ、PAF-900Mのかさ上げアダプタ、4機の小型衛星になって搭載されました。 デュアルローンチというよりはピギーバックに毛が生えたような感じだがな >>86
X 神童条件
O 振動条件
当初計画からすると,H-IIA 202 で金星遷移軌道に 1.3 t (500kg+800kg)以上の
打ち上げ能力はあるんだな.
「はやぶさ2」(2014年)の時は,第2段の振動問題が解決している
(LE-5B2 で噴射機やミキサーの改良) >>89
はやぶさ2の時はダミーウェイト載せてるんじゃなかった?IKAROSの時のようにダミーウェイト兼ねた探査機を計画したけど間に合わなかったと何かで読んだのだが… G20の動画の流れでこのオッサンがガリレオガリレオと言い出したので調べてみたら
UKはガリレオを軍事利用できんってか…
で、英語があんまり分からんが、このオッサンはメイ内閣の科学大臣?で
メイの交渉姿勢が弱すぎて話にならんとか言ってるね。
UKの面の皮の厚さには呆れる。
https://www.youtube.com/watch?v=xfkdJgQ0Zog
UKは2013年のESA予算に9.6%しか出してないし、アリアンスペースに対してはゼロだ。
https://www8.cao.go.jp/space/comittee/tyousa-dai3/siryou1.pdf
彼らの仕事、貰えるかな?
https://www.youtube.com/watch?v=AUs5Nm86FXY 日「英国にガリレオ使わせてあげなさいよ」
仏「なんやとー民間企業に口出しするなって…アレ?」
日「QZSSにする?英国の南方の国々で共有すればいい」
英「え?」
独「マジで?」 ガリレオはESAの宇宙計画じゃなくて、EUの安全保障だからね。
わかりきっていた話。
今後は一般の市民ユーザーと同じ扱いになってしまう。
ガリレオへのフルアクセスが遮断されれば、別の方法を見出すしかない。
文中でファイブ・アイズ(イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・米国で
構成される情報機関連合)あたりに協力を持ちかけてはどうか、などという声も。
しかし米国がGPSへのフルアクセスを他国に許すはずがない。
そして残りのメンバーでロケットを持つ国は無く。
安倍総理、ここは・・ 当初はデュアルよりも、30型や22型で十分受注できる、
という想定だったのでしょう。
思ったよりもライバルが多く、デュアルも用意しなければ・・
という感じだろうか。
24L型が仮に1800m/sで9〜10トン、仮に80〜90億円だとすると、
デュアルは計算の上では成り立つことに。
アリアンA64がそんな値段を提示することは、おそらく不可能だからね。 >>94
日英共同位だといささか規模が小さいな
あとインドと豪州くらい巻き込まないとキツそう
英連邦と日英同盟で >>95
以前でも,デュアルローンチをやらないといっていたわけではない.
H3-24L で 6.5t @1500m/s ではデュアルローンチの対象になる衛星が少なかった.
電気推進衛星が普及すると,GTO 1800m/s も自然になってきて,
7.5t くらいも可能になるし,
適切なアダプターを用意できれば,H3-24L で
GTO 2000 m/s で 9-10 ton くらいは可能なので,
デュアルローンチが現実的になってきた.
なんで,次の課題はデュアルローンチ用の共通アダプターを開発するかどうか
(H-IIA では個別の事例ごとに対処していた)
あと,相方となる衛星がうまく見つからず,
かつユーザーが急いでいる場合は,
H3-22L
でのシングルローンチに切り替えるのもありだろうし. ただ、QZSSが真の力を発揮するには電子基準点をキッチリ管理できねばならない。
民度が低く、インフラ維持力が弱い国は使いこなせないのがネックと言えばネック。 >>91-94
>>96
>>98
スレ違い.ロケット需要との関連性が大変薄い.
インマルサット社とのパイプを太くする方が,H3 ロケットの需要につながる. 大型機を高軌道に単発で飛ばすくらいなら、(QZSS)
中型機を中軌道に3〜5機同時に飛ばした方がマシってのが、
みちびき1号を飛ばした時に得た知見だったはずだがな。 >>97
ハリーファサットやアリランみたいに、日本の官需との組み合わせで
デュアルローンチってパターンはありうるでしょ
ひまわりとか、みちびき位の衛星なら十分デュアルの対象になりうる 英国が米GPS相乗りになるのか、
独自測位を持つのかは不明だが、
後発Galileoの自殺点じゃのう。
相変わらずアホ過ぎる >>99
誰も読んでないクソなげえ長文をダラダラ垂れ流してスレ汚しまくった挙げ句
他人のレスを「スレ違い」と断罪か
どんだけ厚顔なのか
お前が一人消えれば全部解決なんだよ
はよ消えろや >>102
SSO や LEO なら H3-30 でもデュアルローンチの対象になるかも
(SSO ではやや厳しめだけど)
H3-22L なら SSO でのデュアルローンチには十分余裕がある.
そこまで対応できる共通アダプターが開発運用できるなら,
H3 ロケットでデュアル(複数)ローンチの方が主流になるかも アリアンスペースが逝ったら、次はエアバスやで。
日の丸の衛星と航空機が世界を牛耳る。
その頃にはエアブリージング機で宇宙と大陸間の区別が無くなってるかもな。 ガリレオ衛星をアリアンXで4基同時打ち上げなんてやってるし
30機のフル規格測位衛星を8度の打ち上げで完成させることも可能なわけよね
因みに準天頂衛星システムは完成までに7度の打ち上げが必要
と、ここまでは机上の空論。
準天頂衛星システムの予算総額は1200億円弱
ガリレオは1ポンド145円として90億ポンド1兆3000億円
イギリス単体で1.2億ポンド1740億円だから
予算的にはちょっと日本中心で構築するには過大なシステムだわな
なんか余程劇的にコスト削減しやきゃ >>107
南方の独と一緒にやれば半額じゃねーか。 日本の目的は、ビル谷や山地のGPS問題が主で、
あとは超精密測位サービス、おまけで7機により独立性確保、
という程度。
現行のみちびき計画で足りるといえば足りる。 >>107
あいかわらず,ロケット需要との接点が不明確なんだが,
もしかして,イギリス連邦の測地衛星を
日本の H3-24L で打ち上げるとかいう妄想?
それならそれと明示的に書いた方がよいぞ.
(とらぬタヌキの皮算用レベルではあるが)
ただ,ロケット打ち上げはともかく,多数の衛星や地上システムの整備の負担を,
イギリス連邦ができるかどうか? みちびきだって中身はアメリカ製だし、わざわざ日本から買うより直接アメリカから買う方が早いだろ。 >>111
>>112
>>113
なんか,結局のところ捕らぬ狸の皮算用レベルの話題じゃないか.
(イギリスはアレはあれでケチだし)
おおよそ H3 ロケットの需要とは無関係なようにしかみえないな.
これなら,インターネット衛星コンステレーションの方が
H3 ロケットの需要見込みとしてよほど現実的じゃないか? >>114
いや、問題なのはお前が「俺がH3と無関係と思った話題はスレ違い」
と思い込んでる、その王様気分なとこ
お前に何が基幹ロケットと関係があるかどうか決める権利なんかねーから
いいから黙ってろカス 安保独立目的での測位衛星を、アライアンス外の外国から買ったら
意味がないとは言わんが、半減するだろ。
ガリレオもグロナスも北斗もみちびきも、
自国開発してるから独立性を保てるんだろ。 >>110
この中卒みたいな無駄長文書く恥知らずが
偉そうに他人に指図してスレ奉行してると思うと頭痛い >>115
でも,いくら通して読んで等してみても,
H3 との関連どころかロケットの関連も不明確だし,
そもそも,イギリスがこの件について宇宙予算を出すことすら怪しいとみたいなんだが?
>>116
イギリスが,宇宙安全保障のアライアンス相手をアメリカに変えるだけじゃなかろうか?
日本が割り込む余地はまずなさそう. アメリカは国家存立のために独自にGPSを運用している。
イギリスの協力など不要だし、
同盟国だとしても、GPSのフルアクセス権を付与する理由はない。
そんなことが可能なら、
そもそもガリレオ陣営から除外されないだろう。
EUを外れても、NATOやESAメンバーである。
イギリスがどうしても独自の測位網が欲しければ、
そして単独で構築するのが不可能な場合、
・まだGPS網を持ってない
・持っても良いという意欲があり
・イギリスと安保上の強い信頼関係があり
・衛星やロケットで協力できる能力を保有する
このような条件を満たしたアライアンスを組むことだろう 2段タンクの容量が変わらないまま(これ以上高さは伸ばせないだろう)、
例えばLE-11で推力が2倍、比推力とエンジン重量が微増だった場合、
ペイロード能力は目に見えて上がるものかな?
あるいは例えば、全長は変えずに、1段目を少し減らし、
2段を少し伸ばした場合はどうだろう? >>120
衛星質量や軌道によって違う.
2段目のエンジン推力増強は,LEO に HTV-X を上げる場合はかなり効果あるが,
GTO 衛星にはあまり能力向上にはならない.
後者には比推力向上の方が有利.
2段目の質量軽減(極低温複合材タンクなど)ができれば,全体的に性能が向上する.
あとは開発費用や運用費用の問題. 120の後半は、LE-11を載せた場合の話ね。
例えばLE-11で推力2倍・比推力10秒向上・1段短縮/2段延長なら
かなり性能アップしないかな?
2段目をカーボン化するのは、
能力向上に直結するけど、コストがね。
1段目タンクのカーボン化は、再利用時代には良いかも?
1段の水素タンクが巨大で重いのが水素燃料の弱点だが、
その1段タンクをカーボン化すれば、1段炭化水素にも負けない? てか、何が高いんだガリレオ
準天頂衛星システムの費用を単純に5倍(衛星35機分)してもガリレオの半額くらいだぞ >>122
まず,極低温複合材タンクはうまく行けば,
重量軽減できるだけでなく,製造コストも下がるとか
アルミ合金ではアイソグリッド構造にするとか接合でかなりのコストがかかっている.
https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/article/NEWS/20140827/372741/
NASAは、同技術によって、ロケットの燃料タンクの質量を30%、同コストを少なくとも25%削減できる可能性があると見積もっている。
日本の資料にも同様な見込みはあった.ただし,本当に安くなるかは分からん.
開発費用と時間がかかるのは間違いないが,日本は RV-X まででかなり進んできた.
次に,第2段の比推力向上は GTO 打ち上げにはかなり寄与する.
H3 シリーズで一番恩恵を受けるのは,H3-30 での GTO 打ち上げで,
これが実用的水準になるかもしれない
(3 ton @1500m/s とか)
第1段 CFRP は製造設備が大掛かりになりそうだけど,
回収用の脚とか小翼などの余裕にはつながる. >>118
関連が不明?
お前の想像力と洞察力が不足してるだけだな
風が吹けば桶屋が儲かるかも知れんだろ >>114
取らぬ狸の…
と言ってる時点で、スレ違いじゃないって気づいてる? >>118
お前さぁ
取らぬ狸の…
と言ってる時点で、そこに需要があると読めてるだろ? >>118
お前さぁ
>イギリスが,宇宙安全保障のアライアンス相手をアメリカに変えるだけ
こんな頼りにならん国に米がGPSを完全に開放するなら、まずは日本に決まってるだろ?
だがそんな話は無い。 取らぬ狸の皮算用は妄想かも知れないがスレ違いではないからなw >>122
ちなみに,固体ロケットの分野では,
過去はモーターケースは鋼鉄製だったけど,
現在は CFRP モーターケースにかなり移行している.
今,鋼鉄製のモーターケースで残っているのは,Ariane 5 の SRB くらいかな,
Ariane 6 では CFRP になる.
過去固体ロケットのモーターケースは高張力鋼だったけど,アレは溶接やその後の熱処理が大変だった.
液体ロケットの金属タンクについては,アイソグリッド構造やバルーンタンクで相当加工に苦労はしている. >>125
風が吹けば、じゃなく
日本があらゆる方向から風を吹かし始めた
が正しいかと。
日本が「デュアルをやるかもな」と言ったので、アリアンスペースは
コストだけでなくロケット生産の柔軟性も改善しなければならなくなった。
PAFの衝撃環境でも水を開けられており、アリアン6で打ち上げられる
ペイロードはH3でも可能だが、逆は不可能。 >>122
>2段目をカーボン化するのは、
>能力向上に直結するけど、コストがね。
この点については,固体ロケットのモーターケース CFRP 化は上段から始まっている.
(開発)コストがかかるけど能力向上に直結するから,
というのと,設備投資が比較的小規模で済むというのがある.
液体ロケットでも案外そうなるかも. QZSSを進めるにあたり次世代測位について
日米で打ち合わせを重ねて、日本側が
みちびきにGPSナンバーを割り振って欲しいとお願いしたのは
当時のインタビューで出ている有名なネタ。 日本語記事になってるな
【ロンドン時事】メイ英政権は1日、来年3月末に予定される欧州連合(EU)離脱
に伴い、全地球測位システム(GPS)のEU版「ガリレオ」計画から脱退すると発表した。
代わりに自前のシステムを構築する方針だが、宇宙政策でも欧州の亀裂が露呈した
格好だ。
英国はガリレオ開発のため、EU加盟国として計約12億ポンド
(約1700億円)を拠出。民生利用は可能だが、離脱後はEU域外国となるため、
警察や救命救急、国境警備など安全保障に関わる政府専用サービスの設計・開発から
締め出される。英国は離脱交渉で開発への参加継続を要請してきたが、
EU側は首を縦に振らなかった。
メイ首相は「軍を不確かなシステムに依存させるわけにはいかない。
(EUの)締め出し決定を踏まえると、代替案を模索するのが正解だ」と説明した。
(2018/12/01-22:32)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018120100318&g=int
少し気になるのは、イギリス軍は自衛隊に比べずっと行動範囲が広く
過去には南大西洋の外れのフォークランドでもアルゼンチン軍を撃破した実績がある事。
つまり測位システムも世界規模である必要があるわけだが
イギリスの現在の国力では単独で世界規模の測位システムを独自に構築する事は不可能と思われる
GPS依存を高めるか、第三国と連携するか(例えばインド・豪州などの旧英連邦、そして日本)
基本的にはこの2つしか選択肢は無いと思うんだが、さて。 >>131
衛星ユーザーは H-IIA/H3 ロケットの低衝撃分離機構とかに魅力を
感じているのかもしれないし,
H3 ロケットでデュアルローンチの参入の可能性の情報収集は努めているだろうが,
アリアンスペースは日本のことは気にしてなくて SpaceX 対抗だろう
というか,アリアンスペースは技術開発でワンテンポ遅れている印象がある. >>135
日本が負荷し始めた風とは、ロケット以外のことだよ。
自動車・宇宙・TPP…
マクロンはアホなので、いきなり自動車で政府介入カードを使っちゃったけどね。 ちなみに,Falcon 9 はフェアリング容積の制限で,
デュアルーンチにはあまり向いてないみたい.
Ariane 6 や New Glenn ロケットではフェアリング容積に余裕あるけど. >>138
イギリスで金曜にアメリカ以外のUKUSA協定参加国で共同開発すると発表があった
需要など期待出来ないな >>141
今から共同開発?
コスト・時間を考慮できんアホはもう宇宙板に来ない方がいいぞ。 >>142
https://gigazine.net/news/20180827-uk-break-away-galileo/
既にイギリスでは140億程度の予算が付いてるみたいね
独自の測位衛星システムを構築するのに、4300億の予算が必要との見積もりもある
みちびきシステムや英国のガリレオへの出資額を考慮すれば
日英共同で3000億くらいは出せる可能性あるから
あとはインドあたりを仲間に引き込めばフル規格測位衛星システム可能かもよ
まぁ、インドはロシアと完全保証分野での関係が深いから簡単に味方につけるのは危険か フル規格測位衛星システムは6つの軌道面に4機づつの測位衛星を配置するから
ガリレオ同様に大型ロケットで4つの衛星を打てば
最短6度の打ち上げで完成する
可能であれば予備機を入れて5機同時打ち上げできれば理想的
少なくとも準天頂衛星システムと較べ、ロケットの打ち上げ回数では大差ない
H3-24型を70億と仮定して420億円で打ち上げ可能
後は衛星の製造と運用コストの問題 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています