韓国のKSLV-IIがファルコン9を完全にベンチマークしている、筋は悪くない、
ってのは、俺も他の板でたびたび指摘してたけど、
ゼロからのスタートである韓国が、世界で最も成功している設計の
ロケットをモデルとするのは、自然な流れだと思うぞ?

あとラプターは妥協したのではなくて、
ロケットを火星移住以外の汎用(商業衛星打ち上げやISS・月面・都市間移動など)にも使うよう、
大きな設計変更をしたので、ロケットの規模が半分以下となり、それに合わせて
エンジン出力を下げたというのが実際。推重比はマーリン1Dを超えるだろうと言っている。
「推力を上げることは何ら困難はない。肝心なのは実用的な再利用性だ」、とマスクも発言している。

BE-4は、3秒間燃焼・出力50%とはいえ、最初はこんなもんでしょう。
LE-9試験だって、最初は恐る恐る開始しただろう。
LNG燃料の大型・酸素リッチ・二段燃焼の実機型エンジンの燃焼試験が開始されたという事実が重要。

日本は、世界で最もシンプルな部品構造の水素エンジンを開発したんだから、それはそれでいいじゃない。
計画通りなら、H3のコスパは世界でも最高クラスだぞ。