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神戸製鋼 アルミ製品などの一部でデータ改ざん 10月8日 18時23分


大手鉄鋼メーカーの「神戸製鋼所」は、自動車や航空機などに幅広く使われるアルミ製品や
銅製品の一部について、強度などの検査証明書のデータを改ざんして出荷していたことを明らかにしました。
 製品の納入先は、およそ200社に上るとしています。

 発表によりますと、神戸製鋼では、ことし8月末までの1年間に出荷したアルミ製品や銅製品の一部で、
事前に顧客と取り交わした強度などの基準を満たしていないにもかかわらず、検査証明書のデータを
書き換えて出荷したり、必要な回数の検査を行わずに出荷したりしていたということです。

 データの改ざんは栃木県と三重県、それに山口県にあるアルミや銅製品の製造を行う国内すべての工場と、
子会社の神奈川県の工場の合わせて4か所で確認され、アルミ製品がおよそ1万9300トン、
銅製品がおよそ2200トンに上るなどとしています。

 これは神戸製鋼のアルミや銅製品の年間生産量のおよそ4%に当たり、自動車や航空機などの
部品として幅広く使われ、納入先はおよそ200社に上るということです。
 また、こうした改ざんは少なくとも10年ほど前から行われていたことがわかっているということです。

 会社側は事態は重大だとして、「品質問題調査委員会」を設置して詳しい調査を始めていて、
調査結果がまとまった段階で、経営責任を含めた社内処分を検討するとしています。

 一方、これまでのところ、出荷した製品の安全性に具体的な問題は確認されていないとしています。

 東京都内で記者会見した神戸製鋼の梅原尚人副社長は「重大事案を生じさせたことを
深く反省するとともに、多大なご心配とご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます」と陳謝しました。

 神戸製鋼では去年6月、グループ会社が家電などのバネとして使われるステンレス製の製品の
データを改ざんし、JIS=日本工業規格の強度を満たしているように偽装して出荷していたことが
明らかになったばかりです。

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171008/k10011172011000.html?utm_int=all_side_ranking-access_002