>>778
ではなぜ、
資産価値が減少していくまっただ中の、
不良債権の処理中や、サブプライムの後もスグに、

貸出が増えていくのか?

と言うと、
銀行も営利企業だからだよ。

つまり、
本来の銀行の利益は利息になっている。
つまり貸出を増やさないと、利益を確保できなかったということだね。

つまり建前は、土地神話は間違いでしたといって、
融資をストップする所が増えたのは良いのだけど、

それだと、利益の確保ができなくなるから、
比較的業績がまともだった企業には、適当な理由をつけて、
融資の付替えと増額融資をし始めたって事だね。

ただし、日本中の土地価格が減少していく中で、
一部の企業が利益を上げているからといって、
他の危ない企業全ての融資を受け止められるほど、
その利益を上げている企業の収益性が向上してるはずが無いんだよ。

もし資産価値に対して適切な融資が行われているという
前提が正しいなら。

バブル期以降は、
せめて不良債権の処理が終わる10年後くらいまでは、
融資総額は減っていかないと、つじつまがあわないんじゃない?