人工知能と人間の職能に関して、
誤解というか、思い込みがあるんだろうね。

汎用的な人工知能ができて、
それの維持費が人件費より安くなってしまえば、

人間を雇う企業なんて無くなる、

でも、汎用的な人工知能ができることを、
シンギュラリティと思っている人は、
そんな人工知能なんてできるはずがないと思ってるのかな?
(シンギュラリティは別に汎用的な人工知能が安価に生産されることじゃない)

まあ、ちょっと落ち着いて考えてみよう、
汎用的な人工知能なんてできなくても、

人間の職能というのは、どんな職種に就いても
その分野の専門的な知識をスグに覚えて、
一人前になれると思う?

通常の仕事と言われる物は、それぞれ専門性があるから、
簡単に他業種への転職ができない。

これは分かるよね?

それに対して、人工知能というのは、
基本的に逆になっていて、

汎用性は低いけど、
専門性は高いんだよ。