−196℃またはそれ以下の超低温で
超伝導が発生する
超伝導状態では電気抵抗が無いので僅かな電力や磁力による運動が持続性を得たり低電圧の電力が距離的な搬送性を持ったりする

−196℃より高い温度で超伝導を起こす状態が高温超伝導であり
室温や同程度の温度で超伝導がもたらされる状態が常温超伝導となる

それら高温や常温で超伝導を生じる物質や物性や物理的環境が長らく探求されている
−196℃の超伝導との等価状態が常温等で普遍的に再現され、それが電力等を使用する体系の一部に導入できれば全体のロスを低減させたり効率を上げられる

しかし超伝導下であっても導電する面や径によって上限の飽和電流が与えられるので飽和電流を得られなければ超伝導下でも電流は伝導体からの量的制約を受ける
それにより例えば超伝導の送電線であっても搬送される合理的な電圧や電流が規定されることになる

ならば超伝導によらない超伝導に近付ける合理性を得る物質や物性や物理的環境の妥協点を見い出す事も可能となる
それらは採算性や実現性からも影響され最終的に妥協された解がもたらされている状況が現況でもあるのだろう。だが超伝導の探求は弛まず盛んに続行されている

私的には100%全個体の超伝導物質ではなく部分的に導電性で常温の液体やゲル等により常温超伝導が再現できないかなど物理的アポリの打開を妄想したい
常温超伝導の液体やゲルは
電解質であったり
金属性の液体や、あるいは導電性の常温超伝導ガス膜など、どの様な組み合わせのコスモロジーでも構わないw