時間というものがあるからね
結局NFBの電圧が発生するためにはスピーカーまで駆動されなくてはならないから。

入力 (入力+NFB) 出力 NFB
と並べてみると初期値のNFBを0として
1 1 0 0 (入力に1がきた)
1 1 10 −1(10倍された出力の1/10をNFBで戻すのでNFBは−1)
1 0 10 −1(入力+NFBは0になる)
1 0 0 0 (0が増幅されて、0・・NFBも0になる)
1 1 10 −1(入力+NFBが1になる)

てな具合で発振しちゃいそうなものだけど、実際には信号はアナログ的に
じんわり変化するんで、程良い量が戻ったところでなんとなく安定する。
大量のNFBをかければ、その分より小さいレベルのところに安定するので
出力は小さくなる。

トランスなどの周波数特性がうねっていれば、高いところではより多くの
NFBがかかり、低いところではNFBの量が減るので、なんとなく平坦になる。

そんなとこかな