3Dプリンター個人向け@電気・電子板 その41
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
>>86
ネジの端っこの処理ってことだったんですね
それはネジのままです
ベアリングには打ち込み
カップリングはいもねじ止めです
カップリングはスリット入りです
上で固定はしてないのですが
自重で上にずれることはなさそうなので
そのまま使ってます >>87
ミスミでミスミの買うならまあまあちゃんとしたもの変えると思うけど
monotaroで買うならaliでもよくね?と俺は思う
ファームの書き換えは必要だけど、どうせキャリブレーションするだろうから
ふつーの並目の全ネジとナット買ってしまえば今後も部品交換しやすいと思うよ
…とはいえそんな構造部分を変更しまくらないまろうけど モノタロウで国産かどうかメーカーがどこか判別できるものと、
単に送りネジでどんなものが来るのかわからないAliでは、
もし同等の品質のものが得られてもそれはたまたまじゃないかとw
知らないところでいきなり注文はけっこうギャンブルじゃない?
あと、いくらなんでもまともな送りネジと全ネジ+ナットではさすがに違いすぎると思う。 >>89
送りネジと全ネジじゃ話にならんだろうなぁ
MonotaROなら、売り元選べばまぁいいんだけど
適当に買うならミスミのやつなら安くてまともだし
そうじゃないならaliで十分かなというとこ >>88
「ナット」って何を意味してるの?
>>68は曲がったZ軸の代わりを求めているわけで、当然ナットはそのまま使うつもりだろう(おそらくM8P8のノーバックラッシュ30度台形ナット)。
そこで並目の全ネジとナットなんか買ったって何の役にも立たないよ。
どうしてもミスミの並目全ネジを使わせたいんなら、ナットは買うんじゃなくて「真鍮の丸棒から自分で削れ」と言う必要があると思うんだが。
そしてそれが「部品交換しやすい」とは、ナットを自作できる私でも思わないけどね。 >>84
ID変えてる発言=自分がやってる
ほっとけ >>91
ナットを使うつもりなのはそうだろうけど
変えれないものじゃないしどうせネジ買うならそれでいいだろ
ミスミじゃなくても国内で入手性が高いものにしておいて損はない
ナットなんか安いから買っても買わなくてもどうだっていいしな
何を指摘したいのかが全く理解できんよ >>48
フレキシブルカプラーは一個も使ってない。全部リジッド。
フレーム剛性を上げ、組み立て精度を上げ、位置の誤差を10um以下に抑えられれば、フレキシブルカプラー等は全て不要になる。
ちなみに私のプリンターにはテーブルの傾き調整機能や高さ調整機能もない。X軸フレームに直接エポキシで固定してる。
そのように設計し、そのように組み立て、何の調整もなしにノズルとテーブルの距離はXY軸方向の全ての位置で+-10umに入ってる。
これは、おそらく機械の寿命が来るまで変わらない。
「調整機構がある」ということは、逆に「調整しなければ狂ってる」、「調整してもプリント中に狂うかもしれない」ということを意味していて、
実際、フレームの共振やノズルがワークに引っかかる等の原因でプリント中に狂うことがよくある。
調整機構をなくせばそういうことは起こり得なくなるのだが、誰もその方向で設計しようとしない。
ボールネジはネジ側をスラストベアリングで固定するのが基本。
だからモーターとの連結はフレキシブルカプラーで問題ない。
ただし、ボールネジは初めから長さや固定方法が決められていて、追加工が難しい(転動面は焼きが入っている)。
つまり3Dプリンターの設計の自由度が大きく制限される。
また、高価だということもあり最初から考えなかった。
私が使っているのは一本100円の中国製で、これでもベルトより一桁上の精度が出る。
中国製の台形ネジは精度が悪いが、使ってみたらこっちの方がよかった。
まず、日本製の台形ネジは精度が高すぎて動きが固い。
普通はそれでいいのだが、小さなモーターで高速に回すのは辛い。
また、転造ネジがうねっているので、ナットがうねる。
切削ネジにすればうねりは無くなるが、その部品を買った頃直径8mmの日本製切削ネジは見つからなかった。
また、切削ネジだとかなり高価になる。
その点中国製は、一本100円でも切削ネジでうねりがない。転造機より旋盤の方が安いからなんだろうな。
ナットのガタはちょう度3のグリスで抑えている。
上に書いた3200mm/minというのは、ちょう度3のグリスでの値。
グリスを柔らかくすると、抵抗が減って速く動くようになるが、ガタが増える。
逆に固くすると、ガタは減るが、遅くなる。
ここら辺は設計で詰め切れないので、試作や実験の過程で決定する。技術力の差が出る部分。
グリス使うと毎月メンテナンスが必要になるが、タイミングベルトに戻ろうと思うほどではない。
X軸のネジはカプラーのネジ2本、Y軸はカバーとカプラーのネジ6本抜けば外れるようになっている。
整備性もネジの方が圧倒的にいい。
ちなみに、左右のZネジのリンクにはタイミンベルトを使っている。Zモーターは当然一個。
Zモーターが二個あるプリンターもよく見るが(なにしろコントローラ基板にZモーター用の出力が二個ある)、
理解に苦しむ。出力的にもトルク的にも必要ないし、リンクすれば一個は不要になる。
Z軸の左右リンクがないプリンターはその時点で論外。
ナットはP10のOリング2個で挟んでフレームに固定しているが、
うねり等がほとんどないので、直結でよかったかもしれない。 >>48
フレキシブルカプラーは一個も使ってない。全部リジッド。
フレーム剛性を上げ、組み立て精度を上げ、位置の誤差を10um以下に抑えられれば、フレキシブルカプラー等は全て不要になる。
ちなみに私のプリンターにはテーブルの傾き調整機能や高さ調整機能もない。X軸フレームに直接エポキシで固定してる。
そのように設計し、そのように組み立て、何の調整もなしにノズルとテーブルの距離はXY軸方向の全ての位置で+-10umに入ってる。
これは、おそらく機械の寿命が来るまで変わらない。
「調整機構がある」ということは、逆に「調整しなければ狂ってる」、「調整してもプリント中に狂うかもしれない」ということを意味していて、
実際、フレームの共振やノズルがワークに引っかかる等の原因でプリント中に狂うことがよくある。
調整機構をなくせばそういうことは起こり得なくなるのだが、誰もその方向で設計しようとしない。
ボールネジはネジ側をスラストベアリングで固定するのが基本。
だからモーターとの連結はフレキシブルカプラーで問題ない。
ただし、ボールネジは初めから長さや固定方法が決められていて、追加工が難しい(転動面は焼きが入っている)。
つまり3Dプリンターの設計の自由度が大きく制限される。
また、高価だということもあり最初から考えなかった。
私が使っているのは一本100円の中国製で、これでもベルトより一桁上の精度が出る。
中国製の台形ネジは精度が悪いが、使ってみたらこっちの方がよかった。
まず、日本製の台形ネジは精度が高すぎて動きが固い。
普通はそれでいいのだが、小さなモーターで高速に回すのは辛い。
また、転造ネジがうねっているので、ナットがうねる。
切削ネジにすればうねりは無くなるが、その部品を買った頃直径8mmの日本製切削ネジは見つからなかった。
また、切削ネジだとかなり高価になる。
その点中国製は、一本100円でも切削ネジでうねりがない。転造機より旋盤の方が安いからなんだろうな。
ナットのガタはちょう度3のグリスで抑えている。
上に書いた3200mm/minというのは、ちょう度3のグリスでの値。
グリスを柔らかくすると、抵抗が減って速く動くようになるが、ガタが増える。
逆に固くすると、ガタは減るが、遅くなる。
ここら辺は設計で詰め切れないので、試作や実験の過程で決定する。技術力の差が出る部分。
グリス使うと毎月メンテナンスが必要になるが、タイミングベルトに戻ろうと思うほどではない。
X軸のネジはカプラーのネジ2本、Y軸はカバーとカプラーのネジ6本抜けば外れるようになっている。
整備性もネジの方が圧倒的にいい。
ちなみに、左右のZネジのリンクにはタイミンベルトを使っている。Zモーターは当然一個。
Zモーターが二個あるプリンターもよく見るが(なにしろコントローラ基板にZモーター用の出力が二個ある)、
理解に苦しむ。出力的にもトルク的にも必要ないし、リンクすれば一個は不要になる。
Z軸の左右リンクがないプリンターはその時点で論外。
ナットはP10のOリング2個で挟んでフレームに固定しているが、
うねり等がほとんどないので、直結でよかったかもしれない。 >>32
ネジ送りだと、タイミングベルトに比べてモーター一回転で1/3〜1/4しか動かない。
まあ、モーター大きくして3〜4倍速く回せばいいだけの話だが、実際はフィラメントの送りの方が間に合わないので、
普通の(というよりは小さな)モーターで回してる。
具体的には、モーターは「35mm角、長さ28mm、0.5A」で、送りネジは「直径8mm送り8mm」のを使ってる。
これでXY軸の送り速度は3200mm/min(53.3mm/sec)まで出る。
しかし、CFR PETGを安定してプリントできるのは、0.2mmノズルで1600mm/min、0.4mmノズルでも2400mm/minぐらいなので、
3200mm/minあれば十分。
木質とか金属フィラメントだともっと遅くなる。
ネジはバックラッシュなしで、コンパクトで、静かで、設計が簡単で、部品数も少ない。
>>35
確かにその通り。
射出部分はドライブギアを自作し、ノズルとの距離を縮めることで解決。
熱歪みはCFR PETGを使うことで解決。
それで、最後にXYの送りをネジ化した。
ちなみに、CFR PETGは0.2mmノズルでも全く詰まらないので、より小径のノズル(0.15や0.1mm)を作る予定で、
プリント線幅が0.2mmを切ると、平気で0.1mmぐらいズレるタイミングベルトでは辛いと考えて、先にネジ化した。
0.4mmノズルだったらタイミングベルトで十分だと思う。
>>36
ネジは大型化できない。
ベルトは200mとか普通に売ってるけど、直径8mmのネジは長さ0.5mまで。
それ以上長くする場合は直径を太くするしかなく、3mを越えるとほとんど特注の世界。
逆に言えば、造形サイズ400mmまでなら送りネジで作れるということ。 >>17
フィラメントは伸びるし(引く時)、外側のチューブは縮む。
特に木質やナイロンは見た目で判るほど伸びる。
>>18
確かに隙間あるけど、これ以上射出量増やしても完全には埋まらない。
また、あふれたフィラメントがノズルの周囲に溜まり、どこかで落ちてくる。これがPETGの難しいところ。
ABSやPLAだとノズルの周囲に溜まったフィラメントはすぐに酸化して固まり、落ちてはこない。
ただし、小さい部品や強度優先の部品では射出量を増やすこともある。
>>21
それもあるし、ノズル内部のフィラメントが溶けている部分もなるべく短くしたほうがいい。
液体の体積は一定といっても、フィラメント内部のガスが蒸発して混ざっているので、
ドライブギアで押しても、その分の体積変化が全てノズルに伝わるわけではない。引く場合も同じ
私の場合、この部分は標準より12mm短くした。
その結果、ヒーターブロックがヘッドフレームに近づき(5mm)、熱がより多く伝わるので、
ヘッドフレームは10mmのジュラルミンで作って放熱している
フィラメントの送りと引き戻しが正確かつ素早くないと、次のようなサンプルをうまくプリントできない。
きちんと引いた上で糸を引くのはフィラメントの問題で、フィラメントを変えるしかないが、
引かずに糸を引くのはヘッド設計の問題。プリンターを変えるしかない。
http://www.11moon.com/m200/dot_test/dot_test_10c.jpg
http://www.11moon.com/m200/dot_test/dot_test_10c.zip >>990
プリント品質と速度は相反するので仕方がない。
0.5mmノズルにすれば30分程度に短縮できるので、作るモノに応じてノズル変えてる。
ただし、品質と速度とどちらが重要かというと、速度が遅いという問題に関しては単に待つなり、
プリンタの台数を増やすことで解決できるが、品質の問題はプリンタを変える以外に解決法がない。
したがって、品質重視でプリンタを設計してる。
品質重視というのは、フレームやテーブルの剛性を上げ、プリントヘッドの移動精度を上げ、
フィラメントの送りと引き戻しを素早くやるということ。
そのため、フレームは5mmのジュラルミン、各軸は直径12mmの焼き入れシャフト2本で構成した。
木材やプラスチックやアルミ板や鉄板に8mmの軟鉄棒を挿しただけでは剛性不足。
また、各軸はベルトではなくスクリューで動かしてる。バックラッシュ無し。
また、ドライブギアとノズルとの距離は40mmまで削った。
200mm以上も離れたところからフィラメントを素早く押したり引いたりできるわけがない。
品質重視で設計すると、糸引きやダマやノズルつまりといった問題も大幅に改善され、
不良品の発生やプリント後の後処理が減る。やってみると悪くない選択。
速度に関しては、現行機を6台に増やして対応する予定。
一台のプリンタで、プリント品質を保ったまま速度を6倍に上げようと努力するよりずっと簡単 あのな?
そういうアドバイスをしてるふりした嫌味が
あんたの嫌われてる一番の原因だということに
いい加減気付けよマジで。 >>91
に対してだけど、つい熱くなって書かずにはいられんかった。
反応してしまってスマン。彼以外の他のみんなには謝るわ。 >>250
書くか書かないか、どちらか。
中途半端に書いても意味ない。
>>248
昔CFR-PETGをエンドミルで機械加工していて、エンドミルが死んだ時になぜかエンドミルの周囲にCFだけが絡まってた。
長さ数mm程度。
ただし、そのCFサンプルは残ってないし、新規に取り出す方法も判らない(アセトンに数ヶ月漬けてもビクともしない)。
後でメーカーに聞いておく。
>>253
その通り。
環境は「千差万別」なので、私のような発想の3Dプリンターが少しはあってもいいはずなのに、存在しないから自分で作ってる。
また、それによって多少なりとも新しい選択肢を提供できればと思っている。
それから、少なくとも技術力に関して企業の技術者と個人の間に明確な違いはない。
原子炉みたいに大きくて特殊なものは個人で作れないが、3Dプリンターなら作れる。
実際、多くの企業がRepRapベースで「量産品」を作ってる。 >>245
1m以下なら不要。
CFRPの線熱膨張率は0.5E-6/C。ガラス転移点から室温までの差を50度としても、1mで25umしか縮まない。ほとんど誤差。
ガラスはこの十倍以上縮むので、冷却時にはガラスの方が大きく縮む。
ただし絶対量が小さいので、今までCFRPがガラステーブルから剥がれたことは一度もない
(他のプリンターで250mmまでプリントしたことがある)。
これに対して、一般的なプラスチックはさらにガラスの10倍以上縮む。
冷却時にはプラスチックの方が大きく縮み、絶対量も大きいので、プリント品の反り、剥がれ、ガラスの割れなどの原因になる。
フレームに関しては、フレーム全体の温度を均一に保つことが重要。
そうすれば、大きさは変化しても形が歪むことはない。レーザーベンチ設計の基本。
私の3Dプリンターは半密閉式なので、フレーム内の温度は50度程度に均一に保たれる。
熱源はヘッドで、この周囲が熱くなるのは仕方がない。
また、電源やコントローラは50度に上げたくないのでフレームの下に格納し、ここは解放されている。
というわけで、半密閉式にすればテーブルもプリント品も勝手に50度まで上がる。しかも均一。
テーブルヒーターなんか要らないし、フィラメントの接着性が上がるし、プリント品の歪みも減る。いいことづくめ。
そういう観点からすると、開放型の3Dプリンターにテーブルヒーターを付けるなんていうのは愚の骨頂。
テーブル付近は熱くなっても上の方は冷たい。プリント品内部に歪みが発生するし、フィラメントは接着しない。
しかも、今はブリッジ対策のためにフィラメントやプリント品を冷やすのが主流になっている。
これは、3Dプリンターやプリント品に対するイジメに等しい。
そこで、一般的な開放型のプリンターを半密閉型に改造しようとしても、突起物が多いのでどうしようもないほどケースがかさばる。
無駄な空間が増えればケース内の温度は上がらないし、ヒーター等で無理に上げると今度は電源やコントローラーの温度まで上がる。
ダメすぎ。自分で全部設計するしかない。 >>193
全くその通りなんだが、完成度を高めるためにも皆さんのご意見が必要なので、勝手にベータテストさせてもらってる。
逆に言うとアルファテストは既にクリアしているということ。
ご協力感謝します。
>>194
タイミングベルトは30年以上扱っている。
また、私のプリンターでもZ軸のリンクはベルトでやってる。
http://www.11moon.com/m200/snapshots/timing_belt.jpg
この部分も3Dプリンター的にはかなり独特で、テンションを調整する機構がない。
組んだだけで必要十分なテンションになるように、設計、加工、組み立てしている。
全てのケースでテンションプーリーを無くせるわけではないが、無くせるなら無くした方がいい。
>>195
3Dプリンターは、電気的にもソフトウエア的にも完成していて、機械系のショボさが全体の品質を下げている。
自動レベリングとかその最たる例。機械系のショボさを電気系で補おうとしている。
電気系にもまだ伸びる余地はあると思うが、機械系が足を引っ張っている現状ではそれも無理。
>>205
そうでもない。
小型のマシニングセンターで300mm/sec出るものはないし、自作CNCフライスだと50〜100mm/secとかだと思う。
3Dプリンターは、フライスほどの強度や精度は要らないが、数倍の速度を求められる。
したがって、やはり独自の設計が必要になる。
>>227
違う。
ステッピングモーターが保証しているのは目標位置(角度)だけ。
2相1.8度のモーターの場合、目標位置の周囲に+-3.6度のズレが許容されていて、
この範囲のズレなら正常とみなされるし、ズレの量を知る方法もない。
このズレを超えることを「脱調」というが、
言い換えれば、ステッピングモーターを限界近くで使えば常に+-3度ぐらい狂っているということでもある。
>>239
考え方がおかしい。
ステッピングモーターは「エンコーダーが要らない」のが利点であり、エンコーダー使った時点で負け。
逆にエンコーダー使うなら、サーボモーターを使うべき。
次に、キャリブレーションは必要な場合にのみ行うもの。
小型の3Dプリンターの軸やテーブルにキャリブレーションは要らない。
キャリブレーションが必要になるのは剛性や加工精度が低いからで、それは電気ではなく機械で解決するべき問題。
それに対して、ノズルは個体差があるしどんどん減るから高さ調整が必要だし、
フィラメントも太さや柔らかさがいろいろあるので、調整機構が必要になる。 >>185
プリント速度が速いからと簡単に考えていたが、この問題は今までの中で一番難しかった。
貴重なご意見、どうもありがとうございます。
1. まず、この問題で一番効いているのは、「フィラメントの戻り(形状記憶)」。
おそらくほとんどの人には想像がつかず、私も初めて体験したが、CFR-PETGフィラメントには中にCFの硬い棒が入っている。
そしてこれはノズルの中でプリント線方向に整列する(整列できなかった場合は簡単に詰まる)。
その結果、射出されたフィラメントは直線だったことを記憶していて、曲げられると戻ろうとする。その結果角がダレる。
したがって、ラーメン模様一層目では下に貼り付いていて戻れないが、上に行けば行くほど拘束がなくなって角がダレていく。
その証拠に、下の写真は以前とほぼ同じ条件でプリントし、ラーメン模様一層目でプリントを中止したものだが、
線は限界までキレイにプリントされている。
http://www.11moon.com/m200/belt_error_test/1_layer.jpg
2. 次にjerkの問題。
repetierのデフォルトjerkは20で、私はこれを30に変更して使っていた。
1800mm/min(30mm/sec)以下で(つまりほとんどの状況で)加減速なしの設定だが、
電気信号を加減速なしにしても、テーブルやモーターには質量があるので現実に加減速なしになるわけではない。
そこで考え方を変えて、jerkを1(0にはできない)に下げ、MAX_ACCELERATION_xxxを3200に上げてみた。
repetierのデフォルトは400なので、8倍にしたわけだ。
すると、わずかにプリント品質が向上し、音が静かになった。
おそらくわずかにプリント時間が伸びているはずだが、おそらく現実に電気信号が近づいたのだろう。
3. 最後にモーター出力(トルク)の問題
私が使っているモーターは、35mm角、長さ28mm、0.5Aのステッピングモーターだ。
3Dプリンター全体のサイズに合わせてモーターを小さくしたわけで、これで動くことは動くが、
精度や速度を上げようとすると辛いものがある。
既にヘッドのモーターは42mmに変更していて、その結果プリント領域が狭くなっていたりする。
それに対して、XYZのモーターは今回の設計では変更が難しいので、この3Dプリンターではこのまま使用し、
次の3Dプリンターで設計を変更した上で全部42mmに変更する。
というわけで、次の3Dプリンターではプリント速度、精度とも向上するが、このプリンターでは現状程度となる。 >>100
まぁ定期的に書き込まずにはいられないほど
他人を不快にしながら何があっても自分の意見を通そうとするってとこが
あのおっさんの爺さんっぽいところであり嵐認定されるところだからな >>91に限って言えば最後の2行は飛躍しすぎてるが、それ以外は至極当然のことを言ってると思う >>100
謝るくらいならNGに入れろ
いちいちそんな反応してる奴の方が邪魔だわ 余計な一言が一言で終わらずダラダラやってるとか、
まともなアドバイスが吹き飛ぶほどのイヤミ言うから煙たがられるんだろう。
もうちょっとイヤミが薄かったらここまで嫌われてなかったかもな。
と思ったけど、
聞いてることに斜めからレスしたり、聞いてもない自慢炸裂もたいがいやなw アルインコのスイッチング方式でいかがですかね?
2K-4K円ぐらいで売られてる30Aのスイッチング電源は
コイル鳴きでキーキーうるさいし、なんか不安。 >>111
中華製品やDIY向いてないから完成品使えよ >>111
主観だけど安くても安心して使えるのは台湾のMEAN WELLかな。
実際使っているけど何も問題ない。あと3年保証もありがたいな。
アルインコはシリーズ電源しか使ったことないけど、CP高いね。 まともなものなら
コーセル
イーター
ラムダ
あたりかな?
スイッチング方式は
ある程度負荷がないと動作が安定しないやつもいるけど。 中華プリンタ買ったらホットエンドの熱電対剥き出しでグリスもなんも付いてなかった
300℃までオッケーで粘度が高い放熱用のグリスが案外見つからない
安くて丁度良いグリスないですかね? >>116
熱電対使ってるのなんかあったっけ?
サーミスターのことではないんだよな? いや、どっちかよく判らない
サーミスタが普通ならサーミスタって事で >>116
なんか勘違いしてそうなふいんき(何故か) >>118
コアにあいてるサーミスター用の穴に埋めたいってことだよね?
だとして、シリコングリスなら普通にサンハヤトの耐熱用があったよ。耐熱300度だった。
https://www.monotaro.com/p/0733/0373/ >>121
俺もそう思うが、
想像以上に温度に敏感な材料を射出しようとしているのではないかな? アロンセラミックというのがあるよ、
1000℃くらいまで使える。
ただ、1000℃くらいになってくると絶縁性に問題が出てくるけどね。
ちょっとした熱結合ぐらいには使える。 >>116
ウチはシリコンゴムでシールしてる。
https://www.monotaro.com/g/00135280/
グリスでも接着剤でもなんでもいいけど、熱抵抗を安定させとかないとヘッドの温度がふらつくし、
最悪、断線と判断されてプリンターが止まる。
カプトンテープで巻いただけとかは最悪。 ホットベッドのサーミスタ100kついてるけど
待機中にノイズか何かの影響でたまに一瞬ON になったりしてる。試しに並列に104のコンデンサ付けたら
室温11度から200度になってしまった。
シールドの方がいいのかな? >>128
>室温11度から200度になってしまった。
ショートしてるんじゃないの? >>128
>>129の言う通りショートしてるんじゃない
俺もヒートブロックの所で足がむき出しになってショートしてたこと有ったよ
本当はほっそいシリコンチューブか何かにサーミスタの足を通せば良いと思うけど
カプトンテープで誤魔化しました >>990
プリント品質と速度は相反するので仕方がない。
0.5mmノズルにすれば30分程度に短縮できるので、作るモノに応じてノズル変えてる。
ただし、品質と速度とどちらが重要かというと、速度が遅いという問題に関しては単に待つなり、
プリンタの台数を増やすことで解決できるが、品質の問題はプリンタを変える以外に解決法がない。
したがって、品質重視でプリンタを設計してる。
品質重視というのは、フレームやテーブルの剛性を上げ、プリントヘッドの移動精度を上げ、
フィラメントの送りと引き戻しを素早くやるということ。
そのため、フレームは5mmのジュラルミン、各軸は直径12mmの焼き入れシャフト2本で構成した。
木材やプラスチックやアルミ板や鉄板に8mmの軟鉄棒を挿しただけでは剛性不足。
また、各軸はベルトではなくスクリューで動かしてる。バックラッシュ無し。
また、ドライブギアとノズルとの距離は40mmまで削った。
200mm以上も離れたところからフィラメントを素早く押したり引いたりできるわけがない。
品質重視で設計すると、糸引きやダマやノズルつまりといった問題も大幅に改善され、
不良品の発生やプリント後の後処理が減る。やってみると悪くない選択。
速度に関しては、現行機を6台に増やして対応する予定。
一台のプリンタで、プリント品質を保ったまま速度を6倍に上げようと努力するよりずっと簡単。 >>17
フィラメントは伸びるし(引く時)、外側のチューブは縮む。
特に木質やナイロンは見た目で判るほど伸びる。
>>18
確かに隙間あるけど、これ以上射出量増やしても完全には埋まらない。
また、あふれたフィラメントがノズルの周囲に溜まり、どこかで落ちてくる。これがPETGの難しいところ。
ABSやPLAだとノズルの周囲に溜まったフィラメントはすぐに酸化して固まり、落ちてはこない。
ただし、小さい部品や強度優先の部品では射出量を増やすこともある。
>>21
それもあるし、ノズル内部のフィラメントが溶けている部分もなるべく短くしたほうがいい。
液体の体積は一定といっても、フィラメント内部のガスが蒸発して混ざっているので、
ドライブギアで押しても、その分の体積変化が全てノズルに伝わるわけではない。引く場合も同じ
私の場合、この部分は標準より12mm短くした。
その結果、ヒーターブロックがヘッドフレームに近づき(5mm)、熱がより多く伝わるので、
ヘッドフレームは10mmのジュラルミンで作って放熱している
フィラメントの送りと引き戻しが正確かつ素早くないと、次のようなサンプルをうまくプリントできない。
きちんと引いた上で糸を引くのはフィラメントの問題で、フィラメントを変えるしかないが、
引かずに糸を引くのはヘッド設計の問題。プリンターを変えるしかない。
http://www.11moon.com/m200/dot_test/dot_test_10c.jpg
http://www.11moon.com/m200/dot_test/dot_test_10c.zip >>32
ネジ送りだと、タイミングベルトに比べてモーター一回転で1/3〜1/4しか動かない。
まあ、モーター大きくして3〜4倍速く回せばいいだけの話だが、実際はフィラメントの送りの方が間に合わないので、
普通の(というよりは小さな)モーターで回してる。
具体的には、モーターは「35mm角、長さ28mm、0.5A」で、送りネジは「直径8mm送り8mm」のを使ってる。
これでXY軸の送り速度は3200mm/min(53.3mm/sec)まで出る。
しかし、CFR PETGを安定してプリントできるのは、0.2mmノズルで1600mm/min、0.4mmノズルでも2400mm/minぐらいなので、
3200mm/minあれば十分。
木質とか金属フィラメントだともっと遅くなる。
ネジはバックラッシュなしで、コンパクトで、静かで、設計が簡単で、部品数も少ない。
>>35
確かにその通り。
射出部分はドライブギアを自作し、ノズルとの距離を縮めることで解決。
熱歪みはCFR PETGを使うことで解決。
それで、最後にXYの送りをネジ化した。
ちなみに、CFR PETGは0.2mmノズルでも全く詰まらないので、より小径のノズル(0.15や0.1mm)を作る予定で、
プリント線幅が0.2mmを切ると、平気で0.1mmぐらいズレるタイミングベルトでは辛いと考えて、先にネジ化した。
0.4mmノズルだったらタイミングベルトで十分だと思う。
>>36
ネジは大型化できない。
ベルトは200mとか普通に売ってるけど、直径8mmのネジは長さ0.5mまで。
それ以上長くする場合は直径を太くするしかなく、3mを越えるとほとんど特注の世界。
逆に言えば、造形サイズ400mmまでなら送りネジで作れるということ。 >>48
フレキシブルカプラーは一個も使ってない。全部リジッド。
フレーム剛性を上げ、組み立て精度を上げ、位置の誤差を10um以下に抑えられれば、フレキシブルカプラー等は全て不要になる。
ちなみに私のプリンターにはテーブルの傾き調整機能や高さ調整機能もない。X軸フレームに直接エポキシで固定してる。
そのように設計し、そのように組み立て、何の調整もなしにノズルとテーブルの距離はXY軸方向の全ての位置で+-10umに入ってる。
これは、おそらく機械の寿命が来るまで変わらない。
「調整機構がある」ということは、逆に「調整しなければ狂ってる」、「調整してもプリント中に狂うかもしれない」ということを意味していて、
実際、フレームの共振やノズルがワークに引っかかる等の原因でプリント中に狂うことがよくある。
調整機構をなくせばそういうことは起こり得なくなるのだが、誰もその方向で設計しようとしない。
ボールネジはネジ側をスラストベアリングで固定するのが基本。
だからモーターとの連結はフレキシブルカプラーで問題ない。
ただし、ボールネジは初めから長さや固定方法が決められていて、追加工が難しい(転動面は焼きが入っている)。
つまり3Dプリンターの設計の自由度が大きく制限される。
また、高価だということもあり最初から考えなかった。
私が使っているのは一本100円の中国製で、これでもベルトより一桁上の精度が出る。
中国製の台形ネジは精度が悪いが、使ってみたらこっちの方がよかった。
まず、日本製の台形ネジは精度が高すぎて動きが固い。
普通はそれでいいのだが、小さなモーターで高速に回すのは辛い。
また、転造ネジがうねっているので、ナットがうねる。
切削ネジにすればうねりは無くなるが、その部品を買った頃直径8mmの日本製切削ネジは見つからなかった。
また、切削ネジだとかなり高価になる。
その点中国製は、一本100円でも切削ネジでうねりがない。転造機より旋盤の方が安いからなんだろうな。
ナットのガタはちょう度3のグリスで抑えている。
上に書いた3200mm/minというのは、ちょう度3のグリスでの値。
グリスを柔らかくすると、抵抗が減って速く動くようになるが、ガタが増える。
逆に固くすると、ガタは減るが、遅くなる。
ここら辺は設計で詰め切れないので、試作や実験の過程で決定する。技術力の差が出る部分。
グリス使うと毎月メンテナンスが必要になるが、タイミングベルトに戻ろうと思うほどではない。
X軸のネジはカプラーのネジ2本、Y軸はカバーとカプラーのネジ6本抜けば外れるようになっている。
整備性もネジの方が圧倒的にいい。
ちなみに、左右のZネジのリンクにはタイミンベルトを使っている。Zモーターは当然一個。
Zモーターが二個あるプリンターもよく見るが(なにしろコントローラ基板にZモーター用の出力が二個ある)、
理解に苦しむ。出力的にもトルク的にも必要ないし、リンクすれば一個は不要になる。
Z軸の左右リンクがないプリンターはその時点で論外。
ナットはP10のOリング2個で挟んでフレームに固定しているが、
うねり等がほとんどないので、直結でよかったかもしれない。 まだ開発中なんでね。10月に作り始めて、11月に動いて、今実験中。
そのうちまとまったら全部公開する。
>>60
部品単体では既製品をありがたく使わせてもらってるけど、ユニットでは使っていない。
ヘッド周りでは以下のとおり。
部品を取り付けるフレーム類、設計、加工全部自作
ネジ、ナット、コネクタ、ケーブル類、市販品そのまま、一部は追加工
ステッピングモーター、市販品(35mm角、42mm長、0.8A)そのまま、XYZ軸用より大きい。
ドライブギア、市販品(MK8)を歯切り(重要)
バックアップローラー、市販品(内径4mm外形11mmのボールベアリング)そのまま
バネ、市販品(線径1.2mm、外径8mm、自由長28mm)そのまま
チューブ(スロート、ネック)、市販品(MK8)を12mm短縮(内部のテフロンチューブも同様)
ヒーターブロック、市販品(20*20*10)そのまま
ヒーター、市販品(40W)そのまま
サーミスタ、市販品(NTC3950)そのまま、シリコンゴムで接着
ノズル、市販品(ステンレス製、0.2、0.3、0.4、0.5mm)そのまま。0.25mm、0.6mmは市販品を追加工。
0.1mm、0.15mmは自作。
冷却ファン、市販品(40*40*10)そのまま
その他一般的でない部品として、
ヒーターブロック上部に断熱、保温用のテフロン板を貼っている
ノズルを照明するために3WのLEDランプをヘッドに付けている(超便利)
詰まったフィラメントを押すための専用工具やノズルを交換するための専用工具も作った
一応写真も上げておくけど、ここに見えているフレームは全部作り直す予定。
ヘッド
http://www.11moon.com/m200/snapshots/head.jpg
X軸のリジッドカプラーと送りネジ
http://www.11moon.com/m200/snapshots/screw.jpg
Y軸フレームに直付けされたガラステーブル
http://www.11moon.com/m200/snapshots/table.jpg
左右のZ軸を上部で連結しているタイミングベルト
http://www.11moon.com/m200/snapshots/timing_belt.jpg >>65
66の言うとおりで、組むだけで+-10umの精度が出るように設計、加工している。
ただし、実際には設計ミスとか加工ミスもあるわけで、入らないネジとかもある。
だからフレームを作り直す必要があるわけだ。
定盤、ダイアルゲージ、シックネスゲージ、ブロックゲージ、スコヤ、ノギス、マイクロメーター、は当然持ってる。
旋盤やフライス盤、丸ノコ盤、糸のこ盤等もある。
ただし、最近はノギスが優秀なんでシックネスゲージ、ブロックゲージ、マイクロメーターは使わなくなった。
ベースの板材の平面度を信用できれば(というか信用するしかないのだが)、定盤もいらない。
こうしたゲージ、測定器類を見てもらいたいんだが、調整機構なんてどこにもない。
定盤に平面度を調整する機構なんてなくて、「だから」100年後でも平面なんですよ。
逆に、調整機構がある機械は「調整時以外は常に狂っている」わけです。
>>68
私のプリンターの材料費は5万円以下。量産すれば10万で売れる。
確かに2万円台の3Dプリンターの剛性や精度が低いのは仕方がないが、
10万円超える3Dプリンターでも剛性や精度が大して変わらないというのはダメ。
>>69
ウチではエッチングと電鋳で開けてた(電鋳の場合は空けると言うより、そこだけできない)。
2Dプリンターのヘッド部品。
素材はステンレス、ニッケル等。
レーザーでも開くと思うが、(少なくとも昔は)エッチングや電鋳の方が安かった。
典型的な企業秘密なので、詳しい情報はあまり出ていないと思う。
>>73
精度は一桁変わる。コストはネジの方が安い。スピードはネジで十分。
造形サイズ400mm以上のプリンターを作るとか、
流動性の高いフィラメントで高速(6000mm/min)に印刷したい場合以外はネジを使った方がいい。
---
テーブル平面度の実測。現状では+-20umぐらいになってる。
http://www.11moon.com/m200/table_measurement/table_measurement.mp4
まず、いくつか問題があってX軸方向は現在90mmしか動かない。これもフレームを作り直す理由の一つ。
X軸方向の移動でダイヤルゲージの針が大きく振れてるのは、中国製リニアブッシュの精度が悪いから。
ノズルはリニアブッシュに近いので、もう少し安定しているはず。
Y軸方向はリニアブッシュがダブルで入っているのでスムーズに動くが、+-20umぐらい変化する。
これはガラスの平面度の問題で、ガラスを交換しない限りこれがこのプリンターのテーブル平面精度になる。
ムービーだと、テーブルを傾けて修正できそうに見えるが、実際は他の部分が上がったり下がったりするので、これが限界。 >>65
66の言うとおりで、組むだけで+-10umの精度が出るように設計、加工している。
ただし、実際には設計ミスとか加工ミスもあるわけで、入らないネジとかもある。
だからフレームを作り直す必要があるわけだ。
定盤、ダイアルゲージ、シックネスゲージ、ブロックゲージ、スコヤ、ノギス、マイクロメーター、は当然持ってる。
旋盤やフライス盤、丸ノコ盤、糸のこ盤等もある。
ただし、最近はノギスが優秀なんでシックネスゲージ、ブロックゲージ、マイクロメーターは使わなくなった。
ベースの板材の平面度を信用できれば(というか信用するしかないのだが)、定盤もいらない。
こうしたゲージ、測定器類を見てもらいたいんだが、調整機構なんてどこにもない。
定盤に平面度を調整する機構なんてなくて、「だから」100年後でも平面なんですよ。
逆に、調整機構がある機械は「調整時以外は常に狂っている」わけです。
>>68
私のプリンターの材料費は5万円以下。量産すれば10万で売れる。
確かに2万円台の3Dプリンターの剛性や精度が低いのは仕方がないが、
10万円超える3Dプリンターでも剛性や精度が大して変わらないというのはダメ。
>>69
ウチではエッチングと電鋳で開けてた(電鋳の場合は空けると言うより、そこだけできない)。
2Dプリンターのヘッド部品。
素材はステンレス、ニッケル等。
レーザーでも開くと思うが、(少なくとも昔は)エッチングや電鋳の方が安かった。
典型的な企業秘密なので、詳しい情報はあまり出ていないと思う。
>>73
精度は一桁変わる。コストはネジの方が安い。スピードはネジで十分。
造形サイズ400mm以上のプリンターを作るとか、
流動性の高いフィラメントで高速(6000mm/min)に印刷したい場合以外はネジを使った方がいい。
---
テーブル平面度の実測。現状では+-20umぐらいになってる。
http://www.11moon.com/m200/table_measurement/table_measurement.mp4
まず、いくつか問題があってX軸方向は現在90mmしか動かない。これもフレームを作り直す理由の一つ。
X軸方向の移動でダイヤルゲージの針が大きく振れてるのは、中国製リニアブッシュの精度が悪いから。
ノズルはリニアブッシュに近いので、もう少し安定しているはず。
Y軸方向はリニアブッシュがダブルで入っているのでスムーズに動くが、+-20umぐらい変化する。
これはガラスの平面度の問題で、ガラスを交換しない限りこれがこのプリンターのテーブル平面精度になる。
ムービーだと、テーブルを傾けて修正できそうに見えるが、実際は他の部分が上がったり下がったりするので、これが限界。 3Dプリンタでプリント基板作る方法て無いかな
http://i-maker.jp/3d-print-copper-board-4544.html
ぐぐると↑な記事が目に止まったけど、普通の銅張板に普通のPLA/ABSで
1層だけ貼り付けてもエッチングに耐えられないのかな >>140
その記事の当時ならいろいろ試してみる価値もあったんだけど、
その後の価格破壊で、現在は2層、50x50mm、5枚、600円ちょい、
となっているので、全く食指が動かない状態。 >>140
穴あけの問題があるので、CNCフライス盤に専用のカッター付けて作ったほうがいい。
リンクの作例だと、DIPのマイコンを無理やりフラットに半田付けしているけど、
基板側の都合でこんなことをするのは間違い。
>>141が言うようにオーダーメイドでも十分安いし、私は普通にユニバーサル基板とラッピング線で作ってる。 エッチングならマジック持たせるのが前からある手法だった気がするが >>75
タイミングベルト単体は確かにほとんど伸びない。
ところが、3Dプリンターで使うとベルトの伸び以上に誤差が出る。
1. タイミングベルトは直接プリントヘッドを押せないので、押したい場合は反対側のプーリーを引っ張って、
そのプーリーがヘッドを引っ張ることで、間接的に押す。
この時、もしフレームが変形してプーリーが0.1mmモーター側に近づけば、
ベルトが全く伸びなくてもヘッドの位置は0.1mmズレる。
2. 1に関連するが、プーリーが0.1mmモーター側に近づくとベルトはその分緩み、ベルトの歯がドライブプーリーの歯の上に乗り上がり、最悪脱調する。
また、歯はベルトを抜く(離す)ために必ず斜めになっているので、歯が乗り上げるということはプリントヘッドの位置がズレるということを意味する。
これがタイミングベルトの最大の問題点で、これを軽減するためにいろいろな形状の歯が考案されている。
この問題を解決する一番一般的な方法は、ドライブプーリーの近くにテンションプーリーを配置することで、
ベルトの移動方向と負荷が一定の場合は非常に有効に働く。
ところが、ベルトが交互に移動したり負荷が大きく変動するとテンションプーリーが振動し、共振周波数に達するとほとんど効かなくなる。
そして、3Dプリンターではこういう状況が頻繁に起こる。
3. タイミングベルトが伸びないのは、ベルト背面にケブラーが入っているからだ。
しかし、柔らかい歯の側には入っていない。
つまり、ベルトが全く伸びなくても、ペンチで歯を一個つかんで引っ張れば容易に変形する。
したがって、タイミングベルトメーカーの使用説明書には「タイミングベルトを固定する場合は、必ず10歯以上咥えること」
といった注意書きがあり、専用の金具(ドライブプーリーが平らになったようなもの)もある。
ところが、3Dプリンターでこの金具を採用している例を見たことがない。
大抵、歯全体を平らな部品で潰して押さえるか、板材で歯を一個ひっかけて止めている。
ベルトに穴を開けてネジ止めしているのさえある。きちんと止まるわけがない。
ネジにはこうした面倒な問題が一切ない。
ガタが全てで、それが直接精度になる。 >>78
振動の問題なんで、手で動かしても判らない。
>>84
校正と調整は違う。
調整機構がなく校正落ちた定盤や測定器は捨てるしかない。
定盤はキサゲかけ直せば復活できるだろうが、少なくともウチの会社ではやってなかった。
>>86
論外。
エンコーダー不要というのがステッピングモーターの最大の長所。
それを否定する気はない。
>>93
そういうのだが「鋳物」か。まあないよりはいい。
一番いいのはエンドレスのベルトを使えるように設計すること。
オープンのベルトは、工場とかで100m引っ張る時に使うもの。
バックラッシュレス・ベルト、プーリーは各社やってるよ。
それが「売り」になるということは、「ベルトにはバックラッシュがある」ということ。
>>88
「ガラスの自動販売機」で800円ぐらいだった。
>>99
「量産」の概念は、マシニングセンター(NC加工機)、インターネット(KickStarter等を含む)、
3Dプリンターによって大きく変わった。
2万円の3Dプリンターなんて、これらがなかったら存在し得ない。
量産で製造時に問題になるのは「金型」、販売時に問題になるのは「代理店、販売店」だが、
マシニングセンターや3Dプリンターを使えば金型を起こす必要がないし、
インターネットで直販すれば代理店も販売店も必要ない。
つまり、原価が5万円のものを2個作って12万円で売ってもちゃんと黒字にできるし、品質は量産品と変わらない。 >>116
それなら定盤やノギスをどう校正するよ?
具体的に説明してほしい。
「捨てる」といっても、実際には校正された測定器を使うよう定められている検査部門等で捨てられて、
適当にやってる設計や研究部門に拾われて大事に使われていた。
1980年代の日立製作所の話。
プリント精度に関しては今やっているのでもう少し待ってほしい。
また、現在の私のプリンターは100*100*100mmのサイズをプリントできないし、
何日もかかるので(何千円もかかるので)、100mmの棒にする。 次に、Y軸送りネジの繰り返し位置決め誤差、バックラッシュ、ピッチ誤差のテスト。
http://www.11moon.com/m200/Yscrew_accuracy/Yscrew_accuracy.mp4
このムービーによると、繰り返し位置決め誤差とバックラッシュは10um以下で、この3Dプリンターにとっては十分な精度。
ただし、送りネジのピッチ誤差は+-30um程度あり、これが「中国製の送りネジなんか中国製のベルトより信用できない」の具体的な値。
このネジは直径8mm送り8mmなので、この測定で一回転回ってる。ネジの他の場所は測定していない。
また、X軸送りネジも全く同じだが、リニアブッシュにガタがあって、ネジの精度がよく見えないので割愛した。
ただし、重要なのは「プリントヘッドが高速で移動したり、反転する時にどのぐらい精度を保てるか」なので、
この測定自体にそんなに大きな意味はない。おそらくベルトでも似たような精度が出ると思う。
プリント中の精度はプリントサンプルを見て類推するしかない。 次に、Y軸送りネジの絶対位置テスト。
http://www.11moon.com/m200/Yscrew_absolute_accuracy/Yscrew_absolute_accuracy.mp4
相当粗い測定だけど、一応最後にリセットした値が0.00に戻っているので、それなりに自信がある。
このムービーによると、最初の5個の位置の誤差が「0.0、.03、.07、.09、.09」で平均0.056mm。
最後の5個の誤差が「105.17、.17、.19、.21、.18」で平均0.184mm。
移動距離が105mmなので、1mmあたりの誤差は0.00122mm= 1.22umとなる。割合でいうと0.122%。
私のプリンターの「YAXIS_STEPS_PER_MM」は400(2.5um)なので、1ステップの半分以下。
つまり、Configuration.hでは補正できない程度の誤差だと言える。 >>127
私の3Dプリンターの造形範囲は設計上120*120*100mmだが、
製造途中で部品を変えた等の理由により、現在は95*118*95mmでプリントしてる。
だからフレームを作り直すと何度も書いているし、未完成な状態でのテストや写真はあまり出したくない。
Simplify3Dの予測によると、直径0.2mmのノズルで100*100*100mmの立方体を精密に出力するために必要な時間は5日弱、
フィラメント代は3600円になる。
直径0.5mmのノズルで粗く出すなら6時間で済むが、フィラメント代は2800円かかる。
http://www.11moon.com/m200/100cube/100cube020.jpg
http://www.11moon.com/m200/100cube/100cube050.jpg
>>129
逆。
プラスチックの99%は熱で加工されている。
光硬化では原理的にカーボンファイバー等の添加剤を入れられない。
>>132
そんなもんでしょう。
実際は加速する時間が必要なので、短距離で最高速に達することはない。
私が作るものの場合、空走速度による差はおそらく1割も出ないと思う。
例えば、159のサンプルでは空走距離は0。
>>141
minneとかそんなのばっかりだよ。
みんな自分の魂を収めるために作ってる。宗教と同じ。
「量産」というと、昔の人は「戦後焼け野原の日本を再生するために、どんどん自動車やカメラやラジオを作って海外に売るぞ」
みたいに考えるが、それだけではない。
KickStarterも、どちらかというとSONYやTOYOTAよりはminneに近い。
>>148
まあ大変だよね。
私は3年前にDaVinci 1.0買って、運よくいまだに動いているけど苦労はした。
今作ってる3Dプリンターも、コントローラーはAnetのを使っているんだが、最初の2枚が不良だった。
2枚目のスルーホール不良を自分でジャンパして動かしてる。
日本製といっても、部品の大半は中国製なんで覚悟しておいたほうがいい。 >>168
品質はこれでいい。
あとは印刷速度で、1〜2分でプリントできるなら素晴らしい。
6分かかるならスクリューと同じ。
6分以上かかるならベルトにする意味がない。 プリントサンプルを使った送りネジの絶対位置テスト。
http://www.11moon.com/m200/screws_absolute_accuracy/screws_absolute_accuracy.mp4
STL
http://www.11moon.com/m200/screws_absolute_accuracy/screws_absolute_accuracy.zip
ムービーによると腕の断面は、9カ所測定して、9.91から10.05の間に入っている(設計値は10.00)。
最初の10.18はプリントのつなぎ目を含む面でどうしても大きくなる。普通は削るので除外した。
腕の長さ方向は3カ所測定して、79.93から80.01の間に入っている(設計値は80.00)。
意外にも腕の断面より誤差が小さいが、これは結局送りネジのピッチ誤差なんて支配的ではなく、
誤差のほとんどが、ノズルの初期位置(ベッドとの距離)、レイヤ高さ(割れない場合は端数が出る)、
プリント線幅、フィラメント射出量、ベルトや送りネジのガタ、フィラメントの収縮等によって決まる、
ということを意味している。
ノズル直径0.4mm、プリント速度2400mm/min。
プリント時間は1時間8分
このプリンターでは最も粗くて速い設定なので、普通の設定ならもう少し誤差は減ると思う(つなぎ目も)。
また、どちらにしろ十分な精度。
また、ネジは振動しないのでjerkは30にしてる。加速度なしで静かにカクカク動く。
だいたい、ヘッドの速度はちょこちょこ変えられても、フィラメントが出る速度はゆっくりにしか変えられないんだから、
ヘッドの速度だけ変えるのは無茶。そんなことするとコーナーだけプリント線幅が太くなる。
一番遅い部分に合わせてマジメに等速でプリントした方がいい。 >>170
私は168は6分で終わってないと思ってる。
>>171
一般的に、モーター一回転でタイミングベルトは送りネジの4倍動くから。
上の方にそういうことが書いてある。
>>173
微妙にずれてるけど十分だと思う。
それでプリント時間は? >>140
エッチングありきならレーザプリンタで十分
3Dプリンタでやるならかんたんな回路を樹脂パーツにそのまま組み込めるとかかな 969とコピペとIDコロコロのお陰でここは死んだね 死んだら別なところに行けばいい
ここは隔離スレとして役に立つ コピペすればするほど、冨士の正当性が高まりアンチは自滅していってる(進行形)のがわからんのやろな。
悲しいシナプス結合やな。 正当性が高まることはないだろ、スレあるのにこっちで好き放題してるんだから。 このスレの住人の方が荒らしてるんだから、高まったとも言えるな
ここは今の状態が本来の姿なんだ 片方が間違っていたらもう片方が正しくなるとか無いと思うよ。
政治家さんじゃあるまいし。 勝手に隔離スレ作って好き放題してるとか言ってる方が正当性無いよね 爺さん関連の会話したいなら名前に969って入れろよ
もしくは安価つけろ。邪魔だカス P905Xデュアルヘッドの交換用のつもりでキメラのヒートシンク買った者だけど
確認した結果、本体やファンを固定するビス穴の位置が全く同じで取り付けは可能だった
ただし、中の筒部分がP905Xの方が細いので代用するならホットエンド一式が必要になる感じ 名前に969を入れろとほざいているカスが荒らしのIDコロコロ基地外。
何処かに消えて欲しい。 >>167
165だけど自分が飛行機飛ばしながら顔真っ赤にして書き込むからって一緒にするなよwww
ほら早く969っていれたら?白痴さんw >>171
白痴は同一人物がID変えて969叩いてると思いたいんだな
病院行ってきたら?檻の中から二度と出てこれ無いだろうけどwww >>173
キチガイは健常者をキチガイ扱いするって本当なんだな
可哀想に… >>173
とりあえずお前がキチガイってのはわかったから
969って名前にいれといてね ID変えて荒らす奴に複数アカウントとか当たり前だろ?
お前持ってないの? ここに書き込んでも上から目線で偏った知識の爺さんうんちく語り始まるだけだし
海外フォーラム見てた方がマシだからな P905使ってるんだけど
エクストルーダーをノズルの上に乗せたら重量的にキツイかな? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています