3Dプリンター個人向け@電気・電子板 その41
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>>978 もちろん当然。 小さいものプリントする場合は複数個並べることで対応するんだけど、船体がデカイんで、細い煙突を見逃したということ。 基本的なミスだけどたまにやる。 >>981 私はZortraxやQholiaも持っていないので、直接証明することはできない。 常識的に、直径0.2mm以上のノズルで0.25mmピッチの溝をプリントするのは無理だろうということ。 >>984 レベル低いな。 断言はしていない。単に否定しているだけ。 否定には全否定と部分否定があり、肯定と否定は同時に存在できる。 例えば、「英語読めるけど、古い詩とかはよく判らない」という表現は普通に使われる。 同じように「普通のZortraxでは無理だけど、改造すればできるんじゃない」という程度の意味。 >>985 ファームやソフトで十分補正できるものを補正するのはいい。 例えば、温度とか、フィラメントの引き戻し等は私もファームウエアに任せている。 しかし、プリント中にフニャフニャするフレームをファームやソフトで補正するのは無理なので、 フレームを強化するしかない。 >>987 ウチはノズルから出た後のフィラメントを冷却していない(そもそもファンがない)。むしろ半密閉式にして保温している。 強度重視の設定なので。 正式な手順で、MK8の0.15mmチップノズルを作ってみた。 http://www.11moon.com/m200/nozzle_015/nozzle_015_top.jpg http://www.11moon.com/m200/nozzle_015/nozzle_015_side.jpg 1. まず直径1.95mmのHSS-CO材を3.0mmにカットし、内側を内径1.0mm深さ2.0mmで削り、 外側から0.15mmの超硬ドリルで穴を開けた。 2. 次に、標準的な真鍮ノズルの先端に 1.95mmの穴を開け、そこに1.のチップを嵌めて銀ロウで固定し、 先端を旋盤でテーパー加工した。先端面の直径は0.6mm、テーパー角は72度。 加工時間は1時間程度、一応ゴミ取りができるように設計したが、実際うまくいくかどうかはまだ判らない。 超硬ドリル、超硬チップ等工具の消耗が激しい >>199 この前の神奈川の事件とか昔の名古屋の事件とか、強盗殺人なんだけど、盗った額が数千円なんだよね。 数千円ならオレが払ってやるから殺すなよ、と思った。 次、やっと実験できたので前スレ728の続きをやる。ナーリングと量子力学の関係について。 http://www.11moon.com/m200/knurling/knurling_1.mp4 0'03" まず、スタート時ワークは直径20mmのアルミ材(A5052)である。 また、ローレット駒は外径12mm、36山で、ピッチは1.00mm。 0'26" これにローレット駒を軽く接触させた直後は細かい傷がランダムに付いている。 ムービーでは判りにくいが、右端に細かい傷がたくさんある。 0'32" 刃物台を押していくと、ここら辺で音が変わり、同期が始まる。 0'40" 同期した結果、傷の間隔が均等になり、深くなり、またローレット駒と合っているのが判る。 いつ同期するかは条件によって変わると思うが、意外と早かった。 0'48" 旋盤を回してみると、時計の文字盤のように深い傷の間に細かい傷が複数あるのが判る。 長いので省略。 1'18" 少し進んだ。 1'33" ナーリングは大変なので、自分用の部品だとここらへんで完成にする。 長いので省略。 1'58" より溝を深くするため、ローレット駒を端から当てて少しずつ変形させていく。 2'21" これで完成。 2'50" ノギスで直径を測ると、加工前が20.10mm、 3'15" ナーリング後が20.18mmで、わずかではあるが直径が大きくなっているのが判る。 書き忘れたが、加工後のワークの山数は60。 山の高さを0.3mmとした場合のピッチは1.041mm。 ローレット駒の方も1mmよりちょっと長いんだけど、さらに伸びてる。 これはワークの方が回転し、ローレット駒を引きずっているためだろう。 逆にローレット駒を回した場合、ワークの方が引きずられ、山数が61になり、 ピッチが1.024mmになる可能性が高い。 >>211 起こる。 切削加工といっても、刃物の先端で起きているのは塑性変形で、その結果刃物が「逃げる(逆に突っ込む場合もある)」。 塑性加工に比べて切削加工が優れているのは、塑性変形したワークが切粉として効率よく分離、 排出されるように刃物の形状が設計、加工されているという点だけ。 今回の場合、刃物は既にある溝の方に逃げ、塑性加工と同じ同期が起こる。 これに対してレーザー加工機の場合は、塑性加工と全く関係ないので同期は起こらないが、 そもそもツールでワークを回すという概念がないので比較できない。 ただし、ギアなんかを切削加工する場合はちゃんとツールとワークの軸を連動させる。 連動させないと、最悪同じ直径で違う歯数のギアができるし、ワークが暴れて加工音がうるさく、ツールの寿命が縮むし、 キー溝やスプラインとの位置関係を指定できないから。 マイクロメーター見たことがない人が多いようなので、構造を説明しておく。 ちなみに上で書いた「MITSUTOYO」は「MITUTOYO」の間違い。 http://www.11moon.com/m200/micrometer/micrometer_1.jpg マイクロメーターの原理は、一般的な「ネジとナット」だが、バックラッシュをなくすためにナット部分が三重のテーパーネジで構成されている。 http://www.11moon.com/m200/micrometer/micrometer_2.jpg コレットチャックと同じ原理だが、コレットチャックがツールを固定することを目的としているのに対して、 マイクロメーターは隙間0で軽く滑らせることを目的としている。 そのため、テーパーネジが薄く作られていて適度なバネ性があり、長期間にわたって直径方向の隙間を0に保てる。 また、軽く回すことができ、バックラッシュも0に保たれる。 このマイクロメーターの優れた構造を、二つのナットをコイルバネでつないだものと混同しているサルがいるが、 全くの別物。 「ティラノサウルスの頭蓋骨」をプリントしてみた。 http://www.11moon.com/m200/Dino_Gumball/Dino_Gumball.html HTML5のVRになっているので、画面をドラッグすると回る。 shiftとoptionでズーム、ダブルクリックでフルスクリーン。 プリント条件は、プリンターはm200(自作)、スライサーはSimplify3D、ファームウエアはRepetier、 フィラメントは3DXTechのCFR- ABS、ノズルは0.15mm、プリント線幅0.16mm、 積層厚0.08mm、 射出量は普通、 リトラクション距離は0.4mm、層数は上5下4シェル3、スカート10周、 インフィル30%、 サポートあり、温度は220度、 プリント速度は1000mm/min、jerk15、加速度1600mm/sec^2、 外周等では80%に減速、 といった感じで普通の設定。 プリントサイズはオリジナル。プリント時間は約8時間。 >>420 基地外がなんの理由で暴れてるなんて誰にもわからない 勝手に都合のいい理由付けをしてるだけで本当にマナーとやらを守ってれば回避できたかは疑問だな 目障りな奴が出てきたら荒らすのも伝統で文化 とか思ってる奴がこのスレに居ると言い切れるなら別だが >>433 まだレビューないけど旧型と違う点って他にどういうところがあるの? IDコロコロって表現が偏差値40切ってそうなアホっぽさすこ そこそこ人のいるスレで自分と違う意見の人がすべて同一人物に見える時点であれな人だから… >>436 ごめんごめんよく見たらワークが全方向に大きくなってた。 旧型よりX30mm, Y10mm, Z10mm大きく造形できるよ テーブル自体が変わってるけど上位機の部品なのかな QIDI旧デュアルに米アマゾンで売ってるMagHoldってベッドつけて使ってるけど多分それの丸パクリじゃないかな 磁石が埋め込まれたアルミベースにバネ板を乗せるタイプ なんか重さも結構重いみたいだね。 やはりメタル仕様はそこそこ精度も出るのかな? cudaはくーだ curaはきゅーらもしくはきゅら サポート取りやすいのが売りの一つのsimplify3D 有料 使ったことはない ある程度設定次第のとこもあるしなサポートは Curaは色々設定項目多いから良いとこ狙えれば快適になるかも 会社で買ったけどsimplifyはいいよ。 導入してから向きをそこまで気にしなくなった simplifyのライセンスって1ライセンスに付きPC1台だけ? >>454 確か1ライセンスでPC二台まで稼動可の筈。 インストール自体は制限はないようだけど、動作するのは二台までみたい。 aliで買ったホットエンドに付いてるサーミスタ詳細情報がなくて、marlinでどの設定すればいいのかわからないんですが、サーミスタの設定を何にすればいいのかってどうにかして調べられないでしょうか? >>457 テスターで調べないと ttp://a-t-r.seesaa.net/article/376937775.html こんな感じで良いと思うけど 俺は極端に変わるもんじゃないって安易に考えて 何も考えず、そのまま使ってますが いままで焦げるとか事故った事無いです >>458 ホントならある程度の温度振ってテスターで抵抗と温度の関係のプロット作るのがいいんだろうけど、ちゃんとした温度 測れる温度計がないからできないですよね。 常温の抵抗だけ測ってエイヤで決めてしまうしかないですかね。。 >>459 最初はおっしゃる通り常温の抵抗値測って注意してました 最近は、面倒くさいので設定そのままで、様子見てますが 不都合ないですね、皆同じようなサーミスタ使ってるんでしょうね >>464 https://imgur.com/a/xbZ4Z 前足の部分が少し余計に吐出されてるから、まだ調整の余地はあるみたい。 >>465 これは50%縮小だから、30分はかかってなかったような。 3Dプリンターまだ持ってなくて来月あたりにフラッシュフォージの ドリーマー買おうと思ってるんですけどあらかじめ用意しておいた方が良い物って何かありますか? >>470 PLAでもABSでも臭うから排気設備かな、慣れると気にならなくなるけど 「3Dプリンターからの排出物の毒性」 ttp://www.genre.com/knowledge/blog/how-toxic-are-the-fumes-released-jp.html うちはプリンターの囲いから換気扇にダクト直結で排気してます PLA匂うか?たいてい195℃だがまったく気にならんな 臭うねぇ しかも部屋に臭いが付いて換気しても消えないから自室でプリントするのはやめた PLA、ABS、Nylonは臭うが、PETGは臭わない。 さらに、可能な限り揮発成分をケースの内側でトラップする。 それでも換気はしてる。 そのぐらい換気は重要。 QIDI x-smart買ってみた 外観はまぁ良い 本体に取り付けるスプールホルダーの雄ねじが曲がってる >>277 >>270 の意図がよく判らんが、Mitutoyo製のマイクロメーターをmisumiで買おうがMonotaROで買おうが品質は同じ。 したがって、代理店、販売店としてではなく、「MonotaRO製品」を「他社製品」と比較しているのだろうと考えた。 しかし、misumiはOEMとしてもマイクロメーターを出していないので、マイクロメーターの代表的なメーカーであるMitutoyoと混同したんだろうと思った。 それだけ。 >>281 もしかして>>267 と同じことを言っているのか? その回答は>>268 に書いてある。 それから、考えもなく「バックラッシュが1mmあったって」と書いてあるが、 バックラッシュを1mm生じさせるには、ネジピッチが最低1mm必要で、 普通のマイクロメーター(ネジピッチ0.5mm)では不可能。 >>280 私はCINEMA 4Dでやってる(学生版はタダ)。 STLは汚い三角ポリゴンの塊なので、再編集、再構成するならポリゴンモデラーの方がいい。 Blenderなら高機能でタダ。でも使うのが難しい。 Metasequoiaもタダで、Blenderよりは使いやすく、必要なことはおそらく全部できる。 それ以外のフリーのポリゴンモデラーは、そのソフトの機能で新規に形を作ることはできても、 既にある形を編集したり、その形を作り直すのは難しいと思う。 >>990 プリント品質と速度は相反するので仕方がない。 0.5mmノズルにすれば30分程度に短縮できるので、作るモノに応じてノズル変えてる。 ただし、品質と速度とどちらが重要かというと、速度が遅いという問題に関しては単に待つなり、 プリンタの台数を増やすことで解決できるが、品質の問題はプリンタを変える以外に解決法がない。 したがって、品質重視でプリンタを設計してる。 品質重視というのは、フレームやテーブルの剛性を上げ、プリントヘッドの移動精度を上げ、 フィラメントの送りと引き戻しを素早くやるということ。 そのため、フレームは5mmのジュラルミン、各軸は直径12mmの焼き入れシャフト2本で構成した。 木材やプラスチックやアルミ板や鉄板に8mmの軟鉄棒を挿しただけでは剛性不足。 また、各軸はベルトではなくスクリューで動かしてる。バックラッシュ無し。 また、ドライブギアとノズルとの距離は40mmまで削った。 200mm以上も離れたところからフィラメントを素早く押したり引いたりできるわけがない。 品質重視で設計すると、糸引きやダマやノズルつまりといった問題も大幅に改善され、 不良品の発生やプリント後の後処理が減る。やってみると悪くない選択。 速度に関しては、現行機を6台に増やして対応する予定。 一台のプリンタで、プリント品質を保ったまま速度を6倍に上げようと努力するよりずっと簡単。 >>17 フィラメントは伸びるし(引く時)、外側のチューブは縮む。 特に木質やナイロンは見た目で判るほど伸びる。 >>18 確かに隙間あるけど、これ以上射出量増やしても完全には埋まらない。 また、あふれたフィラメントがノズルの周囲に溜まり、どこかで落ちてくる。これがPETGの難しいところ。 ABSやPLAだとノズルの周囲に溜まったフィラメントはすぐに酸化して固まり、落ちてはこない。 ただし、小さい部品や強度優先の部品では射出量を増やすこともある。 >>21 それもあるし、ノズル内部のフィラメントが溶けている部分もなるべく短くしたほうがいい。 液体の体積は一定といっても、フィラメント内部のガスが蒸発して混ざっているので、 ドライブギアで押しても、その分の体積変化が全てノズルに伝わるわけではない。引く場合も同じ 私の場合、この部分は標準より12mm短くした。 その結果、ヒーターブロックがヘッドフレームに近づき(5mm)、熱がより多く伝わるので、 ヘッドフレームは10mmのジュラルミンで作って放熱している フィラメントの送りと引き戻しが正確かつ素早くないと、次のようなサンプルをうまくプリントできない。 きちんと引いた上で糸を引くのはフィラメントの問題で、フィラメントを変えるしかないが、 引かずに糸を引くのはヘッド設計の問題。プリンターを変えるしかない。 http://www.11moon.com/m200/dot_test/dot_test_10c.jpg http://www.11moon.com/m200/dot_test/dot_test_10c.zip >>32 ネジ送りだと、タイミングベルトに比べてモーター一回転で1/3〜1/4しか動かない。 まあ、モーター大きくして3〜4倍速く回せばいいだけの話だが、実際はフィラメントの送りの方が間に合わないので、 普通の(というよりは小さな)モーターで回してる。 具体的には、モーターは「35mm角、長さ28mm、0.5A」で、送りネジは「直径8mm送り8mm」のを使ってる。 これでXY軸の送り速度は3200mm/min(53.3mm/sec)まで出る。 しかし、CFR PETGを安定してプリントできるのは、0.2mmノズルで1600mm/min、0.4mmノズルでも2400mm/minぐらいなので、 3200mm/minあれば十分。 木質とか金属フィラメントだともっと遅くなる。 ネジはバックラッシュなしで、コンパクトで、静かで、設計が簡単で、部品数も少ない。 >>35 確かにその通り。 射出部分はドライブギアを自作し、ノズルとの距離を縮めることで解決。 熱歪みはCFR PETGを使うことで解決。 それで、最後にXYの送りをネジ化した。 ちなみに、CFR PETGは0.2mmノズルでも全く詰まらないので、より小径のノズル(0.15や0.1mm)を作る予定で、 プリント線幅が0.2mmを切ると、平気で0.1mmぐらいズレるタイミングベルトでは辛いと考えて、先にネジ化した。 0.4mmノズルだったらタイミングベルトで十分だと思う。 >>36 ネジは大型化できない。 ベルトは200mとか普通に売ってるけど、直径8mmのネジは長さ0.5mまで。 それ以上長くする場合は直径を太くするしかなく、3mを越えるとほとんど特注の世界。 逆に言えば、造形サイズ400mmまでなら送りネジで作れるということ。 >>48 フレキシブルカプラーは一個も使ってない。全部リジッド。 フレーム剛性を上げ、組み立て精度を上げ、位置の誤差を10um以下に抑えられれば、フレキシブルカプラー等は全て不要になる。 ちなみに私のプリンターにはテーブルの傾き調整機能や高さ調整機能もない。X軸フレームに直接エポキシで固定してる。 そのように設計し、そのように組み立て、何の調整もなしにノズルとテーブルの距離はXY軸方向の全ての位置で+-10umに入ってる。 これは、おそらく機械の寿命が来るまで変わらない。 「調整機構がある」ということは、逆に「調整しなければ狂ってる」、「調整してもプリント中に狂うかもしれない」ということを意味していて、 実際、フレームの共振やノズルがワークに引っかかる等の原因でプリント中に狂うことがよくある。 調整機構をなくせばそういうことは起こり得なくなるのだが、誰もその方向で設計しようとしない。 ボールネジはネジ側をスラストベアリングで固定するのが基本。 だからモーターとの連結はフレキシブルカプラーで問題ない。 ただし、ボールネジは初めから長さや固定方法が決められていて、追加工が難しい(転動面は焼きが入っている)。 つまり3Dプリンターの設計の自由度が大きく制限される。 また、高価だということもあり最初から考えなかった。 私が使っているのは一本100円の中国製で、これでもベルトより一桁上の精度が出る。 中国製の台形ネジは精度が悪いが、使ってみたらこっちの方がよかった。 まず、日本製の台形ネジは精度が高すぎて動きが固い。 普通はそれでいいのだが、小さなモーターで高速に回すのは辛い。 また、転造ネジがうねっているので、ナットがうねる。 切削ネジにすればうねりは無くなるが、その部品を買った頃直径8mmの日本製切削ネジは見つからなかった。 また、切削ネジだとかなり高価になる。 その点中国製は、一本100円でも切削ネジでうねりがない。転造機より旋盤の方が安いからなんだろうな。 ナットのガタはちょう度3のグリスで抑えている。 上に書いた3200mm/minというのは、ちょう度3のグリスでの値。 グリスを柔らかくすると、抵抗が減って速く動くようになるが、ガタが増える。 逆に固くすると、ガタは減るが、遅くなる。 ここら辺は設計で詰め切れないので、試作や実験の過程で決定する。技術力の差が出る部分。 グリス使うと毎月メンテナンスが必要になるが、タイミングベルトに戻ろうと思うほどではない。 X軸のネジはカプラーのネジ2本、Y軸はカバーとカプラーのネジ6本抜けば外れるようになっている。 整備性もネジの方が圧倒的にいい。 ちなみに、左右のZネジのリンクにはタイミンベルトを使っている。Zモーターは当然一個。 Zモーターが二個あるプリンターもよく見るが(なにしろコントローラ基板にZモーター用の出力が二個ある)、 理解に苦しむ。出力的にもトルク的にも必要ないし、リンクすれば一個は不要になる。 Z軸の左右リンクがないプリンターはその時点で論外。 ナットはP10のOリング2個で挟んでフレームに固定しているが、 うねり等がほとんどないので、直結でよかったかもしれない。 まだ開発中なんでね。10月に作り始めて、11月に動いて、今実験中。 そのうちまとまったら全部公開する。 >>60 部品単体では既製品をありがたく使わせてもらってるけど、ユニットでは使っていない。 ヘッド周りでは以下のとおり。 部品を取り付けるフレーム類、設計、加工全部自作 ネジ、ナット、コネクタ、ケーブル類、市販品そのまま、一部は追加工 ステッピングモーター、市販品(35mm角、42mm長、0.8A)そのまま、XYZ軸用より大きい。 ドライブギア、市販品(MK8)を歯切り(重要) バックアップローラー、市販品(内径4mm外形11mmのボールベアリング)そのまま バネ、市販品(線径1.2mm、外径8mm、自由長28mm)そのまま チューブ(スロート、ネック)、市販品(MK8)を12mm短縮(内部のテフロンチューブも同様) ヒーターブロック、市販品(20*20*10)そのまま ヒーター、市販品(40W)そのまま サーミスタ、市販品(NTC3950)そのまま、シリコンゴムで接着 ノズル、市販品(ステンレス製、0.2、0.3、0.4、0.5mm)そのまま。0.25mm、0.6mmは市販品を追加工。 0.1mm、0.15mmは自作。 冷却ファン、市販品(40*40*10)そのまま その他一般的でない部品として、 ヒーターブロック上部に断熱、保温用のテフロン板を貼っている ノズルを照明するために3WのLEDランプをヘッドに付けている(超便利) 詰まったフィラメントを押すための専用工具やノズルを交換するための専用工具も作った 一応写真も上げておくけど、ここに見えているフレームは全部作り直す予定。 ヘッド http://www.11moon.com/m200/snapshots/head.jpg X軸のリジッドカプラーと送りネジ http://www.11moon.com/m200/snapshots/screw.jpg Y軸フレームに直付けされたガラステーブル http://www.11moon.com/m200/snapshots/table.jpg 左右のZ軸を上部で連結しているタイミングベルト http://www.11moon.com/m200/snapshots/timing_belt.jpg >>65 66の言うとおりで、組むだけで+-10umの精度が出るように設計、加工している。 ただし、実際には設計ミスとか加工ミスもあるわけで、入らないネジとかもある。 だからフレームを作り直す必要があるわけだ。 定盤、ダイアルゲージ、シックネスゲージ、ブロックゲージ、スコヤ、ノギス、マイクロメーター、は当然持ってる。 旋盤やフライス盤、丸ノコ盤、糸のこ盤等もある。 ただし、最近はノギスが優秀なんでシックネスゲージ、ブロックゲージ、マイクロメーターは使わなくなった。 ベースの板材の平面度を信用できれば(というか信用するしかないのだが)、定盤もいらない。 こうしたゲージ、測定器類を見てもらいたいんだが、調整機構なんてどこにもない。 定盤に平面度を調整する機構なんてなくて、「だから」100年後でも平面なんですよ。 逆に、調整機構がある機械は「調整時以外は常に狂っている」わけです。 >>68 私のプリンターの材料費は5万円以下。量産すれば10万で売れる。 確かに2万円台の3Dプリンターの剛性や精度が低いのは仕方がないが、 10万円超える3Dプリンターでも剛性や精度が大して変わらないというのはダメ。 >>69 ウチではエッチングと電鋳で開けてた(電鋳の場合は空けると言うより、そこだけできない)。 2Dプリンターのヘッド部品。 素材はステンレス、ニッケル等。 レーザーでも開くと思うが、(少なくとも昔は)エッチングや電鋳の方が安かった。 典型的な企業秘密なので、詳しい情報はあまり出ていないと思う。 >>73 精度は一桁変わる。コストはネジの方が安い。スピードはネジで十分。 造形サイズ400mm以上のプリンターを作るとか、 流動性の高いフィラメントで高速(6000mm/min)に印刷したい場合以外はネジを使った方がいい。 --- テーブル平面度の実測。現状では+-20umぐらいになってる。 http://www.11moon.com/m200/table_measurement/table_measurement.mp4 まず、いくつか問題があってX軸方向は現在90mmしか動かない。これもフレームを作り直す理由の一つ。 X軸方向の移動でダイヤルゲージの針が大きく振れてるのは、中国製リニアブッシュの精度が悪いから。 ノズルはリニアブッシュに近いので、もう少し安定しているはず。 Y軸方向はリニアブッシュがダブルで入っているのでスムーズに動くが、+-20umぐらい変化する。 これはガラスの平面度の問題で、ガラスを交換しない限りこれがこのプリンターのテーブル平面精度になる。 ムービーだと、テーブルを傾けて修正できそうに見えるが、実際は他の部分が上がったり下がったりするので、これが限界。 >>75 タイミングベルト単体は確かにほとんど伸びない。 ところが、3Dプリンターで使うとベルトの伸び以上に誤差が出る。 1. タイミングベルトは直接プリントヘッドを押せないので、押したい場合は反対側のプーリーを引っ張って、 そのプーリーがヘッドを引っ張ることで、間接的に押す。 この時、もしフレームが変形してプーリーが0.1mmモーター側に近づけば、 ベルトが全く伸びなくてもヘッドの位置は0.1mmズレる。 2. 1に関連するが、プーリーが0.1mmモーター側に近づくとベルトはその分緩み、ベルトの歯がドライブプーリーの歯の上に乗り上がり、最悪脱調する。 また、歯はベルトを抜く(離す)ために必ず斜めになっているので、歯が乗り上げるということはプリントヘッドの位置がズレるということを意味する。 これがタイミングベルトの最大の問題点で、これを軽減するためにいろいろな形状の歯が考案されている。 この問題を解決する一番一般的な方法は、ドライブプーリーの近くにテンションプーリーを配置することで、 ベルトの移動方向と負荷が一定の場合は非常に有効に働く。 ところが、ベルトが交互に移動したり負荷が大きく変動するとテンションプーリーが振動し、共振周波数に達するとほとんど効かなくなる。 そして、3Dプリンターではこういう状況が頻繁に起こる。 3. タイミングベルトが伸びないのは、ベルト背面にケブラーが入っているからだ。 しかし、柔らかい歯の側には入っていない。 つまり、ベルトが全く伸びなくても、ペンチで歯を一個つかんで引っ張れば容易に変形する。 したがって、タイミングベルトメーカーの使用説明書には「タイミングベルトを固定する場合は、必ず10歯以上咥えること」 といった注意書きがあり、専用の金具(ドライブプーリーが平らになったようなもの)もある。 ところが、3Dプリンターでこの金具を採用している例を見たことがない。 大抵、歯全体を平らな部品で潰して押さえるか、板材で歯を一個ひっかけて止めている。 ベルトに穴を開けてネジ止めしているのさえある。きちんと止まるわけがない。 ネジにはこうした面倒な問題が一切ない。 ガタが全てで、それが直接精度になる。 >>477 是非Amazonにレビューを 商品紹介の写真の変なの修正されてましたね >>467 ソフト的にはXYのジャーク2で加速2300になってたけど、Curaが地響きのような振動がするパスを 出力するんで、あまり速度を落とさずに出力できるように少し低めにしてるんだけど、あまり効果が無いなあ。 ハード的にはかなりあちこち手を加えてあるけど、設定で対処しにくいものとして、 Zのロングブッシュ化とアンチバックラッシュナット、ワークの冷却とギアードエクストルーダーとか使ってる。 >>468 白飛びというか、肉眼でもこんな感じなんだよね。 サーフェイサーがグレーなのと一緒で、原型とか出力したり設定詰めたりするならグレーの方がいいのかもね。 >>469 サポートは無し。 >>489 色の問題じゃなくて、透明度の問題。 「ワックス」のように半透明で内部に光が侵入できる材料は、内部で光が拡散して全体を照明するため陰影がなくなり、 立体感や表面の凸凹が判りにくくなる。 素のABSやPLAはワックスと同じ半透明で、一般的に「ナチュラル」という名前で売ってる。 これに白の顔料を添加したものが不透明な「白」だが、安いフィラメントは顔料ケチってるので、立体感が出ない。 白の顔料が十分に添加されたフィラメントは「石膏」のような質感になる。 例えば、前スレ801にある私のサンプルはGFR-PETGの白なので、影がしっかり出ていて透明感は全くない。 それに対して前スレ324のサンプルはPETGの白なので、薄い部分で多少光が透けてる。 フィラメント3mm使ってる人いますか? どうやって入手してますか? 入手性が悪くて少し難儀してます 米Amazonから買ったりしてます 普通に日本尼にも無い? 安い奴は1.75売り切れてて3mmだけ残ってたりするのよく見るけど >>78 振動の問題なんで、手で動かしても判らない。 >>84 校正と調整は違う。 調整機構がなく校正落ちた定盤や測定器は捨てるしかない。 定盤はキサゲかけ直せば復活できるだろうが、少なくともウチの会社ではやってなかった。 >>86 論外。 エンコーダー不要というのがステッピングモーターの最大の長所。 それを否定する気はない。 >>93 そういうのだが「鋳物」か。まあないよりはいい。 一番いいのはエンドレスのベルトを使えるように設計すること。 オープンのベルトは、工場とかで100m引っ張る時に使うもの。 バックラッシュレス・ベルト、プーリーは各社やってるよ。 それが「売り」になるということは、「ベルトにはバックラッシュがある」ということ。 >>88 「ガラスの自動販売機」で800円ぐらいだった。 >>99 「量産」の概念は、マシニングセンター(NC加工機)、インターネット(KickStarter等を含む)、 3Dプリンターによって大きく変わった。 2万円の3Dプリンターなんて、これらがなかったら存在し得ない。 量産で製造時に問題になるのは「金型」、販売時に問題になるのは「代理店、販売店」だが、 マシニングセンターや3Dプリンターを使えば金型を起こす必要がないし、 インターネットで直販すれば代理店も販売店も必要ない。 つまり、原価が5万円のものを2個作って12万円で売ってもちゃんと黒字にできるし、品質は量産品と変わらない。 >>105 大間違い。 「調整機構」は調整する必要がある機能に対して使われるもの。 狂ったものを治すためにあるわけではない。 例えば、丸ノコ盤やバンドソーのテーブルには調整機構がある。これは木材等を斜めにカットするためで、普通左右45度まで傾く。 それでは、3Dプリンターのテーブルに「傾けたり高さを変えたりする必要があるか」と考えたら「全くない」。 調整する必要がないものに調整機構をつけるのは間違い。 >>106 確かにその通りだけど、実際「他のプリンター」の空走速度ってどのくらいなの? テーブルが動くPlusa i3タイプで高さのある作品をプリントしてるとして、 3200mm/min以上で動かすと相当ヤバイような気がする。 >>108 Blenderで全然問題ない。私はCINEMA 4Dでやってる。 >>109 まずCRC556を吹いて一時間待って叩く。 ダメだったら、黒い部品アルミっぽいんだけど、アルミだったらフライパンにアルミホイル敷いて200度まで熱する。 アルミは鉄より熱膨張率が大きいんで緩む。 >>116 それなら定盤やノギスをどう校正するよ? 具体的に説明してほしい。 「捨てる」といっても、実際には校正された測定器を使うよう定められている検査部門等で捨てられて、 適当にやってる設計や研究部門に拾われて大事に使われていた。 1980年代の日立製作所の話。 プリント精度に関しては今やっているのでもう少し待ってほしい。 また、現在の私のプリンターは100*100*100mmのサイズをプリントできないし、 何日もかかるので(何千円もかかるので)、100mmの棒にする。 次に、Y軸送りネジの繰り返し位置決め誤差、バックラッシュ、ピッチ誤差のテスト。 http://www.11moon.com/m200/Yscrew_accuracy/Yscrew_accuracy.mp4 このムービーによると、繰り返し位置決め誤差とバックラッシュは10um以下で、この3Dプリンターにとっては十分な精度。 ただし、送りネジのピッチ誤差は+-30um程度あり、これが「中国製の送りネジなんか中国製のベルトより信用できない」の具体的な値。 このネジは直径8mm送り8mmなので、この測定で一回転回ってる。ネジの他の場所は測定していない。 また、X軸送りネジも全く同じだが、リニアブッシュにガタがあって、ネジの精度がよく見えないので割愛した。 ただし、重要なのは「プリントヘッドが高速で移動したり、反転する時にどのぐらい精度を保てるか」なので、 この測定自体にそんなに大きな意味はない。おそらくベルトでも似たような精度が出ると思う。 プリント中の精度はプリントサンプルを見て類推するしかない。 次に、Y軸送りネジの絶対位置テスト。 http://www.11moon.com/m200/Yscrew_absolute_accuracy/Yscrew_absolute_accuracy.mp4 相当粗い測定だけど、一応最後にリセットした値が0.00に戻っているので、それなりに自信がある。 このムービーによると、最初の5個の位置の誤差が「0.0、.03、.07、.09、.09」で平均0.056mm。 最後の5個の誤差が「105.17、.17、.19、.21、.18」で平均0.184mm。 移動距離が105mmなので、1mmあたりの誤差は0.00122mm= 1.22umとなる。割合でいうと0.122%。 私のプリンターの「YAXIS_STEPS_PER_MM」は400(2.5um)なので、1ステップの半分以下。 つまり、Configuration.hでは補正できない程度の誤差だと言える。 >>127 私の3Dプリンターの造形範囲は設計上120*120*100mmだが、 製造途中で部品を変えた等の理由により、現在は95*118*95mmでプリントしてる。 だからフレームを作り直すと何度も書いているし、未完成な状態でのテストや写真はあまり出したくない。 Simplify3Dの予測によると、直径0.2mmのノズルで100*100*100mmの立方体を精密に出力するために必要な時間は5日弱、 フィラメント代は3600円になる。 直径0.5mmのノズルで粗く出すなら6時間で済むが、フィラメント代は2800円かかる。 http://www.11moon.com/m200/100cube/100cube020.jpg http://www.11moon.com/m200/100cube/100cube050.jpg >>129 逆。 プラスチックの99%は熱で加工されている。 光硬化では原理的にカーボンファイバー等の添加剤を入れられない。 >>132 そんなもんでしょう。 実際は加速する時間が必要なので、短距離で最高速に達することはない。 私が作るものの場合、空走速度による差はおそらく1割も出ないと思う。 例えば、159のサンプルでは空走距離は0。 >>141 minneとかそんなのばっかりだよ。 みんな自分の魂を収めるために作ってる。宗教と同じ。 「量産」というと、昔の人は「戦後焼け野原の日本を再生するために、どんどん自動車やカメラやラジオを作って海外に売るぞ」 みたいに考えるが、それだけではない。 KickStarterも、どちらかというとSONYやTOYOTAよりはminneに近い。 >>148 まあ大変だよね。 私は3年前にDaVinci 1.0買って、運よくいまだに動いているけど苦労はした。 今作ってる3Dプリンターも、コントローラーはAnetのを使っているんだが、最初の2枚が不良だった。 2枚目のスルーホール不良を自分でジャンパして動かしてる。 日本製といっても、部品の大半は中国製なんで覚悟しておいたほうがいい。 >>168 品質はこれでいい。 あとは印刷速度で、1〜2分でプリントできるなら素晴らしい。 6分かかるならスクリューと同じ。 6分以上かかるならベルトにする意味がない。 プリントサンプルを使った送りネジの絶対位置テスト。 http://www.11moon.com/m200/screws_absolute_accuracy/screws_absolute_accuracy.mp4 STL http://www.11moon.com/m200/screws_absolute_accuracy/screws_absolute_accuracy.zip ムービーによると腕の断面は、9カ所測定して、9.91から10.05の間に入っている(設計値は10.00)。 最初の10.18はプリントのつなぎ目を含む面でどうしても大きくなる。普通は削るので除外した。 腕の長さ方向は3カ所測定して、79.93から80.01の間に入っている(設計値は80.00)。 意外にも腕の断面より誤差が小さいが、これは結局送りネジのピッチ誤差なんて支配的ではなく、 誤差のほとんどが、ノズルの初期位置(ベッドとの距離)、レイヤ高さ(割れない場合は端数が出る)、 プリント線幅、フィラメント射出量、ベルトや送りネジのガタ、フィラメントの収縮等によって決まる、 ということを意味している。 ノズル直径0.4mm、プリント速度2400mm/min。 プリント時間は1時間8分 このプリンターでは最も粗くて速い設定なので、普通の設定ならもう少し誤差は減ると思う(つなぎ目も)。 また、どちらにしろ十分な精度。 また、ネジは振動しないのでjerkは30にしてる。加速度なしで静かにカクカク動く。 だいたい、ヘッドの速度はちょこちょこ変えられても、フィラメントが出る速度はゆっくりにしか変えられないんだから、 ヘッドの速度だけ変えるのは無茶。そんなことするとコーナーだけプリント線幅が太くなる。 一番遅い部分に合わせてマジメに等速でプリントした方がいい。 >>170 私は168は6分で終わってないと思ってる。 >>171 一般的に、モーター一回転でタイミングベルトは送りネジの4倍動くから。 上の方にそういうことが書いてある。 >>173 微妙にずれてるけど十分だと思う。 それでプリント時間は? 3mmって荒く高速に作りたいのか? ホブ一回転で押し出される量が多くなるってことは 解像度低くなってトルクもいるって事やで http://www.instructables.com/id/Concrete-3D-Printer/ このコンクリート3Ðプリンターってどういう仕組み? ちょっと読んだけど良くわからなかった もしかして一層ごとに人力で平面に均して、水でも垂らしてるのかな 他で見るコンクリート3Dプリンターはブリブリ積層していくタイプで 積層痕がすごいけど、上のは積層痕が見当たらない みなさん寒い時期の保温はどうしてますか? 造形物は保温したいけど基板やモーターは冷却したいという相反する問題の解決の仕方を教えて下さい。 基板は保温ボックスの外に置けばいいし モータも40,50℃程度で壊れやせん 俺の保温ボックス程度じゃこの時期30℃ぐらいしか行かんけど 3mmマンだけどルルツボットっていうメーカーのやつで、かなり綺麗ですわ(他のマシン4機種しか触ったことないけど) ただ、フィラメントの入手について何も考えてなかったから、そこに関しては1.75だったなぁと…… >>508 下の方にムービーがあるが、一層ごとに手で均してる。 層厚6mmということなので、5〜60回この作業を繰り返したらしい。 ただしヘッドがニードル状なので、材料と条件を選べば「十分に深いコンクリート粉のプールの中にニードルを突っ込んで全部プリントする」、 という方法でもいけると思う。 スレ39の412で似たような方法の3Dプリンターが紹介されてる。 >>509 寒い時期ということは外気は冷たい 冷たい外気を冷やしたいところに誘導して冷やし 廃熱が十分に熱ければ造形物のある所に捨てる 廃熱が造形物の温度を下げるようなら外に捨てる 要するにエアダクトを作ってファンで送風 ダクトは印刷すればいいのじゃないか 外装パネルに穴を開けたくないとかなら複雑な形状になると思うけども いずれにせよ冷たい風を当てる 熱帯魚用品を使って水冷にするとかも出来るのだろうけども rampsの12V入力コネクタのプラ部分が溶けてヤバいんだが この溶ける現象の画像結構見つかるけど どういう対策が一般的になってんのやろ? コネクタ外して直ではんだ? 別のパワー回路経由? 一定の容量(アンペア)以上にする場合 コネクタ外して直ハンダ 安いFETが過熱してるのかもしれない 「belt_error_test」について、プリント時間を正確に測ってみた。 http://www.11moon.com/m200/belt_error_test/belt_error_test2.mp4 ムービーによると、スカートを除くプリント時間は6分4秒だが、 テストと関係ないベースをプリントするのに2/3の時間がかかっていた。 上のラーメン模様をプリントしている時間は「2分10秒」なので、このぐらいになるように調整してほしい。 >>180 全くその通りなんだが、116のように「台形ネジでは各種精度が出ない」という人間が多いので、やらざるを得なかった。 ただし、静的な誤差とは別にベルトには振動の問題があり、ネジにはこれがない。 私はPZTを使った研削レンズ加工機の開発もやったことがあり、その経験に基づいて台形ネジを選択している。 >>185 プリント速度が速いからと簡単に考えていたが、この問題は今までの中で一番難しかった。 貴重なご意見、どうもありがとうございます。 1. まず、この問題で一番効いているのは、「フィラメントの戻り(形状記憶)」。 おそらくほとんどの人には想像がつかず、私も初めて体験したが、CFR-PETGフィラメントには中にCFの硬い棒が入っている。 そしてこれはノズルの中でプリント線方向に整列する(整列できなかった場合は簡単に詰まる)。 その結果、射出されたフィラメントは直線だったことを記憶していて、曲げられると戻ろうとする。その結果角がダレる。 したがって、ラーメン模様一層目では下に貼り付いていて戻れないが、上に行けば行くほど拘束がなくなって角がダレていく。 その証拠に、下の写真は以前とほぼ同じ条件でプリントし、ラーメン模様一層目でプリントを中止したものだが、 線は限界までキレイにプリントされている。 http://www.11moon.com/m200/belt_error_test/1_layer.jpg 2. 次にjerkの問題。 repetierのデフォルトjerkは20で、私はこれを30に変更して使っていた。 1800mm/min(30mm/sec)以下で(つまりほとんどの状況で)加減速なしの設定だが、 電気信号を加減速なしにしても、テーブルやモーターには質量があるので現実に加減速なしになるわけではない。 そこで考え方を変えて、jerkを1(0にはできない)に下げ、MAX_ACCELERATION_xxxを3200に上げてみた。 repetierのデフォルトは400なので、8倍にしたわけだ。 すると、わずかにプリント品質が向上し、音が静かになった。 おそらくわずかにプリント時間が伸びているはずだが、おそらく現実に電気信号が近づいたのだろう。 3. 最後にモーター出力(トルク)の問題 私が使っているモーターは、35mm角、長さ28mm、0.5Aのステッピングモーターだ。 3Dプリンター全体のサイズに合わせてモーターを小さくしたわけで、これで動くことは動くが、 精度や速度を上げようとすると辛いものがある。 既にヘッドのモーターは42mmに変更していて、その結果プリント領域が狭くなっていたりする。 それに対して、XYZのモーターは今回の設計では変更が難しいので、この3Dプリンターではこのまま使用し、 次の3Dプリンターで設計を変更した上で全部42mmに変更する。 というわけで、次の3Dプリンターではプリント速度、精度とも向上するが、このプリンターでは現状程度となる。 >>193 全くその通りなんだが、完成度を高めるためにも皆さんのご意見が必要なので、勝手にベータテストさせてもらってる。 逆に言うとアルファテストは既にクリアしているということ。 ご協力感謝します。 >>194 タイミングベルトは30年以上扱っている。 また、私のプリンターでもZ軸のリンクはベルトでやってる。 http://www.11moon.com/m200/snapshots/timing_belt.jpg この部分も3Dプリンター的にはかなり独特で、テンションを調整する機構がない。 組んだだけで必要十分なテンションになるように、設計、加工、組み立てしている。 全てのケースでテンションプーリーを無くせるわけではないが、無くせるなら無くした方がいい。 >>195 3Dプリンターは、電気的にもソフトウエア的にも完成していて、機械系のショボさが全体の品質を下げている。 自動レベリングとかその最たる例。機械系のショボさを電気系で補おうとしている。 電気系にもまだ伸びる余地はあると思うが、機械系が足を引っ張っている現状ではそれも無理。 >>205 そうでもない。 小型のマシニングセンターで300mm/sec出るものはないし、自作CNCフライスだと50〜100mm/secとかだと思う。 3Dプリンターは、フライスほどの強度や精度は要らないが、数倍の速度を求められる。 したがって、やはり独自の設計が必要になる。 >>227 違う。 ステッピングモーターが保証しているのは目標位置(角度)だけ。 2相1.8度のモーターの場合、目標位置の周囲に+-3.6度のズレが許容されていて、 この範囲のズレなら正常とみなされるし、ズレの量を知る方法もない。 このズレを超えることを「脱調」というが、 言い換えれば、ステッピングモーターを限界近くで使えば常に+-3度ぐらい狂っているということでもある。 >>239 考え方がおかしい。 ステッピングモーターは「エンコーダーが要らない」のが利点であり、エンコーダー使った時点で負け。 逆にエンコーダー使うなら、サーボモーターを使うべき。 次に、キャリブレーションは必要な場合にのみ行うもの。 小型の3Dプリンターの軸やテーブルにキャリブレーションは要らない。 キャリブレーションが必要になるのは剛性や加工精度が低いからで、それは電気ではなく機械で解決するべき問題。 それに対して、ノズルは個体差があるしどんどん減るから高さ調整が必要だし、 フィラメントも太さや柔らかさがいろいろあるので、調整機構が必要になる。 >>245 1m以下なら不要。 CFRPの線熱膨張率は0.5E-6/C。ガラス転移点から室温までの差を50度としても、1mで25umしか縮まない。ほとんど誤差。 ガラスはこの十倍以上縮むので、冷却時にはガラスの方が大きく縮む。 ただし絶対量が小さいので、今までCFRPがガラステーブルから剥がれたことは一度もない (他のプリンターで250mmまでプリントしたことがある)。 これに対して、一般的なプラスチックはさらにガラスの10倍以上縮む。 冷却時にはプラスチックの方が大きく縮み、絶対量も大きいので、プリント品の反り、剥がれ、ガラスの割れなどの原因になる。 フレームに関しては、フレーム全体の温度を均一に保つことが重要。 そうすれば、大きさは変化しても形が歪むことはない。レーザーベンチ設計の基本。 私の3Dプリンターは半密閉式なので、フレーム内の温度は50度程度に均一に保たれる。 熱源はヘッドで、この周囲が熱くなるのは仕方がない。 また、電源やコントローラは50度に上げたくないのでフレームの下に格納し、ここは解放されている。 というわけで、半密閉式にすればテーブルもプリント品も勝手に50度まで上がる。しかも均一。 テーブルヒーターなんか要らないし、フィラメントの接着性が上がるし、プリント品の歪みも減る。いいことづくめ。 そういう観点からすると、開放型の3Dプリンターにテーブルヒーターを付けるなんていうのは愚の骨頂。 テーブル付近は熱くなっても上の方は冷たい。プリント品内部に歪みが発生するし、フィラメントは接着しない。 しかも、今はブリッジ対策のためにフィラメントやプリント品を冷やすのが主流になっている。 これは、3Dプリンターやプリント品に対するイジメに等しい。 そこで、一般的な開放型のプリンターを半密閉型に改造しようとしても、突起物が多いのでどうしようもないほどケースがかさばる。 無駄な空間が増えればケース内の温度は上がらないし、ヒーター等で無理に上げると今度は電源やコントローラーの温度まで上がる。 ダメすぎ。自分で全部設計するしかない。 >>250 書くか書かないか、どちらか。 中途半端に書いても意味ない。 >>248 昔CFR-PETGをエンドミルで機械加工していて、エンドミルが死んだ時になぜかエンドミルの周囲にCFだけが絡まってた。 長さ数mm程度。 ただし、そのCFサンプルは残ってないし、新規に取り出す方法も判らない(アセトンに数ヶ月漬けてもビクともしない)。 後でメーカーに聞いておく。 >>253 その通り。 環境は「千差万別」なので、私のような発想の3Dプリンターが少しはあってもいいはずなのに、存在しないから自分で作ってる。 また、それによって多少なりとも新しい選択肢を提供できればと思っている。 それから、少なくとも技術力に関して企業の技術者と個人の間に明確な違いはない。 原子炉みたいに大きくて特殊なものは個人で作れないが、3Dプリンターなら作れる。 実際、多くの企業がRepRapベースで「量産品」を作ってる。 >>252 3DXTechから返信きた。 直径7um、長さ約200umだそうだ。 The carbon fiber is compounded using a twin-screw extruder and then made into filament using a single-screw extruder. Both these operations reduce the length of the fiber in the CF grades to approximately 200um. The diameter of the fiber is 7um, so the key is to look at the length-to-diameter ratio - which keeps the stiffness high for these grades. ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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