オリジナルのバークレーのspiceは、発振回路とかPLLみたいな非線形回路のtransientシミュレーションが苦手。
シミュレーション自体は走っても、ログを見ると収束に失敗しまくってて精度が落ちてたりする。素子数が多くなるほど顕著になる。
IC設計だとシミュレーションで扱う素子数が多いから、収束しないってのが問題になってくる。なのでICメーカーで本家のspiceを独自に改良して使ってたり、EDAベンダーが改良した物を売ってる。

ここのスレはICメーカーのマクロモデルでシミュレーションしてる人がほとんどだろうし、その場合素子数はたかが知れてるから、あんまり問題にならないと思う。