>>102 イメージで考えるとこうなる。

インダクダンスというのは要するに
「電流の変化に対してあまのじゃくする性質」と言うことは理解できると思う。

で、また例によって電気の流れを水の流れにたとえると、
丁度パイプに水を通している状態と等価になる。

長いパイプに水を流すとき、
(空気抜きは済んで水はすでに満たされているとする)水の慣性力があるから、
配管が長いと水の出し始めに水圧が下がる。
逆に「スパッ」と止めると以上に水圧が上がる。
(これのことを水道屋は「ウォーターハンマー(現象)」という)

この性質は配管が長いほど顕著になる。

これを再び電線に置き換えれば、線が長いほどインダクタンス性質が
強く表れると言うのが感覚的に理解できると思う。

と、言うわけで無限遠にするとインダクタンスも無限大になるのである。