やっぱり人が住むのは田舎じゃなくて都会だと思う10
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
「住めば都」だし、価値観押付け良くない。とはいえ利便性が違い過ぎ。東京から宮古島まで 様々な地域に住んだが、田舎は…。 ※県名と市名が被る場合のみ「市」を付けた
@気象条件が極悪→台風やら雪害やら水害やら。皇居が東京にある事が全てを物語る
A住人の視野が狭くしかも排他的→見かけない人が歩いてるだけで「見ない顔だねえ」とか 排他的
B町内会費がある→住民税を払ってるのに追い討ち?
C店(含出前)がない→生活に不便。ピザの配達も来ない。本屋もなく 学生が参考書買う自由すらない(ネットで買えるが直接見たいし 田舎はそのネット環境もイマイチ)
D学校・塾・予備校の数が少ない→学生の選択肢が乏しい
E賃金が安いのに物価が高い→店の数が少ないから競争原理が働かない
Fネット環境も未整備→携帯やワイマックスは圏外 いまだADSL。遊ぶ環境がないからネットしかやる事無いのに そのネットがこの有様
G病院が少ない→精神科なんか市町村内に1件もナイとか? その他の科も然りで、出産なんかも悲惨な事になる
H相談所が乏しい→弁護士事務所 税理士事務所 社労士事務所など 都会なら乱立してるのに田舎なら市町村内に1件もナイ
I交通が不便→店が近くに無いなら鉄道移動って事になるが 鉄道も30分〜数時間に1本 しかもそれも自然災害でよく乱れる(JR本州3社は過疎路線にやる気ナイ)
頼みの綱のバスは自治体の補填で何とかやってるだけでいつ廃止になってもおかしくない(静岡県・御前崎灯台のヨウに観光名所があっても切られる)
J行政施設が乏しい→年金事務所 裁判所 税務署 警察署 ハローワーク等がいちいち遠い
KL方言→日本語通じない
L娯楽イベント→映画館に電車で行くとかw
イベントは大抵3大都市圏(名古屋・大阪・横浜と大宮を含む東京)で行われるので 地方大都市も所詮3流。その中でもコミケなど特に東京が中心となるのが多いので 中京圏や京阪神でも東京圏には劣るし 中京圏は実は車がないとある意味地方都市より辛いので2流
●
地方の良さと都会の良さを併せ持っている[県庁所在地]ならまだしも いやそうであっても 北陸は微妙 中国地方日本海側(山陰)は新幹線もなく悲惨だし
山形や秋田はミニ新幹線なら来てるが太平洋側の東北と比べると県庁所在地含めて淋しさは否めない。
田舎は 観光地としてはいいが 生活地としてはダメダメである。著名観光地であっても 生活には向かない。
冬場とはいえ三峰口駅前(秩父市)でさえ17時に「自殺者がウロウロしてる」と通報されたw
湯河原 箱根 日光 富士五湖といった都心に近い観光地でさえ 行政機関・医療機関等や店は少なく また19時頃に既に人通りが少なく 湯河原は未だ町立図書館のオンライン蔵書検索が不可。
以上から 人間が住むにふさわしい地域は以下。Cランクまではその市内単体で殆どの用事が済む(施設が集約されてるので)
前スレ https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/countrylife/1484345058/ 初代スレ http://uni.2ch.net/test/read.cgi/countrylife/1348732168/619←619参照。池田信夫記事の魚拓アリ。
<S>
小田原…理由は2ndスレ994番 http://www.lo★gsoku.com/r/countrylife/1368960080/994
<A>
桧原村と奥多摩と島嶼部を上記を除く東京都。23区内ならSランクもありか?
*但し 例えば東久留米や小平の人間が行政機関や法律相談に行くには近隣管轄市に出る必要があり 法テラスや裁判所にいたっては池袋 新宿 立川アタリまで出る必要あり その意味では 市内に施設が集中し市内移動で完結する横浜や小田原に劣る
*東京簡裁では 法律手続き相談も可能(他の裁判所では他の業務の合間に相談に乗る感じだが、東京簡裁は相談に乗るのが仕事の窓口アリ)。
<B>←東京都ではないため行政サービスはAランクより落ちるが 都心に近く また都心に出なくとも店や機関も充実してる。
首都圏近郊(川崎 横浜 相模原 藤沢 春日部 柏 千葉市 市川 松戸 流山 飯能(駅周辺) 所沢 新座 朝霞 さいたま市)
<C>←都心からやや離れるがギリギリ都心通勤圏内。また都心に出ずとも市内で店も機関もほぼ事足りる。
小田原 平塚 飯能(山間部) 水戸 高崎 京阪神
<D>←その地域自体は田舎だが都心に出るのに近い秩父 小田原に出れば事足りる足柄上下郡。前橋・つくば・宇都宮は交通は便利だが 高崎駅に比べ駅前貧弱なのでこの位置。
小田原を除く神奈川県西 中京圏 秩父(市街地) 宇都宮 前橋 つくば 腐っても東京の奥多摩や桧原村
<E>←地方の政令市と あとは地方であるが機関が豊富かつ交通がそこまで不便でないという条件を満たす上級の県庁所在地(例:四国の香川県高松市 但しサンライズ瀬戸が廃止されたら転落)。
地方政令指定都市 郡山 銚子 上級県庁所在地(例:長野市) 秩父(山間部) 鉄道ナキ西伊豆
<上記以外>
東京都島嶼部や県庁所在地を含め 人里に非ず >>299
ちょっと昔は都会のおっさんでもトロイ奴には普通に小児麻痺と揶揄していた
今では都会のおっさんは言わないだろうけど田舎のおっさんは言う人もいる
今の都会のおっさんは小児麻痺と限定せず「カタワ」と大雑把に括った言葉使う印象がある 都会だから体動かしてないかって言うと別にそういう事もない >>301
その発想が都会っ子の発想で田舎のガキは大人たちの日常の労働の動きを盗んで真似をして遊ぶ
都会には都会特有の体の動かし方があるし田舎にもそれがある
田舎者が東京メトロの人混みの歩き方がわからないように都会っ子には田舎の土にまみれる体の動かし方は分からない
俺らが大都会に行って田舎者と笑われる様に都会っ子が田舎に来ると同じように「出来て当たり前のことが出来ないやつ」として笑われる
ポツンと一軒家っていうテレビ番組で都会っ子が下手な運転してるのを見て笑うような感じ 田舎どうこうより婆とアホ父と言う二大癌に悩まされている 田舎って店が少ないけどマスク買えたの? 田舎に行くといまだにコンビニとかにマスクがなかったり、あっても点数制限あるんだけど ティッシュとマスクの点数制限はまだある
俺の親父は底辺労働者だから俺にもこの辺の工場で働けと押し付けてくる
あいつにとってはそれが最高の人生のようだ
あいつの能力じゃその仕事しかできないからな
みんあがあいつほど馬鹿ではないし、あいつの視点や世界観を
押し付けるのはやめてほしい。だからこそ昔から俺の未来は暗かったのだろうな
工場労働者の家だから! >>174
怖がられた方が絶対いいと思う
地味ダサだと今度は舐められる
村八分上等の気持ちでいないと 田舎人にとって都会者は何を考えてるか分からない存在 田舎にはセックスはない。ド田舎は中学生でセックスできるんだろうか?
セックスは都会にある 閉店セールのマスクはどこまで安くなるか2020年11月池袋駅改札内.wmv
https://youtu.be/PUR★CMs★CltA0
これって最終的にいくらまで値崩れ落ちしたんだろう 田舎は血が濃すぎてキチガイみたいな人が多いので、その時点で住みたくない。この事件なんかまさに
https://www.fnn.jp/articles/-/112211 スポーツ施設はどこにでもあるんだけど、美術館とかそういうのは
田舎にはないんだよな 県立美術館ある(イマイチだけど)
企業の美術館もある(こっちは割といい)
郷土系の細々とした博物館も点在してる
ただ目を引くものがないな...
やはり行き着くのは予算 閉店セールのマスクはどこまで安くなるか2020年11月池袋駅改札内.wmv
https://youtu.be/PURCMsCltA0
これって最終的にいくらまで値崩れしたんだろう >>318
どうせネットで買うんだろ?まぁどこで買おうと人の自由だが俺みたいに出たがりはネットばかりでも飽きるから書店に寄るのが楽しみなんですよ。根っからの引きこもり体質じゃないから。引きこもり体質なら田舎でも良いかもね 都会は新型コロナに感染するリスクが高い代わりにICUを持ってる大病院が多いから助かりそうだけど
田舎で感染したらICUを持つ病院が限られてるしレベルも低いから命取りになりそうで怖い どんな場所でも本屋くらいはあるものだが
最近は本屋も斜陽だし減ってるね
アマゾンで買う人が多いんだろうね
本屋で見て立ち読みできることに意味ある
まぁ踏み込んだ本は中規模以下の店舗にはおいてないから
大規模店やネットで買うしかないんだが 漫画だけど鬼滅の刃はどこの書店でも売り切れてるし良い物は書店で買うんだと思うよ。特に学生なんかは一般的なクレカが使えないからAmazonの恩恵受けれないし否が応でも現金払いの書店頼りになる(コンビニ払いだと配送が遅いし代引きだと送料取られるから) 田舎には服がない。お洒落なものがない
だから小さいころからセンスって言うのを磨きにくいと思う
街行くと田舎じゃ見ないようなものをわんさか見る
日本と外国の違いもあるだろうな 山の中にいる人とかってなんでそこにいるんだろうね?
まぁそれにメリットがないから若い人は出てくんだろうけど >>325
人と関わる事が嫌で外にも出たくないヒッキーの極みだから。老人に関しては老い先短いから「どうでもいいや」と生きる事に対して投げ槍になってるのでは
田舎にもよるけど、若い人でも覇気がないというかメンタルが老人みたいになってるから 前スレで出た、夕焼けチャイムの時間の話題、HP上では更新されている所とされていない所(もちろんもともと載ってない市町村も)もだが、
今年は自分の町も含めて異様に早い。
・神奈川県小田原市→17時夏季、10月は16時30分、11月以降は16時で一貫したまま(元々日本最速クラスなため変化はない。日没の特段に早い町でもあるまいに)。
・東京都清瀬市→何十年も一貫して18時07分だったのが、10月には16時30分、11月は未確認、12月は12時05分
・東京都町田市→17時基本、11月以降のみ16時30分が、今年は11月からは16時
・埼玉県春日部市→17時基本だが、10月から一16時 夕やけこやけのチャイム|清瀬市公式ホームページ
https://www.city.kiyose.lg.jp/kurashi/bousai_anzen/anzen/1003428.html
夕やけこやけのチャイム
ページ番号1003428 更新日 2020年8月30日
印刷大きな文字で印刷
イラスト:なわとびをする子どもたち
清瀬市では、子どもたちに帰宅時間を知らせるため、防災無線を通して「夕やけこやけ」のチャイムを放送しています。
このチャイムは、季節に合わせ日没から30分前を目安に鳴らしていますが、夕やけこやけのチャイムはあくまで目安です。
帰宅時間につきましては、各ご家庭で指導していただきますようお願いします。
夕やけこやけのチャイムの時間
2月から4月午後5時5分5月から8月午後6時5分9月午後5時5分10月午後4時35分11月から1月午後4時5分
より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに問題点はありましたか?(複数回答可) 特にない 内容が分かりにくい ページを探しにくい 情報が少ない 文章量が多い
このページの情報は役に立ちましたか? 役に立った 役に立たなかった
このページは見つけやすかったですか? 見つけやすかった 見つけにくかった
送信 小田原市 防災行政無線「ゆりかごのうた」の放送時間変更について
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/disaster/disaster/topics/ko-9683.html
防災行政無線「ゆりかごのうた」の放送時間変更について
現在、夏季午後5時・冬季午後4時に放送している防災行政無線の試験放送(夕方のチャイム放送)の時間が10月1日(木)から次のとおり変更となります。
放送月 放送時間
10月 午後4時30分
11月〜2月 午後4時00分
3月〜4月、9月 午後5時00分
5月〜8月 午後5時30分 防災行政無線の概要/春日部市公式ホームページ
http://www.city.kasukabe.lg.jp/anshin-anzen/bousai/musen/musen.html
定時チャイムの変更
本市では、児童が安全に帰宅することを促すため、季節に応じた夕方の時間に、防災行政無線の定時チャイムを活用し放送しています。この定時チャイムを平成29年10月1日春日部市民の日から、社会情勢の変化などを考慮した時間変更と併せ、曲目を市の歌「心の空」へ変更しました。
表:〈変更後〉平成29年10月1日から
月
時間
曲目
4月〜9月 午後5時30分
心の空
(オルゴールバージョン)
10月〜3月 午後4時30分
心の空
(オルゴールバージョン) 夕焼けチャイムの遅い町は田舎ってことだろうか?
つか、16時台はさすがに早すぎるだろ。下手したらまだ学校から帰ってない、というか学校内にいる。学校の最終下刻時刻より早いチャイムってw
東京都豊島区が冬期17時書き18時だったと思うが、これが大多数かつほとんど自治体だと思うが、
小田原市のは「日没から計算」といった清瀬市のような理由もなく、春日部市も「情勢」という曖昧な言葉で濁している。 田舎だと有名人には会えないんだよな
東京にいればマジ簡単に会えるんだろう
見る事もあるし、イベントなんかもすぐ行けるし
芸能人は大したことない存在なんだろうな 有名人に会いたいっていう発想が人として下劣というかクソダサい
会って教えを乞いたいとか金儲けの話を持ちかけたいとかなら別だけど 田舎住みで一時有名人が来てたけどわざわざ会いたい会いに行きたいとは思わんかったな
ああいうのは偶然チラッと見かけるくらいが楽しい
ある地方の高速SAで女優さんが娘さん(多分)と歩いてた
娘さんの腕にしがみつく感じで歩いてたがとにかく小柄。
ヒール履いてたのにテレビで見るよりすごく小さく感じた >>334
都会にいても会えないよ
大企業で働いてる人とかすごい人が多くて質の良い人脈が作りやすいというのはあると思う 人脈はどうあれ大企業であってもブラックが多いのは事実 この前もパワハラ上司に追い込まれて自殺した社員が居たろ 「アカウント名を気軽に変えて…」「何気ないLINEがプレゼン中の画面に…」無意識の行動がSNSのトラブルに
くま ゆうこ くま ゆうこ
「なんでフォロー外したの!」「アカウント名変更するからでしょ…」(UTS/stock.adobe.com)
https://maidonanews.jp/article/13675378
「なんでフォロー外したの!」「アカウント名変更するからでしょ…」(UTS/stock.adobe.com)
日常的に使用しているSNS。何気なくつかっているからこそ、思わぬことでトラブルに発展することがあるようです。そんな自分の無意識の行動が招いた2つのエピソードを紹介します。
若い世代が抱えるアカウント変更でのトラブル
携帯の機種変更、アカウント乗っ取りなどの被害等でSNSのアカウントを削除したり、変更したりすることがあります。ですが、そのような理由ではなく頻繁にアカウントを変更し、トラブルに発展しているケースがとくに女子高生を中心におこっているようです。
高校生のA子は、SNSのアカウントの名前を頻繁に変えます。その理由は現状のアカウントでなにか被害にあったというようなことではなく、単なるその日の気分です。
そんなことが続くなか、トラブルが起こってしまいます。A子の友達であるB子は同じクラス、大親友というわけじゃないですが仲は良かったのでお互いのinstagramをフォローしていました。
しかし、A子がアカウント名を変更したことで、フォロー数の多いB子は、
「これ誰だっけ?」とわからなくなり、悪気なくフォローを外したそう。すると、翌日A子から「なんでフォロー外したの!」と文句を言われてしまいました。しかもコロナウィルスの影響で休校中だったので、うまく弁解もできないままA子の勘違いが膨らみ、喧嘩に発展。結果、仲直りはしましたが、意図せぬことでトラブルになりました。
心の中で思っていたことが、パソコンに表示されたLINEのメッセージが表示されて明らかに…(metamorworks/stock.adobe.com)
心の中で思っていたことが、パソコンに表示されたLINEのメッセージが表示されて明らかに…(metamorworks/stock.adobe.com)
何気なく送ったメッセージが クライアントに見えてしまった
このような予期せぬトラブルはビジネスシーンでも起こっていました。
LINEやSNSはスマートフォンだけでなく、パソコンで使用することもできますね。そのため、ビジネス上の会話や確認をLINE上で行ったりすることも増えてきているのではないでしょうか。その便利さのゆえにおきてしまったエピソードを紹介します。
営業部に所属しているCさんが同僚と一緒に営業先のクライアントに打ち合わせに行ったときのこと。一緒に行った同僚が自身のパソコンをテレビモニターにつないでプレゼンをしていました。でも、そのプレゼン内容に営業先の人は 興味なさそう…。そこで、Cさんはいつものように同僚のLINEに「なんか全然興味なさそうだよねw」と送りました。
すると、「ピコン♪」とプレゼン中のテレビモニターにCさんが送った「なんか全然興味なさそうだよねw」のメッセージが映し出されてしまいました。同僚は、パソコン上でLINEをログインしたままの状態にしていたのです。
ほんの数秒の事でしたが、Cさんは冷や汗が止まらなかったそう。
営業先の人がメッセージを見てしまったかどうかわかりませんが、見ていたらCさんだけでなく会社の印象にも影響を与えてしまいます。
SNSも意識を持って行動することが大事
上記の2つのエピソードのように、普段何気なく使っているSNSで予期せぬ方向に発展する可能性があります。SNSは個人のアカウントですが、それは自分ではない誰かと繋がっているもの。だからこそ、いまこの行動をとったら、この文章を書いたらどうなるか?を常にシュミレーションする癖をつける…つまり無意識ではなく常に意識を持って利用しなければなりません。
これらを予防するための例として、今回紹介したエピソードのようなことがあるんだと知ることも大事なのかもしれませんね。 ネット中傷、誰もが加害者に!?悪気なく扇動してしまう「怖い体験談」
鎌田和歌:フリーライター
ライフ・社会 News&Analysis
2020.8.14 4:15
クリップする
印刷する
A
A
https://diamond.jp/articles/-/245381
写真はイメージです Photo:PIXTA
インターネットが誕生した頃から繰り返されてきた誹謗中傷。最近になってようやく、いよいよ対処しなければいけない問題だと捉えられてきた節がある。ネット上での誹謗中傷とは一体、どのようなダメージを人に与えるのか。(フリーライター 鎌田和歌)
ネットはアングラから主流へ
民事訴訟や刑事事件が増加
便所の落書き――。かつてネット上の書き込みは、そのように揶揄されていた。2000年代の中旬頃までは、まだネットは「アングラ(アンダーグラウンド)」であるという感覚が強かった。
しかし、スマートフォンが登場し、さまざまなSNSが人を集めるようになり、今やインターネットはアングラどころか主流になりつつある。子どもの「なりたい職業ランキング」にYouTuberが入ることや、ネット広告の売り上げがテレビメディアを超えたことなどを挙げるまでもなく、インターネットはもはや誰にとってもなくてはならないものである。
そうなってくると、かつてのようにネット上の書き込みを「便所の落書き」とも言っていられない。多くの人が見て、その情報を信じ、瞬時にシェアしていく。一般人であったとしても「拡散力」のある時代となった。そして一度拡散された情報を完全に消すことは、ほとんど不可能といえる。それが間違った情報であっても、ひどい誹謗中傷であっても。
ここ最近、ネット上での誹謗中傷についていくつかのニュースが流れた。
ひとつは女優の春名風花さん(はるかぜちゃん)が民事訴訟で投稿者を訴え、315万円の示談金を得たニュース。また、ブロガーのはあちゅうさんも、容姿をおとしめる内容などを書き込んだ投稿者の開示請求を進めていることを明らかにしている。
上記は誹謗中傷を訴える民事訴訟であるが、ネット上での脅迫などが刑事事件になることはこれまでもあった。
最近では、行方不明となっている女児の母親に対して「殺すぞ」などとメッセージを送った31歳の男が脅迫の疑いで逮捕された。これ以外にも企業や個人への脅迫が刑事事件となり逮捕者が出たケースを記憶している人も多いだろう。
「脅迫」には当たらない「誹謗中傷」への対応は、これまでなかなか難しいと考えられていた。どの程度であれば誹謗中傷として認められるのかの判断が一般人からはわかりづらく、また匿名からの中傷である場合には開示請求を求めた上で裁判を起こすことが必要という二重の手間が必要となる。
訴えたとしても裁判で認められない可能性も当然あり、訴える側にとっての精神的、金銭的負担が大きいからである。
次のページ
元モデルの10年前の経験とは…> 誹謗中傷に「泣き寝入り」
元モデルの10年前の経験とは…
つまり、誹謗中傷された側が「泣き寝入り」するしかなく、誹謗中傷した側が「勝ち逃げ」できる条件がそろっていたと言っていいだろう。
「誰だって誹謗中傷などされたくないのだから、自分もしないようにしよう。自分がされたくないことは、人にもしない。人にしたことは、いつか自分に返ってくる」
皆が皆、そのようにわきまえていればネット上での中傷は起こらない。人々の道徳心やマナーがインターネットには追いついていないのが現代であり、このカオスの中で犠牲となる人が多々いる状況である。
「10年前は、誰に相談しても『見なければいい』『気にする方がおかしい』と言われましたよね」
そう話すのは、男性誌でモデル活動を行っていたことのある30代の女性Aさん。本人いわく「到底売れっ子ではなかった」というが、匿名掲示板では彼女の名前が入ったスレッドが立ち上げられていた。当初は仲間のモデルたちと合わせて1つのスレッドだったが、途中から彼女単独でのスレとなったのだという。
「最初はファンの方の好意的な書き込みも多くて、誹謗中傷や冷やかしは少なかったんです。途中から、アンチのような書き込みが多くなり、それをやめさせようとする人との対立でヒートアップしたからなのか、1日に100件以上の書き込みがあることもありました」
Aさんは当初、「人前に出る仕事をしているのだからある程度は仕方がない」と割り切り、あまり掲示板を見ないようにしていたそうだ。しかし飲み会で仕事関係者の男性から「見たことある? すごいこと書かれているよ」と面白そうに言われたことから気になるようになってしまう。
「事実と違うというか、妄想みたいなことばかり書かれているんですよね。ブログで食べ物の写真をアップするのは性的に欲求不満だからだろうとか、インタビューでの受け応えが男性芸能人やプロデューサーへのアピールだとか。何を発信しても悪く取られるんだなと思って人間不信になりかけました」
Aさんの事務所は大手ではなく、事務所が守ってくれるということもなかった。Aさんが誹謗中傷と同じぐらい傷付いたのは、周囲の対応だった。
「最初に『すごいこと書かれている』と教えてきた男性に相談したら『見なければいい』『あんなの本気で気にするようじゃやってけないよ』って。それならわざわざ教えてくれなければいいのに…」
Aさんが「限界だ」と思ったのは、仕事仲間の女性や家族まで性的な中傷にさらされ始めたこと。しかし相談できる先もなく、「事務所から課せられたブログ更新以外、ネットはなるべく使わない」ことしか対処法がなかった。
最近の誹謗中傷を巡る議論について、Aさんはこう言う。
「私がネットでたたかれていた10年以上前は、まだたたかれるのは一部の人で、中傷は匿名掲示板や個人ブログのコメント欄で行われていました。今はSNSが盛んになって、SNSを使う人であれば多かれ少なかれ嫌な思いをしていますよね。
だから『見なければいい、ではない』という考え方が当時よりかは増えてきたように感じています。SNSでの誹謗中傷が今後も続くのであれば、規制が必要となってくるのかもしれない。誹謗中傷は結果的にネット上での自由を損ねる行為だと認識してほしいです」
次のページ
個人間のトラブルが誹謗中傷に発展> 個人間のトラブルが誹謗中傷に発展
もう1人話を聞いたのは30代男性のBさん。彼の場合は、2年ほど前に知人女性Cさんがネット上での誹謗中傷に巻き込まれた。
「Cさんと共通の知人でDという男性がいました。きっかけは、CさんがDとSNS上で言い合いになったこと。Cさんはいつまでも絡んでくるDのことを気持ち悪いと思いブロックしたそうです。
それを恨んだのか、DはCさんのメールアドレスに連絡したり、さらにCさんの会社の上司に連絡したり、それでも飽きたらなかったのか、Cさんの誹謗中傷をSNS上で行うようになりました」
DがSNS上に書き込むと、その書き込みを信じた人がCさんへの不信感や中傷を行うようになった。CさんもDもSNSでフォロワー数が多かったために、「外野」から騒動を見守る人が多かった。
Dがどんな中傷を行っているか、Cさんが自分で確認するのは気持ちが悪い。しかしたとえば警察への相談をするためには証拠が必要だ。そこでBさんは、Cさんの代わりに、誹謗中傷の証拠集めを数人の友人と共に始めた。そこで思わぬ発見があったという。
「自分は言い合いになった当初から知っていて、Cさんに同情的でした。Dの言っていることはほとんど言いがかりで、ブロックされた後の粘着も気持ち悪かった。
けれど、Dが他の匿名ユーザーたちとCさんの延々と陰口をたたいているのを見るうちに、だんだん洗脳されてくるんです。本当にCさんの一挙手一投足に良くない部分があるように思えてくる。
嫌なところを探そうとしてCさんの情報を検索し、ちょっとしたことを大きく言い立てて仲間と盛り上がる……。それを繰り返すうちに視野が狭くなるんです。ささいなことで批判される芸能人のブログがありますが、1人をターゲットにしてしきりにバッシングを繰り返す人たちの心理が、少し理解できたように思いました」
もちろんBさん自身がCさんの誹謗中傷を行ったことはない。ただ、「誰かに対する悪評を見続けることで、誰でも誹謗中傷を行う心理状態になる可能性がある」と悟ったことは、発見だった。
「2000年代後半の匿名掲示板ではよく、『踊り子さんには手を出すな』と言われていました。ウオッチャーたちは、ターゲットの悪口を匿名掲示板に書き込むけれど、ターゲットに直接コメントを送ったら『踊ってくれなくなる』からやめようと言われていた。
でも今は、ターゲットに直接クソリプを送りつける人がたくさんいますよね。ネットリンチは昔より確実にひどくなっていると思います」
ネット中傷の背景に
愉快犯と確信犯、そして扇動者
Bさんの話を聞き、その後Dのアカウントを確認して感じたのは、Dには誹謗中傷している自覚がないということだ。Dは自分を「被害者」だと感じ、正当な抗議をし、周囲への注意喚起をしたいようだ。しかしはた目には、一方的な誹謗中傷になってしまっている。
行方不明の女児の母親を脅迫し、逮捕された男のケースでも明らかなように、脅迫や誹謗中傷を行う人の中には、愉快犯だけではなく確信犯もいる。自分の行為は正当だと信じ、「悪者をやっつけてやる」「被害者として正当な抗議をしている」というつもりで人を攻撃する。
また、ツイッターを見ていて特に感じるのが、扇動者の存在だ。これはフォロワーの多いユーザーに多い。自身は過激な中傷や攻撃を行わず、自分のフォロワー(ファン)に対して特定のターゲットへの攻撃を暗に促すようなツイートを行う。
それを見たフォロワーたちが、ターゲットに対して「クソ」「早く○ね」などの暴言や中傷を浴びせる。「あおった」だけでは「誹謗中傷」とはみなされづらく、やられた方が対処しづらい。
最も怖いのは、扇動を行っている人自身もSNS依存に陥り、フォロワーが喜ぶ発信=ターゲットへの批判を行うことにせきたてられているようにも見えることだ。
人がインターネットとの適度な距離感をつかむためには、まだ時間がかかりそうだ。インターネットを使いこなすのではなく、絡め取られているのではないか。一人一人が自問自答を続けることが大切なように思う。 なんだかんだ言っても東京が優れているのは、福利厚生もさることながらその他、様々な配慮だろう。
「「東京 50 →(ななめ上) −フクティアッパー BOOK 50代・60代のみなさまへ これからの夢とライフを考える本」なんてのを
全世帯に無料配布したのは東京都くらいだろう小冊子というより、まさに本。 >>307
後ろのほうの言っている意味がいみいち分からないが、田舎っていまだに不足してるんか。
需要は少ないが供給も少ないからさすがに点数制限・個数制限はもう撤廃されたかと思っていた。 >>312
「この若造が」検体袋投げつけ “マスク拒否”の岡山・赤磐市議
2020年11月26日 木曜 午後6:47
https://www.fnn.jp/articles/-/112211
岡山・赤磐市の市議が、検診で市内の施設を訪れた際、マスクの着用を求めた職員に暴言を吐き、便の入った検体袋を、机に投げつけていたことがわかった。
赤磐市議会によると、11月4日、行本恭庸市議が、がん検診で市内の施設を訪れた際、女性職員にマスクの着用を求められ、「しゃべるわけではなく、マスクは必要ない」や「この若造が」などと怒鳴り、便の入った検体袋を机に投げつけたという。
行本市議は、現在3期目で、市役所の清掃業者に威圧的な発言をしたとして、2020年9月の市議会で辞職勧告決議案が可決されている。
赤磐市は今回の暴言発覚を受け、市議会に対し、あらためて適切な措置をとるように申し入れしている。 >>335
有名人ならだれでもいいわけじゃなくて会いたい人ですよ?
まぁ有名人ってだけでかなり希少価値はあるわけで
会えるのは意味ある事のようです。医者や弁護士なんかより
売れてる有名人はよほどレアな存在だから
スーパー金持ちに会うみたいな?
有名なだけじゃなくて何らかのスキルを持つ人なんだよね
自分の分野の人。あえて見てる人
会って佇まいを感じるもよし
>>338
イベントとか行けば会えるよ >>346
不足は解消されてると思うんだがなあ。
当方本州内陸の山中住まいだが人里のドラッグストアに行けば在庫はちゃんとしてる。もちろんアルコールも。 なにが「#9110の認知度が低い」だよ。
そもそもその番号が繋がるのは東京都全部と、あとは一部の自治体だけだろ。
神奈川県でさえ横浜市だけだし、横浜市が政令指定都市であることを考えると事実上、神奈川県ですら導入されていない 田舎の海の施設行ったらかなり人いたわ。100人ぐらいいたかな
コロナ禍でもみんな普通に遊んでるやん。俺は出かけないのに
そこは若い人は少ないし、あえてくるような場所でもないんだが
カップルとかも5組ぐらいいたな。コロナ自粛でもしかして近場って事なのかな? 都市部だけどいまだにswitchが出に入らない。ようやくPS4が手に入るようになったってかんじ Amazonと楽天、製造業で都会の2割減の給料で移住はどうだろうか。 父親があほすぎて頭が痛くなる
あいつが親であることは俺の人生の大きな汚点
文字通り馬鹿が移るわ…
あいつが馬鹿なのは勝手にしてもこっちにそれ移すのやめてほしい >>351
そもそも
こんなクソ寒いのに何しに海の施設に行くのだろうか。全く分からん… それなりに住宅が建ってるのにバスが1日2本なんてのザラだしな
田舎に住む人とは価値観に何かしら決定的な違いがあるんではと思う >>354
自分のオヤジを貶してる時点で日本人として非常に残念なバカだよ
さすがバカの息子だな 神奈川県と東京都では大きく異なる。
同じ都会、同じ関東でもな。
『クレヨンしんちゃん』では紅サソリ隊が横浜中華隊を「都会モンが何しにきやがった」みたいな埼玉disとも取れるセリフがあったり(クレヨンしんちゃん研究所 https://crashinsti.at.webry.info/202002/article_4.html 「紅さそり隊、肉まんで勝負だゾ」 2020年2月29日放送l)、
その「クレヨンしんちゃん」が映画の最後のほうにセリフだけ出てくる『跳んで埼玉』では、神奈川県と東京都の蜜月みたいにやっているが、
神奈川県と東京都では福利厚生がまるで違う。
税金補助、医療費補助、公共交通補助金、その他各種助成金・・・・。ゴミ捨てに関しては同じ東京都でも区市町村により全然違うから何とも言えんが。夕焼けチャイムもテキトーな一律ではなく、清瀬市に代表されるようにきちんと日没からの逆算している。
(夕やけこやけのチャイム|清瀬市公式ホームページ https://www.city.kiyose.lg.jp/kurashi/bousai_anzen/anzen/1003428.html )
東京都では享受できたサービスが、神奈川県では政令都市含めてどこでもやっていなかったりする。
やはり腐っても首都だけある>東京
神奈川県のいいところって、神奈川県なのに転換クロスシート(伊豆箱根鉄道)が見れるところだが、そんなの一般人にはどうでもいいしな。
【快適】関東地方なのに転換クロスシートに乗れる路線に行ってきた【大雄山線】
https://youtu.be/iivcLE0z6RM こんな得体の知れない奴を近くにおいて散々、虐めた意地の悪い連中だが
自分で自分の首を締めてることに気が付かない愚かな連中だよな。
もし、自分ならこんな奴を近くに置いておくことはしない
島流しにするのが賢いやり方
今頃になって島流しにしても遅い 5000人の島 コロナ緊張 院内感染に住民「家族心配」「来島自粛呼び掛けて」 鹿児島・与論町
2020.7.24 9:54 南日本新聞
https://www.47news.jp/5052604.html
院内感染の広がりが懸念される与論徳洲会病院=23日午後、与論町茶花
院内感染の広がりが懸念される与論徳洲会病院=23日午後、与論町茶花
与論町で新たに11人の新型コロナウイルス感染が確認された23日、島民の間に不安や動揺が広がった。島内唯一の総合病院である与論徳洲会病院職員の感染確認をきっかけに拡大し、院内感染がさらに深刻化する可能 ...
記事全文を読む ? 新型コロナウイルスNEWSこれからの経済特集LIFEアートとカルチャーコラムPROJECTアメリカ大統領選挙
日本 (Japan)エディション
キャリア
東京の「仕事の空気」は離島に持ち込めない。夫と娘を残して5日間のワーケーションをやってみた
身体は離島の五島にあるのに、画面の向こうでは東京の仕事の話。「ワーケーション」にはどうしても超えられない壁もあった。
ハフポスト日本版編集部
2020年09月26日 17時29分 JST | 更新 2020年09月26日 JST
https://www.huffingtonpost.jp/entry/gotoh-story1_jp_5f6c104ec5b6e2c91260f0ec
(文章・鈴木円香 一般社団法人「みつめる旅」理事、ウートピ編集長)
7月26日から8月18日までのちょうど3週間、ワーケーションをしていた。
「今年の夏は五島で過ごす」と決めたのは、今年の2月上旬。
まだまだ新型コロナウイルスの感染拡大が本格化していなくて、東京オリンピックは当然開催されるだろうと考えていた頃。東京の暑さとオリンピックの混雑を避けて、「今年の夏はひと月五島で家族と過ごします!」と宣言したのだった。
そして、コロナがやってきた。
五島には、3年前に、移住した友人を訪ねていったところからすっかり魅了されてしまい、これまでいろいろなプロジェクトを立ち上げ、だんだんと仲間が増え、今では現地に法人を登記するまでになった。 写真家やアーティストから、旅行業や観光業、旅館業、飲食業に就いている人、農業や漁業など一次産業に従事している人、そして行政で働いている人などなど、自分でも信じられないくらいたくさんの人と知り合いになった。
五島での体験を全3回の連載でお届けします。まずは夫と娘を東京に置いて、一人で過ごしてリモートで働いてみた「最初の5日間」の話からーー。
>>第2回 『「五島うどん」に救われた。3週間の離島「子連れワーケーション」は結構大変だった』
>>第3回『「借りを作る」が人間関係を良くする。離島・五島の経済は「お金」で回さない』
五島には、こうした人工物がほとんどない小さなビーチが点在している。その素朴さに魅了され、何度も通うようになってから早3年近く。(撮影:廣瀬健司)
廣瀬健司
五島には、こうした人工物がほとんどない小さなビーチが点在している。その素朴さに魅了され、何度も通うようになってから早3年近く。(撮影:廣瀬健司)
コロナ時代のワーケーション。自分で4つのルールを決めた
コロナが始まる前も、始まってからも、五島の人とは常にプロジェクトの打ち合わせなどで連絡を取り続けている。その頻度は、東京の仕事仲間のそれとほとんど変わらないか、メンバーによっては、それを凌駕するくらいだ。
コロナで五島はどうなっているのか?
感染を恐れて島外から「来ないで」と言う人もいれば、「こういう時こそ来て」と内心願っている人もいる。島の大事な産業の一つは観光なので、「来てくれないと、会社が潰れる!店が潰れる!」と夜も眠れないほど困っている人もいる。
地域の人の反応もバラバラで、正解はない。
五島市としては、コロナは長期戦となることを前提に、感染防止対策を万全にした上で来島者はウェルカムという基本姿勢を打ち出している。
また、東京など都市部から島にやってきて、仕事と休暇を同時に行う「ワーケーション」は、経済のV字回復および移住促進のための重要施策の一つにもなっている。経済と島民の安全のバランスをなんとか保とうとしているのだいう。
コロナ禍でどう生きていくか、正解はない。
感染に最大限気をつけながら、すべては、自分で情報を集めて、自分の頭で考えて、決めて、動くしかない。それがwith/afterコロナの唯一のルールなのだろうというのが、2020年7月時点での私の結論だった。そこで、五島でワーケーションを実行するに当たり、次の4つのルールを自分に課すことに決めた。 (1)お年寄りや基礎疾患のある人と会わない
(2)外食は減らして、できるだけ自炊する
(3)買い物に行く時はマスクをつける
(4)地域の人との打ち合わせも、できるだけオンラインでやる
朝から晩まで、ほぼ一人きり
3週間のうち最初の5日間は、夫と娘は東京を残したままひとりきりで過ごしてみた。市街地から車で30分ほどの、海辺にあるバンガローを借りて、朝から晩までほぼひとりきりでいた。
その5日間の私の毎日はだいたいこんな感じだった。
朝5時起床。
バンガローの2階にふとんを敷いて、夜風にあたりながら寝ていた(結局、そのバンガロー滞在中にクーラーをつけることはなかった)。
もともと朝型だったけれど、娘ができてからは、一番集中して片づけたい仕事は家族が寝ている朝5?8時に終わらせるという習慣がすっかり身についてしまったので、五島でひとりきりになっても、どうしても5時に目が覚めてしまう。東京にいる時、この朝の3時間で重要な仕事はほぼ終わる。
ひとりで過ごした5日間、毎日ゴロゴロしながら眺めていたバンガローからの朝焼け。みるみる色合いが変わっていき、見ていて飽きない(筆者撮影)
筆者撮影
ひとりで過ごした5日間、毎日ゴロゴロしながら眺めていたバンガローからの朝焼け。みるみる色合いが変わっていき、見ていて飽きない(筆者撮影)
ミーティングが始まるのは10時半。本を読んで過ごす
まぶたを開けると、風でふわりと舞い上がるカーテンの向こうに、紫色の夜明けの空を破るように、濃いピンク色の朝焼けが細く覗いている。毎日、昨日に巻き戻されたかと錯覚するほどに同じ光景。
空の、ピンク色の裂け目がだんだんと広がり、やがてオレンジっぽい色や、黄色っぽい色が加わって、朝焼けが複雑な色味に変化していくのを眺める。そうしているうちに30分ほどが過ぎていく。 あー、なんて幸せなんだろうー
と、思う。
このまま時間を止めてくださいー
と、思う。
朝焼けの濃度がどんどん失われ、空が明るくなっていくのが、なんだかさみしい。
が、まあいいや、と思い直し、ふとんも畳まず一階へ降りて水をごくごく飲む。基本的に、余計な家事は何もしない。
ふとんは畳まず敷きっぱなし。料理も基本しない(焼くだけ、チンするだけ、お湯を入れるだけ、しかしない)。パジャマと部屋着も区別しない。洗濯は着るものがなくなったら、仕方なくする。買い物にも行かない。
そして、6時から7時までバンガローの前の海で泳ぎ続ける。
水着を着る必要さえ疑われるほど、誰もいない。
朝の冷たい海を、最初の30分くらいは、ただただストイックに泳ぎ続ける。波を見ながら、空を見ながら、横になったり、上を向いたりして海を漂う。
泳いで身体が軽くなったら、朝ごはん。
私が借りたバンガローにはトースターがなかったので、スーパーで買ってきたデニッシュをフライパンで焼いて、コーヒーを淹れて飲む。あとは、ヨーグルトか、夜の残りものをちょっと。食器洗いも夜寝る前にまとめて1回するだけで、食事ごとにはやらない。
7時半から、最初のミーティングが始まる10時半くらいまでは、だいたい本を読んで過ごす。3時間もぶっ通しで読書ができる。 五島の海の色は、時間ごとに、季節ごとに、まったく違う。車を運転してカーブを曲がった先に、不意に抜けるようなブルーが現れたりする。(撮影:廣瀬健司)
廣瀬健司
五島の海の色は、時間ごとに、季節ごとに、まったく違う。車を運転してカーブを曲がった先に、不意に抜けるようなブルーが現れたりする。(撮影:廣瀬健司)
画面越しの「草刈りと蝉の音がすごいですね」
10時半から17時くらいまでは、断続的にオンラインミーティングが入る。五島の夏は、草刈りの季節だ。ミーティングをしていると、草刈り機のブーンという音が聞こえてくる。東京にいる仕事先の相手から「草刈りと蝉の音がすごいですね」と言われてしまう。
早く、高性能のノイズキャンセリング機能がついたイヤフォンをamazonで注文しなきゃ、と思う。
娘のお迎えが17時なので、東京にいる時はだいたい17時には仕事を終え、自宅から徒歩3分ほどの保育園へ向かう。五島にいる間も17時以降は仕事をしなかった。
空が明るいうち、18時から19時にかけてまた海でひと泳ぎしてから、何か一品だけの夜ごはんを用意してビールを飲み、あとはまた夜風に当たりながら本を読んで寝落ちする。
ーーそんな5日間が過ぎた。
五島にいても「東京の仕事」はできる、しかし…
五島にいながら、東京の仕事ができるのか?
私自身、一般社団法人みつめる旅の理事として、これまで五島で「リモートワーク実証実験」や「ワーケーション・チャレンジ」を企画・運営してきたので、迷うことなく「Yes!できます!」と断言したいところだけれど、果たしてどうだろうか…。
物理的には、できる。完全にできてしまう。まったくもって支障がない。
Wi-Fi環境とPC、そして草刈りや蝉の音(それから、台風の後の波の音や船のエンジンの音とか…)を拾わないノイズキャンセリング機能のついたイヤフォンさえあれば、東京にいるのと遜色がない。
その点、コロナで仕事がフルリモートになったことは、とてもありがたかった。いちいち自分だけ「五島にいるからリモート参加ですみません」と謝らなくていいのだから。 市街地から車で30分ちょっとの海の前に、バンガローを借りた。移動はすべて車。運転している間のどかな風景が広がる。(撮影:廣瀬健司)
廣瀬健司
市街地から車で30分ちょっとの海の前に、バンガローを借りた。移動はすべて車。運転している間のどかな風景が広がる。(撮影:廣瀬健司)
ミーティングに集中していても「あ、ブタの匂いだ」
でも、精神的にはだんだんつらくなってくる。
人間は、物理的に離れた場所で、意味的に離れた仕事をこなせるほど器用ではない。
五島の海を眺めながら、東京の企業のCI(コーポレート・アイデンディティ)やブランディング、首都圏にメイン読者をもつメディアについて考え続けるのは、なんだか身体がついてこない。
日を追うごとに、イヤフォンから聞こえる声よりも、窓の外から聞こえるカモメの声や虫の音に、PCの画面越しに見える相手の姿や画面共有されたスライドよりも、雲間から注ぐ光の加減によって刻々と変わる海の色に、意識は奪われていく。
そして、オンラインではどうしても伝わらない嗅覚と触覚。風向きによっては少し離れたところに建つ豚舎の匂いが混じることもある潮風に、身体はすぐさま反応する。どれほどミーティングに集中していても、「あ、ブタの匂いだ」と思ってしまう。
やっぱり、人間は身体性からは逃れられないのだ。
それは、どんなにテクノロジーが進歩しても同じだろう。
仮にVRがものすごく進化して、あたかも東京の会議室で同席しているかのようなリアルな知覚を得られるほどの、オンライン会議システムが利用可能になったとしても、果たして、東京の仕事を五島でやりたいと思えるだろうか。
たぶん「No」だ。VRを通して知覚するものと、VRから離れた時に知覚するものの差があまりにも大きくて、おそらく私の身体はついていけないだろうということが、容易に予想できた。
市街地の港。こういう何ともない日常の中に、不意に絶景が現れるのも、五島に何度通っても飽きない理由かもしれない。(撮影:廣瀬健司)
廣瀬健司
市街地の港。こういう何ともない日常の中に、不意に絶景が現れるのも、五島に何度通っても飽きない理由かもしれない。(撮影:廣瀬健司)
ワーケーションに向いている「仕事」とは?
結論として、ワーケーションでは、「普段の仕事」をするよりも、「普段はやれない仕事」をする方がいいんじゃないかと思う。 たとえば、一人でじっくりこれまでの仕事やキャリアを振り返るとか、チームで合宿をしてとことん議論するとか、ひたすら企画を考え続けるとか、膨大な資料やデータを読み続けるとか。そういう、普段はやりたいけど、雑事に紛れてなかなか着手できずにいる仕事を集中して片づけてしまうのにちょうどいい時間の質であるような気がする。
もしくは、仕事のありかた自体を変えていくか。
つまり「東京中心の仕事」を減らしていくということ。頭脳が物理的にちらばっていて、それぞれがそれぞれの場所で、身体をもち、知覚し、思考すること自体が大きな価値を生むような仕事を、世の中に増やしていく。それは果たしてどんな仕事なのか? 今のところ、コレ!と即答できるものはない。でも、それが主流となる世の中は、きっとすごく楽しいだろう。
「リモートワーク」や「ワーケーション」といっても、人間が身体から逃れられない存在である以上、そんなに簡単なことではないのだ。
とても大きな発見だった。
ーーー
五島市は2021年1月16日(土曜日)〜1月31日(日曜日)まで「島ぐらしワーケーション in 五島列島 2021」の参加者を募っています。もし興味を持ったらぜひこちらのサイトをのぞいてみてください。
>>第2回 『「五島うどん」に救われた。3週間の離島「子連れワーケーション」は結構大変だった』
>>第3回『「借りを作る」が人間関係を良くする。離島・五島の経済は「お金」で回さない』
【筆者略歴】
鈴木円香(すす゛き・まと゛か):一般社団法人みつめる旅・理事。1983年兵庫県生まれ。2006年京都大学総合人間学部卒、朝日新聞出版、タ゛イヤモント゛社て゛書籍の編集を経て、2016年に独立。アラサー女性のためのニュースメテ゛ィア「ウートヒ゜」編集長、SHELLYか゛MCを務めるAbemaTV「Wの悲喜劇?日本一過激なオンナのニュース?」レキ゛ュラーコメンテーター。旅行て゛訪れた五島に魅せられ、五島の写真家と共にフォトカ゛イト゛フ゛ックを出版、Business Insider Japan主催のリモートワーク実証実験、五島市主催のワーケーション・チャレンシ゛の企画運営。その他、五島と都市部の豊かな関係人口を創出するへ゛く活動中。
【写真撮影】
廣瀬健司(ひろせ・たけし):福江島在住の写真家。生まれも育ちも五島列島・福江島。東京で警察官として働いたのち、1987年に五島にUターン。写真家として30年のキャリアを持つ。2001年には「ながさき阿蘭陀年 写真伝来の地ながさきフォトコンテスト」でグランプリを受賞。五島の「くらしと人々」をテーマにした作品を撮り続けている。2011年には初の作品集『おさがりの長靴はいて』(長崎新聞社)から出版。 「離島に来ないで」 医療脆弱、新型コロナに厳戒
新型コロナ 鹿児島 沖縄 東京 九州・沖縄 関東 社会・くらし2020/4/25 15:13
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58508810V20C20A4CZ8000/
フェリー乗船前に全乗客の体温を確認する(24日、那覇港フェリーターミナル)
新型コロナウイルスの感染拡大で東京都などが25日から異例の「12連休」を呼びかけるなか、各地の離島が観光客の来島に危機感を募らせている。本土と比べて医療体制が脆弱で、感染者が広がれば治療などの対応は困難。物資の輸送を担う飛行機や船で感染者が出れば、ライフラインが止まる恐れもある。
観光は島を支える重要な産業だが、地元自治体は「今は来ないで」と訴えている。
「本土にある学校の寮が閉鎖され、やむを得ず島に帰省する学生もいる。島との往来は止められない。せめて観光など不要不急での来島は控えてほしい」。4月下旬、鹿児島県奄美市の健康増進課の担当者は訴えた。
奄美市の奄美大島で17日、自営業の40代男性と同居する30代女性の感染が確認された。男性は2日に来島した埼玉県の男性らに同行し、遊漁船で2日間過ごした。埼玉県の男性は滞在中に発熱し、島を離れた後で感染を確認。その後、奄美市の男女が発熱や喉の違和感を次々に訴えた。
遊漁船の乗船者や職場の同僚など島内の濃厚接触者は12人に上り、検体を鹿児島市に輸送してPCR検査を実施した。島内にある感染症の専用病床は4床だけ。医療機関は限られ、検査センターもない。県の担当者は「クラスター(感染者集団)が発生すると対応しきれない」と警戒する。
奄美大島で旅館を営む女性は「いつもなら観光客は大歓迎だが、今は自分が感染するのも怖い」と話し、東京や大阪からの予約は断っているという。家族にも休業するよう求められているが、「生活もあるので、常連客や知り合いだけ受け入れている」と話した。
新型コロナの感染は離島でも徐々に広がっている。13日に初の感染者を確認した沖縄県石垣市。飲食店を介した濃厚接触者は数十人で、未確認の感染者がいる可能性もある。市は16日、独自の緊急事態宣言に踏み切り、観光客らの来島を抑えるため、22日から市内11カ所の観光施設などを使用禁止にした。
同県粟国村の新城静喜村長は「人口約700人の小さい島なので感染者が出ると一気に広がりかねない」と危機感を募らせる。村がある粟国島は医師と看護師が1人ずついるだけ。重症化しやすい高齢者が住民の約4割を占め、感染が広がれば「医療崩壊」が現実味を帯びる。
感染者がまだ確認されていない都の島しょ部も警戒を強めている。
小笠原諸島の小笠原村は大型連休は例年、観光客が押し寄せ、5月中に島の総人口(約2600人)に匹敵する約2400人が来島する。ただ、村には感染症指定病院がなく、医師が常駐する診療所は父島と母島で計2カ所のみ。
東京都港区の竹芝桟橋と父島を結ぶ船便は1週間に1度しか運航しておらず、重症者が出れば自衛隊に搬送を依頼するが感染が疑われる場合は適切な検査は難しい。
同村は23日、不要不急の来島に関する自粛のお願いを「強く要請」に引き上げた。観光は同村を支える大きな柱で、担当者は「大型連休には特に多くの人に来てもらうが、安全を守れないため仕方ない」と無念さをにじませた。
2019年の大型連休中には、4千人近くが訪れた新島村の新島と式根島は、3カ所のキャンプ場と約80の宿泊施設を休業中。両島を結ぶ連絡船で渡航する旅行者について、宿泊場所の確保ができていない場合は乗船を断っている。約2600人の島民の4割が65歳以上で、医療従事者も簡易式の人工呼吸器も限られており、帰省自粛を呼びかけている。 ■生活必需品、供給に不安も
離島は地続きの地方と異なり、食料品や生活必需品などのライフラインを限られた船便や航空便に依存している。新型コロナウイルスの感染が広がるなか、物資の輸送網の維持も課題だ。
沖縄県粟国村で唯一の輸送手段は村営フェリーだ。村民生課は「乗組員の感染が疑われた場合、運航できなくなるかもしれない」と気をもむ。
感染を防ぐため、24日から1日1往復の運航本数を半減した。食料品などの供給も通常の半分に。村は普段から1週間分の食料の備蓄を呼びかけているが、新城静喜村長は「船が出ないと食料を確保できない島民が出てくる」と懸念する。
日本郵便は8日から沖縄県と県外との間でのチルド・冷凍ゆうパックの引き受けを停止した。同社沖縄支社によると、航空便の減便に伴い輸送できる航空貨物の量が減った。担当者は「今以上に減便が深刻になると離島の輸送網を維持できなくなる」と危惧する。
鹿児島県本土と奄美群島、沖縄を結ぶフェリーを運航するマルエーフェリーとマリックスラインは13日、寄港する全港で乗船前の体温測定を始めた。37.5度未満なら乗船申込書に「検温済み」の印を押し、乗船手続きに入る。マリックスラインの担当者は「乗組員の感染などで運航を止めないよう、打てる手は打ちたい」と話した。 >>357
はぁ?俺の親父もあの人と同じようにアル中のカスだわ
毎日暴言吐いてるし。害になる親なんかいくらでもいるわ
人の家の事情も分からずに口出すんじゃねぇよ >>370
外人みたいでカッコいいなお前
親を敬う日本人的な美徳を真っ向から否定とか勇気のいる事だぜ
痺れるぜ NHKニュース|NHK NEWS WEB
文字サイズ小
中
大
2020年(令和2年)12月10日 木曜日
NHKニュース|NHK NEWS WEB
首都圏 NEWS WEB
首都圏 トップ
世界都市ランキングで東京3位
12月08日 17時11分
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20201208/1000057237.html
界の都市の総合力を採点したランキングが、民間のシンクタンクから発表され、東京は5年連続で3位となりました。
課題としては、在宅勤務のしやすさといった「働き方の柔軟性」で後れを取っていることなどが指摘されました。
民間のシンクタンク「都市戦略研究所」は世界の主要な48都市を対象に「経済」や「居住」、「環境」、「文化・交流」など6つの分野のあわせて70の指標で総合力を採点しました。
その結果、東京はことし、5年連続で3位となりましたが、「経済」などの分野でスコアを伸ばした1位のロンドン、2位のニューヨークとの差は去年よりも広がりました。
国内のほかの都市では、大阪が去年より4つ下げて33位、福岡は1つ下げて43位でした。
東京の評価を分野ごとに見てみますと、「経済」と「文化・交流」は4位、「研究・開発」は3位を維持した一方で、「居住」は去年の11位から12位に順位を落としました。
ランキング作成の責任者で、都市政策が専門の明治大学・市川宏雄名誉教授は「コロナ禍で個人の価値観が変わり、自分で都市を評価して自由に移り住む時代に変わり始めたといえる。東京は安全な都市として、働きやすさや住みやすさなどを高めることで、世界から選ばれる都市を目指すべきだ」と話していました。
今回のランキングで指摘された東京の課題を分野ごとに見てみますと、順位が12位に下がった「居住」では、在宅勤務や職場からの早退のしやすさなど「働き方の柔軟性」が、48都市のうち41位と大きく後れを取っていると指摘されています。
「経済」の分野では、テレワークができる場所の少なさや、優秀な人材を確保するための人々の英語力が課題だとしています。
「研究・開発」では大学の国際的な評価が低く、留学生も少ないことから、英語による授業の強化などが必要だとしています。
「文化・交流」では、夜の観光スポットの数が少なくナイトライフの充実に課題があるとされました。
「交通・アクセス」では、相乗りタクシーやキックボードなど多様化する移動手段への対応が課題だとしています。
「環境」では、再生可能エネルギーの利用や緑地の充実度を高めるべきだとされています。
今回の調査で、東京の課題とされた働き方の柔軟性を高めるには、自宅以外でテレワークができる施設を増やすなど、仕事や生活の多様化のニーズを満たすことが求められます。
渋谷区の保育施設付きシェアオフィス「マフィス」では、子どもを連れた会社員や個人事業主が1日あたり平均15人ほど利用しています。
パソコンの作業やリモート会議ができるシェアオフィスの1つ上の階に保育施設があるため、移動の時間を短縮できるほか、子どもの急な発熱などにもすぐ対応できます。
7か月の娘を預けて利用している20代の女性は、会社の育休中に、副業としてコンサルティング関係の仕事を始めたということです。
この女性は「保育施設のそばで働けるからこそ、副業が始められたと思います。同僚からは、コロナ禍でも出社するしかないという声も聞くので、もっと柔軟に働けるような社会になってほしいです」と話していました。
また、夫婦で利用しているカナダ出身の会社員の男性は「コロナ禍で完全テレワークになりましたが、東京はコワーキングスペースの数が少なく、特に子育て世代にとっては不便を感じることがあります。また、夜に家で作業していると通信が遅くなるので、通信環境の整備も進めてほしいです」と話していました。 世界都市ランキング 東京は5年連続で3位 働き方に課題
2020年12月8日 21時49分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201208/k10012753421000.html
世界の都市の総合力を採点したランキングが民間のシンクタンクから発表され、東京は5年連続で3位となりました。課題としては、在宅勤務のしやすさといった「働き方の柔軟性」で後れを取っていることなどが指摘されました。
民間のシンクタンク「都市戦略研究所」は、世界の主要な48都市を対象に「経済」や「居住」「環境」「文化・交流」など、6つの分野の合わせて70の指標で総合力を採点しました。
その結果、東京はことし5年連続で3位となりましたが「経済」などの分野でスコアを伸ばした1位のロンドン、2位のニューヨークとの差は、去年よりも広がりました。
国内のほかの都市では、大阪が去年より4つ下げて33位、福岡は1つ下げて43位でした。
東京の評価を分野ごとに見てみますと、
▽「経済」と「文化・交流」は4位、
▽「研究・開発」は3位を維持した一方で、
▽「居住」は、去年の11位から12位に順位を落とし、在宅勤務や職場からの早退のしやすさなど「働き方の柔軟性」が、48都市のうち41位と、大きく後れを取っていると指摘されました。
ランキング作成の責任者で、都市政策が専門の明治大学、市川宏雄名誉教授は「コロナ禍で個人の価値観が変わり、自分で都市を評価して自由に移り住む時代に変わり始めたといえる。東京は、安全な都市として働きやすさや住みやすさなどを高めることで、世界から選ばれる都市を目指すべきだ」と話していました。
東京の課題
今回のランキングで指摘された、東京の課題を分野ごとに見てみます。
▽「居住」は順位が12位に下がりました。在宅勤務や職場からの早退のしやすさなど「働き方の柔軟性」が48都市のうち41位と大きく後れを取っていると指摘されています。
▽「経済」の分野では、テレワークができる場所の少なさや、優秀な人材を確保するための人々の英語力が課題だとしています。
▽「研究・開発」では、大学の国際的な評価が低く、留学生も少ないことから、英語による授業の強化などが必要だとしています。
▽「文化・交流」では、夜の観光スポットの数が少なく、ナイトライフの充実に課題があるとされました。
▽「交通・アクセス」では、相乗りタクシーやキックボードなど、多様化する移動手段への対応が課題だとしています。
▽「環境」では、再生可能エネルギーの利用や、緑地の充実度を高めるべきだとされています。
仕事や生活 多様化のニーズを満たせるか
今回の調査で東京の課題とされた、働き方の柔軟性を高めるには、自宅以外でテレワークができる施設を増やすなど、仕事や生活の多様化のニーズを満たすことが求められます。
渋谷区の保育施設付きシェアオフィス「マフィス」では、子どもを連れた会社員や個人事業主が、1日当たり平均15人ほど利用しています。
パソコンの作業やリモート会議ができるシェアオフィスの1つ上の階に保育施設があるため、移動の時間を短縮できるほか、子どもの急な発熱などにもすぐ対応できます。
7か月の娘を預けて利用している20代の女性は、会社の育休中に、副業としてコンサルティング関係の仕事を始めたということです。
この女性は「保育施設のそばで働けるからこそ、副業が始められたと思います。同僚からは、コロナ禍でも出社するしかないという声も聞くので、もっと柔軟に働けるような社会になってほしいです」と話していました。
また、夫婦で利用しているカナダ出身の会社員の男性は「コロナ禍で完全テレワークになりましたが、東京はワーキングスペースの数が少なく、特に、子育て世代にとっては不便を感じることがあります。また、夜に家で作業していると通信が遅くなるので、通信環境の整備も進めてほしいです」と話していました。 「住まいはどこでもいい」さよならオフィス アメリカの新常態
2020年6月17日 13時08分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200617/k10012473341000.html?utm_int=detail_contents_news-link_005
「オフィスに行かなくてもそこそこ仕事ができる」。新型コロナウイルスをきっかけにテレワークを実際に経験して、こんな思いを持った人も少なくないのではないでしょうか。アメリカのシンクタンクの全米経済研究所は「世の中の仕事のうちの37%がテレワークだけで完結できる」という調査結果を4月に公表しました。
そのアメリカでは、テレワークの普及によって、従来の職場や住まいの概念を覆すような動きが出てきました。(ワシントン支局記者 吉武洋輔)
青空の下で顧客対応
青空の下で顧客対応
アンドリュー・マクミレンさん
「このデッキで何度も電話を受けていますよ」。カリフォルニア州のシリコンバレーに近い海辺の街。青空の下で、自宅の庭からオンラインでの取材に答えてくれたのが、会社員のアンドリュー・マクミレンさんです。
男性の勤務先は、東海岸のボストンにオフィスを構えるコンサルティング会社。にもかかわらず、2か月ほど前に遠く離れた西海岸のこの地まで引っ越してきたのです。きっかけは会社が全面的に導入したテレワーク。自宅で仕事をしているうちに、「これならどこからでも働ける」と考えたのです。
マクミレンさん
「昔から当たり前のように続いてきた、会社員はオフィスと同じ地域に住む、という必要性はほぼ完全になくなったんじゃないですか。私の友人はハワイに引っ越しましたよ」
Nucleus Research イアン・キャンベルCEO
ただ、そんなに離れた場所に社員が引っ越してしまって大丈夫なのでしょうか。マクミレンさんが勤めるボストンのベンチャー企業「Nucleus Research」のイアン・キャンベルCEOに話を聞いてみました。
すると、「社員はもうどこに住んでてもいいんですよ」ときっぱり。そして、この機会に、自身が気に入っているリゾート地・フロリダ州マイアミにオフィスを移転する計画を立てていると教えてくれました。
オフィスをなくす
新型コロナウイルスをきっかけにしたテレワークの普及は、アメリカの企業と働き手を確実に変え始めていると感じます。中には、“オフィスそのものをなくす”という大胆な決断をした会社も出てきています。
新型コロナウイルスの深刻な感染拡大地帯となったニューヨーク・マンハッタン。ミッドタウンと呼ばれる中心部のオフィスビルに入居する社員45人のベンチャー企業「Skift」を率いるラファト・アリCEOは、7月末にこのビルから撤退し、オフィスをなくすことを決めました。
この会社は、旅行の消費動向をリサーチする会社です。その情報をインターネットを通じて、会員であるツアー会社やホテルなどに発信しています。社員の日々の業務は調査や情報収集。そして収入源となる会員集め・広告集めです。
足を運んでなんぼのようにも思えますが、この間、社員の多くが自宅からのメールや電話で業務に対応できたという手応えをつかんだと言います。そして顧客と直接会う必要があれば、そのつど訪問や出張で対応すればよく、オフィスという“場所”を持つことの意味はそれほどないと判断したわけです。 Skift ラファト・アリCEO
アリCEOは「この時代、対面でなくても顧客と連絡を取り合える最新の技術が、かつては想像できなかったほどたくさんありますから」と、決断の背景を述べました。
そして、もう1つ、アリCEOの決断を後押した理由があります。世界一とも言われるマンハッタンの高額なオフィス賃料です。実は、会社は新型コロナウイルスによる観光需要の低迷の影響で業績が悪化。オフィスを手放すことが最も効果的な経費削減策になったわけです。
Skiftのオフィス
こうした会社の決断で、すでに社員にも変化が起きています。前述の企業と同じように、住まいを変える動きが相次いでいるのです。マンハッタン周辺に住んでいた社員は、南部のテネシー州や西部のコロラド州などに引っ越し。アリCEOは「社員の20%〜25%がニューヨークの外に住まいを変える」と予想します。
とくにニューヨークでは、感染拡大の一因とも言われる地下鉄通勤への抵抗感も背景にあると言います。
不動産会社「REDFIN」による900人を対象にした調査では、「もし会社が完全にテレワークに切り替えたら、別の都市への移住を検討する」と回答した割合が、ニューヨークで61%、サンフランシスコで51%に上りました。テレワークは都市に集中している人口の分散をもたらすのでしょうか。
課題はコミュニケーション
課題はコミュニケーション
ただ、本当にオフィスをなくして支障はないのでしょうか。アリCEOにこの疑問をぶつけてみると、「社員のコミュニケーションの構築が最大の課題になる」と話しました。アリCEOは、企業の運営には社員の信頼関係や団結が欠かせないという理念の持ち主です。「すでにある試みをしています」と教えてくれたのが、オンラインによるランチミーティング。
週に2日、オンライン通話を使って、みんなで食事をするのです。
5月下旬にその様子をのぞかせてもらうと、この日は合わせて17人が参加していました。自宅やテラスなどでごはんを食べながら談笑します。話している内容はほとんどが雑談。生まれたばかりの赤ちゃんをだっこしながら参加した男性社員の話をきっかけに、もっとも子どもに手がかかる時期はいつかという話題に。
2、3歳が大変という意見に対し、5歳の子どもがいるアリCEOは「いまがいちばん大変」と発言。すると、別の男性社員が「思春期の13歳がいちばんさ」と続き、妊娠中の女性社員が苦笑い。
オフィスがなくても、こうした時間をつくれるものなんだと感心した一方、逆に言えば、社員どうしの会話がほとんどなければ、オフィスがあってもあまり意味がないのではないかと考えさせられました。
昨今、日本では働き方改革が進んできたとは言え、長くオフィスにいることが、がんばっている証拠という価値感が残る時代を経験した立場からみると、会社がオフィスを持たないのはさすがに極端、と感じるのかもしれません。
ただ、そもそも“職場”がどうしてできたのかという原点に立ち返ると、それは、社員みんなでモノをつくったり仕事の情報を共有したり、会議をしたり営業活動の拠点にしたりといった業務の遂行のため、1つの場所に集まることが最も効率的だったからです。
そう考えれば、効率性をアップさせるテクノロジーが発展するにつれ、従来のオフィスの在り方や社員の働き方が変化していくことは、そんなに不思議なことではないとも思えてきます。
ワシントン支局記者
吉武 洋輔
2004年入局
名古屋局・経済部を経て現所属 コロナで仕事に対する考え方が変わりました・・
2020年12月09日
https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/syukatsu/syukatsu604/?utm_int=detail_contents_special_003
感染のリスクは気になるけど、仕事をしないわけにもいかない…毎日不安を覚えながら働いているという人も多いかもしれません。
「テレワークの導入が進まない業種なので転職を検討している」「1つの仕事だけをしているのはリスクだと思った」新型コロナウイルスの影響で、今の働き方を見つめ直す人が増えているようです。仕事に対する考え方、変わりましたか?
以下、マイナビ「コロナ禍における就業状態の変化に関するレポート」より(対象:15歳以上の男女14333人 期間:2020年9月24日〜29日)
この春以降、リモートワークが一気に広がったことで、社内の打ち合わせや取引先への営業スタイルなどが大きく変わったという企業が増えています。
マイナビの調査を元に作成
新型コロナをきっかけに、働くことに対する考え方が変わったかどうかを聞いたところ、40%余りの人が「変わった」「やや変わった」と回答しました。
今回の調査は1万4000人余りに対して行われました。
いま仕事をしている人や仕事を探している人など「就業意思のある人」と、家事や育児、介護などさまざまな理由で仕事をしていない「就業意思のない人」の間では、考え方の変化に大きな違いがあることが分かります。
マイナビの調査を元に作成
「就業意思のある人」の中で考え方が変化した人は、48.3%と「就業意思のない人」と比べると格段に多くなっています。
日常的に働いている、または働きたいという意識がある人ほど、コロナで考え方が変化した人が多いようです。
仕事に対する考え方が具体的にどのように変わったか聞いたところ・・ マイナビの調査を元に作成
今の仕事のままでこの先、大丈夫だろうか?、在宅ワークがしやすい職場環境の整った企業に、転職したほうがいいのではないか…など、今の働き方に不安を覚えたという意見が多く見られました。
新型コロナが、仕事について改めて問い直すきっかけになったという声が多く、何らかの形で働く環境を変えたいと考え始めた人が目立っています。
一方で、「就業意思のない人」に聞いたところ
マイナビの調査を元に作成
いずれ働きたいと思っていたのに就職活動がしづらくなってしまった…といった意見も見受けられました。
しかし、これまでは働く意思はなかった、もしくは働くことをあきらめていたという人の中には、在宅ワークなどの選択肢が増えたことで「もしかしたら働けるのでは」と前向きに考える人もいるようです。
【職業によって変化に差】
新型コロナをきっかけに広がる、働くことに対する考え方の変化。いま就いている職業によっても、意識の変化に違いが見られます。
考え方が変わったという人の割合は、運輸業や不動産業、それに建設業など多くの職業で40%前後でした。しかし、「宿泊業・飲食サービス業」では60.4%、「情報通信業」では58.1%と高い比率となりました。
どうしてなのでしょうか。
「宿泊・飲食サービス業」に従事する人たちからは、新型コロナで「仕事がどんどん減った」「感染対策が大変」といった声が出ています。
コロナ禍で労働環境が激変し、苦労しながら働かざるを得ない状況があるため、仕事に対する考え方が変わったと感じた人が多いようです。
一方、「情報通信業」では、「テレワークで効率を落とさずに働ける」「リモートワークになりメンタル面が楽になった」という声が寄せられました。
リモートワークと相性のいい業種では、仕事への考え方がプラスの方向に変わったという人が目立っています。
マイナビの担当者
「これまで仕事を選ぶ基準は、やりがいや給料などが主でした。しかし新型コロナをきっかけに、在宅ワークできるか、いざという時に健康に配慮した労働ができるかなども選択肢となってきています。企業側もこうした働くことへの意識変化を敏感に感じ取る必要があると思います」
多くの人を苦しめている新型コロナウイルスですが、これまで当たり前とされてきた「働き方」に一石を投じた面もあります。
これから社会に出る学生たちの仕事選びも変化していくかもしれません。 田舎じゃないのに近畿地方は関東に比べて物凄く排他的というか器の狭い人が多い気がする。根拠としては住んでから結構経つのに未だに余所者扱いで、見知らぬ人からもジロジロ見られる事と同じ関西弁使いやノリが面白くないとグループから浮くから
(たまに非関西弁使いも居るが、同じ標準語でもめちゃくちゃ語尾が強くてイントネーションもキツい事が多いから関西人からもあまり煙たがられない。一番ダメなのはやんわりとした物言いや、なよっとした喋り方でカマだとレッテルを貼られる) 大阪出身で近畿圏内で移住したけど標準語でデスマスで喋ってるのが一番楽。 静岡県の伊豆になってくると、特にS田、M伊豆、H伊豆、N伊豆ぐらいまで下がってくると、
毎日夜中に認知症患者がカルトナンバープレートをつけて嫌がらせ兼憂さ晴らしで、静岡県警も取り締まるのを諦めました。
あとはライトかちゃかちゃやったり、不自然にゆっくり車を走行させたり。
ガチキチでヤバい超田舎だけど、やっぱり地元の住民も出ていったら井の中の蛙だと気づくみたいで、二度と伊豆には戻ってきませんね。
変化球でも何でもなくストレートにガチで住まないほうがよいですよ。泥棒騒ぎや放火事件も、未だに犯人が捕まってない、法を無視した第5世界ですから。 >>378
関西生まれじゃないけど関東人はただ果てしなく迷惑 関東の人間じゃないけど関西嫌いですが何か。関西人じゃなくてもそれに近い人種はおっかないし面倒なイメージ(笑) この辺にはブイブイ言ってる人間ってのがいないんだけど、
都会行くとそういう奴たくさんいるんだよなぁ
この辺と違うんだよ
エリートってのがいない。勉強系、文化、スポーツ色んな世界があるけど 昔の俺は街へ行くとなんだか気圧されてたけど、それは
気のせいだっただろうか?今行ってもそうなんだろうか?
まぁちょっとばかしスポーツでプロ目指せるレベルだろうと、
18過ぎて金ないとあんまりブイブイできないだろうけどね
都会はボンボンやイキリ系が多くてうざいんだ
田舎はdqnがうざい。都会はボンボンがうざいだってさ
都会もdqn多いだろうけど(都会こそ?) 田舎は総人口自体が少ないからヤンキーが多く感じて都会は人が多いから居ても雲隠れしてる感じ コロナでもろさ 1400万人に膨張、東京の過密リスク
2020/8/3
https://style.nikkei.com/article/DGXZZO62000070Y0A720C2000000/
人口の都心回帰が鮮明になっている
東京都の人口が1400万人を超えたって聞いたわ。政府は地方創生を掲げているのに、東京圏への人口流入は加速しているそうよ。東京一極集中は今後どうなるのかな。東京一極集中の現状と課題などについて、谷隆徳編集委員が浅井みら野さんと福島茉莉奈さんに解説した。
――現状はどうなっているのですか。
2020年5月に東京都の人口は1400万人を超えました。この20年間で200万人も増えています。資本金が1億円を超す企業のほぼ半分は東京に本社・本店を置いていますし、外資系企業の約8割が東京に拠点があります。
あわせて読みたい
ワクチンの普及は感染封じ込めの切り札と期待される(写真はインフルエンザの予防接種)
コロナ、年内にもワクチン接種の期待
星野リゾート(長野県軽井沢町)は「温泉ワーケーションプラン」を2020年1月から始める
仕事と休暇を両立、普及する?
特に東京23区の人口が増えています。湾岸部などにタワーマンションがどんどん建設され、人口の都心回帰が鮮明になっています。埼玉、千葉、神奈川も含めた東京圏への集中を東京一極集中と呼ぶこともあります。
東京の人口が増えているのは都外からの転入者が多いためですが、最近の特徴は女性の転入が目立つことです。様々な理由があるのでしょうが、仕事の選択肢が東京は多いことが一因と言われています。女性の高学歴化が進むなかで、能力に見合うような職種が地方だと限られるのかもしれません。
――一極集中が進むとどんな問題が生じますか。
大きく3つあると思います。まず、都市と地方の格差です。日本全体の人口は08年をピークに減少しています。そうしたなかで東京への集中が進めば、地方の過疎化がさらに深刻になります。次に東京そのものが抱えるリスクです。首都直下地震がいずれ起こると予測されていますが、企業やヒトが東京に過度に集中していると、地震による被害をさらに大きくする可能性があります。
3番目は人口問題への影響です。ひとりの女性が生涯に産む子どもの数にあたる合計特殊出生率は東京が全国で最も低く、19年は1.15でした。そんな東京に若い世代がどんどん集まれば、結果的に日本の人口減少が一段と加速します。「東京の膨張が日本の縮小を招いている」ともいえるのではないでしょうか。
――国はどんな対策をとっているのですか。
安倍政権は14年に「地方創生」を掲げて、一極集中の是正に取り組み始めました。具体策としてはまず、企業の本社機能の地方移転を税財政面から後押ししています。これまでも工場の分散などを進めてきましたが、生産拠点は為替動向次第で海外に移ってしまいますし、産業構造も時代と共に変わります。工場ではなく「本社機能」の地方移転に着目した点がミソです。
政府機関の地方分散にも取り組みました。文化庁の京都移転が決まったり、消費者庁の一部が徳島に移ったりしています。元気な高齢者の地方移住策も打ち出しました。
政府は15年度から5年間を地方創生の第1期と位置付け、当時、年間10万人程度だった東京圏の転入超過数を20年にゼロにする目標を掲げました。しかし、実際には19年で14万6千人とむしろ増加しており、目標の達成を事実上、断念しました。
20年度から始まった第2期では、東京から地方に移住して地元企業に就業する人に最大で100万円を支給する「ふるさと求人」事業を本格的に始めました。地方の国立大学の定員数を増やすことなども検討しています。 ――新型コロナウイルスの感染拡大の影響はどうですか。
コロナ対策として始まった在宅勤務やオンライン授業などが今後も定着すれば、一極集中の状況が少し改善するかもしれません。家賃や物価が高い東京で暮らす必然性が低下するためです。コロナの感染者の多くは東京で見つかっており、過密都市のリスクが改めて顕在化しています。
これを契機に地方での定住を促すためにも、政府は次世代通信規格である5Gなどの情報インフラを地方でも整える必要があります。国はもちろん、地方の自治体や企業などが連携して、自らの魅力を高めることも欠かせません。
ちょっとウンチク
出発点は大規模再開発
近年、加速している東京一極集中の出発点を探ると、小泉内閣時代である2002年の2つの出来事に行き着く。ひとつは都市再生特別措置法の制定による規制緩和だ。これで大規模な再開発に弾みがつき、東京の姿が一変した。
もうひとつは工業等制限法の廃止だ。これは1959年にできた法律で、東京23区などで工場や大学の新増設を規制していた。この法律がなくなったことで、大学の23区への回帰が一気に進んだ。大学が増えれば当然、都内に流入する若者も増加する。ちなみに政府は現在、23区に立地する大学の定員増を原則として認めていない。(編集委員 谷隆徳)
■今回のニッキィ
浅井 みら野さん 旅行ライター。NPO法人ランチトリップのオンラインイベントに登壇し、米バージニア州の食文化などを紹介した。地方からも遠隔参加してもらえ、「交流の輪が広がりました」。
福島 茉莉奈さん 広告業界勤務。食材や調味料がセットになった「ミールキット」を利用し始めた。野菜や肉が下ごしらえしてあるので、「初挑戦ながらおいしいバターチキンカレーができました」。
[日本経済新聞夕刊 2020年7月27日付]
※ 「ニッキィの大疑問」は原則月曜掲載です。 >>285-287
結局、東京1極集中が加速してるのか衰退してるのか分からんな。
2020年8月6日の読売新聞(朝刊)の3ページでは、
「東京一極集中 鮮明に」
と書いてあるし。
テレワークがあるから必ずしも東京又は東京圏に留まらなくていい、って意見も、
俺はどうかと思う。
だって、いかにテレワークとはいえ、「たまには」直接会社に顔を出す必要はあるだろう。
オンライン授業が続くのに大学が学費を安くしないのは、
大学はサービスの対価はオンライン講義でもじゅうぶんと考えているのだろう。 ちなみに上記記事によれば他の三大都市圏は既に人口減少に転じてると。
・関西圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)
・名古屋圏(愛知県、岐阜県、三重県)
はすでに人口減少モード。 コロナ禍になぜ? マンション・オフィスビル活況の裏側
12/12(土) 14:36配信
?16
この記事についてツイート
この記事についてシェア
日本テレビ系(NNN)
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb39d3f105123477aa80efc0b238ce34ae3cde15
明暗を分けた不動産業界
新型コロナウイルスの影響で、多くの人々が「巣ごもり」状態だが、新たな「巣」を求める人は多いようで、首都圏での分譲マンションの売り上げは堅調である。また、オフィスビルの賃貸も好調を維持している。分譲マンションとオフィスビルを主力とする不動産業界の業績はおおむね好調だ。
住友不動産の2021年3月期・第2四半期決算の最終利益は前年同期比4.2%増の971億円で、中間決算としては過去最高を更新した。野村不動産は、分譲マンションの価格上昇などで営業利益は前年同期比11.5%アップし241億円、三菱地所は、東京丸の内を中心にオフィスビルの賃貸が堅調で、営業利益は前年比6.3%増の980億円となった。
一方で、大型商業施設やビジネスホテルを抱える三井不動産と東急不動産HDは、賃料や客室稼働率が激減して、大幅な減益となった。コロナの影響により、同じ業界でも明暗を分ける結果となった。
中古が新築を逆転!の謎
新築・中古マンションの需要戸数は2008年以降、おおむね7万戸前後で推移している。今年は新型コロナの影響を受けたとはいえ、7万戸に達する可能性もある。
特に中古の成約戸数がアップしている。2020年も緊急事態宣言のあおりを受けた4月・5月は大きく落ち込んだものの、6月からは急回復し、年間で3万戸を超えることは確実の勢いだ。
これに対し、新築は2万戸台にとどまる見通しだ。中古マンションの売却戸数は2016年を境に逆転し、新築のそれを上回った。
中古が新築を逆転
中古・新築戸数 推移
その背景は日本経済の変遷を反映している。1993年までにバブル経済が崩壊し、大企業などが所有していた不動産を売却しはじめた。デベロッパーが首都圏で放出された土地を広く購入することで、マンション建設が加速することとなり、2007年頃まで、新築マンションの供給は8万戸前後で推移した。
ところが、リーマンショックの2008年以降、新築戸数は激減する。不動産業界自体が不況のあおりを受けたことも原因だが、その一方で、新たにマンションを建設する土地が減少していたのである。
住友不動産広報部の担当者によると、「新築マンションは都心の限られた立地での供給となり、供給戸数が大幅に減った。しかし、利便性を考えたとき、都心へのこだわりは根強いままだった。そこで中古物件への需要が高まることとなった。新築にこだわらず、古くても、立地の良さや低価格など、条件にあった物件を選択するファミリー層が、中古需要を支えている」とのことだ。
次ページは:コロナ禍でも価格上昇 コロナ禍でも価格上昇
首都圏マンション価格動向
新築、中古ともに首都圏のマンションの価格も上昇している。リーマンショック直後は若干、落ち込んだものの、2013年に日銀が大規模金融緩和を始めてから上昇しはじめ、今年の平均価格は、新築で5980万円、中古で3442万円だ。
前出の住友不動産の担当者によると、「首都圏でマンション建設用地が減少したため地価が上がり、人手不足で建設費も上がったことが価格上昇の要因です。少ない供給に対し、需要が旺盛なのです。また、金利の引き下げにより借入限度額が増たことや、住宅ローン控除などが、買う側が価格上昇に対応できる環境となったことも第二の要因」との分析だ。
大型オフィスビル開発進行中
オフィスビルも都内では大規模な再開発が進行している。住友不動産は、港区三田の札の辻交差点の広大な角地に、総額約1620億円を投じて高層のマンションやオフィスビルなど4棟を建設中だ。
また、森ビルは港区の一等地である麻布台で約5800億円を投じるプロジェクトを進めていて、330メートルの超高層ビルを建設している。
三菱地所は総事業費約5000億円を投じ、「東京駅前常盤橋プロジェクト」と称して、高さ390メートルの超高層ビル建設計画を進めている。
活況の裏側
人口超過推移 出典:総務省
しかし、コロナ禍にも活況を見せるマンション需要の高まりには、衰えることのない首都圏への人口流入という背景がある。バブル崩壊の影響で1994年前後には東京圏の人口は転出超過となるが、1996年以降は再び首都圏の人口は流入超過が続いてきた。
首都圏のオフィスビル市場の活況も、地方創生とはかけ離れた地方経済衰退の裏返しであろう。マンション、オフィスビル活況の裏には、東京一極集中という「ゆがんだ構造」があることを忘れてはなるまい。
前へ?
1
2
次へ?
2/2ページ
【関連記事】
コロナ禍で変化?住みたい街1位に本厚木
【動画】住みたい田舎…実際に移住した家族の生活は
埼玉・川口市が2連覇「本当に住みやすい街」
埼玉出身の若槻千夏、川口1位「誇らしい」
三井不動産 東京ドームにTOB行う方針
最終更新:12/12(土) 14:46
日本テレビ系(NNN) 大して感染者は出てないけど病院側がコロナを疫病神みたいな存在だと思っていてコロナの事に過剰。コロナ患者が出ようものならバイ菌扱いして弾圧。それが俺がたまたま生まれ育った地元 >>393
不況なのに地価上昇とかやめてほしい
ますます地価/年収比率が上がって家が買えなくなる 年寄りが都会に移住する場合補助金出してやれば良いのに
高齢ドライバーの事故が社会問題になってるけど車が不必要な都会暮らしをさせる事でかなり改善されるはず
年寄り自身も動きにくくなった体で暮らすには都会は便利で快適だろう
田舎から年寄りが減るって事は田舎にとっても利点だと思う
若者の比率が増える事で定住への意欲が多少増すと思う
年寄りは国を支えて命をつないでくれた有難い存在だけど歳を取ってマイペースになった年寄りは若者にとって疎ましい存在であるのも事実 田舎ではニートやフリーターより、
地元企業に勤務するサラリーマンの方が村八分にされるリスクが高い。
接客や対人折衝が多い職種は特にそう。
仕事でのミスはもちろん、人間関係のいざこざやトラブル、コミュ力が低く愛想が良くなかったりしてクレームをつけられたりすると、
地域中にあっという間に噂が広まり、いじめられたり不当に低い評価をつけられたりする。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています