歴代の受賞者一覧を見てみると、沢村賞獲るなら最低でも項目を4/7クリアしないと取れない(例外的に1978年の松岡のみ3/7クリアで獲得)

里崎曰く、登板数が25以上無いと基本的には獲れないが、1988年の大野豊のように24登板でも完投数が多かった(この年の大野は14)場合には、登板数が少なくとも目を瞑ってもらえる可能性はある

今シーズンの大野は、登板数はほぼ間違いなく25を下回るだろうが現時点で10完投していることに加え、異例の短縮シーズンである点を考慮して、登板数が足りなくても多めに見てもらえる可能性は高い

問題は勝ち星
あと2回の先発でいずれも勝ちがついてようやく12勝
この12勝というのをどのように考えるか
従来よりも先発回数が6or7回少ない点を加味して12勝でも良しとするか否か
菅野は現時点で13勝と15勝に手が届く位置におり、短縮シーズンであることを鑑みても15勝というのは登板回数25や投球回200と違って実現不可能な数字では無い
実際に13勝で沢村賞を受賞している選手がいる以上、15勝は必須条件では無い