なおやみくもに経口摂取量を盛るだけでは、亜鉛、鉄その他の重要ミネラルと吸収経路が競合するために
金かけて胃袋に入れたはずの大半が●で流れていくことになるので、亜鉛サプリ鉄サプリやミネラルリッチな食材とは摂取タイミングを分けるなどの工夫が必要です

サプリメントの効果的な摂り方まとめ
https://dietetics.exblog.jp/18191397/
【亜鉛】
●亜鉛は動物性たんぱく質、クエン酸、ビタミンCと一緒にとると吸収率がよくなる。
●摂取する亜鉛の量を増やした場合は、ビタミンAも増やす必要がある。
●ビタミンB6を多量に摂るときには亜鉛も多く摂る必要がある。
●多量のカルシウムは亜鉛の吸収率を妨げる。摂取する時間をずらせば問題ない。
●他のミネラル、特に鉄・銅・マンガン・カルシウムとは一緒に摂らない。
●月経前は亜鉛濃度が低くなりやすい。PMSは亜鉛とビタミンB6の摂取によりかなりの率で改善がみられる。
●亜鉛の推奨する摂取量は30mg。症状が深刻な場合は、2〜3週間に限定して1日80〜160mg。
(1日100mg以上の摂取は中毒症状が出現することがあり、1日に150mg以上の摂取は逆に免疫反応を妨げるので要注意。)

【カルシウム&マグネシウム】
●カルシウム2:マグネシウム1の割合で一緒に摂ることが効果的。(1:1がよいという説もある)
●ビタミンC、ビタミンDが吸収の助けになる。
●クエン酸とキレートして小腸から吸収されるので、クエン酸キレートのサプリメントのかたちで摂るか、クエン酸と一緒に摂るとよい。
●マグネシウムはビタミンB6と一緒に働くことが多い。
●カルシウムとマグネシウムは数百種類の酵素の働きに関るミネラル(補酵素)なので、食後に集中して飲むよりも、1日を通して数回に分けて
(ただし食後すぐは食事の消化に必要な胃酸を中和してしまうため、食後2-3時間は避ける)飲むほうが体内環境には都合がよい。朝の食事前、午後3時、就寝前のタイミングがお勧め。
●鉄とは相殺作用を持つので一緒に飲まない。
●胃酸を中和する薬とは一緒に飲まない。