今回の研究では、18〜50歳の被験者609人(女性が57%)を低脂肪ダイエットか低炭水化物ダイエットのどちらかのグループに無作為に割り当てて、そのダイエット方法を1年間継続して実行させた。

 最終的に、減少した体重の平均値は両グループともに約5.9キロだった。

 被験者の中には平均よりはるかに痩せた人(最高で27キロ減)もいた一方、9キロほど太った人もいた。だが、「ダイエット法」と「より優れた減量効果」との間には何の関連性も見つからなかった。

 論文によると、実験開始から1年後の時点で「健康的な低脂肪ダイエットと健康的な低炭水化物ダイエットとの間には、体重の変化に優位な差はなかった」という。

http://www.afpbb.com/articles/-/3163373