「紀子三部作」…「晩春」「麦秋」「東京物語」を語ろう
>>439
そう興奮しなさんな(笑)だからその種のランキングは他にもいろいろ
あるんだよ。アンタの大好きなイギリスのメディアを例にとればBBC
が選んだ史上最高の英語以外の外国語映画ベスト100では七人の侍が
1位だ。「サイト&サウンド」誌とやらが世界で最も権威のある雑誌とか、これ
程のアンケートは他にないとか、小津信者ってのは盲目的というか世間知
らずというか、小さな部屋に閉じこもって被害妄想に陥り、都合のよい情報
だけを金科玉条のごとく崇め、まるで幼児のように駄々をこねて、アンタの
ような狂信的マニアなるのだよ。 >>441
無知の極み。世界の監督が350人以上アンケートに参加するのは、英国だけだよ。黒澤明信者さん。山田洋次も、東京物語は国宝にすべきだという。山田も、「サイト&サウンド」誌を信頼している。残念だったなぁ。日本の新聞雑誌も信じているよ。 映画に関するアンケートは世界中に色々ある。でも、映画を作っている世界中のプロの監督が選ぶアンケートは、「サイト&サウンド」しかない。日本からも、山田洋次、是枝、黒澤清は10人以上は参加した。客観的な指標として、信頼できるアンケートさ。だから映画本を読むと、必ず出てくる。そのくらい勉強して欲しいな。 黒澤明には映画100選があり、自分の好きな映画を日本を含む世界から選んでいる。小津映画は1本のみ選ぶ。「晩春」。山田洋次も若い頃は小津映画を馬鹿にして黒澤映画を選んでいたが、中年以後変わってきた。小津、黒澤、溝口 と成瀬は世界に誇れる。NHKBSで、山田洋次らが参加して東京物語の国宝の話が出た。 日本映画には小津以外にもいい映画がたくさんある。
小津を最上位にしなきゃ気が済まないキチガイが
デタラメを撒き散らしている。上のやつもそう。 アンケートとか批評とかどうでもいいわ役に立たないしくだらんし
そんなの気にしている暇があるのなら少しでも多く作品を見たほうがよほどいい
もはや自伝と伝記しか読まんわ
小津ばっかり見てないでさ、岡本喜八でもマキノ雅弘でもいくらでもあるだろうよ アニメに例えるなら黒澤はガンダムで小津はサザエさん クラシックでもグールドしか知らないって意識高い系な人いるじゃん
村上春樹を読んで満足しているような層
オシャレさんを気どる人には小津もマストアイテムにされちゃったんだよ 小津より上手い映画監督、東京物語より素晴らしい映画はいくらである。
それは日本映画が豊富だからだ。小津信者が信じ込むほど日本映画は
貧弱じゃない。 戦後すぐの新聞のマイクロフィルムで映画館の広告を探したことがあるけれど
いまじゃ忘れられているタイトルばかりで驚くわ
エログロや洋画のやたら多いこと
小津等が好きってのは当時でもかなりの少数派だろうよ
ほとんどの人は監督名など覚えていないと思う
好きな女優などで見る映画は選んでいたと思う 麦秋を見たけどあれが小津調というものなのか。
セリフが棒読みなのは俳優の演技が下手なんだろう。
子供がパンを足で蹴ったのには驚いた。
ご飯粒一つでも残せば親に張り飛ばされた食糧難の時代だ。
あと、佐野の作り笑いが気色悪すぎ。
紀子が友人とおどける仕草もヘンテコリンだし。 >>458
存在感があって長く記憶に残る
品格のある人しか出てこないから
演技とかの次元の話は正直どうでもいいんだよ
あらを探すのなら笠智衆は棒読みで原節子の滑舌はいまいち
でもまあ小さなどうでもよいこと >>458
麦秋は晩春の焼き直し。ゴミ
晩春が最高傑作
海外の著名人で小津映画で最大の論争になってる壺シーンもあるしね 壺は原節子そのものだよ。あるいは月光に照らされた原節子の肌を陶器のようにまで高めたいという小津の意図は二度のカットバックから明らか。
晩春はタイトルバックもドンゴロスじゃなくて例外的に磁器の肌だよな。
ちなみに次のシーンは龍安寺の石庭と二人の老友な 視覚の人小津安二郎はめったに隠喩を用いない。
露骨な隠喩は一人息子の最後の閉ざされた門くらいか。
それも次のカットではもうオブジェとして扱われている >>458
台詞は棒読みではないだろう。笠智衆を除く。何度も見てみな。小津は俳優に、自分のイメージを押し付けるので、俳優自身の感情で話すことを嫌う。小津にとり重要なのは台詞ではなく、様式。会話の単調さは、小津の言う通りに話しているから。俳優は言わされている。小津以外の映画をみれは、違いは分かる。一目瞭然。 >>461
それは蓮實重彦のセリフだな。まあ「晩春」の評価は世界的に高い。世界の840名以上のの批評家のアンケート(「サイト&サウンド」英国誌)で、15位。「七人の侍」は17位。「東京物語」3位。 紀子3作には一人もあの時代の庶民が出て来ない。
日本の恥部は見事に隠されている。だから西洋人に
見て欲しい、そして褒められたら嬉しいのだろう。
小津映画はそういう西洋コンプの人間にはうってつけだ。 紀子三部作というか、小津映画の後期は、とくに「晩春」以降は貧しいひとは出てこない。1つ前の映画は、田中絹代が貧しさのために、身を売ったね。成瀬巳喜男は庶民の姿を描く。「めし」や「驟雨」の原節ちゃん。 大船からスラムで有名な四谷は遠いとしても
身近な南太田には最大級のスラムがあったわけですね
空襲をうけて横浜がスラム化してたとも言えますが
ただそれで小津映画を批判するつもりはなくて
見た人がありふれたホームドラマだのと超絶勘違い発言をすることに
違和感があるだけですが 小津は空襲に合わなかった鎌倉を舞台に映画をとるが、戦争の痕跡は残している。出征した小津は戦争そのものは描かず、紀子が勤労動員で病気になり、兄の戦死、未亡人の紀子を入れて戦争を表現したね。 >>470
当時の横浜の写真とか見るとみんなバラック住んで、橋にある水道を共同で使ってたりしてた
でも正月になるとバラック背景に着物着て羽子板やってる少女とか品のある写真とか良かった
小津映画は鎌倉の立派な家に住んで、東京のオフィスで仕事してとか裕福過ぎる 日本の庶民はそう云う人たちに対して優しいな
フランスだったら革命の挙句即行断頭台行きだw >>474
ウルトラ西洋かぶれだったのに
海外(戦争)から帰ったら日本のモダンを追求したのは面白いわ 晩春の周吉は東大教授で
親友の小野寺だっけ?はたぶん京大教授でしょ
設定はちょっと極端にやりすぎかもね ひとつの試論として、相同と対照が多くのドラマの構造の基礎をなすとしよう。
最高レベルにアカデミックな心性を持つ二人のひとりが再婚したわけだから、
他のひとりも再婚しないまでもあるまいと紀子は恐れ観客は予想するわけだ。 つまり最高度に知的だと想定される人物でさえ汚らしい行為を敢えてする事実が紀子の恐れの元なってるわけだな(相同) ところが最後には観客の予想を裏切って笠智衆の再婚話が苦しい嘘で一世一代の芝居だったとわかるわけだ(対照) やせ我慢が江戸っ子の粋みたいな東西文化論にまでは踏み込まないが、
その笠智衆はなかなかにいい男なんだな。月丘夢路はなんて言って褒めたっけ 笠智衆は最後まで、熊本弁の癖は残っていたね。悪くはないけど。 >>458
>常識的な芝居はしないでください。人間は悲しいときには笑うんです。
>おかしいときには泣くんです。それだけは覚えてくださいって >>475
終戦後のイタリアで小津みたいな映画が上映されてたら映画館が
焼き討ちにあっていたかも(笑) だいたい、外国人はドラマチックなものがすきだから、黒澤明が好きかもな。ホームドラマはどうかな? よりリアルに時代を学べる風俗資料館として楽しめるのは成瀬巳喜男かなー
小津さんはモダン過ぎる 日本映画は溝口健二と黒澤明が双璧。
次点に成瀬とか小津が続く。 海外では時代劇の方が受けがいいからね
物珍しさもあって 小津のカットでつなげるという手法は、何らかの効果をねらったというより
サイレントの名残という説があるがどうなんでしょうね >>489
うん、そう思う
小津がどうたらはせいぜいEU圏かと
日本文化を浸透させたのは岡倉天心の存在とコミックの子連れ狼だと思う 優雅なハリネズミ
フランス人はこういうの好きだのー
周りみても日本人と結婚してる外国人女性ってフランス女性ばっかりだし
日本に偏見が少ない唯一の国かもしれない 秋刀魚の味の佐田啓二のアパートのベランダに様々な色や柄の寝具や敷物がかかってる。
あるいは岸田今日子のバーの路地に様々な看板が並んでいる。
さらには料亭の酒席に咲き乱れる花畑のような食器酒器の並び そういう見て楽しい、もっと言えば目が喜ぶ小津の画面をひとまずデザイン性と呼んでみる。
それぞれデザインされた個物の集合が全体としてのデザインを生むような感覚だな。
ディゾルブやフェードイン/アウトを使わないカットの積み重ねに似てはいまいか 小津はカットの優位性を重視したが決してどの一つも特権的とならない全体を作り上げようとしたと俺は踏んでいる。
破綻なき輪郭と大胆な乱暴ともいえる構図は浮世絵の連作を思わせるかもしれない。
ともあれ小津は特異な映像作家で序列のどこかに位置づけようとする試みは噴飯ものである カットの独立性と小津の特異性。
社会性や同時代性の欠如を批判される都度小津の回答は、聞き様によっては、
「俺の映画は映画界全体・社会全体にとってはその一部としても解消されえない独立した一つのデザインだよ」 サイレントとの関わりで言えば、致し方なくトーキーの手法としてタイトル(台詞)を発言してない人物に(オフで)重ねさせた例があると小津じしんが語ってた。
致し方ないとは決してその手の混交・溶融を好きではなかったんだろう。カットは独立しているのが少なくとも小津の好みだった >>492
小津を評価したのはフランスの一部の文化人で70年代くらいだった。
それが日本に伝わると小津の再評価という形で一部インテリ層に受けた。
小津の映画を西欧人に見せても恥ずかしくないという心理もあったと思う。
日本の生来の土着性を削ぎ落した映画だから、鼻が高かった。
今小津の映画を見ると滑稽な感じがするのは、そういう理由だからだろう。 東京物語は1958年に、英国でサザーランド賞を受賞。小津は時代劇なら国際的賞が取れるかもしれないが、現代劇を国際的な映画コンクールには出していない。というより、松竹の社長が小津を嫌いで応募してない。東京物語は、偶々映画祭でイギリスでかかったか。 小津の映画を嫌っていた人に、井上ひさし、淀川長治なんかがいる。
それも相当な嫌いようで、淀川なんか小津を完全に無視してるからな。
一方でファンもいるわけだけど、今だ評価が定まってないのかね。 小津映画をオカルトとして解読に挑んでいる人が数人いるね
博識でブログが面白いw
ヒッチコックみたいなもんか 雨月物語と羅生門で京マチ子は海外でとくに有名だろうけど
原節子とどっちが人気あるんだろね 小津映画は現代の感覚で見ればセクハラのオンパレード
森元首相の失言レベル >>504
その時代の価値観だからそれは別にいいけどな
それよりカットでつないで画面の中央に役者を置いて
カメラに向かって話させるというのに違和感ある >>503
人気でも京マチ子がろう。
雨月物語と羅生門は欧米では神格化されてる。
溝口と黒澤が日本映画の最大の監督と言われるのは
そのためで、京マチ子はその両方に主演したんだからな。 >>506
神格化まではいかないさ。確かに、「羅生門」「雨月物語」は名作だが。1970年代以降、小津映画が欧州で高い評価を経て、米国でも高くなる。2012年「東京物語」の世界中の監督のアンケートで第1位。「晩春」も批評家のアンケートで15位。「七人の侍」が17位。また単独で外国で1カ月特集組まれたのは原節子だけだった。 >>507
原節子は、引退直後より21世紀に入ってからの最近が、評価が高い。2011年「ニューズウィーク日本版」で、世界が尊敬する日本人25人を選んだ。学者・ピアニストらがいる中で、引退した原節子が12位で選ばれた。女優は原節子のみ。引退して50年経つけど、凄いと思うよ。 京マチ子と原節子が死去したとき、世界での追悼を新聞などでみた。原節子は英・仏・独・伊・米国・中国・スペインなど。京マチ子は米・英・仏後は知らない。2人とも世界的には知られている。時代劇は小津もいっていたが、時代劇の方がオリエンタルで世界に承けるよね。現代劇は難しいが、小津は成功した。原節子も黒澤映画に2本か。京マチ子が死去したとき、外国人のファンがつべに登場しなかったな。 原節子の黒澤映画は左翼ものとロシアものだから米国で受けが悪い 黒澤がつき 小津がこねし天下餅 座りしままに 食ふはたけし >>501
淀川さんと小津安二郎は
結婚しなかったし貴族趣味で似てると思うのになあ
意外だわ 日本映画の最高の名作は七人の侍。一部の欧州の偏愛的人気
と違って世界中で日本を代表する傑作として定着している。 >>513
淀川長治の評価にすべて同意するわけでもないが、最も信頼できる
映画評論家だよ。町田も淀川を一番尊敬し信頼していると書いている。
淀川が選んだオールタイム映画ベスト100を見ると決して偏愛的でなく
客観的基準で基づいている。選ばれるべき映画が選ばれている。
100本のうち日本映画は黒澤と溝口だけ。たけしが選ばれたのは偏愛だ
ろうけど。 市民が選んだベスト100とか地元図書館が企画してアンケートをやったことあるけど
シェーン、トップガン、ビーバップハイヒール、風の谷のナウシカ、寅さんシリーズ、ゴースト、アルマゲドンとかだったわw 1930年代にドイツ行って撮影とか本当凄いわ、原さん。 >>516
「得意教科は何ですか?」と訊かれた小学生が元気よく「給食!」と答えても
大人は暖かく見守るものだw 1950年代の黄金期の映画を見る機会はほぼ皆無だもんな
若年層だとテレビも見ないで動画オンリーって聞くし
本も読まないコミックだけってすごい時代だね
もったいなさすぎ Youtubeに昔の白黒映画いっぱい転がってるだろ
何言ってんだ >>521
映画に興味ない若い連中はみないが、例えば筑波大学の映画研究会の学生らは「白痴」をみて、原節子を高評価しているよ。映画に関心がなければダメだね。各大学で、黄金期の映画上映があったり、先生が授業で見せたりする。 高校生にも風俗史や現代史としてどんどん見せたらよい
古いコンテンツも需要が高まり内需拡大にも○
白黒だからやだって拒絶しているやつがいたので
コミックだって白黒だろって言ってやったことがある
制作会社連中にはお金が落ちないから新作を見てもらいたいだろうけど >>503
日本の俳優で海外で少しでも知られているのは三船敏郎しか
いないよ。
女優にはいないね。京も原も外国では全くの無名。 マンガは白黒で読んでるくせに白黒映画は見ないってんじゃ矛盾してるよな >>525
南部僑一郎 佐藤忠男の
『日本映画一〇〇選』.秋田書店.1973
にも入ってるんだよなー
左翼な忠男じじい侮りがたし 原節子は95歳で死去した。90歳のときに、『ガーディアン』紙(英国高級紙)の映画評論家が原節子の誕生日を祝い、いろいろ書いているね。日本人より外国人に好かれているかも。 >>524
信用できないな。俳優は作品で知られる。ヤマザキマリがイタリアにいったとき、周りから「東京物語」をみろと勧められ、原節子について詳しいのは、それだけ知られているんだよ。 >>514
イギリスのBBCが2018年に選出した最も優れた外国語映画ベスト100
の第1位は七人の侍、第2位は自転車泥棒 イギリスのBBCのアンケートなんて、どうせ客観性はないな。誰がアンケートに参加したか不明。やはり世界の映画をよく知る監督のアンケートが、一番価値があるよな。10年1回だから価値がある。世界の映画監督350名以上のアンケートだから、信頼できる。「市民ケーン」や昔は「戦艦ポチョムキン」も、1位だった。2012年は東京物語だから、来年が楽しみだ。 昨日5月13日は笠智衆さんの生誕日。めでたい。
1904年生まれ。日露戦争中に生まれのか。小津と1歳違いだが、先生といっていた。偉いよ。日本を代表する名優だな。原節子との共演の小津映画は、7.8年前に初めてみた。映画に興味がなかったからね。 BBCをバカにするとは、とんだ小僧だな。
世界43カ国の映画評論家を対象にそれぞれ外国語映画ベスト10を
あげてもらい集計したんだよ。 小津映画が良いって言ってるの男しかおらんね
女性で好きって言ってるやつ見たことない
なんでかな >>532
ああ、やっぱり牡牛座か
そんな感じしてたわー >>533
ホントアホだな。43か国の映画評論家だって。
呆れる。世界中の850人以上の映画評論家のアンケートの方が、ずっと上だろうが。バカの一つ覚えだな。勝手に自己満足にしたればいい。 >>534
小津映画って上品な芸術みたいな言われ方してるけど、実際はオッサンがセクハラしてるだけの内容だからな >>534
今どき小津の映画を有難がって原節子を節ちゃんとか書いてる
気持ち悪いガキもいるな。確かに女性は小津や原節子に興味な
さそうだ。 小津は男に都合のよい映画だからな。普遍性がない。
今の女子には受けないね。それ以前に小津の映画を
観る機会がない。 スケベオヤジがニヤニヤしながらアワビが美味いとか言ってるシーンを女性が見て感動するわけない 素人が作品の出来を云々してもしょうがないな
人の人生を変える力がある映画ってことなら
生きるや東京物語かもしれない >>542
小津映画は男に都合のいい「秋日和」などあるけど。普遍的な映画もある。特に紀子三部作はそうだね。「晩春」の好きなシーンの1つ。紀子がぶーちゃんをからかうシーンは、とても好きだなぁ。他にもあるが。 >>544
生きるはいい映画だと思う。東京物語はつまらない。笠智衆と東山千栄子はまあまあ似合ってて
悪くないが原節子は場違いでミスキャスト。 戦争未亡人になった紀子さんにいまは男がいるのでしょうが
そこを描いたら虫酸が走るダメ映画だったかもね >>546
小津安二郎は当て書きで俳優を選ぶ。
あなたの選択より信頼できる。 やっぱり脚本と俳優と監督だわ
雨月物語だって低予算ならただのB級ホラーになってた ツィゴイネルワイゼン見た
あれ小津監督の家の前のトンネルだね 小津安二郎や成瀬巳喜男の映画は、余計な説明をしないからいいよね。省略するから、想像力が生まれる。今のドラマや映画は、説明やナレーションが多すぎて、ぶち壊しだね。 いまは演技がオーバーで漫画チックで残念ながら見る気がしない
俳優さんはやりたくなっちゃうのだろうし楽しいだろうけど
でももう少し経てばまた昔のような演技が好まれる時代がくるかもしれない 舞台なら、多少のオーバーな表現はいいけど、映画は自然にやらないと。小津安二郎はさりげなくやるのを、よしとした。 「麦秋」にも、好きなシーンが多い。俺は原節子の甥たちが奈良から来たおじいちゃんに、耳が遠くてからかうシーンも結構好きかな。 耳の遠い年寄りをからかうようなクソガキだったら、同級生に耳が不自由な子とかいたら確実にイジメ倒してるよな 差別用語にメディアが敏感になっていくのは、1970年代辺りからかな。50年代は、「つんぼ」でOKだった。「麦秋」 制度に対して子どもや青年が持つ反発心と持とうとする突破力を小津は描いたが、
そういう抵抗が潰え去って行くこともまた描いた。
やがて松竹ヌーヴェルヴァーグから制度扱いされたときには道化を演じるといった(苦笑交じり) 青春の夢いまいづこで、社長と社員という立場に分かれてしまった同窓の斎藤達雄から、
婚約者田中絹代を譲られる格好になった江川宇礼雄は斎藤を四十数発殴る。
乱暴者小津安二郎の衝動性とその抑制はそこいらの汚言症とはまず次元が違う ネットをググっていたら、原節ちゃんが死去したとき、追悼記事が英国3紙、アメリカ3紙以上、フランス、ドイツ、スペイン、イタリアなど。中国、韓国、台湾、香港、シンガポール、インドネシアなど。すごいな。引退し50年以上経つのに、小津、黒澤、成瀬映画、特に小津映画と原節子の記事が多い。他の女優ではここまでいかない。引退直後よりずっと評価が高いことがわかる。 原節子と小津安二郎。田中絹代と溝口健二。高峰秀子と成瀬巳喜男。やほり、名女優には名監督がつくよね。三船敏郎と黒澤明。 杉村春子は映画では、「晩春」「麦秋」を代表作の一つにしているね。小津安二郎との相性が良かったかな。小津は原節子を好きだったが、節子の方はそれ程でもなかったか。 「晩春」では、紀子はスタイルがよさそうなんだけど。
母替わりだから、父親の世話をしている。夫婦みたいなもんかな。 何を持って幸せなのかどーかは本人にしか分からない
現代の女優で原節子に匹敵するのは竹内結子、綾瀬はるか、吉高由里子あたりか 綾瀬はるかには期待したいけど、監督といい作品があればね。竹内結子は死んじゃったからな。 戦争を経験した時代の女優は大和撫子というか内面からくる美しさが今の女優の比じゃないです 戦争を経験しているから、やはり今どきの女優とは違うなぁ。芦田愛菜は医者になるかもしれない。背が低過ぎるかな。まあ、監督しだいか。 >>564
小津が言うところの4番打者だっけ
高峰秀子も杉村春子は自分の理想の演技をする人って書いてた
背中で演技するとも 映画って監督しだいだよね。結局は、原節子は松竹の小津安二郎の映画で代表作が多い。東宝では黒澤明と成瀬巳喜男の映画に傑作があるね。 イングリット・バーグマンに憧れた原節子は、実際にバーグマンの所作を真似たらしい。単純に比較はできないが、世界的にはバーグマンの方が有名だ。が、「東京物語」が世界の監督たちが選ぶ世界一になったから、まあよかった。バーグマンの作品は、世界の監督が選んでいないね。 東京物語を見たけど、主演は笠智衆と東山千栄子だな。この映画が
佳作になった要因は特に東山の存在が大きい。 どうしてこんなおかしな改行をするのか、煽りじゃなくてマジで知りたいわ >>577
お前、文章には句読点をつけろと小学校のとき習っただろう。読点だけつけて句点をつけないのは
バカ丸出しだ。あと教えてやるが、どこに句読点をつけどこで改行するかは書き手の自由で決まり
はない。少しは映画だけでなく本を読め。 書き手の自由で改行したら読み難
い上にとてもバカっぽい文章にな
ったという話でした 文の途中で改行するのはお前らと違ってパソコンの広い画面で書き込んでるから 東山千栄子は「白痴」のあと、すぐに「麦秋」で、原節子と似ているが、セリフは随分ちがう。
可笑しい。 松竹にいた二本柳寛はいいね。原節子と結婚できるのだから。日活にいったら、ガラッと変わってしまったなぁ。裕次郎らと共演したが、ヤクザっぽくなってしまった。 二本柳寛の代表作はなんだろう。脇役だけど、「麦秋」や「めし」はいいね。日活では何がいか、よくみてないな。 今日6月17日は、原節ちゃんの生誕日だ。生きていれば101歳か。2015年9月5日に95歳で死去したとき、その1週間後に、お姉さまが107歳に近い106歳で死去。長生きの家系なんだなぁ。羨ましい。 双子座は知的な星座だ。いいね。風の星座でもある。水、火、土、風か。俺も風の星座の水瓶座だ。 東京物語をみて、おばちゃんらが泣いているな。
泣ける映画かいや。よく考えたら、紀子三部作では紀子はいずれでも泣いているな。小津さんは、泣かすのが上手いな。 自分は正直、小津の映画は苦手だが、公平を期するために昔読んだ
記事を書いておくと、東京物語が西ドイツで上映されたとき、多く
の婦人がハンケチで涙を拭いたという。まだ小津が今日ほどメジャー
になっていなかった頃の媒体は忘れたが、そういう記事があった。 おおいいスレだ
最近京マチ子が中島美嘉にしか見えない人より 東京物語が最高だったけど麦秋はそれを超える名作ですね、晩春はまだ観てません マイ紀子さんランキング
1.東京物語
2.晩春
3.麦秋 私は原節子さんの小津安二郎映画では、晩春が1番好きかな。「麦秋」も好きだが。 英国の新鋭の監督ハリー・マックイーン氏が来日している。映画が公開されるから、
その宣伝か。ヤフーに、日本文化が好きであり、一番好きな人物は小津安二郎であり、
「晩春」「麦秋」「東京物語」が好きらしい。ということは原節子も好きだね。 イギリス人は小津安二郎が好きだそうだ。
欧州受けするのかしら。原節子も、目鼻立ちくっきりで、欧州風美人と言われた。決してアメリカ風とはいわれない。アメリカが嫌いだった国民が、以前はいたようだ。 秋刀魚の味が好きな外国人監督はあんまり聞かないな、大体名前が出るのは東京物語か晩春で 秋刀魚の味は、小津映画では世界的には「東京物語」「晩春」「麦秋」より、評価は低いね。紀子三部作、「生まれてはみたけれど」のあとくらいだよね。 アイドル原節子あっての小津映画とは言わないけど
原節子が出ていない小津映画はいまいちつまらんは 市長じゃ。行き当たりばったり書き殴ってる自慢なら負けて折れんよ。
さすがのしまきちもこれは知らんじゃろう。
映画が封切られたころ、スポンサーのロッテから獄門島ガムが出てた。1個10円で3枚入り。
パッケージのイラストはけっこうリアルだった。この中のガムの
いくつかに「当たり」券が入っていて、これをロッテに送ると金田一探偵・
パンチ人形がもらえた。これは抽選ではなく全員に当たるもの。
たしか種類は轟警部、和尚、早苗さんがあったように思う。
ちなみに当たり券のイラストは早乙女愛、はずれ券はガム子であった。
小生も応募しパンチ人形をもらったことがある。和尚の袈裟が折れやすく、
現在では美品で残ってるものは少ない模様。
このガム以外、獄門島のお菓子は記憶にない。
しまきちがもしこの景品をコレクションしているというのなら、リスペクトする! 市長じゃ。感想文をマジレスするのでそのつもりで
(*´ω`)まことの獄門島の感想文とは何か(*´ω`)
あまつさえ犬神家、手毬唄と見て金田一3本目。また性欲強いクソジジイが元凶かよ!!
何回観ても面白い。
やっぱり金田一は石坂浩二が一番です。
若い頃はイケメンだなぁ。
原作のあのドロドロした雰囲気が見事に再現されていて素敵。
あの逝かれた三人娘の長女が浅野ゆう子だとはびっくりぽん。
大原麗子が悲劇のヒロインで綺麗だけど、気が強い坂口良子も可愛かったです。
この映画の女優さんは皆、しっとり色気があって眼福眼福。
あと釣鐘ギロチン帝王と金田一ジャングルの王者ターちゃんで笑った。
#よし、判った!いいね! https://blogos.com/article/57037/
頭のおかしな人の判定基準
・自分の感情だけ書く人
感想文を読み返してみろ。「面白い」「素敵」「びっくり」「可愛かった」
〜ほーらwww 見事に自分の感情しか書いていない!!!
ホントにびっくりするほどお前って「頭のおかしな人」そのものだよなwww 「紀子三部作」は、原節子は必ず泣くシーンがあるね。小津安二郎は、そういうシーンを作ったな。 原節子には、歌を歌って欲しかったなぁ。本人は二つの映画では、歌っている。内気だから、嫌みたいだが。「晩春」でも、鼻歌を歌っている。遠慮がちな性格だからな。小百合みたいに前に出るタイプではなかった。 原節子には、歌を歌って欲しかったなぁ。本人は二つの映画では、歌っている。内気だから、嫌みたいだが。「晩春」でも、鼻歌を歌っている。遠慮がちな性格だからな。小百合みたいに前に出るタイプではなかった。 吉永小百合は実は前に出さされてるんじゃないのか、本人は若い頃の映画を観ても天然で素朴そうだし。逆に原節子は我が強く賢そう 小百合には、原節子における小津安二郎のような監督はいない。作品と監督に恵まれないのは、円通なら誰でも知っている。岡田裕介がいたから、救われていたが。死去したし。世界的一の映画「東京物語」は永遠に残る。 >>613
薬師丸ひろ子は映画には、何本くらい出ているのかしら。最近は、TVが多い感じがする。サユリストは怒るだろうね。小百合は代表作はないけど、人気だけは高い。薬師丸ひろ子はどうだろう? 最新版​​キネマ旬報オールタイム・ベスト 日本映画女優
1位 高峰秀子
2位 若尾文子
3位 藤純子
4位 浅丘ルリ子
5位 原節子 往年の銀幕女優が上位を占めるね。そのうち、80代の女優が死去すれば変わるかな。原節子は、1963年に引退しても、いい位置にいるね。2000年の「20世紀の日本スター女優」の1位は原節子。キネ旬。それで充分だよ。 俺は「紀子三部作」では、晩春が個人的には好きかな。 「晩春」より「麦秋」を好きだという人は、日本人に多い。女性は「晩春」を好きな人が多いね。 今日公開される「キネマの神様」は、山田洋次が監督。松竹設立100周年記念か。北川景子は往年の女優を演じている。原節子役みたい。桂園子の名前だが。「東京物語」の撮影シーンがある。小田安三郎が監督だって。小津安二郎に似ているね。原作原田マハは映画好きらしい。彼女の親父が好きだった。 安二郎『麦秋』
周吉「しかし何だねェ。ウチも今が一番いい時かも知れないねェ。
これで紀子でもお嫁にゆけば,またさみしくなるし」
志げ「そうですねぇ。専務さんのお話,どうなんでしょう」
周吉「ウーム,良きゃいいが。もう,やらなきゃいけないよ」
志げ「エェ・・・」
周吉「早いモンだ。康一が嫁を貰う,孫が産まれる,紀子が嫁にゆく。
今が一番楽しい時かも知れないよ」
志げ「そうでしょうか。でも,これからだって,まだ・・・」
周吉「いやァ,欲を言やァキリがないよ。・・・ああ,今日はいい日曜だった」
佐藤忠男『完本 小津安二郎の芸術』
「我が家にとって、いまが一番いいときだ、というのは、やがて、いまより不幸な
ときが確実に訪れる、という予感を含んでいる。それは残酷なセリフであり、
残酷な予感である。ただ、彼らは、その残酷な予感についてはあえて語らない
のであり、いまが一番いいときだ、ということだけを語るのである。瞑想的な
ポーズと、瞑想的な静止状態の中で、来るべき不幸の予感に耳をすましながら、
ただ、現在の幸福についてだけ語るとき、生きている時間の一刻一刻がこの上も
なく貴重なものとして感じられてくる。小津の映画は、そうした瞬間をつくり出す
ことを目的としてつくられているものであり、・・・(後略)」 「おお、東京物語じゃん!」
東京五輪閉会式を見てたら最初に「東京物語」の音楽が流れてた。この映画は何度か見てるのですぐわかった。入場行進には前回の東京五輪の曲が使われてた。 そうなんだよな。閉会式の日の丸を運ぶとき、斎藤高順作曲の「東京物語」が流れていた。小津安二郎や原節子や笠智衆は怒っていないか。日の丸に利用されるのは許せないな。国家に回収されてしまうではないか。フランスや欧州で人気あるからといって。 私もすぐ気が付きました
今回色々あったことをこれ一発で片づけた気がします
音楽とか映像関係がそれ以降急におとなしくなりました
相変わらず素人は個人の嗜好で誰が良かったとか言ってますが
そしてARIGATOは
前回の踏襲かも知れませんが
映画中 東山千栄子さんがなんども尾道弁で「アリガト」といってたあれかなと
「紀さん ありがと」が一番だけど
「わしらのことはもうええんじゃよ」これですね 小津映画は、戦後は必ず戦争には触れている。彼なりの反戦だよ。秋刀魚の味では、戦争が終わって良かったと笠智衆が話している。だから、五輪閉会式に利用されるのは反対だな。 最近、「田園交響楽」(1938)をみたけど、雪の北海道で寒そうだね。原節子と高田稔はいいね。佐山亮もいい。擬似カラーも、たまにはいいかも。 稲垣浩監督の映画には、原節子は3本出ている。彼は外国の賞を得ている。もっと原節子と撮りたかったらしいが、今後原節子のような女優は出てこないと思っているようだ。ふんどし医者が面白い。 >>631
「反戦」と聞くと
国際反戦デーとやらを思い出す
一体なんの戦争に反対だったんだろ
要は中国ソビエトの下請け
今でもそんな気がする 北川景子が東京物語の撮影に挑んだらしい。
まだ、キネマの神様はみてないけど。観た人がいたら、コメントしてほしいな。 息吹を伊吹と書いたのは変換ミスだろう。騒ぎ立てるほどではいような。 「晩春」や「麦秋」をみると、癒やしを感じるね。小津にとってもピークに近づいている。ともに、キネ旬1位作品。日本文化が程よくあり、観た後満足感が高い。 小津安二郎は戦前から、いつも付き合っている女性がいた。小田原の芸者は戦前から。戦後は銀座のバーのホステス。周りは原節子と結婚して欲しかったらしいが、無理はあるな。原節子は慎重で、小津のことは知っていたと思う。 小津安二郎は戦前から、いつも付き合っている女性がいた。小田原の芸者は戦前から。戦後は銀座のバーのホステス。周りは原節子と結婚して欲しかったらしいが、無理はあるな。原節子は慎重で、小津のことは知っていたと思う。 小津安二郎は玄人が好きだった。周りは、原節子様といっしょにさせようとしたが、無理があるだろうなぁ。 美波という(浜辺美波ではない)ハーフの女優がいる。週刊朝日の今週号で林真理子が対談しているが、「MINAMATA」にジョニーデップの相手役で出た。真理子が雰囲気が原節子さんに似てるという。本当かしら。観たい気がする。 写真を見る限りではぜんぜん違うな
むしろ三宅邦子だは
動いたり喋ったりしたら似てるのかもしれないけど 林真理子のいっていることは信用できないが、イングリッドバーグマンと原節子が雰囲気が似ているのはあたっていると思う。 1948年の原節子の映画は興味深い。5本に出演した。汚れ役が2本。その内の1本が「時の情操」。 原節ちゃんは、大映の映画に3本出演した。「幸福の限界」がいいかな。「白雪先生と子供たち」が、次に好きだな。 原節子は石川達三原作の映画に、2本出演してたんだ。 石川達三には、萩原健一が出演した「青春の蹉跌」のような映画もあったな。 「結婚の生態」に原節子は主演した。石川達三原作。初めて殿村泰二がデビューした映画になった。 結婚の生態か。原節ちゃんが、スケートをやっていた映画かな。 原節子出演作品で、一番好きな映画は何といわれたら、どう答えるかい。
「麦秋」という人は必ずいそうだ。 原節子出演作品で、一番好きな映画は何といわれたら、どう答えるかい。
「麦秋」という人は必ずいそうだ。 秋日和はいいね
三バカ親父を岡田茉莉子が説教するシーンが最高だ 三馬鹿オヤジでは、中村伸郎が一番面白いな。
賞を受賞した。 原節子の映画ー山本薩夫が7本で最高。
何が一番か。「熱風」かな。 「熱風」(1943)を小林信彦が褒めているよ。生産増強映画だけど、アメリカ映画のようなエレガントなメロドラマらしい。小林は、この映画の原節子と藤田進の出会いがクラーク・ゲーブルとクローデッド・コルベールみたいと言っている。
僕はコルベールを知らないよ。 >>663
「なんとかの出来事」言うのに二人が共演してんねん
相部屋になってもうて部屋の真ん中にシーツをつるちゅうやつ >>655
「ヤマトに帰ろ」ういうのんは関西人には抵抗ありますねん
ふつう「は奈良やで
エンドに耳成山が映ってんのやけどあの辺も変わってもた 大和はまほろば。
さっきのは「或る夜の出来事」だろ。節子ちゃん。 12月から始まる原節子・三船敏ケットが、今日から発売だぞう。
一応、2枚ゲットしました。原節ちゃん、いくよ。 小津安二郎の「晩春」や「麦秋」をみると、癒される。
なぜだろう。だから原節子も好きだ。 原節子の映画で、またみたことのない映画が多い。物理的に観られる映画では112作中100作はあると思う。せめて80作品くらいは観たいな。ファンとして。 今月、国立映画アーカイブで原節子特集。昨日、2作品をみた。
「風ふたたび」と「幸福の限界」。後者は27歳か28歳か。美人だよね。
「先生、私を傷物にしてくださらない。」。理屈ぽい原節子がみられるね。 孝行のしたい時分に親はなし さればとて墓に布団も着せられず、や 外国人も「東京物語」をみて泣くんだね。
普遍的な内容だし。これで、原節子は聖女化されてしまうのか。小津映画ではな。 「戸田家の兄妹」「お茶漬の味」「晩春」「麦秋」「東京物語」を順に見て、思ったんですけど、
「東京物語」は多少、欧米の評価を意識して制作されたりしてるんでしょうか? 評価を意識したことはあんまりないと思うけどね
それよりもアメリカの文化が次第に日本に入ってきて定着する時代にあたるんだろう 小津安二郎が戦争末期にシンガポールで、相当アメリカ映画みたらしい。その効果が戦後の映画には、少しはあるようだ。ワイラーが好きだと。 今日は原節ちゃんの映画をみにいくよーん。
「東京の女性」 戦前では一番すきかな。 一昨日、「白雪先生と子供たち」(1950)をみて、泣けてしまった。
子供たちから辞めないで先生といわれ、原節子先生が泣く。公害問題が軸になる映画だ。 原節子が鶴田浩二と共演している映画「最後の脱走」は、必ずみに行きたいな。
ラピュタ阿佐ヶ谷に。2月からだよ。 池袋の新文芸坐で、小津特集みた人はいるかい。
一回くらい行きたかったな。「麦秋」の節子さんを観たかったよ。 今、神保町シアターで淡島千景特集をやっている。「麦秋」もかかるよ。
観に行って欲しい。俺は行く。 鶴田浩二と原節子の共演をみた人はいますかね。
タイトルわすれた。 wowowで初めて東京物語観た
本当に良かった
理由は分からない 東京物語って20代に見た時はピンとこなかった、おっさんになってしみじみ身に染みる 東京物語は、自分の家族が死ぬ経験をすると理解できかもな。
そんなことより、神保町シアターの淡島千景特集で、今週「大番」シリーズの
「続大番ー風雲編」をやるぞ。節子が観音様のコスプレするらしい。 カンヌで海街ダイアリーの女優全員が「小津を知らない」
まあ知ったかぶりすっと向こうのプレスはガンガン突っ込んで来るから
知らない・・・と言っておいた方が賢明だな
長澤まさみは香港で
「ジャッキーチェンのファン」だと言ってしまい
「どの作品が好きですか」
「ファンなので全部好きです」と胡麻化そうとして
「では知っている題名を言って」
「・・・」
と詰められた 日本の映画で比較的庶民にも知られてるのは黒澤くらいか。
小津はごく一部のオタクや評論家に見られてる可能性はあるのか。 いや、小津も知られてる方でしょ。
溝口健二は忘れられてる。 一部の能天気なファンが思い込んでるだけで、小津映画を見てる外国の一般人
なんかほとんどいない。だから海外の俳優が小津を知らないのは当然だな。 一般人なんか日本でもほとんど映画見てないからな
映画人なら小津を見てるのは昔は結構いたはず 小津が海外で知られて行くのは、1970年代くらいだったそうだ。イギリス、フランス、アメリカあたりが中心か
たりが中心か。現在では、専門家・評論家によれば、ハリウッドに代わるオールタナティブを打ち出したのは小津安二郎だといわれている。すごいと思う。監督や評論家には受けているが、俳優はどれだけ興味があるかは不明だが。 連投失礼。「もらとりあむたま子」(2013)をみていたら、前田敦子が大卒で実家に帰り、父親と二人暮らし。ぐーたらしているだけだが、父親の結婚話には驚き、いろいろ行動する。「晩春」の原節子と笠智衆を思い出したよ。 昨日で、淡島千景特集の「麦秋」がおわり。
はやり、名作だと思う。 >>690
綾瀬はるか、長澤まさみ、しほ、広瀬すずか。
俳優さんって案外昔の映画見てないものなのかね?監督やってるひとはさすがに観てると思うが。 >>696
蓮實重彦の影響かね?
一般的に黒澤明はアメリカ、小津、溝口健二はヨーロッパで人気と言われるけど、小津は70年以前はそんなに知られてなかったのか。。
黒澤と溝口はヴェネチアやカンヌで最高賞や次点(銀賞)を何度と獲ってるけど小津はなかったからか。 >>56
ハンバーグやカレーも好きだが、お茶漬けやサンマも好き、という感じかな
その時の気分で。 >>685
東京物語は人によっては『老人虐待』の話だと言うひともおるからな
年老いた夫婦が、田舎から東京へ、独り立ちした子どもたちの家に遊びに言っても、その子ども夫婦たちに冷たくされるというね。あまつさえ、東京旅行の疲労で老婆が急死してしまうと。。
その子ども夫婦たちもそれぞれ生活があって仕事で忙しいし働かなきゃ食べていけないしで仕方ないといえば仕方ないんだけどなんか切ない。 >>699
綾瀬はるかは、その後小津映画はみているよ。原節子が、2015年11月に亡くなったことが判明したとき、その年の12月にロンドンでカズオイシグロと対談したとき、彼女は原節子さん大好きですといっていたからね。綾瀬はるかは、少しは小津映画をみているな。 >>700
小津映画は、海外の賞に一度も出品していないよ。これは松竹の社長城戸四郎が小津を嫌いで出品しなかったそうだ。東京物語は公開後、4年くらい経ってイギリスで放映したら、サザーランド賞を受賞。新人賞みたい。 >>703
なるほど。監督を追っかけるより、女優男優を追っかけて映画を見ていくタイプなのかもね。 >>704
松竹社長の城戸四郎かw
当時は、一般的に若者が黒澤明ファンで、中年〜老人が小津安二郎ファンだったそうだが(松竹後輩の山田洋次も「小津さんの映画は退屈」といっていた)、松竹社長に嫌われていたとはw >>697
たま子は15分ショート作品の出来が良かったので
四季版に拡大したんだろ
あまりに出来が良すぎて前田敦子が終わった感がある 村上春樹は小津と成瀬映画が好きだと、1985年週刊朝日に連載しているエッセイに
書いていることが分かった。ドイツでドイツ語吹き替えの「東京物語」をみたらしい。
紀子三部作のレコード版を買ったらしい。
カズオイシグロも、小津映画や原節子が好きだといっているね。 東京物語→秋刀魚の味にして、嫁がせ三部作にしたほうがいいように思う >>708
ドイツ語で見たとか
そういうとこがひねくれてるよな
あのおじさんは
作家だから
ひねくれてるのは当然か そうかい、やっぱり、
ひねくれてるかい
いやぁ、
ひねくれているんだにぃ >>708
『村上朝日堂の逆襲』村上春樹・安西水丸 新潮文庫 P47〜P49
先日小津安二郎の映画がレーザーディスクになったので三枚まとめて買ってきた。『晩春』と『麦秋』と『東京物語』である。
僕は日本映画では小津と成瀬巳喜男の作品が特に好きで名画座なんかではわりに小まめに観ているのだが(中略)
実は一度ドイツで『東京物語』を観たことがある。
ベルリンのホテルに泊まっていてTVを何気なくつけたら放映していたのである。タイトルはたしか『ディー・ライゼ・ナッハ・トキオ(東京への旅)』となっていて、科白はドイツ語吹き替えであった。
だから東山千栄子に「お疲れになったでやんしょ?」と訊かれて、笠智衆が「うんにゃ」と答えるところは「Nein! 」となっている。
「うんにゃ」が「ナイン!」てある。これはすごく不思議な気がした。
(中略)
要するにあってもなくてもいいような科白がやたら多い。
「そうかね?」
「そうですよ」
「やはり、そうかね?」
「そうじゃありませんか」
「やはり、そうだね」
「そうですよ」
なんて科白をドイツ語でやられると、なんだか形而上学的色彩をさえ帯びてくるから不思議である。 >>712
「そーであるのか?」
「そーであるのだ」
「そーであるべからざることなきか?」
「そーであるべからざることなきなり」
「そーであること、然り」
「然り」
という具合である。
僕のドイツ語は相当いい加減だから、本当にそう言ってるのかどうかは責任感は持てないけれど、語感から言うと、かなりそういう弁証法的雰囲気が漂っているように感じられる。
難解といえなくもない。フランス語やイタリア語吹き替えで観る小津映画にはまたそれなりの趣があるのだろう。
僕は英訳のバルザックが好きという奇妙な趣味の持ち主だからとくにそう思うのかもしれないけれど。 >>7
【一家離散という深刻なテーマ】と言ってもさ、
一般的には子どもは成長すれば家を出ていくものだし、親子と云えども、いつまでも一緒に暮らしてはいかない(いけない)、というのは当たり前のことだよね そうかい、いけないかい、一緒に、暮らしちゃあ・・・
うーん・・・・やっぱり・・・・
いけないんだにィ・・・・ 一家離散というより、小津は家族崩壊の始まりを描きたかったと「東京物語」について、
いっているよ。それまで平和の家庭で崩壊は、ほとんどなかったかもね。 東京という魔物が家族というか人のつながりをなくしていく
ということかいなと
本籍も変えると過去とのつながりが消えんだと
だから芦屋は戸籍ロンダリングばかりだと
そういえば細雪の最後(昭和16年10月)も
「これからは東京やないとなんでも決まらん」とかだった ある研究者がいっていたけど、国民的女優と呼ばれるのは何人もいるが、
「国民女優」は原節子だけだと。分かる気がするな。原節子の場合は、戦争を
担っていたというか、銃後の女神というか。戦前は国策映画に出て、戦後は
戦後民主主義を鼓舞するような「青い山脈」「わが青春に悔なし」などに出て
いたからな。 原節子特集も、残り少ないな。ラピュタ阿佐ヶ谷。
みんな観にいこうぜ。 「晩春」に、三島雅夫が再婚するよね。相手は坪内美詠子。その彼女が、「慕情の人」に、
銀座のバーのマダムででていたよ。三橋達也や伊豆肇が通う。原節子と三橋達也のキスシーン
は見所の一つだ。 最近、映画監督の不祥事が続くな。映画黄金期にもあったかもしれないが、表にはでてこない。
小津と原節子に関してはありえない。なぜなら、小津安二郎は原節子の側に座ると真っ赤な顔になってしまうから。
小津は玄人が好きで、よく付き合ったね。芸者や銀座のバーのホステス。 秋日和はなんか好きで繰り返しよく観る
オヤジトリオが最高 確かに「秋日和」の親父トリオは面白い。このトリオは「秋刀魚の味」でも
メンバーは違うが面白い。小津は親父の冗談をよく考えるね。 俺は原節子の声が好きだな。顔もいいけど。
日本を代表する女優は、原節子と高峰秀子と京マチ子と田中絹代だな。 俺は原節子の声が好きだな。顔もいいけど。
日本を代表する女優は、原節子と高峰秀子と京マチ子と田中絹代だな。 俺は原節子の性格は、思ったことを話すタイプで自己主張する性格だと思うな。
小津映画では保守的な役回りをしているが。相性は、小津より黒澤の方がいいと
思うよ。 あの時代の女優はみんな名を残せたよ
今はひな壇バラエティCM女優で朽ち果てていく
昔は汚れ役でも平気でさ、それに大阪弁もちゃんとこなせてた
「お上手」というのは数人いるけどどうかね 今日、6月17日は原節子さんの生誕日だ(1920〜2015)。健在なら、102歳ですね。
彼女の姉で106歳まで生きた方がいたから、節子さんも、もっと長生きされたかもね。
それでも、95歳は大往生だね。今後も新しいファンが日本、世界に増えると思うよ。 東京物語をみて原節子はきれいだという人がいるよね。
それでもいいけど。でも、戦前の映画もみて欲しいな。
10代後半から20代前半がまた、いいんだな。 小林信彦が「文芸春秋」(特別8月号)で、日本映画ベスト50、外国映画ベスト50を書いている。戦前から現在まであるけど。原節子の出演作は4作あった。その中で、50作品の中で「お嬢さん乾杯」だけは観て欲しい、と書いている。この映画は、俺も好きだよ。。 原さん追悼ではじめて「東京物語」見た
海外からも評判高く、イギリスの映画監督人気投票で1位とのことだし、
家族像がよく描かれてるということだったが、
おれの感想:年寄粗末にして何がおもしろいんだ?
両親東京出身で祖父母のいる家庭に生まれたのでぴんと来なかった面はあるが、
世間ではあんな風に田舎から出てきた親粗末にするのか?
小津さん自身は東京出身で、なくなる直前まで母親の介護だったから親・年寄大切にする人と思うのだが
ちなみにふだんおれはフィクションは読まない見ない >>702に同じ意見の人がいた
ほんと、このとおり
あんな虐待考えられない 「東京物語」は家族崩壊が1つのテーマだから、子供たちの両親に対する扱いが
あーゆう風になってしまう。虐待まではいかないと思うが。それぞれの年齢により
いろいろな見方ができる。そのなかで家族、死、生きることなどが論じられていく
のだね。 私小津作品自体は好きだけど女は嫁に行かないと終わりみたいな流れに反発してこの映画嫌い!みたいになる人いるんだろうか
大昔と価値観違うからしょうがないけどどこかの作品に失敗作として嫁に行けなかった杉村春子が出てきたよな 秋刀魚の味
高等学校の教師から今は支那蕎麦屋に落ちぶれた東野英治郎の娘
父の世話をしていて婚期を逃す 性格はギスギス せっちゃん、元気かい。天国で。
原節子は、小津映画はあまり好きではないといっていた。
主体的に生きる役や激しい役柄が好きだという。
だから、小津より黒澤の方が原節子は好きだったのだ。 婚期て映画で28歳で嫁に来た京マチ子がずいぶんお婆ちゃんになってから嫁に来たのね、という台詞があった
それよりもっと前の晩春の27歳だと相当年が行ってるのでは? 東京物語もめちゃくちゃいいけど秋刀魚の味と浮草がそれ以上に最高だったけどその後見た麦秋が一番よかったわ、晩春もよさそうですね 浮草おもしろいよね。カメラマン代わって新鮮できれいだしね 賀原夏子は変な役ばかりやらされて少し可哀想
でも本人からは度胸を感じる 賀原夏子は妙な色気があるね。原節子主演の「愛情の決算」では、戦後の焼け出されたあとに、スリップ姿で色気があった。 >>734
イギリスの監督が1位に選んだというのは誤り。
2012年、10年に一度しているアンケート……英国「サイト&サウンド」誌が、世界の監督
360名余りにアンケートをした。現在の1位は何かと。日本の監督も何名か参加している。是枝
、山田洋次ら。今までは「市民ケーン」がずっと1位だった。しかし、初めて「東京物語」
が1位となったのだ。 愛情の決算DVD出て欲しいね
原節子と三船敏郎はベストカップルだと思うわ 浮草は白が色っぽいよね。赤ではなくて白。色としての白。若冲みたいだよ 浮草は波切というか大王崎の直ぐそばだけど
灯台が全然出てこない
それに女郎屋は浜島とかわたかの島だと思うんだけど 小津は一般に信じられているようには家族に幻想を抱いていなかった。むしろ制度としての家族の解体ばかり描いている >>749
イギリスの(雑誌の世界の)映画監督人気投票
どーでもいーけど 小早川家の秋そこそこ好きなんだけど東宝だからか知名度低いよね 小早川家は新珠三千代が抜群。姿かたちと身ごなしのよさが素晴らしい 小津はフィルムのフレームの中に様々にフレームを作り出してフィルムのフレームを相対化しようとするが、作り出したフレームを人物に横切らせたり縫うように動かしたりしてフィルムも含めてフレームを無化しようとしたとしよう。
鴈治郎にも司葉子にもそれをさせるが、突破力のある踊るようなしなやかさでその知られざる意図に応えたのが新珠三千代。
宝塚で撮れて良かった 麦秋のコンテンツやっと買ったけどあまり好きじゃなかった理由は笠智衆なんだよね
やはりお爺さんでめちゃ優しそうな笠智衆が好きなので 長兄の笠智衆はいわば突破されるべき制度側の人物として描かれてるわけなんだな。
軍事郵便として(空へ消えていく風船と逆方向に)帰還した次兄(小津にほかならない)に従う形で原節子は二本柳寛との結婚を決めるんだけど、
駿河台の喫茶店でその便りの存在を聞いたときの原節子の表情が麦秋の白眉だな それは帰ってくるはずのない人を見たかのような困惑と驚きであり余りの意外性に固まってしまったような表情なんだけど、
「静態的」といわれる小津のカットは、凝縮するだけ凝縮して暴発を待つような緊張感を宿している。
とつじょ原節子はその手紙を「いただけない」「ちょうだい」って言うんだな それは紀子が人生に対する、結婚に対する、手紙の宛て名の男に対するモードを変える瞬間でね、小津って凄いなと思う 麦秋の中流家庭以上上流家庭以下の家庭見られるのいいな そこは「上流家庭未満」と表現するのが小慣れた日本語やで 「麦秋」は人気があるけど、黒澤明は映画100選に小津映画は1本のみなんだ。
それは「晩春」だよ。世界的には「麦秋」より「晩春」の方が評価が高い。
日本人は「麦秋」が好きなようだね。なぜだろうか。 主たる対象が父と娘に限られシンプルで表現的(扇状的)だからではないかな。黒澤にとっても海外の観客にとっても。能舞台も長いこと映されるしね 扇「情」的なところは原作小説にはそれほど掘り下げられてるわけではない。明朗でさっぱりした短編なんだな。
小説では娘の想像する父親の結婚相手と父親とが、娘がその想像を口にだしたおかげで結ばれそうになって終わるんだけど、
小津はその側面を父親の友人の京大教授に割り当てることで、笠智衆の潔癖な人物像を際立たせることになった ストーリーより心理を、心理より人物(存在)をといったことを小津が目指したとしたら、
原節子の美を長く続く存在にまで高めようとしたのが例の壺だと考えてまず間違いがない 抽象思考ができないのは、よほど知能が低いか脳機能の障害か さすがの小津安二郎でも、原節子と杉村春子には頭が上がらなかったらしい
杉村春子によれば『東京物語』のホン読みの時に、ある男優が遅刻してきて、小津安二郎がはたで見ていても怖いくらい激昂したそうだが、その男優って誰なんだろう 三男は佐田啓二に当て書きしてて最初から大坂志郎に不満だったという話はムック本なんかに載ってるが 大坂志郎にしてみたらとんだトバっちりでね。もともと「人物」が違うんだから、いくらリテイクを重ねても大坂志郎から佐田啓二を削り出すことはできないもんな じゃあ小津はどんな風にしたかったのか。
小津監督なら忘れずにどこかで仇を討ってるはずと前提して探してみれば、秋日和で佐田啓二が司葉子に語るラーメン屋のシーンがあるな。
腹立ち紛れに伏見人形を叩き壊した年に母親を亡くしたいう抉るような悔恨を、至極さわやかに重たくれずに(メロドラマにしないで)語るんだよ 街コンやマッチングアプリで会ったりする時に小津安二郎の映画が好きですと言ってそうなんだ!てなる場合ほとんどないよ
誰?てなる
皆んな黒澤明だけは知ってるけど
そこはさすが黒澤明だなと思う 紀子三部作とはスレ違いだけど、吉田喜重は『小早川家の秋』を「年寄りが厚化粧して踊ってる」と批判して、小津を激怒させた 宝田明の送別会は奇妙に(グロテスクなまでに)様式化されていて若者のリアリティを描こうとしたとはとても思えない。
松竹ヌーヴェルヴァーグへの反発もあったと思うが、リアリティは結局はアクシデントに陥り映画を解体してしまうと知っていたと考えていい。
それよりもむしろ夏の白服がちの列席から最後の喪服の行列への跳躍(もしくは墜落)におどろおどろしさを感じてみるほうが小早川家の秋を楽しめる 小津は映画を解体しようとはしなかった。映画にすべてを閉じ込めようともしなかった。映画を撮りながら映画を超越しようとしたのだとは俺の作業仮説だ 幼い吉田喜重を魅惑してやまなかった「父ありき」の親子ならんでの川釣りのシーン(これも世代をずらして再演される)がリアリティからは生まれ得ないことはさすがの吉田にもわかっていただろうが、
なにしろ小津は松竹ヌーヴェルヴァーグの仮想敵になってしまっているから飲み会の席の世代抗争の雰囲気に吉田も新世代を代表したつもりで強い口調にみずから酔ったのだろう。日本の夜と霧の翌年公開だからな。
ただ俯瞰してみれば結局は「小津ありき」で流し釣りをする子の役を演じる羽目になった吉田を微笑ましいと感じなくもない 彼岸花のサブリンがキレてるのが嫌で嫌いなんだけど戸田家の兄妹は好き 松竹ヌーベルヴァーグに限らず、あの当時の若手映画監督は小津安二郎の映画嫌いだよね
助監督だった今村昌平がそうだし鈴木清順も小津映画は嫌い
増村保造も小津を批判してる
溝口健二や黒澤明は批判されないんだけどね
大島渚はウェルメイドならトリュフォーより木下恵介のほうがはるかに優れてると論じてた 斎藤武市が「長屋紳士録」より後は階級が上がったから…と語ってるように、小津はプチブル的とみなされたんだろう。
さればこそ小津否定は世代の感性(というか世代の風潮)だった。
黒澤や溝口や木下は、庶民や虐げられた人々の味方みたいな映画撮ってるもんな 同じ人が書いてるようだ。
2022、12月になり、英国映画協会が「史上最高の映画」のアンケートを発表した。
10年に一度の間隔で、映画監督と評論家に投票させる。10年前は「東京物語」が世界の
監督の投票(350人以上)で1位だった。評論家(830名以上)では3位。今回は、少し
変わったよね。監督投票480人(こんなに世界に監督いるのか)ー1,2001年宇宙の旅、
2,市民ケーン、3ゴッドファーザー、4東京物語,5花様年華。評論家(1400人以上)ー
多すぎだろ。1ジャンヌ・ディエルマン(初登場)、2めまい、3市民ケーン、4東京物語。
8マルホランドドライブ、20七人の侍、21晩春、29タクシードライバー、41羅生門、
63カサブランカ、72となりのトトロ、75山椒大夫、千と千尋、90雨月物語、90パラサイト
ざっとこんなものかな。権威があるらしく、10年後も楽しみ。監督投票では小津2本、黒澤2本
のみで他の日本人監督がいなかった。残念。評論家に女性が増えたと思うな。 >>766
麦秋の方が評価が高いということは日本でもないと思う
やはり登場人物の関係が分かりにくいのだと思う
最後の20分くらいは本当に良く出来た脚本
原節子当て書きで筆がノッてる
行動が心情を語るハードボイルド風 >>406
憎んでた母親より自分は酷いことをして絶望したんだよ
母親は男に走って自分を捨てたが
自分は男を見誤って子供を殺した [母親:自分(誰が父親だか分からないと思いこんでいる)=自分:胎児(本当に僕の子かと男に言われた)]
なので、堕胎と自殺は相同であり母親が自分を殺したんだという訴えなんだね 耳成山の南麓ということだがGoogleマップで観察してみるとあまり期待できそうもない
しかし当然だが山の形だけは往時と全く変わっていない >>1
この「東京物語」は以下のような表記が可能です
「全米No.1 批評サイト『ロッテン・トマト』驚異の100%FRESH!」
「映画批評サイト“ロッテン・トマト”で驚異の満足度 100%! 」
そしてロッテントマトで100%フレッシュの評価を得ているのは
「黄金狂時代」「ロビンフッドの冒険」や「ピノキオ」「怒りの葡萄」「雨に唄えば」「十二人の怒れる男」など誰もが認める名作映画ばかりが入っている。
つまり、こういった世界の名作映画と同じ価値が認められているってわけだ。
(嘘じゃない、本当だ!)
https://www.rottentomatoes.com/m/tokyo_story
https://editorial.rottentomatoes.com/guide/movies-100-percent-score-rotten-tomatoes/ 晩春の28歳(合ってる?)当時としては遅い結婚だよね
婚期ていう大映の映画で28歳で嫁に来たことを随分お婆ちゃんになってから来たのねとか言われてたから 淀川長治って小津を評価してないみたいな事を聞くけど、自身の日本映画のベスト3に「戸田家の兄妹」、ベスト10に「彼岸花」が入ってたりするのはどういうこと? 淀川さんは小津も評価してたよ
溝口健二の映画に比べるとちょっとわからない苦手とは言ってたけど
逆に小津の助監督やってたが小津批判して全く違う映画を撮ってた今村昌平の作品のことは思い切り罵倒してた
日本映画学校に呼ばれても今村の悪口言ってたくらい嫌いだった >>794
>今村の悪口言ってたくらい嫌いだった
え〜? 「私はいまだかつて嫌いな人に会ったことがない」の自賛スローガンで本まで出版したのに。 紀子あやは知ってたけどちゃーこちゃんも2回出て来た 小津映画は初めてで「東京物語」だけ見てみたけど時代は変わったなという印象が一番強い
子供たちが自分の生活を優先することを哀しさみたいのを持って描いてたけど、今だったらもっとエグイ表現で且つ当たり前なこととして扱うように思う
あと原節子が夫を亡くしているのにその両親に対して尽くすみたいのも今じゃあり得ないとして表現さえされないんじゃなかろうか
ただ時代が変わったからそこ昔の東京の風景と地方から出てきた老夫婦みたいな場面がとても味があるというか良いなと感じた
東京は広くてここではぐれたら一生かかっても見つからないみたいなこと言ってた場面とか二人でお寺の門前みたいなとこに座りこんでる場面とか特に良かった 昔は嫁ぎ先から更に他に嫁ぐみたいなことあるからね
そういう映画もある
あと結婚すると皆家族みたいになるから本当の兄なのか義兄なのかとかわからない時ある 麦秋で相手方の親と原節子だけで男の気持ちも確認せずに結婚を決めてしまう部分に当時の客は違和感なかったんだろうか
それが自然なものとして通用したのならやはり時代なんだろな 東京物語に出演した人で存命なのは香川京子さんくらいだろうか 香川京子さんも90オーバーだもんな、どんだけ古い映画なんだよ東京物語 逆に、冷静に考えると今年が2023年というのが何だかとんでもない感じがしてしまう
小さい頃恐れていたノストラダムスの1999年も未来の象徴のようだった宇宙の旅の2001年も遥かに飛び越えてしまった2023年
そんな時代にまでお元気でいられる香川京子さんとか、もっとレジェンドみたいな扱いでもいい気がする 原節子も長生きだったね
岡田茉莉子若尾文子山本富士子辺りもまだ生きてるわよ 「麦秋」では菅井一郎と二本柳寛が何も悪い事をしないので驚く。 二本柳寛は、「麦秋」の後の「めし」では原節子の従兄役で、いい味だしていたね。
原節子を誘惑しそうだった。断れるが。菅井一郎は、某映画では原節子を押し倒している。
許せない。京マチ子を追いかけて、包丁で刺したり。悪役の方がめだつね。 俺は小津映画では、「晩春」が一番好きだな。原節子のキラキラ感がたまらん。
元AKBの女優某も、いってたな。小津が原節子を一番きれいにとったのは、晩春ではないか。
後で、彼女はあまり好きではないみたいにいっているが。 お母さんは「晩春」の原節子はいい子すぎちゃって「バク宙」の方が好きだわよ >>803-804
この「東京物語」は、世界的にも高い評価を得ています。
英国映画協会発行の「サ イト&サウンド・マガジン Sight&Sound Magazine」が2012年に発表した、世界の映画監督358人が投票で
決める最も優れた映画に、小津安二郎監督の「東京物語」(1953年)が選ばれたのです。
詳しい順位はこちらをご覧ください⇒史上最高の映画トップ10 (映画監督編)
http://www.aokiuva.com/mss10everdirector.html
「サ イト&サウンド・マガジン」は英国映画協会(BFI)の発行する映画雑誌で、
1952年から10年間隔 で毎回、世界の映画監督および映画批評家たちへのアンケート調査により選定・改定しています。
2022年度でも「東京物語」は世界第4位の評価であり、ベスト5圏内の常連になっています
https://www.bfi.org.uk/sight-and-sound/greatest-films-all-time
要するに小津安二郎は、アルフレッド・ヒッチコック、フランシス・フォード・コッポラ、スタンリー・キューブリック、オーソン・ウェルズと同じくらいに凄い能力がある映画監督だと評価されているのです >>808
まぁ分かる
私も白黒では晩春が一番好き
カラーだとカラーで表現が5倍くらいになるからほぼ全部好き >>740
結婚が遅れたのは結核だったからね
今でも毎月通院して血沈が下がったと喜んでる
当時は若い人がバタバタ死ぬ国民病でした
紀子が明るくキラキラ輝いてるのは生活が安定し体調も回復した、その喜びの現れでもある
そして気づいたら当時としてはもう婚期を逃す心配される歳回り、、という話 紀子さんが一番楽しそうにしている麦秋が一番好きだな
実際の原節子はけっこうざっくばらんなタイプだったそうだし
小市民的な箱入り娘の中でも麦秋紀子は
愉快でよろしい 小津安二郎は「日本よりも海外のほうが有名な映画監督」
フランスは、小津安二郎作品を小学校で見る。マジで
パリのシネマライフ 〜子供向けの映画教育、映画祭から専門映画館まで〜
https://www.cinematoday.jp/page/A0007197
フランスでは学校で映画の鑑賞教育が行われている。フランスの映画行政を管轄する国立映画センター(CNC)は、
映画鑑賞力を育成するという目的のもと、小学校、中学校、高校と協調して、生徒に見せる映画プログラムを学校教育に組み込んでいる。
CNCが研究者、評論家、映画館組合などと話しあって選んだ映画3本を、1年間を通して映画館で観賞させる。
このプログラムには巨匠ジャック・タチなどのフランスの名作から、チャーリー・チャップリンや小津安二郎の外国映画、
宮崎駿のアニメ名作まで含まれるというから驚きだ。
そもそも世界的には映画業界は政府が支援するのが普通。
英国、フランス、イタリア、ドイツはもちろん中国、韓国、そして北朝鮮も
じゃぶじゃぶ映画業界に資金的にリソースを割り当てている
その例外が日本とアメリカ。 >>734
わたしもあなたの年のころはそう思ってたわ…だっけ?