「紀子三部作」…「晩春」「麦秋」「東京物語」を語ろう
原節子の代表作でもある「紀子三部作」を、大いに語ろう。 今年は原節子生誕100年にあたり、いろいろ特集が組まれる。原節子を小津安二郎や黒澤明や成瀬巳喜男らの巨匠監督などと、話していこう。 「原節子を大いに語ろう」13、14もあるが、
それとは別に語っていこう。 4月から、神保町シアターで原節子東京はやる予定。コロナにめげずに。 「晩春」と「麦秋」では、どちらが好きかというアンケートをとると、分かれるみたい。俺の周りでは「麦秋」が好きな人が多い。俺は「晩春」が好きだけど、「麦秋」も結構好きだな。 「晩春」もいいんだけど、物語自体が父娘の日常のスケッチ的作品なので、一家三代の人間模様を描いた「麦秋」の方が奥が深いように思う。
「麦秋」は、一見コミカルタッチのホームドラマのように見えて、実は「一家の離散」という深刻なテーマが根底にあるところに普遍性がある。 世界的な評価では、「晩春」の方が評価は高い。権威ある英国の「サイト&サウンド」誌は、10年に一度世界の監督・評論家にアンケートを実施した。2012年には、映画評論家800人以上のアンケートで「晩春」は上位だった。 >>8
「晩春」は15位。「七人の侍」は17位。「東京物語」は3位。350名以上の監督のアンケートでは、「東京物語」が1位。「市民ケーン」が2位。「麦秋」は世界的には「晩春」より低い評価。不思議だね。 「麦秋」では、紀子が友人たちとふざける場面とか、結婚を自分で決めて兄から叱責される場面などが外国人には理解できないんじゃないかな。
どちらも、日本人の感覚では自然に感じられるが、西洋人にはピンとこないのではないかと思う。 東京物語と東京暮色以外だとカラー作品から入ったから名作と言われる晩春も麦秋も未だに観てない、やっぱり良いんだな >>10
「晩春」での、父娘のお互いへの思いやりが普遍的だよね。1番の重要なシーンは、京都での父が娘を説得するところ。ここが好きな人が世界的に多い。フランスのある女性監督も、ここが1番大好きだな。 スペイン語訳で「晩春」をみたら、笠智衆が髭もあり、スペイン人にみえたよ。 【晩春】テレビ版では、確か則子を鈴木京香がやっていた。京香は現代の原節子。 TV版の「晩春」は、市川崑が監督だったような。紀子は鈴木京香だけど、父親が生ぐさい俳優。枯れていない感じ。 紀子三部作について、若い女性は「晩春」がより好きな人が多いことが分かった。
俺も「晩春」が好きかな。 「晩春」って、だんだん原節子の顔が変わってこないか。真面目に父親に話しているのに、色っぽい姿をしてる感じがする。京都での父親への告白のシーン。ドキドキする。 「晩春」で、原節子が宇佐美淳との自転車に乗っているシーンはいいよね。 「麦秋」で、原節子が夜にお茶漬けを二杯食べるシーンあり。エロスを感じたと「うなぎ」の監督が述べている。本当かしら? >>18
サイクリングまではいいとして、婚約中というのに、コンサートに恩師の娘を誘うというのはどうなのよ?
つながっているタクワンどころじゃないぞ。 >>20
服部(宇佐美淳)が紀子をコンサートに誘ったのは、教授(笠智衆)の娘だから配慮したかな。紀子は服部を好きだといわれているが、服部もまんざらでもなかったりして。 >>15
確か父親役は長塚京三。当時は引っぱりダコだった。 >>22
盗み見た夫婦は、紀子は服部と結婚すると思っていたんだよね。お似合いかも。 >>23
長塚京三が父親だと枯れていないから、娘と何かが起きてしまうかもな。生々しい。 長塚京三のTVの「晩春」、正式には「父と娘」ではないかな。BSでやったのか? 自分はDVDを借りて観た。なぜに京香と京三か、その意味を知りたかったからだ。 京香が紀子か。それは、市川崑の好みかもしれない。市川崑は東宝にいたけど、原節子とは1本もとっていないな。 「晩春」で、能が終わった後に大きな木が映るよね。何という木の名前だろうか。 >>26
タイトルは【娘の結婚】だったよ、確か。晩春のリメイク。 >>30
「娘の結婚」か。
長塚京三と鈴木京香。監督は市川崑か。
一度みてみたい。NHKだからDVDにして欲しいね。 「晩春」で、原節子が叔母の杉村春子の息子のぶーちゃんを、からかうシーンは面白いね。「のりー(紀子ののり)、くっつけちゃうぞ」
「なんだい、ぶー!」 ぶーちゃんは、青木放屁かな。名前がかわいそう。原節子に、「怒られたんだろう」といわれ、反発するんだよな。まだ小学生みたい。 全国初のマスク着用条例、神奈川大和市が施行 罰則はなし
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1587022364/
>神奈川県大和市
昔の名画、小津安二郎の麦秋にも出てくるね。
「やまとはええとこじゃ」 その大和は、いまの奈良県だろう。
「大和はまほろば」。 先頃死去した大林宣彦は、原節子と小津安二郎について、少し書いている。2人の関係だけど。 大林宣彦は、最初はCMの仕事から入ったのかな。すぐには映画監督にはなれなかった。 小津安二郎は笠智衆を自分にたとえているよな。大林宣彦は、「原節子は小津安二郎と出逢うことで、自身が褄ねばならぬ、家に呪縛された。原が小津をどう思っていたかは知る由もないが、小津ははっきり彼女に惚れた」といった。 大林宣彦の尾道三部作をみた人は、いますか。
感想はどうよ。
「転校生」は、男女が入れ替わる。よくあるパターンの先駆か。 「晩春」の頃の原節子のパーマのかけ方は、すごくない。ハリウッド女優のようなかけ方かな。 髪型をゆうなら。「嫁ぐ日まで」(1940)での髪型が、かわっている。コテで固めたような。厚さ。 映画黄金期の女優では、原節子が一番華やかさのある女優にみえる。今日、亡くなった岡江久美子さんも、この世代では華やかさがあるね。 原節子の髪型で一番好きなのは、「お嬢さん乾杯」や「青い山脈」での髪型だな。本当に、ハリウッド女優にみえる。「晩春」も同じ1949年か。 原節子の出演映画が、最近「日経新聞」(4月17日朝刊)に掲載された。今の状況を慰安するらしい。紹介映画は「お嬢さん乾杯」だが、「紀子三部作」にも触れている。 カメラマンの荒木某は、原節子をエロスの固まりといっている。そうかあ。ガタイはいい。 「紀子三部作」は小津安二郎にとっても、原節子にとっても、代表する作品であることは確かだな。でも俺は、黒澤明や成瀬作品が好きなんだよ。 「麦秋」での助監督の一人だった今村昌平は、小津監督と原節子の間を、いったり来たりしていたようだ。当時、25歳。そして、原節子の履いてる靴を持ち運びしていたみたい。 小津安二郎の映画ってどの映画も設定が同じだよね
だから平和なのか! 設定?
小津安二郎は戦前からファミリードラマが、中心だったよな。アクションも、初期にはあったが。時代劇も、一作だけか。 小津映画はどれも同じという寝言をほざく奴がたまにいる。
こいつらって、
「私は小津作品を数本しかみていません」と告白してるようなもんだよな。 小津映画のスタイリッシュの画法、方法は、他の監督にはマネできない感じだな。依然として、世界的評価が高い。 スレチだけど、「冬のソナタ」をみたらバストショットで交互に俳優が出てくる。原節子と笠智衆の切り返しのバストショットを思いだしたよ。小津を真似たのか。チェジウとペ・ヨンジュン 「晩春」の紀子が身体の具合が悪く、仕事に就かず、家事手伝いをしているのは、戦争中に勤労動員され身体を壊した。戦争が悪い。戦争を描かないで、戦争を語る小津安二郎。 >>54
衣食住に不自由せず、親や親戚も健在
お茶にサイクリングに能に旅行
縁談の話もちゃんとある(「健康体」と見なされてる証拠」)
「勤労奉仕で体を壊した」設定に重きを置くならこんな描写はしないでしょう
「戦争が悪い」というメッセージをこの映画の紀子から読み取るのは無理があると思う
戦争による荒廃をストレートに描いた(つまり「戦争を語った」)前年の
「風の中の牝?」が評判良くなかったみたいだし この三作も全部見た。
ところで黒澤明が好きでなおかつ小津安二郎も大好きっていう人
はいるんですか?もしいたら理由が聞きたい。 黒澤明は、自選100の映画の中に小津安二郎の映画は、「晩春」だけだったか。日本を代表する監督として小津や黒澤を上げるが、2人を全て好きはいないのではないか。原節子は相性としては、小津より黒澤の方がいいといったのは、石井妙子(「原節子の真実」著者)。 自選100はそもそも1監督1本しばりじゃなかったかな 小津が一部の西洋知識人に評価されてるのは、字幕のおかげでもある。当時でも
あんな日本語は一般の人は使わない。黒澤が批判したように、不自然だ。
小津の映画は一本見れば十分。麦秋だったか、原節子たちが戯れるシーンは
酷い。あれは、日本じゃないと思ったな。日本人はあのような動作はしない。 >>59
黒澤映画は真似できるが、小津映画は真似できない。現在、世界の評論家の間では小津がリードしている。三島由紀夫は、黒澤映画を馬鹿にしていたようだ。 三島の映画評などあてにならないよ
大絶賛した映画が「博奕打ち 総長賭博」だからねえ クロサワ好きでオヅも大好き って珍しくないんじゃないかなあ?
どっちも面白いから
どちらかが嫌いってのも珍しくないんだろうけど 黒澤と小津は、それぞれいいところがある。成瀬も好きだし。いい映画はいい。 三作全て同じように見えてしまう・・。
いい映画なんですけど 小津は、戦前には社会派の映画を撮っている。「生まれてはみたけれど」は、1番の傑作。フランスでは、小学生に必修でみせている。小津は戦後の「晩春」で作法を確立する。ズレと反復に特色があるね。 無声の名作だと噂には聞いてるけど未見ですね。
コロナ収束したら必ずみてみよう。 社会派っていうとやや堅苦しいけど、単純に面白いよ「生まれてはみたけれど」
生き生きとした「お早う」ってところ。 小津安二郎は、その他にも、「大学は出たけれど」や戦後の「長屋紳士録」も、社会派映画だよね。岡田嘉子の出た「東京の女」はいいね。サイレントだけど。 岡田嘉子は魅力的だな。一度、原節子との共演が見たかったよ。岡田がソ連に亡命したとき、一緒にいった相手とは、原節子はデビュー作品で共演しているね。 >>59
んなこたぁないよ。
俺には姉が二人いるが、姉たちが友人らとはしゃいでいる様子は麦秋そのまんまだった。
小津は(当時の)若い女性たちをよく観察しているもんだと感心したくらい。
あと、子供が親に反抗するところとか、いつも忙しそうにしている世話焼きのおばさんが縁談を持って来るところなども。
エピソードだけでなく、登場人物の仕草とかしゃべり方まで実に綿密に描写されている。
まぁ、今の世代ではピンと来ないかもしれないが。 そういえば、サザエさんの作者は、原節子と同じ1920年生まれで、独身を通したんだよな。 月刊「文藝春秋」6月号に、「生誕100年「原節子映画ベスト10」の対談があるよ。購入した。石井妙子と評論家芝山幹郎。皆んな、立ち読みしてくれよ。石井妙子は、1位白痴。芝山幹郎は、1位麦秋、だった。 白痴は原節子の禍々しさをそのまま禍々しい役に流用した感じでちょっとな
普通の娘の役にその癖を完璧に織り込んだ小津の方がすごい 白痴は、今の学生や若者に受けている。確かに、原節子の新しい魅力はある。この映画は、人により好き嫌いが分かれる。芝山は、黒澤明は女性を描くのは下手という。上手いとは言えないが、原節子は悪女は少ないし。 原節子は毅然と演じているな。黒澤明は、白痴の出演者を褒めている。大島との対談で。せっちゃんと彼はいう。なんかいいな。 女優は、やはり優れた監督と撮れば残る作品になる。黒澤明や小津や成瀬と撮った原節子は、恵まれていたね。1950年代の黄金期に、活躍できて良かったなぁ。60年代は、映画はTVの台頭で観衆は減り続ける。 「白痴」の公開日は、今日5月23日だった(1951)。この映画は、今からみればいい映画だよ。当時の評論家は黒澤を批判。観念的だと。こういう映画を理解しない評論家。なぜ、ロシアで絶賛されているか、知らないな。 >>1
浅丘ルリ子の「典子三部作」と一瞬被ってしまった。 >>82
浅丘ルリ子の「典子三部作」は、初耳だ。
教えてくれ。「紀子三部作」は、世界的に有名だな。小津映画の中でも傑作。「民子三部作」は、山田洋次が真似したな。 小津安二郎は、芸者や娼婦は誰でもできる。普通のお嬢さんが、一番難しいといった。そこで、原節子にオファーをだした。戦前なら、高峰三枝子あたりかな。桑野通子もそうか。 「北の三部作」で吉永小百合の円熟味あふれる演技が見られるよ 三部作というと、加藤泰の緋牡丹三部作だな
富司純子は必見 >>88
>浅丘ルリ子の三部作なんて、誰もしらねえよ。
熱心な日活ファンなら知っているだろう
「典子三部作」を知らない映画ファンだって、大勢いるからな
自分の狭い知識だけで決めつけるな >>91
「典子三部作」は、浅丘ルリ子か。
ミスかい 「月刊文藝春秋」6月号に、「原節子生誕100年映画ベスト10」の対談がある。石井妙子さんと評論家芝山幹郎の対談。芝山幹郎は、「麦秋」を1位、石井さんは2位に上げている。石井さんは、「白痴」が1位に上げている。 小津の映画は完成度が高い映画が多い。
公開されたら、映画は市民のものだよね。
嫌いな映画だと女優がいっても、傑作になったり、逆の場合もある。原節子が小津映画をあまり好きではなかったにしてもね…。 石井妙子さんは、「白痴」が1位ですか。
現在は、「白痴」の評価は上がっているのか。
黒澤明もドストエフスキーが好きだったね。 激しいものや抑制された映画の両方が、好きだといった原節子。「晩春」(1949)は、中くらいと、対談した志賀直哉にいったことがある。 >>92
指摘サンクス
紀子の変換ミスだ、、スマン 麦秋は上位に入るくらい好きな作品だけど昔から評価高かったのですか? 日本人は、特に男性は「麦秋」を好きな人が多く、女性は「晩春」を好きな人が多い。有馬稲子は、「晩春」が大好きだと。 6月5日〜大阪・大阪ステーションシネマにて、松竹映画の制作100年記念映画祭。小津安二郎、木下恵介、山田洋次の10作品。小津作品では「紀子三部作」ほか、原節子は5作品に出演。他に「二十四の瞳」「幸せの黄色いハンカチ」 もし、「東京暮色」で原節子は岸恵子と共演したら、どうなっただろう。「羅生門」で原節子が出たら、どうなっていただろう。 浜辺美波が「私を作った1本」で、「わが青春に悔なし」の原節子を挙げている。今の若手の女優も、黄金期の映画をみなくてはだめだね。浜辺は東宝芸能だから、原節子は大先輩にあたる。司葉子も東宝芸能だ。 事務所独立後の映画は選べないのか
中途半端な選出だな
東宝一筋の俳優から選べよ >>102
岸恵子が自殺する役?
三船敏郎や森雅之を翻弄させる女?
結局は、有馬稲子や京マチ子が適役になってる感じですね。 >>103
浜辺美波は19歳か。どれだけ期待できるのかは、不明だね。「わが青春ー」をみて、目で演技できるようになりたいといったのか。まず、いい映画に出演しないと。 「東京物語」は、原節子が病気だとデコが代わりにやる予定で、小津安二郎は考えていたらしい。直前に、原節子の実兄が目の前で死去したり、病気がちの日々が続いた。 あの原さん、実際悲しそうだもんな
演技だけでは作れないものがある デコは、今では想像できないけどな。
香川京子は原節子の大ファンで、憧れて女優になったから、共演できて良かったと思うな。 「東京物語」で、香川京子は初めて原節子と共演。最後のシーンあたり、2人は手を握り合うことがあった。香川京子は、もう手を洗いたくないと思ったそうだ。本人が語っている。彼女の母親が、原節子のファンだったと。 原節子は、戦後では松下電器の広告が多い。
ラジオ、電球、扇風機。またTVに出ていないのに、TVの広告もやっていた。 原節子が、もし女優を続けていたら、松下電器の広告はやっていたなぁ。今のパナソニックは、綾瀬はるかがやっているようだ。CMでもつながっている感じだ。 *原節子についての疑問
まだ残っているのは何か。………
NHKも、何度も出演依頼をしたそうだ。深夜便あたりで、話してもらおうと思ったのか。 原節子が戦後付き合った人は、小津安二郎ではなくて黒澤明だということを、知っている人はいるかい。どうも、本当らしい。あの有名人が、いっている。 せっちゃん。「永遠の処女」「永遠の聖女」は、何処にいったのでしようか。俄かには信じられないなあ。 水面下だから、普通の人は知らない。本当に、黒澤明と原節子は付き合っていたのかい? 誰かが、原節子と黒澤明の関係を公にしたら、大問題だろうなあ。 森繁久弥は、『森繁久弥コレクション』2巻で原節子に触れている。「私の永遠の恋人ー語弊があるので憧れの人」から始まる。森繁も、せっちゃんと呼んでいたね。 森繁は撮影中もふんどしになり、原節子さんの前では恥ずかしかったらしい。下の毛がはみ出ることもあった。原節子は、全然気にしないみたい。 森繁とも、原節子はもっと共演して欲しかったよ。ふんどし医者は佳作だな。 ○原節子「日本映画そのものに、ハッキリとつらぬくような個性がないですもの。そして世界観が乏しい。リアルタイムも底を撞けないか、あるいは詩がないのよ」(1951.7)。なかなか、こういうことはいえない。今も昔も原節子だけだね。 >>125
リアルタイム→リアリズム
リアリズムの問題は、根が深いよね。 先週の「週刊朝日」に、原節子の記事が載った。生誕100年ゆえだね。まあまあの記事。 小津映画も一通り全部みないといけないと考えて調べたら
50作くらいあるんですか確か 小津映画は54作品くらいか。でも、物理的に見れない映画があるから、37.38作品くらいか。 全てDVDになっていない小津作品があるよね。とくに戦前は。 2003年の生誕100年の時NHKBSが現存する全作品を放送したが
サイレントものは何人かの俳優による字幕朗読入りだった。
それ以降そのヴァージョンは放送されていないはずなので、
録画したものは今となっては貴重。 BSでやったのか。その頃は、全く映画に興味がなかったな。 小津安二郎は、すでに世界的には黒澤明を超えているらしい。 作風が正反対だよね。黒澤映画は模倣できるかもしれないが、小津映画は難しい。世界から監督が、来日すると鎌倉の小津安二郎の墓参りをするのが、恒例になっている。 両者あわせて日本人の「動と静」の精神と文化がよくわかる。コンビだよ。 動と静か。黒澤と小津安二郎。
お金をつぎ込んだのは黒澤明だな。それで、東宝から言われてプロダクションつくったのか。
最後は外国がスポンサー。小津は定期に撮影を終えた。成瀬もそうだ。 黒澤明は、小津映画では「晩春」を評価している。黒澤の100選に入っているね。 2013年に、米倉涼子は初めて「東京物語」をみたという。それを伊東四朗らに話したら、「麦秋」と「秋刀魚の味」もみるように、言われたらしい。米倉、女優なのに、小津映画くらい観ろよな。 米倉涼子は、パワー女優みたいなところがある。しっとりした役柄は難しい。黄金期の映画わ観るべし。蒼井優の方がずっとみている。原節子の映画を小津、黒澤、成瀬などはみている。 >>141
パワー女優はハリウッドのアクション映画見みてるんじゃないか 米倉涼子は今時の女優だな。テンポの遅い古い映画にはついていけない。蒼井優は福岡にいた高校時代、レンタルビデオ屋のビデオを全て観る計画を立て、小津映画に高2くらいで出会いみている。米倉とは違うな。 米倉涼子は、あまり古い映画はみていない。
でも、原節子は知っていた。小津映画は、テンポが遅いので米倉は、今は1.5倍は早いというね。 オリヴィア・デ・ハヴィランドが死去。104祭。1916年生まれ。「風と共に去りぬ」のメラニー役で有名。少し原節子に似ていた。R.I.P ハヴィランドは妹のジョーン・フォンテーンは、東京で生まれたんだ。知らんかった。姉妹仲は、よくなかったらしい。 ジョーン・フォンティーンは、少し香川京子に似ているね。 原節子の映画で、冬の季節のシーンは、意外に少ないかもしれない。直ぐに想起するのは、「白」と「東京暮色」。ほかに、あったかしら。 つべに、スペイン語による吹き替えの「晩春」がある。画質がとてもきれいで驚いた。これなら、原節子に人気があるのは当然か。コメントが、皆スペイン語圏かフランス語圏のファンみたいだ。 つべをみてたら、やたら吉永小百合の映画が増えている。1963年のある映画では、三宅邦子が
母親役だつた。ワンパターンな小百合の映画だな。小百合より三宅邦子の方が、背が高いね。 三宅邦子は松竹専属ではないか。よく小百合映画に出られたね。五社協定があったと思うが。 三宅邦子は品がある。小津映画には欠かせない感じだ。杉村春子に気品は感じないが、役者を感じた。 三宅邦子は、「麦秋」がやはり好きですね。あまり、主役はなかったのかも。 三宅邦子は主役があったような気がする。
なんだっけ。 「薔薇合戦」はみたよ。社長だった三宅邦子。
今日の「東京新聞」夕刊に、原節子の記事が載る。「原節子のもう一つの顔」であり、「驟雨」について、立花珠樹が触れている。偉い、立花しゃん。原節子の本を書いてくれよ。皆んな、17日の新聞をみよ。 「薔薇合戦」ユーチューブで見た。
桂木洋子が喫茶店で注文するとき「おコーヒー」と言ってた。
「おコーヒー」って言い方、今でもする?上品ぶった女なら言うかな。 あてくし、おコーヒーいただくわ、おほほほほ
こんな女がいたら張り倒したくなるな あたしではなくて、「あてくし」という日本語はあるのか? 三宅邦子は品があるよね。小津が起用する理由の一つ。原節ちゃんとは、やはり「麦秋」の会話が好きだわ。三宅邦子はTVにも進出したような気がする。見た人はいるかしら。 テレビは時代劇で見たことある
上品で大好きな女優さんだけど、「麦秋」で原節子・笠智衆と外食する場面で
天ぷら食べるとき犬食いになってるのにすごいショックを受けた思い出があります
あの当時は気にしなかったのかな
とにかくすっごいビックリした記憶がある 「半處女」は、共演の川崎弘子が恋敵の悪女役というのが珍しい。 >>169
医者や学校の先生や刑事など生真面目な役の多い西村青児さんが
売れっ子小説家で、取り巻きの女の子に騒がれたりするのも珍しい。
三宅さんもカフェーの女給になったり、佐々木啓祐監督は意外な
役処を狙ったのかな。 小津安二郎は、成熟と幼児性が矛盾なく同居している男たちを写実的に描いていないか。家庭と会社では、随分違うよね。 「あーあ、妹が桑野通子紹介してくれないかなあ」
「急に原節子が嫁に来たいと言い出さねえかなあ」
小津の主張はずん飯尾に近い 晩春ー好きな映画。当時の戦前からの評論家は、「わが青春に悔なし」の原節子を批判。若き佐藤忠男は、それに対して怒っていた。晩春を高評価。俺は両方とも好きだな。 >>168
あれ犬食いっていうかな?
上品に召し上がっているようにしか見えないのだが。 犬食いは知らなかった。お椀を手に取らずにテーブルに置いたまま食べることか。
今度、改めてみてみよう。 昔の映画観てると、箸の持ち方が変なのがけっこう多い。
こんなのは癖だからどうしようもないんだろうね。 箸の持ち方がてきないのは、躾けができていないな。古い時代の方がしつけがうまくいってないだろうか。 >>175
ごめん、あの上品そうな三宅邦子だからすっごい驚いたのよ
片方の手にはご飯茶碗持ったままだしさ
小津映画の食事シーンで女優さんにあんな食べ方させてるの初めて見たから
なにか意図があるのかなって思いたかった、大好きな三宅さんだったので… 三宅邦子は、吉永小百合の母親もやっていた。つべにある。タイトルは失念。小百合より背が高いよ。 原節子特集が、神保町シアターで先週から始まっている。「女医の診察室」(1950)のみみた。29歳。上原謙と抱き合うシーンにドキリ。上原謙とのこんなシーンはないよ。 2人は抱き合って、なぜ貴方は三宅邦子と結婚したのと問い詰め、誤解がとけ抱き合い、頬と頬を擦り付けるがキスまではいかない。チューするば良いのに。この映画は原節子と上原謙が情熱的だったね。初共演かな。 今、神保町シアターで原節子特集の上映中。紀子三部作では、「晩春」のみかな。
皆んな、余裕があれば観に行こう。 「京都新聞」の9月6日付「コラム汎語」に、原節子の記事がある。戦争と小津映画と原節子の関係について。原節子と戦争はついてまわるね。 9月9日、NHKで小津安二郎についてやるみたい。「歴史秘話ヒストリア」〜ゲストは岩下志麻。現役の女優で、小津映画に出演した俳優は、もう少ないよね。 つべには、「晩春」はあるけど、「麦秋」「東京物語」は消えたかな。 「公明新聞」に、原節子のことが載ったそうだ。右や左は関係なく人気があるね。 「晩春」の原節子は、怖いときの顔、笑顔、泣き顔。いろいろハッキリしている。にらまれると怖いな。 「麦秋」は満員。神保町シアターと鎌倉市川喜田映画記念館ー(原節子と山口淑子の特集)。 「白痴」が、つべにある。なぜか、原節子の映画が増えている。70年過ぎたら、自由になるかのか。 映画の著作権は原則、公開後70年だから、
戦前戦中公開の映画は全て著作権フリー(のはず)。
ただし、この「原則」というのがクセモノ。
作中に表現されている著作物がまだパブリック•ドメインになっていないとか、デジタルリマスターという新技術でDVDが発売されているから著作権は継続中とか。
なんとかかんとか理由を付けて、廉価版が出ないように邪魔しているのが映画界の今の実態。
そのうち、70年から100年くらいに延長されるかも。 100年は長すぎるな。
まあ、森光子は映画よりTV、舞台が中心か。 著作権はもともと50年だったのが、某ディズニーの横ヤリで70年に引き延ばされた経緯があるからなぁ。
公開後100年になる可能性は高いと思う。 そういえば、小説の著作権が切れるのは50年かな? 70年か? 新聞社が、明治期の小説を自由に新聞に載せていたような。 小説の著作権は、作家の死後70年。
知的財産権として遺族が相続できるので、印税は遺族に入る。
以前は、死後50年だったのが、小説も映画もアメリカが主導して各国も70年に足並みを揃えた。
映画の著作権はプロデューサー死後なのか監督死後なのか揉めた末に、公開後70年は製作会社が所有する形で落ち着いた。
厄介なのは、俳優の肖像権やアニメのキャラクターが絡んでいる場合。アメリカでは、ディズニーが訴訟をしまくって、一応の基準線が引かれており、映画製作の際には、著作権の所有についても細かく決められている。 70年が著作権の期限。最近、つべに1950年代〜60年代の映画が多くUPされている。原節子の映画も増えている。戦前も、すべてUPしてくれると嬉しい。 戦前の映画では、原節子主演の「田園交響楽」があり、いいね。でも、「東京の女性」(1939)は無くなってしまった。 国立映画アーカイブでの原節子特集では、戦前の映画を上映して欲しいな。 今井正監督の原節子作品をみたい。戦前の映画を。11月からか始まるのか。みに行きたい。 戦前の映画で、初めて山田五十鈴と共演した映画を観たいな。タイトルを失念した。二十歳前後の原節子の美貌は、捨てがたいね。 「熱風」がみたい。山本薩夫監督。原節子、藤田進ら。 「熱風」があるとは。小林信彦がこの原節子を褒めていたな。俺もみたい。 「東京物語」が、つべでレビューしている外国人が多いね。「晩春」の大好きなフランスの女性監督もいた。まあ、小津安二郎が好きで、原節子も好きなファンがいるね。 なぜか、俺は「熱風」が見つからないよ。
不思議だ。
朝ドラエールで、原節子が実名で出たと。役者がでないと、実名にするのか。「決戦の大空へ」での古関裕而の作曲。 熱風は、大学図書館で一度みた。まだソフト化はされていないね。 「Hot wind」かよ。邦画を英語のタイトルでつけるものが多いね。 朝ドラエールで、古関裕而の荒鷲の歌の作曲のらところにきている。23万枚くらい売れた。この映画「決戦の大空へ」(1943)は、原節子の役柄の娘の眼を通して、弟や練習生を描いているらしい。国策映画だけど。 「決戦の大空へ」の映画をみると、原節子は「銃後の女神」ではあるな。 「東京物語」DVD/BD3種類あるけどどけ買えばいいんだ…? 原節子が引退した後、彼女のように華やかな、華のある女優はいるかな。なかなかいないなぁ。吉永小百合は威厳はないし。京マチ子はタイプは違うけど、重厚感や存在感はあるよね。 そんな女優はいくらでもいるだろ。原節子だけが女優じゃないし、本当に
そう思ってるならあなたは映画をあまり見てないんだろう、と思う。 >>223
映画を観てるよ。あんたより。それで言っている。日本女優で、海外で一か月の特集をした人は原節子以外にいない。2016年8月。デコも京マチ子なども、やってない。デコは嫌いではないけど、性格が苦手だな。 11月からの原節子特集(国立映画アーカイブ)では、「晩春」「麦秋」も上映する予定。 >>224
外国人が評価したら素晴らしいの?東京物語を傑作だと思う者もいるだろうし
退屈でつまらないと思う者もいるだろう(私もそうだ)。ちなみにアメリカの
ある映画雑誌が選定した世界の映画ベスト100には東京物語は入ってなかった。
しかしベスト1にあげるメディアもある。人それぞれだよ。 アメリカのその雑誌に、入ってるよ。見落としだよ。不勉強だな。 ダイナミックな映画が好きな人もいれば、日常生活の家族物が好きな人もいるが。「東京物語」らの紀子三部作は、たんに静かな家族物の内容だけが評価されているわけではない。評論家は、年を取れば取るほど理解が深まるというね。今村昌平も嫌いではないが、小津の助監督をらしてたね。 私はつべで、アメリカでの日本映画100をみた。「東京物語」はベスト10位内に入っていた。アメリカだから、黒澤明の方が上でした。 >>228
アメリカの映画メディアと言ってもいろいろあるからね。私が見たのは雑誌エンパイアが選ぶ「史上最高の映画ベスト100」2018年版だ。
日本映画では七人の侍が73位、千と千尋の神隠しが80位と二本ランクされている。1位はゴッドファーザーだった。東京物語は選外だったよ。 山田洋次は、20代30代の頃は小津映画は変化がなくてつまらない映画だと、ずっといっていたが、今はガラッと変わり、「東京物語」を国宝にと推薦している。なぜ、こんなに変わったんだろう。ちなみに、原節子は小津映画はあまり好きではないという。 >>231
雑誌アンパイアの選ぶ100。どういう人が選者かは不明。日本映画の小津や溝口を観たことがない人も、選者の可能性がある。黒澤映画はアメリカでは受けそうだね。だから、世界中の映画監督が選ん方がいいと思うな。 みんなは知ってるかに。映画「スパイの妻」で、蒼井優と高橋ーが劇中で映画をみている。それが、「河内山宗俊」だと。15歳の原節子をみている夫婦は、戦時中の設定。黒沢清の遊びごころかしら。 麦秋と晩春は上映する。国立映画アーカイブ。
でも、東京物語はない。 原節子特集。23作品。30作品くらいにして欲しいな。 「紀子三部作」を、200回以上みた人
がいるよ。末延芳晴さん。「原節子、号泣す」(2014)の著者。驚いたなぁ。さすがだな。おれは、4.5回くらいはみたかな。 俺は200回も、同じ映画をみれないな。
当たり前か。異常だな。 前売り券で映画をみるのは、今回くらいか。
国立映画アーカイブでは。 つべで「熱風」見たけど、
ラストで藤田進は、原節子でなく花井蘭子を選んだ、
という解釈でいいのかな?
検閲でカットされているのかもしれないが、
このあたりがどうもスッキリしない。
関係ないけど、沼崎勲はやけに長身だよな。
「素晴らしき日曜日」ではそれほど感じなかったが、
180くらいあるのでは?
当時あれだけ背が高いとほとんど巨人だよな。 >>245
藤田進は、大和撫子の花井蘭子を選んだ。戦時中の映画(国策)では、原節子が西洋的な自己主張の激しい役柄で、大和撫子に遅れをとる映画がいくつかある。原節子を白人に例えて、振られるパターンをつくる感じだね。 結局、戦時中は欧米映画をみれないから、西洋人ぽい原節子に人気がでる。そして、大和撫子を選ぶ男に振られるパターンだな。節ちゃん、かわいそうだなぁ。 今月、17日あたりから、国立映画アーカイブで原節子特集がはじまる。観に行く人はいますか。俺はいくよ。 国立映画アーカイブで、三船敏郎と原節子の特集の間にクリント・イーストウッドの特集もやっている。 行かないけど。 今日11月13日は滝沢修(1906〜2000.6)の生誕日。舞台が中心だが、映画では原節子と共演した「安城家の舞踏会」がいいね。「原爆の子」もある。 今日初めて東京物語というか小津安二郎監督映画見たけど良い映画だった 実質紀子主人公っていう気がしますた 晩春だけ観てないけど、麦秋と東京物語はめちゃくちゃ良かった、晩春もこんなレベルなんだろうか >>254
世界的評価では「晩春」は「東京物語」に次いで、小津映画では評価が高いよ。権威ある英国の「サイト&サウンド」誌(2012)で、評論家850人以上のアンケートで15位、「七人の侍」が17位。日本では「麦秋」が、好きという人が多いかも。 >>255
なるほど、ありがとう!
チェックしてみます 今週から、原節子特集が始まるね。国立映画アーカイブで。23本か。何日か通う予定です。全て予約制。 明日、国立映画アーカイブに行く。
「田園交響楽」と「東京の女性」をみる予定。 当たり前だけど小津映画に黒澤的面白さを求めてはいかんのだろうな
日本的情緒と静かさと家族
川端康成がノーベル賞獲ったようなもんじゃないかな
有名作しかみてないのであんまり言えないが 黒澤映画は叙情性や深みはあまりないな、娯楽色は強くて面白いけど そんな事は無い、単に手法が違うだけだ
小津は静的に描、黒沢は動的に描く、その違いがある 国立映画アーカイブでの原節子特集。黒澤明の「わが青春に悔なし」の予約が満席だって。 巨匠以外で原節子の名作は、「安城家の舞踏会」などはあるね。 小津の墓碑が『無』であるのは有名だが
同じ墓地に偶然別人の『無』墓石も在って 間違って手合わせて帰る小津ファンも多いとか
「ま それがホントの無ってもんです」とか小津なら言いそうだが 「無」と言う墓碑は有名だが、原節子の義兄久虎も、「無」という墓碑だ。浄妙寺にある。流行かな。 手塚も三島も 我がの膨大な作品群を
「こんなモノ俺の脳のたかがデッチアゲに過ぎない」
と言う巨大な虚無感を心の中心に擁いていた
無 大阪府三島郡島本町絡みの中田敏男は
被害者と社会に謝罪しろ
街のダニでド腐れのクズで人間のゴミカスのままで人生を終わりたくないだろ
それとも もう人生が終わったのか 小津安二郎の墓石の反対側に、木下恵介の墓があるのを知らない人は多い。おれは行って見ている。 明日、「わが青春に悔なし」を観にいく。こういう激しい役柄が、当時の若者に受けたのは、何となくわかるな。生意気な自尊心の強い女性から、人妻になり、夫は獄中死。その後がスゴイ。さすが黒澤だな。 田中春男は、「わが青春に悔なし」に学生として出演している。台詞もあるね。 田中春男はビーバップハイスクールに補聴器付けて出てたな 田中春男は大阪弁が得意。関西出身か。個性的だね。「めし」にも出ていた。デコとも共演していた。 原節子特集は来週で最後だな。初めてみた映画があった。「風ふたたび」と「三本指の男」。
面白いな。みて良かったよ。 「三本指の男」のヒロイン白木静子は原節子。女高師出身だから、今のお茶の水女子大学。古文書を簡単に読める。その解読も事件を説くカギになる。 今週で、国立映画アーカイブの原節子特集は終わりだ。最後は「晩春」かしら。来週から、山口淑子か。俺は2本の前売を購入した。彼女は少ないね。 原節子と池部良の共演作を、もっと見たいな。確か、夫婦役で池部良の妹が司葉子がいた。
「兄とその妹」(1956)。戦前の映画のリメイクだけどね。 映画好きでも、小津映画を観てない人も結構いる。観て欲しいよね。紀子三部作などを。 >>284
紀子三部作には、東京物語も入っている。
知らないな。 >>290
皆さん、恥ずかしいですね。「紀子三部作」とタイトルにあるでしょう。原節子の出演した「晩春」「麦秋」「東京物語」です。しっかり覚えませう。 小津監督って54作も撮ってんのか。
多作だな。
一日一本見て約二か月か・・。 これ滅茶苦茶面白いな、すげーというのが20作品くらいかな >>293
54作でも実際にみれるのは、もっと少ないだろう。30数作品か。フィルムが焼けたり、劣化したりして、ダメになった映画がある。山中貞雄は、3作品しか残存してない。 吉永小百合のラジオ番組で、山中貞雄に言及していたな。小百合は「河内山宗俊」くらいみているだろうなぁ。 年末年始、早稲田松竹で小津安二郎特集やるね。家族で観に行くかな。元旦は「小早川家の秋」と「秋刀魚の味」。 やっと、年賀ハガキを書き終わった。
忙しくて原節ちゃんの映画がみられないよ。
コロナ収束を祈る。 東京物語は傑作だが原節子はミスキャストだとある小津ファンの外国人が
某雑誌に書いていた。40年くらい前だ。そう思っている人は多いはずだ。 2016年に、自宅を加湿器の過剰使用により壁を黴だらけにしたとして追い出されて生活保護受給者の自分は
施設けやき荘に入所した。
そこで酷い苛めを受けて虐めに関して仲裁に入ってくれるよう職員に申し出たが無視された。
翌日あまりの虐めの酷さに思わず感情的になったら(仲裁してくれない事にも苦しんで)警察を呼ばれた。
警察では「施設内のルール違反」に関して怒号を浴びせられた。
「ルール違反」で警察を呼ばれた訳ではないのに分かってはくれず犯罪者たる「更生施設けやき荘」に勤める「佐藤と柳沢」も虐め
が起こった結果感情的になったと警察に説明してくれなかった(してくれていたら「ルール違反」で怒号を浴びせられるわけがない)
精神障害者手帳を誤診に基づいた(実際には自分は発達障害なのだが、不登校で精神科に親に繋がれて誤診を受けていて二級の手帳保持、自分の幼少時には、そもそも「発達障害」は滅多につけられる病名ではなかった、現在40代)
等級で所持しており(等級によって収入(年金)額が変化する為手帳の等級は、誤診した際親が申請した時の等級のままになっている)
二級手帳保持の場合、警察沙汰になると必然的に「精神鑑定」を受ける。
(自分は、若い頃街中で交際男性に暴力を振るわれた際警察沙汰になった時も「殴られた自分」の側のみ「精神鑑定」となった、保持している「身分証明書」は障害者手帳のみなので、それを提出するとこちらに問題があろうが、その時関わっている他人の側に問題があって警察沙汰になっていようが、マニュアル対応で「精神鑑定」になるシステムになっている)
話は、翻って「けやき荘」に関してだが、そもそもは、こちらが虐めの被害者だったからあまりに理不尽な為経緯をうまく説明出来なかった。
推測だが「話のまとまりがない、統合失調症」と誤診されたのではないか。
誤診だったので、すぐ退院でき住居もみつけてすぐ退院したが、「ルール違反で警察を呼ばれたと勘違いし怒号を浴びせた」
戸塚警察に問い合わせても「侮辱」しかしない。
けやき荘に至っては、施設関係の第三者委員会に問い合わせても応答してくれずこちらが度を越えた人権侵害が行われた訳だからその事に関して提訴したいと思い問い合わせても「侮辱」を行う。
「虐めが起こった事」を警察に説明しなかった。
けやき荘勤務の柳沢は、職務中「男性職員」の肉棒を咥えている痴女。
こんな人間を所長としている「けやき荘」は、入所者同士のトラブルにろくに対応せず「警察」に丸投げし、「苛めが原因で感情的になった」と説明もしない。
新宿区の警察署など雰囲気がギスギスしていて、連れて行かれた人間が「どういう精神状態」であれ、まともに説明出来る雰囲気ではない。
この時の入所者の女性の正式な診断名は「発達障害」で手元のカルテにもそう記載してある。
けやき荘に勤務している「佐藤と柳沢」は犯罪者。
犯罪者の「柳沢と佐藤」の勤務先↓
03-3953-8555特別区人事・厚生事務組合更生施設けやき荘東京都 新宿区西落合1−18−18 >>301
それでも、外国人の原節子ファンは多い。気にしない。世界一の映画であり、小津安二郎とのコンビは最高。 >>301
ヤマザキマリがイタリアに行ったとき、なぜ小津映画をみないのかといわれ、皆で「東京物語」をみて、原節子を「あの聖母のような」「女神的」といわれ、絶讃だったと。ヤマザキマリは、「原節子の真実」の解説に書いている。彼女以外は無理だろう。 日本人は、「晩春」より「麦秋」の方が好きな人が多いなぁ。
両方とも、傑作だね。 戦前の映画みると若妻役が多いんだよね、時代なんだろうけど
戦後になると、とたんに娘役に変わる、戦後の方が若々しい >>306
戦前は、適齢期が10代かも。明治時代の前半は、女性の適齢期は15.16歳だった。 周囲の誰も小津安二郎の名前は知らない。黒澤明なら知ってる人は多いけどな。
黒澤の名前もいつまで覚えられるのかね。 昭和40年代頃まで、日本で最も有名な映画監督は木下恵介。評論家選出ベストテンで最も評価が高かった監督が今井正。今では両名ともほとんど忘れられた存在。 映画に関心がなければ、何も知らないよね。フランスみたいに、小学生に小津の「生まれてはみたけれど」を、必ず授業でみせているから、そのうち外国人に日本の過去の映画や俳優、監督を教わるかも。 原節子は、戦前から何回も結婚してるね。
だから、別に結婚する必要はないか。 原節子は、小津安二郎の呪縛から溶けないなぁ。これは三船と黒澤明にもいえるか。原節子は、小津以外にも素晴らしい作品はあるよな。 >>308
何となくユーチューブ見てたら、なべおさみが映画を熱っぽく語っていた。「七人の侍」を
世界最大の映画だと絶賛していた。「七人の侍」を観るときは襟を正して厳粛な気持ちで
観るんだとさ。他にキャプラ監督の作品やゴッドファーザーなんかを絶賛していた。こうい
うファンがいる限り黒澤の名は不滅だろう。 日本の映画監督で言うなら黒澤明と宮崎駿の名声は今後数百年間は安泰だろう というより、世界的に有名な溝口健二、小津安二郎、黒澤明は100年経っても残る。あと成瀬巳喜男も。やはり、映画黄金期の監督は残ると思う。 木下恵介と今井正も、国内では残るだろう。日本映画史には、必ず入るよね。 小津も成瀬も外国はおろか一時は日本でも忘れられた存在だったからなぁ…
木下の「永遠の人」とか今井の「仇討」などが海外に紹介されたら再評価される時代が来るかもしれんよ。 木下恵介の映画は、2年くらい前にパリでやっていたよ。 木下には小津のような明確な作家性が無いからな
あれもこれも手を出す器用さが却って仇になってる
物があふれてる今の時代は他人と差別化したほうが勝ち
ワンパターンと言われようが同じことを繰り返した小津に先見の明があった >>323
冬の雲や阿蘇の女なんか、素晴らしいですよ >>322
俺も知っている。木下恵介は、10本くらいの中に必ず「お嬢さん乾杯」を入れているよね。 木下恵介は国内では、黒澤明と同じように評価が高かったな。 二十四と女の園は左翼映画の金字塔
現在の右翼全盛時代の日本ではウケません 二十四の瞳はただのお涙頂戴の安っぽい映画。
偉大な黒澤とは比べものにならない。 紀子三部作を、アメリカ人が評論したエッセイがあるらしい。読んでみたい。 研究の対象になる女優は、巨匠監督の映画に多く出演してないと無理だな。 「紀子三部作」で、1番戦争の影が強いのは「東京物語」か。つぎが「麦秋」。「晩春」は紀子の戦時中の勤労動員で、身体を痛めたくらいか。 家族三人で防空壕に入っていたときに、このまま死んだらむしろ幸せなんて妻が言い出すのは彼岸花だったっけ?
ちょっとした科白ひとつで「ああこれってつい数年前まで戦争していた国の話なんだな」と一気にその発想へと引っ張られて行く感覚は好きだな
当時としては別に特別なことじゃなくて、ごく日常的な発想だったんだろうけどな 小津安二郎が映画で戦争を語り、反対したのは、「秋刀魚の味」であり、反戦映画ともいえるね。バーでの笠智衆と加東大介の会話。 WOWOWで、松竹特集が始まったみたい。
「東京物語」が、昨日は上映されたようだ。 可愛い原節子は、「お嬢さん乾杯」だね。全然はけっこう多い。「河内山宗俊」などあり。 戦前の原節子映画は、10代は可愛い映画が多い。「新しき土」「母の曲」「巨人伝」など。 「巨人伝」も可愛いね。レミゼラブルの翻案映画だよ。原節子はコゼット。 戦前の原節子の代表作は、おれは「東京の女性」(1939)だと思う。キャリアウーマンの先端を行く女性だったね。それに比較すると、戦後の「晩春」なんかは保守的な映画かも。 戦前の山本薩夫の映画。ソフト化せよ。
原節子関係の映画。 つべにある「嫁ぐ日まで」(1940)も、佳作です。島津保次郎。原節子とは6本撮る。小津安二郎も6本。 山本薩夫は学生時代左翼で、警察から目をつけられていたが、監督になり「母の曲」が大ヒットし、警官も涙した。だから、褒められて緩やかになり、国策映画を撮っている。やはり原節子の出た「熱風」は国策映画だが、物語があり単なる国策ではない。戦後からだろ。左翼は。 まあ、今井正も戦前は国策映画を撮っている。
戦時中は仕方がないけど。 今井正は、戦後ではキネマ旬報ベスト1に、1番輝いた割には巨匠と呼ばれないな。なぜだろう。原節子の「青い山脈」は2位。 具体的に「この映画は名作だ」と思っていても、それがダイレクトに今井正作品として意識されていないってことが大きいんじゃないかな
別に作品よりも監督が前に出ている状態が良いとは云わないが、ある程度監督の看板が作品評価に上乗せされる側面もないと巨匠てイメージになりにくい 今井節がないかもね。「米」など、キネ旬1位が最も多い監督。俺もあまり観てないな。 右翼が支配してる日本において、共産党の党員でアカ狩りで追放されたような監督を取り上げるわけないだろ 戦後は、今井正や山薩は苦労した。独立プロというか、それでもいい作品を作っていったと思う。「日本泥棒物語」なんか好きだなぁ。 原節子は、2016年に韓国で2週間ほど特集があったのを、初めて知ったよ。反応あるかしら。21日まで、韓国で小津安二郎特集があり、紀子3部作のうち「晩春」「東京物語」を上映した。 黒澤小津のような海外で評価の高い監督なら今の日本人より韓国人の方が詳しいだろ
今の日本人は自国の過去の偉人に対してあまりにも無知すぎるからな >>359
それは言えるな。現在の日本人や若い俳優は、もっと映画史を勉強すべきだ。「海街ダイアリー」でフランスに行った4人の女優。映画が小津映画に似てるといわれたが、小津映画をみているのは綾瀬はるかだけだった。恥ずい 武田鉄矢は「七人の侍」か大好きたが、フランスに行ったとき、小津映画をなぜ観ないんだといわれ、解説をされたそうだ。其の後、観るようになつた。 晩春が自分にとっての原節子像が完璧過ぎて、麦秋も東京も一度しかみてない >>363
「東京物語」は世代により、見方が異なると出演した香川京子がいっている。だから、名作なんだよ。一度ではダメだろう。スーザン・ソンタグは20回みている。ニューヨークの知識人(故人)。 俺も若い頃は「構図が神!」とか「タイム感覚斬新!」なんて見方しかしていなかったけど、三十越えた今は日常の中でちょっとづつ取り返しのつかない状況を作って行く娘たちの姿に、何とも形容し難い寂しさを覚えるよ 老人が主役の老害映画を名作と感じるのは老害の老人だけだ 名作かどうか知らんが、小津の映画は自分には合わなと思ったね。
変な日本語変な動作が失笑ものだ。数作しか見てないが他も同じ
調子だろう。しかしまあ、蓼食う虫も好き好きで、あんなものを有難がる
奇特なファンも少なからずいるってわけだ。 合うものばかり鑑賞してると呆けるんだぜ。合わないものとのズレに鑑賞ということの本質がある 小津映画を見て何の違和感も感じない小津ファンはいないと想定していい >>367
今は黒澤明より小津安二郎を敬愛する世界の監督が相当多い。 小津を敬愛してるのは糞面白くもないゲイジュツ映画を撮ってる連中だけだよ >>362
驟雨の原さんがいちばんご本人に近くリアルなんじゃないのかなと感じます 小津は今だからレジェンドだけど、リアルタイムだとワンパターン過ぎてどうなんかなあ 高齢者の方と話しても小津のおの字も出てこないよ
思い出の映画は洋画や黒澤明
やっぱり80年代に作られたブームでしょ
蓮實重彦が功労者で立派なのはわかるけれど
のちに大量のめんどくさい勘違いフランスおじさんを発生させた罪は重い 成瀬のめしを見たときは、原節子がこんなにいい女優だったのかと感心したけどな。 >>373
小津映画をみてワンパターンという人は、しっかりみてないな。戦前からの映画を比較すれは、違いは分かるだろう。 原節子は小津映画は好きじゃないと言っていた。小津は原節子を理想の女優にするが、成瀬はあくまで等身大の女性として描く。それが名作になった。成瀬が賞を受賞したのは、「めし」と「山の音」と「浮雲」のみだよ。 やたらポストモダンの連中が持ち上げてたな。胡散臭かったのを覚えてる。 小津は紀子を完璧な工芸品(壺)にしようとしたからな。生身でありたい原節子からしたら居心地が悪かったかもしれない 小津を評価した、あるいは批判した、もしくは無視した誰かの目を通して小津を見ないことを勧めたいが、自分の目で見ることはちょっとした修練が必要だから苦手な者も多かろう なんでも出来る大女優になって地味にだらだらと舞台を続けてもな
それでなにが残るのかと
やめて大正解 ツンボとか嫁に行けとか
いまどきだとパワハラって言われてしまうし
そのうちに見られなくなるかもしれない
日本異常になってるし ジュゼッペ・トルナトーレ監督が、昨年末にNHK総合でも放送された超名作
「ニュー・シネマ・パラダイス」の次に撮った「みんな元気」(1990年)は
「東京物語」へのオマージュ。ようつべにラテン語の字幕付きでアップされてる。
タイトルは「STANNO TUTTI BENE 1990 - ITALIAN - SUB - ES LATINO」。 >>387
小津リスペクト映画を撮っていることは知っていたが、初めて観るわ
ありがとう
字幕はラテン語じゃないな
イタリア語に似ているけどポルトガル語でもない
消去法でスペイン語と見た 麦秋の原節子が杉村春子と話して結婚することを決めたあとに
玄関の引き戸を一寸ぐらい開けて帰るのがなんともいいなあ 「麦秋」は、娘が嫁に行くことで家族が離散する物語と、次男が帰還することによって家族の絆が保たれる物語との交点である。
おそらく紀子は、次男が麦の穂を同封した軍事郵便の宛て名の男に初めて気づいたかのように、またその郵便と交換に嫁すことを決意するのである。
それゆえにこそラストの麦秋の豊穣なんだぜ 次男とはもちろん小津その人である。
麦秋では上記の形で辛うじて帰還する次男も東京物語では不分明な写真にとどまり、東京暮色では設定さえされていない。
「東京暮色」で小津は画面の中の物語に関与することを止め、カメラは凄惨なまでに無縁な視線をキャラとストーリーとに注ぐようになる あれは言われているようにやっぱり大失敗作だと思うは 自分の原節子姫ベスト5
『東京物語』
『晩春』
『驟雨』
『白痴』
『わが青春に悔なし』 >>393
有馬稲子は岸恵子の代役。にんじんクラブの3人のメンバーが代わった。岸恵子は、昨年書いた日経の「私の履歴書」には、出演したかったと言っている。現在、暮色の評価は上がっているよ。 俺の原節子さんの映画ベスト5
1.わが青春に悔なし
2.お嬢さん乾杯
3.晩春
4.めし
5.驟雨 本当は、麦秋、東京物語、安城家も入れたいが。 麦秋で密かに憧れていた専務とは驟雨でようやく結ばれました 唐突な事故死ってのはメロドラマの中でも一番駄目な奴
東京物語のラストで原節子が列車にひかれて事故死なんてオチだったら、高評価になるわけがない あれが唐突な死に見えるのならドラマ的展開は一切が唐突だろうな 表面的なストーリーから言っても不自然ではないが、図式的(蓮見なら説話論的というだろうか)に見てみようか。
自分の子を堕ろして絶望している有馬稲子は、ひと世代ずらして自らを殺すことで母親に対してアンタはズベ公だと呪詛しているのだよ 別スレで紹介されてた「文藝春秋」2020年6月号を図書館で借りてきたよ
ランキング付き
数ページの小さな記事だけど
いまから読みますわ 時代が違うからかなあ
あまり共感できなかったし
どんなに酷い境遇でも
やっぱり自分を反省して改善してゆくしかなく
それが幸せへの近道だと思うは あらかじめ先回りしておくと死の床での「死にたくない」は反論の道具にはならないからな。
そもそもの初めから「出直したい」んだから 「山の音」の原節子は、自分の子を堕ろして出直して行くから清々しいんだよな
子を堕ろしたくらいで絶望するとかバカかよ べつに小津は神じゃないんだから、様々な意見があっていいと思う そうだな。小津は何でも素晴らしいと褒めるやつが、むしろ小津への反感
を招いてることが分からんのだ。だいたい小津は昔から評価が分かれる。 >>398
「麦秋」では、むしろ専務が紀子を好きだった。紀子の結婚が決まってから、佐野周二は「俺ならどうだった。ダメか」といった台詞があるだろう。「お嬢さん乾杯」で結婚が決まり、「驟雨」では倦怠期。 >>370
二十世紀最高の映画監督の一人フェリーニは自選世界映画ベスト10に
黒澤を選んでいるが小津は選んでいない。しかし最近の映画監督が黒澤
より小津を高く評価してるなんてデータはない。ウソを書いちゃいかん。 だから小津を評価した誰かを、小津を否定したか誰かを通じてではなく自分の目で見たらいいんじゃないのか。
自分の目で見たら小津は必ず面白い。請けあう 先入観を植え付けてもなんだが、そういう時発見されるのは小津安二郎の乱暴者で激情家の一面かもな。
殊によると黒澤明とさして違わない資質を見出すかもしれんぞ。この楽しい予言にウキウキしてほしい 予想されるレスは「じゃ、お前なんかの目を透しても映画を見たりしないよ」。
うん、別に俺を信頼しなくてもいいが、Don't trust anybodyで行ければ結構結構 フェリーニなあ
最近の名作を10本あげて問われて、
10本も見ていないから答えられないって記事があったようなw 戦場で戦闘や遺体をたくさん見た佐野周二や小津はどこか軽妙でユーモアがあり
戦争に行かなかった黒澤明が逆に重々しいのは不思議だわ >>412
フェリーニより小津安二郎が上だろう。いくらフェリーニがいっても、「東京物語」の世界一は覆らないぜ。10年に一度の世界の監督380人以上のアンケート(英国「サイト&サウンド」誌2012年)。アジアでも小津が1位、黒澤明2位だよ。 >>420
あのさ、そういうランキングは世界にいくつもある。あんたが錦の御旗にしてる
英国のランキングもそうしたものの一つでしかない。アメリカの某映画雑誌が選
出した世界最高の映画ベスト100には黒澤の映画は入っているが小津は選外
だった。世界中のその種のランキングを全部見たわけじゃないが、相対的に小津
より黒澤の方が知名度も高く評価されている印象だ。
それから、フェリーニより小津のほうが上だとか、恥ずかしいから書かない方がいい。
黒澤はともかく、フェリーニには全く及ばんよ。 カビリアの夜のジュリエッタ・マシーナはブサイクだし
魂のジュリエッタはうなぎが登場したりアホバカ映画だと思うわ 流石っすね
> 他の監督だと撮影が深夜まで終わらないこともあったが、
> 小津監督はきっかり午前9時から午後5時までで終了。
> 日曜日も必ず休みだったという。
https://www.townnews.co.jp/0602/2015/05/01/281871.html >>422
俺が映画を見て初めて泣いたのが「道」だ。あれが本当の、魂の映画だと思ったね。 >>391
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の麦の穂に 千の麦の穂になって
それとも産めや増やせやなのか気になる ひと粒の麦もし死せずばってところか。小津は創作するために死ぬことを選んだわけだ >>196
70年以上前の作品でもう十分に回収したろうに
Prime Videoで購入が2500円ってのもちょっとずれすぎだなと思う 豆腐屋にトンカツを作れといっても無理な話というのがいつの発言だか知らないが、
自作に自分を込めすぎるこってり感もある意味トンカツ映画かもしれないな 理屈は棚上げして「秋日和」から引用してみよう。
田口 「しかし、どういうんでしょうな、年取ると、だんだんああいうものがうまくなってくる…。ヒジキにニンジンね、シイタケ、キリボシ、トーフにアブラゲ」
平山 「それからビフテキ、とんかつか?」
で、一同が笑うと、(後略)
小津は面白い 原節子 全発言
原さんの気持ちを尊重するとこの類の書籍にまとめたものは出せないのかなあ 昔の女優さんは今のと比較するとレベルが違うよ
今のは着物きて日本美人演出してもメイクとかヘアスタイルとか着物にマッチしてないし、立ち振る舞いとか容姿以外の面も日本映画黄金期の女優さんには足下にも及ばない >>423
アホか。「サイト&サウンド」誌は、世界で最も権威ある英国の雑誌であり、世界の監督350人以上参加したアンケートはこれだけだ。何にも知らないんだな。2012年に1位東京物語。それ伊勢は、市民ケーンが何度も1位。米国アンケートとは性格がちがう。また評論家850名以上のアンケートでは、3位東京物語、15位晩春、17位七人の侍。これ程のアンケートは他にない。 >>439
×それ伊勢は
○それ以前は
世界的なアンケートで一番信頼できるアンケートだ。黒澤明より小津安二郎というのは、時代の趨勢だし、仕方がないよ。 >>439
そう興奮しなさんな(笑)だからその種のランキングは他にもいろいろ
あるんだよ。アンタの大好きなイギリスのメディアを例にとればBBC
が選んだ史上最高の英語以外の外国語映画ベスト100では七人の侍が
1位だ。「サイト&サウンド」誌とやらが世界で最も権威のある雑誌とか、これ
程のアンケートは他にないとか、小津信者ってのは盲目的というか世間知
らずというか、小さな部屋に閉じこもって被害妄想に陥り、都合のよい情報
だけを金科玉条のごとく崇め、まるで幼児のように駄々をこねて、アンタの
ような狂信的マニアなるのだよ。 >>441
無知の極み。世界の監督が350人以上アンケートに参加するのは、英国だけだよ。黒澤明信者さん。山田洋次も、東京物語は国宝にすべきだという。山田も、「サイト&サウンド」誌を信頼している。残念だったなぁ。日本の新聞雑誌も信じているよ。 映画に関するアンケートは世界中に色々ある。でも、映画を作っている世界中のプロの監督が選ぶアンケートは、「サイト&サウンド」しかない。日本からも、山田洋次、是枝、黒澤清は10人以上は参加した。客観的な指標として、信頼できるアンケートさ。だから映画本を読むと、必ず出てくる。そのくらい勉強して欲しいな。 黒澤明には映画100選があり、自分の好きな映画を日本を含む世界から選んでいる。小津映画は1本のみ選ぶ。「晩春」。山田洋次も若い頃は小津映画を馬鹿にして黒澤映画を選んでいたが、中年以後変わってきた。小津、黒澤、溝口 と成瀬は世界に誇れる。NHKBSで、山田洋次らが参加して東京物語の国宝の話が出た。 日本映画には小津以外にもいい映画がたくさんある。
小津を最上位にしなきゃ気が済まないキチガイが
デタラメを撒き散らしている。上のやつもそう。 アンケートとか批評とかどうでもいいわ役に立たないしくだらんし
そんなの気にしている暇があるのなら少しでも多く作品を見たほうがよほどいい
もはや自伝と伝記しか読まんわ
小津ばっかり見てないでさ、岡本喜八でもマキノ雅弘でもいくらでもあるだろうよ アニメに例えるなら黒澤はガンダムで小津はサザエさん クラシックでもグールドしか知らないって意識高い系な人いるじゃん
村上春樹を読んで満足しているような層
オシャレさんを気どる人には小津もマストアイテムにされちゃったんだよ 小津より上手い映画監督、東京物語より素晴らしい映画はいくらである。
それは日本映画が豊富だからだ。小津信者が信じ込むほど日本映画は
貧弱じゃない。 戦後すぐの新聞のマイクロフィルムで映画館の広告を探したことがあるけれど
いまじゃ忘れられているタイトルばかりで驚くわ
エログロや洋画のやたら多いこと
小津等が好きってのは当時でもかなりの少数派だろうよ
ほとんどの人は監督名など覚えていないと思う
好きな女優などで見る映画は選んでいたと思う 麦秋を見たけどあれが小津調というものなのか。
セリフが棒読みなのは俳優の演技が下手なんだろう。
子供がパンを足で蹴ったのには驚いた。
ご飯粒一つでも残せば親に張り飛ばされた食糧難の時代だ。
あと、佐野の作り笑いが気色悪すぎ。
紀子が友人とおどける仕草もヘンテコリンだし。 >>458
存在感があって長く記憶に残る
品格のある人しか出てこないから
演技とかの次元の話は正直どうでもいいんだよ
あらを探すのなら笠智衆は棒読みで原節子の滑舌はいまいち
でもまあ小さなどうでもよいこと >>458
麦秋は晩春の焼き直し。ゴミ
晩春が最高傑作
海外の著名人で小津映画で最大の論争になってる壺シーンもあるしね 壺は原節子そのものだよ。あるいは月光に照らされた原節子の肌を陶器のようにまで高めたいという小津の意図は二度のカットバックから明らか。
晩春はタイトルバックもドンゴロスじゃなくて例外的に磁器の肌だよな。
ちなみに次のシーンは龍安寺の石庭と二人の老友な 視覚の人小津安二郎はめったに隠喩を用いない。
露骨な隠喩は一人息子の最後の閉ざされた門くらいか。
それも次のカットではもうオブジェとして扱われている >>458
台詞は棒読みではないだろう。笠智衆を除く。何度も見てみな。小津は俳優に、自分のイメージを押し付けるので、俳優自身の感情で話すことを嫌う。小津にとり重要なのは台詞ではなく、様式。会話の単調さは、小津の言う通りに話しているから。俳優は言わされている。小津以外の映画をみれは、違いは分かる。一目瞭然。 >>461
それは蓮實重彦のセリフだな。まあ「晩春」の評価は世界的に高い。世界の840名以上のの批評家のアンケート(「サイト&サウンド」英国誌)で、15位。「七人の侍」は17位。「東京物語」3位。 紀子3作には一人もあの時代の庶民が出て来ない。
日本の恥部は見事に隠されている。だから西洋人に
見て欲しい、そして褒められたら嬉しいのだろう。
小津映画はそういう西洋コンプの人間にはうってつけだ。 紀子三部作というか、小津映画の後期は、とくに「晩春」以降は貧しいひとは出てこない。1つ前の映画は、田中絹代が貧しさのために、身を売ったね。成瀬巳喜男は庶民の姿を描く。「めし」や「驟雨」の原節ちゃん。 大船からスラムで有名な四谷は遠いとしても
身近な南太田には最大級のスラムがあったわけですね
空襲をうけて横浜がスラム化してたとも言えますが
ただそれで小津映画を批判するつもりはなくて
見た人がありふれたホームドラマだのと超絶勘違い発言をすることに
違和感があるだけですが 小津は空襲に合わなかった鎌倉を舞台に映画をとるが、戦争の痕跡は残している。出征した小津は戦争そのものは描かず、紀子が勤労動員で病気になり、兄の戦死、未亡人の紀子を入れて戦争を表現したね。 >>470
当時の横浜の写真とか見るとみんなバラック住んで、橋にある水道を共同で使ってたりしてた
でも正月になるとバラック背景に着物着て羽子板やってる少女とか品のある写真とか良かった
小津映画は鎌倉の立派な家に住んで、東京のオフィスで仕事してとか裕福過ぎる 日本の庶民はそう云う人たちに対して優しいな
フランスだったら革命の挙句即行断頭台行きだw >>474
ウルトラ西洋かぶれだったのに
海外(戦争)から帰ったら日本のモダンを追求したのは面白いわ 晩春の周吉は東大教授で
親友の小野寺だっけ?はたぶん京大教授でしょ
設定はちょっと極端にやりすぎかもね ひとつの試論として、相同と対照が多くのドラマの構造の基礎をなすとしよう。
最高レベルにアカデミックな心性を持つ二人のひとりが再婚したわけだから、
他のひとりも再婚しないまでもあるまいと紀子は恐れ観客は予想するわけだ。 つまり最高度に知的だと想定される人物でさえ汚らしい行為を敢えてする事実が紀子の恐れの元なってるわけだな(相同) ところが最後には観客の予想を裏切って笠智衆の再婚話が苦しい嘘で一世一代の芝居だったとわかるわけだ(対照) やせ我慢が江戸っ子の粋みたいな東西文化論にまでは踏み込まないが、
その笠智衆はなかなかにいい男なんだな。月丘夢路はなんて言って褒めたっけ 笠智衆は最後まで、熊本弁の癖は残っていたね。悪くはないけど。 >>458
>常識的な芝居はしないでください。人間は悲しいときには笑うんです。
>おかしいときには泣くんです。それだけは覚えてくださいって >>475
終戦後のイタリアで小津みたいな映画が上映されてたら映画館が
焼き討ちにあっていたかも(笑) だいたい、外国人はドラマチックなものがすきだから、黒澤明が好きかもな。ホームドラマはどうかな? よりリアルに時代を学べる風俗資料館として楽しめるのは成瀬巳喜男かなー
小津さんはモダン過ぎる 日本映画は溝口健二と黒澤明が双璧。
次点に成瀬とか小津が続く。 海外では時代劇の方が受けがいいからね
物珍しさもあって 小津のカットでつなげるという手法は、何らかの効果をねらったというより
サイレントの名残という説があるがどうなんでしょうね >>489
うん、そう思う
小津がどうたらはせいぜいEU圏かと
日本文化を浸透させたのは岡倉天心の存在とコミックの子連れ狼だと思う 優雅なハリネズミ
フランス人はこういうの好きだのー
周りみても日本人と結婚してる外国人女性ってフランス女性ばっかりだし
日本に偏見が少ない唯一の国かもしれない 秋刀魚の味の佐田啓二のアパートのベランダに様々な色や柄の寝具や敷物がかかってる。
あるいは岸田今日子のバーの路地に様々な看板が並んでいる。
さらには料亭の酒席に咲き乱れる花畑のような食器酒器の並び そういう見て楽しい、もっと言えば目が喜ぶ小津の画面をひとまずデザイン性と呼んでみる。
それぞれデザインされた個物の集合が全体としてのデザインを生むような感覚だな。
ディゾルブやフェードイン/アウトを使わないカットの積み重ねに似てはいまいか 小津はカットの優位性を重視したが決してどの一つも特権的とならない全体を作り上げようとしたと俺は踏んでいる。
破綻なき輪郭と大胆な乱暴ともいえる構図は浮世絵の連作を思わせるかもしれない。
ともあれ小津は特異な映像作家で序列のどこかに位置づけようとする試みは噴飯ものである カットの独立性と小津の特異性。
社会性や同時代性の欠如を批判される都度小津の回答は、聞き様によっては、
「俺の映画は映画界全体・社会全体にとってはその一部としても解消されえない独立した一つのデザインだよ」 サイレントとの関わりで言えば、致し方なくトーキーの手法としてタイトル(台詞)を発言してない人物に(オフで)重ねさせた例があると小津じしんが語ってた。
致し方ないとは決してその手の混交・溶融を好きではなかったんだろう。カットは独立しているのが少なくとも小津の好みだった >>492
小津を評価したのはフランスの一部の文化人で70年代くらいだった。
それが日本に伝わると小津の再評価という形で一部インテリ層に受けた。
小津の映画を西欧人に見せても恥ずかしくないという心理もあったと思う。
日本の生来の土着性を削ぎ落した映画だから、鼻が高かった。
今小津の映画を見ると滑稽な感じがするのは、そういう理由だからだろう。 東京物語は1958年に、英国でサザーランド賞を受賞。小津は時代劇なら国際的賞が取れるかもしれないが、現代劇を国際的な映画コンクールには出していない。というより、松竹の社長が小津を嫌いで応募してない。東京物語は、偶々映画祭でイギリスでかかったか。 小津の映画を嫌っていた人に、井上ひさし、淀川長治なんかがいる。
それも相当な嫌いようで、淀川なんか小津を完全に無視してるからな。
一方でファンもいるわけだけど、今だ評価が定まってないのかね。 小津映画をオカルトとして解読に挑んでいる人が数人いるね
博識でブログが面白いw
ヒッチコックみたいなもんか 雨月物語と羅生門で京マチ子は海外でとくに有名だろうけど
原節子とどっちが人気あるんだろね 小津映画は現代の感覚で見ればセクハラのオンパレード
森元首相の失言レベル >>504
その時代の価値観だからそれは別にいいけどな
それよりカットでつないで画面の中央に役者を置いて
カメラに向かって話させるというのに違和感ある >>503
人気でも京マチ子がろう。
雨月物語と羅生門は欧米では神格化されてる。
溝口と黒澤が日本映画の最大の監督と言われるのは
そのためで、京マチ子はその両方に主演したんだからな。 >>506
神格化まではいかないさ。確かに、「羅生門」「雨月物語」は名作だが。1970年代以降、小津映画が欧州で高い評価を経て、米国でも高くなる。2012年「東京物語」の世界中の監督のアンケートで第1位。「晩春」も批評家のアンケートで15位。「七人の侍」が17位。また単独で外国で1カ月特集組まれたのは原節子だけだった。 >>507
原節子は、引退直後より21世紀に入ってからの最近が、評価が高い。2011年「ニューズウィーク日本版」で、世界が尊敬する日本人25人を選んだ。学者・ピアニストらがいる中で、引退した原節子が12位で選ばれた。女優は原節子のみ。引退して50年経つけど、凄いと思うよ。 京マチ子と原節子が死去したとき、世界での追悼を新聞などでみた。原節子は英・仏・独・伊・米国・中国・スペインなど。京マチ子は米・英・仏後は知らない。2人とも世界的には知られている。時代劇は小津もいっていたが、時代劇の方がオリエンタルで世界に承けるよね。現代劇は難しいが、小津は成功した。原節子も黒澤映画に2本か。京マチ子が死去したとき、外国人のファンがつべに登場しなかったな。 原節子の黒澤映画は左翼ものとロシアものだから米国で受けが悪い 黒澤がつき 小津がこねし天下餅 座りしままに 食ふはたけし >>501
淀川さんと小津安二郎は
結婚しなかったし貴族趣味で似てると思うのになあ
意外だわ 日本映画の最高の名作は七人の侍。一部の欧州の偏愛的人気
と違って世界中で日本を代表する傑作として定着している。 >>513
淀川長治の評価にすべて同意するわけでもないが、最も信頼できる
映画評論家だよ。町田も淀川を一番尊敬し信頼していると書いている。
淀川が選んだオールタイム映画ベスト100を見ると決して偏愛的でなく
客観的基準で基づいている。選ばれるべき映画が選ばれている。
100本のうち日本映画は黒澤と溝口だけ。たけしが選ばれたのは偏愛だ
ろうけど。 市民が選んだベスト100とか地元図書館が企画してアンケートをやったことあるけど
シェーン、トップガン、ビーバップハイヒール、風の谷のナウシカ、寅さんシリーズ、ゴースト、アルマゲドンとかだったわw 1930年代にドイツ行って撮影とか本当凄いわ、原さん。 >>516
「得意教科は何ですか?」と訊かれた小学生が元気よく「給食!」と答えても
大人は暖かく見守るものだw 1950年代の黄金期の映画を見る機会はほぼ皆無だもんな
若年層だとテレビも見ないで動画オンリーって聞くし
本も読まないコミックだけってすごい時代だね
もったいなさすぎ Youtubeに昔の白黒映画いっぱい転がってるだろ
何言ってんだ >>521
映画に興味ない若い連中はみないが、例えば筑波大学の映画研究会の学生らは「白痴」をみて、原節子を高評価しているよ。映画に関心がなければダメだね。各大学で、黄金期の映画上映があったり、先生が授業で見せたりする。 高校生にも風俗史や現代史としてどんどん見せたらよい
古いコンテンツも需要が高まり内需拡大にも○
白黒だからやだって拒絶しているやつがいたので
コミックだって白黒だろって言ってやったことがある
制作会社連中にはお金が落ちないから新作を見てもらいたいだろうけど >>503
日本の俳優で海外で少しでも知られているのは三船敏郎しか
いないよ。
女優にはいないね。京も原も外国では全くの無名。 マンガは白黒で読んでるくせに白黒映画は見ないってんじゃ矛盾してるよな >>525
南部僑一郎 佐藤忠男の
『日本映画一〇〇選』.秋田書店.1973
にも入ってるんだよなー
左翼な忠男じじい侮りがたし 原節子は95歳で死去した。90歳のときに、『ガーディアン』紙(英国高級紙)の映画評論家が原節子の誕生日を祝い、いろいろ書いているね。日本人より外国人に好かれているかも。 >>524
信用できないな。俳優は作品で知られる。ヤマザキマリがイタリアにいったとき、周りから「東京物語」をみろと勧められ、原節子について詳しいのは、それだけ知られているんだよ。 >>514
イギリスのBBCが2018年に選出した最も優れた外国語映画ベスト100
の第1位は七人の侍、第2位は自転車泥棒 イギリスのBBCのアンケートなんて、どうせ客観性はないな。誰がアンケートに参加したか不明。やはり世界の映画をよく知る監督のアンケートが、一番価値があるよな。10年1回だから価値がある。世界の映画監督350名以上のアンケートだから、信頼できる。「市民ケーン」や昔は「戦艦ポチョムキン」も、1位だった。2012年は東京物語だから、来年が楽しみだ。 昨日5月13日は笠智衆さんの生誕日。めでたい。
1904年生まれ。日露戦争中に生まれのか。小津と1歳違いだが、先生といっていた。偉いよ。日本を代表する名優だな。原節子との共演の小津映画は、7.8年前に初めてみた。映画に興味がなかったからね。 BBCをバカにするとは、とんだ小僧だな。
世界43カ国の映画評論家を対象にそれぞれ外国語映画ベスト10を
あげてもらい集計したんだよ。 小津映画が良いって言ってるの男しかおらんね
女性で好きって言ってるやつ見たことない
なんでかな >>532
ああ、やっぱり牡牛座か
そんな感じしてたわー >>533
ホントアホだな。43か国の映画評論家だって。
呆れる。世界中の850人以上の映画評論家のアンケートの方が、ずっと上だろうが。バカの一つ覚えだな。勝手に自己満足にしたればいい。 >>534
小津映画って上品な芸術みたいな言われ方してるけど、実際はオッサンがセクハラしてるだけの内容だからな >>534
今どき小津の映画を有難がって原節子を節ちゃんとか書いてる
気持ち悪いガキもいるな。確かに女性は小津や原節子に興味な
さそうだ。 小津は男に都合のよい映画だからな。普遍性がない。
今の女子には受けないね。それ以前に小津の映画を
観る機会がない。 スケベオヤジがニヤニヤしながらアワビが美味いとか言ってるシーンを女性が見て感動するわけない 素人が作品の出来を云々してもしょうがないな
人の人生を変える力がある映画ってことなら
生きるや東京物語かもしれない >>542
小津映画は男に都合のいい「秋日和」などあるけど。普遍的な映画もある。特に紀子三部作はそうだね。「晩春」の好きなシーンの1つ。紀子がぶーちゃんをからかうシーンは、とても好きだなぁ。他にもあるが。 >>544
生きるはいい映画だと思う。東京物語はつまらない。笠智衆と東山千栄子はまあまあ似合ってて
悪くないが原節子は場違いでミスキャスト。 戦争未亡人になった紀子さんにいまは男がいるのでしょうが
そこを描いたら虫酸が走るダメ映画だったかもね >>546
小津安二郎は当て書きで俳優を選ぶ。
あなたの選択より信頼できる。 やっぱり脚本と俳優と監督だわ
雨月物語だって低予算ならただのB級ホラーになってた ツィゴイネルワイゼン見た
あれ小津監督の家の前のトンネルだね 小津安二郎や成瀬巳喜男の映画は、余計な説明をしないからいいよね。省略するから、想像力が生まれる。今のドラマや映画は、説明やナレーションが多すぎて、ぶち壊しだね。 いまは演技がオーバーで漫画チックで残念ながら見る気がしない
俳優さんはやりたくなっちゃうのだろうし楽しいだろうけど
でももう少し経てばまた昔のような演技が好まれる時代がくるかもしれない 舞台なら、多少のオーバーな表現はいいけど、映画は自然にやらないと。小津安二郎はさりげなくやるのを、よしとした。 「麦秋」にも、好きなシーンが多い。俺は原節子の甥たちが奈良から来たおじいちゃんに、耳が遠くてからかうシーンも結構好きかな。 耳の遠い年寄りをからかうようなクソガキだったら、同級生に耳が不自由な子とかいたら確実にイジメ倒してるよな 差別用語にメディアが敏感になっていくのは、1970年代辺りからかな。50年代は、「つんぼ」でOKだった。「麦秋」 制度に対して子どもや青年が持つ反発心と持とうとする突破力を小津は描いたが、
そういう抵抗が潰え去って行くこともまた描いた。
やがて松竹ヌーヴェルヴァーグから制度扱いされたときには道化を演じるといった(苦笑交じり) 青春の夢いまいづこで、社長と社員という立場に分かれてしまった同窓の斎藤達雄から、
婚約者田中絹代を譲られる格好になった江川宇礼雄は斎藤を四十数発殴る。
乱暴者小津安二郎の衝動性とその抑制はそこいらの汚言症とはまず次元が違う ネットをググっていたら、原節ちゃんが死去したとき、追悼記事が英国3紙、アメリカ3紙以上、フランス、ドイツ、スペイン、イタリアなど。中国、韓国、台湾、香港、シンガポール、インドネシアなど。すごいな。引退し50年以上経つのに、小津、黒澤、成瀬映画、特に小津映画と原節子の記事が多い。他の女優ではここまでいかない。引退直後よりずっと評価が高いことがわかる。 原節子と小津安二郎。田中絹代と溝口健二。高峰秀子と成瀬巳喜男。やほり、名女優には名監督がつくよね。三船敏郎と黒澤明。 杉村春子は映画では、「晩春」「麦秋」を代表作の一つにしているね。小津安二郎との相性が良かったかな。小津は原節子を好きだったが、節子の方はそれ程でもなかったか。 「晩春」では、紀子はスタイルがよさそうなんだけど。
母替わりだから、父親の世話をしている。夫婦みたいなもんかな。 何を持って幸せなのかどーかは本人にしか分からない
現代の女優で原節子に匹敵するのは竹内結子、綾瀬はるか、吉高由里子あたりか 綾瀬はるかには期待したいけど、監督といい作品があればね。竹内結子は死んじゃったからな。 戦争を経験した時代の女優は大和撫子というか内面からくる美しさが今の女優の比じゃないです 戦争を経験しているから、やはり今どきの女優とは違うなぁ。芦田愛菜は医者になるかもしれない。背が低過ぎるかな。まあ、監督しだいか。 >>564
小津が言うところの4番打者だっけ
高峰秀子も杉村春子は自分の理想の演技をする人って書いてた
背中で演技するとも 映画って監督しだいだよね。結局は、原節子は松竹の小津安二郎の映画で代表作が多い。東宝では黒澤明と成瀬巳喜男の映画に傑作があるね。 イングリット・バーグマンに憧れた原節子は、実際にバーグマンの所作を真似たらしい。単純に比較はできないが、世界的にはバーグマンの方が有名だ。が、「東京物語」が世界の監督たちが選ぶ世界一になったから、まあよかった。バーグマンの作品は、世界の監督が選んでいないね。 東京物語を見たけど、主演は笠智衆と東山千栄子だな。この映画が
佳作になった要因は特に東山の存在が大きい。 どうしてこんなおかしな改行をするのか、煽りじゃなくてマジで知りたいわ >>577
お前、文章には句読点をつけろと小学校のとき習っただろう。読点だけつけて句点をつけないのは
バカ丸出しだ。あと教えてやるが、どこに句読点をつけどこで改行するかは書き手の自由で決まり
はない。少しは映画だけでなく本を読め。 書き手の自由で改行したら読み難
い上にとてもバカっぽい文章にな
ったという話でした 文の途中で改行するのはお前らと違ってパソコンの広い画面で書き込んでるから 東山千栄子は「白痴」のあと、すぐに「麦秋」で、原節子と似ているが、セリフは随分ちがう。
可笑しい。 松竹にいた二本柳寛はいいね。原節子と結婚できるのだから。日活にいったら、ガラッと変わってしまったなぁ。裕次郎らと共演したが、ヤクザっぽくなってしまった。 二本柳寛の代表作はなんだろう。脇役だけど、「麦秋」や「めし」はいいね。日活では何がいか、よくみてないな。 今日6月17日は、原節ちゃんの生誕日だ。生きていれば101歳か。2015年9月5日に95歳で死去したとき、その1週間後に、お姉さまが107歳に近い106歳で死去。長生きの家系なんだなぁ。羨ましい。 双子座は知的な星座だ。いいね。風の星座でもある。水、火、土、風か。俺も風の星座の水瓶座だ。 東京物語をみて、おばちゃんらが泣いているな。
泣ける映画かいや。よく考えたら、紀子三部作では紀子はいずれでも泣いているな。小津さんは、泣かすのが上手いな。 自分は正直、小津の映画は苦手だが、公平を期するために昔読んだ
記事を書いておくと、東京物語が西ドイツで上映されたとき、多く
の婦人がハンケチで涙を拭いたという。まだ小津が今日ほどメジャー
になっていなかった頃の媒体は忘れたが、そういう記事があった。 おおいいスレだ
最近京マチ子が中島美嘉にしか見えない人より 東京物語が最高だったけど麦秋はそれを超える名作ですね、晩春はまだ観てません マイ紀子さんランキング
1.東京物語
2.晩春
3.麦秋 私は原節子さんの小津安二郎映画では、晩春が1番好きかな。「麦秋」も好きだが。 英国の新鋭の監督ハリー・マックイーン氏が来日している。映画が公開されるから、
その宣伝か。ヤフーに、日本文化が好きであり、一番好きな人物は小津安二郎であり、
「晩春」「麦秋」「東京物語」が好きらしい。ということは原節子も好きだね。 イギリス人は小津安二郎が好きだそうだ。
欧州受けするのかしら。原節子も、目鼻立ちくっきりで、欧州風美人と言われた。決してアメリカ風とはいわれない。アメリカが嫌いだった国民が、以前はいたようだ。 秋刀魚の味が好きな外国人監督はあんまり聞かないな、大体名前が出るのは東京物語か晩春で 秋刀魚の味は、小津映画では世界的には「東京物語」「晩春」「麦秋」より、評価は低いね。紀子三部作、「生まれてはみたけれど」のあとくらいだよね。 アイドル原節子あっての小津映画とは言わないけど
原節子が出ていない小津映画はいまいちつまらんは 市長じゃ。行き当たりばったり書き殴ってる自慢なら負けて折れんよ。
さすがのしまきちもこれは知らんじゃろう。
映画が封切られたころ、スポンサーのロッテから獄門島ガムが出てた。1個10円で3枚入り。
パッケージのイラストはけっこうリアルだった。この中のガムの
いくつかに「当たり」券が入っていて、これをロッテに送ると金田一探偵・
パンチ人形がもらえた。これは抽選ではなく全員に当たるもの。
たしか種類は轟警部、和尚、早苗さんがあったように思う。
ちなみに当たり券のイラストは早乙女愛、はずれ券はガム子であった。
小生も応募しパンチ人形をもらったことがある。和尚の袈裟が折れやすく、
現在では美品で残ってるものは少ない模様。
このガム以外、獄門島のお菓子は記憶にない。
しまきちがもしこの景品をコレクションしているというのなら、リスペクトする! 市長じゃ。感想文をマジレスするのでそのつもりで
(*´ω`)まことの獄門島の感想文とは何か(*´ω`)
あまつさえ犬神家、手毬唄と見て金田一3本目。また性欲強いクソジジイが元凶かよ!!
何回観ても面白い。
やっぱり金田一は石坂浩二が一番です。
若い頃はイケメンだなぁ。
原作のあのドロドロした雰囲気が見事に再現されていて素敵。
あの逝かれた三人娘の長女が浅野ゆう子だとはびっくりぽん。
大原麗子が悲劇のヒロインで綺麗だけど、気が強い坂口良子も可愛かったです。
この映画の女優さんは皆、しっとり色気があって眼福眼福。
あと釣鐘ギロチン帝王と金田一ジャングルの王者ターちゃんで笑った。
#よし、判った!いいね! https://blogos.com/article/57037/
頭のおかしな人の判定基準
・自分の感情だけ書く人
感想文を読み返してみろ。「面白い」「素敵」「びっくり」「可愛かった」
〜ほーらwww 見事に自分の感情しか書いていない!!!
ホントにびっくりするほどお前って「頭のおかしな人」そのものだよなwww 「紀子三部作」は、原節子は必ず泣くシーンがあるね。小津安二郎は、そういうシーンを作ったな。 原節子には、歌を歌って欲しかったなぁ。本人は二つの映画では、歌っている。内気だから、嫌みたいだが。「晩春」でも、鼻歌を歌っている。遠慮がちな性格だからな。小百合みたいに前に出るタイプではなかった。 原節子には、歌を歌って欲しかったなぁ。本人は二つの映画では、歌っている。内気だから、嫌みたいだが。「晩春」でも、鼻歌を歌っている。遠慮がちな性格だからな。小百合みたいに前に出るタイプではなかった。 吉永小百合は実は前に出さされてるんじゃないのか、本人は若い頃の映画を観ても天然で素朴そうだし。逆に原節子は我が強く賢そう 小百合には、原節子における小津安二郎のような監督はいない。作品と監督に恵まれないのは、円通なら誰でも知っている。岡田裕介がいたから、救われていたが。死去したし。世界的一の映画「東京物語」は永遠に残る。 >>613
薬師丸ひろ子は映画には、何本くらい出ているのかしら。最近は、TVが多い感じがする。サユリストは怒るだろうね。小百合は代表作はないけど、人気だけは高い。薬師丸ひろ子はどうだろう? 最新版​​キネマ旬報オールタイム・ベスト 日本映画女優
1位 高峰秀子
2位 若尾文子
3位 藤純子
4位 浅丘ルリ子
5位 原節子 往年の銀幕女優が上位を占めるね。そのうち、80代の女優が死去すれば変わるかな。原節子は、1963年に引退しても、いい位置にいるね。2000年の「20世紀の日本スター女優」の1位は原節子。キネ旬。それで充分だよ。 俺は「紀子三部作」では、晩春が個人的には好きかな。 「晩春」より「麦秋」を好きだという人は、日本人に多い。女性は「晩春」を好きな人が多いね。 今日公開される「キネマの神様」は、山田洋次が監督。松竹設立100周年記念か。北川景子は往年の女優を演じている。原節子役みたい。桂園子の名前だが。「東京物語」の撮影シーンがある。小田安三郎が監督だって。小津安二郎に似ているね。原作原田マハは映画好きらしい。彼女の親父が好きだった。 安二郎『麦秋』
周吉「しかし何だねェ。ウチも今が一番いい時かも知れないねェ。
これで紀子でもお嫁にゆけば,またさみしくなるし」
志げ「そうですねぇ。専務さんのお話,どうなんでしょう」
周吉「ウーム,良きゃいいが。もう,やらなきゃいけないよ」
志げ「エェ・・・」
周吉「早いモンだ。康一が嫁を貰う,孫が産まれる,紀子が嫁にゆく。
今が一番楽しい時かも知れないよ」
志げ「そうでしょうか。でも,これからだって,まだ・・・」
周吉「いやァ,欲を言やァキリがないよ。・・・ああ,今日はいい日曜だった」
佐藤忠男『完本 小津安二郎の芸術』
「我が家にとって、いまが一番いいときだ、というのは、やがて、いまより不幸な
ときが確実に訪れる、という予感を含んでいる。それは残酷なセリフであり、
残酷な予感である。ただ、彼らは、その残酷な予感についてはあえて語らない
のであり、いまが一番いいときだ、ということだけを語るのである。瞑想的な
ポーズと、瞑想的な静止状態の中で、来るべき不幸の予感に耳をすましながら、
ただ、現在の幸福についてだけ語るとき、生きている時間の一刻一刻がこの上も
なく貴重なものとして感じられてくる。小津の映画は、そうした瞬間をつくり出す
ことを目的としてつくられているものであり、・・・(後略)」 「おお、東京物語じゃん!」
東京五輪閉会式を見てたら最初に「東京物語」の音楽が流れてた。この映画は何度か見てるのですぐわかった。入場行進には前回の東京五輪の曲が使われてた。 そうなんだよな。閉会式の日の丸を運ぶとき、斎藤高順作曲の「東京物語」が流れていた。小津安二郎や原節子や笠智衆は怒っていないか。日の丸に利用されるのは許せないな。国家に回収されてしまうではないか。フランスや欧州で人気あるからといって。 私もすぐ気が付きました
今回色々あったことをこれ一発で片づけた気がします
音楽とか映像関係がそれ以降急におとなしくなりました
相変わらず素人は個人の嗜好で誰が良かったとか言ってますが
そしてARIGATOは
前回の踏襲かも知れませんが
映画中 東山千栄子さんがなんども尾道弁で「アリガト」といってたあれかなと
「紀さん ありがと」が一番だけど
「わしらのことはもうええんじゃよ」これですね 小津映画は、戦後は必ず戦争には触れている。彼なりの反戦だよ。秋刀魚の味では、戦争が終わって良かったと笠智衆が話している。だから、五輪閉会式に利用されるのは反対だな。 最近、「田園交響楽」(1938)をみたけど、雪の北海道で寒そうだね。原節子と高田稔はいいね。佐山亮もいい。擬似カラーも、たまにはいいかも。 稲垣浩監督の映画には、原節子は3本出ている。彼は外国の賞を得ている。もっと原節子と撮りたかったらしいが、今後原節子のような女優は出てこないと思っているようだ。ふんどし医者が面白い。 >>631
「反戦」と聞くと
国際反戦デーとやらを思い出す
一体なんの戦争に反対だったんだろ
要は中国ソビエトの下請け
今でもそんな気がする 北川景子が東京物語の撮影に挑んだらしい。
まだ、キネマの神様はみてないけど。観た人がいたら、コメントしてほしいな。 息吹を伊吹と書いたのは変換ミスだろう。騒ぎ立てるほどではいような。 「晩春」や「麦秋」をみると、癒やしを感じるね。小津にとってもピークに近づいている。ともに、キネ旬1位作品。日本文化が程よくあり、観た後満足感が高い。 小津安二郎は戦前から、いつも付き合っている女性がいた。小田原の芸者は戦前から。戦後は銀座のバーのホステス。周りは原節子と結婚して欲しかったらしいが、無理はあるな。原節子は慎重で、小津のことは知っていたと思う。 小津安二郎は戦前から、いつも付き合っている女性がいた。小田原の芸者は戦前から。戦後は銀座のバーのホステス。周りは原節子と結婚して欲しかったらしいが、無理はあるな。原節子は慎重で、小津のことは知っていたと思う。 小津安二郎は玄人が好きだった。周りは、原節子様といっしょにさせようとしたが、無理があるだろうなぁ。 美波という(浜辺美波ではない)ハーフの女優がいる。週刊朝日の今週号で林真理子が対談しているが、「MINAMATA」にジョニーデップの相手役で出た。真理子が雰囲気が原節子さんに似てるという。本当かしら。観たい気がする。 写真を見る限りではぜんぜん違うな
むしろ三宅邦子だは
動いたり喋ったりしたら似てるのかもしれないけど 林真理子のいっていることは信用できないが、イングリッドバーグマンと原節子が雰囲気が似ているのはあたっていると思う。 1948年の原節子の映画は興味深い。5本に出演した。汚れ役が2本。その内の1本が「時の情操」。 原節ちゃんは、大映の映画に3本出演した。「幸福の限界」がいいかな。「白雪先生と子供たち」が、次に好きだな。 原節子は石川達三原作の映画に、2本出演してたんだ。 石川達三には、萩原健一が出演した「青春の蹉跌」のような映画もあったな。 「結婚の生態」に原節子は主演した。石川達三原作。初めて殿村泰二がデビューした映画になった。 結婚の生態か。原節ちゃんが、スケートをやっていた映画かな。 原節子出演作品で、一番好きな映画は何といわれたら、どう答えるかい。
「麦秋」という人は必ずいそうだ。 原節子出演作品で、一番好きな映画は何といわれたら、どう答えるかい。
「麦秋」という人は必ずいそうだ。 秋日和はいいね
三バカ親父を岡田茉莉子が説教するシーンが最高だ 三馬鹿オヤジでは、中村伸郎が一番面白いな。
賞を受賞した。 原節子の映画ー山本薩夫が7本で最高。
何が一番か。「熱風」かな。 「熱風」(1943)を小林信彦が褒めているよ。生産増強映画だけど、アメリカ映画のようなエレガントなメロドラマらしい。小林は、この映画の原節子と藤田進の出会いがクラーク・ゲーブルとクローデッド・コルベールみたいと言っている。
僕はコルベールを知らないよ。 >>663
「なんとかの出来事」言うのに二人が共演してんねん
相部屋になってもうて部屋の真ん中にシーツをつるちゅうやつ >>655
「ヤマトに帰ろ」ういうのんは関西人には抵抗ありますねん
ふつう「は奈良やで
エンドに耳成山が映ってんのやけどあの辺も変わってもた 大和はまほろば。
さっきのは「或る夜の出来事」だろ。節子ちゃん。 12月から始まる原節子・三船敏ケットが、今日から発売だぞう。
一応、2枚ゲットしました。原節ちゃん、いくよ。 小津安二郎の「晩春」や「麦秋」をみると、癒される。
なぜだろう。だから原節子も好きだ。 原節子の映画で、またみたことのない映画が多い。物理的に観られる映画では112作中100作はあると思う。せめて80作品くらいは観たいな。ファンとして。 今月、国立映画アーカイブで原節子特集。昨日、2作品をみた。
「風ふたたび」と「幸福の限界」。後者は27歳か28歳か。美人だよね。
「先生、私を傷物にしてくださらない。」。理屈ぽい原節子がみられるね。 孝行のしたい時分に親はなし さればとて墓に布団も着せられず、や 外国人も「東京物語」をみて泣くんだね。
普遍的な内容だし。これで、原節子は聖女化されてしまうのか。小津映画ではな。 「戸田家の兄妹」「お茶漬の味」「晩春」「麦秋」「東京物語」を順に見て、思ったんですけど、
「東京物語」は多少、欧米の評価を意識して制作されたりしてるんでしょうか? 評価を意識したことはあんまりないと思うけどね
それよりもアメリカの文化が次第に日本に入ってきて定着する時代にあたるんだろう 小津安二郎が戦争末期にシンガポールで、相当アメリカ映画みたらしい。その効果が戦後の映画には、少しはあるようだ。ワイラーが好きだと。 今日は原節ちゃんの映画をみにいくよーん。
「東京の女性」 戦前では一番すきかな。 一昨日、「白雪先生と子供たち」(1950)をみて、泣けてしまった。
子供たちから辞めないで先生といわれ、原節子先生が泣く。公害問題が軸になる映画だ。 原節子が鶴田浩二と共演している映画「最後の脱走」は、必ずみに行きたいな。
ラピュタ阿佐ヶ谷に。2月からだよ。 池袋の新文芸坐で、小津特集みた人はいるかい。
一回くらい行きたかったな。「麦秋」の節子さんを観たかったよ。 今、神保町シアターで淡島千景特集をやっている。「麦秋」もかかるよ。
観に行って欲しい。俺は行く。 鶴田浩二と原節子の共演をみた人はいますかね。
タイトルわすれた。 wowowで初めて東京物語観た
本当に良かった
理由は分からない 東京物語って20代に見た時はピンとこなかった、おっさんになってしみじみ身に染みる 東京物語は、自分の家族が死ぬ経験をすると理解できかもな。
そんなことより、神保町シアターの淡島千景特集で、今週「大番」シリーズの
「続大番ー風雲編」をやるぞ。節子が観音様のコスプレするらしい。 カンヌで海街ダイアリーの女優全員が「小津を知らない」
まあ知ったかぶりすっと向こうのプレスはガンガン突っ込んで来るから
知らない・・・と言っておいた方が賢明だな
長澤まさみは香港で
「ジャッキーチェンのファン」だと言ってしまい
「どの作品が好きですか」
「ファンなので全部好きです」と胡麻化そうとして
「では知っている題名を言って」
「・・・」
と詰められた 日本の映画で比較的庶民にも知られてるのは黒澤くらいか。
小津はごく一部のオタクや評論家に見られてる可能性はあるのか。 いや、小津も知られてる方でしょ。
溝口健二は忘れられてる。 一部の能天気なファンが思い込んでるだけで、小津映画を見てる外国の一般人
なんかほとんどいない。だから海外の俳優が小津を知らないのは当然だな。 一般人なんか日本でもほとんど映画見てないからな
映画人なら小津を見てるのは昔は結構いたはず 小津が海外で知られて行くのは、1970年代くらいだったそうだ。イギリス、フランス、アメリカあたりが中心か
たりが中心か。現在では、専門家・評論家によれば、ハリウッドに代わるオールタナティブを打ち出したのは小津安二郎だといわれている。すごいと思う。監督や評論家には受けているが、俳優はどれだけ興味があるかは不明だが。 連投失礼。「もらとりあむたま子」(2013)をみていたら、前田敦子が大卒で実家に帰り、父親と二人暮らし。ぐーたらしているだけだが、父親の結婚話には驚き、いろいろ行動する。「晩春」の原節子と笠智衆を思い出したよ。 昨日で、淡島千景特集の「麦秋」がおわり。
はやり、名作だと思う。 >>690
綾瀬はるか、長澤まさみ、しほ、広瀬すずか。
俳優さんって案外昔の映画見てないものなのかね?監督やってるひとはさすがに観てると思うが。 >>696
蓮實重彦の影響かね?
一般的に黒澤明はアメリカ、小津、溝口健二はヨーロッパで人気と言われるけど、小津は70年以前はそんなに知られてなかったのか。。
黒澤と溝口はヴェネチアやカンヌで最高賞や次点(銀賞)を何度と獲ってるけど小津はなかったからか。 >>56
ハンバーグやカレーも好きだが、お茶漬けやサンマも好き、という感じかな
その時の気分で。 >>685
東京物語は人によっては『老人虐待』の話だと言うひともおるからな
年老いた夫婦が、田舎から東京へ、独り立ちした子どもたちの家に遊びに言っても、その子ども夫婦たちに冷たくされるというね。あまつさえ、東京旅行の疲労で老婆が急死してしまうと。。
その子ども夫婦たちもそれぞれ生活があって仕事で忙しいし働かなきゃ食べていけないしで仕方ないといえば仕方ないんだけどなんか切ない。 >>699
綾瀬はるかは、その後小津映画はみているよ。原節子が、2015年11月に亡くなったことが判明したとき、その年の12月にロンドンでカズオイシグロと対談したとき、彼女は原節子さん大好きですといっていたからね。綾瀬はるかは、少しは小津映画をみているな。 >>700
小津映画は、海外の賞に一度も出品していないよ。これは松竹の社長城戸四郎が小津を嫌いで出品しなかったそうだ。東京物語は公開後、4年くらい経ってイギリスで放映したら、サザーランド賞を受賞。新人賞みたい。 >>703
なるほど。監督を追っかけるより、女優男優を追っかけて映画を見ていくタイプなのかもね。 >>704
松竹社長の城戸四郎かw
当時は、一般的に若者が黒澤明ファンで、中年〜老人が小津安二郎ファンだったそうだが(松竹後輩の山田洋次も「小津さんの映画は退屈」といっていた)、松竹社長に嫌われていたとはw >>697
たま子は15分ショート作品の出来が良かったので
四季版に拡大したんだろ
あまりに出来が良すぎて前田敦子が終わった感がある 村上春樹は小津と成瀬映画が好きだと、1985年週刊朝日に連載しているエッセイに
書いていることが分かった。ドイツでドイツ語吹き替えの「東京物語」をみたらしい。
紀子三部作のレコード版を買ったらしい。
カズオイシグロも、小津映画や原節子が好きだといっているね。 東京物語→秋刀魚の味にして、嫁がせ三部作にしたほうがいいように思う >>708
ドイツ語で見たとか
そういうとこがひねくれてるよな
あのおじさんは
作家だから
ひねくれてるのは当然か そうかい、やっぱり、
ひねくれてるかい
いやぁ、
ひねくれているんだにぃ >>708
『村上朝日堂の逆襲』村上春樹・安西水丸 新潮文庫 P47〜P49
先日小津安二郎の映画がレーザーディスクになったので三枚まとめて買ってきた。『晩春』と『麦秋』と『東京物語』である。
僕は日本映画では小津と成瀬巳喜男の作品が特に好きで名画座なんかではわりに小まめに観ているのだが(中略)
実は一度ドイツで『東京物語』を観たことがある。
ベルリンのホテルに泊まっていてTVを何気なくつけたら放映していたのである。タイトルはたしか『ディー・ライゼ・ナッハ・トキオ(東京への旅)』となっていて、科白はドイツ語吹き替えであった。
だから東山千栄子に「お疲れになったでやんしょ?」と訊かれて、笠智衆が「うんにゃ」と答えるところは「Nein! 」となっている。
「うんにゃ」が「ナイン!」てある。これはすごく不思議な気がした。
(中略)
要するにあってもなくてもいいような科白がやたら多い。
「そうかね?」
「そうですよ」
「やはり、そうかね?」
「そうじゃありませんか」
「やはり、そうだね」
「そうですよ」
なんて科白をドイツ語でやられると、なんだか形而上学的色彩をさえ帯びてくるから不思議である。 >>712
「そーであるのか?」
「そーであるのだ」
「そーであるべからざることなきか?」
「そーであるべからざることなきなり」
「そーであること、然り」
「然り」
という具合である。
僕のドイツ語は相当いい加減だから、本当にそう言ってるのかどうかは責任感は持てないけれど、語感から言うと、かなりそういう弁証法的雰囲気が漂っているように感じられる。
難解といえなくもない。フランス語やイタリア語吹き替えで観る小津映画にはまたそれなりの趣があるのだろう。
僕は英訳のバルザックが好きという奇妙な趣味の持ち主だからとくにそう思うのかもしれないけれど。 >>7
【一家離散という深刻なテーマ】と言ってもさ、
一般的には子どもは成長すれば家を出ていくものだし、親子と云えども、いつまでも一緒に暮らしてはいかない(いけない)、というのは当たり前のことだよね そうかい、いけないかい、一緒に、暮らしちゃあ・・・
うーん・・・・やっぱり・・・・
いけないんだにィ・・・・ 一家離散というより、小津は家族崩壊の始まりを描きたかったと「東京物語」について、
いっているよ。それまで平和の家庭で崩壊は、ほとんどなかったかもね。 東京という魔物が家族というか人のつながりをなくしていく
ということかいなと
本籍も変えると過去とのつながりが消えんだと
だから芦屋は戸籍ロンダリングばかりだと
そういえば細雪の最後(昭和16年10月)も
「これからは東京やないとなんでも決まらん」とかだった ある研究者がいっていたけど、国民的女優と呼ばれるのは何人もいるが、
「国民女優」は原節子だけだと。分かる気がするな。原節子の場合は、戦争を
担っていたというか、銃後の女神というか。戦前は国策映画に出て、戦後は
戦後民主主義を鼓舞するような「青い山脈」「わが青春に悔なし」などに出て
いたからな。 原節子特集も、残り少ないな。ラピュタ阿佐ヶ谷。
みんな観にいこうぜ。 「晩春」に、三島雅夫が再婚するよね。相手は坪内美詠子。その彼女が、「慕情の人」に、
銀座のバーのマダムででていたよ。三橋達也や伊豆肇が通う。原節子と三橋達也のキスシーン
は見所の一つだ。 最近、映画監督の不祥事が続くな。映画黄金期にもあったかもしれないが、表にはでてこない。
小津と原節子に関してはありえない。なぜなら、小津安二郎は原節子の側に座ると真っ赤な顔になってしまうから。
小津は玄人が好きで、よく付き合ったね。芸者や銀座のバーのホステス。 秋日和はなんか好きで繰り返しよく観る
オヤジトリオが最高 確かに「秋日和」の親父トリオは面白い。このトリオは「秋刀魚の味」でも
メンバーは違うが面白い。小津は親父の冗談をよく考えるね。 俺は原節子の声が好きだな。顔もいいけど。
日本を代表する女優は、原節子と高峰秀子と京マチ子と田中絹代だな。 俺は原節子の声が好きだな。顔もいいけど。
日本を代表する女優は、原節子と高峰秀子と京マチ子と田中絹代だな。 俺は原節子の性格は、思ったことを話すタイプで自己主張する性格だと思うな。
小津映画では保守的な役回りをしているが。相性は、小津より黒澤の方がいいと
思うよ。 あの時代の女優はみんな名を残せたよ
今はひな壇バラエティCM女優で朽ち果てていく
昔は汚れ役でも平気でさ、それに大阪弁もちゃんとこなせてた
「お上手」というのは数人いるけどどうかね 今日、6月17日は原節子さんの生誕日だ(1920〜2015)。健在なら、102歳ですね。
彼女の姉で106歳まで生きた方がいたから、節子さんも、もっと長生きされたかもね。
それでも、95歳は大往生だね。今後も新しいファンが日本、世界に増えると思うよ。 東京物語をみて原節子はきれいだという人がいるよね。
それでもいいけど。でも、戦前の映画もみて欲しいな。
10代後半から20代前半がまた、いいんだな。 小林信彦が「文芸春秋」(特別8月号)で、日本映画ベスト50、外国映画ベスト50を書いている。戦前から現在まであるけど。原節子の出演作は4作あった。その中で、50作品の中で「お嬢さん乾杯」だけは観て欲しい、と書いている。この映画は、俺も好きだよ。。 原さん追悼ではじめて「東京物語」見た
海外からも評判高く、イギリスの映画監督人気投票で1位とのことだし、
家族像がよく描かれてるということだったが、
おれの感想:年寄粗末にして何がおもしろいんだ?
両親東京出身で祖父母のいる家庭に生まれたのでぴんと来なかった面はあるが、
世間ではあんな風に田舎から出てきた親粗末にするのか?
小津さん自身は東京出身で、なくなる直前まで母親の介護だったから親・年寄大切にする人と思うのだが
ちなみにふだんおれはフィクションは読まない見ない >>702に同じ意見の人がいた
ほんと、このとおり
あんな虐待考えられない 「東京物語」は家族崩壊が1つのテーマだから、子供たちの両親に対する扱いが
あーゆう風になってしまう。虐待まではいかないと思うが。それぞれの年齢により
いろいろな見方ができる。そのなかで家族、死、生きることなどが論じられていく
のだね。 私小津作品自体は好きだけど女は嫁に行かないと終わりみたいな流れに反発してこの映画嫌い!みたいになる人いるんだろうか
大昔と価値観違うからしょうがないけどどこかの作品に失敗作として嫁に行けなかった杉村春子が出てきたよな 秋刀魚の味
高等学校の教師から今は支那蕎麦屋に落ちぶれた東野英治郎の娘
父の世話をしていて婚期を逃す 性格はギスギス せっちゃん、元気かい。天国で。
原節子は、小津映画はあまり好きではないといっていた。
主体的に生きる役や激しい役柄が好きだという。
だから、小津より黒澤の方が原節子は好きだったのだ。 婚期て映画で28歳で嫁に来た京マチ子がずいぶんお婆ちゃんになってから嫁に来たのね、という台詞があった
それよりもっと前の晩春の27歳だと相当年が行ってるのでは? 東京物語もめちゃくちゃいいけど秋刀魚の味と浮草がそれ以上に最高だったけどその後見た麦秋が一番よかったわ、晩春もよさそうですね 浮草おもしろいよね。カメラマン代わって新鮮できれいだしね 賀原夏子は変な役ばかりやらされて少し可哀想
でも本人からは度胸を感じる 賀原夏子は妙な色気があるね。原節子主演の「愛情の決算」では、戦後の焼け出されたあとに、スリップ姿で色気があった。 >>734
イギリスの監督が1位に選んだというのは誤り。
2012年、10年に一度しているアンケート……英国「サイト&サウンド」誌が、世界の監督
360名余りにアンケートをした。現在の1位は何かと。日本の監督も何名か参加している。是枝
、山田洋次ら。今までは「市民ケーン」がずっと1位だった。しかし、初めて「東京物語」
が1位となったのだ。 愛情の決算DVD出て欲しいね
原節子と三船敏郎はベストカップルだと思うわ 浮草は白が色っぽいよね。赤ではなくて白。色としての白。若冲みたいだよ 浮草は波切というか大王崎の直ぐそばだけど
灯台が全然出てこない
それに女郎屋は浜島とかわたかの島だと思うんだけど 小津は一般に信じられているようには家族に幻想を抱いていなかった。むしろ制度としての家族の解体ばかり描いている >>749
イギリスの(雑誌の世界の)映画監督人気投票
どーでもいーけど 小早川家の秋そこそこ好きなんだけど東宝だからか知名度低いよね 小早川家は新珠三千代が抜群。姿かたちと身ごなしのよさが素晴らしい 小津はフィルムのフレームの中に様々にフレームを作り出してフィルムのフレームを相対化しようとするが、作り出したフレームを人物に横切らせたり縫うように動かしたりしてフィルムも含めてフレームを無化しようとしたとしよう。
鴈治郎にも司葉子にもそれをさせるが、突破力のある踊るようなしなやかさでその知られざる意図に応えたのが新珠三千代。
宝塚で撮れて良かった 麦秋のコンテンツやっと買ったけどあまり好きじゃなかった理由は笠智衆なんだよね
やはりお爺さんでめちゃ優しそうな笠智衆が好きなので 長兄の笠智衆はいわば突破されるべき制度側の人物として描かれてるわけなんだな。
軍事郵便として(空へ消えていく風船と逆方向に)帰還した次兄(小津にほかならない)に従う形で原節子は二本柳寛との結婚を決めるんだけど、
駿河台の喫茶店でその便りの存在を聞いたときの原節子の表情が麦秋の白眉だな それは帰ってくるはずのない人を見たかのような困惑と驚きであり余りの意外性に固まってしまったような表情なんだけど、
「静態的」といわれる小津のカットは、凝縮するだけ凝縮して暴発を待つような緊張感を宿している。
とつじょ原節子はその手紙を「いただけない」「ちょうだい」って言うんだな それは紀子が人生に対する、結婚に対する、手紙の宛て名の男に対するモードを変える瞬間でね、小津って凄いなと思う 麦秋の中流家庭以上上流家庭以下の家庭見られるのいいな そこは「上流家庭未満」と表現するのが小慣れた日本語やで 「麦秋」は人気があるけど、黒澤明は映画100選に小津映画は1本のみなんだ。
それは「晩春」だよ。世界的には「麦秋」より「晩春」の方が評価が高い。
日本人は「麦秋」が好きなようだね。なぜだろうか。 主たる対象が父と娘に限られシンプルで表現的(扇状的)だからではないかな。黒澤にとっても海外の観客にとっても。能舞台も長いこと映されるしね 扇「情」的なところは原作小説にはそれほど掘り下げられてるわけではない。明朗でさっぱりした短編なんだな。
小説では娘の想像する父親の結婚相手と父親とが、娘がその想像を口にだしたおかげで結ばれそうになって終わるんだけど、
小津はその側面を父親の友人の京大教授に割り当てることで、笠智衆の潔癖な人物像を際立たせることになった ストーリーより心理を、心理より人物(存在)をといったことを小津が目指したとしたら、
原節子の美を長く続く存在にまで高めようとしたのが例の壺だと考えてまず間違いがない 抽象思考ができないのは、よほど知能が低いか脳機能の障害か さすがの小津安二郎でも、原節子と杉村春子には頭が上がらなかったらしい
杉村春子によれば『東京物語』のホン読みの時に、ある男優が遅刻してきて、小津安二郎がはたで見ていても怖いくらい激昂したそうだが、その男優って誰なんだろう 三男は佐田啓二に当て書きしてて最初から大坂志郎に不満だったという話はムック本なんかに載ってるが 大坂志郎にしてみたらとんだトバっちりでね。もともと「人物」が違うんだから、いくらリテイクを重ねても大坂志郎から佐田啓二を削り出すことはできないもんな じゃあ小津はどんな風にしたかったのか。
小津監督なら忘れずにどこかで仇を討ってるはずと前提して探してみれば、秋日和で佐田啓二が司葉子に語るラーメン屋のシーンがあるな。
腹立ち紛れに伏見人形を叩き壊した年に母親を亡くしたいう抉るような悔恨を、至極さわやかに重たくれずに(メロドラマにしないで)語るんだよ 街コンやマッチングアプリで会ったりする時に小津安二郎の映画が好きですと言ってそうなんだ!てなる場合ほとんどないよ
誰?てなる
皆んな黒澤明だけは知ってるけど
そこはさすが黒澤明だなと思う 紀子三部作とはスレ違いだけど、吉田喜重は『小早川家の秋』を「年寄りが厚化粧して踊ってる」と批判して、小津を激怒させた 宝田明の送別会は奇妙に(グロテスクなまでに)様式化されていて若者のリアリティを描こうとしたとはとても思えない。
松竹ヌーヴェルヴァーグへの反発もあったと思うが、リアリティは結局はアクシデントに陥り映画を解体してしまうと知っていたと考えていい。
それよりもむしろ夏の白服がちの列席から最後の喪服の行列への跳躍(もしくは墜落)におどろおどろしさを感じてみるほうが小早川家の秋を楽しめる 小津は映画を解体しようとはしなかった。映画にすべてを閉じ込めようともしなかった。映画を撮りながら映画を超越しようとしたのだとは俺の作業仮説だ 幼い吉田喜重を魅惑してやまなかった「父ありき」の親子ならんでの川釣りのシーン(これも世代をずらして再演される)がリアリティからは生まれ得ないことはさすがの吉田にもわかっていただろうが、
なにしろ小津は松竹ヌーヴェルヴァーグの仮想敵になってしまっているから飲み会の席の世代抗争の雰囲気に吉田も新世代を代表したつもりで強い口調にみずから酔ったのだろう。日本の夜と霧の翌年公開だからな。
ただ俯瞰してみれば結局は「小津ありき」で流し釣りをする子の役を演じる羽目になった吉田を微笑ましいと感じなくもない 彼岸花のサブリンがキレてるのが嫌で嫌いなんだけど戸田家の兄妹は好き 松竹ヌーベルヴァーグに限らず、あの当時の若手映画監督は小津安二郎の映画嫌いだよね
助監督だった今村昌平がそうだし鈴木清順も小津映画は嫌い
増村保造も小津を批判してる
溝口健二や黒澤明は批判されないんだけどね
大島渚はウェルメイドならトリュフォーより木下恵介のほうがはるかに優れてると論じてた 斎藤武市が「長屋紳士録」より後は階級が上がったから…と語ってるように、小津はプチブル的とみなされたんだろう。
さればこそ小津否定は世代の感性(というか世代の風潮)だった。
黒澤や溝口や木下は、庶民や虐げられた人々の味方みたいな映画撮ってるもんな 同じ人が書いてるようだ。
2022、12月になり、英国映画協会が「史上最高の映画」のアンケートを発表した。
10年に一度の間隔で、映画監督と評論家に投票させる。10年前は「東京物語」が世界の
監督の投票(350人以上)で1位だった。評論家(830名以上)では3位。今回は、少し
変わったよね。監督投票480人(こんなに世界に監督いるのか)ー1,2001年宇宙の旅、
2,市民ケーン、3ゴッドファーザー、4東京物語,5花様年華。評論家(1400人以上)ー
多すぎだろ。1ジャンヌ・ディエルマン(初登場)、2めまい、3市民ケーン、4東京物語。
8マルホランドドライブ、20七人の侍、21晩春、29タクシードライバー、41羅生門、
63カサブランカ、72となりのトトロ、75山椒大夫、千と千尋、90雨月物語、90パラサイト
ざっとこんなものかな。権威があるらしく、10年後も楽しみ。監督投票では小津2本、黒澤2本
のみで他の日本人監督がいなかった。残念。評論家に女性が増えたと思うな。 >>766
麦秋の方が評価が高いということは日本でもないと思う
やはり登場人物の関係が分かりにくいのだと思う
最後の20分くらいは本当に良く出来た脚本
原節子当て書きで筆がノッてる
行動が心情を語るハードボイルド風 >>406
憎んでた母親より自分は酷いことをして絶望したんだよ
母親は男に走って自分を捨てたが
自分は男を見誤って子供を殺した [母親:自分(誰が父親だか分からないと思いこんでいる)=自分:胎児(本当に僕の子かと男に言われた)]
なので、堕胎と自殺は相同であり母親が自分を殺したんだという訴えなんだね 耳成山の南麓ということだがGoogleマップで観察してみるとあまり期待できそうもない
しかし当然だが山の形だけは往時と全く変わっていない >>1
この「東京物語」は以下のような表記が可能です
「全米No.1 批評サイト『ロッテン・トマト』驚異の100%FRESH!」
「映画批評サイト“ロッテン・トマト”で驚異の満足度 100%! 」
そしてロッテントマトで100%フレッシュの評価を得ているのは
「黄金狂時代」「ロビンフッドの冒険」や「ピノキオ」「怒りの葡萄」「雨に唄えば」「十二人の怒れる男」など誰もが認める名作映画ばかりが入っている。
つまり、こういった世界の名作映画と同じ価値が認められているってわけだ。
(嘘じゃない、本当だ!)
https://www.rottentomatoes.com/m/tokyo_story
https://editorial.rottentomatoes.com/guide/movies-100-percent-score-rotten-tomatoes/ 晩春の28歳(合ってる?)当時としては遅い結婚だよね
婚期ていう大映の映画で28歳で嫁に来たことを随分お婆ちゃんになってから来たのねとか言われてたから 淀川長治って小津を評価してないみたいな事を聞くけど、自身の日本映画のベスト3に「戸田家の兄妹」、ベスト10に「彼岸花」が入ってたりするのはどういうこと? 淀川さんは小津も評価してたよ
溝口健二の映画に比べるとちょっとわからない苦手とは言ってたけど
逆に小津の助監督やってたが小津批判して全く違う映画を撮ってた今村昌平の作品のことは思い切り罵倒してた
日本映画学校に呼ばれても今村の悪口言ってたくらい嫌いだった >>794
>今村の悪口言ってたくらい嫌いだった
え〜? 「私はいまだかつて嫌いな人に会ったことがない」の自賛スローガンで本まで出版したのに。 紀子あやは知ってたけどちゃーこちゃんも2回出て来た 小津映画は初めてで「東京物語」だけ見てみたけど時代は変わったなという印象が一番強い
子供たちが自分の生活を優先することを哀しさみたいのを持って描いてたけど、今だったらもっとエグイ表現で且つ当たり前なこととして扱うように思う
あと原節子が夫を亡くしているのにその両親に対して尽くすみたいのも今じゃあり得ないとして表現さえされないんじゃなかろうか
ただ時代が変わったからそこ昔の東京の風景と地方から出てきた老夫婦みたいな場面がとても味があるというか良いなと感じた
東京は広くてここではぐれたら一生かかっても見つからないみたいなこと言ってた場面とか二人でお寺の門前みたいなとこに座りこんでる場面とか特に良かった 昔は嫁ぎ先から更に他に嫁ぐみたいなことあるからね
そういう映画もある
あと結婚すると皆家族みたいになるから本当の兄なのか義兄なのかとかわからない時ある 麦秋で相手方の親と原節子だけで男の気持ちも確認せずに結婚を決めてしまう部分に当時の客は違和感なかったんだろうか
それが自然なものとして通用したのならやはり時代なんだろな 東京物語に出演した人で存命なのは香川京子さんくらいだろうか 香川京子さんも90オーバーだもんな、どんだけ古い映画なんだよ東京物語 逆に、冷静に考えると今年が2023年というのが何だかとんでもない感じがしてしまう
小さい頃恐れていたノストラダムスの1999年も未来の象徴のようだった宇宙の旅の2001年も遥かに飛び越えてしまった2023年
そんな時代にまでお元気でいられる香川京子さんとか、もっとレジェンドみたいな扱いでもいい気がする 原節子も長生きだったね
岡田茉莉子若尾文子山本富士子辺りもまだ生きてるわよ 「麦秋」では菅井一郎と二本柳寛が何も悪い事をしないので驚く。 二本柳寛は、「麦秋」の後の「めし」では原節子の従兄役で、いい味だしていたね。
原節子を誘惑しそうだった。断れるが。菅井一郎は、某映画では原節子を押し倒している。
許せない。京マチ子を追いかけて、包丁で刺したり。悪役の方がめだつね。 俺は小津映画では、「晩春」が一番好きだな。原節子のキラキラ感がたまらん。
元AKBの女優某も、いってたな。小津が原節子を一番きれいにとったのは、晩春ではないか。
後で、彼女はあまり好きではないみたいにいっているが。 お母さんは「晩春」の原節子はいい子すぎちゃって「バク宙」の方が好きだわよ >>803-804
この「東京物語」は、世界的にも高い評価を得ています。
英国映画協会発行の「サ イト&サウンド・マガジン Sight&Sound Magazine」が2012年に発表した、世界の映画監督358人が投票で
決める最も優れた映画に、小津安二郎監督の「東京物語」(1953年)が選ばれたのです。
詳しい順位はこちらをご覧ください⇒史上最高の映画トップ10 (映画監督編)
http://www.aokiuva.com/mss10everdirector.html
「サ イト&サウンド・マガジン」は英国映画協会(BFI)の発行する映画雑誌で、
1952年から10年間隔 で毎回、世界の映画監督および映画批評家たちへのアンケート調査により選定・改定しています。
2022年度でも「東京物語」は世界第4位の評価であり、ベスト5圏内の常連になっています
https://www.bfi.org.uk/sight-and-sound/greatest-films-all-time
要するに小津安二郎は、アルフレッド・ヒッチコック、フランシス・フォード・コッポラ、スタンリー・キューブリック、オーソン・ウェルズと同じくらいに凄い能力がある映画監督だと評価されているのです >>808
まぁ分かる
私も白黒では晩春が一番好き
カラーだとカラーで表現が5倍くらいになるからほぼ全部好き >>740
結婚が遅れたのは結核だったからね
今でも毎月通院して血沈が下がったと喜んでる
当時は若い人がバタバタ死ぬ国民病でした
紀子が明るくキラキラ輝いてるのは生活が安定し体調も回復した、その喜びの現れでもある
そして気づいたら当時としてはもう婚期を逃す心配される歳回り、、という話 紀子さんが一番楽しそうにしている麦秋が一番好きだな
実際の原節子はけっこうざっくばらんなタイプだったそうだし
小市民的な箱入り娘の中でも麦秋紀子は
愉快でよろしい 小津安二郎は「日本よりも海外のほうが有名な映画監督」
フランスは、小津安二郎作品を小学校で見る。マジで
パリのシネマライフ 〜子供向けの映画教育、映画祭から専門映画館まで〜
https://www.cinematoday.jp/page/A0007197
フランスでは学校で映画の鑑賞教育が行われている。フランスの映画行政を管轄する国立映画センター(CNC)は、
映画鑑賞力を育成するという目的のもと、小学校、中学校、高校と協調して、生徒に見せる映画プログラムを学校教育に組み込んでいる。
CNCが研究者、評論家、映画館組合などと話しあって選んだ映画3本を、1年間を通して映画館で観賞させる。
このプログラムには巨匠ジャック・タチなどのフランスの名作から、チャーリー・チャップリンや小津安二郎の外国映画、
宮崎駿のアニメ名作まで含まれるというから驚きだ。
そもそも世界的には映画業界は政府が支援するのが普通。
英国、フランス、イタリア、ドイツはもちろん中国、韓国、そして北朝鮮も
じゃぶじゃぶ映画業界に資金的にリソースを割り当てている
その例外が日本とアメリカ。 >>734
わたしもあなたの年のころはそう思ってたわ…だっけ?