原節子をおおいに語ろう Part5 [無断転載禁止]©2ch.net
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1920年6月17日−2015年9月5日
日本映画史上最高の女優 >>950
それは「原節子の真実」にも書かれている。役を与えられれば小手先ではなく、心からその人物になりきろうとした。
思いとは裏腹に、節子はいつも全身全霊で役にぶつかっていた、
と述べる。いうことと行動が矛盾しているんだね。まだ起きている。 石井妙子さんが原節子の取材で、2013年にドイツに行き映画研究者たちに会い、当地でいかに節子の人気が高いかを知ったという。
「セツコの演技は、私の心を大きく揺さぶる。どうしてここまで心に響いてくるのかわかりません」。
映画学をドイツで学ぶ東欧出身の留学生から聞いたと。
それだけ存在感が、あるんだろうね。 原がすごいのかカメラや監督がすごいのかわからないけどな 白痴を見る限り演出は大事だな思う
これほど原節子の美を活かせない監督も珍しい
演技はともかく最低限綺麗に撮れよと
小津の怒りもよく分かる あれでは100年の恋も冷めるよ >>955
お前のセンスを笑う。あれほど感動的な原節子はいない。最高の演技だ。 >>955
「原節子してる」原節子ばかりじゃつまんないでしょ 僕の祖母は原哲子と言います。おじゃましました。でわ。 >>954
監督やカメラもあるけど、最終的には女優だよ。
関川夏央は、「原節子は「存在自体」が才能であるという、たぐいまれな映画女優」と述べる。
鈴木了二「美の重さ」(『ユリイカ』2016.2月)の中で、映画の中に節子が登場すると、画面全体の総重量が突然、急激に増加するとのべる。
小津映画は、節子が出ているかどうかで映画のテンションが異なるというね。俺もそう思う。 頭悪いね。体重ではなく存在そのものだよ。必ず、こんな奴がでてくるな。 >>965
ユーモアを介してあげないとね
なにげに節子おっぱいの形と配置がわかる映像なんかみると、少し離れぎみな気がするがそのへんどうなんだろうか?昔の人は皆そうなのかな? 小津安二郎の映画てみんな同じような感じなんだけど、でもだから見る気をなくさせるとかにはならないんだよ、不思議だよねー >>963
言われて気が付いた。画面に出て来るとハッとする俳優って確かにいる。
偏見でいうと、渡辺謙。かつては、高倉健、石原裕次郎、市川雷蔵。 >>967
その人の趣向もあるんでない?
俺の友人は何回か小津作品を観たらしいけど音や画面の悪さ、単調な内容のため作品を通して観たことはないらしい さすがの原節子出演でも惹き付ける効果は無いようだ 小津映画が好きな人は、やはり肉親の死などの経験がある方が理解できると思う。あるいは20代くらいだと理解されにくいかも。
>>954
「東京の恋人」を渋谷で観たとき、節子と三船敏郎が画面に出たときは、総重量が増えた感じがした。二人とも存在感があるのだ。でも森繁には
それ程感じなかったな。 森繁の存在感は凄いと思うけどな
やっぱこういうのは好みなだけだよ 小津へのオマージュってとこで作られた台湾の映画監督の「珈琲時光」一青窈主演
観た人は分かると思うがこれがトンでもない迷作
一青窈は後年演者としていい味出してるけど
小林ネンジとか余キミコさんなんて気の毒になるような演出
延々とみんなでボソボソ喋ってるだけ しかも遠いアングルで
浅野忠信はいつの通りボソボソ喋りだから一番自然だった
多少、小津作品を見たことのある妻に 小津ってこんな作品なの?と聞くと曖昧な答え
ここからオレの小津入門が始まったから ある意味、この台湾の監督に感謝する
そこから原節子へ繋がってくでね >>971
確かに好みだとは思うが、この映画で森繁は喜劇に徹していたから、
ふざけ過ぎているシーンが多くので、チョット損をしているかな。
むしろ、「ふんどし医者」で原節子と主役をしている映画の方がいいかもね。
イチロー、3000安打おめでとう。でも俺は節子や松井秀喜が好きだな。 「映画はやはり協同芸術だと云う事が分って一人で調子を合わせないのはいけないと云う事が分ったので、無理に皆さんと調子を合わせようとしてお喋りを始めました。
だけど今でも初対面の人なんかは苦手で逃げてばかり居るんです」(原節子「近代映画」1949年8月)
戦前は人見知りして、戦後になってだんだんと話すようになったみたいだ。 もし女優を続けていたら節子さんに寅さんのマドンナ役にと思ったが
最近のレスでミヤコ蝶々さんとタメ年と聞いて
たしか蝶々はん、寅さんの母親役を演じてたはず
あーそうなのか、寅さん開始時点で節子さんには母親役しか残ってなかったんだとガッカリ
まあ、個人的には永遠の老人役の菅井きんより年上なんだからそうとうだよな
また五十鈴姐さんとも3歳しか違わないのもそうとうよのー >>975
寅さんのマドンナになれる可能性は、京マチ子(原節子より学年では3つ下)が歳上のマドンナだったから、可能性はなきにしもあらず。
寅さんと節子は、8歳の差ただからできるよ。
寅さんとミヤコ蝶々も、8歳の違いだ。歳上のマドンナか。いいね。 あ、そうなんだ レスありがと
節子さんにマドンナの可能性はあったのね
今更ながら日本を象徴するような作品に名を刻んで欲しかったと思う
男はつらいよ、という誰もが女優の名前をイメージできた作品に
笠智衆も出てるし・・・
舞台はやはり鎌倉かな >>974
やっぱり節子はおもしろい。芸能界の異邦人やね。 原節子が、戦前に最も心を許した友人は結髪の中尾さかゑだった。彼女が映画界に入った頃は、相当怖いところだったらしいからね。
人嫌いの節子は、いつもそばに中尾がいたようだ。付き合いも、一生続き節子は葬儀に出ていることが分っている。 寅さんのマドンナになることに何のステータスもないじゃん もともと、山田洋次は原節子のことを尊敬していたから出る必要はなかったかもね。
むしろ、小津が長生きをしていたら、寅さんの映画をどうみていたか興味深い。
山田は後輩にあたるよね。 落ち着きと余裕、大人の恰幅といったものが小津の色だからね、山田とはまた土俵が違うよ。 寅さんの映画では、寅さんが笑いの中心だが、小津映画ではオヤジトリオとか、会話から生まれるイメージがある。
「晩春」での節子と月丘夢路の会話:「…あんたなんかにそんなこという資格はないわよ。出戻り」とか。
「麦秋」での節子と淡島千景との会話。秋田弁など。
やはり、ユーモアの質が違うよね。 小津も秋日和や小早川で少なからず動きのある喜劇にトライしてると思う 「原節子と小津安二郎が出会っていなければ、日本の映画史は、いや、世界の映画史は、「紀子三部作」を持つことがなかった。
その部分がぽっかりと空白になるのである。そう考えれば、二人の出会いは奇跡であったとしかいいようがない」(長部日出雄ー映画評論家) 「晩春」は、茶や能、寺院など日本文化が多いのは「新しき土」に似ている。
まあ、「新しき土」はファンクが撮った乱雑な日本文化の羅列だが。 小津の盟友であった山中貞雄が戦死せず戦後も映画を撮っていたら
「河内山宗俊」に続く原節子主演作が作られていただろう。惜しいな。 山中貞夫もそうだが、島津保次郎も戦後生きていれば、節子を撮っていたな。
神保町シアターの原節子特集には、必ず行こうと思う。 人間や世間への深く鋭い洞察から自ずと漂ってくるユーモアだよね、小津のは 巨匠といわれる映画作家の作品には必ずユーモアが備わっている。
そこまでいかない鬼才止まりの作家には往々にしてユーモアが乏しい。 小津の場合、脚本は1人で作ったものではないから相方の才能を感じる
それが小津だけだったら「童貞が女を語る」ような偏った作品になったかもしれん
まあ、絵空事みたいな作風だからそのまんまか
東京物語は良かったけどね 原節子の独演においては 小津は下劣な笑いだな人を蔑むような笑い その辺は好まない
また誰かを差別してるよって展開が多い 当時はふつうのことかもしれないけど、あまりよい気分はしない 下劣な人間には周りのことが下劣に見えてしまうのかもしれないな
僻みっぽい人間には差別でもなんでもないものが差別に見えてしまうんだろうし
そういうもんじゃない? 人間て いわゆる小津調は実はかなりの部分が野田調なんだと
誰かが言っていたが 小津、野田、笠智衆、佐田啓二と小津組は蓼科に別荘持ってる人多い。なぜか新藤兼人も。
他の映画関係者もいそう。 このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
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