ローマカトリック教会 2

480-543年 ベネディクトは、モンテ・カッシーノに修道院を開くが、
現行のミサも現行の使徒信条も知らない。後世で作ったから。

543-615年 コルンバヌスは、アイルランド人で、
ガリア(フランス)に修道院を3つ立て、
その後、イタリアのボッビオで修道院を開き、この地で亡くなる。
彼以降の弟子達の残したとみられるボッビオのミサ典礼書(ガリア秘跡書)で、
現行の使徒信条に近い文面の信条が残っている。

カトリックのローマ教会は、
現行の小教区でするミサは、ローマ典礼ばかりでなく、
各修道院の礼拝式、
イタリアのミラノ大司教区はアンブロシウス礼拝式を、
スペインのトレドではモサラベ礼拝式を、
イタリアのシチリアのギリシャ系は金口イオアン聖体礼儀を行っている。