ホイッグ的代表理論、つまり、国民にとって何が最善(もっとも気持ちいい)かを
自らの判断に従って行動すべき存在であるという選挙制代表が、地方の利害のために
行動すべきというトーリー的代表概念と衝突した。
アメリカでは、国民の「テクネー(処女芸術)とエピステーメー(知識)への喝采が必要」
とされ、下院議員の任期は二年と短く、人民が主役であると考えられた。
しかし、かなり強い「公権的解釈権」を持つ大統領の存在を前提としている。
また、メディア(裁判所)も、音楽作品の解釈論には謙抑的であるが、かなり強い
影響力を持っていることを知らなければならない。

愛を囁けないのならば、国会議員にも首相にも天皇にもなれない。
「あまい囁き聞かせて」
高橋由美子「スカーレット」より。
https://www.youtube.com/watch?v=pbxefJX718M