>>711
ラマナ・マハルシの教えの背景は、インドを代表する伝統的な流れであるシャンカラの不二一元論
(アドヴァイタ・ヴェーダーンータ哲学)にたどれるが、彼自身は何らかの思想を教えているという思いはなかった。
もともと17歳の時、宗教に関心があったわけでもなく、ヴェーダンタを学んだわけでもなく、悟りの体験があったのである。
そして17歳で出家をして、その体験を深め、それを求める人に従って説明する中で、伝統のアドバイタヴェーダンタに近いと
周囲の識者から教えられて、古代の聖典をラマナは学んで、それを使って人々に伝えたのである。
言うまでもなく宗教学者などが考えるように、彼に思想があったわけではない。
彼の残した言葉をあとから考証してみると思想があるかのように思えるだけである。


>悟りという概念さえ知らずに事故的にそうなってしまった という人もかなり多い

上にあるようにラマナマハリシがそうだね。