アンドロメダ銀河見聞録 2
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地球でお亡くなりになった方々が、アンドロメダ銀河で新しい生活を始めているという想定のSFです。
アンドロメダ銀河には地球で生存している方々は自由に往来が可能です。
ただし、お亡くなりになられた方々は、地球に帰還できないという設定です。 語尾が砂丘に染み込まれて行く水のような、表現をする。
詩に合わせた表現だとすれば、大した歌手と言う他ない。 天下無敵のプリンセス水森かおり殿下と聴き比べてみた。
かおり殿下も、語尾はシャンペンを砂丘に染み込ませたような表現だ。
巧者は同じ表現をするのか。 川野夏美さん、水森かおり殿下に並ぶには、後、一歩か。 天下無敵のプリンセス水森かおり殿下は、良く言えば、変幻自在、カメレオン。
悪く言えば(無理に悪く言う必要はないのだが、例えとして許してほしい)、こうもりである。
どんな歌も「私の持ち歌」にしてしてしまう。
それは、天下人都はるみ殿下のようである。
どんな瀕死の歌を投げつけても、医者のように新たな生命を吹き込み蘇生してしまう。 考古学者のようでもある。
化石になった歌を掘り起こし、遺伝子を解析して、新たな生命を吹き込み現代に蘇生する。 京マチ子さんがお亡くなりになりました。
歌手ではないのですが、個性のある女優さんでした。
ご冥福をお祈りします。
アンドロメダに来られると思います。 ハルがマーク大尉に呼ばれて、たくさんの封筒を受け取っている。
ハルがみんなに配り出した。
見てみると、「戦地手当」となっている。
1万アンドロメダドルのキャッシュカードが入っている。
マーク大尉は、祝儀としては出しにくいので、「こういう手当でお渡しさせてもらいます」、と言っている。
山海関を超えたら戦地手当が出るというのを父親から聞いたことがあった。
森光子さんが来て、「代表して、お礼を言ってきます」。
というので、私は、「ギャラのようなものだから、特別改まって礼はいらないでしょう、私からそれとなく言っておきます」。
森光子さん「でも、言って来る」。
と、言って、マーク大尉にお礼を言っている。
ガキ猫は、手当で馬頭星雲鯛を買ってくれとカササギに言っている。
カササギは分かったと言う。 回覧板が回って来た。
領収書代わりに格人にサインを求めるものだった。
はるみ殿下もサインをしている、上手いサインだ、慣れたものだ。
ガキ猫は、はるみ殿下のサインを褒めまくっている。
私のを見て、ぼろかすにこき下ろす。
ガキ猫の耳を引っ張ると、手を噛んできた。 天下人都はるみ殿下が生歌を歌うと言って、「アンコ椿は恋の花」をステージで歌う。
三佐もマーク大尉も大喜びで拍手している。
昔、地球にいるときに、このLP版やソノシート版を奪い合うように商店街のレコード店に殺到したものだ。
猫や犬までも並んでいた。
まさに、猫も杓子もだった。
それほど、はるみ殿下の「アンコ椿は恋の花」は衝撃的な歌謡曲だった。
唸り節、初めてだった。 ソノシート版は、雑誌の綴じ込み付録になっているものもあった。
45回転版(ドーナツ版)レコードの薄い、曲がるようなものでした。
友人の中には、はるみ殿下の実物大の写真を現像して、青いインクで染めたものを作っていたのを思い出す。
私も一枚もらって、壁に貼っていた。 大島のアンコ姿をしたはるみ殿下の写真だった。
もちろん、カラーではない。 続いて、天下無敵のプリンセス水森かおり殿下が「上海の花売り娘」を歌ってくれる。
霧の夕べも 小雨の宵も
港上海花売り娘
良くこんなに唄えるものだ。
「元歌を超えることは出来ない」と言った研究家もいたが。
とんでもない誤解だ、いや異説だ。
生まれる前の歌をこんなに唄えるものか、元歌をを遥かに凌駕している。
あり得ないような歌唱力と言うのかな。
ドレスを着たAI歌手と言った感じだ。
彼女は本当に生身の人間だろうか? 以前、握手させてもらっときは、確かに地球人だった。 プリンセス天功のように変幻自在、水森かおり、不思議な歌手である。 うん、うん!
由紀乃坊! 正気かー!
「あばれ太鼓」!
ウサギの歌だけじゃなくて、ワンコの歌も歌えるのか!?
パワーがあるのか、高域をダイナミックに膨らませて前にしっかり押し出している。
玄界灘の海風を肌に感じたぞ。
見事だ、今まで隠していたな。 高性能な仕掛け花火が炸裂して行く。
真夏の光景が、勇壮な山車の竹竿が揺れて行く。
想像と現実を掻き立てる。
ここまで出来るのか、見直したぞ、由紀乃坊! 舞台所作も、しっかりわきまえている。
観客を驚かせるところは、信長のようである。
由紀乃坊、見直しぞ。 そういえば、キムヨンジャさんの舞台所作もすばらしい。
共演者への心配りが良く出来ている。
歌うときは、腕を振り回して、体育会系のようだけど。
一日に何曲も歌うときには身体が持たないような気もするが。 由紀乃坊ー!
「雪恋華」
一体全体どうなっているんだー!
超絶ホームランじゃないかー!
それに、とんでもない美人になっているじゃないかー!
アンドロメダ演歌連盟の許可は取ったんだろうなー! 夕食が終わって、カラオケ大会になった。
ガキ猫が「大阪しぐれ」を歌う。
完全に狂い猫だ。
身の程知らず、バカ、間抜け、空気を読めない。
アスペルガー、自閉症、統合失調症、演劇性人格障害。
良くこれで、歌うものだ、と言うか、人に聴かせるものだ。
天下人都はるみ殿下は、さすがに慣れているのかサラッとした顔で聴いている。
爆笑したいけどできないらしい。
私は、下を向いて爆笑を噛み殺している。 もう、完全に「大阪しくじり」になっている。
ハルやカササギは公然と呆れ顔だ。 脚色だらけ、デタラメでトンチンカン、かってに変曲して、元歌はのカケラもない。
ダメダメ ダメの「大阪しくじり」でした。 呆れたことに、ガキ猫は、「ドヤ顔」をしている。
一体どんな神経というか、どんな音楽の世界に住んでいるのだろうか。
猫は、猫の歌い方があるんだと威張っている。 元歌の歌手、天下人都はるみ殿下のいる前で「大阪しぐれ」を「大阪しくじり」にして歌って、恬として恥じないのだから。
さの、神経ははいかほどのものだろうか?
地球猫でも恥いるはずだ。
宇宙猫だからだろうか? 次に歌う人がいない。
私は、カササギに歌うように言った。
カササギは「 カササギは「霧笛が俺を呼んでいる」を歌う。
赤木圭一郎さんの歌だ。
こんな歌を掘り起こしたものだ。
映画にもなった。もちろん見た。
霧の波止場に帰ってきたが
待っていたのは 悲しいうわさ
カササギは、それなりトレースしている。
いかんせん、プロとアマチュアの段差は超えることはできない。
ま、こんなもんか、ガキ猫よりは遥かに正常だ。
まだ、歌いだす人がいない。
ガキ猫のショックが大きすぎたのが?
私、ハルに言って、椎名佐千子さんに「北陸新湊」をお願いして来いと言った。
椎名佐千子さんは、快諾してくれているようだ。 昔は、当たり前だったんだよね。
終戦後の神戸の警察署を彼らも一緒になって三国人の襲撃から守ったこともあったんです。
興行には彼らの協力が必要な時代だったんです。
今は、表には出られなくなっようです。
私が、若かった頃は、共存共栄の時代だったんです。
暴力団が今ほど極悪でなかった。
交通違反で有名人が「三平デース」といえば違反を許された時代。
ある意味のどかで、「そうしていられた」のでしょう。古き良き時代、と、逆に言うことも、「有り」です。
今では絶対に考えられないことですけど。 神戸の組長が一日に警察署長になった時代。
そんな事も「有り」だった、のんびりした時代でした。 椎名佐千子さんが「北陸新湊」を歌ってくれました。
「漁火街道」のB面だそうです。
B面というのは、おまけというか、付けなければレコードにならないようなものだったんですね。
これが、A面に劣らず良いのです。
歌い方は岡田しのぶさんのような感じです。
作曲者が同じかな。
椎名佐千子さんの感じからして、こんな含むような声が出てくるのには、少し驚きですね。
今の演歌の流行の歌い方ですかね。
顔からはとても想像出来ない歌唱(失礼)。
もう何十年も歌ってきた超ベテランの感じがする。
高域がサラッと分解されない、そこが何ともたまらない。
含みを持たせているというのかな。
「漁火街道」よりも、私は好きだな。
色気、艶は「漁火街道」よりもあるような気がする。
先が楽しみな大型演歌歌手である。
「乞うご期待」、と言うか、すでに期待して良いと言うべきだろう。 続いて、亜矢坊「ふたりの人生行路」。
私は、向かいの真屋順子さんの方を見ひた。
ガキ猫が真屋さんに抱かれて手を降っている。
これが亜矢坊か?
全く別人だ、彼女の方を見なければ、歌手が誰なのか全く分からない。
「俵星玄蕃」とは別人だ。
彼女も「変幻自在、カメレオン歌手だ」。
天下無敵のプリンセス水森かおり殿下と同じだ。
「霧の摩周湖」を歌った時と同じ感じか。 向かいの真屋順子さんの膝に乗っている、ガキ猫が呆れたことを言い放った。
「わいの歌は、天下人都はるみ殿下が拍手してくれたんだ」と言っている。
呆れたものだ、やっぱ、頭がどうかしている。
拍手するのは当たり前だ。
全く、空気の読めないアホ猫だ。 久しぶりに鏡を見たら、頭が剥げてユル・ブリンナーになっている。
「あしやからの飛行」「刑事コジャック」「荒野の七人」か。
向かいのガキ猫が笑う。
毛を半分やろうかと行っている。
私はハルに頼んで、ガキ猫に聞こえるように、「鯛の刺身を持ってきてくれ」と言った。
しばらくして、ハルが鯛の刺身を持って来た。
ガキ猫は、本気にしていなかったんだろう、真屋順子さんの膝からガバッと飛びのいて、テーブルを横断してこちらにも飛んで来る。
正に猫なで声で、「それ、残るよね、食べたいよーん!」。
私は、ガキ猫の頭の毛を引っ張ってやった。
噛み付くことはなかった。
橋で3切れほど別皿に盛った、たちまち岬で食べてしまった。
真屋順子さんや天下人都はるみ殿下も大笑いであった。 ガキ猫は厚かましくも、亜矢坊の席に行って、「もういっぺん歌って」とリクエストしている。
亜矢坊もこのガキ猫をファンと勘違いしたのか、「分かりました」と言った。
「釜山港へ帰れ」を熱唱してくれる。
歌のスーパーマシーン、島津亜矢。
天下人都はるみ殿下に太刀打ち出来る数少ない名歌手。 七変幻、カメレオン炸裂だ。
以外と、落ち着きと深みが漂う。
心地よい艶と弾力を解き放つ。
達人の快刀は冴えて、見通しは遥かに先を見せてくれる。 亜矢坊再び勘違いをしたのか、続けて歌う。
ガキ猫はギャラを払えるのだろうか?
「白虎隊」、亜矢坊得意の演歌だ。
本領を発揮する。
お千代さんと同じで、含みを持たさないで全てオープンにして発声するように感じる。
スッキリ伸ばすところは天下無敵のプリンセス水森かおり殿下のようでもある。
ガキ猫はギャラを払うのかと思ったら、亜矢坊の膝に座って食べ物を要求している。
どうやら、看板猫、マスコットキャットになっているらしい。 なかなかお開きにならない。
ガキ猫は兼高かおる局長に近寄って何やら話をしている。
天下無敵のプリンセス水森かおり殿下は眠たそうにしている。
天下人都はるみ殿下は、まだやる気満々だ。
私は眠くなって来た。
ガキ猫が寄って来て、朝まで飲むと言っている。
はて、地球の猫にアルコールは厳禁、即死につながるのだが、馬頭星雲の猫はアルコール耐性はあるのだろうか?
私は、ガキ猫に、「アルコール耐性はあるのか?」。
ガキ猫「当たり前だ、いくらでもま飲めるよ」と言い放った。
呆れたものだ。
兼高かおる局長が、「眠たい人は、帰って寝て下さい」と言う。
観音様大月みやこ殿下や天下無敵のプリンセス水森かおり殿下は帰って行く。
ガキ猫は目を爛々と輝かせて、何か獲物を狙っているようだ。 早速、中田喜子さんにガキ猫が飛びついた。
中田さんが飲んでいるビールをもらおうと、紙コップを持って行って差し出している。
中田さんは、ガキ猫の持った紙コップにビールを注いでいる。
ガキ猫は、中田さんが美人だと褒め称えている。
敢えて言わなくても分かりきったことを褒めまくっている。
私には特に意識していないようだ。
岡田しのぶさんが「おんな海峡物語」を熱唱する。
聞けば聴くほど、また聴きたくなる。
ベテランの域には達している。
ガキ猫は、しのぶさんの前で踊って見せる。 ガキ猫はバックダンサーではなく、フロントダンサーになっている。
岡田しのぶさんが席に戻ると、後をついてきてまたビールを飲ませてもらっている。
皿の料理ももらう。
公水女将が「新宿海峡」。
静かに聴かせる歌だ、いわゆるソフト、マイルド。
ネオン海峡新宿は
スッキリ絡み、おとなしい、中域が厚く高域にはキラキラするような色気が載っている。
女心を上手く表現出来ている(当たり前か)。
ガキ猫は公水女将の前でも踊って、フロントダンサーをやっている。
ガキ猫は公水女将にも飛び付いて行くはずだ。 女王石川さゆり殿下「津軽海峡冬景色」。
デジタル迷彩服のままで歌う。
もう、言うことは無い。
ガキ猫はフロントダンサーをやっている。
カササギが、「女王は着物の時は、帯留めを斜めに締めているけど意味があるのかな」。
私「うーん、そうだな、演歌歌手だから、自己主張かな、自分独特の雰囲気を見せないとダメだろう」。
「粋だよな」。
あれだけの大御所になると自分の個性を試したくなるのだよ。
カササギ「天下人都はるみ殿下は帯留めは必ず真っ直ぐ水平に締めてるよ」。
私「それも、自己主張さ」。
「寿美坊なんか、着物と洋服を合体させたのを着てたよ」。
「芸能人だから、自分を目立たせないといけないだろう」。
芸名を目立たせるために、とんでもない芸名を付けたりするんだよ。 女王石川さゆり殿下、「紫綬褒章」受章!
おめでとうございます。 アンドロメダに帰ったら、さゆり殿下と観音様大月みやこ殿下の祝賀パーティーを開催しなければならない。
カササギは、亜矢坊に布施明さんの「霧の摩周湖」をリクエストした。
布施明さんが、私より上手いと感心しながら聴いていた。
この歌を詰まらないで歌うのは難しい。
亜矢坊の歌唱テクニカルとメンタルには驚くほかない。
一曲の中に至高の芸術作品を作りあげる。
お嬢や天下人都はるみ殿下と十分に太刀打ちできるだろう。
部分的にではあるが、お嬢、はるみ殿下を超えている。
亜矢坊が日本一と言った演歌研究家が多くいたのも頷ける。
高域のコントロールも秀逸だ、これ見よがしなシャリンとしたところがない。
声にエネルギーがあり過ぎるのか、音楽に合わせて別人の声が出て来る。
何人かが交代で歌っているかのような錯覚を聴衆に与える。
カササギもガキ猫も、仰天している。
ハルは亜矢坊にサインをもらいに走って行った。
ガキ猫も私の摩周湖持っていた扇子を持って飛んで行く。 寿美坊も亜矢坊も童顔の美少女である。
性格美人でもある。
顔も似ている、姉妹ということにさせてもらおう。
日本演歌界と安泰であると、確信が持てた。 冬美坊、やっぱり「あばれ太鼓」だ。
このお方も、なかなか手強い。
節の変わり目で、枯れた、かすれたような声を出す。
しかも、そこで声を震わせる。
これが彼女の武器だろう。
はるみ節ならず、冬美節である。
声の伸びに独特のあでやかさがあって、かおり殿下のように高域の透明感は無いが、その代わり、声の重なりというか、かすれたノイズが聴く者の心を揺する。
たまらなく心地よい。
もう、一人々が生きた楽器のようである。 夕凪娘が「東京ブルース」。
不思議なのだ、彼女がこんなに歌いこなすことができるのが。
ベクトルはかなり違うはずだ。
西田佐知子さんが45回転LP版で超大ヒットさせた歌。
当時、350円ぐらいだったと思う。
ジャケットに着物姿で写っていたと思う。
あまりの美人なもので、部屋の壁にジャケットを貼っていた。
真空管アンプを作って、オーディオやアマチュア無線、写真の趣味に 浸かり切っていた頃です。
ベトナム戦争や学園戦争の時代でした。
こんな渋い歌を歌えるのが不思議な気がする。
結構、難しい歌です。
西田佐知子さんのような大人の歌い方ではなくて、少女が歌っている感じがする。
顔と同じで、サラッとした風合いでも魅力的な色が感じ取れる。
私が思っていたよりも、彼女は遥かにレベルが高いと言うことだろう。
素人とプロの違いと言うほかない。
平凡だと思っていたが、私の勘違いであったようだ。 天下人都はるみ殿下「おんなの海峡」。
時空を超えて異世界にきてしまった感覚だ。
帰り道は分かるだろうか。 観音様大月みやこ殿下「白い海峡」。
やはり、私を異次元の世界へと誘う。
演歌の守護神松原のぶえ殿下「おんなの出船」。
もう、茫然自失の状態だ。
ガキ猫は口から泡を吹いている。 夕凪娘「大川流し」。
可憐に歌う。
「宇治川哀歌」、心に染みる、渋い。
何で、こんなに存在感があるのだ。 「かおりちゃん良いね、かおりちゃん良いね」と吉幾三さんが言っていた。
私もそう思う、憎めない小娘だ。
香西かおり
「飛びつきたくなる」、ガキ猫やカササギがそう言っている。
私もそう思う。 藤圭子さんが「霧の摩周湖」。
亜矢坊と一騎打ちの感じか、、、、、。
どちらが歌っていても、超大ホームランになっていだだろう。
こう言うのを「甲乙つけがたい」と言うのだろう。
名歌手はみな、聴く者をその歌手の世界に引き込んでしまう。
哀愁、慕情か?
この魅力は何だろう?
色気か?
何が、聴く者、こう惹きつけるのだろう?
持ち歌以上に上手く、綺麗に歌い上げる。
プロデューサーの選曲ミスだったのだろうか?
藤圭子、巨大過ぎて、圧倒されるのではなく、どこにいるのだろう、探し回りたくなる感じか?
分からない何と言えば、表現すれば良いのだろうか。
「はしご酒」「浅草しぐれ」のような、彼女に合った歌でなかったのが良かったのか?
新しい、藤圭子の魅力は、まだまだ有りますと言っているようだ。 居眠りしていたら、朝になっている。
7時10分だった。
朝風呂に行く、誰も入っていなかった。
8時過ぎにロビーに戻ると、岡田しのぶさん、椎名佐千子さん、天下無敵のプリンセス水森かおりさん、夕凪娘、寿美坊、公水女将がいる。
ハルもカササギも居る。
皆で、食堂に行く、みんな来ている。
天下人都はるみ殿下と観音様大月みやこ殿下の間に座った。
向かいは、中田喜子さんと真屋順子さんだ。
そして、女王石川さゆり殿下が居る。
ハルとカササギは都はるみ殿下の隣だ。
公水女将と椎名佐千子さんも斜め向かいに座った。
椎名佐千子さんの隣にあの天下無敵のプリンセス水森かおり殿下が座る。
水田竜子さん、兼高かおる局長と、美人ばかりに囲まれてあり得ない、夢の世界のようだ。 岡田しのぶさんのような名歌手が、日の目を見ないようでは日本の演歌界にとって大きな痛手になるように思う。
アメリカのように個性を認めて行かなければ、日本演歌界は行き詰まるだろう。
日本の農耕社会はどうしても個性を刈り取ってしまう。
時代は変わって行くべきだ。
牢名主社会と決別すべき時に来ている。
アメリカのように、自由と個性を発揮できる社会にして行かなければならないだろう。 そして、美輪明宏さんは、「自由の裏には責任が付いている」と言っている。
その通りだと思う。
三島由紀夫さんの思想の影響を受けているように思う。 森光子さんと演歌の守護神松原のぶえ殿下もこちらを見ている。
森光子さん、ガキ猫を抱いている。
最高の叙勲を受けた大女優に抱かれている。
ガキ猫は手を振って何か言っているようだ。
明日、ここからアンドロメダに帰る。 食堂の立体スクリーンに、はるみ殿下の「おんなの海峡」を公水女将が歌う。
美人顔に見とれてしまうが、歌は顔に劣らず美人だ。
癖のない歌い方だ、上品過ぎる。
言い換えれば、歌にコクがあるとも言える。
品格のある歌い方をするお方だ。
美人過ぎて、よく分からない。
これだけの美人なら、ファンとしては、顔を見に行けば良いのか、歌なのか、舞台所作を見に行くのかよく分らなくなるものだろう。
どこに惚れてファンになろうと、ファンの勝ってではある。 夕凪娘「酒のやど」。
伊達に年季は重ねていない。
以外と帯域が広い、奥行きがあり繊細である。
舞踏家の師匠なだけに、舞台所作は抜群だ。
女優であり、舞踏家であり、名歌手である。
決まっている、余裕がある。
人気が落ちないはずだ。 冬美坊「祝い酒」。
まだ和歌山の田舎顔が取れていない、20代の頃か?
しかし、歌は田舎とはほど遠い、洗練された見事な歌唱だ。
危うく顔に騙されそうになっていた。
今のような芸能界に君臨する、洗練された品格のある顔ではなかった時代の歌だ。 誰でも、デビューの頃は、田舎顔だった。
寿美坊でも、デビューの頃は田舎顔全開だった。
ウーパールーパーが歌手になったのかと思ったものだ。
ところが、今はどうだ。 天下無敵のプリンセス水森かおり殿下座長公演が終わって九州へ。
寿美坊、、、、、。 寿美坊
NHKのど自慢 高知県南国市 1919.05.26
「恋は一色」 友人が言うには、天下無敵のプリンセス水森かおり殿下のファンになったのは、静電気に感電したような髪の毛が気に入ってファンになったのだそうだ。
どんなきっかけで、どこが気に入ってファンになるか分かったものじゃない。
演歌板を見ると、とんでもない理由でファンになっている人もいる。
これでは、歌手もたまったものではない。
ま、私でしたら、公水女将や由紀乃坊、岡田しのぶさんあたりだと、顔ばかり見ていて、なんの歌を歌っていたか分からなかったということになるのだろう。
もちろん、ファンによって歌手は異なるだろう。
天下無敵のプリンセス水森かおり殿下なんかも顔だけ見ていても楽しいものだ。
顔にも詩を完全に表現しているから。 兼高かおる局長が、「野外ライブコンサートをやります」と言った。
すごいスタミナだな。
広場に出て見ると、業務ロボットがパイプやぐらでステージを組んでいる。
私は、アンプの音を調べてみた。
エコーがかかりすぎだ、それと電源が貧弱だ。
弱電関係のAIに調整するように指示した.
スピーカーとマイクも、オーディオ用にに変えてもらう。
みんなやる気満々だ。
アンドロメダに帰ったら、統合作戦本部にギャラの請求をしっかりしてやる。
もちろん、戦地加算を付けてね。
戦地加算は、通常のギャラの2倍だな。
ステージは整ったようだ。
基地の隊員が大勢集まっている。 うーん、門倉有希さん、女優さんに変身しているじゃないか! 公水女将「涙の連絡線」。
天下人都はるみ殿下の先入観を持たないで聴いてみた。
少し、フラットな感じもあるが、詩の表現力、説得力はある。
かぜの便りを 待てという
鳥肌が立つと言うのかな。
これだけ攻めきれば文句はないだろう。
サラッとした感じだが、輪郭の強弱はしっかりと付いている。
若い時では、これほど歌えなかったと思う。
プロ歌手のキャリアは伊達ではない見本のような歌唱、表現力だ。 舞台所作、振り付け、顔での表現力も出来過ぎの感がある。
ここでは、美人度は勘案しなかった。
美人度を入れると、120点満点オーパーか。 持ち歌も聴いてみた。
やはり緊張感はかなり違った。
天下人都はるみ殿下の「涙の連絡船」では、緊張するなと言う方が無理があるのだろう。 島津悦子さんで「この世の花」。
島津悦子さん、顔がまろやかになっている。
どう頑張ってもお千代さんの世界に入るのは不可能だろうと思った。
しかし、島津悦子さん、お千代さんの世界に足を踏み入れている。
2次双曲線の漸近線と言うのかな、お千代さんにかなり接近している。
お千代さんをトレースするのは、並みの実力ではないぞ。
ここまでくれば、キャリアだけではない気がするのだが。
お千代さんもびっくりしているだろう。
みどり坊も歌っている。
みどり坊の世界で歌っている。
しかし、新しい「この世の花」だと思って聴けば、悪くはない。
若さかな、まろやかさは無い、こういう歌い方もあると思えばハイ上がりな力強さはメリハリとなって理解出来る。 森昌子さんも歌っている。
どちらかと言えば、島津悦子さの方が似ているような気がする。
しかし、天才昌子は一筋縄では行かない。
声が似ていないと言うことだろうか。 藤あや子さんだ。
緊張を解くために、歌う前に大きく息を吐いている。
これ、本当に藤あや子さん?
影武者、あっ、違った。
日本演歌界の閾値も高くなったものだ。
美人歌手と言うだけでは飽き足らないらしい。
全域に掛けて、固まった艶を感じさせる。
いわゆるコクのある歌い方である。
お千代さんも大満足のようである。 伍代夏子さんと藤あや子さんは、日本演歌歌手の代表的な美人歌手というだけで十分だと思うのだが。
藤あや子さん「むらさき雨情」。
やはり、美人歌手という看板だけでは満足出来ないらしい。
作詞作曲も手掛けるのか。
今までは、美人歌手というだけで、見過ごしてきたけれど。
恐ろしく、歌の基礎が出来上がっている。
そんなところが気づかれずに、美人度だけに注目されたのは損であっただろうか。 伍代夏子さんと藤あや子さん、椎名佐千子さんや大島しのぶさんのような派手さが無かった。
実力があるのに、目立たない。
プロデューサーも冒険を好まなかった?
うーん、立ち入りすぎたか。 「漁火街道」と椎名佐千子さんの顔が絶対に結び付かないのだが。
大島しのぶさんなら十分に分かる。
ダイナミックレンジとパワーがどうしても、あの顔から想像不可能である。
一体どうなっているんだろう。 歌と顔が結び付かない歌手は他にもいる。
あの童顔がどうして、こんなに歌えるのだ?
ということはある。
寿美坊、亜矢坊はその典型か。 反対に、歌と顔が完全にマッチングが取れているのが誰だと思いますか? 天下無敵のプリンセス水森かおり殿下である。
どんな歌でも自分の持ち歌にしてしまう、あの達人、天才歌手である。 観音様大月みやこ殿下の名曲、「夜の雪」を聴いて、一息入れよう。 そうだ、天下無敵のプリンセス水森かおり殿下にも苦手な歌があったように思う。
もちろん、私の勝手な思い過ごしかもしれないとを断っておく。
「大阪しぐれ」である。
彼女の対象とする歌の中でも特にベクトルが異なる。
この歌は天下人都はるみ殿下にしか歌えないように量子暗号が組み込まれているようだ。
はるみ殿下はその解読に成功している。
一つぐらい苦手な歌があった方が「人間の証明」にはなると思うのだが。
天下無敵のプリンセス水森かおり殿下、何も心配することはない。
貴女の透明な歌唱力は、遥か未来を見通せている。 カササギ、「もう何回も言っている」。
ハル「そうだ、そうだ」。 中村美律子さん、亜矢坊と歌謡浪曲をやっている。
達人対達人の火花散る一本勝負か。
亜矢坊は浪曲師か?
うん!美津子殿下もか?
亜矢坊!歌はもういい、浪曲師で食っていけるぞ。
美津子殿下も、歌と浪曲を合体させていながら、いささかの歪みも無い。
亜矢坊の男衣装も決まっている。
泣かずに涙声が出るものか?
本当に泣いているのか分からない。
ベテラン同士の「瞼の母」は、圧巻だ!
次に、美津子殿下の娘役も役者顔負けだ。
中村美律子殿下を三枚下ろしに掛けてみるか。 美津子殿下「大阪しぐれ」か。
しかも、はるみ殿下の前で歌うか。
量子暗号をほとんど解読しているようだ。
はるみ殿下の興奮ぶりがそれを示している。
美津子殿下、子供のようになっている。
大阪という街の風行きは、大変良く出ている。
「叙情歌」のように歌う。
中村美律子という名前は伊達ではないようだ。 「壺阪情話」
美津子殿下、浪曲師か?
面倒くさい浪曲と歌をこれだけ噛み合わせることが出来れば、もう何も言うことはないように思えるが。 中村美律子、これほどの名歌手、大歌手であったとは。
勉強不足であった。恥ずかしい。 股旅ものとか、浪曲を題にした歌、浪曲の入った歌が多い。
歌とせりふにかけては、日本一か。
亜矢坊もか、浪曲か。
仁義、義理、矜持、誇り、日本武士道を掘り起こす。
唯一の歌手か。
日本人の忘れていた矜持を振るい起こさせる。
演歌の女王か。 大げさに浪花節を唸るだけの歌手かと思っていたのだが。
当てが外れたというべきだ。
彼女の歌唱には義侠心も、正義も感じ取ることが出来る。
性格もそのようだ。
日本武士道復活の為に益々頑張って欲しいものだ。
中村美律子殿下。 観音様大月みやこ殿下の「女・・・さすらい」が聞こえてきた。 「刃傷松の廊下」、中村美律子殿下。
味がある、深い、亜矢坊とは、また違った良さがある。
うーん、中村美律子に惚れる。 もし、日本が戦勝国で、アメリカが敗戦国になっていたら。
日本がアメリカに変わっただけだ。
反米、敗戦国アメリカから金を奪い取る。
それだけのことだ。 中村美律子殿下を天下人都はるみ殿下が絶賛するのが良く分かる。
なるほど、そうか。
あっ、いや、そう意味ではない。 孫正義か、偉大すぎて、言葉にも出来ない。
反日はどうなっているのだろう?
私は、日本人ではあるのだが。 インターネットの幕開けにアメリカに橋頭堡を築く。
何度も大勝負を仕掛けて行く。
韓国人にこんな大勝負ご出来るとは思わなかった。
ヤフーを探し当てる。
ヤフージャパンだ。
毎週1兆円づつ個人資産が増えて行く。
持ち株だ。
金はどうでも良い、他人に喜んでもらいたい。
ネットパルプ崩壊。
最後の大勝負、ブロードバンドに進出。
日本人も顔負けする、度胸だ。 競合相手に漁夫の利を与えても問題ない。
日本人の思考の外にいる。
孫正義。
西郷隆盛か。 レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。