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多変数函数論
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0001132人目の素数さん
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2022/08/23(火) 02:08:05.59ID:9k5NInJU
多変数函数論(多変数複素解析学)について語りましょう。
0101132人目の素数さん
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2022/08/30(火) 08:47:39.60ID:kRAZZZ+Q
>>100
例えばどんな主張が目障りですか?
0102132人目の素数さん
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2022/08/30(火) 12:17:35.04ID:xmpCUdxM
最近は数学と何の関わりもない憂国烈士様までアゲアゲしてるしな
0103132人目の素数さん
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2022/08/30(火) 12:23:50.94ID:UQ0phbRg
岡の論文の日本語訳集というようなものはないのでしょうか?
フランス語はだいたい英語に似てるけれども、あやふやに
読んで居るうちに0.8の理解の冪乗を重ねていくと、結局
誤解・理解不能になってしまうし、だいたい眠たくなってしまう。
あるいは完全な日本語訳がなければ完全な英語訳でも良い。
0104132人目の素数さん
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2022/08/30(火) 12:45:15.42ID:zv0MG8Nx
>>103
英訳があるのはご存知?
Henri CartanのCommentaireがついていて面白い。
0105132人目の素数さん
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2022/08/30(火) 13:04:39.48ID:XDHQvvVN
>>100
ありがちな話だな
日本人は偉人を利用して他人を叩くからな
0106132人目の素数さん
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2022/08/30(火) 14:09:05.00ID:zv0MG8Nx
岡の後はまったく見るべき成果がないとか
0107132人目の素数さん
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2022/08/30(火) 17:36:23.96ID:zv0MG8Nx
>>105
偉人を利用して偉人を叩くなら全く問題ない
0108132人目の素数さん
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2022/08/30(火) 21:25:27.24ID:kRAZZZ+Q
>>103
英訳にはRemmertのVorwortもついている
0109132人目の素数さん
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2022/08/31(水) 13:37:10.20ID:wQL2i5Js
英訳本には広中先生による揮毫もある
0110132人目の素数さん
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2022/08/31(水) 18:38:42.95ID:IgYKuUtA
「人間の建設」は人気が衰えないようで驚きだ
駅の書店のおすすめ文庫コーナーにまだあった
0111132人目の素数さん
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2022/09/03(土) 00:25:42.52ID:M9raHWgM
正則領域の例を教えて下さい。
0112132人目の素数さん
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2022/09/03(土) 07:49:48.68ID:8NDdILGV
多重円板や開球
より一般には凸領域
0113132人目の素数さん
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2022/09/03(土) 09:34:29.46ID:1mdmiBYJ
>英訳があるのはご存知?

知らないです。出版社、タイトル、著者、発行年などをPlease。
0114132人目の素数さん
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2022/09/03(土) 09:38:10.59ID:8NDdILGV
Collected Papers Hardcover – September 1, 1984
English Edition by Kiyoshi Oka
0115132人目の素数さん
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2022/09/03(土) 09:40:16.17ID:Ja0wNjCx
Oka, Kiyoshi Collected papers.
Translated from the French by Raghavan Narasimhan.
With commentaries by Henri Cartan.
Edited by Reinhold Remmert. Reprint of the 1984 edition [MR0754337].
Springer Collected Works in Mathematics.
Springer, Heidelberg, 2014. xiv+223 pp.
0116132人目の素数さん
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2022/09/03(土) 14:28:03.77ID:qBEYrPgv
Cartan, Narasimhan, Remmertの順だったかな
亡くなったのは
0117132人目の素数さん
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2022/09/03(土) 15:14:46.10ID:B/7FszXs
>>122
証明というか、拡張できない正則関数の例を教えて下さい。
0118132人目の素数さん
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2022/09/03(土) 15:47:37.83ID:fnonQUqG
1/(z-1)は単位円板上で正則で、z=1を越えては拡張できない。
これは自明としてよいだろう。
このことから
単位円板のどの境界点pに対しても、
単位円板上の正則関数でpを越えて解析接続できないものがあることも
自明としてよいだろう。
すると
1/(z-1)をC^2内の二重円板上の正則関数と思うことさえできれば
二重円板が正則領域であることも自明ではないか?
0120132人目の素数さん
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2022/09/03(土) 16:23:52.80ID:fnonQUqG
>>119
>>1/(z-1) が拡張できない?
「z=1を越えては拡張できない。」と書いてある。
目は確か?
0121132人目の素数さん
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2022/09/03(土) 16:40:45.85ID:fnonQUqG
というか、「気は確か?」と書いた方がよかったかな。
0122132人目の素数さん
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2022/09/03(土) 18:37:09.32ID:fnonQUqG
あああそうか
「z=1を越えて拡張できる」の意味が分からなかったわけだ。
言葉の使い方としては
単位円板D上で正則な関数fが
z=1を越えて拡張できるとは
z=1の近傍UとU上で正則な関数gがあって
U\capD上でf=gとなることを言う。
0123132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/03(土) 21:33:16.62ID:8NDdILGV
凸領域が正則領域である理由も同様で
領域に含まれない任意の点pに対し
pを含み領域と交わりを持たない
複素超平面が存在するからである。
0124132人目の素数さん
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2022/09/03(土) 22:31:17.85ID:M9raHWgM
ハルトーグスの拡張定理によれば、1/(1-z) を|w-1|=1で積分するとz=1
を超えて正則になるのでは?

∫_{|w_2-1|=1}}∫_{|w_1-1|=1} 1/{(1-z_1)(w_1-z_1)(w_2-z_2)}dw_1dw_2

は(z_1,z_2)の正則関数では?
0125132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/03(土) 22:38:43.28ID:M9raHWgM
つまり、コーシーの積分公式をくりかいして、

f(z_1, z_2)=(2πi)^(-1)∫_{|w_1-1|=1} f(w_1, z_2)/(w_1- z_1) dw_1

= (2πi)^(-2)∫_{|w_2-1|=1}∫_{|w_1-1|=1} f(w_1, w_2)/(w_1- z_1)(w_2- z_2) dw_1 dw_2
0126132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/04(日) 07:53:17.84ID:34Dqbaoo
積分の式を書く時には
積分路上の交通事故に注意
0127132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/04(日) 17:06:04.89ID:Ey4+8erX
>>118-120
1次元は任意の開集合が正則領域になるが、
2次元以上では正則領域にならないような開集合がある。

例えば凸で無い集合はなぜ正則領域ではないか、直接的な反例が作れますか?
0128132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/04(日) 17:45:05.42ID:EPWkwA/m
C^2-{(0,0)}
0129132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/04(日) 19:18:57.41ID:EPWkwA/m
>>127
>>例えば凸で無い集合はなぜ正則領域ではないか、
凸領域が正則領域だからと言って
凸でなければなぜ正則領域でないかなどという
血迷った質問をしないように

おそらく
「凸でない領域はなぜ正則領域とは限らないか」
の書き間違いだろうが、日常生活でも
こんな間違いをしていると
良いことはないよ。
0130132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 09:18:55.57ID:RYy03OiT
多変数(2以上とする)の関数の問題で、

変数の個数が特別の場合にだけ、例外的なことが
あるというような話はないのかな?トポロジー
などでは空間の次元などでそういうことがあったりも
するようだけれども。
0131132人目の素数さん
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2022/09/05(月) 10:55:26.71ID:6Xu19v0K
>>130
解析ではそのようなことはない
特別なPDEに次元の制限が付くことはあるが、それは方程式の形による制限で
空間次元の性質ではない
0132132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 11:40:24.02ID:sL3eW9cs
>>130
シュタイン多様体の埋め込み問題では
1次元が未解決で2次元以上は解決済み
0133132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 13:14:49.13ID:6Xu19v0K
多変数関数論の意味のある未解決問題ってどんな問題がある?
0134132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 13:21:51.91ID:8x2F1zwY
C^n上の分岐正則域の特徴づけ(岡潔の問題F)
0135132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 13:36:16.16ID:8x2F1zwY
これよりは見込みがあると思われる
P.A.Griffithsの予想

C^nの開集合の解析的な(相対)閉部分集合Xが
局所的にSteinなら
XはSteinか
0136132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 13:42:24.00ID:8x2F1zwY
有名なアバンダンス予想や藤田予想も
複素幾何の重要な未解決問題だが
多変数複素解析の問題と言ってよい
0137132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 13:46:19.10ID:8x2F1zwY
コンパクトなケーラー多様体の
ケーラー的解析族における
多重種数の変形不変性も
有名な未解決問題。
代数多様体の場合には多変数関数論の手法で
解決されたので
ここが突破できれば多変数関数論の
新たなブレイクスルーとなる。
解決できれば
ブレイクスルー賞くらいはもらえるかもしれない。
0138132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 14:19:25.55ID:6Xu19v0K
残された問題は難しいのばかりですね。

今は特異点のある場合の研究が多いですかね。

ところで、Gromov がやったシンプレクティック多様体への概正則曲線のように
正則性を落とした(概正則構造の)研究ってありますか?
0139132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 14:40:14.90ID:8x2F1zwY
概複素構造で積分可能でないものの
条件を付きの変形が
力学系的な視点から研究されているのを
セミナーで聞いたことはあるが
理解はしていない
0140132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 14:43:03.62ID:8x2F1zwY
>>138
>>今は特異点のある場合の研究が多いですかね。
MMPを中心とした研究はそうだね。
特異点そのものの研究は難しい
0141132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 14:55:29.66ID:8x2F1zwY
>>138
難しいといっても
多重種数の変形不変性は
代数的な場合は解けたわけだし
方法も最初は解析だったけど
すぐに川又先生が代数的な証明を見つけたわけだから
一般の場合も解けてしまえばあっけないのかもしれない

多様体の場合の結果を特異点の種類によって小出しに結果を出しても
論文は書けるかもしれないが
本質的な進展を遂げたことになるかどうか。
0142132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 15:04:49.63ID:8x2F1zwY
>>138
そういう興味からであれば
今度女性研究者たちの集まりで
McDuffさんが話されるから
聴いてみられると面白いかもしれない
0143132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 15:59:44.00ID:8x2F1zwY
>>138
>>今は特異点のある場合の研究が多いですかね。

特異点のあるシュタイン空間上では
領域のシュタイン性が局所シュタイン性によって
特徴づけられるかどうかは未解決。
Griffithsの予想と似ているが
こちらは特異点集合の次元が0である場合には解けている
(by Andreotti and Narasimhan)
0144132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 16:14:34.61ID:8x2F1zwY
特異点がキーワードだと
やや萎える感じがあるが
漸近解析だと意外に多くの新しい方向がある。
0145132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 16:25:14.05ID:8x2F1zwY
YauがTianの学位論文で示唆した方向がその一つだった。
最近でもpseudonorm projectとか言っていろんな進展があるようだ。
0146132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 16:41:58.77ID:BdecrnBe
最近のFinskiの仕事など、Demaillyのcomplex Morse theoryの
方法を古典的なスペクトル解析とからめて
おもしろい方向に広げている
0147132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 16:51:27.43ID:BdecrnBe
Xiajun Wuの
Chern classes of coherent sheaf and Bogomolov inequality

去年シンガポールの集会で聞いたBismutたちの仕事とは独立らしい
立派なものだと思う
0148132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 16:54:31.89ID:BdecrnBe
訂正
Xiajun ---> Xiaojun
0149132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 17:00:41.66ID:BdecrnBe
Wuの話は日本・中国・韓国共同の若手研究会での講演
そこでは特異点がある場合はどうかという質問が
時々出た。
0150132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 17:56:32.41ID:91FHf+wb
>>138
>>今は特異点のある場合の研究が多いですかね。

ちょっと前の話になるが
対称有界領域の商空間上の公式に関連して
特異点のある空間の交叉コホモロジー群が
盛んに研究された。
Cheeger Goresky-MacPherson予想というのがあったが
これも未解決。
0153132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 22:16:19.44ID:kzo5anec
特異点ではないけど、Demaillyは退化するエルミート計量を扱っている。
0154132人目の素数さん
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2022/09/05(月) 22:33:04.28ID:Wi63uRLw
>>153
確かに学位論文では退化するエルミート計量を
扱ったが有名なのは特異エルミート計量で
これは特異性を許した計量
特異エルミート計量と退化エルミート計量は
区別するべき
0155132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 23:02:49.77ID:kzo5anec
>>154
特異エルミート計量と退化エルミート計量って何が違うの?
「正定値性が崩れる点がある」という意味で使ったのだが
0156132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 23:07:00.27ID:Wi63uRLw
|z|^2はz=0で退化する退化エルミート計量
|z|^{-2}はz=0で特異性を持つ特異エルミート計量
区別すべきなのは当然
0157132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/05(月) 23:33:17.07ID:kzo5anec
>>156
なるほど、ごもっともです。
0158132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/06(火) 08:39:26.71ID:qK15tmqe
ゼロ点と極を混同するのと一緒
0159132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/06(火) 09:41:23.49ID:qK15tmqe
Mittag-Lefflerの部分分数分解はわかっても
Weierstrassの乗積定理はわからないというのと一緒
0160132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/06(火) 09:57:12.59ID:qK15tmqe
おそらく、そういう誤解は138の
>>残された問題は難しいのばかりですね。
と根は一緒
0161132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/06(火) 11:37:13.58ID:rMyYIi6v
多変数関数論の未解決問題をブレイクスルーするための
強力な武器はどの辺にあるのでしょうか?
0162132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/06(火) 12:38:12.36ID:qK15tmqe
昔セミナーでそれに似た質問をしたら
先生がフランスでの講演で
一つの予想を述べられたとき
「解く方法は?」と質問されて困ったと
言われ、
「それは山に今から登ろうかというとき
鎖はついていますかと聞くようなものだ」
と答えられた。
その答えを聞いて「バカなことは聞くな」と言われたように感じたし
「方法がないのなら勉強しても仕方がない」
と思って、そっちの方面はおいておくことにした。
しかし多変数複素解析全体は結構広かったので
食べていくくらいのことはできた。
0163132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/06(火) 14:47:44.00ID:rMyYIi6v
>>162
なんだかとても恥ずかしい質問をしてしまいました。
申し訳ありませんでした。
0164132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/06(火) 14:56:08.29ID:jnsT6y6D
>>163
全然かまわない。
0165132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/07(水) 18:25:18.96ID:BRUSm2Nz
変なジジイが一人イキってるなw
0167132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/08(木) 12:10:37.46ID:NY5FPsWR
イキるだけの材料と元気を持っている者を
爺呼ばわりは失礼
0168132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/08(木) 16:18:52.37ID:YMGNOqlh
多変数関数論やるのに、岡やカルタン流をやるかヘルマンダー流の解析をやるか、どちらが良いのだろうか?
0169132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/08(木) 17:38:44.66ID:NY5FPsWR
ハルトークス流やポアンカレ流もあるだろうし
E.M.Stein流やFefferman流もあるし
Grauert流やSiu流
そしてDemailly流もある
ほかにもたとえば
野口流とかFornaess-Sibony流とか
まあその二通りというのは少なくとも
トレンディーではなかろう
0170132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/08(木) 17:41:16.64ID:NY5FPsWR
ポイントは解析の分野で
特に複素解析的な嗜好を満足させることのできる
問題を探すことだ
0171132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/09(金) 12:17:21.95ID:QTDOl4Tv
>>168
>>多変数関数論やるのに、岡やカルタン流をやるかヘルマンダー流の解析をやる
>>か、どちらが良いのだろうか?
その二つが入り口だったのは1965年。
今から57年も前。
この二つがあるので
多変数関数論の勉強を富士登山に例える先生もいた。
0172132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/09(金) 15:06:38.39ID:D/BMh/4x
でも入口(最初に読む本)は今でも変わらないと思うけど。
野口先生の本とかあるけど、野口先生の本は岡流。
大沢先生はヘルマンダー流って感じで、大まかに分けられる。
0173132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/09(金) 19:10:38.46ID:QTDOl4Tv
カルタンの定理Bが多変数関数論のすべてのように言う人たちがいる。
そういう立場からすれば確かに
岡・カルタンの方法とヘルマンダーの方法があるわけで
野口は前者、大沢は後者と分けられる。
しかし、ちょっと見方を変えると
ハルトークスの仕事はワイエルシュトラスの
「多変数においてはすべての領域が正則領域」
という誤った主張への反例から始まったわけで
Fornaess-StensonesのPrinceton講義録に沿って反例を片端から勉強していくのも
立派な勉強法ではないか。
ちなみに、Fornaess自身は今世紀に入ってから
北京でL2理論の講義録を残していて
わかりやすいので評判が良い。
日本の院生でこれを読んで修論を書いた人を知っている。
0174132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/10(土) 10:39:33.24ID:ZxMKgNdd
今週は
OberwolfachとBochumで研究集会があった。
Complex Geometryが二派以上に分かれて
活動している印象がある。
多変数函数論はもはや富士山ではなくなった。
0175132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/11(日) 18:22:58.17ID:fhrkfoYL
カルタンの定理BへのL2理論的アプローチを最初にやったのは
AndreottiとVesentiniの1962年の論文だが
ヘルマンダーは完成度が高く使いやすいので
みんなヘルマンダーの方法と言うようになった。
0176132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/11(日) 18:47:59.53ID:fhrkfoYL
AndreottiとVesentiniの方法は
小平理論がもとになっているので
小平の消滅定理が載っている
小林昭七の「複素幾何」あたりも
多変数関数論の入門としてはよいだろう。
0177132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/11(日) 19:24:03.49ID:3xeLKqY0
野口潤次郎 「岡理論新入門: 多変数関数論の基礎」 裳華房 (2021年)

↑これですが,証明は丁寧ですか?
0178132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/11(日) 21:27:08.01ID:fhrkfoYL
>>177
読んだことがないので「丁寧なんだろうなあ」としか言えないが
ネットで読めるところだけ読んだ印象では
著者の宣伝文句の「Weierstrass preparationもL2 estimateも使わない」
というのが誰に向けた言葉なのだろうかと思う。
両方とも知っていて岡理論を勉強したことがない人は
そんなにいないと思われるから、著者としては岡理論を一通り勉強した人に
「こんなに簡単に説明できることがあるんだぞ、エッヘン」
と自慢したかったからこの本を書いたのであろうと思われる。
だから初心者にはお勧めできない。
0179132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/11(日) 21:34:46.28ID:3xeLKqY0
>>178

ありがとうございました.

初心者にはスタンダードな本のほうがいいということですね.

結局,無理しているわけですよね.
0180132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/11(日) 22:01:00.53ID:77XM8HVh
>>178
自分のように多変数関数論が専門じゃない人の需要がうある。
代数幾何をやっている人が多変数関数論を勉強したい人には、
丁度いいんじゃないかな。代数の人はL2評価とかは嫌がるよね。

逆に自分のような解析屋からすると、逆にL2評価ゴリ押しの
ヘルマンダー流の本の方が理解しやすい。
こっちは、連接層のコホモロジー系列とかいややから。
0181132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/11(日) 22:02:51.19ID:77XM8HVh
ただ、今までの野口先生の本と何が違うのかは、見てみないと分からない。
0182132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/11(日) 22:04:49.28ID:77XM8HVh
>>174
現地で参加されてるのですか?
0183132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/12(月) 08:35:34.77ID:DJ/LIsBc
>>182
現地で参加していた人からのメール
日本からの参加者は約3名
0184132人目の素数さん
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2022/09/13(火) 13:29:10.45ID:VBGGxmqo
C^nの領域の場合、ケーラー計量で考えているから、
ケーラー多様体への拡張、一般化等幾何への発展はどのくらいおこなわれていますか?

カルタンの定理と小平の消滅定理など非常に似ているようにみえますが、
両者の関係性はありますか?
0185132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/13(火) 18:02:31.10ID:Rg6YEcFm
>>184
岡理論はc^n上なので
ユークリッド計量を用いたが
CP^n上でFubini-Study計量を用いて
同様の結果を得たのが武内
武内以前に岡理論が正則領域の完備ケーラー性を言っていると
指摘したのがGrauertの学位論文
これを踏まえて小平の消滅定理を
完備ケーラー多様体上へと一般化し,
岡・カルタン理論を小平理論の非コンパクト版として
再構成したのがAndreottiとVesentini。
Andreotti-Vesentiniの方法(またはH\“ormanderの方法)で
代数幾何や微分幾何の多くの重要な問題が解かれた。
0186132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/13(火) 21:02:42.91ID:VBGGxmqo
>>185
ご解答ありがとうございます
やはり、小平の消滅定理が岡・カルタンの定理Bと結びついて、
さらに完備ケーラー多様体へと一般化されたんですね。

カルタンの定理Bは代数幾何的にスキーム理論へ一般化されたので、
やはり重要な定理というのは、様々は方向へ発展していくようですね。
0187132人目の素数さん
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2022/09/15(木) 13:19:25.32ID:8VygdYBS
>>185
> 武内以前に岡理論が正則領域の完備ケーラー性を言っていると
>指摘したのがGrauertの学位論文

正則領域が完備ケーラーとなる様なケーラー計量が存在するという意味か?

C^nの計量では、領域は完備になるとは限らない
0188132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/15(木) 20:34:16.06ID:962SgsRb
>>187
>>正則領域が完備ケーラーとなる様なケーラー計量が存在するという意味か?
正則領域は完備ケーラー計量を持つという意味
もう少し詳しく言うと
岡は1942年の論文で、正則領域の内部で境界までのユークリッド距離を測った関数を
d(z)とすれば、-log d(z)は多重劣調和性を持つことを発見した。
Grauertは1956年の論文で、この関数を用いれば任意の正則領域上に
完備なケーラー計量が作れることを示した。
0189132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/15(木) 21:05:06.78ID:8VygdYBS
>>188
ご丁寧にどうもありがとうございます。
多重劣調和関数が取れると、それから作られる計量が正曲率になって、
小平の消滅定理と同様にして、カルタンの定理Bが得られるという感じでしょうか。

このような、多変数関数論を微分幾何的に論じている本はどの様な物がありますか?
0190132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/15(木) 21:09:21.77ID:8VygdYBS
>>189
ここで書いた計量は、空間のケーラー計量ではなく、
自明直線束のエルミート計量です(小平の消滅定理の、正な直線束になる)。
0192132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/16(金) 07:22:44.13ID:D1VcxCtE
>>189

>>多重劣調和関数が取れると、それから作られる計量が正曲率になって、
>>小平の消滅定理と同様にしてカルタンの定理Bが得られるという感じでしょうか。

正確には、正則領域X上では-log d(z)を基にして、滑らかな関数で近似したり|z|^2を足したりして、強多重列調和なexhaustion function f(z)を作ります。e^{f(z)}のLevi形式が完備なケーラー計量になります。
e{-f(z)}は自明直線束のエルミート計量になり、その曲率形式は
f(z)のLevi形式で、正です。これを踏まえると、
Xが強多重劣調和関数でexhaustされる複素多様体ならば
任意の正則直線束は正になり、小平消滅定理と同様の方法で
正則ベクトル束に対するカルタンの定理Bが得られます。
この方法で小平理論と岡・カルタン理論を統一的な視点で論じることができます。191のリストの中では中野の本がそれを実行しています。
0193132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/16(金) 07:36:42.12ID:+huY61rD
多変数関数論をやるとなると、
コホモロジー理論とかイデアルとかが
良く理解できてないとだめなんでしょ?
1変数の場合に比べて多変数なりの道具立てが要りますよね?
0195132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/16(金) 16:13:57.32ID:WFN9ASnK
>>191
凄いね、結構出ているんだね
ただ、グラウエルト・レンメルトのシュタイン多様体(シュプリンガー)の和訳本が無い
0196132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/16(金) 16:15:25.67ID:WFN9ASnK
岡潔の全集の和訳が欲しいな
0197132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/16(金) 16:18:38.15ID:WFN9ASnK
>>193
層のコホモロジーで多変数関数論から脱落するのはよくある話
自分も最初は層が全く分からなくて脱落した。
1変数のノリで解析をやるんだと思っていたら、代数の議論(それも道具の準備)で萎えた
0198132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/17(土) 02:41:08.89ID:gLGYJRJa
>>195
グラウエルト・レンメルトのCoherent Analytic Sheavesもない
このリストには未掲載だが他にも大切なSCVの洋書は色々とある
0199132人目の素数さん
垢版 |
2022/09/17(土) 10:24:27.21ID:7lgiBypo
Krantzの本は初心者向きなのでよく読まれている。
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