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米連続殺人犯「ゾディアック・キラー」の暗号、50年以上経て解読

12/12(土) 14:59配信AFP=時事【翻訳編集】 AFPBB News【AFP=時事】
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c7f12327aee3917de8a6df1e2022c3e046507e1

暗号解読マニアのチームが11日、50年以上前に米連続殺人犯「ゾディアック・キラー(Zodiac Killer)」から送られた暗号メッセージの一つを解読することに成功したと発表した。
1960年代後半に米カリフォルニア州北部を恐怖に陥れたゾディアック・キラーの身元は、今なお特定されていない。

「340暗号文」と称されるこのメッセージは、1969年11月にゾディアック・キラーが米紙サンフランシスコ・クロニクル(San Francisco Chronicle)に送ってきたとみられるもので、340の暗号や記号が17行にわたって並べられている。
ゾディアック・キラーは、1968年と69年に少なくとも5人を殺害。
だが計37人を殺害したと主張しており、他の連続殺人犯らに影響を与えた。

米ウェブデザイナーのデービッド・オランチャク(David Oranchak)氏(46)は、2006年にゾディアック・キラーが送ってきたとされる複雑な暗号の解読を開始。
さまざまなコンピュータープログラムを駆使し、解読作業に取り組んできた。

オランチャク氏はサンフランシスコ・クロニクル紙に対し、解読に当たってオーストラリアの数学者、サム・ブレイク(Sam Blake)氏と、ベルギーの記号論理学者、イアール・バンアイケ(Jarl Van Eykcke)氏の協力を得たと語っている。
事件の捜査を担当する連邦捜査局(FBI)は同紙に対し、この解読を認めている。