統語と意味との区別をつけるところからですかね

普通の日本語とかの言語では、文法的には正しいけど何言ってるかよくわからんみたいなことがありますよね

言語には、記号の並べ方が規則通りかという面と、その意味は何かという二つの側面があるわけです

形式論理も同じです

論理式を作る際にどのようなものが論理式になれて、また論理式をいじる操作としてはどのようなものがあるのか、という統語的な側面

できた(閉)論理式の真偽はどうなっているのか、という意味的な側面

ここで大事なのは、統語的な側面は誰にとっても不変的ですが、論理式の意味、すなわち論理式の真偽というのは人によって変わるということです

各論理式に真偽を当てはめる規則がモデルですね

車は左側通行である
日本では真の命題ですが、アメリカでは違いますね
モデルが違えば、真偽は変わるというわけですね