>>557 補足

<時枝記事について2>
1.時枝で、最初の1列のあるD’番目の箱中の数が、時枝の手法で、「確率99/100で、箱の中の数がrD' 」になるとされたとする
2.ところが、>>557に書いたように、D’番目の箱からみると、この箱は独立で、周りの箱とは無関係
 この箱の周りに箱を1つ増やして、増やした箱の中の数を見たところで無意味
 数学的帰納法ふうに言えば、順次箱を増やして、無限大にして箱の中を覗いたところで、やはり無意味
3.箱にサイコロの目{1,2,3,4,5,6}を入れれば、確率1/6で、箱をいくら増やしても、「確率99/100で、箱の中の数がrD'」にはならない
  同様に、コイントスの{0,1}を入れれば確率1/2で、「確率99/100」なんてアホかいな
4.また、別の反例で、D’番目の箱の数で、他の箱の数はそのままとすると
 時枝氏の手法では、D’番目の箱は未開封のままで、作業を進めて、「確率99/100で、箱の中の数がrD' 」になるとするのだから
 これは、D’番目の箱以外の他の箱の数はそのままとすると、同じ結論になる
 ところが、出題者としては、「確率99/100で、箱の中の数がrD'」となっても
 サイコロの目{1,2,3,4,5,6}を入れるとして、1の場合も,2の場合も,3の場合も,4の場合も,5の場合も,6の場合もある。
 どれが入っても良い。これは、「確率99/100で、箱の中の数がrD'」と明らかに矛盾である

なお、これは、時枝不成立の説明である
同じ話は、関数論の反例で示している(下記)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む73
スレ73 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1563282025/156-
スレ73 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1563282025/162-

理屈は同じである
(^^;