>>121 補足

<時枝記事について>
1.時枝記事は、可算無限長の数列を、例えば100列に並べ変えて
  ある列のD番目の箱が、確率99/100(列数を増やすと確率1−ε)で的中できるという
2.しかしながら、100列をビデオの逆回しのように、もとの1列に戻すと
  ある列のD番目の箱が、1列ではD’番目になったとして
  D’番目の中の数が、他の箱と独立なら、他の箱の数をいくら覗いたところで
  D’番目の中の数の的中確率は変わらない(下記”独立”の定義ご参照)
3.つまり、D’番目の中の数として、サイコロの目を入れれば、確率1/6
  コイントスの{0,1}を入れれば、確率1/2
  独立の定義から、他の箱がどうであれ、確率1/6や確率1/2は不変
4.ところで、時枝記事で可算無限長の数列→有限長のの数列にすれば、不成立は全員同意している
 (∵ 時枝記事の数列しっぽの同値類は、最後尾の箱で決まってしまうので、決定番号の大小比較の確率が無意味になるから)
5.また、可算無限長の数列→N ∪ ωでコンパクト化した可算無限長の数列を考えても同様
 (∵ 有限と同様に、時枝記事の数列しっぽの同値類は、最後尾の箱で決まってしまうので、決定番号の大小比較の確率が無意味になるから)
6.こう考えると、上記3の”独立の定義から、他の箱がどうであれ、確率1/6や確率1/2は不変”が納得しやすいだろうと説明した
 (時枝の可算無限長の数列では、しっぽの同値類の決定番号のトリックを見破ることが難しくなっているだけで、”数学としては不成立”が納得しやすいだろうということ)
  この説明と証明を混同するサルがいる(>>532な(^^; )(数学的な証明は3で終わっている)

(参考)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8B%AC%E7%AB%8B_(%E7%A2%BA%E7%8E%87%E8%AB%96)
独立 (確率論)
(抜粋)
2つの事象が独立といった場合は、片方の事象が起きたことが分かっても、もう片方の事象の起きる確率が変化しないことを意味する。
2つの確率変数が独立といった場合は、片方の変数の値が分かっても、もう片方の変数の確率分布が変化しないことを意味する[1]。