>>440
個人的には、宇宙の取り換えについての記述がバズワードに近いレベルで誤魔化されてる印象を受けます
尤も考えてみたらわからないことはありません。Anabelioidの理論にヒントがあるのですが、
問題なのは当時のSSにもそれが理解されているのか怪しい事です
例えば、その宇宙の理論がモデル理論から見て注意を惹く内容なのかといえば疑わしい
ある種の遠アーベル幾何学的な群のスイッチとかいうのは一応具体的なものなんで、これを双曲と非双曲、
双有理と非双有理、ネーター環と非ネーター環みたいに明確で大きい対象の区別の話とラベルにまつわる文脈で
ごちゃ混ぜにしているように見えるのが不可解です。勿論関連性はあるんですが、はっきり宇宙の議論を
やったら否定されるという後ろめたさがあるのか、と邪推せざるをえない

充満多重同型が本当に必要なのかという点は、それもa matter of tasteだと思います
理論の意図に照らして見れば、ひとまずその表現を受け入れても良い
尤も、仮に受け入れてもショルツ氏からしたらやはりa matter of tasteになるし
実際はただの解析的な写像があって非自明な、virtualな宇宙への埋め込みなど存在しないということになります