>>455
でな、おっちゃん

本来、時枝の対象は可算無限個の箱の数当てだ
だから、対象は、有限でなく、R^N (可算無限次元の実ベクトル空間)

でな、R^N (R:実数、N:自然数で、可算無限次元の実ベクトル空間) のしっぽの同値類を考えて、決定番号を考える
決定番号は、自然数N全体だから、これも可算無限

この可算無限の大小を考える・・・

分り易く、二人の人A,Bが、ゲームとして、自然数Nの任意の数で、大きな数を入力した方が、勝ちとする
A,B二人の勝率は各1/2だが、ルールとして、賞金は勝者に10億円で、数字は10進キーボードから時間無制限で入力するとして、これ終わらないでしょ(賞金が勝者に10億円なら負けられないから)

つまり、キーボード入力として1秒1数字入力できるとすると、1分で60、1時間で3600、1日で3600x24・・・
で、99999999・・・・・と、相手より一桁でも多く入力できれば、それで大きな数をインプットできるから、いかに長くキーボードを打つかの時間勝負。相手もキーボード打っているから、勝つためには絶対にやめられない

ことほどさように、無限というのは・・、常識では「A,B二人の勝率は各1/2」だが、実は無限の時間を与えたら、無勝負という結論になる(勝負の決着は、宇宙の寿命より長くなる)
時枝は、無限のパラドックスを、十分考えないといけないんだ

その話は、時枝記事中でも、非可測集合のパラドックスとして、ちょっと触れているだろう?
(なお、”非可測集合のパラドックス”は、私見だが本質ではないと思っているのだが)

そこらが理解できないと、時枝記事の意味する無限の奥深さは、理解できないだろうねー
そこらの面白さが、>>437-440のPDFとか関連URLを読むと、よくわかるよ(^^

で、時枝は、確率過程論とかランダム現象の理論に反しているという、数理科学の常識も持てよ(^^