いま人類が抱えている問題に対して、人口削減では対応できないのではないか?

既に変化している地球環境に対して、人口を削減したところで
人間の力の及ぶ範囲が狭くなるだけであろう

今年もラニーニョ現象、海水温が高いとされる海域は以前であれば
極地域からの海流で冷やされていた海域のように思える
ここ数年の異常気象の裏では熱塩循環海流が弱っている可能性が高い

既に多くの原発温排水等で直接的に海水が温められており
この状況に対策する方法についても、多くの人の知恵と協力が必要になるだろう

同時に、発展途上国が経済的に上向いてくるにしたがって出生率は下がり
人口増加率にも歯止めがかかりつつある

その一方で科学はどんどん専門化し難しくなっており
より早く科学技術を前へ進めたいのであれば、より多くの科学者、技術者と
それらを支える自由な社会が必要となる

エネルギー源の移行(化石燃料から自然エネルギーへの移行)が進めば
お金の流れが変わり、権力も移行していくことになる
この過程で、独裁的な権力者が出て、社会が閉塞的になった場合も科学の進歩は止まるだろう
※個人的には再エネにはバイオ燃料が含まれるため反対

地球は超長期的(1000万年単位)では寒冷化していくだろう
ただし、今後の数百年程度は人類の活動により温暖化、気候変動がつづくことが見込まれる
気候を制御する技術、生態系についてのより詳細な知識は今後も必要と思われる

人類の次の大きな変化が宇宙への進出に関わるものだとすると、その技術は
移動にかかる時間あるいはエネルギーを大幅に改善するものかもしれない