何年前だっただろうか?地上波の深夜に放映されていた「十七歳よさようなら」。
年末年始の深夜帯の放映だったと思う。
カトリーヌ・スパークがものすごく若くて、年上のオッサンに夢中になって
処女を捧げてしまう。そして夜遅くこっそり家に帰ってくると、
同室でまだ起きていた幼い弟は、いままでとは変わって大人の女性になってしまった姉と
顔を合わせようとはしない。
演出はアルベルト・ラットゥアーダで、ジャクリーヌ・ササールのデビュー作「芽生え」の
監督でもあり、こうした題材が得意な?監督なのかもしれない。
そういえば同じ時期に同じ時間帯でジャクリーヌ・ササール主演の「三月生まれ」も放映していた。
ヨーロッパ映画の女優がアイドル的な人気を博した時代はソフィー・マルソーあたりが最後だろうか。