それと開業して成功するという事は、時勢に乗るという事。
時勢に乗るというのは、主に運にゆだねる事が多い。
その時代の粋な職業を見つけるのは、ほぼ運。
だが、運を引き寄せるのは本人次第。
次に何が来るか分かれば、その仕事を選ぶだろうし、落ち目の職業は避けるだろう。

経営者というのは時勢に乗っている時は、自分の能力だと威張るが、
時勢から外れると、それが運だったと気が付く。

実は、世の中、一個人が到達できる能力などたかが知れていて、
浮き沈みの中、たまたま浮上して富裕層に入る者もいれば、富裕層から解脱して中低へ落ちる者もいる。

起業家で、努力、才能を歌う人は、一発屋ですぐに沈む可能性のある人。
運と努力を歌う人は、一度沈んで2度目に浮上した熟練者。
さらに上になると開業するなど無駄だと言う。
無駄。
そこにはいくつかの意味がある。
それが理解できるのは60歳くらいになってだろうね。
人間、年を取ると見える光景がある。
社会、人、愛などな。

たぶん、皆若いから、ちょっと年上の粋がっているヤンチャな兄さんの影響が濃いようだが、
その辺はすぐに沈む、引きずり込まれないように気を付けてな。