凛「ほ、ほうれん草?」

真姫「誰が野菜の話をしてるのよ。ファーレンハイト!この間話したでしょ?」

穂乃果「ドイツのお菓子の人だ!」

海未「華氏、ですね。温度計を作った…」

花陽「あれ、でもその華氏さんの誕生日が温度計の日だったはずじゃ…」

にこ「なんで誕生日が二回あるのよ?」

絵里「ほら、ユリウス暦とグレゴリオ暦ってあるじゃない?」

雪穂「えーと、確か今の暦がグレゴリオ暦?」

ことり「うん。温度計の日のほうはユリウス暦でのファーレンハイトの誕生日ってことみたい」

希「グレゴリオ暦では今日なんやね」

亜里沙「今日もバウムクーヘンですか?」

穂乃果「ぐるぐるの断面ならあれがあるじゃん。伊達巻!」

凛「おせちに入ってるあれのこと?」

絵里「お正月でもないのに伊達巻って…もしかして」

海未「ええ。今日は伊達巻の日です。五城楼の独眼竜、伊達藤次郎政宗が亡くなった日といわれています」

ことえりありりんまき「へー」

穂乃果「輪切りにした伊達巻で右目を隠せば独眼竜♪」

絵里「食べ物で遊ばないの。…っていうか、伊達巻は和菓子?」

穂乃果「えーと…甘い物だけど和菓子ではないような」

雪穂「あれは玉子焼きの一種じゃないかな?寿司屋の玉子焼きには魚介のすり身が入ってたりするし」

花陽「練り物のカテゴリだよね。かまぼこのメーカーが伊達巻も作ってるし」

海未「はんぺんを伊達巻の材料に使うこともありますね」

えりありりん「へー」