行き先は未来

静岡「君、煙草を吸わなくなったね」
高橋「だから、やめたくなったらやめるって前にも言ったじゃない。別にやめたからと言え、今の喫煙を避難もしないと」
静岡「嫌な物は嫌と」
高橋「嫌って言うか、どうでもよくなる。好きの反対は嫌いではなく無関心である。とするならば、そうかもしれない」
静岡「なら、好き嫌いってなんやと思う?」
高橋「それを意識してるかどうかでしょ?食べ物なら、これは食べたくないって。どうでもよくなるなら、嫌いかどうか、好きかも知らないままかもしれない」
静岡「じゃあ、楽しく生きればいいと」
高橋「いいんじゃないですか。楽しく生きれた方が、如何なる時もいい。哀しみもまた人生とするならば、それは楽しんでますよ」
静岡「悲劇でもいいと」
高橋「どうなんだろうね?僕だって解らない事はあるわけじゃないですか。山程。解らないから知りたくなるって前にも言いまして」
静岡「せやな」
高橋「楽しく生きてる人に惹かれますよ。愚痴はあるかもしれないけど、そこは楽しく生きてる人だと愚痴ではないと思うよ。変な事を言う人がいる。では何が変か。それは賛同されない嫉妬です。いくら重ねても共感のないものです」